JPH0810196A - 集塵用吸引ノズル - Google Patents
集塵用吸引ノズルInfo
- Publication number
- JPH0810196A JPH0810196A JP14775394A JP14775394A JPH0810196A JP H0810196 A JPH0810196 A JP H0810196A JP 14775394 A JP14775394 A JP 14775394A JP 14775394 A JP14775394 A JP 14775394A JP H0810196 A JPH0810196 A JP H0810196A
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- JP
- Japan
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- suction
- nozzle
- cleaning surface
- dust
- suction nozzle
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単な構成で、移動方向に関係なく吸引力が
強く、清掃効果の高い集塵用吸引ノズルを提供するこ
と。 【構成】 電動送風機等の吸引力を利用して清掃面上の
塵等を吸引する装置に使用される集塵用吸引ノズルにお
いて、塵等を吸引するための清掃面に向いた開口を有す
る吸込室と、該吸込室の内部で清掃面に当接するように
設けられ、吸引ノズルの進退動作に連動して吸込室内で
自由に移動することにより、吸込室への空気の流れを吸
引ノズルの進行方向前方のみに制限する中部材とを有す
ることを特徴とする。
強く、清掃効果の高い集塵用吸引ノズルを提供するこ
と。 【構成】 電動送風機等の吸引力を利用して清掃面上の
塵等を吸引する装置に使用される集塵用吸引ノズルにお
いて、塵等を吸引するための清掃面に向いた開口を有す
る吸込室と、該吸込室の内部で清掃面に当接するように
設けられ、吸引ノズルの進退動作に連動して吸込室内で
自由に移動することにより、吸込室への空気の流れを吸
引ノズルの進行方向前方のみに制限する中部材とを有す
ることを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床、壁等の清掃に用い
る集塵用吸引ノズルに関するもので、特に清掃ロボット
など電動送風機の電源にバッテリを使用し、消費電力に
制限のある装置に用いて有用なものである。
る集塵用吸引ノズルに関するもので、特に清掃ロボット
など電動送風機の電源にバッテリを使用し、消費電力に
制限のある装置に用いて有用なものである。
【0002】
【従来の技術】従来の清掃ロボット用吸引ノズルは、そ
れ自身で吸引力を強くする構成が取られていないため、
ある所望の吸引力を得るためには電動送風機の出力を上
げることに頼らざるを得ず、清掃ロボット(特に自律移
動型のもの)等ではバッテリ駆動のものが多いために、
その電力消費の早さ(多さ)が問題になっている。
れ自身で吸引力を強くする構成が取られていないため、
ある所望の吸引力を得るためには電動送風機の出力を上
げることに頼らざるを得ず、清掃ロボット(特に自律移
動型のもの)等ではバッテリ駆動のものが多いために、
その電力消費の早さ(多さ)が問題になっている。
【0003】この問題を解決するために、吸引ノズル自
体に吸引力を強くするような構成を持たせ電動送風機の
負担を軽くする必要がある。
体に吸引力を強くするような構成を持たせ電動送風機の
負担を軽くする必要がある。
【0004】吸引ノズル自体で吸引力を強くする方法と
しては、一般の掃除機用吸引ノズルで実用されているよ
うに吸引口の進行方向後側に遮へい板を設け、後方から
の空気の流れを遮断し、前方からの流れを倍化すること
によって吸引力を強くする方法があるが、この方法を清
掃ロボットに応用すると、前方へ移動する場合は大きな
効果が得られるのに対して後方へ移動する場合に遮へい
板によってゴミを押してしまい吸引できないという欠点
がある。
しては、一般の掃除機用吸引ノズルで実用されているよ
うに吸引口の進行方向後側に遮へい板を設け、後方から
の空気の流れを遮断し、前方からの流れを倍化すること
によって吸引力を強くする方法があるが、この方法を清
掃ロボットに応用すると、前方へ移動する場合は大きな
効果が得られるのに対して後方へ移動する場合に遮へい
板によってゴミを押してしまい吸引できないという欠点
がある。
【0005】この欠点の解決策として、特公昭55−4
1780号公報に示されるように、吸引口前後に設けら
れたロ−ラ−がノズルの移動方向によってそれぞれ互い
違いに上下することでノズル本体を移動方向によって逆
向きに傾け、それによって吸引口前後に設けられた遮へ
い板のうち、常に移動方向に対して吸引口の後ろ側の遮
へい板のみを清掃面に当接させ、空気の流れを移動方向
の前方からのみとして吸引力を強くする方法が提案され
ている。
1780号公報に示されるように、吸引口前後に設けら
れたロ−ラ−がノズルの移動方向によってそれぞれ互い
違いに上下することでノズル本体を移動方向によって逆
向きに傾け、それによって吸引口前後に設けられた遮へ
い板のうち、常に移動方向に対して吸引口の後ろ側の遮
へい板のみを清掃面に当接させ、空気の流れを移動方向
の前方からのみとして吸引力を強くする方法が提案され
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した技
術を清掃ロボットに応用すると、ノズル本体が移動方向
によって逆向きに傾いてしまうため、ノズルとロボット
本体との接続部にその傾きを許容するための余計な機構
が必要となってしまうという問題があった。
術を清掃ロボットに応用すると、ノズル本体が移動方向
によって逆向きに傾いてしまうため、ノズルとロボット
本体との接続部にその傾きを許容するための余計な機構
が必要となってしまうという問題があった。
【0007】本発明の目的は、簡単な構成で、移動方向
に関係なく吸引力が強く、清掃効果の高い集塵用吸引ノ
ズルを提供することにある。
に関係なく吸引力が強く、清掃効果の高い集塵用吸引ノ
ズルを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の集塵用吸引ノズルは、電動送風機等の吸引
力を利用して清掃面上の塵等を吸引する装置に使用され
る集塵用吸引ノズルにおいて、塵等を吸引するための清
掃面に向いた開口を有する吸込室と、該吸込室の内部で
清掃面に当接するように設けられ、吸引ノズルの進退動
作に連動して吸込室内で自由に移動することにより、吸
込室への空気の流れを吸引ノズルの進行方向前方のみに
制限する中部材とを有することを特徴とする。
に、本発明の集塵用吸引ノズルは、電動送風機等の吸引
力を利用して清掃面上の塵等を吸引する装置に使用され
る集塵用吸引ノズルにおいて、塵等を吸引するための清
掃面に向いた開口を有する吸込室と、該吸込室の内部で
清掃面に当接するように設けられ、吸引ノズルの進退動
作に連動して吸込室内で自由に移動することにより、吸
込室への空気の流れを吸引ノズルの進行方向前方のみに
制限する中部材とを有することを特徴とする。
【0009】また、該中部材が、清掃面に当接するブラ
シ、ブレ−ド、拭きとり部材等を有することを特徴とす
る。
シ、ブレ−ド、拭きとり部材等を有することを特徴とす
る。
【0010】
【作用】本発明の構成によると、吸引ノズルの進退動作
に連動して中部材が吸込室内で移動し、吸込室は清掃進
行方向に対して中部材の前方のみが開口し、開口部の後
側は常に中部材が清掃面に当接する。
に連動して中部材が吸込室内で移動し、吸込室は清掃進
行方向に対して中部材の前方のみが開口し、開口部の後
側は常に中部材が清掃面に当接する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を自律移動型清掃ロボ
ットの吸引ノズルを例にとって、図面を参照しながら説
明する。尚、各実施例相互で、同一部分又は相当部分に
は同一の符号を付してある。
ットの吸引ノズルを例にとって、図面を参照しながら説
明する。尚、各実施例相互で、同一部分又は相当部分に
は同一の符号を付してある。
【0012】図1は、本発明の第1実施例における自律
移動型清掃ロボットで、1は電動送風機、集塵装置、移
動機構、駆動制御装置、バッテリ等を搭載したロボット
本体、2は吸引ノズルで、車体後面に対して平行に取り
つけられ、ロボット本体1の後面に設けられたガイド穴
3に沿って摺動可能な機構を有している。
移動型清掃ロボットで、1は電動送風機、集塵装置、移
動機構、駆動制御装置、バッテリ等を搭載したロボット
本体、2は吸引ノズルで、車体後面に対して平行に取り
つけられ、ロボット本体1の後面に設けられたガイド穴
3に沿って摺動可能な機構を有している。
【0013】次に、ロボットの清掃動作について説明す
る。通常広い範囲を清掃する際には、図2(a)のよう
に吸引ノズル2を車体の後方中央に位置させ矢印方向を
前方として吸引しながら移動する。また、隙間等の狭い
部分の清掃を行う際には、図2(b)のように吸引ノズ
ル2を車体より張り出して吸引する。
る。通常広い範囲を清掃する際には、図2(a)のよう
に吸引ノズル2を車体の後方中央に位置させ矢印方向を
前方として吸引しながら移動する。また、隙間等の狭い
部分の清掃を行う際には、図2(b)のように吸引ノズ
ル2を車体より張り出して吸引する。
【0014】この隙間等の狭い部分に対して作業を行う
方法を図3を参照しながら更に詳しく説明する。まず隙
間のある壁に近づき、適当な位置まで進んだら(図3
(a))、吸引ノズル2を延ばし隙間に挿入する(図3
(b))。次に、吸引ノズル2の張り出し量を固定し、
図3(c)のように、壁と平行な方向に車体を往復する
ことで隙間の清掃を行うことができる。このように、ロ
ボットは、車体を往復させて吸引する場合があるので、
移動方向に関係なく所望の吸引力が必要である。
方法を図3を参照しながら更に詳しく説明する。まず隙
間のある壁に近づき、適当な位置まで進んだら(図3
(a))、吸引ノズル2を延ばし隙間に挿入する(図3
(b))。次に、吸引ノズル2の張り出し量を固定し、
図3(c)のように、壁と平行な方向に車体を往復する
ことで隙間の清掃を行うことができる。このように、ロ
ボットは、車体を往復させて吸引する場合があるので、
移動方向に関係なく所望の吸引力が必要である。
【0015】次に、吸引ノズル2の構成について説明す
る。図4は、吸引ノズル2を底面側から見た図で、4は
ノズル本体、5はロボット本体の電動送風機、集塵装置
とノズル本体4とを連結する接続管、6はノズル全幅に
わたって清掃面に向けて開口し、中央部で接続管に連通
する吸込室、7、8は吸引ノズルを清掃面から一定の高
さに保つと共にノズルの移動抵抗を軽減させるためのロ
ーラーである。
る。図4は、吸引ノズル2を底面側から見た図で、4は
ノズル本体、5はロボット本体の電動送風機、集塵装置
とノズル本体4とを連結する接続管、6はノズル全幅に
わたって清掃面に向けて開口し、中央部で接続管に連通
する吸込室、7、8は吸引ノズルを清掃面から一定の高
さに保つと共にノズルの移動抵抗を軽減させるためのロ
ーラーである。
【0016】図5は、吸引ノズルの横断面図で、9はノ
ズル本体4に形成されたガイド溝11に沿って吸込室内
部を移動可能な中子で、吸込室6全幅に渡って薄板状の
弾性体よりなる遮へい板10が取りつけられており、中
子9とガイド溝11は上下方向に十分なガタを設けて嵌
合しているため、遮へい板10は中子9と遮へい板10
の自重によって清掃面12に当接する。
ズル本体4に形成されたガイド溝11に沿って吸込室内
部を移動可能な中子で、吸込室6全幅に渡って薄板状の
弾性体よりなる遮へい板10が取りつけられており、中
子9とガイド溝11は上下方向に十分なガタを設けて嵌
合しているため、遮へい板10は中子9と遮へい板10
の自重によって清掃面12に当接する。
【0017】次に、吸引ノズル2の動作について説明す
る。図6(a)(b)は、ノズル本体内の中子9の動作
を説明するための要部断面図で、矢印の方向がロボット
の進行方向である。まず、図6(a)のように、ロボッ
トを前進(図中矢印方向)させる場合について説明す
る。
る。図6(a)(b)は、ノズル本体内の中子9の動作
を説明するための要部断面図で、矢印の方向がロボット
の進行方向である。まず、図6(a)のように、ロボッ
トを前進(図中矢印方向)させる場合について説明す
る。
【0018】前述したように、遮へい板10は自重によ
って清掃面12に当接している。ロボットが前進する
と、遮へい板10と清掃面12との摩擦により、中子9
は吸込室内部をガイド溝11に沿って移動して吸込室側
壁13に密着し、そのまま吸込室側壁13に押されなが
ら進む。
って清掃面12に当接している。ロボットが前進する
と、遮へい板10と清掃面12との摩擦により、中子9
は吸込室内部をガイド溝11に沿って移動して吸込室側
壁13に密着し、そのまま吸込室側壁13に押されなが
ら進む。
【0019】従って、吸込室6は中子9の前方(ロボッ
トの進行方向に向かって)のみが開口し、同時に開口部
の後側では遮へい板10が清掃面12に当接している。
このことによって、ノズル本体内での空気の流れは、ノ
ズルの移動方向後方からの流れが遮断され、前方からの
みとなり、前方からの空気の流れは倍化する。従って、
ノズルの吸引力が強くなる。
トの進行方向に向かって)のみが開口し、同時に開口部
の後側では遮へい板10が清掃面12に当接している。
このことによって、ノズル本体内での空気の流れは、ノ
ズルの移動方向後方からの流れが遮断され、前方からの
みとなり、前方からの空気の流れは倍化する。従って、
ノズルの吸引力が強くなる。
【0020】逆に、図6(b)のように、ロボットを後
退(図中矢印方向)させる場合も同様の現象が生じ、遮
へい板10と清掃面12の摩擦によって中子9が吸込室
内部をガイド溝11に沿って移動して吸込室側壁14に
密着し、そのまま吸込室側壁14に押されながら進む。
やはりこの場合も吸込室6は移動方向に対して中子9の
前方のみが開口し、開口部の後側で遮へい板10が清掃
面12に当接する。したがって、空気の流れがノズルの
移動方向前方からのみとなり、ノズルの吸引力を強くす
ることができる。
退(図中矢印方向)させる場合も同様の現象が生じ、遮
へい板10と清掃面12の摩擦によって中子9が吸込室
内部をガイド溝11に沿って移動して吸込室側壁14に
密着し、そのまま吸込室側壁14に押されながら進む。
やはりこの場合も吸込室6は移動方向に対して中子9の
前方のみが開口し、開口部の後側で遮へい板10が清掃
面12に当接する。したがって、空気の流れがノズルの
移動方向前方からのみとなり、ノズルの吸引力を強くす
ることができる。
【0021】図7は、第1実施例の遮へい板10に替え
て気密性の高いブラシ15を取りつけた第2実施例で、
動作は第1実施例と同様であるが、ブラシ15によっ
て、より細かなゴミまでかき集めながら吸引することが
できるようにしたものである。
て気密性の高いブラシ15を取りつけた第2実施例で、
動作は第1実施例と同様であるが、ブラシ15によっ
て、より細かなゴミまでかき集めながら吸引することが
できるようにしたものである。
【0022】図8は、中子9にフィルム状のブレ−ドを
取りつけた第3実施例である。基本的なノズルの構成は
第1実施例と同様であるが、中子9は半球状の部材16
によって清掃面12に支持され、この場合も中子9は自
重によって清掃面12に当接し、半球16と清掃面12
との摩擦によって中子9は吸込室6の内部を移動する。
中子9の側壁には薄いフィルム状のブレ−ド17が取り
つけられており、取りつけ位置から吸引開口部側に拡が
りながら清掃面12に当接する。
取りつけた第3実施例である。基本的なノズルの構成は
第1実施例と同様であるが、中子9は半球状の部材16
によって清掃面12に支持され、この場合も中子9は自
重によって清掃面12に当接し、半球16と清掃面12
との摩擦によって中子9は吸込室6の内部を移動する。
中子9の側壁には薄いフィルム状のブレ−ド17が取り
つけられており、取りつけ位置から吸引開口部側に拡が
りながら清掃面12に当接する。
【0023】この場合の動作も第1実施例と同様である
が、この第3実施例ではブレ−ド17によってノズル内
に流れ込む空気の流れを滑らかにすることができると同
時に、ゴミをすくいとりながら吸引することができるの
で清掃効果が更に向上する。
が、この第3実施例ではブレ−ド17によってノズル内
に流れ込む空気の流れを滑らかにすることができると同
時に、ゴミをすくいとりながら吸引することができるの
で清掃効果が更に向上する。
【0024】図9は、中子9の清掃面12との当接部に
拭きとり部材18を取りつけた第4実施例で、高いクリ
−ン度を要求される部屋などの清掃に非常に有効であ
る。清掃面の多少の凹凸に対しても完全に拭き残しなく
清掃できるように、ウレタン材のような柔軟性に富む弾
性部材19を中子9に取りつけ、更にその下に拭きとり
部材18が容易に交換可能なように取りつけられてい
る。また、拭きとり部材18は、清掃面との摩擦が小さ
く、かつ集塵効果の高い材料が好ましく、ここでは静電
気力による吸着効果のある不織布を使用している。
拭きとり部材18を取りつけた第4実施例で、高いクリ
−ン度を要求される部屋などの清掃に非常に有効であ
る。清掃面の多少の凹凸に対しても完全に拭き残しなく
清掃できるように、ウレタン材のような柔軟性に富む弾
性部材19を中子9に取りつけ、更にその下に拭きとり
部材18が容易に交換可能なように取りつけられてい
る。また、拭きとり部材18は、清掃面との摩擦が小さ
く、かつ集塵効果の高い材料が好ましく、ここでは静電
気力による吸着効果のある不織布を使用している。
【0025】この場合も動作は第1実施例と同じで、移
動方向に関係なく高い吸引力が得られると同時に、拭き
とり部材によって微細な塵まで完全に除塵することがで
きるので、従来の吸引ノズルに比べてはるかに高い清掃
効果が得られる。
動方向に関係なく高い吸引力が得られると同時に、拭き
とり部材によって微細な塵まで完全に除塵することがで
きるので、従来の吸引ノズルに比べてはるかに高い清掃
効果が得られる。
【0026】図10は、中子9を集塵室とした第5実施
例で、図10(a)はノズルを底面側から見た図で、図
10(b)は中央断面図である。本実施例では、ノズル
内の接続管5に連通する位置に集塵フィルタ21を取り
つけ、集塵フィルタ21によって除塵され落下するゴミ
が中子9によって構成した集塵室22に集められるよう
な構成となっている。
例で、図10(a)はノズルを底面側から見た図で、図
10(b)は中央断面図である。本実施例では、ノズル
内の接続管5に連通する位置に集塵フィルタ21を取り
つけ、集塵フィルタ21によって除塵され落下するゴミ
が中子9によって構成した集塵室22に集められるよう
な構成となっている。
【0027】また、中子9は第3実施例と同様に半球状
の部材16によって清掃面12に支持されており、中子
9の側壁には薄いフィルム状のブレ−ド17が取りつけ
られている。
の部材16によって清掃面12に支持されており、中子
9の側壁には薄いフィルム状のブレ−ド17が取りつけ
られている。
【0028】中子9は集塵室22に集められたゴミを捨
てられるように、容易にノズル本体から取り外せるよう
な構成となっており、集塵フィルタ21も汚れに応じて
容易に交換できるように取りつけられている。このよう
に、ノズル内に集塵フィルタ21と集塵室22を設ける
ことによって、ノズルから中子9を取り外すだけで容易
にゴミを捨てることができる。
てられるように、容易にノズル本体から取り外せるよう
な構成となっており、集塵フィルタ21も汚れに応じて
容易に交換できるように取りつけられている。このよう
に、ノズル内に集塵フィルタ21と集塵室22を設ける
ことによって、ノズルから中子9を取り外すだけで容易
にゴミを捨てることができる。
【0029】以上、本発明の吸引ノズルを自律移動型清
掃ロボットに適用した場合について説明してきたが、本
発明の構成を一般の掃除機用ノズルにも適用できること
は言うまでもなく、移動方向に関係なく吸引力を強くす
ることができるので、清掃効果が上がるとともに掃除時
間の短縮ができる。
掃ロボットに適用した場合について説明してきたが、本
発明の構成を一般の掃除機用ノズルにも適用できること
は言うまでもなく、移動方向に関係なく吸引力を強くす
ることができるので、清掃効果が上がるとともに掃除時
間の短縮ができる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、吸込室
内部に清掃面に当接し自由に移動可能な中部材を設けた
ことによって、吸引ノズルの移動方向に関係なく吸引力
を強くすることができる。つまり、吸引ノズル自身で吸
引力を強くできるので、電動送風機の出力を低くするこ
とができ、消費電力を抑えることができる。
内部に清掃面に当接し自由に移動可能な中部材を設けた
ことによって、吸引ノズルの移動方向に関係なく吸引力
を強くすることができる。つまり、吸引ノズル自身で吸
引力を強くできるので、電動送風機の出力を低くするこ
とができ、消費電力を抑えることができる。
【図1】本発明の実施例の吸引ノズルを取りつけた自律
移動型清掃ロボットの斜視図
移動型清掃ロボットの斜視図
【図2】本発明の実施例の清掃ロボットの動作を示す説
明図
明図
【図3】本発明の実施例の清掃ロボットが狭所を清掃す
る方法を示す説明図
る方法を示す説明図
【図4】本発明の第1実施例の吸引ノズルの底面図
【図5】本発明の第1実施例の吸引ノズルの横断面図
【図6】本発明の第1実施例の吸引ノズルの動作を示す
説明図
説明図
【図7】本発明の第2実施例の吸引ノズルの構成を示す
説明図
説明図
【図8】本発明の第3実施例の吸引ノズルの構成を示す
説明図
説明図
【図9】本発明の第4実施例の吸引ノズルの構成を示す
説明図
説明図
【図10】本発明の第5実施例の吸引ノズルの構成を示
す説明図
す説明図
2:吸引ノズル 6:吸込室 9:中子 10:遮へい板 15:ブラシ 17:ブレ−ド 18:拭きとり部材 21:集塵フィルタ
Claims (5)
- 【請求項1】 電動送風機等の吸引力を利用して清掃面
上の塵等を吸引する装置に使用される集塵用吸引ノズル
において、 塵等を吸引するための清掃面に向いた開口を有する吸込
室と、 該吸込室の内部で清掃面に当接するように設けられ、吸
引ノズルの進退動作に連動して吸込室内で自由に移動す
ることにより、吸込室への空気の流れを吸引ノズルの進
行方向前方のみに制限する中部材と、 を有することを特徴とする集塵用吸引ノズル。 - 【請求項2】 該中部材が、清掃面に当接するブラシを
有することを特徴とする請求項1記載の集塵用吸引ノズ
ル。 - 【請求項3】 該中部材が、清掃面に当接するブレ−ド
を有し、 該ブレ−ドは、中部材との取りつけ位置から進行方向前
側へ拡がりながら清掃面に当接することを特徴とする請
求項1記載の集塵用吸引ノズル。 - 【請求項4】 該中部材が、清掃面に当接する拭きとり
部材を有することを特徴とする請求項1記載の集塵用吸
引ノズル。 - 【請求項5】 吸引ノズル内部に集塵フィルタを有し、 該集塵フィルタによって除塵されたゴミが該中部材に集
まるように、中部材を集塵室に構成としたことを特徴と
する請求項1乃至請求項4記載の集塵用吸引ノズル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14775394A JPH0810196A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 集塵用吸引ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14775394A JPH0810196A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 集塵用吸引ノズル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0810196A true JPH0810196A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=15437378
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14775394A Pending JPH0810196A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 集塵用吸引ノズル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0810196A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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CN102613938A (zh) * | 2011-01-30 | 2012-08-01 | 乐金电子(天津)电器有限公司 | 吸尘器的尖吸嘴组件 |
JP2016042910A (ja) * | 2014-08-20 | 2016-04-04 | 株式会社コーワ | 電気掃除機用吸込具及び電気掃除機 |
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DE102018126988A1 (de) * | 2018-10-29 | 2020-04-30 | Vorwerk & Co. Interholding Gmbh | Vorsatzgerät für einen Staubsauger und Verfahren zum Reinigen einer Oberfläche durch einen Staubsauger mit einem Vorsatzgerät |
CN113827148A (zh) * | 2020-06-08 | 2021-12-24 | 苏州诚河清洁设备有限公司 | 用于表面抽吸设备的清洁头 |
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