JPS6218748B2 - - Google Patents

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JPS6218748B2
JPS6218748B2 JP55026676A JP2667680A JPS6218748B2 JP S6218748 B2 JPS6218748 B2 JP S6218748B2 JP 55026676 A JP55026676 A JP 55026676A JP 2667680 A JP2667680 A JP 2667680A JP S6218748 B2 JPS6218748 B2 JP S6218748B2
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JP
Japan
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engine
temperature
flag
fuel pump
starter switch
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JP55026676A
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Matsuo Amano
Takao Teranishi
Yasunori Mori
Osamu Abe
Takao Sasayama
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Priority to DE8181101544T priority patent/DE3166246D1/de
Priority to EP81101544A priority patent/EP0035275B1/en
Priority to US06/240,968 priority patent/US4433650A/en
Publication of JPS56124636A publication Critical patent/JPS56124636A/ja
Publication of JPS6218748B2 publication Critical patent/JPS6218748B2/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N19/00Starting aids for combustion engines, not otherwise provided for
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/02Circuit arrangements for generating control signals
    • F02D41/04Introducing corrections for particular operating conditions
    • F02D41/06Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up
    • F02D41/062Introducing corrections for particular operating conditions for engine starting or warming up for starting
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02DCONTROLLING COMBUSTION ENGINES
    • F02D41/00Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
    • F02D41/30Controlling fuel injection
    • F02D41/3082Control of electrical fuel pumps
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N11/00Starting of engines by means of electric motors
    • F02N11/08Circuits or control means specially adapted for starting of engines
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02D2200/02Input parameters for engine control the parameters being related to the engine
    • F02D2200/06Fuel or fuel supply system parameters
    • F02D2200/0606Fuel temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N2200/00Parameters used for control of starting apparatus
    • F02N2200/02Parameters used for control of starting apparatus said parameters being related to the engine
    • F02N2200/023Engine temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N2300/00Control related aspects of engine starting
    • F02N2300/20Control related aspects of engine starting characterised by the control method
    • F02N2300/2011Control involving a delay; Control involving a waiting period before engine stop or engine start
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02NSTARTING OF COMBUSTION ENGINES; STARTING AIDS FOR SUCH ENGINES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F02N99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエンジン制御方法に関し、さらに具体
的には低温時におけるエンジンの始動制御方法に
関する。
最近ではエンジンの制御機能を向上させる目的
でマイクロコンピユータを使用したエンジンの総
合的制御が行われつつある。本発明はこのような
エンジン制御システムにおける総合的制御のうち
のひとつに属するものである。
従来のエンジンの始動制御方法にあつては低温
時においてもセルモータを駆動するスタータスイ
ツチがONされるとセルモータと同時に燃料ポン
プが駆動されるように構成されていた。
一方エンジン制御システムの電源であるバツテ
リーの温度特性は低温時において高負荷をかける
と、バツテリー電圧が低下する。従つて上記のご
とくセルモータと燃料ポンプとを同時に駆動する
従来の始動制御方法においてはバツテリーの電圧
低下を招き、それ故燃料ポンプを十分に駆動する
ことができず、エンジン始動時に必要な所定の燃
圧まで燃料を加圧させることは困難であつた。
この結果バツテリーの電圧低下及び所定の燃圧
が得られないことからエンジン制御システムが正
常動作せず、制御性の低下を惹起していた(特開
昭52−101333号公報参照)。
本発明の目的は低温時においてエンジン制御シ
ステムのバツテリー電圧の低下を防止し、エンジ
ンの始動性の向上を図つたエンジンの始動制御方
法を提供することにある。
本発明の特徴は低温時においてセルモータの始
動前に燃料ポンプを所定の燃圧になるまで一定時
間作動させ、その後スタータスイツチをONにし
てセルモータを駆動させるとともに、前記スター
タスイツチをOFFにした際に燃料ポンプを再始
動させることにより始動性を向上させるように構
成した点にある。
以下、本発明を図面に示した実施例に基づき詳
細に説明する。
第1図にはエンジン系統全体の制御装置が示さ
れている。図において、吸入空気はエアクリーナ
2、スロツトルチヤンバ4、吸気管6を通り、シ
リンダ8へ供給される。シリンダ8で燃焼したガ
スは、シリンダ8から排気管10を通り、大気中
へ排出される。
スロツトルチヤンバ4には、燃料を噴射するた
めのインジエクタ12が設けられており、このイ
ンジエクタ12から噴出した燃料はスロツトルチ
ヤンバ4の空気通路内で霧化され、吸入空気と混
合して混合気を形成し、この混合気は吸気管6を
通つて、吸気弁20の開弁により、シリンダ8の
燃焼室へ供給される。
インジエクタ12の出口近傍には絞り弁14,
16が設けられている。絞り弁14は、アクセル
ペダルと機械的に連通するように構成され、運転
者により駆動される。一方、絞り弁16はダイヤ
フラム18により駆動されるように配置され、空
気流量が小の領域で全閉状態となり、空気流量が
増大するにつれてダイヤフラム18への負圧が増
大することにより絞り弁16は開き始め、吸入抵
抗の増大を抑止する。
スロツトルチヤンバ4の絞り弁14,16の上
流には空気通路22が設けられ、この空気通路2
2には熱式空気流量計を構成する電気的発熱体2
4が配設され、空気流速と発熱体の伝熱量との関
係から定まる空気流速に応じて変化する電気信号
が取り出される。発熱体24は空気通路22内に
設けられているので、シリンダ8のバツクフアイ
ア時に生ずる高温ガスから保護されると共に、吸
入空気中のごみなどによつて汚染されることから
も保護される。この空気通路22の出口はベンチ
ユリの最狭部近傍に開口され、その入口はベンチ
ユリの上流側に開口されている。
インジエクタ12に供給される燃料は、燃料タ
ンク30から、燃料ポンプ32、フユーエルダン
パ34及びフイルタ36を介して燃圧レギユレー
タ38へ供給される。一方、燃圧レギユレータ3
8からはインジエクタ12へパイプ40を介して
加圧燃料が供給され、そのインジエクタ12から
燃料が噴射される吸気管6の圧力と上記インジエ
クタ12への燃量圧の差が常に一定になるよう
に、燃圧レギユレータ38から燃料タンク30へ
リターンパイプ42を介して燃料が戻されるよう
になつている。
吸気弁20から吸入された混合気はピストン5
0により圧縮され、点火プラグ52によるスパー
クにより燃焼し、この燃焼は運動エネルギに変換
される。シリンダ8は冷却水54により冷却さ
れ、この冷却水の温度は水温センサ56により計
測され、この計測値はエンジン温度として利用さ
れる。点火プラグ52には点火コイル58より点
火タイミングに合わせて高電圧が供給される。
また、図示しないクランク軸にはエンジン回転
に応じて基準クランク角毎におよび一定角度(例
えば0.5度)毎に基準角信号およびポジシヨン信
号を出すクランク角センサが設けられている。
このクランク角センサの出力、水温センサ56
の出力56A及び発熱体24からの電気信号はマ
イクロコンピユータなどからなる制御回路64に
入力され、制御回路64で演算処理され、この制
御回路64の出力によつてインジエクタ12及び
点火コイル58が駆動される。
以上の構成に基づき制御されるエンジン系統に
おいて、スロツトルチヤンバ4にはスロツトルの
絞り弁16を迂回して吸気管6に連通するバイパ
ス26が設けられ、このバイパス26には開閉制
御されるバイパスバルブ62が設けられている。
このバイパスバルブ62の駆動部には、前記制御
回路64の制御入力が供給され、開閉制御される
ようになつている。
このバイパスバルブ62は絞り弁16を迂回し
て設けられたバイパス26に臨ませられ、パルス
電流によつて開閉制御がなされる。このバイパス
バルブ62は弁のリフト量によりバイパス26の
断面積を変更するもので、このリフト量は制御回
路64の出力によつて駆動系が駆動され制御され
る。即ち、制御回路64においては駆動系の制御
のため開閉周期信号が発生され、駆動系はこの開
閉周期信号によつてバイパスバルブ64のリフト
量を調節するための制御信号をバイパスバルブ6
2の駆動部に付与するものである。
第2図は制御システムの全体構成図である。
CPU102とリード・オンリ・メモリ104
(以下ROMと記す)とランダム・アクセス・メモ
リ106(以下RAMと記す)と入出力回路10
8とから構成されている。上記CPU102は
ROM104内に記憶された各種のプログラムに
より、入出力回路108からの入力データを演算
し、その演算結果を再び入出力回路108へ戻
す。これらの演算に必要な中間的は記憶はRAM
106を使用する。CPU102、ROM104、
RAM106、入出力回路108間の各種データ
のやり取りはデータ・バスとコントロール・バス
とアドレス・バスからなるバスライン110によ
つて行われる。
入出力回路108には第1のアナログ・デイジ
タル・コンバータ(以下ADC1と記す)と第2
のアナログ・デジタル・コンバータ(以下ADC
2と記す)と角度信号処理回路126と1ビツト
情報を入出力する為のデイスクリート入出力回路
(以下DIOと記す)との入力手段を持つ。
ADC1にはバツテリー電圧検出センサ132
(以下VBSと記す)と冷却水温センサ56(以下
TWSと記す)と大気温センサ112(以下TAS
と記す)と調整電圧発生器114(以下VRSと
記す)とスロツトル角センサ116(以下θ
THSと記す)とλセンサ118(以下λSと記
す)との出力がマルチ・プレクサ120(以下
MPXと記す)に加えられ、MPX120によりこ
の内の1つを選択してアナログ・デイジタル・交
換回路122(以下ADCと記す)へ入力する。
ADC122の出力であるデイジタル値はレジス
タ124(以下REGと記す)に保持される。
また流量センサ24(以下AFSと記す)は
ADC2へ入力され、アナログ・デイジタル・変
換回路128(以下ADCと記す)を介してデイ
ジタル変換されレジスタ130(以下REGと記
す)へセツトされる。
角度センサ146(以下ANGSと記す)からは
基準クランク角、例えば180度クランク角を示す
信号(以下REFと記す)と微少角、例えば1度
クランク角を示す信号(以下POSと記す)とが出
力され、角度信号処理回路126へ加えられ、こ
こで波形整形される。
DIOにはアイドル・スイツチ148(以下
IDLE−SWと記す)とトツプ・ギヤ・スイツチ
150(以下TOP−SWと記す)とスタータ・ス
イツチ152(以下START−SWと記す)とが
入力される。
次にCPUの演算結果に基づくパルス出力回路
および制御対象について説明する。インジエクタ
制御回路(INJCと記す)は演算結果のデイジタ
ル値をパルス出力に変換する回路である。従つて
燃料噴射量に相当したパルス幅を有するパルスが
INJC134で作られ、ANDゲート136を介し
てインジエクタ12へ印加される。
点火パルス発生回路138(以下IGNCと記
す)は点火時期をセツトするレジスタ(以下
ADVと記す)と点火コイルの1次電流電開始時
間をセツトするレジスタ(以下DWLと記す)と
を有し、CPUよりこれらのデータがセツトされ
る。セツトされたデータに基づいてパルスを発生
し、増幅器68へANDゲート140を介してこ
のパルスを加える。
バイパスバルブ62の開弁率は制御回路(以下
ISCCと記す)142からANDゲート144を介
して加えられるパルスによつて制御される。
ISCC142はパルス幅をセツトするレジスタ
ISCDと繰返しパルス周期をセツトするレジスタ
ISCPとを持つている。
図示しない排気ガス還流(以下EGRと記す)
制御弁を制御するトランジスタ90を制御する
EGR量制御パルス発生回路154(以下EGRCと
記す)にはパルスのデユーテイを表わす値をセツ
トするレジスタEGRDとパルスの繰返し周期を表
わす値をセツトするレジスタEGRPとを有してい
る。このEGRCの出力パルスはANDゲート15
6を介してトランジスタ90に加えられる。
また1ビツト情報の入出力信号は回路DIOによ
り制御される。入力信号としてはIDLE−SW信
号、TOP−SW信号、START−SW信号がある。
また出力信号としては燃料ポンプを駆動するため
のパルス出力信号がある。このDIOは端子を入力
端子として使用するか、出力端子として使用する
かを決定するためのレジスタDDRと、出力デー
タをラツチするためのレジスタDOUTとが設け
られている。
レジスタ160は入出力回路108内部の色々
な状態を指令する命令を保持するレジスタ(以下
MODと記す)であり、例えばこのレジスタに命
令をセツトすることにより、ANDゲート13
6,140,144,156を総てターンオンさ
せたり、ターンオフさせたりする。このように
MODレジスタ160に命令をセツトすることに
より、INJCやIGNC、ISCCの出力の停止や起動
を制御できる。
第3図は第2図の制御回路のプログラムシステ
ムの基本構成を示す図である。
図においてイニシヤル処理プログラム202、
割込処理プログラム206、マクロ処理プログラ
ム228およびタスクデイスパツチヤ208はタ
スク群を管理するための管理プログラムである。
イニシヤル処理プログラム202はマイクロコン
ピユータを作動させるための前処理を行うための
プログラムであり例えば、RAM106の記憶内
容をクリアしたり、入出力インターフエイス回路
108のレジスタ類の初期値を設定したり、さら
にはエンジン制御を行うのに必要な前処理を行う
ための入力情報例えば冷却水温Tw、バツテリー
電圧等のデータを取込むための処理を行う。ま
た、割込処理プログラム206は各種の割込を受
け付け、その割込要因を分析し、タスク群210
ないし226の内の必要なタスクを起動させるた
めの起動要求をタスクデイスパツチヤ208に出
す。割込要因には電源電圧、冷却水温度等の入力
情報をAD変換終了後に発生するAD変換割込
(ADC)、エンジン回転に同期して発生するイニ
シヤル割込(INTL)、又設定された一定時間毎
に、例えば10ms毎に発生するインターバル割込
(INTV)、更にはエンジンのストツプ状態を検出
し、発生するエンスト割込(ENST)等がある。
タスク群210乃至226の各タスクには優先
順位を表わすタスク番号が割り当てられており、
各タスクはタスクレベル0乃至2の何れかのタス
クレベルに属する。即ち、タスク0乃至タスク2
はタスクレベル0に、タスク3乃至タスク5はタ
スクレベル1に、更にタスク6乃至タスク8はタ
スクレベル2に各々、属する。ここでタスク6は
インターバル割込により起動される始動前処理タ
スクである。
タスクデイスパツチヤ208は前記各種割込の
起動要求を受け、これらの起動要求に対応する各
種タスクに付けられた優先順位に基づきCPUの
占有時間を割り当てる。
ここでタスクデイスパツチヤ208によるタス
クの優先制御は下記の方法に拠る。(1)優先度の低
いタスクを中断し、優先度の高いタスクへの実行
権の移行はタスクレベル間のみで行う。なおここ
ではレベル0が最も優先度が高いものとする。(2)
同じタスクレベル内で、現在実行中又は中断中の
タスクがある場合は、該タスクが最も優先度が高
く該タスクが終了するまで他のタスクは動作でき
ない。(3)同じタスクレベル内で複数のタスクに起
動要求がある場合には、タスク番号が小さい程優
先度が高いものとする。
次に第4図及び第5図に基づき本発明の一実施
例を説明する。第4図はイグニツシヨンスイツ
チ、スタータスイツチ及び燃料ポンプ32の動作
状態を示すタイムチヤートである。本発明の実施
例においてはエンジン冷却水温Twが基準設定温
度より高い場合には第4図Aに示すごとくイグニ
ツシヨンスイツチON後、スタータスイツチ15
2ON時に燃料ポンプ32を作動させ、一方前記
エンジン冷却水温Twが基準設定温度以下である
場合には第4図Bに示すごとくイグニツシヨンス
イツチON時に燃料ポンプを所定時間(例えば0.5
乃至1秒)作動させ、その後スタータスイツチ1
52は運転者によりON状態に切換操作され、エ
ンジン始動時に該スタータスイツチ152が
OFF状態にされた際に前記燃料ポンプ32を再
始動するように制御する。
なおエンジン冷却水温Twが基準設定温度以下
の場合で且つイグニツシヨンスイツチON後前記
所定時間経過前にスタータスイツチ152がON
された場合には第4図Aに示すエンジン冷却水温
が0℃以上の場合と同様の制御を行うように構成
されている。
ここで基準設定温度とはセルモータと燃料ポン
プとを同時に作動させた場合にバツテリー電圧の
低下が大きくなく、燃料ポンプの作動によりエン
ジン始動時に必要な所定の燃圧(例えば2Kg/
cm2)が即座に得られるエンジンの冷却水温を意味
する。また前記所定時間とはインジエクタに供給
する燃料の圧力を前記所定の燃圧まで加圧するの
に必要な燃料ポンプの作動時間を意味する。
次に本発明に係るエンジンの始動制御方法を第
5図のフローチヤートに基づき説明する。この処
理は第3図に示したプログラムシステムのタスク
レベル2に属する始動前処理タスク222(タス
ク6)より実行されるものである。
同図においてイグニツシヨンスイツチがONさ
れるとステツプ250でタスクが起動され次のス
テツプ252で水温センサ56から取り込んだ水
温データに基づきエンジン冷却水温Twは基準設
定温度0℃より高いか否かが判断される。エンジ
ン冷却水温が基準設定温度0℃より高い場合にス
テツプ258にジヤンプし、エンジン冷却水温T
wが0℃以下の場合にはステツプ254に移行
し、燃料ポンプスイツチ(図示せず)をONにす
る。そしてさらに次のステツプ256でRAM1
06に設けた温度フラグをセツトする。ここで温
度フラグとはエンジン冷却水温が基準設定温度以
下であることを判定するためのフラグである。
さらに次のステツプ258ではスタータスイツ
チ152がONされたか否かが判断される。スタ
ータスイツチ152がON状態にあればステツプ
268に移行し、一方スタータスイツチ152が
OFF状態にあればステツプ260に移行する。
そしてステツプ260ではRAM106に設けら
れた温度フラグがセツトされているか否か、換言
すればエンジン冷却水温が0℃以下であると判定
されたか否かが判断される。ステツプ260で温
度フラグがセツトされていないと判断された場合
にはステツプ258に戻り、一方温度フラグがセ
ツトされている場合にはステツプ262に移行す
る。ステツプ162では燃料ポンプスイツチが
ONされてから1秒間経過したか否かが判断され
る。すなわちステツプ260で温度フラグがセツ
トされていると判断された場合にはすでに前記ス
テツプ252でエンジン冷却水温Twが0℃以下
であると判断され且つステツプ254で燃料ポン
プスイツチがON状態にされすでに燃料ポンプ3
2が駆動されているからであり、このステツプ2
62ではエンジン始動に必要な所定の燃圧(2
Kg/cm2)に達するのに必要な時間が経過したか否
かの判断が行われるものである。燃料ポンプ32
の作動時間が1秒間、経過してない場合にはステ
ツプ258に移行し、1秒間、経過した場合には
ステツプ264に移行する。ステツプ264では
燃料ポンプスイツチをOFFにし、燃料ポンプ3
2の作動を停止すると共にステツプ266に移行
する。ステツプ266ではRAM106に設けら
れた経過時間フラグをセツトし、ステツプ258
に移行する。ここで経過時間フラグとは燃料ポン
プが所定時間(本実施例では1秒)作動したこと
を判定するためのものである。
一方ステツプ258でスタータスイツチがON
であると判断された場合にステツプ268に移行
し前記経過時間フラグがセツトされているか否か
が判断される。ステツプ268で経過時間フラグ
がセツトされている場合、換言すればエンジン冷
却水温Twが0℃以下で且つ所定時間、燃料ポン
プが作動した場合にはステツプ272に移行す
る。またステツプ268で経過時間フラグがセツ
トされていない、換言すればエンジン冷却水温が
0℃より高い場合、あるいはエンジン冷却水温が
0℃以下で燃料ポンプ32が所定時間運転される
前にスタータスイツチをONにした場合にはステ
ツプ270に移行し、該ステツプ270で燃料ポ
ンプスイツチをONにし、ステツプ272に移行
する。ステツプ272では始動時に必要な燃料噴
射量換言すれば燃料噴射時間の計算が行われる。
さらに次のステツプ274ではスタータスイツチ
152がOFFにされたか否かが判断される。ス
タータスイツチ152がOFFされていないすな
わちON状態にある場合にはステツプ272に戻
り再度、始動時の燃料噴射時間が算出される。ス
テツプ274でスタータスイツチ152がOFF
状態にある場合にはステツプ276に移行し、該
ステツプ276ではエンジン回転数Nが400rpm
以上か否か、換言すればエンジンが始動状態に達
したか否かが判断される。ステツプ276でエン
ジンが始動状態にないと判定された場合にはステ
ツプ252に戻り記述したごとき処理を行う。一
方ステツプ276でエンジンが始動状態に達した
と判断された場合にはステツプ278に移行し再
度燃料ポンプスイツチをONにし燃料ポンプ32
を再始動する。そしてステツプ280,282で
それぞれ温度フラグまたは経過時間フラグをリセ
ツトし、次の割り込みに対処すると共に次のステ
ツプ284でマクロ処理プログラム228を介し
てタスクデイスパツチヤ208にタスク実行終了
報告を行い、ステツプ286でタスク終了とな
る。
なお本実施例では基準設定温度を0℃に設定し
てあるが、エンジンの制御性との関連で適宜に選
択しうるものでありこれに限定されることはな
い。
本発明ではエンジン冷却水温が基準設定温度以
下の場合にセルモータの始動前に燃料ポンプを所
定時間作動させ、燃圧を所定値まで上昇させた後
にセルロータを始動し且つ再度燃料ポンプを作動
させるように構成したので、本発明によれば低温
時においてエンジン制御システムのバツテリー電
圧の低下を防止し、エンジンの始動性の向上を図
ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図はエンジン系統全体の制御装置を示す構
成図、第2図はエンジン制御システムの全体構成
図、第3図はエンジン制御システムにおけるプロ
グラムシステムの基本的構成を示す図、第4図は
イグニツシヨンスイツチ、スタータスイツチ及び
燃料ポンプの作動状態を示す内部チヤート、第5
図は本発明に係るエンジンの始動制御方法の処理
内容を示すフローチヤートである。 102……CPU、104……ROM、106…
…RAM。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 エンジンの運転状態を検出する各種センサ
    と、該センサからの出力信号をデイジタル処理す
    る演算回路と、該演算回路を操作するプログラム
    を記憶する記憶手段と、前記演算回路の演算結果
    に基づきエンジン制御を行う制御機構とからなる
    エンジン制御システムにおいて、前記記憶手段の
    うちランダムアクセスメモリにエンジン冷却水温
    が基準設定温度以下であることを判定する為の温
    度フラグと、燃料ポンプが所定時間作動したこと
    を判定する為の経過時間フラグとを設け、エンジ
    ン冷却水温が基準設定温度以下の場合には燃料ポ
    ンプを始動させ且つ前記温度フラグをセツトする
    第1のステツプと、スタータスイツチがON状態
    にあるか否かを判定する第2のステツプと、スタ
    ータスイツチがOFFで且つ前記温度フラグがセ
    ツトされていれば、燃料ポンプの運転時間が所定
    時間経過後、燃料ポンプの運転を停止させ且つ前
    記経過時間フラグを設定する第3のステツプと、
    前記第2のステツプでスタータスイツチがONで
    ある場合に前記経過時間フラグがセツトされてい
    るか否かを判定する第4のステツプと、経過時間
    フラグがセツトされている場合にスタータスイツ
    チがOFF状態にあるか否かを判定する第5のス
    テツプと、前記第5のステツプでスタータスイツ
    チがOFFで且つエンジンが始動状態にある場合
    には燃料ポンプを再度、始動し且つ前記温度フラ
    グ及び経過時間フラグをリセツトする第6のステ
    ツプとを実行することを特徴とする低温時におけ
    るエンジンの始動制御方法。
JP2667680A 1980-03-05 1980-03-05 Controlling method of start of engine at low temperature Granted JPS56124636A (en)

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JPS56124636A (en) 1981-09-30
EP0035275B1 (en) 1984-09-26
US4433650A (en) 1984-02-28
EP0035275A1 (en) 1981-09-09
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