JPS6218747B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6218747B2 JPS6218747B2 JP15537979A JP15537979A JPS6218747B2 JP S6218747 B2 JPS6218747 B2 JP S6218747B2 JP 15537979 A JP15537979 A JP 15537979A JP 15537979 A JP15537979 A JP 15537979A JP S6218747 B2 JPS6218747 B2 JP S6218747B2
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- JP
- Japan
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- valve
- passage
- canister
- throttle valve
- pressure
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- Expired
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 20
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 13
- 239000002828 fuel tank Substances 0.000 claims description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 6
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 6
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 description 3
- 238000003795 desorption Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 210000002445 nipple Anatomy 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はターボ過給機付内燃機関の蒸発燃料制
御装置に関し、特に燃料タンク等で蒸発した燃料
をキヤニスターに吸着し、その吸着燃料を効率よ
く確実に過給域で処理する装置に関する。
御装置に関し、特に燃料タンク等で蒸発した燃料
をキヤニスターに吸着し、その吸着燃料を効率よ
く確実に過給域で処理する装置に関する。
従来の燃料蒸発制御装置としては、例えば第1
図に示すようなものがある(実開昭51−114516号
公報参照)。即ち従来は第1図に示すように燃料
タンク等で代表される蒸発源8の上部空間と活性
炭等の吸着剤を充填したキヤニスター10に設け
た貯溜室11とを一方向弁9を備えた通路20を
介して接続し、エンジン6の吸気路5に設けた絞
弁4の上下流部の圧力差で開閉制御される制御弁
13を前記キヤニスター10の上部に設け、該制
御弁13の開弁時絞弁4下流の吸入負圧を負圧取
出口7よりキヤニスター10の貯溜室11に導く
ことによりこの吸入負圧によつて貯溜室11内の
吸着蒸発燃料と濾過材12を通つた大気23が混
合され、貯溜室上部空間16より制御弁室通路2
3′を経て室15を介し絞弁4の下流に至る通路
22に導き、これを吸気路5に吸入させるように
していた。尚同図中1はエアクリーナ、2はエア
フローメータ、3は吸気管を示す。
図に示すようなものがある(実開昭51−114516号
公報参照)。即ち従来は第1図に示すように燃料
タンク等で代表される蒸発源8の上部空間と活性
炭等の吸着剤を充填したキヤニスター10に設け
た貯溜室11とを一方向弁9を備えた通路20を
介して接続し、エンジン6の吸気路5に設けた絞
弁4の上下流部の圧力差で開閉制御される制御弁
13を前記キヤニスター10の上部に設け、該制
御弁13の開弁時絞弁4下流の吸入負圧を負圧取
出口7よりキヤニスター10の貯溜室11に導く
ことによりこの吸入負圧によつて貯溜室11内の
吸着蒸発燃料と濾過材12を通つた大気23が混
合され、貯溜室上部空間16より制御弁室通路2
3′を経て室15を介し絞弁4の下流に至る通路
22に導き、これを吸気路5に吸入させるように
していた。尚同図中1はエアクリーナ、2はエア
フローメータ、3は吸気管を示す。
しかしながら、このような従来の蒸発燃料制御
装置にあつては、ターボ過給機付内燃機関に使用
すると(第2図参照)高負荷時過給インペラ26
の過給圧力が吸入負圧より優り、吸気路5の圧力
が正圧となるため、絞弁4下流に至る通路22
(第1図)を通つて正圧が蒸発源8からの蒸発燃
料がたまつている貯溜室11に導かれ濾過材12
を通つて大気に該蒸発燃料が放出される。いわゆ
る逆流という問題と更にこの逆流時チエツク弁等
を使用して絞弁4下流に至る通路22を閉じたと
しても吸気路5の圧力が正圧の時は常にキヤニス
ター11内の貯溜燃料は脱離出来ないという問題
点があつた。
装置にあつては、ターボ過給機付内燃機関に使用
すると(第2図参照)高負荷時過給インペラ26
の過給圧力が吸入負圧より優り、吸気路5の圧力
が正圧となるため、絞弁4下流に至る通路22
(第1図)を通つて正圧が蒸発源8からの蒸発燃
料がたまつている貯溜室11に導かれ濾過材12
を通つて大気に該蒸発燃料が放出される。いわゆ
る逆流という問題と更にこの逆流時チエツク弁等
を使用して絞弁4下流に至る通路22を閉じたと
しても吸気路5の圧力が正圧の時は常にキヤニス
ター11内の貯溜燃料は脱離出来ないという問題
点があつた。
本発明はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、過給圧が設定値以下の時キヤニス
ター上部に設けられた制御弁27(第2図)の開
閉を従来通り絞弁の上流の吸気路圧力によつて制
御すると共に、過給圧が設定値を越えた時キヤニ
スターと過給インペラ上流の吸気路を通ずるよう
設けた通路25に切換える切換弁35を設け、該
切換弁を絞弁下流の吸気路圧力で開口することに
より上記問題点を解決するようにしたものであ
る。
されたもので、過給圧が設定値以下の時キヤニス
ター上部に設けられた制御弁27(第2図)の開
閉を従来通り絞弁の上流の吸気路圧力によつて制
御すると共に、過給圧が設定値を越えた時キヤニ
スターと過給インペラ上流の吸気路を通ずるよう
設けた通路25に切換える切換弁35を設け、該
切換弁を絞弁下流の吸気路圧力で開口することに
より上記問題点を解決するようにしたものであ
る。
以下第2図の実施例につき詳細説明する。
まず構成を説明すると、燃料タンク等の蒸発源
8には一方向弁9を備えた通路20の一端を接続
している。活性炭等の吸着剤を充填したキヤニス
ター10の内部には前記通路20の他端に接続さ
れた貯溜室11を形成している。キヤニスター上
部に設けられた制御弁27は通路21を介して絞
弁4の上流吸気路3A内の圧力信号に応動して開
閉するダイヤフラム30と、このダイヤフラム3
0で仕切られる第1ダイヤフラム室28及び第2
ダイヤフラム室31と、同ダイヤフラムスプリン
グ29及び弁座32より構成されている。
8には一方向弁9を備えた通路20の一端を接続
している。活性炭等の吸着剤を充填したキヤニス
ター10の内部には前記通路20の他端に接続さ
れた貯溜室11を形成している。キヤニスター上
部に設けられた制御弁27は通路21を介して絞
弁4の上流吸気路3A内の圧力信号に応動して開
閉するダイヤフラム30と、このダイヤフラム3
0で仕切られる第1ダイヤフラム室28及び第2
ダイヤフラム室31と、同ダイヤフラムスプリン
グ29及び弁座32より構成されている。
なおキヤニスター10の底面は濾過材12を介
して大気に開放されている。一方脱離通路切換弁
35は絞弁4下流の吸気路5と連通する通路24
内の圧力信号に応動してバルブを開閉するダイヤ
フラム37と閉弁方向に付勢するダイヤフラムス
プリング39及び同ダイヤフラムと連動して開閉
するバルブ38から構成されている。
して大気に開放されている。一方脱離通路切換弁
35は絞弁4下流の吸気路5と連通する通路24
内の圧力信号に応動してバルブを開閉するダイヤ
フラム37と閉弁方向に付勢するダイヤフラムス
プリング39及び同ダイヤフラムと連動して開閉
するバルブ38から構成されている。
なお脱離通路切換弁35内制御室36,40,
41は各々通路24、通路25、キヤニスター上
部空間31に連通している。又36A,40A,
41A,28A,31A,32Aは各ニツプルで
ある。
41は各々通路24、通路25、キヤニスター上
部空間31に連通している。又36A,40A,
41A,28A,31A,32Aは各ニツプルで
ある。
次に作用につき説明すると、従来通り吸気路5
内の絞弁4部の圧力が負圧の時は、負圧は通路2
1を通り制御弁27内ダイヤフラム30を引上げ
(開弁し通路が開いた状態となり)絞弁4下流の
通路24の負圧によりキヤニスター10内貯溜室
11にある蒸発燃料がキヤニスター10内濾過材
12を通つた大気と一緒に通路33,24を経て
吸気路5に吸入されエンジン6内で燃焼される。
この時過給時脱離用の切換弁35内ダイヤフラム
37は通路24の負圧により引張られ、連動して
いるバルブ38を閉の状態にしている。過給イン
ペラ26の吐出圧が吸気路5の吸入負圧より優り
吸気路5の圧力が正圧になつた時は絞弁4上流の
通路21を介して正圧が制御弁27内ダイヤフラ
ム30に作用し閉弁する。一方切換弁35内ダイ
ヤフラム37は通路24の正圧によつて押し出さ
れ連動しているバルブ38は開いた状態となり、
過給インペラ26の上流通路25は負圧状態にあ
るためこの負圧によりキヤニスター10内貯溜室
11にある蒸発燃料はキヤニスター上部空室3
1、ニツプル31Aを通り切換弁35内制御室4
1,40を通つて過給インペラ上流に導びかれ過
給インペラによつて吸気路5に押し出されエンジ
ン6内で燃焼される。
内の絞弁4部の圧力が負圧の時は、負圧は通路2
1を通り制御弁27内ダイヤフラム30を引上げ
(開弁し通路が開いた状態となり)絞弁4下流の
通路24の負圧によりキヤニスター10内貯溜室
11にある蒸発燃料がキヤニスター10内濾過材
12を通つた大気と一緒に通路33,24を経て
吸気路5に吸入されエンジン6内で燃焼される。
この時過給時脱離用の切換弁35内ダイヤフラム
37は通路24の負圧により引張られ、連動して
いるバルブ38を閉の状態にしている。過給イン
ペラ26の吐出圧が吸気路5の吸入負圧より優り
吸気路5の圧力が正圧になつた時は絞弁4上流の
通路21を介して正圧が制御弁27内ダイヤフラ
ム30に作用し閉弁する。一方切換弁35内ダイ
ヤフラム37は通路24の正圧によつて押し出さ
れ連動しているバルブ38は開いた状態となり、
過給インペラ26の上流通路25は負圧状態にあ
るためこの負圧によりキヤニスター10内貯溜室
11にある蒸発燃料はキヤニスター上部空室3
1、ニツプル31Aを通り切換弁35内制御室4
1,40を通つて過給インペラ上流に導びかれ過
給インペラによつて吸気路5に押し出されエンジ
ン6内で燃焼される。
以上説明してきたように、本発明によればその
構成をキヤニスター上部に設けた制御弁のダイヤ
フラムの開閉を絞弁上流の吸気路圧力で行うと共
に、過給時絞弁の下流の圧力信号により開閉する
ダイヤフラムを有する切換弁をキヤニスターとイ
ンペラー上流の吸気路とを連通する通路に配設し
たため吸気路圧力が正圧の時キヤニスターへの逆
流を防ぎかつ正圧時でもキヤニスターの貯溜室よ
り蒸発燃料をエンジン内に脱離出来その結果とし
てキヤニスターに充填した吸着燃料(吸着材への
負荷)を著しく軽減出来るのでキヤニスターを小
型化出来るという効果が得られるものである。
構成をキヤニスター上部に設けた制御弁のダイヤ
フラムの開閉を絞弁上流の吸気路圧力で行うと共
に、過給時絞弁の下流の圧力信号により開閉する
ダイヤフラムを有する切換弁をキヤニスターとイ
ンペラー上流の吸気路とを連通する通路に配設し
たため吸気路圧力が正圧の時キヤニスターへの逆
流を防ぎかつ正圧時でもキヤニスターの貯溜室よ
り蒸発燃料をエンジン内に脱離出来その結果とし
てキヤニスターに充填した吸着燃料(吸着材への
負荷)を著しく軽減出来るのでキヤニスターを小
型化出来るという効果が得られるものである。
第1図は従来の燃料蒸発制御装置例の要領図、
第2図は本発明実施例の要領図である。 4……エアクリーナ、5……吸気路、8……蒸
発源、10……キヤニスター、13……制御弁、
24,25……通路、26……過給インペラ、2
7……制御弁、30……ダイヤフラム、35……
切換弁、37……ダイヤフラム、38……バル
ブ。
第2図は本発明実施例の要領図である。 4……エアクリーナ、5……吸気路、8……蒸
発源、10……キヤニスター、13……制御弁、
24,25……通路、26……過給インペラ、2
7……制御弁、30……ダイヤフラム、35……
切換弁、37……ダイヤフラム、38……バル
ブ。
Claims (1)
- 1 燃料タンクからの蒸発燃料を貯溜するキヤニ
スターと、該キヤニスター内貯溜燃料を絞弁下流
の吸気路へ脱離制御するダイヤフラムをもつ制御
弁を設け、該制御弁にはダイヤフラム作動弁を介
して絞弁下流に通ずる通路と、該ダイヤフラム作
動弁に制御圧として絞弁全閉時にわずかに上流と
なる吸気路部圧力を加える通路と絞弁上流側にも
うけた過給インペラ上流の吸気路と切換弁を介し
てキヤニスタ室に通ずる通路とを開口させると共
に、該切換弁は絞弁下流の圧力に応動する構成と
し、絞弁下流の吸気路圧力が正圧のとき該切換弁
を開いてキヤニスター内貯溜燃料を過給インペラ
上流の吸気路負圧で脱離するようにしたことを特
徴とするターボ過給機付内燃機関の蒸発燃料制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15537979A JPS5677545A (en) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | Controller for vaporized fuel in internal combustion engine with turbo supercharger |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15537979A JPS5677545A (en) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | Controller for vaporized fuel in internal combustion engine with turbo supercharger |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5677545A JPS5677545A (en) | 1981-06-25 |
JPS6218747B2 true JPS6218747B2 (ja) | 1987-04-24 |
Family
ID=15604650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15537979A Granted JPS5677545A (en) | 1979-11-30 | 1979-11-30 | Controller for vaporized fuel in internal combustion engine with turbo supercharger |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5677545A (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4446838A (en) * | 1982-11-30 | 1984-05-08 | Nissan Motor Co., Ltd. | Evaporative emission control system |
US4741317A (en) * | 1987-06-12 | 1988-05-03 | General Motors Corporation | Vapor recovery system with variable delay purge |
DE3802664C1 (ja) * | 1988-01-29 | 1988-10-13 | Fa. Carl Freudenberg, 6940 Weinheim, De | |
US5190015A (en) * | 1991-02-05 | 1993-03-02 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Evaporated fuel discharge suppressing apparatus for an internal combustion engine |
US5183023A (en) * | 1991-11-01 | 1993-02-02 | Siemens Automotive Limited | Evaporative emission control system for supercharged internal combustion engine |
JP3512998B2 (ja) * | 1997-12-16 | 2004-03-31 | 株式会社日立ユニシアオートモティブ | 過給機付内燃機関の蒸発燃料処理装置 |
-
1979
- 1979-11-30 JP JP15537979A patent/JPS5677545A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5677545A (en) | 1981-06-25 |
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