JPS62185213A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
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- JPS62185213A JPS62185213A JP2674386A JP2674386A JPS62185213A JP S62185213 A JPS62185213 A JP S62185213A JP 2674386 A JP2674386 A JP 2674386A JP 2674386 A JP2674386 A JP 2674386A JP S62185213 A JPS62185213 A JP S62185213A
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- magnetic head
- head core
- magnetic
- core
- reinforcing
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は磁気ヘッドに係り、さらに詳細には比較的摩耗
性の高い磁気ヘッドコアを比較的摩耗性の低い補強材に
より両側から挟持する構造を有する磁気ヘッドに関する
。
性の高い磁気ヘッドコアを比較的摩耗性の低い補強材に
より両側から挟持する構造を有する磁気ヘッドに関する
。
[従来の技術1
現在、磁気記録再生は、音声、画像1文字データの記録
再生など種々の分野で広く用いられている。近年ではこ
れらのいずれの分野においても高密度な記録再生を実現
するため、記録媒体の高抗磁力化がはかられている。た
とえば、現状の8■VTRなどでは記!2媒体として1
5000e程度の高磁力を持つメタルパウダー塗布の磁
気テープが用いられている。
再生など種々の分野で広く用いられている。近年ではこ
れらのいずれの分野においても高密度な記録再生を実現
するため、記録媒体の高抗磁力化がはかられている。た
とえば、現状の8■VTRなどでは記!2媒体として1
5000e程度の高磁力を持つメタルパウダー塗布の磁
気テープが用いられている。
また、フロッピーディスクなどの情報記録分野において
も、高密度化の要求から高抗磁力化が磁性粉の改良、あ
るいはメタル粉への移行などによって進行しつつある。
も、高密度化の要求から高抗磁力化が磁性粉の改良、あ
るいはメタル粉への移行などによって進行しつつある。
[発明が解決しようとする問題点]
ところで、上記のような高抗磁力の記録媒体に対して、
従来のフェライトヘッドでは媒体厚み方向に充分な深さ
での書き込みが行なえず、単一のヘッドで記録再生を行
なうシステムを考えた場合、充分なS/N比を得ること
ができないという欠点があった。これは次のような理由
による。
従来のフェライトヘッドでは媒体厚み方向に充分な深さ
での書き込みが行なえず、単一のヘッドで記録再生を行
なうシステムを考えた場合、充分なS/N比を得ること
ができないという欠点があった。これは次のような理由
による。
カールキストの式によれば、記録効率のめやすとなる磁
気記録の深さδは、磁気記録媒体と磁気ヘッドのスペー
シングをd、ギャップ長をgとすると、 と示される。ここでHCは媒体の抗磁力であり、HDは
ヘッドのギャップ深部の磁界であり、コアの飽和磁束密
度に比例する。
気記録の深さδは、磁気記録媒体と磁気ヘッドのスペー
シングをd、ギャップ長をgとすると、 と示される。ここでHCは媒体の抗磁力であり、HDは
ヘッドのギャップ深部の磁界であり、コアの飽和磁束密
度に比例する。
そこで、コア材の飽和磁束密度を上げ、少しでもギャッ
プ深部の磁界を大きくするためにパーマロイ、センダス
トなどの金属コア材を用いる方法が考えられるが、この
金属コア材のみによりコアを形成すると、コア材の電気
抵抗の小ささから渦電流損失により再生時に高域の出力
劣化が生じる問題があった。また、金属材料のみから成
るコアはフェライトコアに比して耐摩耗性が低く耐久性
に欠ける欠点がある。
プ深部の磁界を大きくするためにパーマロイ、センダス
トなどの金属コア材を用いる方法が考えられるが、この
金属コア材のみによりコアを形成すると、コア材の電気
抵抗の小ささから渦電流損失により再生時に高域の出力
劣化が生じる問題があった。また、金属材料のみから成
るコアはフェライトコアに比して耐摩耗性が低く耐久性
に欠ける欠点がある。
以上の問題に鑑み、充分な耐久性を持ち、記録時におい
て高抗磁力の記Q媒体を充分に磁化し、しかも再生時の
高域特性の劣化を防l二するヘッドコアとして、フェラ
イトおよびアモルファスなど金属/非金属のコア材を用
いる構造が従来より提案されている。
て高抗磁力の記Q媒体を充分に磁化し、しかも再生時の
高域特性の劣化を防l二するヘッドコアとして、フェラ
イトおよびアモルファスなど金属/非金属のコア材を用
いる構造が従来より提案されている。
第3図(A)〜(C)は従来の複合材から成るVTR用
磁気ヘッドの構造の一例を示したものである0図におい
て符号lはパーマロイ、センダストの薄板などから成る
左右のコア半体1a、lbを突き合わせて形成した磁気
ヘッドコアである。
磁気ヘッドの構造の一例を示したものである0図におい
て符号lはパーマロイ、センダストの薄板などから成る
左右のコア半体1a、lbを突き合わせて形成した磁気
ヘッドコアである。
コアの接合はガラスなどから成る非磁性のガラスなどか
ら成る接着材1eにより行なわれる。接着はコア半体1
aのコイルを巻装するための巻線窓1dおよび後部の3
角形の切り欠き領域において行なわれる。コア半休の付
き合せ面の上端、すなわち媒体摺動面にはガラスその他
の非磁性材などを用いてギャップlcが形成される。
ら成る接着材1eにより行なわれる。接着はコア半体1
aのコイルを巻装するための巻線窓1dおよび後部の3
角形の切り欠き領域において行なわれる。コア半休の付
き合せ面の上端、すなわち媒体摺動面にはガラスその他
の非磁性材などを用いてギャップlcが形成される。
また、第3図(A)に示すように、コアの媒体に対する
摺動面Ifはギャップ10部分のへラドタッチを向上さ
せるために円筒研削される。
摺動面Ifはギャップ10部分のへラドタッチを向上さ
せるために円筒研削される。
一方、第3図(A)、(B)に示すように、磁気ヘッド
コアlの両側の少なくとも摺動面近傍の領域には補強材
2.2が接合される。磁気へラドコツ1両側の補強材2
はフェライトなどから成り、この補強材2はその中央部
、すなわちギャップICの両側部分に設けられたガラス
などから成る非磁性材3により磁気的に絶縁されている
。
コアlの両側の少なくとも摺動面近傍の領域には補強材
2.2が接合される。磁気へラドコツ1両側の補強材2
はフェライトなどから成り、この補強材2はその中央部
、すなわちギャップICの両側部分に設けられたガラス
などから成る非磁性材3により磁気的に絶縁されている
。
以上の構成により、磁気へ7ドコアlの両側に設けられ
た補強材2は、コアの強度を保障し、コア全体の耐摩耗
性を確保するとともに、中央部で磁気的に絶縁されるこ
とにより磁気コアの磁路の一部を形成する。したがって
、比較的バランスのとれた耐摩耗性、記録再生特性を得
ることができる。
た補強材2は、コアの強度を保障し、コア全体の耐摩耗
性を確保するとともに、中央部で磁気的に絶縁されるこ
とにより磁気コアの磁路の一部を形成する。したがって
、比較的バランスのとれた耐摩耗性、記録再生特性を得
ることができる。
ところが、このような複合材料のコアでは異なる材料ど
うしの摩耗性の差から生じるスペーシングロスの問題が
まだ解決されていない。
うしの摩耗性の差から生じるスペーシングロスの問題が
まだ解決されていない。
すなわち、第3図(A)、(B)の磁気ヘッドでは、金
属性の磁気ヘッドコア1がその両側のフェライトおよび
非磁性材3から構成された補強材2よりも摩耗速度が速
いので、ある程度媒体摺動を行なったあとでは、第3図
(C)に示すように磁気ヘッドコアlと補強材2(ある
いは非磁性材3)の間に摩耗差Δdを生じる。第3図(
C)はある媒体摺動時間が経過した後のギヤー2プ1c
近傍のヘッドの断面を模式的に示している。ただし、第
3図(C)はヘッドの特定の断面を示したものではなく
、ギャップ近傍のへラド摺動面の平均的な高さを示した
ものである。
属性の磁気ヘッドコア1がその両側のフェライトおよび
非磁性材3から構成された補強材2よりも摩耗速度が速
いので、ある程度媒体摺動を行なったあとでは、第3図
(C)に示すように磁気ヘッドコアlと補強材2(ある
いは非磁性材3)の間に摩耗差Δdを生じる。第3図(
C)はある媒体摺動時間が経過した後のギヤー2プ1c
近傍のヘッドの断面を模式的に示している。ただし、第
3図(C)はヘッドの特定の断面を示したものではなく
、ギャップ近傍のへラド摺動面の平均的な高さを示した
ものである。
第3図(C)のように、コアが他の部分より低くなって
しまうと、スペーシングロスが発生する。前記(1)式
かられかるように、スペーシングの増大が記録再生の効
率に悪影響を与えることはいうまでもない。
しまうと、スペーシングロスが発生する。前記(1)式
かられかるように、スペーシングの増大が記録再生の効
率に悪影響を与えることはいうまでもない。
以上の従来構成において、ギャップ1d近傍で補強材2
を分割している非磁性材3を小さくし、補強材2をでき
るだけギャップに近い位置まで設けると摺動面全体の耐
摩耗性、また、再生時の高域特性は上昇するが、逆に上
記の偏摩耗によるスペーシングロスの影響が大きくなっ
てくる。一方、スペーシングロスを減らすために非磁性
材3を太きくし、補強材2を小さくすれば耐摩耗性とヘ
ッドの電気的特性が犠牲になるわけである。
を分割している非磁性材3を小さくし、補強材2をでき
るだけギャップに近い位置まで設けると摺動面全体の耐
摩耗性、また、再生時の高域特性は上昇するが、逆に上
記の偏摩耗によるスペーシングロスの影響が大きくなっ
てくる。一方、スペーシングロスを減らすために非磁性
材3を太きくし、補強材2を小さくすれば耐摩耗性とヘ
ッドの電気的特性が犠牲になるわけである。
[問題点を解決するための手段]
以]二の問題点を解決するために、本発明においては比
較的摩耗性の高い磁気ヘッドコアを比較的I!l耗性の
低い補強材により両側から挟持する構造を有する磁気ヘ
ッドにおいて、前記磁気ヘッドコアの両側の補強材を磁
気ヘッドコアの磁気ギャップ近傍領域において複数部分
に分割するとともに、それらの間に磁気ヘッドコアとほ
ぼ摩耗性の等しい構成材を設け、その場合この構成材に
より磁気ヘッドコア両側の補強材を磁気ヘッドコアに対
して互いに非対称な形状に分割する構成を採用した。
較的摩耗性の高い磁気ヘッドコアを比較的I!l耗性の
低い補強材により両側から挟持する構造を有する磁気ヘ
ッドにおいて、前記磁気ヘッドコアの両側の補強材を磁
気ヘッドコアの磁気ギャップ近傍領域において複数部分
に分割するとともに、それらの間に磁気ヘッドコアとほ
ぼ摩耗性の等しい構成材を設け、その場合この構成材に
より磁気ヘッドコア両側の補強材を磁気ヘッドコアに対
して互いに非対称な形状に分割する構成を採用した。
[作 用]
以上の構成によれば、磁気ヘッドコアと補強材の摩耗性
の差から生じる段差が上記非対称性から磁気ヘッドコア
の両側において同等に発生することがないので、磁気ヘ
ッドコア近傍の耐摩耗特性と、スペーシング特性をバラ
ンスさせることが可能になる。
の差から生じる段差が上記非対称性から磁気ヘッドコア
の両側において同等に発生することがないので、磁気ヘ
ッドコア近傍の耐摩耗特性と、スペーシング特性をバラ
ンスさせることが可能になる。
[実施例]
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明の詳細な説明
する。ただし、以下では従来と同一または相当する部材
には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
する。ただし、以下では従来と同一または相当する部材
には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
l上111
第1図(A)〜(C)は本発明の第1の実施例における
磁気ヘッドの構造を示している。ここで示した金属材か
ら成る磁気ヘッドコアlは前記従来例とまったく同様に
構成されている。
磁気ヘッドの構造を示している。ここで示した金属材か
ら成る磁気ヘッドコアlは前記従来例とまったく同様に
構成されている。
ところが、その両側に接合されるフェライトなどの非金
属材から成る補強材4,5はそれぞれ異なる構成となっ
ている。すなわち、補強材4.5をそれぞれ中央部にお
いて分割している非磁性材3の幅Wl、W2はWl<W
2となるように設定しである。いいかえれば、補強材4
は磁気ヘッドコアlのギャップlc近傍まで形成されて
いるのに対して、補強材5は磁気ヘッドコアlの左右端
部周辺のみに設けられている。また、各補強材を分割し
ている非磁性材3.3には、金属性の磁気ヘッドコアl
とほぼ同等またはわずかに大きな摩耗性を有するガラス
などの材料を用いる。
属材から成る補強材4,5はそれぞれ異なる構成となっ
ている。すなわち、補強材4.5をそれぞれ中央部にお
いて分割している非磁性材3の幅Wl、W2はWl<W
2となるように設定しである。いいかえれば、補強材4
は磁気ヘッドコアlのギャップlc近傍まで形成されて
いるのに対して、補強材5は磁気ヘッドコアlの左右端
部周辺のみに設けられている。また、各補強材を分割し
ている非磁性材3.3には、金属性の磁気ヘッドコアl
とほぼ同等またはわずかに大きな摩耗性を有するガラス
などの材料を用いる。
このように、補強材の形状を非対称形状とすること番こ
より、次のような効果を得ることができる。
より、次のような効果を得ることができる。
まず、補強材4はギャップlc近傍まで設けられている
ので、磁気ヘッドコアlとの間に摩耗特性の差により段
差を生じやすいが、金属材から成る磁気ヘッドコアlの
高域特性の悪さをおぎなうとともに、ヘッドの摺動面全
体の対摩耗性を高める役割を果す。
ので、磁気ヘッドコアlとの間に摩耗特性の差により段
差を生じやすいが、金属材から成る磁気ヘッドコアlの
高域特性の悪さをおぎなうとともに、ヘッドの摺動面全
体の対摩耗性を高める役割を果す。
また、ヘッドの左右の端部領域に設けられる補強材5は
、磁路としての機能は小さいが、その中央部の磁気ヘッ
ドコア1とほぼ摩耗性の等しい非磁性材3が磁気ヘッド
コア1と同等に摩耗するため、磁気ヘッドコアlとの間
に段差を生じず、スペーシング特性を向上させる機能を
果す。
、磁路としての機能は小さいが、その中央部の磁気ヘッ
ドコア1とほぼ摩耗性の等しい非磁性材3が磁気ヘッド
コア1と同等に摩耗するため、磁気ヘッドコアlとの間
に段差を生じず、スペーシング特性を向上させる機能を
果す。
従来構造の第3図(C)に対応する第1図(C)は第1
図(A)、(B)のギャップlc周辺の断面を模式的に
示している。同図に示すように、補強材4側では補強材
4の摩耗が小さいので、磁気ヘッドコアlとの間に段差
が生じるが。
図(A)、(B)のギャップlc周辺の断面を模式的に
示している。同図に示すように、補強材4側では補強材
4の摩耗が小さいので、磁気ヘッドコアlとの間に段差
が生じるが。
非磁性材3部分の大きな補強材5側では磁気ヘッドコア
lと補強材5の間に段差ができず、スペーシングロスが
低減される。
lと補強材5の間に段差ができず、スペーシングロスが
低減される。
したがって、補強材4側でへ一2ドの電気的特性と対摩
耗性を、また補強材5側でスペーシング特性を確保する
ことにより、特性のバランスに優れた磁気ヘッドを提供
できる。
耗性を、また補強材5側でスペーシング特性を確保する
ことにより、特性のバランスに優れた磁気ヘッドを提供
できる。
剃l災11
第2図(A)、(B)は、本発明の第2の磁気ヘッドの
実施例を示したものである。
実施例を示したものである。
第1実施例では磁気へラドコツ1両側の補強材4,5を
分割する非磁性材3をそれぞれ異なる大きさとした非対
称形状を示したが、第2図(A)、(B)では非磁性材
3を磁気ヘッドコア1の左右の半休の並ぶ方向にオフセ
ットさせ、しかも磁気ヘッドコア1の両側で補強材6,
7のオフセフ)方向を逆にした形状としている。この場
合、磁気へ71271両側の非磁性材3はそれぞれ第1
図(A)、(B)の補強材4側のものとほぼ大きさの等
しい同一形状とし、補強材6.7の右または左の半休部
分がギャップld近傍まで延びるようにしである。
分割する非磁性材3をそれぞれ異なる大きさとした非対
称形状を示したが、第2図(A)、(B)では非磁性材
3を磁気ヘッドコア1の左右の半休の並ぶ方向にオフセ
ットさせ、しかも磁気ヘッドコア1の両側で補強材6,
7のオフセフ)方向を逆にした形状としている。この場
合、磁気へ71271両側の非磁性材3はそれぞれ第1
図(A)、(B)の補強材4側のものとほぼ大きさの等
しい同一形状とし、補強材6.7の右または左の半休部
分がギャップld近傍まで延びるようにしである。
このような構成によっても、前記実施例と同様に、金属
コアの高域特性を補強材6,7でおぎなうとともに、ギ
ャップld近傍の耐摩耗性とスペーシング特性を良好に
維持できる。これは、第1の実施例の場合と同様に片側
の補強材6の非磁性材3が他方の非磁性材より多く摩耗
し、スペーシング特性を確保するからである。
コアの高域特性を補強材6,7でおぎなうとともに、ギ
ャップld近傍の耐摩耗性とスペーシング特性を良好に
維持できる。これは、第1の実施例の場合と同様に片側
の補強材6の非磁性材3が他方の非磁性材より多く摩耗
し、スペーシング特性を確保するからである。
以上の構成に加えて、当然第2実施例ではさらに第2図
(C)、CD)・に示すように第2図(A)、(B)に
おけるのと逆方向、すなわち巻線窓1dとギャップlc
のアジマス角に対して非磁性材3をオフセットさせても
同等の作用効果を得ることができる。
(C)、CD)・に示すように第2図(A)、(B)に
おけるのと逆方向、すなわち巻線窓1dとギャップlc
のアジマス角に対して非磁性材3をオフセットさせても
同等の作用効果を得ることができる。
以上2つの実施例を示したが、補強材4〜7が磁性を有
さず、単に補強の役割のみを果す磁気ヘッドにおいても
同等の構成を実施できる。この場合には耐摩耗特性と記
録再生特性のうちスペーシング特性のバランスを良好に
保つことが可能である。
さず、単に補強の役割のみを果す磁気ヘッドにおいても
同等の構成を実施できる。この場合には耐摩耗特性と記
録再生特性のうちスペーシング特性のバランスを良好に
保つことが可能である。
さらに、上記実施例では補強材がヘッドの摺動面近傍の
みに設けられるよう図示したが、磁気ヘッドコア全体が
補強材によって挟持される構造を有する磁気ヘッドにも
同等の構成を実施することができる。
みに設けられるよう図示したが、磁気ヘッドコア全体が
補強材によって挟持される構造を有する磁気ヘッドにも
同等の構成を実施することができる。
[発明の効果]
以上の説明から明らかなように1本発明によれば比較的
摩耗性の高い磁気ヘッドコアを比較的摩耗性の低い補強
材により両側から挟持する構造を有する磁気ヘッドにお
いて、前記磁気ヘッドコアの両側の補強材を磁気ヘッド
コアの磁気ギャップ近傍領域において複数部分に分割す
るとともに磁気ヘッドコアとほぼ摩耗性の等しい構成材
を設け、その場合この構成材により磁気ヘッドコア両側
の補強材を磁気へ一7ドコアに対して互いに非対称な形
状に分割する構成を採用しているため、ヘー2ドの耐摩
耗性、スペーシング特性を向上させることができ、長期
間にわたって良好な記録(ないし消去)再生特性を維持
できる優れた磁気ヘッドを提供することができる。
摩耗性の高い磁気ヘッドコアを比較的摩耗性の低い補強
材により両側から挟持する構造を有する磁気ヘッドにお
いて、前記磁気ヘッドコアの両側の補強材を磁気ヘッド
コアの磁気ギャップ近傍領域において複数部分に分割す
るとともに磁気ヘッドコアとほぼ摩耗性の等しい構成材
を設け、その場合この構成材により磁気ヘッドコア両側
の補強材を磁気へ一7ドコアに対して互いに非対称な形
状に分割する構成を採用しているため、ヘー2ドの耐摩
耗性、スペーシング特性を向上させることができ、長期
間にわたって良好な記録(ないし消去)再生特性を維持
できる優れた磁気ヘッドを提供することができる。
第1図(A)は本発明による第1の実施例における磁気
ヘッドの構成を示した側面図、第1図(B)は第1図(
A)の磁気ヘッドの正面図、第1図(C)は第1図(A
)、(B)のヘッドの媒体摺動後の状態を模式的に示し
た断面図、第2図(A)は本発明の第2の実施例におけ
る磁気ヘッドの構成を示した側面図、第2図(B)は第
2図(A)の磁気ヘッドの正面図、第2図(C)。 (D)はそれぞれ第2実施例の磁気ヘッドの変形例を示
した側面図および正面図、第3図(A)は従来の磁気ヘ
ッドの構成を示した側面図、第3図(B)は第3図(A
)の磁気ヘッドの正面図、第3図(C)は第3図(A)
、(B)のヘッドの媒体拷動後の状態を模式的に示した
断面図である。 1・・・磁気ヘッドコア lc・・・ギャップ1d・・
・巻線窓 If・・・摺動面3・・・非磁性材
4〜7・・・補強材百4ftヘブl−′QイI′
16フロ 第2図(C)
ヘッドの構成を示した側面図、第1図(B)は第1図(
A)の磁気ヘッドの正面図、第1図(C)は第1図(A
)、(B)のヘッドの媒体摺動後の状態を模式的に示し
た断面図、第2図(A)は本発明の第2の実施例におけ
る磁気ヘッドの構成を示した側面図、第2図(B)は第
2図(A)の磁気ヘッドの正面図、第2図(C)。 (D)はそれぞれ第2実施例の磁気ヘッドの変形例を示
した側面図および正面図、第3図(A)は従来の磁気ヘ
ッドの構成を示した側面図、第3図(B)は第3図(A
)の磁気ヘッドの正面図、第3図(C)は第3図(A)
、(B)のヘッドの媒体拷動後の状態を模式的に示した
断面図である。 1・・・磁気ヘッドコア lc・・・ギャップ1d・・
・巻線窓 If・・・摺動面3・・・非磁性材
4〜7・・・補強材百4ftヘブl−′QイI′
16フロ 第2図(C)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)比較的摩耗性の高い磁気ヘッドコアを比較的摩耗性
の低い補強材により両側から挟持する構造を有する磁気
ヘッドにおいて、前記磁気ヘッドコアの両側の補強材を
磁気ヘッドコアの磁気ギャップ近傍領域において複数部
分に分割するとともに、それらの間に磁気ヘッドコアと
ほぼ摩耗性の等しい構成材を設け、その場合この構成材
により磁気ヘッドコア両側の補強材を磁気ヘッドコアに
対して互いに非対称な形状に分割することを特徴とする
磁気ヘッド。 2)前記磁気ヘッドコアが飽和磁束密度の高い金属材料
から、また、前記補強材が渦電流損の小さな磁性材から
形成されることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
載の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2674386A JPS62185213A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2674386A JPS62185213A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 磁気ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62185213A true JPS62185213A (ja) | 1987-08-13 |
Family
ID=12201780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2674386A Pending JPS62185213A (ja) | 1986-02-12 | 1986-02-12 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62185213A (ja) |
-
1986
- 1986-02-12 JP JP2674386A patent/JPS62185213A/ja active Pending
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