JPS62185208A

JPS62185208A - 磁気記録再生装置

Info

Publication number: JPS62185208A
Application number: JP2696086A
Authority: JP
Inventors: Michiharu Uematsu; 道治植松
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-02-12
Filing date: 1986-02-12
Publication date: 1987-08-13

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、高周波バイアス記録により、音声を記録、再
生する機能を有するテープレコーダ、ビデオテープレコ
ーダに関するものである。

（従来の技術）一般に、高周波バイアス記録を用いたテープレコーダ、
ビデオテープレコーダは、記録時に磁気ヘッドに印加す
る高周波バイアス電流を、ヘッドのインピーダンスのバ
ラツキ、発振器のレベルのバラツキに関係無く一定に調
整する為の可変抵抗あるいは可変キャパシタを有し、量
産の際は、装置毎に調整作業を行っていた。

第２図は従来の磁気記録再生装置の構成を示すもので、
１は記録増幅器、２は高周波バイアス発振器、３は低域
通過フィルタ、４は高域通過フィルタ、５は磁気ヘッド
、６，７は記録・再生スイッチ、８は電流検出抵抗、９
は再生増幅器である。

（発明が解決しようとする問題点）高周波バイアス電流をヘッドのインピーダンスのバラツ
キ、発振器の出力バラツキに関係なく一定とする為に、
可変抵抗または可変キャパシタを必要とし、また、それ
らの調整作業の工数を必要としていた。

（問題点を解決するための手段）本発明は上記問題点を解決するために、磁気ヘッドに流
れる高周波バイアス電流に比例した電圧値として検出し
、その電圧値と基準電圧を比較し、その誤差の大いさに
応じ、高周波バイアス発振器の出力を制御することによ
り、高周波バイアス電流を一定ならしめるものである。

（作用）磁気ヘッドと直列にバイアス電流検出用抵抗を付加し、
この抵抗の両端に発生した電圧降下を、記録時に不要と
なる再生増幅器を用いて増幅して整流、平滑し、バイア
ス電流と比例した直流電圧を得る。

このバイアス電流に比例した電圧を基準電圧と比較し、
その誤差の大いさに応じ、発振器の出力電圧を制御する
ことにより、一定電流のバイアス電流をヘッドに供給す
ることが可能である。

（実施例）第１図は本発明の構成を示す一実施例のブロック図であ
る。

図中、１は記録増幅器、２は高周波バイアス発振器、９
は再生増幅器を示している。また、６゜７は何れも記録
・再生スイッチであり、記録は６は開、７は開の状態で
ある。

次にその動作について説明する。

まず、記録信号は、記録増幅器１により増幅され、低域
通過フィルタ３を経由して磁気ヘッド５に加えられる。

一方、高周波バイアス発振器２の出力も高域通過フィル
タ４を経由して同様に磁気八ツ１り５に加えられる。

この記録信号と高周波バイアス信号は磁気ヘッド５を経
由して電流検出抵抗８の両端に電圧降下を生じ、これが
再生増幅器９に印加、増幅され、高周波バイアス信号成
分のみ、高域通過フィルタ１０を経由して整流回路ｌｌ
で整流され、平滑回路１２にて高周波バイアス電流に比
例した直流電圧が得られる。

この直流電圧は、基準電圧１３と比較回路１４にて比較
され、基準電圧との誤差の大いさが比較回路１４より出
力され、発振器の出力制御信号として高周波バイアス発
振器２に印加され、常に平滑回路１２で得られたＤＣ電
圧が、基準電圧１３と等しくなる様、高周波バイアス発
振＋＋＋ｉ　；２の出力が制御される。

なお、１５は再生出力、１６は高周波バイアス電流制御
手段を示す。

従って、基準電圧１３を低電圧ダイオード等を用いて設
定すれば、磁気ヘッドのインピーダンスのバラツキ等の
関係なく、一定の高周波バイアス電流を磁気ヘッド５に
供給可能である。

なお、第１図に示した実施例は、記録時に不要となる再
生増幅器９を高周波バイアスの増幅器として用いたが、
第２の実施例としては、これを専用の増幅器として独立
させることも可能である。

（発明の効果）通常、ビデオテープレコーダのオーディオヘッドは、電
流管理、つまり、高周波バイアス電流がある所定の値と
なる様に、可変抵抗等で調整しており、量産の際、多く
の工数を要していた。

本発明によれば、このような調整は必要なく、常に、回
路定数だけで必要なバイアス電流点に設定でき、工数削
減、信頼性向上に有効である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の構成を示す一実施例のブロック図、第
２図は従来の磁気記録再生装置の構成を示す図である。１　・・・記録増幅器。２・・・高周波バイアス発振器、３　・・・低域通過フィルタ、４．１０・・・高域通過フィルタ、５　・・・磁気ヘッド、６．７　・・・記録・再生スイッチ。８　・・・電流検出抵抗、９　・・・再生増幅器。１１・・・整流回路、１２・・・平滑回路、１３・・・
基準電圧、１４・・・比較回路、１５・・・再生出力、１６・・・高周波バイアス電流制御手段。特許出願人　松下電器産業株式会社第１図８ｆ代波鋲ム挽第２図

Claims

【特許請求の範囲】

記録時、高周波バイアス発振器の出力信号を記録再生兼
用ヘッドに供給し、前記、記録再生兼用ヘッドに直列に
挿入された、高周波バイアス電流検出抵抗に発生した電
圧を、再生時に使用する再生増幅器を用いて増幅し、そ
の増幅信号の電圧レベルを基準電圧と比較し、その誤差
の大いさに応じて、前記高周波バイアス発振器の出力を
制御することを特徴とする磁気記録再生装置。