JPS6218430Y2 - - Google Patents

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JPS6218430Y2
JPS6218430Y2 JP1981108283U JP10828381U JPS6218430Y2 JP S6218430 Y2 JPS6218430 Y2 JP S6218430Y2 JP 1981108283 U JP1981108283 U JP 1981108283U JP 10828381 U JP10828381 U JP 10828381U JP S6218430 Y2 JPS6218430 Y2 JP S6218430Y2
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JP
Japan
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mold
steam
chamber
section
steam supply
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JP1981108283U
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JPS5815022U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は合成樹脂の発泡成形装置の改良に関す
るものである。
従来の合成樹脂の発泡成形装置においては、蒸
気供給時間をタイマにより設定しているが、ボイ
ラの運転変動その他の原因によつて型に供給され
る蒸気の供給量に変動が生じる。そして、その変
動により発生する発泡不良を防ぐため、型に過剰
の蒸気を供給するようタイマを設定しているが、
そのために蒸気を無駄に使用するうえ過熱により
型の通気用の小孔を焼き付いた樹脂が閉塞した
り、成形体が型に焼き付いて離型不良が生じた
り、焼き付いた樹脂片により離型時に成型体の表
面に傷が付く等種々の欠点がある。
本考案は前記のような欠点のない合成樹脂の発
泡成形装置を目的として完成されたもので、以
下、図示の実施例について詳細に説明する。
1,1′は通気用の小孔5,5′を多数配設した
合せ型部2,2′を備えた一対の型で、両型1,
1′は成形機の接離自在に対向させた枠函体3,
3′の前面開口を遮閉するように取付けられて各
後方にチヤンバー部4,4′を形成してある。6
は一方の型1に供給口部を接続した原料供給装
置、7は型1内に先端を出没自在に嵌挿させた発
泡成形体離型用の押出杆であり、9は基端を押出
杆7の鍔部8に係止させている押出杆7復帰用の
ばねである。10は一端部が型1のチヤンバー部
4に設けた接続口4aに連結されて他端部が開閉
弁11を介して蒸気供給管12に連結されている
連結管、13は型1のチヤンバー部4の底部に設
け接続口4bに連結される開閉弁14付の排出管
であり、他方10′は一端部が型1′のチヤンバー
部4′に設けた接続口4a′に連結されて他端部が
開閉弁11′を介して前記蒸気供給管12に連結
されている連結管、13′は型1′のチヤンバー部
4′の底部に設けた接続口4b′に連結される開閉
弁14′付の排出管である。15は枠函体3,
3′のいずれか一方または双方に取付けられて一
方のチヤンバー部に検出端が臨むようにした蒸気
圧検出部であつて、該蒸気圧検出部15はチヤン
バー部内の蒸気圧を検出して後記する蒸気供給制
御器18に信号を発するものであり、また、16
は枠函体3,3′のいずれか一方または双方に取
付けられて検出端が型面またはチヤンバー部に臨
むようにした温度検出部で、該温度検出部16は
原料ビーズの発泡時や冷却時に型1,1′内やチ
ヤンバー部の温度を検出して後記する蒸気供給制
御器18に信号を発するものである。17は枠函
体3,3′のいずれか一方または双方に取付けら
れて型1,1′内に検出端が臨むようにした発泡
圧検出部であつて、該発泡圧検出部17は成形体
の発泡圧を検出して後記する蒸気供給制御器18
に信号を発するものである。18は蒸気圧検出部
15、温度検出部16、発泡圧検出部17と接続
される蒸気供給制御器で、該蒸気供給制御器18
は蒸気圧検出部15、温度検出部16、発泡圧検
出部17により検出された蒸気圧、温度、発泡圧
の信号により前記開閉弁11,11′を開閉して
蒸気供給を制御するものである。
このように構成されたものは、枠函体3,3′
を図示しないシリンダの作動により接近させてそ
の前面開口に取付けられている型1の合せ型部2
を型1′の合せ型部2′に型合せしたうえ各原料供
給装置6より型1,1′の合せ型部2,2′間に形
成されるキヤビテイー部すなわち型1,1間に周
知の予備発泡済の原料ビーズを充填したうえ型締
めし、型締め後は常法により型内の原料ビーズ間
の空気を除去したうえ開閉弁14,14′を閉じ
る一方開閉弁11′を開いて蒸気供給管12より
蒸気をチヤンバー部4′に供給して蒸気をチヤン
バー部4側に流通させて予備加熱を行う点は従来
のこの種合成樹脂の発泡成形装置による発泡成形
法と同様であるが、本考案においては一方のチヤ
ンバー部4′に検出端が臨む蒸気圧検出部15と
他方のチヤンバー部4または型面に検出端が臨む
温度検出部16と型内に検出端が臨む発泡圧検出
部17とが蒸気供給制御器18に接続させて設け
られているから、枠函体3′に取付けられて一方
のチヤンバー部4′に検出端が臨む蒸気圧検出部
15は開閉弁11′から供給される蒸気が発泡融
着に必要とされる設定蒸気圧になつたことを確実
に検出し、その検出信号により蒸気圧検出部15
に接続された蒸気供給制御器18は作動して開閉
弁11′を閉じて一方のチヤンバー部4′への蒸気
供給を自動的に停止させるとともに開閉弁11を
開いて蒸気供給管12を介し蒸気を他方のチヤン
バー部4に供給する。そして検出端を他方のチヤ
ンバー部4または型面に臨ませた温度検出部16
が設定された発泡融着に必要な温度を検出した
ら、温度検出部16と接続された蒸気供給制御器
18は該温度検出部16からの信号により作動
し、開閉弁11′を開いて蒸気をチヤンバー部
4,4′に供給し、型内の原料ビーズを最終発泡
させる。そして、枠函体に取付けられ、型内に検
出端を臨ませた発泡圧検出部17が設定された成
形体の発泡圧を検出したら、発泡圧検出部17に
接続される蒸気供給制御器18は信号を受けて作
動し、両開閉弁11,11′を閉じて蒸気供給を
停止し、以下、冷却工程に移ればよく、発泡工程
において供給される蒸気圧や温度の外に成形体の
発泡圧を蒸気圧検出部15、温度検出部16、発
泡圧検出部17より検出して蒸気供給制御器18
をもつて蒸気供給を必要量に制御しているもの
で、特に、先に蒸気が供給されることにより水滴
が生じ易くて温度検出上支障があるうえに圧力上
昇は他方のチヤンバー部4より速い一方のチヤン
バー部4′では蒸気圧検出を利用し、後に蒸気が
供給されるために温度検出を確実に行うことがで
きる他方のチヤンバー部4では発泡融着温度を直
接検出するようにして検出温度を速めるとともに
正確性を増し、さらに最終的には発泡圧検出をも
行つて最適な発泡状態となるよう蒸気供給を制御
するようにしたから、ボイラの運転変動その他の
原因で供給される蒸気に変動があつても、発泡不
良を生じことがないうえ型に過剰の蒸気を供給す
る無駄がなく、さらに、型を過熱することがない
から成形体が型に焼き付いて離型不良を生じた
り、焼き付いた樹脂片により離型時に成形体の表
面に傷が付くこともない。
従つて、本考案は従来の合成樹脂の発泡成形装
置の欠点を除いたものとして実用的価値極めて大
なものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示す一部切欠正面図で
ある。 1,1′:型、3,3′:枠函体、4,4′:チ
ヤンバー部、5,5′:小孔、11,11′:開閉
弁、12:蒸気供給管、13,13′:排出管、
15:蒸気圧検出部、16:温度検出部、17:
発泡圧検出部、18:蒸気供給制御器。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通気用の小孔を多数配設した型を接離自在に対
    向させた枠函体の前面開口に取付けて各枠函体内
    に形成されたチヤンバー部を蒸気供給管と排出管
    にそれぞれ接続させて蒸気を一方のチヤンバー部
    に供給後他方のチヤンバー部に切換供給するよう
    にした合成樹脂の発泡成形装置において、一方の
    チヤンバー部4′に検出端が臨む蒸気圧検出部1
    5と他方のチヤンバー部4または型面に検出端が
    臨む温度検出部16と型内に検出端が臨む発泡圧
    検出部17を蒸気供給制御器18に接続させて設
    けたことを特徴とする合成樹脂の発泡成形装置。
JP10828381U 1981-07-21 1981-07-21 合成樹脂の発泡成形装置 Granted JPS5815022U (ja)

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JPS5815022U JPS5815022U (ja) 1983-01-29
JPS6218430Y2 true JPS6218430Y2 (ja) 1987-05-12

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JP10828381U Granted JPS5815022U (ja) 1981-07-21 1981-07-21 合成樹脂の発泡成形装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5521287A (en) * 1978-08-03 1980-02-15 Sekisui Plastics Co Ltd Confirming method and device of cooling finish in foamed forming

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5821692Y2 (ja) * 1978-04-28 1983-05-09 笠原工業株式会社 発泡ポリスチレン成形機に於ける成形金型の加熱装置
JPS616111Y2 (ja) * 1980-04-03 1986-02-24

Patent Citations (1)

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JPS5521287A (en) * 1978-08-03 1980-02-15 Sekisui Plastics Co Ltd Confirming method and device of cooling finish in foamed forming

Also Published As

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JPS5815022U (ja) 1983-01-29

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