JPS62183382A - 記録方法 - Google Patents

記録方法

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JPS62183382A
JPS62183382A JP2646286A JP2646286A JPS62183382A JP S62183382 A JPS62183382 A JP S62183382A JP 2646286 A JP2646286 A JP 2646286A JP 2646286 A JP2646286 A JP 2646286A JP S62183382 A JPS62183382 A JP S62183382A
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JP
Japan
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ink
recording
recording material
spherical silica
particles
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JP2646286A
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English (en)
Inventor
Naoya Morohoshi
直哉 諸星
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Canon Inc
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Publication date
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Priority to SG88691A priority patent/SG88691G/en
Pending legal-status Critical Current

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    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
    • B41M5/52Macromolecular coatings
    • B41M5/5218Macromolecular coatings characterised by inorganic additives, e.g. pigments, clays
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
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    • B41M5/50Recording sheets characterised by the coating used to improve ink, dye or pigment receptivity, e.g. for ink-jet or thermal dye transfer recording
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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
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  • Duplication Or Marking (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、記録方法に関し、更に詳しくは優れた色彩発
色性、インクドツト形状等の諸特性を宥する記録画像を
与える改良されたインクジェット記録方法に関する。
(従来の技術) インクジェット記録方法は1種々の記録液(以下インク
と云う)吐出方式(例えば、静電吸引方式、圧電素子を
用いてインクには機械的振動または変位を与える方式、
インクを加熱して発泡させ、その圧力を利用する方式等
)により、インクの小滴を発生させ、これを飛翔させ、
それらの一部若しくは全部を、紙などの被記録材に付着
させて記録を行うものであるが。
騒音の発生が少なく、高速印字、多色印字の行える記録
方法として注目されている。
インクジェット記録用のインクとしては、安全性、印刷
適性の面から主に水系のものが使用されており、一方、
被記録材としては、従来通常の紙が一般的に使用されて
きた。このようなπ ぼけたりし集いことが必要であり、またインクが記Qv
k可及的速やかに乾燥して不意に紙面を汚染しないこと
がψましい。
そして、とりわけ二色以上の異色のインクを用いる多色
インクジェット記録方式においては。
l)インクの被記録材への吸収が速やかであった場合で
も、後で付着したインクが前に付着したインクと混合し
たり、インクドツトを乱したり、流れ出したりしないこ
と、 2)インク液滴が被記録材上で拡散し、インクドツトの
径が必要以上に大きくならないこと、3)インクドツト
の形状が真円に近く、またその周辺が滑らかであること
4)インクドツトの濃度が高く、ドツト周辺がントラス
トが大きいこと。
6)インクの色が、被記録材のいかんにより変化しない
こと。
7)被記録材の寸法変動(例えば、しわ、のび)が記録
前後で少ないこと、 8)記録画像が、水や空気中の酸化性気体ならびに光に
対して十分な抵抗性をもつこと、9)被記録材の塗工層
や基材からの粉落ちが少ないこと。
等の諸要求を満足させる必要がある。
これらの要求を満たすために、従来からいくつかの提案
がなされてきた0例えば、インク吸収性やインクドツト
の滲みを改良するために特開昭53−49113号公報
には、木材パルプ抄製シートに水溶性高分子を含浸させ
てなるインクジェット記録用紙が開示されている。塗工
紙の例としては、特開昭55−5830号公報に支持体
上にインク吸収性の塗層を設けたインクジェット記録用
シートが、特開昭55−11829号公報にはノーサイ
ズ紙にインク吸収性の異なる2層以上の塗層を設けてな
るインクジェット記録用シートがそれぞれ開示されてい
る。更に、特開昭56−99693号公報に記載のイン
クジェット用被記録材は、ハロゲン化第四級アンモニウ
ム等を含有させて耐水性を付与している。
また、インクジェット用被記録材として合成無定形シリ
カを含有する用紙が提案されている。この被記録材は、
インクジェット用被記録材として、記録剤の色彩発色性
が優れる等の利点を有するものであるが、粒子の形状が
不均一でしかも粒径の分布が広いため、インク吸収性を
向上させようとすると塗層強度が低下し粉落ちが発生す
るという不都合がある。特に、被記録材の塗層や基材か
らの粉落ちは、ノズルの目詰りによるインク不吐出の原
因となり、記録装置の信頼性を低下させるので好ましく
ない。
(発明が解決しようとする問題点) 未発明の目的は、上記の技術分野において従来技術が解
決し得なかった諸課題を満足させることにある。特に、
本発明ではインクジェット記録方式による複数のカラー
インクを用いたカラー画像の記録における上記諸要求、
特に色彩発色性、インク吸収性および塗層強度を同時に
向とさせることにある。
(問題点を解決しようとするための手段)上記および他
の目的は°、以下の本発明によって達成される。
すなわち本発明は、記録液の液滴を形成し、することを
特徴とする記録方法である。
(作用) 次に本発明を更に詳細に説明すると、本発明の主たる特
徴は、種々の被記録材に対して水溶性染料を記録剤とす
るインクにより記録を行う際に、上記被記録材に球状シ
リカを含有させることによって、これらのインクにより
形成された画像の優れた色彩発色性を保持したままイン
ク吸収性と塗層強度(耐粉落ち性)を同時に向Fさせう
ることを知見した点である。特に、従来から色彩発色性
に優れた画像を与えるが、インク吸収性と塗層強度を両
立させることが困難であったシリカ含有被記録材におい
て、上記のインク吸収性と塗層強度の向上という効果が
顕著であることを知見した点にあり、本発明者はこのよ
うな知見に基づいて本発明の目的を達成したものである
本発明の記録方法において使用するインクは、水溶性染
料および液媒体、その他の添加剤からなる記録液であり
、25℃における表面張力が好ましくは30〜65dy
n/cm、特に好ましくは40〜80d7n/Cmの範
囲内にあるものである。この範囲よりも低い表面張力の
インクを使用して印字を行なった場合には、被記録材に
対する濡れ性は良いが、印字ドツトの広がりが大きくな
る。一方、上記表面張力より高い表面張力のインクを使
用した場合には。
被記録材に対する濡れ性が悪くなり、その結果インクの
吸収性及びドツト濃度の低下が起こり好ましくない。
本発明のインクジェット記録方法に使用されるインクの
必須成分である水溶性染料として−は、直接染料、酸性
染料あるいは食品用色素等の水溶性染料が好ましく用い
られる。
例えば、直接染料としては、C,1,ダイレクトブラッ
ク2.4.9,11.14.17.19.22.27.
32.36.38.41.48.49.51.56.6
2.71.74.75.77.78.80,105,1
06゜107.108,112,113,117゜13
2.146,154.194; C,1,ダイレクトイエロー1.2.4.8.11.1
2.24.26.27.2B、33.34.39.41
.42,44.4B、50゜51.58.72.85.
88,87.88.98.100.110゜ C,1,ダイレクトオレンジ6.8.10゜26.29
.39.41.49.51.102;C,1,ダイレク
トレッド1.2.4.8.9゜11.13.17.20
,23.24.28.31.33.37.39.44.
4B、47゜48.51.59.62,63.73.7
5.77.80,81.83.84.85.90゜94
.99.101.108.110,145゜189、 
197.220.224.225゜226、 227.
 230: C,1,ダイレクトバイオレット1,7.9.12.3
5.48.51.90,94;c、r、ダイレクトブル
ー1.2,6.8.15.22.25.34.69..
70.71.72.75.76.78.80.81.8
2.83.86.90.98,106.108.11.
120.123,158,163.165.192.1
93.194.195.196.199.200.20
1.202.203.207.218.236.237
.239.246.258; C,1,ダイレクトグリーン1.6.8.28.33.
37.63.64; C,1,ダイレクトブラウンIA、2.6.25.27
.44.58.95.100、l O。
1.106.112.173.194.195.209
.210.211; 酸性染料としては、C,1,アシッドブラック1、 2
. 7、 l 6、17、24、26、28.3 l、
 4 l 、 48、52、58、60、63゜94、
 107.109.112.118、119、 121
. 122.131. 155、156 ;C,1,ア
シッドイエロー1.3.4,7.11 、12、13、
 l 4、17. 18. 19.23、25. 29
、34. 38、38、40゜4 l 、 42、44
. 49、53. 55、59゜61 、7 l 、 
72、76、78、99、1 1 1”。
114 、116 、122 、135 、161゜l
 72 ; C,1,アシッドオレンジ7.8.10.33.56.
64; C,1,アシッドレッド1.4,6.8.13.14.
15.1B、19.21.26.27゜30.32.3
4.35.37.40.42゜51.52.54.57
.80.82.83.85.87.88.89.92.
94.97、toe、toa、110.119.129
゜131.133,134.135,154、155 
、172 、176、 180  、184.186 
、 187 、243. 249  、254 。
256、260 、289、317.318゜C,1,
アシッドバイオレット7.11.15.34.41.4
3.49.75; C,1,アシッドブルーl、7.9.22.23.25
.27.29.40.41.43.45.49.51.
53.55.56.59.62.78.80.81.9
0.92.93.102.104.111.113.1
17.120.124.126.145.187.17
1.175,183,229.234゜236; C91,アシッドグリーン3.9.12.16.19.
20.25.27.41: C,1,アシッドブラウン4.14; 更に食品用色素としては、 C,1,フードブラック2; C,1,フードイエロー3.4.5; C,1,フードレッド2,3.7.9.14.52、 
87、92. 94. 102、104.105 、1
06: C,1,フードバイオレット2; C,1,フードブルーl、2; C,1,フードグリーン2.3等が挙げられるが、もち
ろんこれらに限定されるものではない。
これらの水溶性染料は、一般に水または水と有機溶剤か
らなる液媒体中に溶解して使用するものであり、これら
の液媒体成分としては、好ましくは水と水溶性の各種有
機溶剤等との混合物が使用されるが、インク中の水分含
有量が。
20乃至90重量%の範囲内となるよう調整するのが好
ましい。
上記水溶性の有機溶剤としては、例えばメチルアルコー
ル、エチルアルコール、n−プロピルアルコール、イソ
プロピルアルコール、  n −ブチルアルコール、5
ec−ブチルアルコール、tert−ブチルアルコール
、イソブチルアルコール等の炭素原子数が1〜4のアル
キルアルコール類ニジメチルホルムアミド、ジメチルア
セトアミド等のアミド類;アセトン、ジアセトンアルコ
ール等のケトンまたはケトンアルコール類;テトラヒド
ロフラン、ジオキサン等のエーテル類;ポリエチレング
リコール、ポリプロピレングリコール等のポリアルキレ
ングリコール類;エチレングリコール、フロピレンゲリ
コール、1,2.6−ヘキサンドリオール、チオグリコ
ール、ヘキシレングリコール、ジエチレングリコール等
のアルキレン基が2〜6個の炭素原子を含むアルキレン
グリコール類;グリセリン;エチレングリコールメチリ
エーテル、ジエチレングリコールメチル(またはエチル
)エーテル、トリエチレングリコールモノメチル(また
はエチル)エーテル等の多価アルコールの低級アルキル
エーテル類等が挙げられる。これらの多くの水溶性有機
溶剤の中でも、ジエチレングリコール等の多価アルコー
ル、トリエチレングリコールモノメチル(またはエチル
)エーテル等の多価アルコールの低級アルキルエーテル
類が好ましいものである。多価アルコール類は、インク
中の水が蒸発し、水溶性染料が析出することに基づくノ
ズルの目詰まり現象を防止するための潤滑剤としての効
果が大きいため、特に好ましいものである。
インクには可溶化剤を加えることもできる。
代表的な可溶化剤は、含窒素複素環式ケトン類であり、
その目的とする作用は、水溶性染料の液媒体に対する溶
解性を飛躍的に向上させることにある0例えば、N−メ
チル−2−ピロリドン、1.3−ジメチル−2−イミダ
ゾリジノンが好ましく用いられる。
このような成分から調整されるインクは、それ自体で記
録特性(信号応答性、液滴形成の安定性、吐出安定性、
長時間の連続記録性、長時間の記録休止後の吐出安定性
)、保存安定性、被記録材への定着性に優れたものであ
るが、これらの特性を更に改善するために、各種添加剤
ルコール、ミ士ロース類等の水溶性樹脂等の粘度調節剤
1カチオン、アニオンまたはノニオン系の各種界面活性
剤ニジエタノールアミン、トリエタノールアミン等の表
面張力調整剤;緩衝液によるPH調整剤等を挙げること
ができる。
また、インクを帯電させるタイプのインクジェット記録
方法に使用されるインクを調合するためには、塩化リチ
ウム、塩化アンモニウム、塩化ナトリウム等の無機塩類
等の比抵抗調整剤が添加される。尚、熱エネルギーの作
用によってインクを吐出させるタイプのインクジェット
記録方式に適用する場合には、熱的な物性値(例えば、
比熱、熱膨張係数、熱伝導率等)が調整されることもあ
る。
次に本発明を主として特徴づける被記録材について説明
すると1本発明で使用する被記録材は、基材上に少なく
とも一層のインク受容層を設け、該インク受容層中に球
状シリカを包含させたことを特徴としており、このよう
な構成と前記の如き構成のインクとによって本発明の目
的が達成されたものである。
本発明で使用する上記の被記録材は、従来公知の普通紙
、加工紙、合成紙、プラスチックフィルム等を基材とし
、該基材上に球状シリカを包含するインク受容層を設け
ることによって得られる。
本発明で使用する球状シリカとしては、内部表面積を持
つ合成球状(真円)シリカが使用しうるが、特に好まし
いものは、コールタ−法で測定した二次粒子の算術平均
径が2. OJL m〜8.0pmで、かつ平均径±1
.5μmの粒径範囲の粒子が60%以上、より好適には
80%以上(個数基準)を占める多孔質の合成球状シリ
カである。上記のような特徴をもつ合成球状シリカは、
従来、高速液体クロマトグラフィーの充填剤として使用
されてきたが、インクジェット記録方法における被記録
材のインク受容層を構成する材料としても優れた特性を
有するものである。すなわち、球状で二次粒子の粒子径
の均一性が高く、しかも、二次粒子が多孔質構造である
ため、該球状シリカをインク受容層に包含させた場合、
インクの吸収に最適な粒子間空隙と染料の吸着に適した
細孔構造を形成させることができ、さらに、インク受容
層において二次粒子が均一に充填されるため、無定形シ
リカの場合に比して、より強固な塗層が形成される。
したがって、該球状シリカを含有する被記録材では前記
のインクより形成された画像の優れた色彩発色性を保持
したまま、インク吸収性と塗層強度を同時に向上させる
ことが可能となる。
平均粒子径が前記範囲よりも大きい場合、インク吸収性
は良好であるが、染料が深く浸透しすぎたり、平滑性が
低下するので発色濃度が低くなる。一方、平均径が小さ
すぎたり、粒子径の小さい粒子が多いと発色濃度は高い
がインク吸収性および塗層強度が低下するので好ましく
ない。
用の塗工液に上記球状シリカを添加し、この塗工液を基
材上に塗布し、乾燥させることによって製造される。
この場合の塗工液の他の成分としては、従来公知のクレ
ー、タルク、ケイソウ土、炭酸カルシウム、硫酸カルシ
ウム、硫酸バリウム、酸化チタン、酸化亜鉛、サチンホ
ワイト、ケイ酸アルミニウム、リトポン等の無機質顔料
類;スチレン系プラスチックピグメント、アクリル系ピ
グメント、マイクロカプセル、尿素樹脂類顔料等の有機
質顔料;デンプン、ゼラチン、カゼイン、アラビアゴム
、アルギン酸ソーダ、カルボキシメチルセルロース、ポ
リビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリアク
リル酸ソーダ等の水溶性高分子;合成ゴムラテックス等
の合成樹脂ラテックス;ポリビニルブチラール、ポリビ
ニルクロライド等の有機溶剤可溶性樹脂;更には分散剤
、蛍光染料、PH調整剤、消泡剤、潤滑剤、防腐剤、界
面活性剤、耐水化剤の各種添加剤を挙げることができる
」−記成分のうち、結着剤として用いられる水溶性高分
子、合成樹脂ラテックスならびに有機溶剤可溶性樹脂は
、顔料100部に対して3部〜100部、好ましくは1
0部〜80部が使用されるが顔料の結着に十分な量であ
ればその比率は特に限定されるものではない、しかし、
100部以上の結着剤を用いるとインク受容層の空隙を
小さいくしてしまうため好ましくない。
塗工液の固形分は約1〜50重量%になる量が好適であ
り、該塗工液は、公知の手法、例えばロールコータ−法
、ブレードコーター法、エアナイフコーター法等により
1通常1〜50g忘 /m″程度(乾燥塗工量)の量懐基村上に塗工する。好
ましくは2〜30g/ff+’程度(乾燥塗工ll)塗
工する。
基材上にインク受容層を設けただけの被記録材はそのま
までも本発明における被記録材として使用できるが1例
えばスーパーカレンダーなどで表面の平滑性を与えるこ
とも可能である。
本発明方法において、上記の被記録材に前記のインクを
付与して記録を行うための記録方法は、インクをノズル
より効果的に離脱させて、射程体である被記録材にイン
クを付与し得る方式であればいかなる方式でもよく、そ
れらの方式の代表的なものは、例えばアイイーイーイー
トランス アクジオン オン インダストリイアプリケ
イシオンズ(IEEE  Transactions 
 on  1ndustryApplicat ton
s)、Vol、IA−1973年1月29日号および1
974年5月6日号に記載されている。これらに記載の
方式は、本発明の方法に好適なものであり、その幾つか
を説明すると、先ず静電吸引方式があり、この方式では
、ノズルとノズルの数m m 前方に置いた加速電極と
の間に強電界を与えて、ノズルよりインクを粒子化して
次々に引出し、引出したインクが偏向電極間を飛翔する
間に情報信号を偏向電極に与えて記録する方式と、イン
ク粒子を偏向することなく、情報信号に対応してインク
粒子を噴射する方式とがあり、いずれも本発明の方法に
有効である。
第2の方式としては、小型ポンプでインクに高圧を加え
、ノズルを水晶振動子等で機械的に振動させることによ
り、強制的に微少インク粒子を噴射する方式であり、噴
射されたインク粒子は噴射と同時に、情報信号に応じて
帯電させる。帯電したインク粒子は偏向電極板間を通過
する際、帯電量に応じて偏向される。この方式を利用し
た別の方式としてマイクロドツトインクジェット方式と
称される方式もあり、この方式では、インク圧力、励振
条件をある範囲の適正値に保ち、ノズル先端より大小二
種類のインク小滴を発生し、この中小径小滴のみを記録
により利用するものである。この方式の特徴は。
従来差の太いノズル口径でも微少小滴群を得ることがで
きる。
第3の方式としてはピエゾ素子方式があり。
この方式では、インクに加える圧力手段として、他方式
の如くポンプの様な機械的手段でなく、ピエゾ素子を利
用する。ピエゾ素子に電気信号を与えて機械的変位を生
じさせることにより、インクに圧力を加え、ノズルより
噴射させる方式である。
また、特開昭54−51837号公報に記載されている
方法で、熱エネルギーの作用を受けたインクが急激な体
積変化を生じ、この状態変化による作用力によって、イ
ンクをノズルから吐出させるインクジェット方式も有効
に使用することができる。
本発明において、いかに画像の優れた色彩発色性を保持
したまま、インク吸収性と塗層強度を同時に向上させる
ことができるかについては、以下の如く考えられる。
すなわち、被記録材に衝突したインク小滴は、まず球状
シリカの二次粒子間の空隙として形成された空孔(以下
マクロポアと云う)に吸収される6本発明方法に用いる
被記録材においては、このマクロポアがインクの高速吸
収に適した直径がO,l g m−4p しかも、二次粒子が球状でかつ粒子径の均一性が高いた
め、無定形シリカの場合に比して空隙率が大きいのでイ
ンク吸収容量も大きい、、マクロポアに吸収されたイン
クは次いで一次粒子間の空隙として形成された直径が3
0人〜400人の細孔(メゾポア)に吸収される。ここ
では毛管凝縮が起こり染料分子が何重にも重なり合って
吸着されるために発色濃度が高くなり、優れた色彩発色
性を発現する。また、二次粒子が球状で、粒子径の均一
性が高いために粒子が均一かつ密に充填される為に、結
着剤量が同量であれば、無定形シリカの場合に比してよ
り強固な塗層が形成されるものと考えられる。
(実施例) 以下、実施例および比較例に従って本発明を更に詳細に
説明する。但し1文中、部または%とあるのは特に断り
のない限り重量基準である。また平均粒子径は二次粒子
の算術平均径であられし9粒度分布は個数基準(粒度分
布アナライザーコールタ−TA−n型(コールタ−社製
)で測定)である。
実施例1〜4、比較例1〜2 基材として、JISP8122に基づくサイズ度が、3
5秒の一般上質紙(銀環(商標名);秤量64g/rn
”、重陽国策パルプ(a−)製)を使用し、この基材上
に下記組成の塗工液を乾燥塗工量15g/ゴの割合で、
ブレードコーターにより塗工し、常法により乾燥させて
本発明に用いる被記録材を得た。
合成球状シリカ            100部ポリ
ビニルアルコール(クラレ製、PVA117)    
50部水                     
    380部使用した合成球状シリカは下記のもの
である。
(実施例1) (実施例2) (実施例3) ハイパーシル−10(商標名、シャントン社製、平均径
9jl ILm。
平均径±1.5 μmの粒径範囲の粒子の割合8射つ(
実施例4) デベロシル100−3@i4!fi名、野村化学製、平
均径3.3#Lm。
平均径±1.51Lmの粒径範囲の粒子の割合80%)
また、1ヒ較のために、上記球状シリカを下記の湿式i
法合成無定形シリカに置き換えて比較例とした。
(比較例1) ニップシールE220A @標名1日本シリカニ業試製
、平均径1.5ルm、平均径±1.5終mの粒径範囲の
粒子の割合9明り(比較例2) ニップシールE150K[名、日本シリカニ東蛛製、平
均径4.64m、平均径±1.5 Bmの粒径範囲の粒
子の割合8%;)上記被記録材に対してインクジェット
プリンター(キャノン製、PJ−1080)でインクジ
ェット記録赤執を行ない、インクジェット記の 録適性努評価を行なった。
(1)色彩発色性 インクジェット記録画像の色の鮮明さを目視により比較
し、最も良いものを○、最も悪いものを×とし、@、0
.Δ、×/F1   ±  ヘノ  h  ム 赫  
樋−14(2)発色濃度 シアンのベタ印字部をマクベス濃度計TR−524型で
測定した。
(3)インク吸収性 シアンのベタ印字後、1秒間で吸収するインク量で表わ
した。数値の大きいもの程インク吸収性が良い。
(4)塗層強度 被記録材の塗工層表面をHB鉛筆で筆記し、粉落ちした
ものを×とし、粉落ちしなかったものを0とした。
その結果を表1に示す。
−(仁ZllJQ− C,1,ダイレクトブルー86           
  3部ジエチレングリコール           
      30部N−メチル−2−ピロリドン   
            10部純水        
             60部(25℃における表
m力 54db 比較例3 ポリビニルアルコールの配合量を70部に置換えた他は
比較例2と全く同様に調整したものを比較例3の被記録
材とし、インクジェット記録適性の評価を行なった。そ
の結果を表1に示す。
表   1 実施例5 基材として、一般上質紙(銀環;商標名;秤量64 g
/m’)を使用し、この基材上に下記組成の塗工液を乾
燥塗工量12g/m″の割合でエアーナイフコーターに
より塗工し、常法により乾燥させて被記録材を得た。
この被記録材に対して、下記のインクを用いてインクジ
ェット記録を行ない、記録特性の評価を行なった。その
結果を第2表に示す。
インクNo、A:表面張力が88 d y n / c
 mインクNo、B:表面張力が64 d y n /
 c mインクNo、C:表面張力が58 d y n
 / c mインクNo、D:表面張力が44 d y
 n / c mインクNo、E:表面張力が33 d
 y n / c mインクNo、F:表面張力が28
 d y n / c m(効果) 本発明の記録方法、すなわち25℃における表面張力が
30〜85 d y n / c mの記録液を用いて
、球状シリカを含む被記録材に記録を行うことにより、
インクが速やかに被記録材内部に吸収され、異色のイン
クが短時間内に同一箇所に付着した場合にもインクの流
れ出しや滲み出し現象がなく、色彩発色性の優れた高解
像度の記録画像が得られる。とりわけ記録液の表面張力
が40〜60dyn/cmのとき1色彩性、発色濃度、
インク吸収性を同時に満足する優れた効果を宥する。
また、被記録材に球状シリカを含有せしめたことにより
、従来の無定形シリカの場合に比して、塗層強度が大き
い為に、粉落ちしに<<。
ノズルの目詰り等の問題が発生しにくい、従って、本発
明の方法は、記録液を用いた記録方法、特にインクジェ
ット記録方法として好適なものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)記録液の液滴を形成し、該液滴を被記録材に付着
    せしめて記録を行う記録方法に於いて、該被記録材が球
    状シリカを含有することを特徴とする記録方法。
  2. (2)該シリカの二次粒子の算術平均径が2.0〜8.
    0μmの範囲にあり、且つ平均径±1.5μmの粒径範
    囲の粒子が60%以上を占める特許請求の範囲第1項記
    載の記録方法。
  3. (3)該記録液の25℃における表面張力が、30〜6
    5dyn/cmの範囲にある特許請求の範囲第1項記載
    の記録方法。
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