JPH07179029A - インクジェット記録シート - Google Patents

インクジェット記録シート

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JPH07179029A
JPH07179029A JP5328090A JP32809093A JPH07179029A JP H07179029 A JPH07179029 A JP H07179029A JP 5328090 A JP5328090 A JP 5328090A JP 32809093 A JP32809093 A JP 32809093A JP H07179029 A JPH07179029 A JP H07179029A
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JP
Japan
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recording sheet
ink
jet recording
ink jet
receiving layer
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JP5328090A
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English (en)
Inventor
Kaoru Fukami
薫 深見
Toshihiko Matsushita
壽彦 松下
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Mitsubishi Paper Mills Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Paper Mills Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低温低湿又は高温高湿時のインクジェットプ
リンターによる印字時の搬送性に優れ、インク吸収性及
び鮮明性の良好なインクジェット記録シートを提供す
る。 【構成】 インクジェット記録シートのインク受理層組
成物が、主として非球状カチオン性コロイダルシリカ及
び特定の合成ヘクトライトからなり、該合成ヘクトライ
トが、インク受理層中に特定量含有してなることを特徴
とするインクジェット記録シート。好ましくは、インク
ジェット記録シートが環境条件下、特定の表面固有抵抗
値を有し、更に、非球状カチオン性コロイダルシリカが
針状又は繊維状のカチオン性コロイダルシリカである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、インクジェット記録シートに関
するものであり、更に詳しくは、特定な環境条件下でも
安定したインクジェットプリンターを用いた時のインク
ジェット記録シートの搬送性に優れ、鮮明性ある記録画
像を得ることのできるインクジェット記録シートに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】インクジェット記録方式は、種々の作動
原理によりインクの微小液滴を飛翔させて紙等の記録シ
ートに付着させ、画像・文字等の記録を行なうものであ
る。インクジェットプリンターは、高速印字が可能であ
る、騒音が少ない、記録パターンの融通性が大きい、多
色化が容易である、現像−定着が不要である等の特長が
あり、複雑な画像を正確、且つ迅速に形成することがで
きる点で注目されており、特にコンピューターで作成し
た文字や漢字を含め各種図形等の画像情報のハードコピ
ー作成装置として、種々の用途において、近年急速に普
及している。
【0003】又、多色インクジェット記録方式の複数個
のインクジェットノズルを使用することにより形成され
る画像は、製版方式による多色印刷物やカラー写真に比
較して、遜色のない画像を得ることが可能であり、更に
作成部数が少ない用途においては、印刷技術や写真技術
よりも安価で済むことからフルカラー画像記録分野にま
で広く利用されつつある。
【0004】このようなインクジェットプリンターも、
最近のハードコピー枚数の増加に伴い、更なる高速化が
不可欠になってきた。プリンターの高速化はインク噴射
速度の向上、インクノズルの並列化や大サイズ化、イン
クノズル移動速度の向上、インクジェット記録シートの
インク吸収速度の向上等により実現されてきている。こ
のプリンターの高速化により、インクジェット記録シー
トの搬送速度が上昇したため、それに対応する搬送性に
優れ、且つ、インクの吸収性、画像の濃度や鮮明性に優
れたインクジェット記録シートが必要となってきた。
【0005】このようなインクジェット記録シートの搬
送性に影響する特性として、インクジェット記録シート
の表面固有抵抗がある。特に、搬送性おいては、記録シ
ートの導電性によって大きく変化する。即ち表面固有抵
抗値が高いと搬送不良が生じ易く、表面固有抵抗値が低
いと搬送性は良くなる。インクジェット記録シートの表
面固有抵抗値は、紙の水分と添加する導電剤の種類と量
で制御される。
【0006】インクジェット記録シートの表面固有抵抗
値は、紙の水分に係わり、温度及び湿度による環境条件
下で大いに影響されるものである。35℃・70%RH
或はそれ以上の高温高湿下では、インクジェット記録シ
ートの表面固有抵抗値が下がり易いが、記録シート同士
のべた付きから搬送不良が発生し、又、記録シートへの
インクの滲みムラが生じ易く画像の鮮明性に劣る。
【0007】一方、10℃・20%RH域はそれ以下の
低温低湿下では、インクジェット記録シートの表面固有
抵抗値が上がり易く、この場合には、プリンターと記録
シートとの帯電摩擦等によって搬送不良が生じ易く、紙
詰まりやヘッドへの張り付き、更には、プリンターの異
常や誤動作の発生を招き、又、記録シートのインクの吸
収性が悪くなる。
【0008】上述したとおり、インクジェット記録シー
トの分野とは異なるが、低湿又は高湿下で電子写真用転
写紙の表面固有抵抗値を一定の範囲内に制御させたもの
として、例えば、特開昭55−142799号公報があ
る。ここでは、上質紙に塩化ナトリウム、塩化カリウ
ム、硝酸ナトリウム、硝酸カリウム等の無機塩類を含有
させて表面固有抵抗値を低下させている。しかし、これ
をインクジェット記録シートに適用した場合、低湿条件
下では、表面固有抵抗値が高すぎて、記録シートの搬送
不良を解決するには至っていない。また、この表面固有
抵抗値の問題は、インクジェット記録シートにおけるイ
ンク吸収性にも影響することから、新たな素材の開発が
待たれていた。
【0009】インクジェット記録シートの形態として
は、所謂、上質紙・ボンド紙等に代表される普通紙タイ
プと上質紙等の紙、合成紙、合成樹脂フィルム等の支持
体面上にインク受理層を設けた塗工タイプに大別され
る。
【0010】塗工タイプには、1〜10g/m2 程度の
低塗工タイプ、10〜20g/m2程度の中塗工タイ
プ、20g/m2 以上の高塗工タイプの各インクジェッ
ト記録シートがある。
【0011】特に、近年に渡っては、低塗工タイプでも
下限の塗工量0.5〜5g/m2 の微塗工タイプが普通
紙に近いものとなり、外観的にも、取扱いとしても好ま
しく、この微塗工タイプが望まれてきているが、本発明
においては、これ以上塗工してもよい。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のとおり、従来の
インクジェット記録シートにおいて、改善の余地のあっ
た高温高湿又は低温低湿の環境条件下での表面固有抵抗
値を一定に保ち、搬送不良の問題を解決しようとするも
のであり、且つインク吸収性や鮮明性に優れるインクジ
ェット記録シートを得ることを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明者は、鋭意研究を
行った結果、高温高湿又は低温低湿の環境条件下で搬送
性に優れ、且つインク吸収性や鮮明性に優れたインクジ
ェット記録シートを提供するものである。
【0014】即ち、本発明のインクジェット記録シート
は、支持体上にインク受理層を塗設してなるインクジェ
ット記録シートにおいて、該インク受理層組成物が、主
として非球状カチオン性コロイダルシリカ及び合成ヘク
トライトからなり、該合成ヘクトライトが、アスペクト
比20〜40、且つ1次粒子が極微細な円盤状粒子形態
を有する結晶三層構造で、膨張格子を持つ無制限層膨張
型トリオクタヘドラルに属し、下記構造式3又は構造式
4からなる構造であり、該インク受理層中に0.1〜
3.0g/m2 含有することを特徴とするものである。
【0015】
【数3】(Si8(Mg5.34Li0.66)O20(OH,
F)4)Na+ 0.66
【0016】
【数4】(Si8(Mg5.34Li0.66)O20(OH)4
Na+ 0.66
【0017】又、本発明によって提供されるインクジェ
ット記録シートは、10℃・20%RH〜35℃・70
%RHの環境条件下で1×109 〜9.9×1013Ωの
表面固有抵抗値を有するものである。
【0018】更に、本発明によって提供されるインクジ
ェット記録シートは、非球状カチオン性コロイダルシリ
カが、針状或は繊維状のものであることを特徴とするも
のである。
【0019】以下、本発明のインクジェット記録シート
について、詳細に説明する。本発明で使用される合成ヘ
クトライトは、インクジェット記録シートに対して、
0.1〜3g/m2 、好ましくは、0.2〜2g/m2
含有するものである。ここで、合成ヘクトライトの含有
量が、0.1g/m2 未満では表面固有抵抗値に与える
効果として不十分であり、3g/m2 を超えて多いと合
成ヘクトライトに依存する吸水性により記録画像の滲み
が大きくなり、印字性が劣る。
【0020】合成ヘクトライトは、結晶三層構造で、膨
張格子を持つ無制限層膨張型トリオクタヘドラルに属す
るヘクトライトに近似するもので、その構造は、上記に
示した構造式1及び構造式2からなるものである。
【0021】具体的には、Laporte Indus
tries Ltd.製の商品名でラポナイトB、S、
RD、RDS、XLG、XLS等が挙げられる。これら
のものは、白色粉末であり、水に加えると容易にゾル
(ラポナイトS、RDS、XLS)又はゲル(ラポナイ
トB、RD、XLG)を形成するものである。
【0022】ラポナイトは、三層構造を有しており、こ
れが二次元に延長して小板粒子を形成している。この小
板粒子中のマグネシウム原子の一部が、より低い原子価
のリチウムと同形置換しており、電荷欠陥を生ずること
によって小板粒子は負に帯電する。この負電荷は、粒子
プレート面の格子構造の外側にある置換可能な陽イオン
(ナトリウムイオン)と釣り合っている。
【0023】ラポナイトの一次粒子は、天然のヘクトラ
イトの粒子が長方形のプレートであるのに対して、極微
細な円盤状粒子である。プレート面の一辺の長さは、4
00〜500nmであり、そのアスペクト比は、20〜
40である。このため、これを用いて原紙に塗工した場
合には、皮膜形成性に優れ、紙面の平滑性を高める上で
も効果的である。抄込みの場合においても、同様な効果
を期待できる。
【0024】ラポナイトの一次粒子は、乾燥状態では二
次凝集しており、大きな平板状の束になっている。これ
を水中に分散すると、置換可能なナトリウムイオンが水
和されて水中に拡散し、粒子プレート面が負に帯電す
る。このことによって、粒子間の反発が起こって一次粒
子に分散し、透明なコロイド状分散液となる。このとき
粒子プレートの端部は、小板全体の負電荷に対して陽イ
オンを吸着して正電荷を帯びることになる。
【0025】このような合成ヘクトライトは、形態が円
盤状、且つ結晶三層構造からなり、その結晶層間には容
易に水を保持することができる。このため、合成ヘクト
ライトは、導電性を示す性質を有する。導電性を備えた
合成ヘクトライトは、インクジェット記録シートに採用
したとき、種々の環境条件下で一定の表面固有抵抗値を
維持することができるため、有効な素材となり得るので
ある。
【0026】更に、本発明で使用される合成ヘクトライ
トは、結晶三層構造から、その結晶層間にインクが容易
に入ることができ、吸収性に優れるものである。従っ
て、合成ヘクトライトは、インクの滲みムラがなくイン
クの吸収性に優れ、記録された画像の濃度や鮮明性に優
れたインクジェット記録シートを与えるのである。
【0027】本発明のインクジェット記録シートにおい
て、インク受理層面は、加えて非球状カチオン性コロイ
ダルシリカを主体とする組成物を使用することで、搬送
性に加え、インクの吸収性や鮮明性に更に優れた面とす
ることができる。
【0028】非球状カチオン性コロイダルシリカの粒子
径について、原紙を形成するパルプ繊維と比較すると、
パルプ繊維の繊維幅が数10μmのオーダーに対して、
該コロイダルシリカの最大短径は、50nm以下、好ま
しくは30nm以下である。最大短径が微小であればあ
るほど、原紙面への塗工が均一となり好ましい。又、該
コロイダルシリカの長さは、300nm以下、好ましく
は100nm以下である。これら非球状カチオン性コロ
イダルシリカは、通常水中に一次粒子径を維持した状態
でコロイド状に分散しているものを使用する。
【0029】本発明に用いられる非球状カチオン性コロ
イダルシリカとしては、該コロイダルシリカの表面をカ
チオン変性剤である金属酸化水和物を使用して被覆し、
カチオン変性にしたものである。本発明で言う非球状と
は、実質的に球状でないという意味であり、針状、柱
状、数珠状、棒状、板状、塊状、繊維状、紡錘状等各種
形態があるが、特に針状或は繊維状のものが好ましく用
いられる。
【0030】又、本発明のインクジェット記録シートに
用いられる非球状カチオン性コロイダルシリカとして
は、酸化アルミニウム水和物、酸化ジルコニウム水和
物、酸化錫水和物等の金属酸化水和物からなるカチオン
変性剤で被覆された該コロイダルシリカが好ましく用い
られ、特に酸化アルミニウム水和物でカチオン変性され
たものが好ましく用いられる。
【0031】カチオン変性の方法としては、米国特許第
3,007,878号明細書、特公昭47−26959
号公報等に記載の方法で行うことが出来る。
【0032】本発明のインクジェット記録シートに用い
られる非球状カチオン性コロイダルシリカにおいて、カ
チオン変性剤である金属酸化水和物の被覆量としては、
シリカ(SiO2 換算)に対して、金属酸化物換算で1
〜30重量%の範囲が有用である。カチオン変性剤の被
覆量が1重量%と少なすぎると、インクジェット記録用
シ−トのインク記録された画像の耐水性が顕著に悪化
し、逆に多過ぎると被覆面の皮膜物性が脆弱となってヒ
ビ割れを起こし、パルプ繊維表面の露呈が目立ってく
る。該被覆量として、好ましくは2.5〜25重量%、
更に好ましくは5〜20重量%である。又、非球状カチ
オン性コロイダルシリカの分散液中には、コロイド安定
剤等の目的で酢酸、クエン酸、硫酸、リン酸等の酸成分
を含有してもよい。
【0033】本発明のインクジェット記録シートには、
合成ヘクトライト、非球状カチオン性コロイダルシリカ
に加えて、超微粒子無機顔料を併用することができる。
超微粒子無機顔料としては、以下のものを例示すること
ができる。
【0034】例えば、シリカ(コロイダルシリカ)、ア
ルミナ或はアルミナ水和物(アルミナゾル、コロイダル
アルミナ、カチオン性アルミニウム酸化物又はその水和
物、疑ベーマイト等)、表面処理カチオン性コロイダル
シリカ、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、炭酸マ
グネシウム等が挙げられ、一次粒子が多孔性であれば、
なお好ましいが、非多孔性であっても塗工液調製時に凝
集したり、塗工乾燥時に更に凝集し、パルプ繊維表面に
多孔性の表面被覆面が形成されることが好ましい。
【0035】更に、超微粒子無機顔料と併用することの
できる無機顔料は、従来公知の如何なるものも用いるこ
とができる。
【0036】例えば、軽質炭酸カルシウム、重質炭酸カ
ルシウム、カオリン、タルク、硫酸カルシウム、硫酸バ
リウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫化亜鉛、炭酸亜
鉛、サチンホワイト、珪酸アルミニウム、ケイソウ土、
珪酸カルシウム、合成非晶質シリカ、水酸化アルミニウ
ム、リトポン、ゼオライト、加水ハロイサイト、水酸化
マグネシウム等を挙げることができる。
【0037】これら該無機顔料の中でも、多孔性無機顔
料が好ましく、多孔性合成非晶質シリカ、多孔性炭酸マ
グネシウム、多孔性アルミナ等が挙げられ、特に細孔容
積の大きい多孔性合成非晶質シリカが好ましい。
【0038】又、スチレン系プラスチックピグメント、
アクリル系プラスチックピグメント、ポリエチレン、マ
イクロカプセル、尿素樹脂、メラミン樹脂等の有機顔料
等を上記超微粒子無機顔料と共に併用することもでき
る。
【0039】インク受理層を塗工する上で、合成ヘクト
ライトは、平板状形態を持ち、それ自体で皮膜形成性を
有するために原紙への接着性を有するものであるが、原
紙の片面或は両面に塗工する場合には接着剤を使用する
ことが好ましい。よって、合成ヘクトライト及び非球状
カチオン性コロイダルシリカと共に使用されるバインダ
ーとして、例えば、ポリビニルアルコール、酢酸ビニ
ル、酸化澱粉、エーテル化澱粉、カルボキシメチルセル
ロース、ヒドロキシエチルセルロース等のセルロース誘
導体、カゼイン、ゼラチン、大豆蛋白、シリル変性ポリ
ビニルアルコール等;無水マレイン酸樹脂、スチレン−
ブタジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエ
ン共重合体等の共役ジエン系共重合体ラテックス;アク
リル酸エステル及びメタクリル酸エステルの重合体又は
共重合体、アクリル酸及びメタクリル酸の重合体又は共
重合体等のアクリル系重合体ラテックス;エチレン酢酸
ビニル共重合体等のビニル系重合体ラテックス;或いは
これらの各種重合体のカルボキシル基等の官能基含有単
量体による官能基変性重合体ラテックス;メラミン樹
脂、尿素樹脂等の熱硬化合成樹脂系等の水性バインダ
ー;ポリメチルメタクリレート、ポリウレタン樹脂、不
飽和ポリエステル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニルコポリ
マー、ポリビニルブチラール、アルキッド樹脂等の合成
樹脂系バインダーを挙げることができ、少なくとも1種
以上で使用することができる。
【0040】又、従来公知の染料を定着する目的として
添加するカチオン性樹脂を併用することもできる。
【0041】バインダーの総量は、目的とするインクジ
ェット記録シートの特性に合わせて、適宜調整すること
が出来るが、一般には、顔料100重量%に対して、5
〜60重量%である。
【0042】更に、その他の添加剤として、顔料分散
剤、増粘剤、流動性改良剤、消泡剤、抑泡剤、離型剤、
発泡剤、浸透剤、着色染料、着色顔料、蛍光増白剤、紫
外線吸収剤、酸化防止剤、防腐剤、防バイ剤、耐水化
剤、湿潤紙力増強剤、乾燥紙力増強剤等を適宜配合する
こともできる。
【0043】本発明において、インク受理層を塗工する
方法は、塗工或は含浸の方法があるが、インク受理層面
の塗工量については、特に限定するものではない。通
常、普通紙ライクを指向する場合には、0.5〜5g/
2 が好ましいが、これ以上塗工してもよい。
【0044】本発明のインクジェット記録シートにおい
て、上述した原紙に、そのままインク受理層を設けても
良いし、平坦化をコントロールする目的で、マシンカレ
ンダー、TGカレンダー、ソフトカレンダー等のカレン
ダー装置を使用して、インク受理層を設けても良い。
【0045】インク受理層を塗工する方法としては、各
種ブレードコータ、ロールコータ、エアーナイフコー
タ、バーコータ、ロッドコータ、ゲートロールコータ、
カーテンコータ、ショートドウェルコータ、グラビアコ
ータ、フレキソグラビアコータ、サイズプレス等の各種
装置をオンマシン或はオフマシンで用いることができ
る。しかし、本発明においては、特にサイズプレス、ロ
ッドコータ、ゲートロールコータ、エアーナイフコータ
が望ましい。
【0046】又、塗工後には、マシンカレンダー、TG
カレンダー、スーパーカレンダー、ソフトカレンダー等
のカレンダーを用いて仕上げても良い。
【0047】本発明で云うインクジェット記録用水性イ
ンクとは、下記の着色剤、液媒体、その他の添加剤から
なる記録液体である。
【0048】着色剤としては、直接染料、酸性染料、塩
基性染料、反応性染料或は食品用色素等の水溶性染料が
挙げられる。
【0049】水性インクの溶媒としては、水及び水溶性
の各種有機溶剤、例えば、メチルアルコール、エチルア
ルコール、n−プロピルアルコール、イソプロピルアル
コール、n−ブチルアルコール、sec−ブチルアルコー
ル、tert−ブチルアルコール、イソブチルアルコール等
の炭素数1〜4のアルキルアルコール類;ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド等のアミド類;アセト
ン、ジアセトンアルコール等のケトン又はケトンアルコ
ール類;テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテル
類;ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコー
ル等のポリアルキレングリコール類;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、ブチレングリコール、トリ
エチレングリコール、1,2,6 −ヘキサントリオール、チ
オジグリコール、ヘキシレングリコール、ジエチレング
リコール等のアルキレン基が2〜6個のアルキレングリ
コール類;グリセリン、エチレングリコールメチルエー
テル、ジエチレングリコールメチル(又はエチル)エー
テル、トリエチレングリコール、モノメチルエーテル等
の多価アルコールの低級アルキルエーテル類等が挙げら
れる。これらの多くの水溶性有機溶剤の中でも、ジエチ
レングリコール等の多価アルコール、トリエチレングリ
コールモノメチルエーテル、トリエチレングリコールモ
ノエチルエーテル等の多価アルコールの低級アルキルエ
ーテルが好ましい。
【0050】その他の添加剤としては、例えば、PH調
節剤、金属封鎖剤、防カビ剤、粘度調整剤、表面張力調
整剤、湿潤剤、界面活性剤、及び防錆剤等が挙げられ
る。
【0051】本発明におけるインクジェット記録シート
は、インクジェット記録シートとしてての使用に留まら
ず、記録時に液状であるインクを使用するどのような記
録シートとして用いることもできる。
【0052】例えば、熱溶融性物質、染顔料等を主成分
とする熱溶融性インクを樹脂フィルム、高密度紙、合成
紙などの薄い支持体上に塗布したインクシートを、その
裏面より加熱し、インクを溶融させて転写する熱転写記
録用受像シート、熱溶融性インクを加熱溶融して微小液
滴化、飛翔記録するインクジェット記録シート、油溶性
染料を溶媒に溶解したインクを用いたインクジェット記
録シート、光重合型モノマー及び無色又は有色の染顔料
を内包したマイクロカプセルを用いた感光感圧型ドナー
シートに対応する受像シート等が挙げられる。
【0053】これらの記録シートの共通点は、記録時に
インクが液体状態である点である。液状インクは、硬
化、固化又は定着までに、記録シートのインク受理層の
深さ方向又は水平方向に対して浸透又は拡っていく。上
述した各種記録シートは、それぞれの方式に応じた吸収
性を必要とするもので、本発明のインクジェット記録シ
ートを上述した各種の記録シートとして利用しても何ら
制限しない。
【0054】更に、複写機・プリンター等に広く使用さ
れている電子写真記録方式のトナーを加熱定着する記録
シートとして、本発明におけるインクジェット記録シー
トを使用することもできる。
【0055】
【作用】本発明のインクジェット記録シートは、アスペ
クト比が20〜40、且つ1次粒子が極微細な円盤状粒
子形態を有する結晶三層構造で、膨張格子を持つ無制限
層膨張型トリ2オクタヘドラルに属する合成ヘクトライ
トと非球状カチオン性コロイダルシリカをインク受理層
に主成分として含有するものである。該合成ヘクトライ
トは、特有の導電性を有することから、これを含有した
インクジェット記録シートは、低温低湿又は高温高湿の
環境条件下で一定の表面固有抵抗値を保持することがで
き、プリンターに対し優れた搬送性を持ち、又、該非球
状カチオン性コロイダルシリカを加えることで、インク
の吸収性や鮮明性に優れたインクジェット記録シートを
得ることができる。
【0056】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を具体的に説明
する。なお、本発明は、実施例に限定されるものではな
い。以下における部、%は、すべて重量によるものであ
る。
【0057】実施例1 濾水度450mlcsfのLBKP90部、濾水度48
0mlcsfのNBKP10部からなるパルプスラリー
に、カオリン9部、カチオン澱粉0.8部、硫酸バンド
0.4部、アルキルケテンダイマー0.10部を添加し
て、パルプスラリーをpH8.2に調製した。調製した
パルプスラリーを用いて長網抄紙機により抄造、乾燥し
て支持体である原紙を製造した。
【0058】続いて、インク受理層組成物として、針状
のコロイドダルシリカをシリカ(SiO2 換算)に対し
Al23 換算で約6.2重量%の酸化アルミニウム水
和物により変性した針状のカチオン変性コロイダルシリ
カの10%水分散液(粒径;幅10〜20nm×長さ5
0〜200nm)1000部、アスペクト比が30〜4
0の合成ヘクトライト(商品名ラポナイトB、日本シリ
カ工業社製)を40部、接着剤としてポリビニルアルコ
ールの10%水溶液(PVA117、クラレ社製)50
部、染料定着剤としてカチオン性樹脂の60%水溶液
(ポリフィックス601、カチオン荷電量6.9me
q./g、昭和高分子社製)16.7部とする固形分濃
度5%の水性分散液を調製した。
【0059】調製した水性分散液を用いて、サイズプレ
スにより乾燥固形分0.5g/m2となるように塗工、
乾燥し、マシンカレンダー仕上げしてインクジェット記
録シートを製造した。
【0060】比較例1 実施例1のインク受理層組成物中の合成ヘクトライト
(商品名ラポナイトB、日本シリカ工業社製)の量を2
0部とした以外は、実施例1と同様にしてインクジェッ
ト記録シートを製造した。
【0061】実施例2 実施例1のインク受理層組成物中の合成ヘクトライト
(商品名ラポナイトB、日本シリカ工業社製)の量を2
0部とし、水性分散液の固形分濃度を15%として調製
し、この水性分散液を用いて、エアーナイフコータによ
り乾燥固形分5g/m2 となるように塗工、乾燥し、マ
シンカレンダー仕上げしてインクジェット記録シートを
製造した。
【0062】実施例3 実施例2の合成ヘクトライトの量を60部とした以外
は、実施例2と同様にしてインクジェット記録シートを
製造した。
【0063】実施例4 実施例2の合成ヘクトライトの量を70部、ポリビニル
アルコールの10%水溶液(PVA117、クラレ社
製)の量を100部とし、乾燥固形分8g/m2となる
ようにした以外は、実施例2と同様にしてインクジェッ
ト記録シートを製造した。
【0064】比較例2 実施例2の合成ヘクトライトの量を80部、ポリビニル
アルコールの10%水溶液(PVA117、クラレ社
製)の量を100部とし、乾燥固形分8g/m2となる
ようにした以外は、実施例2と同様にしてインクジェッ
ト記録シートを製造した。
【0065】実施例5 実施例1で製造した原紙を使用し、インク受理層組成物
として、柱状のカチオン性コロイダルシリカの10%水
分散液(粒径;幅40nm×長さ100〜300nm)
1000部、アスペクト比が20〜30の合成ヘクトラ
イト(商品名ラポナイトRD、日本シリカ工業社製)を
60部、接着剤としてポリビニルアルコールの10%水
溶液(PVA117、クラレ社製)100部、染料定着
剤としてカチオン性樹脂の60%水溶液(ポリフィック
ス601、カチオン荷電量6.9meq./g、昭和高
分子社製)16.7部とする固形分濃度10%の水性分
散液を調製した。
【0066】調製した水性分散液を用いて、ロールコー
タにより乾燥固形分3g/m2 となるように塗工、乾燥
し、マシンカレンダー仕上げしてインクジェット記録シ
ートを製造した。
【0067】比較例3 実施例5で使用した柱状のカチオン性コロイダルシリカ
の代わりに、球状のカチオン性コロイダルシリカの30
%水分散液(一次粒子径80nm)を333部使用した
以外は、実施例5と同様にしてインクジェット記録シー
トを製造した。
【0068】比較例4 実施例5で使用した柱状のカチオン性コロイダルシリカ
の代わりに、針状のコロイダルシリカの10%水分散液
(粒径;幅10〜20nm×長さ50〜200nmの凝
集体)を1000部使用した以外は、実施例5と同様に
してインクジェット記録シートを製造した。
【0069】比較例5 実施例5で使用した柱状のカチオン性コロイダルシリカ
の代わりに、粉体シリカの30%水分散液(ニップシル
E220A、日本シリカ工業製、平均粒子径1.0μ
m)を333部使用した以外は、実施例5と同様にして
インクジェット記録シートを製造した。
【0070】上記の実施例1〜5及び比較例1〜5で製
造したインクジェット記録シートについて、以下の評価
方法に基づいて評価し、その結果を表1に示した。
【0071】「表面固有抵抗値」上記の実施例1〜5及
び比較例1〜5で製造したインクジェット記録シートに
ついて、10℃・20%RH及び35℃・79%RHの
環境条件下で5時間調湿した。インクジェット記録シー
トの表面固有抵抗値は、横河ヒューレットパッカード社
製、表面固有抵抗計4329Aを使用して測定した。
【0072】「インクの吸収性及び鮮明性」インク吸収
性及び画像の鮮明性は、重色ベタ印字部分の境界、例え
ば、赤印字(マゼンタ+イエロー)と緑印字(シアン+
イエロー)の境界部分のインクのにじみ具合いを目視で
判定した。赤印字部分と緑印字部分が重ならず分離して
いる場合を特性良好とし、重なりが大きくなって黒線状
になる場合を特定不良とした。インク吸収性の悪いもの
は、著しく画像品位(画像の鮮明性)を損なうため、他
の特性、例えば、画像濃度が良くても、何等意味をなさ
ない。尚、評価基準として、Aは特性が良好、Bは実用
上問題ない範囲で良好、Cは実用上問題あり、Dは特性
が不良を示す。
【0073】「搬送性」上記の表面固有抵抗値を測定し
たと同一の環境条件下で、Hewlett Packa
rd製のDesk Writer 550Cプリンター
を用いて100枚印字し、インクジェット記録シートの
搬送状態について観察した。評価基準として、複数枚重
なって排出されたものを×、全く重なって搬送されなか
ったものを○とした。
【0074】
【表1】
【0075】上記表1より明らかなように、実施例1〜
5のインクジェット記録シートは、インク受理層中に含
有する合成ヘクトライトの量が本発明の範囲内にある
時、低温低湿及び高温高湿の各環境条件下で表面固有抵
抗値が本発明の特定範囲内にあり、その結果、インクジ
ェットプリンターを用いた搬送性が良好であった。更
に、非球状カチオン性コロイダルシリカとの併用でイン
ク吸収性及び鮮明性共に良好であった。
【0076】一方、比較例1のインクジェット記録シー
トは、合成ヘクトライトの含有量が少なく、表面固有抵
抗値が低温低湿において高く、その結果低温低湿時の搬
送性に劣った。比較例2では、合成ヘクトライトの含有
量が多く、インク吸収性が優れているものの、画像の滲
みを起して鮮明性に劣った。比較例3〜5は、本発明外
の顔料を使用した場合であるが、いずれもインク吸収性
及び画像の鮮明性の特性において劣った。
【0077】
【発明の効果】本発明のインクジェット記録シートは、
インク受理層組成物が、主として非球状カチオン性コロ
イダルシリカ及び特定の合成ヘクトライトを使用し、該
インク受理層中に特定量含有させることで、低温低湿又
は高温高湿の環境条件下で一定の表面固有抵抗値を保持
し、インクジェットプリンターによる印字時の搬送性に
優れ、且つインク吸収性及び画像の鮮明性を有するもの
である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体上にインク受理層を塗設してなる
    インクジェット記録シートにおいて、該インク受理層組
    成物が、主として非球状カチオン性コロイダルシリカ及
    び合成ヘ クトライトからなり、該合成ヘクトラ
    イトが、アスペクト比20〜40、且つ1次粒子が極微
    細な円盤状粒子形態を有する結晶三層構造で、膨張格子
    を持つ無制限層膨張型トリオクタヘドラルに属し、下記
    構造式1又は構造式2からなる構造であり、該インク受
    理層中に0.1〜3.0g/m2含有することを特徴と
    するインクジェット記録シート。 【数1】(Si8(Mg5.34Li0.66)O20(OH,
    F)4)Na+ 0.66 【数2】(Si8(Mg5.34Li0.66)O20(OH)4
    Na+ 0.66
  2. 【請求項2】 インクジェット記録シートが、10℃・
    20%RH〜35℃・70%RHの環境条件下で1×1
    9 〜9.9×1013Ωの表面固有抵抗値を有すること
    を特徴とする請求項1記載のインクジェット記録シー
    ト。
  3. 【請求項3】 非球状カチオン性コロイダルシリカが、
    針状或は繊維状のものであることを特徴とする請求項1
    又は2記載のインクジェット記録シート。
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