JPS6218322Y2 - - Google Patents

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JPS6218322Y2
JPS6218322Y2 JP1978037407U JP3740778U JPS6218322Y2 JP S6218322 Y2 JPS6218322 Y2 JP S6218322Y2 JP 1978037407 U JP1978037407 U JP 1978037407U JP 3740778 U JP3740778 U JP 3740778U JP S6218322 Y2 JPS6218322 Y2 JP S6218322Y2
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cutting
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JP1978037407U
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JPS54141086U (ja
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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B2260/00Details of constructional elements
    • B23B2260/078Hand tools used to operate chucks or to assemble, adjust or disassemble tools or equipment used for turning, boring or drilling
    • B23B2260/0785Hand tools used to operate chucks or to assemble, adjust or disassemble tools or equipment used for turning, boring or drilling for unclamping cutting inserts

Landscapes

  • Cutting Tools, Boring Holders, And Turrets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、突切り、溝入れ等に好適するクラン
プバイトに係り、特に、スローアウエイチツプ自
体が楔作用によつてチツプ座内に押圧固定される
ようにしたものである。
従来、この種のクランプバイトとしては、例え
ば特公昭51−43229号公報、特開昭48−100774号
公報、英国特許第1345336号明細書などにみられ
るものが開示されている。
特公昭51−43229号公報にみられるものは、切
刃チツプに対して曲げ応力がほゞ均一にかゝるよ
うな弾性復元の締付腕をホルダーと一体的に構成
したもので、この締付腕の弾性変形は、ホルダー
の割れ目にだ円形のレンチを押込み、偏心回転さ
せることにより得られるようにしたものである。
したがつて、この締付腕によるクランプ力は、材
料力学の片持ち梁の計算式からも分かるように腕
の長さが長くなるため締付け力が充分とはいえな
いものであつた。
また、特開昭48−100774号公報にみられるもの
は、ホルダーに対し、別体のクランプ板を利用し
て切刃チツプが固定されるようにしたものであ
る。したがつて、クランプ板のねじ止め、解除、
部品点数の増加等の機構上の問題からクイツクチ
エンジの条件を満たしていないものであつた。
さらに、英国特許第1345336号明細書にみられ
るものは、バイトホルダーの先端にテーパー状の
ソケツトを設け、このソケツト内にテーパー状の
切刃チツプを押込むものである。したがつて、切
削抵抗が高くなつたり、不均一な負荷が加わつた
りした場合には、切刃チツプがソケツト内に沈み
込んだり、横ずれを生じたりして、正しい切削位
置を確保できないものであつた。また、これを改
善するため、廻止め用のねじを備えるようにすれ
ば、安全であるが、その反面着脱作用に一操作加
わることになつて、クイツクチエンジの観点から
不都合となるものであつた。
このようなことから、この種のクランプバイト
では、切刃チツプの押圧解除操作が迅速かつ容易
に行なえるようにしたクランプ機構の開発が要望
されている。
本考案は、上述の点に鑑みなされたもので、バ
イトホルダーの先端には、その側面を開放し、か
つ上面壁および底面壁によつて、楔角θを構成す
るようにしたチツプ座が形成され、このチツプ座
内には、スローアウエイチツプ自体が、前記チツ
プ座の上面壁を押し開くような楔作用によつて押
圧固定されたクランプバイトを提供し、スローア
ウエイチツプのクランプ強度が高くしかもこ楔圧
の解除が容易に行なえるようにしたものである。
以下、本考案クランプバイトの一実施例につい
て、図を参照しながら説明する。
第1図および第2図において、1は、矩形板状
をなすバイトホルダーであり、その先端上部に
は、スローアウエイチツプ2を受け入れるチツプ
座3が設けられている。
このチツプ座3は、その側面4,4が開放され
るもので、底面壁5、起立壁6および上面壁8か
らなる。そして、底面壁5および上面壁8間で
は、斜下方に向つて楔角θが構成されるとともに
その底面壁5には、斜上方視でV字面が形成され
ているものである。この場合V字面は、スローア
ウエイチツプ2の横ずれを防止するためのもので
あり、図示のような凹みのV字面に限らず凸のV
字面も適用できるものである。また、バイトホル
ダー1の横巾が大きい換言すればスローアウエイ
チツプ2の溝入れ巾、突切り巾が大きい場合など
では、上面壁8側にもV字面を形成できるもので
ある。
前記起立壁6は、前記スローアウエイチツプ2
の後端面7に対するストツパの役目をなすもの
で、底面壁5に対して鋭角を構成し、また上面壁
8および底面壁5との隣接部分には、それぞれ欠
円部分9,10を連設している。
前記欠円部分10は、スローアウエイチツプ2
の楔圧解除時に利用するものであり、他方の欠円
部分9は、逃げのためのものである。この場合、
楔圧解除は、例えば第3図で拡大的に示されるよ
うなL字形のスパナ11および欠円部分10を利
用して行なうものである。すなわち、このスパナ
11は、その先端部分が、前記欠円部分10に挿
入できるように円柱側面の一部を除去した弦側面
12が形成されるようになつており、挿入・回動
操作によつてスローアウエイチツプ2を直接押出
せるようにしているものである。したがつて、特
公昭51−43229号公報にみられるような締付腕自
体に弾性変形を与えるものとは本質的に異なつて
いる。
前記スローアウエイチツプ2は、チツプ座3か
ら突出する上端部分で、すくい面13a、逃げ面
13bおよび切刃稜14を形成するが、この切刃
稜14は、突切り用、溝入れ用に適宜利用できる
ものである。したがつて、このスローアウエイチ
ツプ2は、前記チツプ座3に対して、チツプ座3
の上面壁8、底面壁5および起立壁6にそれぞれ
適合する押圧受面2a,2bおよび後端面7が備
えられる。したがつて、押圧受面2b側には、V
字面が形成される。また、切削端部分では、すく
い面13a、逃げ面13bが形成され、反対側の
非削端部分では、前記後端面7が前記起立壁6に
面接触するため、前記逃げ面13bと略平行とな
り、これに伴つて鋭角をなす楔角を構成する。こ
れは、スローアウエイチツプ2の前述した楔角θ
の押込みに対して確実な位置決めが行なわれる機
能をもつものである。すなわち、スローアウエイ
チツプ2の切削端に切削力がかゝつたときには、
反力としてスローアウエイチツプ2の非削端部分
にモーメントが発生するが、本考案では、前記起
立壁6が底面壁5に対し鋭角を構成するストツパ
ーとなるため、スローアウエイチツプ2の非削端
部分の持上りを上面壁8とともに防止する。この
結果スローアウエイチツプ2のクランプ作用が高
められ、確実な位置決めが行なわれる。また、ス
ローアウエイチツプ2の逃げ面13bおよび後端
面7が略平行関係になることは、外郭形状を単純
にするためモールドによる圧粉体成形時で有利と
なるものである。
なお、スローアウエイチツプ2のチツプ座3内
への押込みは、通常プラスチツクハンマーで、切
削端部分をたゝくことによつて行なわれるもので
ある。
第4図は、本考案クランプバイトの変形例を示
したものであり、スローアウエイチツプ2に対し
て、その上面壁8および起立壁6が略点接触する
ようにしたものである。
また、第5図および第6図は、別のクランプバ
イトの変形例を示すものであり、バイトホルダー
1の形状を変え、切削方式を変更できるようにし
たものである。
さらに、第7図および第8図は、バイトホルダ
ー1をツールホルダー15の側面に凹設された取
付溝17内に固定できるようにしたものである。
この場合の固定は、第8図で、その詳細が明らか
にされているが、取付溝17に傾斜底面18を設
け、上方からはバイトホルダー1の傾斜上面19
が、楔20および締付けねじ21により押圧でき
るようにしているものである。これは、特に、バ
イトホルダー1が、取付溝17内に引き込まれな
がら固定されることを配慮したものである。
このようにして構成された本考案のクランプバ
イトは、第9図および第10図で示されるような
締付け力の関係がみられるものである。
すなわち、スローアウエイチツプ2には、切削
端のすくい面13aに切削抵抗がかゝるが、チツ
プ座3の上面壁8および底面壁5に対しては、ス
ローアウエイチツプ2を介して押込みによるクラ
ンプ力および切削力がFとして与えられ、これに
対する楔圧としてF1,F2が発生する。そして、
例えばθ=15゜に採ればF1=F2=F/2sin7.5゜
=3.83Fとなり、この反力として第10図に示さ
れるようなR1,R2が作用するとともに、スロー
アウエイチツプ2の押圧受面2a,2bには、
R1,R2に対する摩擦力μR1,μR2が作用する。
さらに、チツプ座3の起立壁6に対しては、ス
ローアウエイチツプ2のすくい面13aに切削抵
抗がかゝつたときに、非削端部分では、反力とし
てモーメントが作用する。これに対し、本考案に
おける起立壁6は、前述したように底面壁5に対
し、鋭角を構成するストツパーとなつていること
から、スローアウエイチツプ2の押込み時の楔圧
を確実に受け位置決めを適正にする。これは、鋭
角構成の起立壁6が、前述したモーメントを抑制
する機能を有し、クランプ作用を高めているから
である。
したがつて、楔圧を解除するための欠円部分1
0に隣接した上面壁8は、楔圧に見合つた変形力
を受けるだけである。この点特公昭51−43229号
公報にみられる締付腕が、スローアウエイチツプ
に対し曲げ応力を与えるのと異なり、全く違つた
性格を有する。
以上説明したように、本考案は、スローアウエ
イチツプ自体が、チツプ座内で、楔圧で押圧挿入
されるものであり、また、その取外しに際しては
チツプ座の上面壁および起立壁間にある欠円部分
から回転スパナによつて直接楔圧が解除されるよ
うになつているものであるから容易に取外すこと
ができ、しかもそのクランプ強度も高いという利
点を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案クランプバイトの一実施例を
示す正面図、第2図は、その側面図、第3図は、
回転スパナを示す斜視図、第4図は、第1図に相
当する変形例を示す要部の正面図、第5図および
第6図は、それぞれ他の変形例を示す上面図、第
7図は、ツールホルダーに取付けられて使用され
る一例を示す正面図、第8図は、第7図の−
線に沿つて得られる断面図、第9図は、スローア
ウエイチツプに対する締付け力の関係を概念的に
示した説明図であり、第10図は、反力の関係を
概念的に示した説明図である。 1……バイトホルダー、2……スローアウエイ
チツプ、3……チツプ座、5……底面壁、6……
起立壁、8……上面壁、10……欠円部分。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 バイトホルダー1の先端には、側面4,4を開
    放し、かつ上面壁8および底面壁5によつて楔角
    θを構成するように斜上方から斜下方に向かうチ
    ツプ座3が設けられ、このチツプ座3内には、ス
    ローアウエイチツプ2が押込み固定されるように
    したクランプバイトにおいて、 前記チツプ座3は、上面壁8、底面壁5および
    起立壁6からなり、しかも底面壁5には、斜上方
    視でV字面が形成されているとともに、前記起立
    壁6およびこれに隣接する上面壁8との交差部分
    には、楔圧解除に利用するための欠円部分10が
    形成され、これに伴つて底面壁5側に残存する起
    立壁6が底面壁5に対して鋭角を構成するストツ
    パーになつており、 前記スローアウエイチツプ2は、前記チツプ座
    3の上面壁8、底面壁5および起立壁6にそれぞ
    れ適合する押圧受面2a,2bおよび後端面7を
    有するとともに、その切削端部分では、すくい面
    13aおよび逃げ面13bが形成され、しかも反
    対側の非削端部分では、前記後端面7が前記逃げ
    面13bと略平行関係にあつて前記起立壁6に面
    接触するように構成されていることを特徴とする
    クランプバイト。
JP1978037407U 1978-03-25 1978-03-25 Expired JPS6218322Y2 (ja)

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JP1978037407U JPS6218322Y2 (ja) 1978-03-25 1978-03-25

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Publication Number Publication Date
JPS54141086U JPS54141086U (ja) 1979-10-01
JPS6218322Y2 true JPS6218322Y2 (ja) 1987-05-12

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ID=28900402

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JP (1) JPS6218322Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48100774A (ja) * 1972-03-02 1973-12-19
JPS5143229A (en) * 1974-10-11 1976-04-13 Komatsu Mfg Co Ltd Seigyoben

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS48100774A (ja) * 1972-03-02 1973-12-19
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JPS54141086U (ja) 1979-10-01

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