JPS62183014A - 磁気ヘツドおよびその製造方法 - Google Patents

磁気ヘツドおよびその製造方法

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JPS62183014A
JPS62183014A JP2385686A JP2385686A JPS62183014A JP S62183014 A JPS62183014 A JP S62183014A JP 2385686 A JP2385686 A JP 2385686A JP 2385686 A JP2385686 A JP 2385686A JP S62183014 A JPS62183014 A JP S62183014A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
joining
cores
magnetic head
cured
Prior art date
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Pending
Application number
JP2385686A
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English (en)
Inventor
Junji Hamana
浜名 純二
Takao Otogawa
孝雄 音川
Shinichi Hara
慎一 原
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Canon Electronics Inc
Original Assignee
Canon Electronics Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は磁気ヘッドおよびその製造方法に関するもので
ある。
[従来の技術] 例えば、磁気ディスクに対する磁気記録再生用の磁気ヘ
ッドのコア半体どうしの接合、あるいは接合されたコア
を挾持して補強する部材(例えばスライダ)間を接合す
る材料としてはガラスが広く使用されていた。
しかし、ガラスを用いた接合法では接合温度が高く、ガ
ラスとフェライト等から成るコアとの線1膨張率の差に
より、熱応力が生じ、コアのクラックの発生、あるいは
コアの電磁変換特性の劣化等が生じたり、さらには溶融
したガラスがコアの表面を浸食し、接合面にブレを生じ
てしまうという欠点があった。
このような欠点を解決するために、ガラスに比11I3
21.低い温度で接合することができるエポキシ系樹脂
が用いられた。
[発明が解決しようとする間m点] しかし、エポキシ系樹脂を用いた場合においてもう、熱
応力による不都合は解消されても、経時変化による接着
力の劣化に伴なう接合部の剥れや。
1ボキシ系樹脂の経時変形による磁気記録媒体との摺接
部のゼ面1隻の低下等の問題が生じた。
[問題点を解決するための−「段] 本発明においては上述した問題点を解決するために、接
合材としてエネルギー線の照射により硬化する性質と熱
硬化性を有する樹脂を用い、エネルギー線の照射により
接合材を予備硬化させ、更番こ加熱することにより熱硬
化させる方法を採用した。
[作 用] L述した方法を採用すると、接合を必要とする部分に一
ヒ述した接合材を塗布し、エネルギー線を照射すること
によって予備硬化させた後、接合を必要とするコアまた
はその他の部材を突き合わせ、加熱することにより熱硬
化させて一体化させることにより熱応力による影響や、
経時変化による影響を著しく抑えた磁気ヘッドを得るこ
とができる。
[実施例] 以下1図面に示す実施例にノ、(づいて本発明の詳細な
説明する。
図は本発明方法によって得られた磁気ヘッドで、磁気デ
ィスクに対する磁気記録再生を行なうための磁気ヘッド
として例示しである。
図において符号1a〜3aはそれぞれコア゛ト体で、そ
れぞれの突き合わせ部には磁気ギャップ1〜3が形成さ
れている。また各コアには夫々補強板1b〜3bが接合
される。
接合されたコアの外側にはスライダー4,5が接合され
る。
そして、それぞれのコアにはコイル7が巻装されている
ところで、コア半体の突き合わせ面の接合およびコアど
)し間の接合、更には補強板1b〜3bやスライダ4,
5との間の接合には接合材6が用いられている。
この接合材6としては、エネルギー線を照射することに
よって硬化する性質と、加熱することによって硬化する
性質を持つ樹脂が用いられる。
具体的な樹脂としては、環化ゴムの一種である環化ポリ
ブタジェンに光架橋剤であるビスアジドを加えた感光性
樹脂が用いられ、エネルギー線としては例えば紫外線が
用いられる。
次に、上述した接合材を用いた磁気ヘッドの製造方法に
゛ついて説明する。
まず、突き合わされるコア半体の一方の突き合わせ面に
1−述した接合材?塗布し、この接合材に紫外線をIW
mして予備硬化させた後、これらを突き合わせ、200
°Cの雰囲気中で加熱硬化させてキャアプ1〜3を形成
した。
続いて、隣接して接合されるそれぞれのコアの接合面お
よび補強板lb〜3bとスライド4.5との接合面に、
前述した感光性樹脂から成る接合材を塗布し、紫外線照
射を行ない予備硬化を行なった後、それぞれのコアおよ
び補強板、スライダを屯ね合わせ、180’Cの雰囲気
中で加熱圧着して接合材を熱硬化させ一体化させた。
しかる後、図においては上面側である磁気記録媒体との
摺接面に鏡面研磨を施し、磁気ヘッドを完成した。
一方、上述したようにして得られた磁気ヘッドと、従来
と同様にエポキシ系樹脂でギャップ部の接合およびその
他の部分の接合を行なって得られた同一形状の磁気ヘッ
ドを10個用意し、それぞれの10個の磁気ヘッドにつ
いてヘッド摺接面のズレ、すなわち各コアのギャップ部
における磁気記録媒体との摺接面でのコアのズレ、ある
いは3つのコアと、補強板やスライダの磁気記録媒体と
の摺接面のズレを表面粗さ計で確認したところ、ズレは
測定されなかった。
次に、これらの10個ずつの磁気ヘッドを60℃、95
%の温度の雰囲気中に240時間放置し、高湿に対する
安定性を見るための加速試験を行なった。
しかる後、前述したと同様に磁気ヘットの磁気記録媒体
に対する摺接面のズレを表面粗さ計でJlll定したと
ころ第1表に示すような結果を得た。
表   1 なお付言すると、従来構造の10個の磁気ヘッドの内1
個は、接合面が加速試験の結果、剥れていたが、本実施
例によって得られた磁気ヘッドには接合面の剥れは見ら
れなかった。
第1表からも明らかなように、本実施例によって得られ
た磁気ヘッドは、ギャップ部のズレおよびコアとの補強
板間のズレが従来の磁気ヘッドに比較して数分の一以下
となっており、熱応力の影テや経時変化による影響によ
るズレがほとんど無いことがわかる。
なお、エネルギー線としては紫外線の他に深紫外線、イ
オン線、電子線、X線等が用いられる。
また、これらのエネルギー線を照射することによって硬
化する性質を持ち、更に加熱することによって硬化する
性質を持つ接合剤としての樹脂は、前述した感光性樹脂
の他に、ポリケイ皮酸ビニール系、環化ゴム系、エポキ
シ樹脂系、フェノールノボラック系、アクリル系ポリマ
ー等の樹脂にニトロ化合物、ケトン類、キノン類等の増
感剤あるいは芳香族ビスアジド等の光架橋剤を加えたも
のが用いることができ、更に塗布時の粘度調部のために
石油系溶剤で希釈したものを用いてもよい。
[効 果] 以上の説明から明かなように本発明によれば、磁気ヘッ
ドのコアその他の接合材としてエネルギー線を照射する
ことによって硬化する性質を有すると共に、熱硬化性を
有する樹脂を用いた構成を採用しているため、熱応力や
経時変化によるズレ等が発生せず、磁気記録媒体摺接面
の平面度を高く保つことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の一実施例を説明する磁気ヘッドの斜視図で
ある。 1〜3・・・ギャップ  1a〜3a・・・コア半体4
・・・補強板     5・・・スライダ6・・・接合
材 1〜3 〜シッフ。 1α〜3q コア半体 詔ムへ7)′ω糾視1望

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)突き合わされるコア半体間の接合材と隣接するコア
    間の接合材およびコアと、該コアを両側から挾持する部
    材との間の接合材の少なくとも1つがエネルギー線の照
    射によって硬化する性質を有すると共に、熱硬化性を有
    する樹脂によって接合したことを特徴とする磁気ヘッド
    。 2)突き合わされて接合されるコア半体の接合面と、隣
    接するコアの接合面と、コアと該コアを両側から保持す
    る部材との接合面の少なくとも1つにエネルギー線の照
    射によって硬化する性質を有すると共に、熱硬化性を有
    する樹脂を塗布し、エネルギー線を照射することにより
    予備硬化させる工程と、予備硬化された樹脂を加熱する
    ことにより硬化させて一体化させる工程とを含むことを
    特徴とする磁気ヘッドの製造方法。
JP2385686A 1986-02-07 1986-02-07 磁気ヘツドおよびその製造方法 Pending JPS62183014A (ja)

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