JPS6265211A - 磁気ヘツドおよびその製造方法 - Google Patents
磁気ヘツドおよびその製造方法Info
- Publication number
- JPS6265211A JPS6265211A JP20337485A JP20337485A JPS6265211A JP S6265211 A JPS6265211 A JP S6265211A JP 20337485 A JP20337485 A JP 20337485A JP 20337485 A JP20337485 A JP 20337485A JP S6265211 A JPS6265211 A JP S6265211A
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- JP
- Japan
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- resin
- magnetic core
- rays
- adhesive
- core
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- Pending
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/10—Structure or manufacture of housings or shields for heads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は磁気ヘッドおよびその製造方法に関し、さらに
詳しくは磁気コアの側面に補強部材を接着材により接合
した構造を有する磁気ヘッドおよびその製造方法に関す
るものである。
詳しくは磁気コアの側面に補強部材を接着材により接合
した構造を有する磁気ヘッドおよびその製造方法に関す
るものである。
[従来の技術]
この種の磁気へラドとして例えば8ミリVTR(ビデオ
テープレコーダ)に用いられるビデオ用ヘッドがある。
テープレコーダ)に用いられるビデオ用ヘッドがある。
このヘッドでは高透磁率磁性材薄板からなる磁気コアを
挾んでその両側に補強板を接着材により接合した構造が
採用されている。
挾んでその両側に補強板を接着材により接合した構造が
採用されている。
そして従来では上記の接着材として一般に有機高分子材
料、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられて
いる。
料、例えばエポキシ樹脂等の熱硬化性樹脂が用いられて
いる。
[発明が解決しようとする問題点]
上記のように熱硬化性樹脂を用いた磁気コアと補強板の
接合は、まず磁気コアと補強板の接合面の一方または両
方に前記樹脂を塗布した後、磁気コアと補強板の接合面
を重ね、全体を加熱し樹脂を硬化させて行なっている。
接合は、まず磁気コアと補強板の接合面の一方または両
方に前記樹脂を塗布した後、磁気コアと補強板の接合面
を重ね、全体を加熱し樹脂を硬化させて行なっている。
ところがこの場合に塗布した樹脂が接合部からはみ出し
て硬化するため、磁気コアの寸法精度が著しく低下する
という問題があった。
て硬化するため、磁気コアの寸法精度が著しく低下する
という問題があった。
このため従来では接合後はみ出し硬化した樹脂を研削、
研磨等の機械的方法で除去しているが。
研磨等の機械的方法で除去しているが。
これは極めて困難な工程であり、得てして磁気コア、補
強板に無理な力が加わり、磁気コア、補強板に欠けや割
れが多発するという問題があった。
強板に無理な力が加わり、磁気コア、補強板に欠けや割
れが多発するという問題があった。
[問題点を解決するための手段]
上述の問題を解決するため本発明にあっては磁気コアの
側面に補強部材を接着材により接合した構造を有する磁
気ヘッドにおいて、前記接着材としてエネルギー線の照
射により分解する樹脂を用いた。
側面に補強部材を接着材により接合した構造を有する磁
気ヘッドにおいて、前記接着材としてエネルギー線の照
射により分解する樹脂を用いた。
また本発明による磁気コアの製造方法にあっては磁気コ
アの側面に補強部材を接着材により接合した後、前記接
合部からはみ出した接着材を除去する工程を有する磁気
ヘッドの製造方法において、前記のはみ出した接着材の
除去をエネルギー線の照射により前記接着材を分解して
行なう構成を採用した。
アの側面に補強部材を接着材により接合した後、前記接
合部からはみ出した接着材を除去する工程を有する磁気
ヘッドの製造方法において、前記のはみ出した接着材の
除去をエネルギー線の照射により前記接着材を分解して
行なう構成を採用した。
し作 用]
磁気コアと補強部材を接合する接着材としてエネルギー
線の照射により分解する樹脂を用い、接合部からはみ出
した前記樹脂の除去をエネルギー線の照射により前記樹
脂を分解させて行なうことにより、前記除去が磁気コア
に無理な力を加えずに極めて容易かつ効果的に行なえる
。
線の照射により分解する樹脂を用い、接合部からはみ出
した前記樹脂の除去をエネルギー線の照射により前記樹
脂を分解させて行なうことにより、前記除去が磁気コア
に無理な力を加えずに極めて容易かつ効果的に行なえる
。
〔実施例]
以下、添付した図を参照して本発明の実施例を詳細に説
明する。
明する。
図は本発明の実施例による8ミリVTRのビデオ用ヘッ
ドのヘッド本体の構造を示す斜視図である。
ドのヘッド本体の構造を示す斜視図である。
このヘッド本体は高透磁率磁性材薄板から形成したコア
半対1a、laを磁気ギャップGを介して突き合わせ接
合して磁気コアlを形成し、この磁気コア1の両側面に
非磁性材からなる補強板2.2を接着材5により接合し
てなる。磁気コアlと補強板2,2の中央部には巻線窓
39両側縁部の中央部にはS線IIt4.4を形成して
あり、この巻線窓3と巻線溝4.4を介して不図示の巻
線を巻回して磁気ヘッドが完成する。
半対1a、laを磁気ギャップGを介して突き合わせ接
合して磁気コアlを形成し、この磁気コア1の両側面に
非磁性材からなる補強板2.2を接着材5により接合し
てなる。磁気コアlと補強板2,2の中央部には巻線窓
39両側縁部の中央部にはS線IIt4.4を形成して
あり、この巻線窓3と巻線溝4.4を介して不図示の巻
線を巻回して磁気ヘッドが完成する。
このような基本的な構造は既に知られたものであるが、
本発明では従来と異なる点として接着材5に紫外線、x
&a、γ線あるいは電子線等のエネルギー線の照射によ
り分解し、溶剤に可溶となる樹脂を用いる。
本発明では従来と異なる点として接着材5に紫外線、x
&a、γ線あるいは電子線等のエネルギー線の照射によ
り分解し、溶剤に可溶となる樹脂を用いる。
このようなエネルギー線分解性樹脂としてはノボラック
樹脂にキノンアジドを加えたもの等のいわゆるポジ型フ
ォトレジストやアクリル樹脂等があり、これらはエネル
ギー線の照射により分子構造の主鎖切断を起こすポリマ
ーである。
樹脂にキノンアジドを加えたもの等のいわゆるポジ型フ
ォトレジストやアクリル樹脂等があり、これらはエネル
ギー線の照射により分子構造の主鎖切断を起こすポリマ
ーである。
実施例としてフェノールノボラック4!IIIにベンゾ
キノンアジドを加えた樹脂を図の接着材5として用い、
図の構造のヘッド本体を20個作成してみた。前記樹脂
は紫外線の照射により分解し、アルカリの溶剤に可溶と
なるものであり、前記作成時にはまずこの樹脂を磁気コ
ア1、補強板2,2の接合面に塗布した後、磁気コア1
と補強板2゜2を重ね、全体を加熱して前記樹脂を硬化
させて磁気コアlと補強板2.2を接合した。
キノンアジドを加えた樹脂を図の接着材5として用い、
図の構造のヘッド本体を20個作成してみた。前記樹脂
は紫外線の照射により分解し、アルカリの溶剤に可溶と
なるものであり、前記作成時にはまずこの樹脂を磁気コ
ア1、補強板2,2の接合面に塗布した後、磁気コア1
と補強板2゜2を重ね、全体を加熱して前記樹脂を硬化
させて磁気コアlと補強板2.2を接合した。
次に磁気コア1と補強板2.2の接合部からはみ出した
上記樹脂部分に紫外線を照射した後、有機アルカリ化合
物溶剤としてテトラメチルアンモニウム・・イドロオキ
サイド((CH3) 4 N”OH)で全体を洗浄して
、前記のはみ出した樹脂部分を溶解し、除去した。
上記樹脂部分に紫外線を照射した後、有機アルカリ化合
物溶剤としてテトラメチルアンモニウム・・イドロオキ
サイド((CH3) 4 N”OH)で全体を洗浄して
、前記のはみ出した樹脂部分を溶解し、除去した。
この方法によれば前記の樹脂部分を極めて簡単かつ完全
に除去できた。そして20個の完成品について磁気コア
1.補強板2.2の欠け、割れの発生を調べたところ、
欠け、割れの発生はl債もなかった。これは除去時に磁
気コア1、補強板2.2に無理な力が加わらないためで
ある。
に除去できた。そして20個の完成品について磁気コア
1.補強板2.2の欠け、割れの発生を調べたところ、
欠け、割れの発生はl債もなかった。これは除去時に磁
気コア1、補強板2.2に無理な力が加わらないためで
ある。
一方、比較例として図の構造において接着材5として従
来のエポキシ樹脂を用い、はみ出し部分の除去を研削、
研磨により行なって20個のヘッド本体を作成した。そ
してこの20個について欠け、割れの発生を調べたとこ
ろ、5個について欠け、割れが発生していた。
来のエポキシ樹脂を用い、はみ出し部分の除去を研削、
研磨により行なって20個のヘッド本体を作成した。そ
してこの20個について欠け、割れの発生を調べたとこ
ろ、5個について欠け、割れが発生していた。
このことから本実施例によれば磁気コアl、補強板2,
2の欠け、割れの発生を極めて効果的に防止できること
が解る。
2の欠け、割れの発生を極めて効果的に防止できること
が解る。
なお以上のような磁気コアとその補強部材の接着材に関
わる本発明の構成は8ミリVTRのビデ才用ヘッドに限
らず、磁気コアとその補強部材6接着材による接合構造
を有する他の磁気ヘッド、例えばフロッピーディスク装
置用の磁気ヘッド雷にも広く適用でき、同様の効果が得
られる・[効 果] 以上の説明から明かなように本発明によれば6気コアと
補強部材を接合する接着材としてエネノギー線の照射に
より分解する樹脂を用い、接合6からはみ出した前記樹
脂の除去をエネルギー線O照射により前記樹脂を分解さ
せて行なうことに=す、前記除去が磁気コア、補強部材
に無理な力(加えずに極めて容易かつ効果的に行なえる
ので、磁気コア、補強部材の欠け1割れの発生を効果0
に防止できるとともに磁気ヘッド全体の寸法積重を向上
させることができ、さらにはこれらによi歩留りの向上
と上記の除去工程の簡単化により:ストダウンを図れる
。
わる本発明の構成は8ミリVTRのビデ才用ヘッドに限
らず、磁気コアとその補強部材6接着材による接合構造
を有する他の磁気ヘッド、例えばフロッピーディスク装
置用の磁気ヘッド雷にも広く適用でき、同様の効果が得
られる・[効 果] 以上の説明から明かなように本発明によれば6気コアと
補強部材を接合する接着材としてエネノギー線の照射に
より分解する樹脂を用い、接合6からはみ出した前記樹
脂の除去をエネルギー線O照射により前記樹脂を分解さ
せて行なうことに=す、前記除去が磁気コア、補強部材
に無理な力(加えずに極めて容易かつ効果的に行なえる
ので、磁気コア、補強部材の欠け1割れの発生を効果0
に防止できるとともに磁気ヘッド全体の寸法積重を向上
させることができ、さらにはこれらによi歩留りの向上
と上記の除去工程の簡単化により:ストダウンを図れる
。
図は本発明の実施例による8ミリVTR用の6気ヘッド
本体の構造を示す斜視図である。 ) l・・・磁気コア 2・・・補強板3・・
・巻線窓 4・・・巻線溝5・・・接着材 五 し 主
本体の構造を示す斜視図である。 ) l・・・磁気コア 2・・・補強板3・・
・巻線窓 4・・・巻線溝5・・・接着材 五 し 主
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)磁気コアの側面に補強部材を接着材により接合した
構造を有する磁気ヘッドにおいて、前記接着材としてエ
ネルギー線の照射により分解する樹脂を用いたことを特
徴とする磁気ヘッド。 2)磁気コアの側面に補強部材を接着材により接合した
後、前記接合部からはみ出した接着材を除去する工程を
有する磁気ヘッドの製造方法において、前記のはみ出し
た接着材の除去をエネルギー線の照射により前記接着材
を分解して行なうことを特徴とする磁気ヘッドの製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20337485A JPS6265211A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20337485A JPS6265211A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6265211A true JPS6265211A (ja) | 1987-03-24 |
Family
ID=16472972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20337485A Pending JPS6265211A (ja) | 1985-09-17 | 1985-09-17 | 磁気ヘツドおよびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6265211A (ja) |
-
1985
- 1985-09-17 JP JP20337485A patent/JPS6265211A/ja active Pending
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