JPH04145610A - ロータリートランスの製造方法 - Google Patents

ロータリートランスの製造方法

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JPH04145610A
JPH04145610A JP2270038A JP27003890A JPH04145610A JP H04145610 A JPH04145610 A JP H04145610A JP 2270038 A JP2270038 A JP 2270038A JP 27003890 A JP27003890 A JP 27003890A JP H04145610 A JPH04145610 A JP H04145610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive
groove
core
coil
rotary transformer
Prior art date
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Pending
Application number
JP2270038A
Other languages
English (en)
Inventor
Oku Hanawa
塙 億
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
FUKUSHIMA TOKAI DENSHI KOGYO KK
Original Assignee
FUKUSHIMA TOKAI DENSHI KOGYO KK
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Publication date
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  • Coils Or Transformers For Communication (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ロータリートランス、特にVTR1DAT等
に使用されるシリンダー用ロータリートランスの製造方
法に関するものである。
〔従来の技術〕
ロータリートランスは、VTR,DAT等に使用されて
いるシリンダーの内蔵部品として使用されている。第3
図はその構造を示す平面図、第4図はその縦断面図であ
る。これらの図で1は磁性材料からなるコア、2.3.
4はコア1の一面に同心状に設けられている溝、5.6
.7はそれぞれ溝2.3.4内に挿入、接着されている
コイルを示している。
このコイル5.6.7は、それぞれ、溝2.3.4内に
塗布した接着材によって固定されるが、この接着材には
ゴム系の接着材を使用し、コアとコイルとの密着をよく
するために、接着の際にコイルを押す部材によって荷重
を加えていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述の如く、接着材にゴム系の接着材を使用する従来の
方法では、接着材が、所謂、糸を引くので作業性が悪く
、接着材をコア1の溝2.3.4に塗布すると、場合に
よっては接着材が糸を引き、第4図において1aで示す
溝2.3.4の設けられている面(以下18面と称する
)を汚し、これを取り除(のに時間がかかった。またオ
ーブンタイムがあるため接着材を塗布してからコイル5
.6.7を接着するまでの時間が限定された。さらに、
作業場の温度、湿度にも左右され、これらの条件を管理
するのに大きな労力を必要とした。すなわち、コア1に
接着材を塗布した状態に長い時間放置すると接着材の硬
化が進んでコイル5.6.7をコア1の溝2.3.4に
入れても接着しなくなり、コイル5.6.7が浮き、不
良が多発していた。その上、18面等に付着した接着材
はある時間おくと溶剤が飛んで固型分のみになり、これ
を掃除、または取り除(のに時間がかかり、原価低減が
進まなかった。
本発明はこれらの問題点を除去し、作業性に優れ、原価
低減の可能なロータリートランスの製造方法を提供可能
とすることを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するために採られた本発明の構成は、
磁性材料からなるコアに設けられている溝内にコイルを
接着、固定するロータリートランスの製造方法において
、前記コアの前記溝内に嫌気性樹脂よりなる接着材を塗
布する工程と、前記コイルにあらかじめ前記接着材の硬
化促進剤を塗布する工程と、前記接着材の塗布された前
記溝内に前記硬化促進剤の塗布された前記コイルを挿入
する工程と、挿入された前記コイルを加圧して前記接着
材を半硬化させる工程と、前記溝内に前記接着材を塗布
する際前記コアの表面に附着した接着材を除去する工程
と、半硬化した前記接着材を本硬化させる工程とを有し
ていることを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明は、コアの溝内に塗布される接着材として嫌気性
樹脂を用いたので、糸を引くことはなく、オーブンタイ
ムもなく、特に、あらかじめ接着材の硬化促進剤をコイ
ルの表面に塗布しておき、コアの溝内に挿入するように
したので、硬化促進剤はコアの溝からはみ出しコアの表
面(第2図8a面)に附着した接着材にはふれないため
、コア内の接着材とコイルに被着している硬化促進剤と
の化学反応により接着材を半硬化させても、コアの表面
(第2図8a面)に附着した接着材は硬化しないので、
接着材の溝内への塗布後ある程度時間が経過しても容易
に取り除くことができる。
〔実施例〕
以下、実施例について説明する。
第1図は一実施例の工程図、第2図は主なる工程におけ
るロータリートランスの要部の断面図である。
第2図で、8はフェライトなどの磁性材料よりなるコア
、9はコア8の面8aに設けられている溝、1oは溝9
内に塗布されている嫌気性樹脂よりなる接着材、11は
溝9内に接着材10を塗布する際、はみ出して面8a上
に付着した接着材、12は溝9内に挿入されたコイル、
13はコイル押し部材を示している。
次に、第1図の工程図にのっとり、この実施例のロータ
リートランスの製造方法について説明する。
まず、コア8(第1図工程1a参照、以下符号のみ記す
)の溝9内に、例えば、米国、ロックタイト社製326
−LV/UVのような嫌気性樹脂よりなる接着材10を
塗布(1b)する。この工程ibで往々第2図(a)に
示す如く、本来コア8の溝9内にのみ塗布されるべき接
着材が、溝9からはみ出し面8a上に接着材11として
被着する。一方、コイル(2a)の表面には、例えば、
米国、ロックタイト社製ブライマーNのような接着剤の
硬化促進剤を塗布(2b)しておく。工程1bで接着材
IOが溝9内に塗布されているコア8の溝9内に、工程
2bで硬化促進剤の塗布されているコイル12を挿入し
くlc)、コイル押し部材13を用いて数秒〜60秒、
第2図(b)に示すように、コイル押しく1d)する、
この工程1dで、溝9内の接着材10はコイル12の表
面の塗布されている硬化促進剤と反応を起こすので、半
硬化の状態となるまで硬化させて押し部材13を取り外
す(1e)。第2図(b)で示す工程ldで、溝9内の
コア8とコイル9との間に存在する接着材10は半硬化
するが、面8a上に附着している接着材工1は、硬化促
進剤と接触しないので硬化しない。従って、表面の清掃
(If)を行えば、接着材11は簡単、容易に除去する
ことができる。工程Ifで表面の清掃が終り第2図(C
)の状態となったコア8は半硬化した接着材10を硬化
させる(1g)。
第1表は、この実施例におけるコアとコイルとの間の接
着材10の硬化時間と、接着材11の硬化時間、すなわ
ち、清掃可能時間との関係を示すもので、温度26℃、
湿度60%、コイルへの荷重2〜3 kg/an!の条
件下でコイル12にあらかじめ被着させておく硬化促進
剤の濃度を変えて測定したものである。この表は、コイ
ル12にあらかじめ硬化促進剤を塗布してお(場合には
、接着材]0は20〜60秒で接着が進むが、コア表面
にはみ出した接着材11は硬化が進まず、複数コイルを
接着した後でも除去が容易に出来ることを示しており、
その清掃可能な時間は3〜5分である。
第1表 以上の如く、この実施例のロータリートランスの製造方
法では、接着材として嫌気性樹脂を用いることにより、
糸を引くことがなく、オープンタイムがなく、さらに、
コアの溝内に接着材を塗布する際はみ出してコア表面に
被着する接着材を容易に除去することができ、接着剤の
除去のためにはられれた無駄な作業時間を排除すること
ができるので、作業効率の向上、原価低減を可能とする
ものである。
〔発明の効果〕
本発明は、作業性に優れ、原価低減の可能なロータリト
ランスの製造方法を提供可能とするもので、産業上の効
果の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のロータリトランスの製造方法の一実施
例の工程図、第2図は同じく主なる工程におけるロータ
リトランスの要部の断面図、第3図はロータリトランス
の構造を示す平面図、第4図は同じく縦断面図である。 8・コア、9・・・(コアに設けられている)溝、10
・・ (溝内に塗布されている)接着材、11・・・(
溝内に接着材を塗布する際、はみ出してコアの表面に附
着した)接着材、12・・コイル。 第 図 第 図 12・・・・・・コイル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.磁性材料からなるコアに設けられている溝内にコイ
    ルを接着、固定するロータリートランスの製造方法にお
    いて、前記コアの前記溝内に嫌気性樹脂よりなる接着材
    を塗布する工程と、前記コイルにあらかじめ前記接着材
    の硬化促進剤を塗布する工程と、前記接着材の塗布され
    た前記溝内に前記硬化促進剤の塗布された前記コイルを
    挿入する工程と、挿入された前記コイルを加圧して前記
    接着材を半硬化させる工程と、前記溝内に前記接着材を
    塗布する際前記コアの表面に附着した接着材を除去する
    工程と、半硬化した前記接着材を本硬化させる工程とを
    有していることを特徴とするロータリートランスの製造
    方法。
JP2270038A 1990-10-08 1990-10-08 ロータリートランスの製造方法 Pending JPH04145610A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1998014964A1 (de) * 1996-09-30 1998-04-09 Asta Elektrodraht Gmbh Mehrfachparallelleiter für wicklungen elektrischer maschinen und geräte
US6859130B2 (en) * 2001-10-24 2005-02-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Low-profile transformer and method of manufacturing the transformer
JP2011023523A (ja) * 2009-07-15 2011-02-03 Nippon Steel Corp 良好な熱伝導性を有する電磁鋼板積層コアおよびその製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6149404A (ja) * 1984-08-17 1986-03-11 Nippon Ferrite Ltd ロ−タリ−トランスの巻線接着方法

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