JPS6376103A - 磁気ヘツド及びその製造方法 - Google Patents

磁気ヘツド及びその製造方法

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JPS6376103A
JPS6376103A JP21920086A JP21920086A JPS6376103A JP S6376103 A JPS6376103 A JP S6376103A JP 21920086 A JP21920086 A JP 21920086A JP 21920086 A JP21920086 A JP 21920086A JP S6376103 A JPS6376103 A JP S6376103A
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JP
Japan
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core
adhesive
thin film
metallic thin
holder
Prior art date
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Pending
Application number
JP21920086A
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English (en)
Inventor
Shoji Tsutaki
蔦木 昭治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS6376103A publication Critical patent/JPS6376103A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は例えばフロッピーディスクなどに情報の記録再
生を行なう磁気ヘッド及びその製造方法に関する。
(従来の技術) フロッピーディスク装置に用いられる磁気ヘッドのコア
は、従来は第5図に示すようにして製造されていた。す
なわち同図(a)においてフェライトで形成されたコア
1とこのフェライトコア1を両面から支持する非磁性体
セラミック材で形成されたホルダ(以下スライダと称す
る)2,3を用意し、同図(b)に示すように前記コア
1の両面にスプレーまたはスピンコード方式により有機
接着剤4を極めて薄く塗布する。次に同図(C)におい
てコア1をスライダ2,3を挟持して、−定の加圧がで
きる治具5にセットし、このコア1、スライダ2,3を
一体に挟持した治具5を同図(d)に示すように電気炉
6に入れて一定時間加熱して接着する。
上記の従来の磁気へラドコアの製造方法においては、接
着剤4の層の幅Wを第6図に示すように1μm以下とで
きる限り薄クシ、かつこの接着剤4の層に作用する応力
によりこの層の材料内にクラッタなどの歪を発生させな
いようにすることが必要である。このため接着剤4は経
時変化の少ない材質で、かつ接着後の工程で使用する溶
剤や研削液などで接着力が弱まることのないものを選ぶ
必要があり、この結果熱処理時間を長くして硬化させる
接着剤が使用されている。
しかしながら上記の従来の接着剤によるフェライトコア
1とスライダ2.3との接着方法によると、接着剤4が
熱硬化性のものであるため、治具5上にセットしてから
約150’Cから200℃で少なくとも1時間から2時
間は放置しておく必要がある。このため数多い工程の中
でリードタイムを長くする大きな要因となる工程となり
、流れ作業のネックになるという問題があった。また接
着のための放置時間が長いためコア1とスライダ2,3
が接着剤4の層でずれてくるという問題もあった。
このため接着用の治具5は精度のよい高価なものを数多
く製作しなければならず、設備コスト及び作業効率上大
きな欠点となっていた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は従来の磁気ヘッドにおいて問題であったコアと
スライダとの接着に長時間かかり、流れ作業のネックと
なり、しかもコアとスライダの間にずれが発生するとい
う問題を解決し、短時間で確実にコアとスライダとの接
着が可能な磁気ヘッド及びその!!!造方決方法供する
ことを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は上記の目的を達成するために、フェライトによ
り形成されたコアと非磁性体セラミックにより形成され
たホルダとの対向する接着面にそれぞれ金属薄膜を形成
し、これらの金属薄膜間に紫外線により硬化する接着剤
層を設けて磁気ヘッドを構成し、この磁気ヘッドの製造
方法としては、前記コアの両面を鏡面加工する工程と、
この鏡面加工されたコアの両面に金属薄膜を形成する工
程と、前記ホルダの前記コアとの接着面を鏡面加工する
工程と、この鏡面加工されたホルダの面に金属薄膜を形
成する工程と、前記金属薄膜が形成されたコア及びホル
ダの表面に紫外先照射によって硬化する接着剤を塗布す
る工程と、これらの接着剤を介して前記ホルダを前記コ
アの両面に加圧保持し、一定時間紫外線を照射して両者
を接着する工程とを設けたものである。
(作用) 上記の磁気ヘッドの構成及び製造方法によると、コアと
ホルダとの接着面に金属薄膜を形成したので、コアとホ
ルダとの間には金属薄膜、紫外線硬化型接着剤、金属薄
膜の三層が形成されており、照射される紫外線は金属薄
膜間で反射を繰り返し、接着剤層を通り汲ける結果、接
着剤は硬化して接着力を持つことになる。従って、接着
硬化時間は僅か1分間程度の短時間となり、治具の回転
も速くなる。
(実施例) 以下、本発明に係る磁気ヘッドとその製造方法の一実施
例を図面を参照して説明する。
第1図及び第2図に本発明の一実施例による磁気ヘッド
の構造を示す。この図において、第5図に示す従来例と
同一または同等部分には同一符号を付して示す。フェラ
イトで形成されたコア半体1a、1bが磁気ギャップ7
を介して接着されスライスされてなるフェライトコア1
の両面には、クロムなどの金属薄膜8が形成されている
。一方、非磁性体セラミック材よりなるスライダ2,3
の片面にも同様にクロムなどの金Ra膜8が形成されて
いる。そしてフェライトコア1の両面に金属薄膜8を対
向させてスライダ2,3が設けられてあり、第2図に示
すように紫外先照射によって硬化される接着剤層9を介
して接着されている。
次に本実施例による製造方法を第3図を参照して説明す
る。同図(a>に示す第1の工程において、フェライト
コア1の両面及びスライダ2,3の′片面をそれぞれ鏡
面ラップ仕上げをした後、スパッタリングなどの手段で
クロムなどの金属薄膜87!i−形成する。次に(b)
に示す第2の工程において、前記フェライトコア1の両
面に形成された金属薄膜の表面に、紫外先照射によって
硬化する性質を持つ接着剤を塗布して約1μm以下の厚
さの接着剤層9を形成する。次に(C)に示す第3の工
程において、スライダ2,3の金属薄膜8の形成面をフ
ェライトコア1の両面に重ね合わせ、断面コの字状に形
成された治具10内に装着し、ねじ11で締付は加圧す
る。次に(d)に示す第4の工程で、フェライトコア1
及びスライダ2.3を保持した治具10を紫外先照射炉
12内に投入し、紫外線13を約1分間照射する。そし
て炉12かう取出し接着が終った磁気へラドコア14を
治具10から外して製品を得る。
次に本実施例の作用を説明する。炉12内に照射された
紫外線13は、第4図に示すようにフェライトコア1の
両面及びスライダ2.3の片面に形成された金属薄膜8
間で反射をくり返し、1μm以下の薄い接i剤層9であ
っても接着面の下部まで十分に貫通して接着剤を硬化さ
せることができる。
もし金属薄膜8がない場合で接着剤層9が1μm以下と
薄い場合には紫外線13を十分透過させることができな
いので、接着剤は硬化せず、接着することができない。
本実施例によれば、従来フェライトコア1とスライダ2
,3の接着に要していた3乃至4時間の硬化時間がわず
か1分間程度に短縮され、工程の加工サイクル時間が早
くなり、同時に治具10及び炉12の回転も早くなる。
この結果、使用する設備も少なくすることができ、製品
の製造コストを安くすることができる。また接着後のフ
ェライトコア1とスライダ2,3との間のずれによる段
差の発生も防ぐことができ、記録媒体に当接する面の信
頼性を得ることができる。
[発明の効果] 上述したように本発明によれば、フロッピーディスクな
どに情報の記録再生を行なうための磁気ヘッドを、フェ
ライトコアとスライダのそれぞれの当接面に金属薄膜を
形成し、これらの金属薄膜間を紫外線によって硬化する
接着剤によって接着するようにしたので、フェライトコ
アとスライダとの接着を急速かつ確実に接着することが
でき、安価で高品質の磁気ヘッドを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る磁気ヘッドの一実施例を示す斜視
図、第2図は第1図の要部を拡大して示す斜視図、第3
図は本発明に係る磁気ヘッドの製造方法の一実施例を示
す側面図、第4図は本実施例の作用を示す側面図、第5
図は従来の磁気ヘッドの製造方法を示す側面図、第6図
は従来の磁気ヘッドの接着層を示す拡大側面図である。 1・・・フェライトコア、  2,3・・・スライダ(
ホルダ)、  8・・・金属薄膜、  9・・・接着剤
層、13・・・紫外線。 代理人 弁理士  則 近 憲 佑 同  宇治 弘 第1図 第2V 第3図 第4図 第6図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)フェライトにより形成されたコアの両面に非磁性
    体セラミックにより形成されたホルダを接着してなる磁
    気ヘッドにおいて、前記コアと前記ホルダとの対向する
    接着面にそれぞれ形成された金属薄膜と、これらの金属
    薄膜間に形成された紫外線により硬化する接着剤層とを
    設けたことを特徴とする磁気ヘッド。
  2. (2)フェライトにより形成されたコアの両面を鏡面加
    工する工程と、この鏡面加工されたコアの両面に金属薄
    膜を形成する工程と、非磁性体セラミックにより形成さ
    れたホルダの前記コアとの接着面を鏡面加工する工程と
    、この鏡面加工されたホルダの面に金属薄膜を形成する
    工程と、前記金属薄膜が形成されたコア及びホルダの表
    面に紫外先照射によって硬化する接着剤を塗布する工程
    と、これらの接着剤を介して前記ホルダを前記コアの両
    面に加圧保持し、一定時間紫外線を照射して両者を接着
    する工程とを具備したことを特徴とする磁気ヘッドの製
    造方法。
JP21920086A 1986-09-19 1986-09-19 磁気ヘツド及びその製造方法 Pending JPS6376103A (ja)

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JPS6376103A true JPS6376103A (ja) 1988-04-06

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