JPH02235212A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH02235212A
JPH02235212A JP5434989A JP5434989A JPH02235212A JP H02235212 A JPH02235212 A JP H02235212A JP 5434989 A JP5434989 A JP 5434989A JP 5434989 A JP5434989 A JP 5434989A JP H02235212 A JPH02235212 A JP H02235212A
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JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
adhesives
adhesive
air
magnetic head
Prior art date
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Pending
Application number
JP5434989A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Muramatsu
哲郎 村松
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、DAT(Digital Audio Ta
perecorder)等の磁気記録再生装置に用いら
れる磁気ヘッドに関するものである。
〔従来の技術〕
近年、磁気記録再生装置の分野において、固定ヘッドに
よる高密度記録を達成するために、マルチチャンネル化
された高集積薄膜磁気ヘッドの実用化が進められている
このような磁気ヘッドは、磁性体あるいは非磁性体の基
板上に磁性体薄膜からなる磁性層が設けられ磁気回路を
形成するとともに、この磁性層の間に導電体または磁性
体の薄膜が配された構成が一般的である。この種の磁気
ヘッドでは、記録媒体との摺動面の加工や記録媒体との
摺動に対する強度を備えるために、第4図に示すように
、上記磁性層上に保護板21がエボキシ系樹脂からなる
接着剤により接着され固定されている。そして、保護板
21下に並んだ状態に配されている導電体または磁気抵
抗効果を有する磁性体からなる薄膜22・22からは、
各hの薄膜22における両端部に接続されたり一ド23
・23が保護板21下から基板24上に引き出されてい
る。そして、リード23・23の端部にそれぞれボンデ
ィングバッド25・25が設けられて、信号の授受を行
うための図示しないボンディングワイヤが接続されるよ
うになっている. また、上記磁気ヘッドの製造に際しては、第5図に示す
ように、多数のポンディングパッド25・・・が引き出
された複数の保護板21・・・が方形の基板24上に互
いに平行に条設されている。このようにして、一度に多
数の磁気ヘッドが製造されるようになっている. 〔発明が解決しようとする課題〕 ところが、上記従来の磁気ヘッドにおいて、磁性層上に
保護板21を接着する際、接着剤に常温硬化型あるいは
加熱硬化型のエボキシ系樹脂を用いた場合、上記接着剤
の塗布量が多すぎると、第4図の保護板2lから余分な
接着剤がはみ出し、さらにボンディングパッド25・・
・上にまで及んでしまう。このため、ボンディングパッ
ド25・・・上にはみ出した接着剤が硬化すると、ボン
ディングワイヤの接続不良を引き起こすおそれがあった
従って、このような不都合を解消するには、上記のよう
にはみ出した接着剤を硬化する前に除去しなければなら
ない。しかしながら、第5図のように基板24上に多数
のポンディングパッド25・・・が引き出された複数の
保護仮21・・・が条設されたような状態では、保護板
21・・・同士の間隔が狭く接着剤を除去する作業が困
難となり、磁気ヘッドの生産性の低下を招来する。逆に
、接着剤除去の作業を容易にするために、保護板21・
・・同士の間隔を広くすることも考えられるが、この場
合基板24の1枚当たりの磁気ヘッド数が少なくなるの
で、やはり生産性の低下は免れない。
一方、接着剤の量を少なくしてボンディングパッド25
・・・へのはみ出しを防止することが考えられるが、こ
れにより接着強度にばらつきが生じて、磁気ヘッドの記
録媒体との摺動面を加工する際に加工具にチッピングな
どを生じさせる要因となる。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る磁気ヘッドは、上記課題を解決するために
、基板上に形成された磁性層間に導電体または磁気抵抗
効果を有する磁性体が設けられ、上記磁性層上に保護板
が接着剤により接着されてなる磁気ヘッドにおいて、上
記接着剤に嫌気性樹脂を用いたことを特徴としている。
〔作 用〕
嫌気性樹脂は、空気との接触を遮断することにより硬化
が進行し、空気に触れている限り常温ではもとより加熱
しても硬化しない性質を有している。そこで、磁性層上
に保護板を接着する接着剤として上記嫌気性樹脂を用い
れば、この嫌気性樹脂が上記保護板により,覆われて空
気と遮断されることにより硬化し接着が達成される。ま
た、保護板から余分にはみ出した接着剤は、空気に触れ
ているので硬化せず、保護板の接着が完了した後に有機
溶剤等により、容易に除去することができる.〔実施例
1〕 本発明の一実施例を第1図に基づいて説明すれば、以下
の通りである. 磁気ヘッドは、例えば記録用磁気ヘッドの場合、第2図
に示すように、磁性体または非磁性体からなる基板l上
に2層の磁性体膜からなる磁気コア2・2が積層されて
磁性層が形成されている.磁気コア2・2間には、記録
媒体の摺動面側に磁気ギャップを形成するために非磁性
体酸化膜からなる磁気ギヤップスペーサ3を介在させる
一方、磁気ギャップスペーサ3の内側の凸部に導電体と
なる導電コイル薄膜4が絶縁膜6に覆われて設けられて
いる.また、上側の磁気コア2上には、磁気コア2を保
護する保護膜7が形成されている。
さらに、保護膜7上には、記録媒体との摺動面を形成す
る際の円筒研削や摺動面の研磨などの加工、あるいは記
録媒体との摺動に対する強度を保有させるために、保護
仮8が嫌気性樹脂からなる接。
着層9により接着され固定されている。一方、再生用磁
気ヘッドの場合、第3図に示すように、第2図の導電コ
イル薄膜4の代わりに磁気抵抗効果を有する磁性体とな
る磁性体薄膜5が設けられている. 上記のように構成される磁気ヘッドにおける保護板8の
固定の工程を説明する。なお、説明の便宜上、上記に述
べた磁気コア2・2、導電コイル薄膜4などの基板1と
保護板8との間に配された素子を省略して説明する。
第1図(a)に示すように、基板1を載置したステージ
10を図中矢印で示す方向に移動させながら、基板1上
の破線で示す部分に、所定位置に配置された樹脂ディス
ペンサーノズル11・11により接着剤としての嫌気性
樹脂(例えば、変性アクリレート系のもの)を滴下し塗
布する。このとき、接着剤の塗布量が適量となるように
、接着剤の滴下量を制御する必要がある.次に、同図(
b)に示すように、保護板位置決め部材12・12を基
板lの両側に固定した状態で配置して、接着剤を塗布し
た部分に保護板8を配置する。
そして、同図(C)の矢印に示すように、上方から外力
を加えて保護板8を基板1に押圧するとともに真空中に
おいて脱泡処理を行った後、常温にて放置するか、ある
いは加熱するかにより接着剤を硬化させ、第2図および
第3図の接着N9を形成させる。
ところで、上記のように保護板8・8を基板1に押圧す
る際、保護板8・8から図中a’aで示すように接着剤
がはみ出して、第2図の導電コイル薄膜4および第3図
の磁性体薄膜5の電極となるボンディングパッド(図示
しない)上を覆うことがある。しかしながら、接着剤に
嫌気性樹脂が用いられるので、上記のようにはみ出した
接着剤は、空気に触れることにより硬化することがない
。そこで、ごく短時間、アセトンなどの有機溶剤中にお
いて超音波洗浄を行うことにより、上記のはみ出した接
着剤を容易に除去することができる。
このように、余分な接着剤を容易に除去することができ
るので、接着剤除去のために保護板8・8間の間隔を広
くする必要がなく、基板1上に形成される磁気ヘッドの
数を減らすこともない。
〔実施例2〕 続いて、本発明の他の実施例を第1図(b)、第1図(
C)、第2図および第3図に基づいて説明する. 本実施例では、前記の実施例1に対し、第2図および第
3図の接着N9をさらに薄くするため、スピンコートに
より塗布する接着剤の量を薄く、かつ均一にした。上記
スピンコートによれば、まず接着剤の温度を予め上げて
おき、回転する基板1上に滴下すると、例えば、接着剤
の粘度を180cpSとし基板1の回転数を300Or
pmとしたとき、塗布された接着剤の厚さを3μm程度
とすることができる.また、上記スピンコートによれば
、実施例1のように接着剤の滴下位置および量を制御す
る必要がなく製造装置の簡素化を図ることができる。
以降は、実施例1と同様にして第1図(b)に示すよう
に、保護板位置決め部材12・12によって位置決めさ
れた所定の位置に保護板8を配置する。そして、同図(
C)に示すように、保護仮8を基板1に押圧し真空中に
おいて脱泡処理を行った後接着剤を硬化させ、第2図お
よび第3図の接着層9を形成させる。
〔発明の効果〕
本発明に係る磁気ヘッドは、以上のように、基板上に形
成された磁性層間に導電体または磁気抵抗効果を有する
磁性体が設けられ、上起磁性層上に保護板が接着剤によ
り接着されてなる磁気ヘッドにおいて、上記接着剤に嫌
気性樹脂を用いた構成である。
これにより、嫌気性樹脂は、空気との接触を遮断するこ
とにより硬化が進行し、空気に触れている限り常温では
もとより加熱しても硬化しない性質を有するので、磁性
層上に保護板を接着する接着剤として上記嫌気性樹脂を
用いれば、余分にはみ出した接着剤は空気に触れること
により硬化せず、保護板の接着が完了した後に、有機溶
剤等により容易に除去することができる。
従って、磁気ヘッドの生産性を低下させることなく、余
分な接着剤の除去を行うことができる一方、接着強度を
一定に保つとともに、ボンディングパッド上に付着する
接着剤により生じるボンディング不良を防止することが
できるという効果を奏する.
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本発明の一実施例を示すものであ
って、第1図(a)は基板上に接着剤を塗布する工程を
示す斜視図、第1図(b)は基板上に保護板を配置する
工程を示す平面図、第1図(C)は保護板を基板に押圧
し固定する工程を示す同図(b)のA−A矢視断面図、
第2図は記録用磁気ヘッドの構成を示す縦断面図、第3
図は再生用磁気ヘッドの構成を示す縦断面図である。な
お、上記第1図(a)を除く第1図ないし第3図は他の
実施例に共通するものである。 第4図および第5図は従来例を示すものであって、第4
図は保護板が設けられた基板の一部を示す平面図、第5
図は基板全体の構成を示す平面図である。 ■は基板、2は磁気コア、4は導電コイル薄膜、5は磁
性体薄膜、8は保護板、9は接着層である。 特許出願人     シャープ 株式会社第 図 図(a) 5i11 (b) 図(C) 第4

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、基板上に形成された磁性層間に導電体または磁気抵
    抗効果を有する磁性体が設けられ、上記磁性層上に保護
    板が接着剤により接着されてなる磁気ヘッドにおいて、 上記接着剤に嫌気性樹脂を用いたことを特徴とする磁気
    ヘッド。
JP5434989A 1989-03-07 1989-03-07 磁気ヘッド Pending JPH02235212A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5434989A JPH02235212A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 磁気ヘッド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5434989A JPH02235212A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 磁気ヘッド

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JPH02235212A true JPH02235212A (ja) 1990-09-18

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ID=12968153

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JP5434989A Pending JPH02235212A (ja) 1989-03-07 1989-03-07 磁気ヘッド

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