JPS62182244A - フイン用アルミニウム合金 - Google Patents
フイン用アルミニウム合金Info
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- JPS62182244A JPS62182244A JP2478086A JP2478086A JPS62182244A JP S62182244 A JPS62182244 A JP S62182244A JP 2478086 A JP2478086 A JP 2478086A JP 2478086 A JP2478086 A JP 2478086A JP S62182244 A JPS62182244 A JP S62182244A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は自動車の熱交換器に好適なフィン用アルミニウ
ム合金に関し、特に優れたろう付は性と高い強度を有し
、かつろう付は後の熱交換器コアの表面に良好な塗装性
をイ」与するものである。
ム合金に関し、特に優れたろう付は性と高い強度を有し
、かつろう付は後の熱交換器コアの表面に良好な塗装性
をイ」与するものである。
(従来の技術)
一般に自動車の熱交換器としては、ラジェーター、ヒー
ター、オイルクーラー、コンデンサー及びエバポレータ
ー等があり、この内オイルクーラー、コンデンサー及び
エバポレーターはほとんどアルミ化されており、ラジェ
ーター及びヒーターも一部アルミ化されている。これ等
アルミ製熱交換器のコアは基本的に第1表に示すプレー
ジングシートと第2表に示すアルミニウム及びアルミニ
ウム合金部材で構成され、一般にはろう付は法により作
られている。ろう付は法としては塩化物系フラックスを
用いる炉内ろう付は法やフラックスを用いない真空ろう
付は法が主流であったが、最近ではフッ化物系の非腐食
性フラックスを用いて非酸化性雰囲気中でろう付けする
方法(以下N8法と略記)が採用されるようになり、主
にラジェーターやコンデンサーの製造に用いられている
。
ター、オイルクーラー、コンデンサー及びエバポレータ
ー等があり、この内オイルクーラー、コンデンサー及び
エバポレーターはほとんどアルミ化されており、ラジェ
ーター及びヒーターも一部アルミ化されている。これ等
アルミ製熱交換器のコアは基本的に第1表に示すプレー
ジングシートと第2表に示すアルミニウム及びアルミニ
ウム合金部材で構成され、一般にはろう付は法により作
られている。ろう付は法としては塩化物系フラックスを
用いる炉内ろう付は法やフラックスを用いない真空ろう
付は法が主流であったが、最近ではフッ化物系の非腐食
性フラックスを用いて非酸化性雰囲気中でろう付けする
方法(以下N8法と略記)が採用されるようになり、主
にラジェーターやコンデンサーの製造に用いられている
。
注:(*)印は真空プレージングシートを示す。
第 2 表
近年熱交換器は製造コストの低減及び軽量化が要求され
、フィンにおいても薄肉化が求められている。フィンを
薄肉化するためにはフィンに従来材にり強度の高い合金
を使用する必要がおり、そこでベアのフィンとろう祠を
被覆した管材を用いてろう付()する方法が提案されて
いる。例えば第3図に示すように表面にJIS4045
(S i 9.0〜11.0wt%、残部A、e)を
被覆したJ I S 3003 (Cu 0.05〜0
.20wt%、Mn1.O〜1.5 wt%、残部A、
e>からなる偏平管(1)の間にJIS3003からな
るベアのフィン(2)を配置してNB法によりろう付け
している。
、フィンにおいても薄肉化が求められている。フィンを
薄肉化するためにはフィンに従来材にり強度の高い合金
を使用する必要がおり、そこでベアのフィンとろう祠を
被覆した管材を用いてろう付()する方法が提案されて
いる。例えば第3図に示すように表面にJIS4045
(S i 9.0〜11.0wt%、残部A、e)を
被覆したJ I S 3003 (Cu 0.05〜0
.20wt%、Mn1.O〜1.5 wt%、残部A、
e>からなる偏平管(1)の間にJIS3003からな
るベアのフィン(2)を配置してNB法によりろう付け
している。
〔発明が解決しようとする問題点)
一般的に使用されているフィン材としてはJIS’10
50(ITi度99.5wt%以上の純A、e)、30
03.3203 (Mn1.O〜1.5 wt%、残部
A、t2)等であるが、これはろう付は加熱後の引張強
さが8〜11 k /−程度であり、更に薄肉化するに
はより強度の高い合金を使用しなければならない。ろう
付は可能な600 ’C以上の融点を有し、より高い強
直を有する合金としては非熱処理系のJ l53004
(Mn1.0〜1.5wt%、M g0.8〜1.3
wt%、残部A、e)、3005 (M n 1.0
〜1.5 wt%、Mg0.2〜0.6wt%、残部A
、e)、熱処理系のJ l56951 (S i 0.
20〜0.50wt%、(:、 u 0.15〜0.4
0wt%、M g0.40〜0.8 wt%、残部A、
e)、7 N O1(M n0.2〜0.7 wt%、
Ml、0〜2.0wt%、残部AJ2>(以下wt%を
%と略記)が考えられるが、これ等合金にはMQが多く
含まれており、NB法ではろう付は性が劣る。またろう
付は時に+Δ料衣表面綿状の物質が発生し、ろう付は炉
内で一部表面から飛散して炉内を汚染するばかりか、ろ
う付は後のコアの塗装工程で塗料の密着性を悪くする等
の問題がある。更にはフィン材に耐食性改善のため犠牲
陽極としての特性が要求されるが、これ等の特性に欠け
る欠点がある。
50(ITi度99.5wt%以上の純A、e)、30
03.3203 (Mn1.O〜1.5 wt%、残部
A、t2)等であるが、これはろう付は加熱後の引張強
さが8〜11 k /−程度であり、更に薄肉化するに
はより強度の高い合金を使用しなければならない。ろう
付は可能な600 ’C以上の融点を有し、より高い強
直を有する合金としては非熱処理系のJ l53004
(Mn1.0〜1.5wt%、M g0.8〜1.3
wt%、残部A、e)、3005 (M n 1.0
〜1.5 wt%、Mg0.2〜0.6wt%、残部A
、e)、熱処理系のJ l56951 (S i 0.
20〜0.50wt%、(:、 u 0.15〜0.4
0wt%、M g0.40〜0.8 wt%、残部A、
e)、7 N O1(M n0.2〜0.7 wt%、
Ml、0〜2.0wt%、残部AJ2>(以下wt%を
%と略記)が考えられるが、これ等合金にはMQが多く
含まれており、NB法ではろう付は性が劣る。またろう
付は時に+Δ料衣表面綿状の物質が発生し、ろう付は炉
内で一部表面から飛散して炉内を汚染するばかりか、ろ
う付は後のコアの塗装工程で塗料の密着性を悪くする等
の問題がある。更にはフィン材に耐食性改善のため犠牲
陽極としての特性が要求されるが、これ等の特性に欠け
る欠点がある。
本発明はこれに鑑み種々検討の結果、NB法でMgを多
く含有する合金のろう付は性が劣るのは、Mg元素が活
性で合金表面で酸素と結びついて酸化物IVtQOを生
成し、表面に強固な被膜を作るためであり、Mgが多く
含まれる合金はど被膜は強固となり、更にNB法ではフ
ラックスM度が3〜5%と薄いところからフラックス効
果が弱いこととめいよってろう付は性か劣ることを知見
した。また合金表面に生成する綿状物質は分析の結果、
NB法で使用するフラックス成分のに、l!、FとM(
]が反応した化合物であること、ろう付り時合金中のM
Oは表面層でフラックスと反応し、フラックス中に取り
込まれ、更に表面層でM g ’t9度が低下づ−るた
め、合金中から表面層へMCIか拡散してフラックスと
反応し、その結果合金中のMc+ffiが多い場合には
、Mgとフラックスとが反応した化合物が多くなり、綿
状物質として発生することを知見した。
く含有する合金のろう付は性が劣るのは、Mg元素が活
性で合金表面で酸素と結びついて酸化物IVtQOを生
成し、表面に強固な被膜を作るためであり、Mgが多く
含まれる合金はど被膜は強固となり、更にNB法ではフ
ラックスM度が3〜5%と薄いところからフラックス効
果が弱いこととめいよってろう付は性か劣ることを知見
した。また合金表面に生成する綿状物質は分析の結果、
NB法で使用するフラックス成分のに、l!、FとM(
]が反応した化合物であること、ろう付り時合金中のM
Oは表面層でフラックスと反応し、フラックス中に取り
込まれ、更に表面層でM g ’t9度が低下づ−るた
め、合金中から表面層へMCIか拡散してフラックスと
反応し、その結果合金中のMc+ffiが多い場合には
、Mgとフラックスとが反応した化合物が多くなり、綿
状物質として発生することを知見した。
これ等の知見に基づき、更に検討の結果、NB法で製造
する熱交換器のフィン部材として高強度と優れたろう(
=lけ性およびろう付は後の良好な塗装性を有するフィ
ン用アルミニウム合金を開発したものである。
する熱交換器のフィン部材として高強度と優れたろう(
=lけ性およびろう付は後の良好な塗装性を有するフィ
ン用アルミニウム合金を開発したものである。
即ら本発明合金の一つはlVtg0.2〜0.5%、3
i 0.3〜1.0%、Z n0.5〜2.0%を含
み、残部A(と不可避的不純物からなることを特徴とす
るものである。
i 0.3〜1.0%、Z n0.5〜2.0%を含
み、残部A(と不可避的不純物からなることを特徴とす
るものである。
本発明合金の他の一つは、Mg0.2〜0.5%、3
i 0.3〜1.0%、Z n0.5〜2.0%を含み
、更にCu0.3%以下、Mn0.5%以下、zn0.
3%以下、Fe1.0%以下の範囲内で何れか1種又は
2種以上を含み、残部A、eと不可避的不純物からなる
ことを特徴とするものでおる。
i 0.3〜1.0%、Z n0.5〜2.0%を含み
、更にCu0.3%以下、Mn0.5%以下、zn0.
3%以下、Fe1.0%以下の範囲内で何れか1種又は
2種以上を含み、残部A、eと不可避的不純物からなる
ことを特徴とするものでおる。
本発明において合金組成を上記の如く限定したのは次の
理由によるものである。
理由によるものである。
M(]の添加はSiとの共存によりMg2 S iを形
成して強度を向上させるためであり、その含有量を0.
2〜0.5%としたのは、0.2%未満では強度向上の
効果が少なく、0.5%を越えるとNB法のフルオロア
ルミン酸カリウム系フラックスと反応して綿状物質が発
生するようになり、不都合を生ずるためである。Siの
添加はMCIとの共存によりM(Jz S iを形成し
て強度を向上させるためであり、その含有量をO1゛3
〜1.0%としたのは、0.3%未満では強度向上の効
果が少なく、1.0%を越えると合金の融点が600℃
以下となってろう付けができなくなるためである。また
Znの添加はフィンとして管体より電位を卑とし、犠牲
陽極材としての効果をもたせるためであり、その含有量
を0.5〜0.2%としたのは、0.5%未満ではその
効果が少なく、20%を越えて添加してもそれほど電位
は卑にならず、むしろ融点を下げ、ろう付は時の座屈に
対して悪影響を及ぼすためである。
成して強度を向上させるためであり、その含有量を0.
2〜0.5%としたのは、0.2%未満では強度向上の
効果が少なく、0.5%を越えるとNB法のフルオロア
ルミン酸カリウム系フラックスと反応して綿状物質が発
生するようになり、不都合を生ずるためである。Siの
添加はMCIとの共存によりM(Jz S iを形成し
て強度を向上させるためであり、その含有量をO1゛3
〜1.0%としたのは、0.3%未満では強度向上の効
果が少なく、1.0%を越えると合金の融点が600℃
以下となってろう付けができなくなるためである。また
Znの添加はフィンとして管体より電位を卑とし、犠牲
陽極材としての効果をもたせるためであり、その含有量
を0.5〜0.2%としたのは、0.5%未満ではその
効果が少なく、20%を越えて添加してもそれほど電位
は卑にならず、むしろ融点を下げ、ろう付は時の座屈に
対して悪影響を及ぼすためである。
また、Ct、I、Mn、Cr、Zr、Fe等の副成分の
何れか1種又は2種以上の添加は何れも更に強度を向上
させるためであり、Cu含有量を0.3%以下としたの
は、これを越えて添加すると、7.nの添加による電位
を卑にする効果が損なわれるためである。Mn含有量を
0.5%以下としたのは、これを越えて添加すると、ろ
う付【ブ後の冷却時における焼入れ感受性を悪くし、f
VLgz S iの効果を抑えてしまうためである。
何れか1種又は2種以上の添加は何れも更に強度を向上
させるためであり、Cu含有量を0.3%以下としたの
は、これを越えて添加すると、7.nの添加による電位
を卑にする効果が損なわれるためである。Mn含有量を
0.5%以下としたのは、これを越えて添加すると、ろ
う付【ブ後の冷却時における焼入れ感受性を悪くし、f
VLgz S iの効果を抑えてしまうためである。
CrとZrの含有量をそれぞれ0.3%以下としたのは
、何れも0.3%を越えて添加すると、巨大な粒径の金
属間化合物を形成して塑性加工性を低下させるなど、実
用上剥さないものとなるためである。Fe含有量を1%
以下としたのはこれを越えて添加しても、その効果が飽
和し、かつ塑性加工性を低下するためである。
、何れも0.3%を越えて添加すると、巨大な粒径の金
属間化合物を形成して塑性加工性を低下させるなど、実
用上剥さないものとなるためである。Fe含有量を1%
以下としたのはこれを越えて添加しても、その効果が飽
和し、かつ塑性加工性を低下するためである。
尚一般のA(合金において行なわれている結晶粒微細化
のための微量のT;、aの添加は本発明合金においても
有効であり、0.15%以下の範囲内で添加すると良い
。また不可避的不純物とは通常°のA、e地金に含まれ
る通常の不純物である。
のための微量のT;、aの添加は本発明合金においても
有効であり、0.15%以下の範囲内で添加すると良い
。また不可避的不純物とは通常°のA、e地金に含まれ
る通常の不純物である。
(実施例1)
第3表に示す組成の合金を常法により溶Vf?、鋳造し
、鋳塊を均熱処理して熱間圧延した後、冷間圧延、焼鈍
、冷間圧延により厚さ0.08mの)」14材に仕上げ
てフィン材とした。
、鋳塊を均熱処理して熱間圧延した後、冷間圧延、焼鈍
、冷間圧延により厚さ0.08mの)」14材に仕上げ
てフィン材とした。
これ等フィン材についてろう付【プを模して600°C
に5分間加熱し、550°Cよりファン冷却した後、室
温に1力月放置してから引張試験を行なった。次に上記
フィン材について第2図に示すように巾16mm、高ざ
12IrR1ピツヂ3馴にコルゲート加工してフィン(
2)とし、板厚0.4m。
に5分間加熱し、550°Cよりファン冷却した後、室
温に1力月放置してから引張試験を行なった。次に上記
フィン材について第2図に示すように巾16mm、高ざ
12IrR1ピツヂ3馴にコルゲート加工してフィン(
2)とし、板厚0.4m。
ri16mm、厚さ2.5mmの偏平管(1)と組合せ
、鉄製治具(3)により固定し、トリクレン蒸気脱脂を
行なった。偏平管には、、1Is3003月を芯材とし
、外面にJIS4054(ろう剤)を板厚に対して10
%の41J合でクラットした。このコアに5%)襲度の
フルオロアルミン酸カリウム系フラックスを塗布し、1
50°Cで10分間乾燥した後、NZガス雰囲気中で6
00°Cに5分間加熱してろう付けを行なった。これ等
についてろう付4ノ性を評価すると共に、フィンの座屈
、綿状物質の発生状況及び電位を調べた。これ等の結果
を従来材料と比較して第4表に示す。
、鉄製治具(3)により固定し、トリクレン蒸気脱脂を
行なった。偏平管には、、1Is3003月を芯材とし
、外面にJIS4054(ろう剤)を板厚に対して10
%の41J合でクラットした。このコアに5%)襲度の
フルオロアルミン酸カリウム系フラックスを塗布し、1
50°Cで10分間乾燥した後、NZガス雰囲気中で6
00°Cに5分間加熱してろう付けを行なった。これ等
についてろう付4ノ性を評価すると共に、フィンの座屈
、綿状物質の発生状況及び電位を調べた。これ等の結果
を従来材料と比較して第4表に示す。
ろう付は性の評価は良好なフィレットを形成したものを
O印、フィレットを形成しないか又は極端に小さいもの
をX印で示した。座屈はろう付は時に座屈したものをX
印、座屈しないものをQ印で示した。綿状物質の発生状
況は発生したものをあり、発生しなかったものをなしと
した。また電位は25°Cの5%NaC,e水溶液中で
フィンの電位(対5CE)を測定し、ろう剤電位(−7
50m v )より507n以上卑な電位のものをQ印
、それ以下のものを×印′(示した。
O印、フィレットを形成しないか又は極端に小さいもの
をX印で示した。座屈はろう付は時に座屈したものをX
印、座屈しないものをQ印で示した。綿状物質の発生状
況は発生したものをあり、発生しなかったものをなしと
した。また電位は25°Cの5%NaC,e水溶液中で
フィンの電位(対5CE)を測定し、ろう剤電位(−7
50m v )より507n以上卑な電位のものをQ印
、それ以下のものを×印′(示した。
第3表〜第4表から明らかなようにJIS3003 (
N0.26)では強度が劣るためフィンに座屈を生じ、
JIS3004 (N0.27)、6951 (N0.
28)及び7NO1(N0.29)では強度は高いがM
gが多く含まれているためろう付は性が劣るばかりか、
綿状物質が発生ずるのに対し、本発明合金N0. 1〜
16は何れもろう付は性が良好で、綿状物質の発生もな
く、フィンの座屈もなく、引張強さもJIS3003よ
り高く、電位も偏平管より50mv以上卑であり、総合
的に優れていることが判る。これに対し本発明合金の組
成範囲にり外れる比較合金では総合的に劣ることが判る
。
N0.26)では強度が劣るためフィンに座屈を生じ、
JIS3004 (N0.27)、6951 (N0.
28)及び7NO1(N0.29)では強度は高いがM
gが多く含まれているためろう付は性が劣るばかりか、
綿状物質が発生ずるのに対し、本発明合金N0. 1〜
16は何れもろう付は性が良好で、綿状物質の発生もな
く、フィンの座屈もなく、引張強さもJIS3003よ
り高く、電位も偏平管より50mv以上卑であり、総合
的に優れていることが判る。これに対し本発明合金の組
成範囲にり外れる比較合金では総合的に劣ることが判る
。
(実施例2)
第3図に示すようにJ l5BA’l 1 PCからな
るプレーh (5) 、偏平デユープ(1)及びIナイ
ドブラケッ1−(4)と、第3表に示す本発明合金N0
.5からなるコルゲートフィンを組み合U、鉄装冶具で
固定し、1〜リクレン蒸気脱脂を行なった。尚比較のた
め従来のJIS6951(N0. 28)からなるコル
グー1〜フインを用い、同様に処理した。
るプレーh (5) 、偏平デユープ(1)及びIナイ
ドブラケッ1−(4)と、第3表に示す本発明合金N0
.5からなるコルゲートフィンを組み合U、鉄装冶具で
固定し、1〜リクレン蒸気脱脂を行なった。尚比較のた
め従来のJIS6951(N0. 28)からなるコル
グー1〜フインを用い、同様に処理した。
これ等に5%濃度のフルオロアルミン酸カリウム系のフ
ラックスを塗イロし、150°Cで10分間乾燥後、N
zガス雰囲気中600°Cで5分間加熱してろう付けを
行ない、その上下両端にプラスチックタンク(6)を取
付け、吹付は塗装してラジェーターを作成した。
ラックスを塗イロし、150°Cで10分間乾燥後、N
zガス雰囲気中600°Cで5分間加熱してろう付けを
行ない、その上下両端にプラスチックタンク(6)を取
付け、吹付は塗装してラジェーターを作成した。
その結果、J rs6951 (N0.28)のコルゲ
ートフィンを用いたラジェーターはフィンと偏平チュー
ブのろう付は性か劣り、一部フインがはがれてしまった
。またフィン上に綿状物質が発生し、塗装時の密着性が
悪かった。これに対して本発明合金(N0. 5 )か
らなるコルゲートフィンを用いたしのはろう付は性が良
好で、綿状物質の発生もなく、塗J:31の密着性も良
好てあつlこ 。
ートフィンを用いたラジェーターはフィンと偏平チュー
ブのろう付は性か劣り、一部フインがはがれてしまった
。またフィン上に綿状物質が発生し、塗装時の密着性が
悪かった。これに対して本発明合金(N0. 5 )か
らなるコルゲートフィンを用いたしのはろう付は性が良
好で、綿状物質の発生もなく、塗J:31の密着性も良
好てあつlこ 。
次にこれ等のラジェーターをJIS72371に早く塩
水口n霧試験を行ない、偏平チューブに貫通孔食か発生
するまでの時間を比較した。
水口n霧試験を行ない、偏平チューブに貫通孔食か発生
するまでの時間を比較した。
その結果J I 36951 (N28)のコルゲート
フィンを用いたラジェーターでは1500時間で崗通孔
食を発生したのに対し、本発明合金(N0.5)からな
るコルゲートフィンを用いたラジェーターは貫通孔食が
発生するのに4500時間を要しlこ。
フィンを用いたラジェーターでは1500時間で崗通孔
食を発生したのに対し、本発明合金(N0.5)からな
るコルゲートフィンを用いたラジェーターは貫通孔食が
発生するのに4500時間を要しlこ。
(、発明の効果)
このように本発明によれば優れたろう(=Jけ性と高い
強度をイjし、フィンの薄肉化が可能となり、熱交換器
の製造コストの低減及び軽量化を達成することができる
等工業上顕著な効果を奏するものである。
強度をイjし、フィンの薄肉化が可能となり、熱交換器
の製造コストの低減及び軽量化を達成することができる
等工業上顕著な効果を奏するものである。
第1図はコルゲートフィンと偏平チューブを組合上た模
擬コアの治具固定の一例を示す説明図、第2図はラジェ
ーターの一例を示す正面図、第3図は模擬コアの一例を
示す説明図である。 1、偏平チューブ 2、コルゲートフィン 3、鉄製冶具 4.9“イドブラケット 5、プレート 6、プラスヂックンタンク
擬コアの治具固定の一例を示す説明図、第2図はラジェ
ーターの一例を示す正面図、第3図は模擬コアの一例を
示す説明図である。 1、偏平チューブ 2、コルゲートフィン 3、鉄製冶具 4.9“イドブラケット 5、プレート 6、プラスヂックンタンク
Claims (2)
- (1)Mg0.2〜0.5wt%、Si0.3〜1.0
wt%、Zn0.5〜2.0wt%を含み、残部Al不
可避的不純物からなることを特徴とするフ ィン用アルミニウム合金。 - (2)Mg0.2〜0.5wt%、Si0.3〜1.0
wt%、Zn0.5〜2.0wt%を含み、更にCu0
.3wt%以下、Mn0.5wt%、Cr0.3wt%
以下、Zr0.3wt%以下、Fe1.0wt%以下の
範囲内で何れか1種又は2種以上を 含み、残部Alと不可避的不純物からなる ことを特徴とするフィン用アルミニウム合 金。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2478086A JPS62182244A (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | フイン用アルミニウム合金 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2478086A JPS62182244A (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | フイン用アルミニウム合金 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62182244A true JPS62182244A (ja) | 1987-08-10 |
Family
ID=12147694
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2478086A Pending JPS62182244A (ja) | 1986-02-06 | 1986-02-06 | フイン用アルミニウム合金 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62182244A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0382730A (ja) * | 1989-08-28 | 1991-04-08 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | ろう付け後熱伝導度および犠牲陽極効果にすぐれた熱交換器フィン材用アルミニウム合金 |
JPH0394037A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Furukawa Alum Co Ltd | 気相ろう付け用アルミニウム合金フィン材 |
-
1986
- 1986-02-06 JP JP2478086A patent/JPS62182244A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0382730A (ja) * | 1989-08-28 | 1991-04-08 | Sumitomo Light Metal Ind Ltd | ろう付け後熱伝導度および犠牲陽極効果にすぐれた熱交換器フィン材用アルミニウム合金 |
JPH0394037A (ja) * | 1989-09-05 | 1991-04-18 | Furukawa Alum Co Ltd | 気相ろう付け用アルミニウム合金フィン材 |
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