JPS62182001A - 充填機 - Google Patents

充填機

Info

Publication number
JPS62182001A
JPS62182001A JP1718586A JP1718586A JPS62182001A JP S62182001 A JPS62182001 A JP S62182001A JP 1718586 A JP1718586 A JP 1718586A JP 1718586 A JP1718586 A JP 1718586A JP S62182001 A JPS62182001 A JP S62182001A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
filling
fluid
container
amount
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1718586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0684163B2 (ja
Inventor
福島 庄次
加藤 元三郎
隆 望月
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pola Orbis Holdings Inc
Original Assignee
Pola Chemical Industries Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pola Chemical Industries Inc filed Critical Pola Chemical Industries Inc
Priority to JP1718586A priority Critical patent/JPH0684163B2/ja
Publication of JPS62182001A publication Critical patent/JPS62182001A/ja
Publication of JPH0684163B2 publication Critical patent/JPH0684163B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Basic Packing Technique (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、流動体を容器内に均一に充填するための充填
機に関する。 〔従来の技術〕 一般に、化粧クリーム等の流動体を容器内に充填するに
際しては、液体の充填とは異なる手法を採る必要がある
。 十゛なわち、流動体には高粘性や曳糸性等を呈するもの
があり、これらを硬性の容器に充填するに際しては充填
量を連続的に可変しつつ、ノズルと容器との相対位置を
可変する必要がある。何故なら低流動性の流動体を一定
の流量で充填すると、流動体が容器の底部に拡散しない
うちに充填が進行するため、流動体中に空気が混入する
こととなるからである。 また、ノズルの高さを一定にして充填した場合には、拡
散の進行が遅く、充填完了までに時間がかかることとな
るが、充填開始時にはノズルを底部付近まで降下せしめ
、充填の進行と共にノズルを上昇させるようにすれば、
流動体を強制的に拡散させ、充填効率を向上させること
ができる。このような、機能を持つ充填機として従来は
、実開昭56−26602号公報、及び実開昭56−2
4402号公報に記載されているものが知られている。 まず、面者の公報に記載されているものは、第18図に
示すように、流動体300をノズル301から排出し、
そのノズル301の下方に配置した容器302に充填す
るものであり、ピストン及びシリンダからなる加圧装置
303により、流動体300への加圧がなされるように
なっている。 前記加圧装置303とノズル301との間には、ロータ
リーバルブ304が配置されており、これによりシリン
ダを、ホッパ305側、又はノズル301側に選択的に
連通せしめろようになっている。 前記加圧装置303はカム板307と、これにより駆動
されるクランク機構308によって作動し、その動作ス
トローク、及び動作タイミングはカム板307の形状に
より決定され、これら加圧装置303、カム板307、
クランク機構308は排出奄制御機構306を構成して
いる。 一方、ノズル301内には流動体50の充填終了時にそ
の「切れ」を良好ならしめるためのピストン309が摺
動自在に配置されており、そのピストン309を作動さ
せるためのベルクランク機構310が設けられている。 また、第19図に示す充填機は実開昭56−24402
号公報に記載されているものであるが、これはノズル3
01を昇降させるためのノズル位置制御装置311を設
けたものであり、カム板307で上下動されるブツシュ
ロッド312によりノズル301側に応力を伝達するよ
うに構成されている。 以上、各公報につき説明したが、要するにこれらのもの
においては、カム板307に予め設定されたカムプロフ
ィールに基づいて、流動体300の単位時間当たりの供
給量を制御すると共に、前記ノズル301の高さを制御
するものである。 〔発明が解決しようとする問題点〕 一般に充填機は、種々の流動体300を適宜入れ替えて
使用されるが、上記した従来の充填機においては、充填
動作がカム板307の設定内容に限定されるものである
ため、充填する流動体300の物性によっては充填が困
難となり、使用範囲が限定されるという欠点がある。 すなわち、流動体300の単位時間当たりの供給量は流
動体300の物性に応じて微妙に設定する必要があり、
また、ノズル301の引き上げ速度についてもその物性
と容器形状に応じた厳密な設定が必要であるが、従来の
ものにおいては流動体を変更する毎に、2つのカム板3
07・307を夫々適合する特性のものに交換しなけれ
ばならず、しかもカム板駆動用のモータの回転速度も、
その都度調整しなければならないため到底その煩に耐え
ないという問題がある。 本発明は、上記した点に鑑みてなされたものであり、流
動体の単位時間当たりの供給量やノズルの引き上げ速度
を任意に、しかも極めて容易に設定することができる充
填機とすることを技術的課題とする。 〔問題点を解決するための手段〕 本発明は、容器10内へ流動体を充填すべきノズルlと
、このノズルlの高さを可変すべきノズル位置制御機構
2と、前記ノズルlから容器IO内へ充填される流動体
の単位時間当たりの充頃量を可変する充tJ’?ffl
制御機構3とを備えている充填機において以下の如き構
成とした。 すなわち、ノズルIは、充填ポンプPから送出される流
動体を吐出して容器IO内に充填するもので、前記ノズ
ル位置制御機構2には、油圧ポンプ9により駆動されて
ノズルlを上下動自在に支持する第1の油圧シリンダ7
と、この第1の油圧シリンダ7に油圧ポンプ9から供給
されるべき油虫を可変するだめの第1のサーボバルブB
lとを設けである。 また、前記充填量制御機構3には、油圧ポンプ9により
駆動されて前記充填ポンプPを作動させ、これにより、
流動体のノズルIからの吐出mを可変する第2の油圧シ
リンダ8と、この第2の油圧シリンダ8に油圧ポンプ9
から供給されるべき油量を可変するだめの第2のサーボ
バルブB2とを設けである。 さらに、ノズル位置制御機構2と充填量制御機構3とに
加えて、前記各サーボバルブB1・B2の動作を制御す
るための動作信号発生部4と、前記各サーボバルブB1
・B2の動作パターンを記憶する動作パターン記憶部5
と、この動作パターンを充填すべき容器の種類や性質に
応じて任意に選定して、前記動作信号発生部4へ送出す
るための動作パターン選定部6とを設けて充填機とした
。 なお、サーボバルブB1−82としてはデジタル式・ア
ナログ式のいずれのものを使用してもよい。デジタル式
サーボバルブの場合は弁の開閉に用いるサーボモータと
してパルス信号により駆動制御されるステッピングモー
タM1・M2を使用し、この場合前記動作信号発生部・
1は各ステプピングモータMl−M2へ供給されるべき
パルスの数及びその動作タイミングを制御するパルス発
生部となる。また、アナログ式サーボバルブの場合、サ
ーボモータとしては二相サーボモータ等を使用し、この
場合前記動作信号発生部4はアナログ信号発生部となる
。 〔作用〕 サーボバルブB1−B2は動作信号発生部4からの動作
信号に基づいて動作し、油圧シリンダ7・8の移動量及
び移動速度を制御する。この制御は動作パターン記憶部
5に予め記憶されたデータに基づいてなされる。このデ
ータは個々に任意値に設定することもできるが動作パタ
ーン選定部6により一括して変更することができる。 前記データは、充填する流動体の物性と容器10の形状
、口部の高さ等のパラメータに基づき、充填流動体中°
に気泡が生じることなく、最も迅速に充填が完了するよ
うに選定される。ノズル位置制御機構2と充填量制御機
構3とはこのデータに基づき、ノズルlの高さを連続的
に可変しつつノズル1から吐出される流動体の単位時間
当たりの充填量を調整する。 このように、油圧シリンダ7・8の動作量と動作速度と
は任意に、しかも容易に変更でき、充填作業の内容変更
を迅速になしうる。 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を第2図乃至第17図に基づいて
説明する。 〈充填機の機械的構造部分〉 この充填機はノズル位置制御機構2により、ノズルlと
充填量制御機構3とを上下動自在に支持した構造である
。 まず、前記ノズル位置制御機構2について説明すると、
第2図に示すように、シャーシ11上に油圧ポンプ9が
設けられているとともに、この油圧ポンプ9からの油圧
により駆動されて前記ノズルlと充填量制御機構3とを
上下動自在に支持する第1の油圧シリンダ7が設けられ
ており、さらに、油圧ポンプ9の上方に容器載支装置1
2が設けられている。 前記油圧シリンダ7は第1のデジタル式サーボバルブと
して第1のステッピングモータM1で作動されて油圧ポ
ンプ9からの油量を調節するデジタル電磁弁Blを有し
ており、このステッピングモータMlはパルス信号によ
り駆動制御され、その回転でデジタル電磁弁Bl内の油
圧切換弁が摺動せしめられて弁の開き具合と開く速度と
が制御されるようになっている。これにより、油圧シリ
ンダ7のストローク量と速度とが制御されてノズルlの
高さ位置と上下動の速度とが制御される。 このノズルlの高さ位置は油圧シリンダ7のストローク
量で決定されるので、このノズル1の高さ位置を間接的
に検知するため、油圧シリンダ7のストローク量を検知
して電気量として出力する第1のリニアパルスエンコー
ダR1がこの油圧シリンダ7に設けられている。 また、油圧シリンダ7にはノズル1の最下降時にそのロ
ッドによってON動作されろ近接スイ・ソヂESI(下
限センサ)が設けられている。 なお、この第1の油圧シリンダ7はハンドル13の回転
により手動で上下動できるよう支持され、これによりノ
ズルlの高さ位置の微調整が可能となっている。 前記容器載支装置12は、容器IOを回転自在に支持す
る容器回転機構を備えており、この容器回転機構は、第
3図に示すように、中空シャフト21の」二端に連結し
たチャック機構22を平ギア23・24を介してエアモ
ータ25で回転させるもので、チャック機構22は中空
シャフト21内から送出される圧縮空気で作動されるエ
アシリンダ26に、このエアシリンダ26で上下左右に
駆動されるチャック爪27・27を設けたもので、この
チャック爪27・27で容器10を収容した容器ホルダ
28を挾持するものである。 次に、ノズル部分について説明すると、第2図に示すよ
うに、ノズルlは前記容器載支装置12により保持され
た容器10の口部にノズル口31を向けて垂設され、こ
のノズルlの上端に充填ポンプPが連結されているとと
もに、この充填ポンプP上に流動体を貯溜したホッパ3
2が設けられ、これらノズル11充填ポンプP1ホツパ
32は充填量制御機構3とともに基台33に取り付けら
れ、この基台33が前記油圧シリンダ7で支持されてい
る。 このノズルlについては出願人が先に提案しており(特
公昭58−22402号)、第4図に示すように、ノズ
ル本体41に注入管42を垂設し、この注入管42の先
端をノズル口31としたもので、ノズル本体41内には
前記充填ポンプPから送出される流動体を注入管42内
へと導入する導入路43が形成されているとともに、エ
アシリンダ44が設けられ、また、注入管42内にはこ
のエアシリンダ44で上下駆動されるスピンドル45が
挿着され、このスピンドル45の上下動によりその先端
が前記ノズル口31を開閉するようになっている。 充填ポンプPは、第5図に示すように、エアシリンダ5
1により図示しないラックとピニオンを介して回転駆動
される回転シリンダ52を内部に設けてあり、この回転
シリンダ52は一側に切欠き53を有し、エアシリンダ
51のロッドが進出したとき回転シリンダ52の回転に
より切欠き53が導入路43に一致し、ロッドが退行し
たとき回転シリンダ52の回転により切欠き53がホッ
パ32の出口に一致するようになっている。この状態は
ロッドの進出した時ON動作される近接スイッチES2
(吐出センサ)と、ロッドが退行した時ON動作される
近接スイッチES3(吸入センサ)とにより検出される
。さらに、回転シリンダ52内にはピストン54が進退
摺動自在に設けられ、このピストン54は回転シリンダ
52の切欠き53がホッパ32の出口に一致している時
退行して回転シリンダ52内に流動体を吸い込み、その
後回転シリンダ52の切欠き53がノズルlの導入路4
3に一致した時進出してノズルlから流動体を吐出する
ようになっている。 最後に、充tiffi制御機構3について説明する。 第2図に示すように、前記基台33上に油圧ポンプ9か
らの油圧で駆動される第2の油圧シリンダ8が設けられ
、この油圧シリンダ8のロッドが前記回転シリンダ52
内のピストン54に連結されてピストン54を進退駆動
している。 この油圧シリンダ8は第2のデジタル式サーボバルブと
して第2のステッピングモータM2で作動されて油圧ポ
ンプ9からの浦里を調節するデジタル電磁弁B2を有し
ており、このステッピングモータM2はパルス信号によ
り駆動制御され、その回転により、デジタル電磁弁B2
内の油圧切換弁が摺動せしめられて弁の開き具合と開く
速度とが制御されるようになっている。これにより、油
圧シリンダ8のストローク量と速度とが制御されて充填
ポンプPによるホッパ32からの流動体の吸い込み量と
押し出し量及びその速度が制御され、結果としてノズル
lからの流動体の充填量と充填速度が制御されるように
なっている。そして、流動体の充填量は油圧シリンダ8
のストローク量で決定されるので、この流動体の充填量
を間接的に検知するため、油圧シリンダ8のストローク
量を検知して電気量として出力する第2のリニアパルス
エンコーダR2がこの油圧シリンダ8に設けられている
。 また、油圧シリンダ8のロッドの最大進出時にON動作
される近接スイッチES4  (充填終了センサ)が設
けられ、充填の完了を検知するようになっている。 ところで、前記各ステッピングモータMl、M2は、第
6図に示すように、ゼロポイントを起点として正転、及
び逆転するようになっており、ノズル位置制御機構2の
ステッピングモータMlの回転限界は、+375〜−4
00ステツプで、充填量制御機構3のステッピングモー
タM2の回転限界り、+370ステツプ〜 −390ス
テツプ(ただし、lステップ角は0.36°)である。 また、ノズル位置制御機構2の油圧シリンダ7のストロ
ーク量は000xi〜195xx、充填量制御機構の油
圧シリンダ8のストロークは00.Oii〜95.Om
mに設定されている。 なお、ノズルlとしては前記のようにスピンドル45で
ノズル口31を開閉できるものに限定されるものではな
く、流動体の物性によってはスピンドル45を設けない
通常のノズル1を用いてもよい。 また、前記のようにスピンドル45を備えたノズルlと
しては出願人により別のタイプのものが提案されている
(実願昭59−15744.1号)。 これは、先に述べたノズル1と異なり、第7図(A )
(B )に示すように、流動体4を導入する導入路43
の人口が側面に開口しているものである。なお、第7図
(B)に示す形式のものは容器口部の径が大きい容器に
適用するものであり、ノズル1の下端に第7図(A)の
小径部46より径の大きい小径部46を形成してノズル
口31とし、この小径部46に密嵌する大径先端部47
をスピンドル45の下端に形成したものである。 このように、スピンドル45を有するノズル1を使用し
た場合、流動体の充填終了時の切れがよくなるが、流動
性の高い流動体を用いた場合には密閉性が不充分となる
場合がある。 そこで、他の構成例として第8図に示す如く、スピンド
ル45の先端をテーパ状に形成すると共に、小径部46
の先端部分もその形状に合致するようテーパ状に形成す
れば、閉鎖時
【第8図(B)】に両者をテーパ面で当接
せしめることができ、密閉性を著しく向上させることが
できる。従って、アルコール等のように隙間への浸透性
が高い液体を充填する場合においても、液漏れ等は生じ
ない。 また、口部の内径が小さい容器10に充填する場合にお
いては、ノズル1と口部との位置合わせが困難であるが
、第8図(A)に示す如く、ノズルlの下方に容器ガイ
ド48を配置することにより両者のセンタリングが容易
となる。この容器ガイド48にはノズルlの内接するノ
ズル窓49が穿設されていると共に、このノズル窓49
から下方に至るに従って拡開するテーパ部50が形成さ
れている。この容器ガイド48はノズルlを包囲するア
ウターバイブ51の下端に一体的に取り付けられており
、ノズルlと充填量制御機構3全体を下動せしめること
によってテーパ部50が容器10の口部をセンタ方向に
誘導するように機能する。 また、前記実施例においてノズル1と充填量制御機構3
とは一体的に設けられ、ノズル位置制御機構2の第1の
油圧シリンダ7により上下動自在に支持されているが、
ノズル位置制御機構2はノズルlの高さ位置を制御する
ためのものであるから、ノズル!のみを上下動自在に支
持するようにしてもよい。その場合は、例えばノズル!
を充填ポンプPから切り離し、フレキシブルな充填管で
両者を連結して、ノズル1のみが上下動自在となるよう
にして第1の油圧シリンダ7で保持する。 このようにすると軽量なノズルlのみを支持すればよい
ので、第■の油圧シリンダ7を小形のものにすることが
できる。 く充填機制御のハードウェア〉 次に、充填機制御のためのハードウェアを第9図及び第
10図に基づいて説明する。なお、以下充填量制御をフ
ィラー、ノズルの高さ位置制御をリフターと略称する。 このハードウェアは基本的には、第1・第2の油圧シリ
ンダ7・8に設けた第1・第2のステッピングモータM
l −M2にその動作制御を行うためのパルス信号を発
する動作信号発生部としてのパルス発生部4、このパル
ス発生部4からのパルス信号に基づく充填動作パターン
を記憶する動作パターン記憶部5及びその動作パターン
を充填すべき容器の種類や流動体の物性に応じて任意に
選定する動作パターン選定部6を電気的に接続したもの
である。 これらは、第9図に示すようにマイクロコンピュータと
その周辺回路により構成され、このマイクロコンピュー
タの中央演算装置(CP U)61には、動作パターン
を選定するために、ソフトウェアプログラムを入力する
のキーボード62と、プログラムに基づく数値制御のた
めの数値を任意に選定するスイッチ群SWとが接続され
ているとともに、バス63を介してリードオンリーメモ
リ(ROM)64、ランダムアクセスメモリ(RAM)
65、デジタルインプット・デジタルアウトプット66
、キーボード62及び前記スイッチ群SWで設定した動
作パターンの信号をコントロールカード67へと送出す
るのデジタルアウトプット68、既に動作パターンの基
本プログラムを記憶させであるリードオンリーメモリー
64にそのデータ信号をコントロールカード71を介し
て受は取るデジタルインプット72、フィラーとりフタ
−の情況をアナログ量として出力してアナログレコーダ
73に記録するためのD/Aコンバータ74、及びLE
D表示装置75がそれぞれ接続されている。 そして、デジタルインプット・デジタルアウトプット6
6には第1・第2のステッピングモータM1−M2にパ
ルス信号を発するパルス発生部4とモータードライバ7
6とが接続されているとともに、インターフェイス77
が接続され、このインターフェイス77には各リニアパ
ルスエンコーダ111−R2と各近接スイッチESI−
ES4からのパルス信号が入力されるようになっている
。そして、各リニアパルスエンコーダR1−R2から人
力される各油圧シリンダ7・8のストローク量はそれぞ
れに対応してコントロールカード67に接続されたデジ
タル表示器78・79に表示されるようになっている。 また、LED表示装置75はダイオード・ドライブ回路
80とこの回路80により発光される複数のダイオード
81からなり、複数のダイオード81はフィラーの情況
とりフタ−の情況とを順次点滅することにより経時的に
表示すべく第10図(A)に示す制御盤90に配列され
ている。そして、フィラーの情況を示すダイオード81
は赤で、リフターの情況を示すダイオード81は青を使
用している。 なお、LED表示装置75の代わりにインターフェイス
82を介してCRTディスプレイ83を使用することも
できる。CRTディスプレイ83を用いれば、フィラー
とりフタ−の動作パターンを連続重ね表示、または繰り
返し・更新表示、もしくはザンブルホールド表示をキー
ボード62により選択できるようにすることができ、ま
た、キーボード62やスイッチ群SWからの各種命令や
データ入力を表示できる。この場合、制御盤90は第1
0図(D)のような配列となる。 そして、第10図(A)に示すように、制御盤90には
前記スイッチ群SW1電源スイッチ91.前記各デジタ
ル表示器78・79、コンベアスイッチ92・93、オ
イルポンプスイッチ94、動作内容を記録する前記アナ
ログレコーダ73、スタートボタン95等が配列されて
いる。 前記スイッチ群SWは、第1θ図(B)に示すように、
フィラー用のデジタルスイッチ群及びセレクトスイッチ
群と、第1O図(C)に示すように、リフター用のデジ
タルスイッチ群及びセレクトスイッチ群とからなる。 これらスイッチ群SWは、前記リードオンリーメモリー
64に記憶させである動作パターンの基本プログラムに
おいて、容器や流動体の種類・性質に応じて選定すべき
条件設定を数値で行い、ランダムアクセスメモリー65
に記憶させておくものである。 まず、フィラー用のデジタルスイッチ群及びセレクトス
イッチ群について説明する。 デジタルスイッチDSI−DS6はステッピングモータ
M2の動き量、すなわちデジタル電磁弁B2内に内装さ
れた油圧切替弁の開度調整による第2の油圧シリンダ8
の動き量を数値で設定するものであり、デジタルスイッ
チDSI−DS4は流動体の充填の際のステッピングモ
ータM2の動き量を散値で設定するもので、デジタルス
イッチDS5・DS6はホッパ32から流動体を充填ポ
ンプP内に吸入する際のステッピングモータM2の動き
量を設定するものである。また、デジタルスイッチDS
7は油圧フリンゾ8のストローク量を数値で設定するも
のである。このデジタルスイッチDS7により流動体の
充填潰が設定されるが、これとデジタルスイッチDSI
−DS4による油圧切換弁の開度調整により充填時間が
設定できる。 セレクトスイッチ5SI−3S8はステッピングモータ
M2の動作速度設定用である。これにより、油圧切換弁
の開閉速度が決定され、デジタルスイッチDSI〜DS
7との組み合わせにより、充填スピードを曲線的に変化
させることができ、充填(吐出)・吸入の動作曲線を任
意に設定することができる。 次にリフター用のデジタルスイッチ群及びセレクトスイ
ッチ群について説明する。 デジタルスイッチDS8〜DS13、DS15・DS1
6はステッピングモータMlの動き量を数値で設定する
ためのらのであり、セレクトスイッチSSI −5S1
9はステッピングモータM Iの動作速度を数値で設定
するためのらのである。デジタルスイッチDS14は上
界中間停止位置設定用であり、デジタルスイッチDS1
7は最高上昇位置設定用である。デジタルスイッチDS
14・DS17の設定数値基準〔0π/71+〕は、ノ
ズル位置制御機構2によるリフティング状態が最低位置
にあるときに作動する近接スイッチESIのON・OF
F動作を境として設定されており、デジタルスイッチD
S8・DS9、セレクトスイッチS39〜5811はデ
ジタルスイッチDS17による設定値より前記基準位置
(011/m)まで下降する動作曲線を設定するもので
、デジタルスイッチ;DSIO〜DS13、セレクトス
イッチ5S12〜5S16は前記基準位置(Ox/i)
からデジタルスイッチDS14により設定された数値ま
での間の動作曲線を設定するものである。また、デジタ
ルスイッチDS15・DS16、セレクトスイッチ5S
17〜5S19はデジタルスイッチDS14の設定数値
からデジタルスイッチDS17の設定数値との間の動作
曲線を設定するものである。 以下、これらフィラー用・リフター用のスイッチ群の動
作を説明する。 まず、フィラー用のスイッチ群SWの設定値に基づく動
作を説明すると、エアシリンダ51が作動して充填ポン
プP内の回転シリンダ52を回転させると、同時にエア
シリンダ51により近接スイッチES2がON動作して
これを感知し、回転シリンダ52の切欠き53がノズル
lへの導入路43に一致してからフィラー用スイッチ群
の設定状態が実行されるようになっている。(この時点
で充填ポンプ内には流動体が吸入されているものとする
。)そして、この時点からデジタルスイッチDSIの設
定値までのステッピングモータM2の動作速度は、セレ
クトスイッチSSIにより設定されており、次にデジタ
ルスイッチDSIの設定値からデジタルスイッチDS2
の設定値までの数値差分の動作速度はセレクトスイッチ
SS2で設定され、順次各設定差分におけるステッピン
グモータM2の動作速度が設定されているので、これに
基づきM1圧シリンダ8が作動して充填が行なわれデジ
タルスイッチDS7て設定した最大ストローク位置(進
出位置)まで油圧シリンダ8が作動すると近接スイッチ
ES4が感知して作動が停止し、充填が完了する。 この近接スイッチES4が作動すると、エアシリンダ5
1が作動して充填ポンプP内の回転シリンダ52が近接
スイッチES3をON動作せしめる位置まで回転してそ
の切欠き53がホッパ32の出口に一致する。この回転
位置においてデジタルスイッチDS5・DS6、セレク
トスイッチSS6〜SS8の設定状態に従ってデジタル
スイッチDS7で設定した最大ストローク位置(退行位
置)まで油圧シリンダ8が作動する。これにより、ピス
トン9によって流動体がホッパ32から充填ポンプPの
回転シリンダ52内に吸入される。 なお、前記リニアパルスエンコーダR2は油圧シリンダ
8の動作位置を電気信号に変換して、前記表示器79に
表示する。 次に、リフター用のスイッチ群の設定値に基づく動作を
説明する。 リフター動作は、デジタルスイッチDS17の設定数値
、すなわち、ノズル1が最高上昇位置にある時点から動
作が開始される。そして、ステッピングモータMlは、
まず、デジタルスイッチDS8で設定した数値までセレ
クトスイッチSS9による設定スピードで動き、次にデ
ジタルスイッチDS9の設定値までセレクトスイッチS
31.0の設定スピードで動き、近接スイッチESIが
ON動作するまで油圧シリンダ7のロッドが下降して、
ノズルlと充填量制御機構3とを下降せしめる。この近
接スイツチESIがON動作するとセレクトスイッチ5
S11で設定した速度で下降が停止する。最下降位置に
おいてノズルの先端は容器lOの口部内に位置し、この
位置からノズル1を上昇させつつ前記の如く充填が開始
される。なお、最下降位置においてノズルlの先端が容
10の内底部に接触しないよう、ノズル位置制御装置2
全体の高さをハンドル13で調整し、その位置を予め前
記基準位置COm/*”Jとしておく。 最下降位置からの上昇動作は、まず、デジタルスイッチ
DSIO−DS13とセレクトスイッチ5S12〜58
16で設定した動作曲線でデジタルスイッチDS14に
より設定した上昇中間停止位置まで行なわれる。 ここでしばらく停止して充填が完了した後、デジタルス
イッチDS15・DS16とセレクトスイッチ5S17
〜5S19で設定した動作曲線で油圧シリンダ7による
ノズル1の上昇動作がなされ、デジタルスイッチDS1
7で設定した最高上昇位置まで上昇して停止する。 なお、前記リニアパルスエンコーダR1は油圧シリンダ
7の動作位置を電気信号に変換して、前記表示器78に
表示する。 以上、フィラー動作とりフタ−動作とを別々に説明した
が、充填制御は両者が一体となって行なわれるので、以
下両者の動作関係を説明する。なお、制御盤90には単
独運転モードスイッチと連続運転モードスイッチとが設
けられており、フィラー・リフターの単独動作確認は単
独運転モードとし、フィラーとりフタ−を連動させる場
合は連続運転モードにする。 制御盤90に設けたスタートボタン95をON動作させ
ると、充填ポンプP内の回転シリンダ52を回転させる
エアシリンダ51が作動して近接スイッチES2がこれ
を感知し、回転シリンダ52の切欠き53がノズル1へ
の導入路43に一致する。 ここで、ノズルlは最高上昇位置にあり、ステッピング
モータM1が、まず、デジタルスイッチDS8・DS9
、セレクトスイッチSS9・5SIOで設定した動作曲
線で作動してノズルlが下降し、近接スイッチESIが
ON動作するとセレクトスイッチ5811で設定した速
度で下降が停止する。 次に、デジタルスイッチDSIO〜DS13とセレクト
スイッチ5S12〜5S16で設定した動作曲線でデジ
タルスイッチDS14により設定した上昇中間停止位置
までノズルlが上昇し、これに合わせてデジタルスイッ
チDSI−DS4、セレクトスイッチSSI −3S5
により設定された動作曲線をもってデジタルスイッチD
S7により設定した最大ストロークだけ油圧シリンダ8
が作動して充填ポンプP内の流動体かノズルlから吐出
され容器10への充填が完了しES4がこれを検知する
。ES/lがON動作するとエアシリンダ44が作動し
てノズル1内のスピンドル45がノズル口31を開閉し
て、流動体の「たれ」を切断する。また、スタートボタ
ン95をON動作させてから設定された所定時間まで、
容器回転機構のエアモータ25が回転・停止して容器I
O内の隅々に流動体が充填されるように容器10を回転
・停止制御する。 充填が完了すると、エアシリンダ51が作動して充填ポ
ンプP内の回転シリンダ52が近接スイッチES3を作
動せしめる位置まで回転してその切欠き53がホッパ3
.2の出口に一致する。この回転位置においてデジタル
スイッチDS5・DS6、セレクトスイッチS36〜S
S8の設定状態に従ってデジタルスイッチDS7で設定
した最大ストローク位置(退行位置)まで油圧シリンダ
8が作動し、ピストン54によって流動体がホッパ32
から充填ポンプPの回転シリンダ52内に吸入される。 この吸入と同時に、ノズルlはデジタルスイッチDS1
4により設定した上昇中間停止位置からデジタルスイッ
チDS15・DS16とセレクトスイッチ5S17〜5
S19で設定した動作曲線に基づく浦圧シリンダ7の作
動により、デジタルスイッチDS17で設定した最高上
昇位置まで上昇して停止する。 これで、充填のための一連の動作が終了し、容器10を
取り出す。 なお、第11図は実使用上のリフトストロークとフィラ
ストロークとを示すものであり、LS−2はノズル位置
制御機構2の上昇設定位置、LS−1は充填動作完了に
おける上昇中間停止位置、FS−1は充填ポンプPのピ
ストン54による吸入量設定位置である。この動作曲線
は第10図(D)のCIZTディスプレイ83に表示さ
れる。 以上、ハードウェア各部の動作曲線をデジタルスイッチ
によって設定した例につき述べたが、その動作曲線の基
本プログラムをリードオンリーメモリー64に記憶し、
中央演算装置61に入力せしめ、スイッチ群SWの操作
により、動作曲線を瞬時に変更することができ、また、
このリードオンリーメモリー64に容器10の容量、形
状、口部の高さ、充填すべき流動体に合った動作パター
ンを記憶させておくことにより、それに合う動作曲線を
選択することらできる。 く充填機制御のソフトウェア〉 次に、この充填機の制御を行うためのソフトウェアを説
明する。 まず、フィラー動作のソフトウェア制御について第12
図(A )(B )に示すフローチャートに基づいて説
明する。なお、下記に示すA−B−C−D・E−Fはス
テッピングモータM2の回転位置を示し、FS−1は油
圧シリンダ8のストローク量mumを表す。位置000
はステッピングモータM2の原点である。そして、A−
1?’はデジタルスイッチDSI〜DS6にそれぞれ対
応してそれぞれ設定され、FS−1はデジタルスイッチ
DS7により設定される。 各スイッチ群による初期セットの条件は、[000>−
A>−B<−C<−D<000<+E>+F>000]
、[−B > −3901、[+ E < +370]
を満足した範囲内であることをマイクロコンピュータが
確認する。フィラのストロークは、[000z/u< 
FS−1< 95m1m]に設定される。 最初に、開始ステップ101から初期セットステップ1
02に移行するが、ステップ102で初期セットがなさ
れない時は、待機ループに移行する。ステップ103で
は、位置Aまで速度IKPPSで逆方向に240ハルス
分送られる。ここで、前記スピンドル54の位置は上限
(開)方向に設定され、流動体4を排出し得る状態とな
る。次のステップ104では位置Bまで速度200PP
Sで逆方向に20パルス分送られる。同様にステップ1
05では位置Cまで速度333PPSで正方向に30パ
ルス分戻され、ステップ106では位置りまで250P
PSで正方向に20パルス分戻される。 次のステップ107では、近接スイッチES4  (充
填終了位置)からの信号があるまで位置りを保持するが
、所定時間経過しても近接スイッチES4からの信号が
入力されないときはサブルーチンステップ108に移行
し、エラー信号を出力して以降のプログラムの実行を停
止させると共に、位置000に戻される。 次のステップ109では近接スイッチES4からの信号
により、位置000まで速度2I(PPSで正方向に2
10パルス分戻され、ステップ110でその位置が保持
される。ここで、前記スピンドル54は130は下限(
閉)位置に設定され充填を完了する。なお、これと同時
にストローク量FS−1を加算していたデジタル表示器
79の充填量表示がゼロセットされるようになっている
。ステップlitでは近接スイッチES3  (吸入セ
ンサ)からの信号が人力されるまで位置000が保持さ
れる。次のステップ112において近接スイッチES3
からの信号が入力されると位置Eまで速度333PPS
で正方向に 135パルス分だけ送られる。ステップ1
13では位置Fまで速度833PPSで逆方向に85パ
ルス分だけ戻される。ステップ114では油圧シリンダ
8のストロークが所定値(FS−1)にあるか否かが比
較され、この信号が出力されるまで位置Fが保持される
。 なお、ここでエラーが発生した場合にはサブルーチンス
テップ108に移行する。 次のステップ115では、面記所定値(FS−1)まで
移動した旨の信号により、位置000まで速度3゜3K
PPSで逆方向に50パルス分だけ戻される。ステッブ
116ではFS−1に設定された値26.5z/zより
らストロークスケールの表示値が大きいことが確認され
て、位置000で保持され、ステップ117で終了する
。 次に、リフター制御について第13図(A XB )の
フローチャートにより説明する。なお、下記に示すG−
H−1−J−に−M−NはステッピングモータM1の回
転位置を示し、LS−1は上昇中間停止位置、LS−2
は最高設定上昇位置を表す。また、位置000はステッ
ピングモータMlの原点である。 そして、G−NはデジタルスイッチDS8〜DS13・
DS+、5・DS16に対応してそれぞれ設定され、L
S−1はデジタルスイッチDSL4、LS−2はデジタ
ルスイッチDS!7により設定される。 各スイッチnSWによる初期セットの条件は、[−40
0<−G<−H<000< I <J >K>L>00
0< M > N > 000]、[J < 375>
 M]であり、油圧シリンダ7のストロークは、[00
0m/*< LS−1< LS−2< t9oz/m]
に夫々設定される。 まず、ステップ201で開始した後ステップ202で初
期セットされる。ここで、未セットの時には再度ステッ
プ202に戻るループに回帰ずろ。ステップ202はス
テップ203に移行し、このステップではステッピング
モータMlを位置G (パルス総数395)まで速度I
 K PPS [1000パルス/秒〕で395パルス
分送る。続いてステップ204に移行し、位置■]まで
833PPS(833パルス/秒〕で205パルス分だ
け戻す。次のステップ205ではノズル位置制御機構2
の油圧シリンダ7を近接スイッチESI(下限センサ)
の入力があるまで保持する。ここで前記スピンドル45
の位置は、上限(開)方向に設定される。なお、ここで
動作不良を起こすとエラー信号を送出しそれ以降のプロ
グラムの実行を中止し、初期設定状態にリセットするル
ーチン206に移行する。ステップ207において、ノ
ズル位置制御機構2のステッピングモータMlは近接ス
イッチESIの信号を受けてIKPPSで000まで戻
される。なお、ここで、近接スイッチESIからの信号
により油圧シリンダ7のストローク量を加算していたデ
ジタル表示器78のノズル位置表示がゼロセットされる
ようになっている。ステップ208では位置1まで速度
IKPPSで65パルス分送られ、次のステップ209
では位置Jまで速度IKPPsで60パルス分だけ送ら
れる。次のステップ210では位置Kまで逆方向に速度
333PPSで45パルス分戻され、さらに、ステップ
211で位置りまで逆方向に速度250PPSで15パ
ルス分だけ戻される。続いてステップ212で充填量制
御機構3の位置がLS−1に至るまで位置りを維持する
。なお、ここでエラーが生じるとステップ213を介し
て前記ステップ206に移行する。次に、ステップ21
4では、ノズル位置LS−1に至った旨の信号があると
、位置000まで速度IKPPSで65パルス分戻され
る。ここで、前記スピンドル45は下限(閉)位置に設
定され充填を終了する。続いてステップ215で制御盤
のセレクトスイッチが前記単独運転モードに設定されて
いるか連続運転モードに設定されているかが判別され、
連続運転モードに設定されていればステップ216に移
行して近接スイッチES3(吸入センサとして機能する
〕の入力をステップ217に移行し、さらにステップ2
18に移行する。ステップ218では位置Mまで正方向
に速度833PPSで215パルス分だけ送られる。ス
テップ219では位置Nまで速度833PPSで170
パルス分戻され、LS−2の位置まで移動すべき旨の信
号があるまで位置Nを維持するステップ220へ移行す
る。ステップ221においてこの信号が人力されると位
置000まで速度IKPPSで45パルス分だけ逆方向
に戻される。次のステップ222では、LS−2のセッ
ト値10h+/mより実際のりフタストローク値が大き
いことを確認し、位置000で保持する。 なお、第14図及び第15図に示すフローチャートのよ
うに、充填の終了に合わ仕てスピンドル45がノズル口
31を閉鎖し、スタートボタン95をON動作さU・て
から選定した時間まで容器回転機構が回転・停止するよ
う、エアシリンダ44、エアーモータ25が制御される
。 第16図及び第17図は上記した動作をタイムチャート
として示したものであり、ステッピングモータMl−M
2の動作状態と、充填機の動作状態とを対比させたちの
で、これで各フローヂャートの相互関係が明らかとなる
。 なお、以」二の実施例ではステッピングモータとデジタ
ル電磁弁とで形成されたデンタル式サーボバルブを使用
しているが、アナログ式のサーボバルブを使用して前記
装置を構成してもよい。その場合、やや設計変更を要す
るがデジタル信号による制御がアナログ信号によること
となるだけで、基本的には同一である。 〔発明の効果〕 本発明によれば、ノズルから容器内へ充填される流動体
の単位時間当たりの充填量と、ノズルの高さとの夫々の
制御パターンを予め複数種類記憶させ、この制御パター
ンを任意に選定して動作さ仕ることができる。したがっ
て、流動体の物性に応して最適な充填条件を容易に選定
することができ、一台の充填機で水溶液から高粘性のク
リーム状物まで、幅広い物性の流動体を充填することが
できる。 また、油圧により制御するものであるため、充tl過程
においてら動作か円滑であり、動作曲線ら微妙に可変す
ることができろため、流動体中に気泡か混入するおそれ
らない。しかも、前記制御パターンの選定はキーボード
やスイッチ群、あるいは磁気、又は穿孔カード等により
容易になし得ろため、特別な知識や技能を必要とせず、
迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のクレーム対応図を示し、第2図〜第1
5図は、本発明に係る充填機の実施例を示し、第2図は
充填機の機械的構造部分を示す正面図、第3図は容器載
支装置の一部縦断正面図、第4図はノズルの縦断面図、
第5図は充填ポンプ部分の縦断面図、第6図はステッピ
ングモータの平面図、第7図(A )(B )はノズル
の他の実施例を示す縦断面図、第8図(A)はノズルの
別の実施例の断面図を示し、第8図(B)は閉状態、第
8図(C)は開状態を夫々示す。第9図はパルス発生部
、動作パターン記憶部及び動作パターン選定部のハード
ウェアを示すブロック図、第1O図(A)はハードウェ
ア等を収容するための制御盤を示す正面図、第1θ図(
B )(C)はスイッチ群を示す正面図、第10図(D
)は他の制御盤の実施例を示す正面図、第11図は各部
の動作曲線を示すグラフ図、第12図(A )(B )
は充填量制御過程を示すフローチャート図、第13図(
A )(B )はノズル位置制御示すフローチャート図
、第14図はスピンドルによるノズル口の開閉制御を示
すフローチャート図、第15図は容器回転機構の制御過
程を示すフローチャート図、第16図は充填量制御過程
を示すタイムチャート図、第17図はノズル位置制御過
程を示すタイムチャート図である。第18図及び第19
図は従来の充填機を示す断面図である。 l・・・ノズル、 2・・・ノズル位置制御機構、 3・・・充填量制御機構、 4・・・動作信号発生部としてのパルス発生部、5・・
動作パターン記憶部、 6・・・動作パターン選定部、 7・8・・・油圧シリンダ、 9・・・油圧ポンプ、 P・・・充填ポンプ、 B1・B2・・・サーボバルブ。 第1図 汀3図 第4図 第6図 汀7図 (A)              (B)第8図 (A) (B)     (C) 4b   51    ’+t0 51第9図 第10図 第10図 (C) W 窮11図 嬉12図 第14図 第15図 第18図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)容器内へ流動体を充填すべきノズルと、このノズ
    ルの高さを可変すべきノズル位置制御機構と、前記ノズ
    ルから容器内へ充填される流動体の単位時間当たりの充
    填量を可変する充填量制御機構とを備えている充填機に
    おいて、 前記ノズルは充填ポンプで送出される流動体を吐出して
    前記容器内へ充填するものであり、前記ノズル位置制御
    機構は、ノズルを上下動自在に支持する第1の油圧シリ
    ンダと、この第1の油圧シリンダに油圧ポンプから供給
    されるべき油量を可変するための第1のサーボバルブと
    を備え、前記充填量制御機構は、前記充填ポンプを作動
    せしめて前記ノズルからの流動体の吐出量を可変する第
    2の油圧シリンダと、この第2の油圧シリンダに油圧ポ
    ンプから供給されるべき油量を可変するための第2のサ
    ーボバルブとを備え、 さらに、ノズル位置制御機構と充填量制御機構とに加え
    て、前記各サーボバルブの動作を制御するための動作信
    号発生部と、前記各サーボバルブの動作パターンを記憶
    する動作パターン記憶部と、この動作パターンを充填す
    べき容器の種類や流動体の性質に応じて任意に選定して
    、前記動作信号発生部へ送出するための動作パターン選
    定部とを備えたことを特徴とする充填機。
JP1718586A 1986-01-29 1986-01-29 充填機 Expired - Lifetime JPH0684163B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1718586A JPH0684163B2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29 充填機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1718586A JPH0684163B2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29 充填機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62182001A true JPS62182001A (ja) 1987-08-10
JPH0684163B2 JPH0684163B2 (ja) 1994-10-26

Family

ID=11936883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1718586A Expired - Lifetime JPH0684163B2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29 充填機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0684163B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01199801A (ja) * 1988-02-05 1989-08-11 Shikoku Kakoki Co Ltd 往復直線運動または間欠運動装置の制御装置
JPH02296603A (ja) * 1989-05-08 1990-12-07 Q P Corp 充填機の充填ノズル移動装置
JPH03129202U (ja) * 1990-04-11 1991-12-25
JPH0671401U (ja) * 1993-03-12 1994-10-07 鐘紡株式会社 ピストン式定量充填機
JP2010076768A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Toppan Printing Co Ltd コック式注出口栓
JP2012001211A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Kawashima Packaging Mach Ltd 自動包装機
JP2013256330A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Kose Corp 充填装置および該充填装置に用いる充填ノズル
JP2014226286A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 株式会社南陽 粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01199801A (ja) * 1988-02-05 1989-08-11 Shikoku Kakoki Co Ltd 往復直線運動または間欠運動装置の制御装置
JPH0517082B2 (ja) * 1988-02-05 1993-03-08 Shikoku Kakoki Co Ltd
JPH02296603A (ja) * 1989-05-08 1990-12-07 Q P Corp 充填機の充填ノズル移動装置
JPH03129202U (ja) * 1990-04-11 1991-12-25
JPH0671401U (ja) * 1993-03-12 1994-10-07 鐘紡株式会社 ピストン式定量充填機
JP2010076768A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Toppan Printing Co Ltd コック式注出口栓
JP2012001211A (ja) * 2010-06-14 2012-01-05 Kawashima Packaging Mach Ltd 自動包装機
JP2013256330A (ja) * 2012-06-14 2013-12-26 Kose Corp 充填装置および該充填装置に用いる充填ノズル
JP2014226286A (ja) * 2013-05-22 2014-12-08 株式会社南陽 粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0684163B2 (ja) 1994-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4752488A (en) Method of injecting viscous fluid into bread or confectionery
CN202621399U (zh) 电动滴液及点胶装置
JPS62182001A (ja) 充填機
CN101224454A (zh) 电动点胶装置及其工作方式
US20050173463A1 (en) Dispensing pump having linear and rotary actuators
TWI477324B (zh) 液體分配系統
CA1300100C (en) Bottom-up filler
EP2116394B1 (en) Arrangement for dispensing colour paste, apparatus and method
JP2004517307A (ja) リンス動作を備える自動ピペット処理装置
JP2005534034A (ja) ペースト状製品を計量及び混合するためのモジュール、システム及び方法
US20090266444A1 (en) System And A Method For Filling Tubes In A Tube-Filling Machine
CN110193388A (zh) 一种多通道自动移液枪
JP2012066143A (ja) 液体調合装置
JPH05319486A (ja) 容器に液体を充てんするための装置
CN208651139U (zh) 具有定位功能的螺杆泵清桶装置
CN210193373U (zh) 液体灌装机
JP2600188B2 (ja) 重量充填装置
CN116621104B (zh) 一种口红自动灌装旋口的生产设备
CN220549324U (zh) 一种带有搅拌功能的灌装机
JP2611117B2 (ja) 高粘度液体用充填装置
JPH06321295A (ja) フィリングチューブ上昇式フィラ
CN219723502U (zh) 一种点胶机构
CN210209338U (zh) 插头打螺钉装置
JPH02152603A (ja) 残液滴下防止充填装置
JPH0329701A (ja) 粘性液のプロット装置

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term