JP2014226286A - 粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット - Google Patents

粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP2014226286A
JP2014226286A JP2013107689A JP2013107689A JP2014226286A JP 2014226286 A JP2014226286 A JP 2014226286A JP 2013107689 A JP2013107689 A JP 2013107689A JP 2013107689 A JP2013107689 A JP 2013107689A JP 2014226286 A JP2014226286 A JP 2014226286A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
filling
nozzle
unit
hole
valve pin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013107689A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6128592B2 (ja
Inventor
嵐田 浩二
Koji Arashida
浩二 嵐田
雄一 嵐田
Yuichi Arashida
雄一 嵐田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NANYO KK
Original Assignee
NANYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NANYO KK filed Critical NANYO KK
Priority to JP2013107689A priority Critical patent/JP6128592B2/ja
Publication of JP2014226286A publication Critical patent/JP2014226286A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6128592B2 publication Critical patent/JP6128592B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】本発明は、成形品に凹陥部が発生したり、フローマークのような色調不良が発生したりすることが無く、高品質の成形品を得ることができる粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットを提供する。
【解決手段】本発明に係る粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットは、中皿31の底面部に底孔33を設け、底孔33側から粘状化粧料のをバック充填して成形品を得る粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット1であって、中皿31の底孔33にノズル孔2aの開口端を臨ませつつ下方から当接させる充填ノズル2を突出状態に備え、粘状化粧料Kを充填ノズル2のノズル孔2aを経て中皿31内にバック充填する充填ユニット本体13と、充填ユニット本体13の下側からこの充填ユニット本体13内を経て充填ノズル2のノズル孔2a内に上下動可能に装着されるとともに、先端部にノズル孔2aの開口端を閉塞又は解放する先端ピン部4dを具備するバルブピン4を備えるバルブピンユニット3とを有する構成とした。
【選択図】図1

Description

本発明は、成形品に凹陥部が発生したりフローマークのような色調不良が発生したりすることが無く高品質の成形品を得ることができる粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットに関するものである。
従来の粘状化粧料のバック充填ユニットを用いた粘状化粧料の充填成形装置は、樹脂製又は金属製で有底の中皿(化粧料容器)に例えば複数色充填可能な間仕切りを設けるとともに、その間仕切りされた中皿底面部に充填孔を複数箇所設け、中皿裏面から複数色分の粘状化粧料を同時に加圧充填(バック充填)後、乾燥固化し製品とする構成が採用されている。
このような粘状化粧料のバック充填ユニットを用いた粘状化粧料の充填成形装置の従来例について図8乃至図11を参照して説明する。
図8乃至図10は、本願の出願人が先に提案(特許文献1)した粘状化粧料の充填成形装置を概略的に示すものであり、この粘状化粧料の充填成形装置は、粘状化粧料がバック充填される中皿31と、この中皿31の下方に、中皿31に対して接近、離脱するように、すなわち、上下動可能に配置したバック充填ユニット11と、前記中皿31の上方に、この中皿31に対して接近、離脱するように、上下動可能に配置した上部仕上げユニット41とを有している。
前記中皿31は、粉末化粧料をエタノール、イソプロピルアルコール、イソパラフィン、シリコン、水等の溶剤でスラリー状にした粘状化粧材(スラリー状化粧料)Kを収納する合成樹脂材からなり平面視四角形状の有底皿状に形成している。
前記中皿31は、仕切り材32により例えば2箇所に仕切られるとともに、その底部に例えば2個の底孔33を設けている。
そして、中皿31を定位置に固定配置される中皿収納用の直方体状のホルダ34の上面に装着して支持するように構成している。ホルダ34には充填ノズル14挿入用の2個のホルダ穴35を穿設している。
前記バック充填ユニット11は、上ブロック12a、中ブロック12b、下ブロック12cの3重構造からなる直方体状の充填ユニット本体13を具備している。
前記充填ユニット本体13の上ブロック12aには、前記中皿31の2つの仕切り領域に対応して2個の充填ノズル14を垂直起立配置に装着し、2個の充填ノズル14の上端側を上ブロック12aの上方に突出させている。
前記各充填ノズル14は、粘状化粧料Kの流路を形成するノズル孔14aを貫通状態に備えるとともに、その上端部には、前記中皿31の底孔33の径に対応して他の部分よりも小径の先端ノズル部15を設けている。
また、充填ノズル14の下端側、すなわち、中ブロック12bとの境界に臨む部分には前記ノズル孔14aの他の部分よりも大径の大径ノズル孔14bを形成している。大径ノズル孔14bの上部はテーパー状に縮径し前記ノズル孔14aに連通するように形成している。
前記中ブロック12bには、前記各充填ノズル14のノズル孔14aに連通する粘状化粧料流通孔10が形成されるとともに、その側壁部に、図示しない粘状化粧料供給パイプ連結用の継手部16が2箇所設けられ、各継手部16の内方には前記粘状化粧料流通孔10に連通する2個の内部孔17を設けている。
前記下ブロック12cには、その底面から上面に貫通し、かつ、前記粘状化粧料流通孔10に連通するバルブピン孔18を2個設けている。
前記バック充填ユニット11は、更に、バルブピンユニット21を具備している。
前記バルブピンユニット21は、前記下ブロック12cの下側に配置するバルブピン支持板22と、このバルブピン支持板22に対して2個のバルブピン孔18の間隔と同間隔を持って、かつ、ネジ23により下端部を支持する状態で前記2個のバルブピン孔18及び前記2個の粘状化粧料流通孔10内に各々挿入した2個のバルブピン24とを有している。
前記バルブピン24は、バルブピン支持板22側からバルブピン孔18を経て粘状化粧料流通孔10に少し進入する部分までの範囲の摺動ピン部24aと、粘状化粧料流通孔10内の大部分を占める領域の小径ピン部24bと、前記大径ノズル孔14bに臨む上端領域の略球状の膨出ピン部24cとを一体形成している。
前記中ブロック12bにおける粘状化粧料流通孔10の下端部には円環状の下部パッキン20bを配置している。
そして、この下部パッキン20bの内周部は、前記バルブピン24における摺動ピン部24aの外周部に密に接合し、粘状化粧料Kの前記下ブロック12c側への漏出を防止するようになっている。
また、前記中ブロック12bにおける粘状化粧料流通孔10の上端部、すなわち、前記充填ノズル14の大径ノズル孔14bに臨む部分には円環状の上部パッキン20aを配置している。
前記バック充填ユニット11の図8に示す充填前待機中の状態(図10に示す充填終了時の状態も同様)において、前記バルブピン支持板22の上面と前記下ブロック12cの下面との間には間隙cを形成するするとともに、このとき、前記バルブピン24の膨出ピン部24cの外周部は前記円環状の上部パッキン20aの内周部に密に接合するように構成している。
これにより、前記ノズル孔14aと前記粘状化粧料流通孔10との連通状態(粘状化粧料Kの流通)を遮断するように構成している。
また、図9に示すように、前記バルブピンユニット21が間隙cが無くなるように上昇駆動され、粘状化粧料Kを充填する状態では、前記バルブピン24の膨出ピン部24cが上部パッキン20aから上方に離れ、これにより、前記バルブピン24の膨出ピン部24cの外周部と前記円環状の上部パッキン20aの内周部との間に隙間が形成され、前記粘状化粧料流通孔10から前記ノズル孔14aへ粘状化粧料Kが流通するように構成している。
前記上部仕上げユニット41は、詳細構造は説明を省略するが、中皿31内に充填された粘状化粧料Kの成形用のバキュームパット43を備える溶剤回収用のバキューム溶剤回収ユニット42と、前記バキュームパット43の下部に取り付けた切離し板44と、有する公知の構成としている。
更に、切離し板44と前記中皿31の上面との間には、繰り出し、巻き取り可能に配置したロールペーパー、布又は不織布等からなる帯状の化粧材拘束部材45が配置される。
次に、上述した粘状化粧料Kの充填成形装置の動作を、前記バック充填ユニット11による粘状化粧料Kの中皿31への充填動作を主にし、図8乃至図11を参照して説明する。
図8は充填前待機中の状態を示すものであり、このとき、前記バルブピン支持板22の上面と前記下ブロック12cの下面との間には間隙cが形成されており、また、前記バルブピン24の膨出ピン部24cの外周部は前記円環状の上部パッキン20aの内周部に密に接合している。
次に、充填ユニット本体13及びバルブピンユニット21を図8に示す位置関係を保ったまま上方に駆動し、前記2個の充填ノズル14を前記中皿31の各底孔33の下面に当接させる。
次に、図9に示すように、充填ユニット本体13を停止させるとともに、バルブピンユニット21を間隙cが無くなるように上昇駆動し、前記バルブピン24の膨出ピン部24cの外周部と前記円環状の上部パッキン20aの内周部との間に隙間を形成する。
また、前記上部仕上げユニット41を化粧材拘束部材45を介在させつつ所定の位置まで下降させる。
この状態で、前記中ブロック12b内に粘状化粧料Kを供給し、前記粘状化粧料流通孔10、前記隙間、充填ノズル14の大径ノズル孔14b、ノズル孔14a、先端ノズル部15を経て前記中皿31の各底孔33から中皿31内に粘状化粧料Kを充填するとともに、前記上部仕上げユニット41により中皿31内に充填された粘状化粧料Kの上面の仕上げ成形を行う。
図9中には、前記粘状化粧料Kの流通経路が太線矢印で示されている。
前記中皿31内への粘状化粧料Kの充填、成形工程が終了した段階で、図10に示すように、前記充填ユニット本体13を停止させた状態のまま、前記バルブピンユニット21を間隙cを形成する位置まで下降させる。
この後、中皿31内に充填された粘状化粧料Kの固化、冷却をまって成形品とするとともに、前記充填ユニット本体13及びバルブピンユニット21を図8に示す充填前待機中の位置まで戻し、前記上部仕上げユニット41も充填前待機中の位置まで戻し、成形品をホルダ34から取り出して、一連の成形動作が終了する。
上述した従来例の一連の成形動作説明図を図11として示す。
上述したようなバック充填ユニット11を用いて粘状化粧料Kの中皿31への充填動作を行った場合、前記バルブピンユニット21を間隙cを形成する位置まで下降させるとき、従って前記バルブピン24を下降させるとき、サックバック現象により成形品における中皿31の底孔33に相当する上面位置に凹陥部を生させたり、充填ノズル14における先端ノズル部15内の孔部における粘状化粧料Kに含まれる溶剤が揮発し、加圧された粘状化粧料Kが初期充填時、フローマーク(模様)を発生させたりして、前記バルブピンユニット21の充填条件設定の困難性が増し、また、成形品の品質不良を招来する惧れがあった。
特開2012−192020号公報
本発明が解決しようとする問題点は、成形品に凹陥部のような成形不良が発生したりフローマークのような色調不良が発生したりすることが無く、高品質の成形品を得ることができるとともに、充填条件設定の困難性を伴うこともないような粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットが存在しない点である。
本発明に係るバック充填ユニットは、中皿の底面部に底孔を設け、底孔側から中皿内に粘状化粧料をバック充填して成形品を得る粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットであって、前記バック充填ユニットは、前記中皿の底孔にノズル孔の開口端を臨ませつつ下方から当接させる充填ノズルを突出状態に備え、粘状化粧料供給源から圧送されてくる粘状化粧料を充填ノズルのノズル孔を経て前記中皿内にバック充填する充填ユニット本体と、前記充填ユニット本体の下側からこの充填ユニット本体内を経て前記充填ノズルのノズル孔内に上下動可能に装着されるとともに、先端部に前記ノズル孔の開口端を閉塞又は解放する先端ピン部を具備するバルブピンを備えるバルブピンユニットと、を有し、前記充填ユニット本体及び充填ノズルによる前記中皿内への粘状化粧料のバック充填時、前記バルブピンユニットの下降駆動により前記バルブピンの先端ピン部を前記ノズル孔の開口端から離して開口端を解放し、粘状化粧料のバック充填時終了時、前記バルブピンユニットの上昇駆動により前記バルブピンの先端ピン部により前記ノズル孔の開口端を閉塞するように構成したことを最も主要な特徴とする。
請求項1記載の発明によれば、特に成形工程のうちの充填終了段階において、バルブピンユニットの上昇駆動により充填ノズルを中皿の底孔底面部に当接させるとともに、バルブピンの先端ピン部により充填ノズルのノズル孔の開口端を閉塞するように構成しているので、サックバック現象発生が無くなり、ノズル孔における粘状化粧料に含まれる溶剤の揮発も回避でき、凹陥部やフローマークの無い高品質の成形品を得ることが可能であり、かつ、バルブピンユニットを一定範囲で下降、上昇させるだけでよく、バルブピンユニットの充填条件設定も簡略容易な粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットを実現し提供することができる。
請求項2記載の発明によれば、多色充填構成とし、特に成形工程のうちの充填終了段階において、バルブピンユニットの上昇駆動により各充填ノズルを中皿の底孔底面部に当接させるとともに、各バルブピンの先端ピン部により各充填ノズルのノズル孔の開口端を閉塞するように構成しているので、サックバック現象発生が無くなり、ノズル孔における粘状化粧料に含まれる溶剤の揮発も回避でき、凹陥部やフローマークの無い高品質の複数色からなる成形品を得ることが可能であり、かつ、バルブピンユニットを一定範囲で下降、上昇させるだけでよく、バルブピンユニットの充填条件設定も簡略容易な粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットを実現し提供することができる。
請求項3記載の発明によれば、多色充填構成とし、特に成形工程のうちの充填終了段階において、バルブピンユニットの上昇駆動により各充填ノズルを中皿の底孔底面部に当接させるとともに、各バルブピンの先端テーパ状ピン部により各充填ノズルのテーパー状ノズル孔の開口端を閉塞するように構成しているので、請求項2記載の発明と同様、サックバック現象発生が無くなり、各ノズル孔における粘状化粧料に含まれる溶剤の揮発も回避でき、凹陥部やフローマークの無い高品質の複数色からなる成形品を得ることが可能であり、かつ、バルブピンユニットを一定範囲で下降、上昇させるだけでよく、バルブピンユニットの充填条件設定も簡略容易な粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットを実現し提供することができる。
図1は本発明の実施例に係る粘状化粧料のバック充填ユニットの充填前待機中の状態を示す概略断面図である。 図2は本実施例に係る粘状化粧料のバック充填ユニットの充填準備終了状態を示す概略断面図である。 図3は本実施例に係る粘状化粧料のバック充填ユニットの充填中の状態を示す概略断面図である。 図4は本実施例に係る粘状化粧料のバック充填ユニットの充填終了状態を示す概略断面図である。 図5は本実施例に係る粘状化粧料のバック充填ユニットの充填終了後の待機位置復帰状態を示す概略断面図である。 図6は本実施例に係るバック充填ユニットを含む粘状化粧料の粘状化粧料の充填成形装置の主要部の制御系を示すブロック図である。 図7は本実施例に係る粘状化粧料のバック充填ユニットの動作説明図である。 図8は従来の粘状化粧料のバック充填ユニットの充填前待機中の状態を示す概略断面図である。 図9は従来の粘状化粧料のバック充填ユニットの充填中の状態を示す概略断面図である。 図10は従来の粘状化粧料のバック充填ユニットの充填終了状態を示す概略断面図である。 図11は従来の粘状化粧料のバック充填ユニットの動作説明図である。
本発明は、成形品に凹陥部のような成形不良が発生したり、フローマークのような色調不良が発生したりすることが無く、高品質の成形品を得ることができるとともに、充填条件設定の困難性を伴うこともない粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットを提供するという目的を、複数領域に仕切られた中皿の底面部に複数の底孔を設け、各底孔側から中皿内に複数色の粘状化粧料をバック充填して成形品を得る粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットであって、前記バック充填ユニットは、粘状化粧料の流路を形成するノズル孔を貫通状態に備えるとともに、その上端部に前記中皿の底孔の径に対応して円形のテーパー状に縮径し、その開口端の孔径が中皿の底孔の径と同等となるテーパー状ノズル孔を設けたテーパー状ノズル部を具備し、前記中皿の各底孔に各ノズル孔の開口端を臨ませつつ下方から当接させる複数の充填ノズルを突出状態に備え、粘状化粧料供給源から圧送されてくる粘状化粧料を各充填ノズルのノズル孔、テーパー状ノズル孔を経て前記中皿内にバック充填する充填ユニット本体と、前記充填ユニット本体の下側からこの充填ユニット本体の下側に配置するバルブピン支持板と、充填ユニット本体内を経て前記各充填ノズルのノズル孔、テーパー状ノズル孔内に上下動可能に装着されるとともに、先端部に前記テーパー状ノズル孔の開口端を閉塞又は解放する先端テーパー状ピン部を具備する複数のバルブピンを備えるバルブピンユニットと、を有し、前記充填ユニット本体及び各充填ノズルによる前記中皿の複数領域内への複数色の粘状化粧料のバック充填時、前記バルブピンユニットの下降駆動により前記各バルブピンの先端テーパー状ピン部を前記各テーパー状ノズル孔の開口端から離して各開口端を解放し、複数色の粘状化粧料のバック充填時終了時、前記バルブピンユニットの上昇駆動により前記各各バルブピンの先端テーパー状ピン部により前記各テーパー状ノズル孔の開口端を閉塞するように構成したことにより実現した。
以下、本発明の実施例に係る粘状化粧料Kの充填成形装置におけるバック充填ユニットについて図1乃至図7を参照して詳細に説明する。
なお、本実施例に係る粘状化粧料Kの充填成形装置におけるバック充填ユニット1において、従来例の粘状化粧料Kの充填成形装置におけるバック充填ユニットの場合と同一の要素には、同一の符号を付して示す。
本実施例に係る粘状化粧料Kのバック充填ユニット1を用いた充填成形装置は、例えば2色充填構成としたものであり、図1に示すように基本的には従来例の充填成形装置と同様な構成であるが、従来例のバック充填ユニット11に替えて図1に示す構成のバック充填ユニット1を用いたことが特徴である。
なお、充填ユニット本体13の構成は従来例の場合と同一である。
すなわち、本実施例に係るバック充填ユニット1は、図1に示すように、従来の充填ノズル14、及びバルブピンユニット21の構造を変更し、本実施例特有のシリンダー・ピストン近似構造の充填ノズル2、及びバルブピンユニット3を採用したものである。
本実施例の充填ノズル2は、図1に示すように、前記充填ユニット本体13の上ブロック12aに固定するとともに、前記上ブロック12aから前記中皿31の2つの仕切り領域に対応して2個構成で上方に突出させている。
前記各充填ノズル2は、粘状化粧料Kの流路を形成するノズル孔2aを貫通状態に備えるとともに、その上端部には、前記中皿31の底孔33の径に対応して円形のテーパー状に縮径したテーパー状ノズル部2cを形成している。このテーパー状ノズル部2cの外径は前記中皿31の底孔33の径よりも少し大きく形成している。
また、前記テーパー状ノズル部2cの上端部側の内部に、その開口端の孔径が前記中皿31の底孔33の径と同等となるテーパー状ノズル孔2bを形成している。
前記バルブピンユニット3は、図1に示すように、前記下ブロック12cの下側に配置するバルブピン支持板22と、このバルブピン支持板22に対して2個のバルブピン孔18の間隔と同間隔を持って、かつ、ネジ23により下端部を支持する状態で前記2個のバルブピン孔18内、前記2個の粘状化粧料流通孔10内、及び、前記ノズル孔2a、テーパー状ノズル孔2b内に各々挿入した2個のバルブピン4とを有している。
前記バルブピン4は、バルブピン支持板22側からバルブピン孔18を経て粘状化粧料流通孔10に少し進入する部分までの範囲の摺動ピン部4aと、粘状化粧料流通孔10内の大部分を占める領域の小径ピン部4bと、前記上部パッキン20aに対応する位置に形成した膨出ピン部4cと、この膨出ピン部4cから更に上方に延在され前記ノズル孔2a内を経てテーパー状ノズル孔2b内に至る先端ピン部4dと、この先端ピン部4dの上端に形成した前記テーパー状ノズル孔2bに対応する形状で、かつ、上端面を平坦とした先端テーパー状ピン部4eとを具備している。
前記先端ピン部4dの外径は、前記ノズル孔2aの内径よりも少し小さく、これにより、各充填ノズル2の内部にノズル孔2aによる粘状化粧料Kの流路を確保するようになっている。
そして、図1に示す充填前待機中の状態では、前記バルブピン支持板22が前記下ブロック12cの下面に密着(間隙c=0)し、前記バルブピン4の先端テーパー状ピン部4eの上端面と前記テーパー状ノズル孔2bの開口端とが面一になる状態で先端テーパー状ピン部4eがテーパー状ノズル孔2bに嵌合し、前記膨出ピン部4cが前記上部パッキン20aの内周部に密着するように構成している。
次に、図6を参照して、本実施例に係る粘状化粧料Kのバック充填ユニット1を含む粘状化粧料Kの充填成形装置の制御系について説明する。
この制御系は、本実施例に係る充填成形装置に関する動作プログラムを記憶したプログラムメモリ52と、動作プログラムに基づき前記各要素を制御する制御部51と、オペレータによる各種文字、数値等の入力操作用のキーボード又はタッチパネル式の操作部53と、各種文字、数値等を画面表示する液晶ディスプレイ等のような表示部54と、前記バック充填ユニット1の充填ユニット本体12を上下駆動するバック充填ユニット駆動部55と、前記バルブピンユニット3を上下駆動するバルブピンユニット駆動部56と、上部仕上げユニット41を上下駆動する上部仕上げユニット駆動部57と、を有している。
前記バック充填ユニット駆動部55、バルブピンユニット駆動部56及び上部仕上げユニット駆動部57は、図示しないが例えばサーボモータの回転運動をボールネジで直動運動に変換する構成を採用している。
この他、本実施例の充填成形装置は、粘状化粧材Kを充填ユニット本体12に圧送する色数分の外部充填用ポンプを備えた粘状化粧材供給源、前記化粧材拘束部材45を繰り出し、巻き散る繰り出し・巻き取り駆動部等を備えている。
次に、本実施例の粘状化粧料Kの充填成形装置の動作を、前記バック充填ユニット1による粘状化粧料Kの中皿31への充填動作を主にし、図1乃至図7を参照して説明する。
図1は充填前待機中の状態を示すものであり、このとき、前記バルブピン支持板22が前記下ブロック12cの下面に密着(間隙c=0)しており、前記バルブピン4の先端テーパー状ピン部4eの上端面と前記テーパー状ノズル孔2bの開口端とが面一になる状態で先端テーパー状ピン部4eがテーパー状ノズル孔2bに嵌合してテーパー状ノズル孔2cを閉塞し、前記膨出ピン部4cが前記上部パッキン20aの内周部に密着した状態となっている。
次に、バック充填ユニット駆動部55、バルブピンユニット駆動部56を同期して動作させ、前記充填ユニット本体13及びバルブピンユニット3を図1に示す位置関係を保ったまま上方に駆動し、図2の示すように、前記2個の充填ノズル2を前記中皿31の各底孔33の下面に各々当接させる(充填準備)。
この状態でバック充填ユニット駆動部55、バルブピンユニット駆動部56をともに駆動停止状態とする。
次に、図3に示すように、充填ユニット本体13を停止させるとともに、バルブピンユニット駆動部5を動作させ、前記バルブピン支持板22が前記下ブロック12cの下面との間に間隙cを形成する位置までバルブピン4を含むバルブピンユニット3を下降させ、この位置でバルブピンユニット駆動部56を駆動停止状態とする。
また、上部仕上げユニット駆動部57を動作させ、前記上部仕上げユニット41を、化粧材拘束部材45を介在させつつ、図3に示す所定の位置まで下降させ、この状態で停止させる。
これにより、前記バルブピン4の先端テーパー状ピン部4eが前記テーパー状ノズル孔2bの開口端から離れて前記中皿31の底孔33に臨む前記テーパー状ノズル孔2bが開口し、前記膨出ピン部4cが前記上部パッキン20aから離れる。
この結果、前記粘状化粧料流通孔10、前記膨出ピン部4cの外周外側、前記ノズル孔2a、前記テーパー状ノズル孔2bを経て中皿31の底孔33に至る粘状化粧料Kの流路が形成される。
この段階で、粘状化粧材供給源によって前記中ブロック12b内に粘状化粧料Kを供給し、上述した粘状化粧料Kの流路を経て前記中皿31の各底孔33から中皿31内に粘状化粧料Kを充填するとともに、前記上部仕上げユニット41により中皿31内に充填された粘状化粧料Kの上面の仕上げ成形を行う。
図3には前記粘状化粧料Kの流通経路を太線矢印で示している。
次に、図4に示すように、前記中皿31内への粘状化粧料Kの充填、成形工程が終了した段階で、バルブピンユニット駆動部5を動作させ、前記バルブピン支持板22が前記下ブロック12cの下面に密着する位置までバルブピン4を含むバルブピンユニット3を上昇させ、バルブピンユニット駆動部5を動作停止状態とする。
これにより、バルブピンユニット3の充填ユニット本体13に対する位置関係は、図1、図2に示す場合と同様、バルブピン4の先端テーパー状ピン部4eの上端面と前記テーパー状ノズル孔2bの開口端とが面一になる状態で先端テーパー状ピン部4eがテーパー状ノズル孔2bに嵌合してテーパー状ノズル孔2cを閉塞した状態でテーパー状ノズル部2cの上端面及び先端テーパー状ピン部4eの上端面が前記中皿31の底孔33の下面に密着して底孔33を塞ぎ、前記膨出ピン部4cが前記上部パッキン20aの内周部に密着してノズル孔2aと粘状化粧料流通孔10とを遮断した状態となっている。
この状態で前記中皿31内に充填された粘状化粧料Kの固化、冷却を行い、成形品とする。
最後に、図5に示すように、前記充填ユニット本体13及びバルブピンユニット3を図1に示す場合と同様な充填前待機中の位置まで戻し、前記上部仕上げユニット41も充填前待機中の位置まで戻し、成形品をホルダ34から取り出して、一連の成形動作が終了する。
上述した本実施例の一連の成形動作説明図を図7として示す。
本実施例のバック充填ユニット1による上述したような一連の充填動作によれば、特に成形工程のうちの充填終了段階において、充填ノズル2のテーパー状ノズル孔2cを閉塞した状態でテーパー状ノズル部2cの上端面及びバルブピン4の先端テーパー状ピン部4eの上端面が前記中皿31の底孔33の下面に密着して底孔33を塞ぐようにしている。
これにより、粘状化粧料Kの固化、冷却時において底孔33の下方のテーパー状ノズル孔2c、ノズル孔2a内の減圧によるサックバック現象が発生することが無くなり、従来例のような成形品における中皿31の底孔33に相当する上面位置に凹陥部が発生することを防止することができる。
同時に充填ノズル2のテーパー状ノズル孔2c、ノズル孔2aにおける粘状化粧料Kに含まれる溶剤の揮発も回避でき、加圧された粘状化粧料Kが初期充填時、フローマーク(模様)を発生させることも無くなる。
この結果、成形品に凹陥部のような成形不良が発生したり、フローマークのような色調不良が発生したりすることが無く、高品質の成形品を得ることが可能となる。
また、本実施例のバック充填ユニット1による上述したような一連の充填動作においては、前記バルブピンユニット3を、動作プログラムに基づくバルブピンユニット駆動部5の一定範囲での下降、上昇駆動させるだけでよく、バルブピンユニット3の充填条件設定も簡略容易となる。
本発明の粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットは、上述したような2色充填構造の他、3色充填、4色充填等の多色充填構造のバック充填ユニットとして広範に応用可能である。
1 バック充填ユニット
2 充填ノズル
2a ノズル孔
2b テーパー状ノズル孔
2c テーパー状ノズル部
3 バルブピンユニット
4 バルブピン
4a 摺動ピン部
4b 小径ピン部
4c 膨出ピン部
4d 先端ピン部
4e 先端テーパー状ピン部
10 粘状化粧料流通孔
12a 上ブロック
12b 中ブロック
12c 下ブロック
13 充填ユニット本体
16 継手部
17 内部孔
18 バルブピン孔
20a 上部パッキン
20b 下部パッキン
22 バルブピン支持板
23 ネジ
31 中皿
32 仕切り材
33 底孔
34 ホルダ
35 ホルダ穴
41 上部仕上げユニット
42 バキューム溶剤回収ユニット
43 バキュームパット
44 切離し板
45 化粧材拘束部材
51 制御部
52 プログラムメモリ
53 操作部
54 表示部
55 バック充填ユニット駆動部
56 バルブピンユニット駆動部
57 上部仕上げユニット駆動部
K 粘状化粧料
c 間隙

Claims (3)

  1. 中皿の底面部に底孔を設け、底孔側から中皿内に粘状化粧料をバック充填して成形品を得る粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットであって、
    前記バック充填ユニットは、
    前記中皿の底孔にノズル孔の開口端を臨ませつつ下方から当接させる充填ノズルを突出状態に備え、粘状化粧料供給源から圧送されてくる粘状化粧料を充填ノズルのノズル孔を経て前記中皿内にバック充填する充填ユニット本体と、
    前記充填ユニット本体の下側からこの充填ユニット本体内を経て前記充填ノズルのノズル孔内に上下動可能に装着されるとともに、先端部に前記ノズル孔の開口端を閉塞又は解放する先端ピン部を具備するバルブピンを備えるバルブピンユニットと、
    を有し、
    前記充填ユニット本体及び充填ノズルによる前記中皿内への粘状化粧料のバック充填時、前記バルブピンユニットの下降駆動により前記バルブピンの先端ピン部を前記ノズル孔の開口端から離して開口端を解放し、粘状化粧料のバック充填時終了時、前記バルブピンユニットの上昇駆動により前記バルブピンの先端ピン部により前記ノズル孔の開口端を閉塞するように構成したことを特徴とする粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット。
  2. 複数領域に仕切られた中皿の底面部に複数の底孔を設け、各底孔側から中皿内に複数色の粘状化粧料をバック充填して成形品を得る粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットであって、
    前記バック充填ユニットは、
    前記中皿の各底孔に各ノズル孔の開口端を臨ませつつ下方から当接させる複数の充填ノズルを突出状態に備え、粘状化粧料供給源から圧送されてくる粘状化粧料を各充填ノズルのノズル孔を経て前記中皿内にバック充填する充填ユニット本体と、
    前記充填ユニット本体の下側からこの充填ユニット本体内を経て前記各充填ノズルのノズル孔内に上下動可能に装着されるとともに、先端部に前記各ノズル孔の開口端を閉塞又は解放する先端ピン部を具備する複数のバルブピンを備えるバルブピンユニットと、
    を有し、
    前記充填ユニット本体及び各充填ノズルによる前記中皿の複数領域内への複数色の粘状化粧料のバック充填時、前記バルブピンユニットの下降駆動により前記各バルブピンの先端ピン部を前記各ノズル孔の開口端から離して各開口端を解放し、複数色の粘状化粧料のバック充填時終了時、前記バルブピンユニットの上昇駆動により前記各バルブピンの先端ピン部により前記各ノズル孔の開口端を閉塞するように構成したことを特徴とする粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット。
  3. 複数領域に仕切られた中皿の底面部に複数の底孔を設け、各底孔側から中皿内に複数色の粘状化粧料をバック充填して成形品を得る粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニットであって、
    前記バック充填ユニットは、
    粘状化粧料の流路を形成するノズル孔を貫通状態に備えるとともに、その上端部に前記中皿の底孔の径に対応して円形のテーパー状に縮径し、その開口端の孔径が中皿の底孔の径と同等となるテーパー状ノズル孔を設けたテーパー状ノズル部を具備し、前記中皿の各底孔に各ノズル孔の開口端を臨ませつつ下方から当接させる複数の充填ノズルを突出状態に備え、粘状化粧料供給源から圧送されてくる粘状化粧料を各充填ノズルのノズル孔、テーパー状ノズル孔を経て前記中皿内にバック充填する充填ユニット本体と、
    前記充填ユニット本体の下側からこの充填ユニット本体の下側に配置するバルブピン支持板と、充填ユニット本体内を経て前記各充填ノズルのノズル孔、テーパー状ノズル孔内に上下動可能に装着されるとともに、先端部に前記テーパー状ノズル孔の開口端を閉塞又は解放する先端テーパー状ピン部を具備する複数のバルブピンを備えるバルブピンユニットと、
    を有し、
    前記充填ユニット本体及び各充填ノズルによる前記中皿の複数領域内への複数色の粘状化粧料のバック充填時、前記バルブピンユニットの下降駆動により前記各バルブピンの先端テーパー状ピン部を前記各テーパー状ノズル孔の開口端から離して各開口端を解放し、複数色の粘状化粧料のバック充填時終了時、前記バルブピンユニットの上昇駆動により前記各各バルブピンの先端テーパー状ピン部により前記各テーパー状ノズル孔の開口端を閉塞するように構成したことを特徴とする粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット。
JP2013107689A 2013-05-22 2013-05-22 粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット Active JP6128592B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013107689A JP6128592B2 (ja) 2013-05-22 2013-05-22 粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013107689A JP6128592B2 (ja) 2013-05-22 2013-05-22 粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014226286A true JP2014226286A (ja) 2014-12-08
JP6128592B2 JP6128592B2 (ja) 2017-05-17

Family

ID=52126679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013107689A Active JP6128592B2 (ja) 2013-05-22 2013-05-22 粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6128592B2 (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62118128U (ja) * 1986-01-17 1987-07-27
JPS62182001A (ja) * 1986-01-29 1987-08-10 ポ−ラ化成工業株式会社 充填機
JP2010215587A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Key Tranding Co Ltd 固形化粧料の製法およびそれに用いられる充填ノズル
JP2012192020A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Nanyo:Kk 湿式化粧料の多色充填成形装置及び多色充填成形方法
JP2013001667A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Key Tranding Co Ltd 固形化粧料の製造方法および製造装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62118128U (ja) * 1986-01-17 1987-07-27
JPS62182001A (ja) * 1986-01-29 1987-08-10 ポ−ラ化成工業株式会社 充填機
JP2010215587A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Key Tranding Co Ltd 固形化粧料の製法およびそれに用いられる充填ノズル
JP2012192020A (ja) * 2011-03-16 2012-10-11 Nanyo:Kk 湿式化粧料の多色充填成形装置及び多色充填成形方法
JP2013001667A (ja) * 2011-06-15 2013-01-07 Key Tranding Co Ltd 固形化粧料の製造方法および製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6128592B2 (ja) 2017-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102533202B1 (ko) 두 개의 조성물을 포함하고 돋을새김 표면을 가진 화장품의 스틱, 이러한 화장품의 스틱을 제조하는 방법 및 장치
US3121918A (en) Molding apparatus
CN104511995B (zh) 凹坑配液过程形成光学透镜的装置和方法
CN105014978B (zh) 3d成型模块与3d成型装置
JP2012192020A (ja) 湿式化粧料の多色充填成形装置及び多色充填成形方法
US4289194A (en) Molding machine
CN104077958B (zh) 一种热转印硅胶商标标识的成型工艺
JP5549036B2 (ja) 真空成型方法
JP6128592B2 (ja) 粘状化粧料の充填成形装置におけるバック充填ユニット
JPH03142220A (ja) 回転式射出延伸吹込成形機
WO2016103992A1 (ja) 鋳型造型方法およびその装置
KR102387180B1 (ko) 맞춤형 인조대리석 무늬 성형장치
JP7441277B2 (ja) 化粧料保持具及びこれを用いた湿式固形化粧料の製造方法並びに製造装置
CN205889714U (zh) 一种真空灭弧室包胶用四板模模具
JP2018122901A (ja) 付け替えに適した液体容器及び当該液体容器を含む吐出装置
KR20180097200A (ko) D.s.i 공법을 이용한 후육부를 가진 투명제품 제작 금형 및 그 제작 방법
KR102127651B1 (ko) 유리병 마무리 성형용 금형으로의 이형제 도포 장치, 유리병 마무리 성형용 금형으로의 이형제 도포 방법, 유리병 제조 장치, 및 유리병 제조 방법
JP2013180482A (ja) ガラスびんの印刷方法、印刷装置及びガラスびん
JP2010105962A (ja) 化粧料の成型装置および成型方法
KR102462826B1 (ko) 다색 스틱형 화장품의 성형장치
JP6665935B2 (ja) 鋳型造型方法
JP5038052B2 (ja) 成形装置および成形方法
CN104669627A (zh) 三维打印机
IT202000009775A1 (it) Stampo ibrido manuale
JP6953214B2 (ja) 化粧品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160113

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170123

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170309

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6128592

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250