JPS6218085Y2 - - Google Patents

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JPS6218085Y2
JPS6218085Y2 JP1983003648U JP364883U JPS6218085Y2 JP S6218085 Y2 JPS6218085 Y2 JP S6218085Y2 JP 1983003648 U JP1983003648 U JP 1983003648U JP 364883 U JP364883 U JP 364883U JP S6218085 Y2 JPS6218085 Y2 JP S6218085Y2
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compressor
control value
capacity
air
economy switch
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JP1983003648U
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Description

【考案の詳細な説明】
この考案は、自動車用空調装置の制御装置に関
し、特にコンプレツサの容量を制御して省エネル
ギー化を図ろうとするものである。 自動車用空調装置における冷媒圧縮用のコンプ
レツサは、自動車の走行用のエンジンで駆動され
るので、該コンプレツサを常時駆動させておくこ
とはエンジンの負荷の増大を招き、無駄なエネル
ギーを消費することになる。そのため、従来にお
いても車室温度と設定温度との差が所定値になつ
たときにコンプレツサの電磁クラツチを切離して
コンプレツサの駆動を停止し、さらに例えば特開
昭55−22524号公報に示されているように、装置
の経済的な運転を選択するエコノミースイツチを
設け、このエコノミースイツチを投入したときに
コンブレツサの停止時間を延長するようにしたも
のが知られている。 しかしながら、従来においては、コンプレツサ
の制御がすべて駆動停止により行なわれているの
で、特にエコノミースイツチによつて経済的な運
転を選択した場合には、コンプレツサの停止時に
吹出空気温度の上昇の割合が激しく、冷房フイリ
ングを著しく損なう欠点があつた。 そこで、この考案は、経済的な運転を選択した
場合であつても快適な冷房フイーリングを保つこ
とを課題とし、この課題達成のための構成が第1
図に示されている。即ち、第1図において、少な
くとも温度設定器27と車室内温度検出器28と
の出力に応じて基本制御値を演算する演算手段5
5が設けられ、この演算手段55による基本制御
値が装置の経済的な運転を選択するエコノミース
イツチ33の投入によつて補正手段55により補
正される。そして、この補正手段55により補正
された制御値に基づいて制御手段56によりコン
プレツサ8の容量を変える容量可変手段17の調
節量を制御するようになつている。したがつて、
エコノミースイツチを入れた場合には補正手段5
6で補正された制御値に基づいてコンプレツサ8
の容量が制御されるので、吹出空気温度の急変を
防止することができ、そのため上記課題を達成す
ることができるものである。 以下、この考案の実施例を図面により説明す
る。 第2図において、まず自動車用空調装置の概略
について説明すると、空調ケース1の最上流側に
は内気入口2と外気入口3とが2股に分かれる形
で形成され、その分かれた部分に内外気切換ドア
4が設けられ、該内外気切換ドア4により空調ケ
ース1内に導入すべき空気を内気と外気とに選択
するようになつている。 送風機5は、空調ケース1内に空気を吸込んで
後流側に送風するためのもので、この送風機5の
後流側にエバポレータ6とヒータコア7とが設け
られている。 エバポレータ6は、コンプレツサ8、コンデン
サ9、リキツドタンク10及びエクスパンシヨン
バルブ11と共に冷房サイクルを構成し、一方、
ヒータコア7はエンジンの冷却水が循環する温水
サイクルに挿入されている。前記コンプレツサ8
は、電磁クラツチ12と、プーリ13を含むベル
ト伝導装置とを介して自動車の走行用のエンジン
に連結され、電磁クラツチ12を断続することで
駆動停止するようになつている。また、コンプレ
ツサ8の吐出通路14と吸入通路15とは電磁弁
16を挟んで短絡されており、この電磁弁16の
開度に応じて吐出冷媒の吸入側への戻り量が決定
され、電磁弁16の開度が大きくなるに従つてコ
ンプレツサ8の容量が小さくなるよう複数段ある
いは連続的に調節され、前記電磁クラツチ12と
相まつてコンプレツサ8の容量をその駆動停止も
含めて変える第1図に示した容量可変手段17を
構成している。尚、容量可変手段17としては、
この実施例の他にコンプレツサ1の気筒数を変え
たり、あるいは前記ベルト伝導装置のプーリ比を
変えるようにしてもよい。 前記ヒータコア7の前方にはエアミツクツドア
18が設けられ、該エアミツクスドア18の開度
に応じてヒータコア7を通過する空気と通過しな
い空気との割合が調節される。このエアミツクス
ドア18は、アクチユエータ19で操作され、こ
のエアミツクスドア18の開度がポテンシヨメー
タ20により検出されるようになつている。 前記空調ケース1の後流側は、上吹出口21、
下吹出口22及びデフロスト吹出口23に分かれ
て車室内に開口し、その分かれた部分にモードド
ア24,25が設けられており、該モードドア2
4,25を適宜開閉することによりモードドアが
切換えられるようになつている。 マイクロコンピユータ26は、中央処理装置
CPU、プログラム手段と固定データとを記憶す
るメモリROM、データを一時的に記憶するメモ
リRAM及び出入力装置I/Oを備えている。こ
のマイクロコンピユータ26には、前記ポテンシ
ヨメータ20、所望の温度を設定する温度設定器
27、車室内温度を検出する車室内温度設定器2
8、外気温度を検出する外気温度検出器29、日
射量を検する日射検出器30等から出力されるア
ナログ信号がマルチプレクサ31を介して選択さ
れ、さらにA/D変換器32を介してデジタル信
号に変換されて入力される。また、このマイクロ
コンピユータ26には、装置の経済的な運転を選
択するエコノミースイツチ33のオンオフ信号が
入力され、さらに図示しないフアンスイツチ、エ
アコンスイツチ等の信号が入力されるようになつ
ている。そして、このマイクロコンピユータ26
において適宜演算処理がなされ、電磁クラツチ駆
動回路34、電磁弁駆動回路35、アクチユエー
タ駆動回路36及び送風機駆動回路37に制御信
号が送出され、前記容量可変手段17の調節量、
送風機5の回転数及びエアミツクスドア18の開
度が制御されるものである。 次に上記マイクロコンピユータ26における制
御作動例について説明する。第3図において、メ
インルーチンのフローチヤートが示され、マイク
ロコンピユータ26は、スタートステツプ40か
らプログラムの実行を開始し、電源が投入されて
次のステツプ41においてメモリRAMや入出力
装置I/Oの初期設定を行なう。次にステツプ4
2へ進み、マルチプレクサ31に選択信号を送出
して車室内温度Tr、外気温度Ta及び日射量に相
当する温度Tsを検出する。次のステツプ43に
おいて、上記検出データTr,Ta,Tsから総合信
号Eを演算し、次のステツプ44へ進む。このス
テツプ44においては、マルチプレクサ31に選
択信号を送出して設定温度Tdを検出し、次のス
テツプ45において、総合信号Eと設定温度Td
との偏差ΔTを演算する。そして、次のステツプ
46においてエアミツクスドア18の開度を制御
し、ステツプ47においてコンプレツサ8の容量
を制御し、ステツプ48において送風機5の回転
数を制御してステツプ42へ戻るようになつてい
る。 第4図において、上記コンプレツサ制御ステツ
プ47の詳細が示され、ステツプ49からプログ
ラムの実行を開始すると、ステツプ50におい
て、前記ステツプ45で求められた偏差ΔTに基
づいてコンプレツサ8の基本制御値が演算され、
該ステツプ50と前記ステツプ43,45とから
第1図に示した演算手段55が構成されている。
次にステツプ51へ進み、エコノミースイツチ3
3が投入されているか否か判定する。エコノミー
スイツチ33が投入されていなければ、ステツプ
52へ進んで上記基本制御値と一致するよう電磁
クラツチ駆動回路34及び電磁弁駆動回路35に
制御信号を送出する通常の制御を行なう。一方、
エコノミースイツチ33が投入されていれば、ス
テツプ53へ進み、上記基本制御値を補正し、コ
ンプレツサ8の容量が一段低容量となるように制
御を行なう。かかるステツプ52とステツプ53
とによる制御を、例えば前記容量可変手段17が
5段に調節できる場合として比較すれば下表のよ
うになる。
【表】 尚、コンプレツサ8の容量が0とは、電磁クラ
ツチ駆動路34に停止信号を送出してコンプレツ
サ8の駆動を停止する場合である。そして、上記
ステツプ52,53の処理が終了すると、リター
ンステツプ54により次のステツプ48へ進むも
のである。つまり、ステツプ51,53により第
1図に示した補正手段56が、ステツプ53によ
り第1図に示した制御手段57がそれぞれ構成さ
れているものである。 以上述べたように、この考案によれば、エコノ
ミースイツチを設け、このエコノミースイツチを
投入した場合に演算手段の基本制御値を一段下げ
てコンプレツサの容量を制御するようにしたの
で、経済的な運転を選択した場合であつても吹出
空気温度が急変することがなく、快適な冷房フイ
ーリングを保つことができる。また、エコノミー
スイツチの選択は乗員自らが行なうことができる
ので、意識して省エネルギー化を図ることができ
る等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る自動車用空調装置の制
御装置の構成図、第2図は同上の実施例の構成
図、第3図は同上におけるマイクロコンピユータ
のメインルーチンを示すフローチヤート図、第4
図は同上のコンプレツサ制御ステツプの内容を詳
しく示すフローチヤート図である。 8……コンプレツサ、17……容量可変手段、
27……温度設定器、28……車室内温度検出
器、33……エコノミースイツチ、55……演算
手段、56……補正手段、57……制御手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも温度設定器と車室内温度検出器との
    出力に応じて基本制御値を演算する演算手段と、
    装置の経済的な運転を選択するエコノミースイツ
    チの投入により前記演算手段の基本制御値を補正
    する補正手段と、この補正手段により補正された
    制御値に基づいて、コンプレツサの容量を調節す
    る容量可変手段の調節量を制御する制御手段とを
    具備し、前記補正手段は前記エコノミースイツチ
    が投入された場合に基本制御値を一段下げること
    を特徴とする自動車用空調装置の制御装置。
JP364883U 1983-01-14 1983-01-14 自動車用空調装置の制御装置 Granted JPS59109525U (ja)

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JPS59109525U JPS59109525U (ja) 1984-07-24
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JPH0729540B2 (ja) * 1988-07-22 1995-04-05 株式会社ゼクセル 自動車用空調装置の制御装置
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