JPS62179862A - 自動注湯機の定点注湯装置 - Google Patents

自動注湯機の定点注湯装置

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JPS62179862A
JPS62179862A JP2266086A JP2266086A JPS62179862A JP S62179862 A JPS62179862 A JP S62179862A JP 2266086 A JP2266086 A JP 2266086A JP 2266086 A JP2266086 A JP 2266086A JP S62179862 A JPS62179862 A JP S62179862A
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pouring
ladle
molten metal
fixed point
point
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JP2266086A
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Akihiko Kanamori
金森 彰彦
Yoshito Kato
加藤 由人
Masao Kawase
昌男 川瀬
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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  • Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動的に戸より溶湯を汲み上げて鋳型へ注湯
する自動注湯機において、ラドルからの注湯点(溶湯落
下点)が定点となるようにする定点注湯方法に関する。
(従来の技術) 自動注湯機においては、注湯する鋳型の湯口が小さい場
合を考慮して、できるだけ注湯点を定点となるようにし
、かつ湯飛び範囲を狭くする必要があり、そのため各種
の定点注湯方法が発案されている。従来のこの種の定点
注湯方法の一例として実開昭56−65765号公報で
開示された装置を用いたものがある。この装置は、第8
図および第9図で示すもので、一対の支柱1.1の画先
端にそれぞれ取付アーム2,2を突設し、その上端にラ
ドル(取鍋)3の先端両側より突出した取付片4を枢着
する。そして、ラドル3の注出口5の口先6が前記の両
種着点7.7を結ぶ線上にくるようにする。またラドル
3の後端中央にも突片8を設け、ここに引上げ用のロッ
ド9の下端を枢着する。また蓋10の前端上面は、一部
を大きくえぐって開口部11を設ける。
この装置で注湯するには、ロッド9を引き上げラドル3
を前方に傾けて注出口5より溶湯を流し出す。このとき
ラドル3に於いては、流出口5の口先6が、ラドル3の
回転中心となる両種着点7,7を結ぶ線上にあるため、
ラドル3を前方に傾けても、流出口5の口先6は移動し
ない。すなわち、この種の注湯方法は流出する溶湯を、
ラドル3の傾きと関係なく常に一定位置から落下するよ
うKしたものである。
また、注湯点が定点となるようにする方法の他の例とし
ては、自動注湯機として工業用ロボットを使ったものが
ある。これは、工業用ロボットのアームに2ドルを取付
け、該アームによりラドルを傾斜させると同時に注湯点
が定点となるように鋳型の湯口に対しラドルを前後方向
に移動させて注湯するものである。そして、この注湯動
作をあらかじめ工業用ロボットにティーチングしておく
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、ラドルの流出口をラドルの回転中心に位
置させた注湯方法においては、注湯速度すなわちラドル
の回転速度が極めて遅い場合には、注湯点が定点となる
が、生産性および注湯条件を考慮して回転速度を速めた
場合には湯飛び範囲が拡がってしまうという問題点が生
じた。これは、ラドルの流出口が定点となっていること
に起因するもので、この実験方法および実験結果を第5
図および第7図に示す。これは、ω” ’、3 deV
′Bの回転速度でラドルを傾斜させて注湯したものであ
り、tlは、そのときの浴湯が飛んだ位置とラドルの流
出口との距離を示し、t2は、溶湯が飛んで流出口から
75m下での注湯中を示したものである。′M7図でわ
かるように1湯飛び範囲が非常に拡がってしまっている
次に1工業用ロボツトを用いて行なう注湯方法において
は、鋳型の湯口に対して前後にラドルを移動できるため
注湯点を定点とすることが可能であるが、ラドルの回転
動作角度をティーチングする以外に、回転角度に応じて
前後方向への移動をもティーチングする必要があり、テ
ィーチングが多軸となり複雑なものとなる。さらに、こ
の前後方向への移動は、ラドルの回転角度に応じて微妙
に動くように調整しなければならなく、ティーチングが
非常に難かしく熟練を要するという問題点が生じていた
本考案は、以上の問題点に鑑みてなされたもので、容易
に注湯点が定点とすることのできる定点注湯方法を提供
することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記問題点を解決する手段として、自動注湯機のアーム
に、リンク機構を介してラドルを取付け、該リンク機構
の作動により前記ラドルを傾斜させ注湯するとともに、
注湯中間時に注湯開始時および注湯終了時よりも前記ラ
ドルを後退させて注湯するものである。
(作  用) 以上の構成により次の様に作用する。
溶湯を汲み上げたラドルを鋳型の湯口に移動させた後、
リンク機構が作動してラドルを傾斜させ注湯する。この
とき、ラドルの傾斜により湯飛び距離が変化するが、リ
ンク機構によりラドル先端位置を前後方向に移動させて
注湯点(溶湯落下点)を一定位置にする。そうすること
により、溶湯を外部にこぼすことなく湯口に注湯するこ
とができる。
なお、注湯時の湯飛びは溶湯の量およびラドルの回転速
度(傾斜速度)Kより異なるものであるが、一般的には
、注湯始めと終わりが湯飛び距離が小さく、中間時が最
大となる。そのため、ラドルの先端を中間時に後退させ
、最後にまた前進させるような軌跡を描くように移動さ
せる必要がある。
(実 施 例) 次に、本発明の実施例を図面【基づいて説明する。
@5図は、本発明に係る自動注湯機12を有する自動注
湯システムを示す斜視図であり、この構成を概略説明す
ると、自動注湯機12の本体13には回動自在なアーム
14が取付けられており、該アーム14の先端には本発
明の要部である定点注湯装置としてのリンク機構15を
介してラドル16が取付けられている。床面には、鋳造
材料を溶融する炉17と上面に湯口18aを有する鋳型
18.18・・・を載せた回転テ−プル19とが設けら
れている。なお、20は自動注湯機の制御部である。
続いて、本発明の要部であるリンク機構15を第1図お
よび第2図を用いて説明する。
自動注湯機本体16のアーム14には、モータまたはシ
リンダ装置等のアクチェータ21が設けられており、ア
クチェータ21の駆動シャフト22はアーム部材25の
長孔24にピン25を介して係着されている。また、ア
ーム部材23は、アーム14に固定されている固定部材
26に回動自在に取付けられている回転軸27に取付け
られており、この回転軸27には第1リンク28の一端
が固定されている。第1リンク28の他端は接合軸29
を介して回動可能な第2リンク30の一端が取付けられ
ており、第2リンク30の他端はラドル16上端中央に
回動可能に軸着されている。さらに、第2リンク30の
中間部には第3リンク51の中間部が接合軸52を介し
て回動自在に取付けられている。
また、第3リンク31の一端は、前述した固定部材26
の下端に回転軸53を介して回動可能に取付けられてお
り、他端には第4リンク34の一端が接合軸65を介し
て回動自在て取り付けられている。第4リンク34の他
端はラドル16の後端部に回動可能に軸着している。
第3リンク51の接合軸32と接合軸35との間には、
この間の長さtを調整することができる調整ネジ66が
設けられている。
次に、このリンク機構15の作用について説明する。ア
クチェータ21が作動して、駆動シャフト22が伸長す
ると第1リンク28が図中左まわりに回転して第2リン
ク60を上方に移動させる。それに伴ない第3リンク3
1が回転軸33を中心に図中左まわりに回転させられる
そして、第3リンク31の先端に取付けられている第4
リンク34も上方に移動させられるが、第4リンク54
の方が移動量が多いためラドル16後端部が持ち上げら
れてラドル16が傾斜させられる。このとき、ラドル1
6は、注湯中間時に注湯開始時および注湯終了時よりも
後退させられて移動する。この移動の軌跡についての実
験を次に示す。
第1図のリンク機構15において、寸法t1βを変えて
いりたときのラドル16の注出口16aの軌跡を実験的
に求め、その結果を第4図に示す。なお、寸法t1βは
表1に示す値に設定している。
表  1 第4図は、各寸法のリンク機構において、ラドル16の
傾斜角度と、その傾斜角度におけるラドル16の注出口
16aの水平方向の位置(リンク機構作動前の注出口1
6.の位置を0としてラドルの前進方向を+、後退方向
を−とじている)との関係を示している。
そして、この軌跡の中で、第5図の実験において、ラド
ル16を回転速度ω= 4,3def/sで傾斜させる
場合には、■の寸法関係のリンク機構を用いると第6図
に示すように注湯点がほぼ定点となるように注湯が行な
える。
なお、第4図の実験結果より次のことがわかる。リンク
角度β= 11.6°(一定)としてtの長さのみを変
化させた場合には、tの長さが短かくなるほど、ラドル
16の傾き角0の増大にともないラドル16の注出口1
6aは前進する。
また、リンクの長さt=148(一定)とし、角度βを
11.6°から25° に変えた場合には、ラドル16
の注出口16aがラドル16の傾き角θの増大にともな
いラドル16は後退する。
以上の特性を利用すれば、注湯パターン(ラドルの傾斜
速度、ラドル注出口形状、注湯菫等)を変えた場合でも
、リンク機構15のt1βの寸法を適宜に選んで、注湯
点が定点となるように注出口16aを移動させて注湯す
ることが可能である。
次に、この自動注湯システムの作用について説明する。
まず、自動注湯機本体16のアーム14が上下してラド
ル16が炉17から溶湯を汲み上げる。続いて、アーム
14が回転してラドル16を鋳型18の湯口18a上方
へ移動させると、アーム14内のアクチェータ21がリ
ンク機構15を作動させる。そうすると、ラドル16が
傾斜すると同時にラドル16の注出口16.を、注湯中
間時に注湯開始時および注湯終了時よりも後退させて注
湯する。このようにして、注湯点を定点として、鋳型1
8の湯口18aにこぼすことなく溶湯を注湯することが
できる。
一つの鋳型18に注湯が終わるとアーム14が元の位置
に戻り、前述と同一の作動tしてラドル16に溶湯を汲
み上げる。また、回転テーブル19が回転して、次の鋳
型18が注湯位置に移動される。
このようにして、次次に、ラドル16が炉17から溶湯
を汲み上げ鋳型18に注湯していく。
(発明の効果) 本発明は、リンク機構を用いた注湯方法により、ラドル
を傾斜させるとともにラドル先端(注出口)を移動させ
て注湯点を定点にすることができるだめ湯口の小さい鋳
型でも溶湯をこばすことな(注湯できる。
さらに、ラドルの傾斜速度に応じてリンク機構の寸法関
係を変えるだけで、桂枝の注湯パターン(ラドルの傾斜
速度、ラドル注出口形状、注湯量等)に対応できる。
また、リンク機構を用いたため構造および制御が簡単に
なりコストの低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の定点注湯方法に用いたリンク機構の
正面図、 菓2図は、第1図のリンク機構の作動状態を示した図、 第3図は、第1図のリンク機構を設けた自動注湯システ
ムを示す斜視図、 第4図は、第1図のり/り機構のt1βの寸法をさまざ
まに設定した場合のラドル傾斜角度とラドル注出口の位
置の関係を示した実験結果の図、 第5図は、ラドルの傾斜角度と湯飛び範囲の実験状態?
示す正面図、 第6図は、第1図で示したり/り機構のt1βの寸法を
表1の■に設定したリンク機構を用いて第5図で示す実
験を行なった場合の実験結果を示す図、 第7図は、第8図および第9図に示す従来の装置を用い
て第5図で示す実験を行なった場合の実験結果を示す図
、 第8図は、従来の技術の一例を示す装置の平面図、 第9図は、第8図の正面図である。 14・・・アーム 15・・・リンク機構 16・・・ラドル   □ 特許出願人   トヨタ自動車株式会社(fまスン為 
1 ≦どi J  −117、、で、゛・牙1図   
  才2図 14・・・・7−ム 15・・・・りン7シl亀 16・・・ラドル 矛3図 24図 ラドル’k 44fL If (mm)牙5図 牙6図      オフ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動注湯機本体のアームに、リンク機構を介して
    ラドルを取付け、該リンク機構の作動により前記ラドル
    を傾斜させて注湯するとともに、注湯中間時に、注湯開
    始時および注湯終了時よりも前記ラドルを後退させて注
    湯することを特徴とする自動注湯機における定点注湯方
    法。
JP2266086A 1986-02-04 1986-02-04 自動注湯機の定点注湯装置 Granted JPS62179862A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2266086A JPS62179862A (ja) 1986-02-04 1986-02-04 自動注湯機の定点注湯装置

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JP2266086A JPS62179862A (ja) 1986-02-04 1986-02-04 自動注湯機の定点注湯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62179862A true JPS62179862A (ja) 1987-08-07
JPH0416261B2 JPH0416261B2 (ja) 1992-03-23

Family

ID=12088999

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2266086A Granted JPS62179862A (ja) 1986-02-04 1986-02-04 自動注湯機の定点注湯装置

Country Status (1)

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JP (1) JPS62179862A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012071317A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Ryoei Engineering Kk 給湯装置及びその方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5442666A (en) * 1977-09-09 1979-04-04 Hitachi Ltd Disconnecting terminal stand

Patent Citations (1)

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JPS5442666A (en) * 1977-09-09 1979-04-04 Hitachi Ltd Disconnecting terminal stand

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JP2012071317A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Ryoei Engineering Kk 給湯装置及びその方法

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JPH0416261B2 (ja) 1992-03-23

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