JP2764869B2 - 傾倒式アルミニウム合金鋳造装置 - Google Patents
傾倒式アルミニウム合金鋳造装置Info
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- JP2764869B2 JP2764869B2 JP6052899A JP5289994A JP2764869B2 JP 2764869 B2 JP2764869 B2 JP 2764869B2 JP 6052899 A JP6052899 A JP 6052899A JP 5289994 A JP5289994 A JP 5289994A JP 2764869 B2 JP2764869 B2 JP 2764869B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アルミニウム合金鋳造
工程において用いられる、傾倒式の重力型アルミニウム
合金鋳造装置に関するものであり、特に、鋳型(金型)
の搭載されるベッドの傾斜角度及び傾倒速度を任意に変
えることのできる電動式傾倒装置を採用することとした
装置に関するものである。
工程において用いられる、傾倒式の重力型アルミニウム
合金鋳造装置に関するものであり、特に、鋳型(金型)
の搭載されるベッドの傾斜角度及び傾倒速度を任意に変
えることのできる電動式傾倒装置を採用することとした
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、アルミニウム合金製品を重力鋳
造法にて鋳造する場合、キャビティの奥の方から順次注
湯を行ない、これに伴って順次凝固が行なわれるように
し、最後に湯口の部分にて注湯がなされるようにする
と、いわゆる押湯の量が少なくてすむとともに、指向性
凝固が得られることとなり、延いては強度の高いアルミ
ニウム合金鋳物が得られることとなる。このような観点
に立って、鋳型(金型)を傾動(回転)させながら順次
注湯し、これによって重力鋳造を行なうところの、いわ
ゆる傾倒式重力鋳造法が、すでに案出され、例えば特開
平5−146861号公報等により公知となっている。
そして、このような鋳造法に用いられる傾倒式の鋳造装
置としては、例えば、図3に示すようなものがすでに存
在している。
造法にて鋳造する場合、キャビティの奥の方から順次注
湯を行ない、これに伴って順次凝固が行なわれるように
し、最後に湯口の部分にて注湯がなされるようにする
と、いわゆる押湯の量が少なくてすむとともに、指向性
凝固が得られることとなり、延いては強度の高いアルミ
ニウム合金鋳物が得られることとなる。このような観点
に立って、鋳型(金型)を傾動(回転)させながら順次
注湯し、これによって重力鋳造を行なうところの、いわ
ゆる傾倒式重力鋳造法が、すでに案出され、例えば特開
平5−146861号公報等により公知となっている。
そして、このような鋳造法に用いられる傾倒式の鋳造装
置としては、例えば、図3に示すようなものがすでに存
在している。
【0003】このものは、支持台90に支持軸110を
支点にして回転自在に取り付けられたベッド10と、当
該ベッド10上に設けられた分割式の鋳型(金型)60
と、当該金型60に連続して設けられ、当該金型60内
に形成されたキャビティ内に溶湯を注ぐ、ひしゃく状の
注湯容器70等からなることを基本とするものである。
このような金型60等の搭載されるベッド10を回転
(傾動)させるとともに、それによって上記金型60を
傾倒させる装置として、油圧シリンダ20等が設けられ
ている。また、この油圧シリンダ20には、油圧を導入
するための油圧チューブ210等が設けられている構成
からなるものである。
支点にして回転自在に取り付けられたベッド10と、当
該ベッド10上に設けられた分割式の鋳型(金型)60
と、当該金型60に連続して設けられ、当該金型60内
に形成されたキャビティ内に溶湯を注ぐ、ひしゃく状の
注湯容器70等からなることを基本とするものである。
このような金型60等の搭載されるベッド10を回転
(傾動)させるとともに、それによって上記金型60を
傾倒させる装置として、油圧シリンダ20等が設けられ
ている。また、この油圧シリンダ20には、油圧を導入
するための油圧チューブ210等が設けられている構成
からなるものである。
【0004】この油圧チューブ210を介して上記油圧
シリンダ20に油圧が導入されると、それによって油圧
シリンダ20が作動し、上記ベッド10に連結されてい
るレバー120が作動し、最終的にベッド10が回転運
動をする。この油圧シリンダ20の作動による上記ベッ
ド10の回転運動によって、金型60が回転運動(傾
倒)をし、この傾倒運動の間に、上記注湯容器70(図
3の二点鎖線図示)に給湯された溶湯が金型60内のキ
ャビティ内に順次注湯されることとなる。すなわち、図
3の二点鎖線図示状態における注湯容器70の位置か
ら、ほぼ90°回転した実線図示状態の位置までの間、
徐々に金型60の傾斜角が変化し、この間に、注湯容器
70内の溶湯がキャビティ内へと注湯されることとな
る。これによって、指向性凝固した質の良いアルミニウ
ム合金鋳物が得られることとなる。
シリンダ20に油圧が導入されると、それによって油圧
シリンダ20が作動し、上記ベッド10に連結されてい
るレバー120が作動し、最終的にベッド10が回転運
動をする。この油圧シリンダ20の作動による上記ベッ
ド10の回転運動によって、金型60が回転運動(傾
倒)をし、この傾倒運動の間に、上記注湯容器70(図
3の二点鎖線図示)に給湯された溶湯が金型60内のキ
ャビティ内に順次注湯されることとなる。すなわち、図
3の二点鎖線図示状態における注湯容器70の位置か
ら、ほぼ90°回転した実線図示状態の位置までの間、
徐々に金型60の傾斜角が変化し、この間に、注湯容器
70内の溶湯がキャビティ内へと注湯されることとな
る。これによって、指向性凝固した質の良いアルミニウ
ム合金鋳物が得られることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
傾倒式鋳造装置は、図3に示す如く、ベッド10及び金
型60を傾倒させるための駆動装置として、油圧シリン
ダ20等からなる油圧装置が用いられているものであ
る。従って、この油圧シリンダ20を作動させるために
は高圧の油圧を導入しなければならず、そのために、油
圧チューブ210等の油圧配管が必要となる。このこと
は、装置のレイアウト上、油圧チューブ210がじゃま
になるという問題点がある。また、油圧シリンダ20を
初めとした油圧装置が作動すると、騒音の発生等による
作業環境の悪化という問題点がある。また、この外に、
油圧シリンダ20の作動によるベッド10等の傾倒運動
は、図3に示す如く、ベッド10に設けられたレバー1
20を作動させることによって行なわれるものであるた
め、その作動範囲、すなわち、ベッド10の傾倒角(回
転角)に限界があり、ほぼ90°の回転角が限度であ
る。しかしながら、鋳造品の形状如何、あるいは鋳造品
の大きさ等に起因する溶湯量の如何によっては、上記傾
倒角度を、120°あるいはそれ以上の角度に設定した
い場合がある。このような場合に、上記従来の油圧装置
による駆動装置では、これら要求に応えることができな
い。そこで、このような問題点を解決するために、駆動
装置に油圧装置を用いない、電動モータ等によって駆動
される傾倒式のアルミニウム合金鋳造装置を提供しよう
とするのが、本発明の目的(課題)である。
傾倒式鋳造装置は、図3に示す如く、ベッド10及び金
型60を傾倒させるための駆動装置として、油圧シリン
ダ20等からなる油圧装置が用いられているものであ
る。従って、この油圧シリンダ20を作動させるために
は高圧の油圧を導入しなければならず、そのために、油
圧チューブ210等の油圧配管が必要となる。このこと
は、装置のレイアウト上、油圧チューブ210がじゃま
になるという問題点がある。また、油圧シリンダ20を
初めとした油圧装置が作動すると、騒音の発生等による
作業環境の悪化という問題点がある。また、この外に、
油圧シリンダ20の作動によるベッド10等の傾倒運動
は、図3に示す如く、ベッド10に設けられたレバー1
20を作動させることによって行なわれるものであるた
め、その作動範囲、すなわち、ベッド10の傾倒角(回
転角)に限界があり、ほぼ90°の回転角が限度であ
る。しかしながら、鋳造品の形状如何、あるいは鋳造品
の大きさ等に起因する溶湯量の如何によっては、上記傾
倒角度を、120°あるいはそれ以上の角度に設定した
い場合がある。このような場合に、上記従来の油圧装置
による駆動装置では、これら要求に応えることができな
い。そこで、このような問題点を解決するために、駆動
装置に油圧装置を用いない、電動モータ等によって駆動
される傾倒式のアルミニウム合金鋳造装置を提供しよう
とするのが、本発明の目的(課題)である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、支持装置に傾倒可能なように取り付けら
れたベッドと、当該ベッド上に設けられた分割式の金型
等からなる傾倒式のアルミニウム合金鋳造装置に関し
て、上記ベッド上に設けられた金型を任意の角度に傾倒
させることができるように上記ベッドを回転駆動する電
動モータと、当該電動モータからの駆動力(トルク)を
受け、上記ベッドへの伝達トルクを増大化させるギヤボ
ックスと、当該ギヤボックスからの駆動力(トルク)
を、上記ベッドに伝達するカップリングと、上記ベッド
上に設けられた分割式の金型のそれぞれを移動させるア
クチュエータと、当該アクチュエータを作動させるため
の駆動力をアクチュエータに与える電動モータと、から
なるようにするとともに、上記金型の一部である上型を
ワークとともに反転させ、このように反転させられて上
型上に載せられた状態のワークを、上方からロボット等
の取出手段を用いて取り出すようにした構成を採ること
とした。
に、本発明においては次のような手段を講ずることとし
た。すなわち、支持装置に傾倒可能なように取り付けら
れたベッドと、当該ベッド上に設けられた分割式の金型
等からなる傾倒式のアルミニウム合金鋳造装置に関し
て、上記ベッド上に設けられた金型を任意の角度に傾倒
させることができるように上記ベッドを回転駆動する電
動モータと、当該電動モータからの駆動力(トルク)を
受け、上記ベッドへの伝達トルクを増大化させるギヤボ
ックスと、当該ギヤボックスからの駆動力(トルク)
を、上記ベッドに伝達するカップリングと、上記ベッド
上に設けられた分割式の金型のそれぞれを移動させるア
クチュエータと、当該アクチュエータを作動させるため
の駆動力をアクチュエータに与える電動モータと、から
なるようにするとともに、上記金型の一部である上型を
ワークとともに反転させ、このように反転させられて上
型上に載せられた状態のワークを、上方からロボット等
の取出手段を用いて取り出すようにした構成を採ること
とした。
【0007】
【作用】上記構成を採ることにより、本発明において
は、次のような作用を呈することとなる。すなわち、鋳
型(金型)に溶湯を注湯するにあたっては、まず、図2
に示す如く、ベッド1及び金型6を二点鎖線図示の所定
の位置に移動(回転)させる必要がある。そのために
は、図1において、遠隔操作等により、電動モータ2を
作動させ、ギヤボックス3及びカップリング4を介して
駆動力をベッド1に伝達する。これによって、ベッド1
及び金型6、更には当該金型6に取り付けられている注
湯容器7等が、図2の二点鎖線図示の所定の位置(状
態)に設置(セット)される。このような状態におい
て、当該二点鎖線図示位置の注湯容器7に溶湯が給湯さ
れる。この状態から、次に、図1における電動モータ2
を所定の回転速度にて作動させると、この回転運動はギ
ヤボックス3にて減速されて、更にカップリング4等を
経て、ベッド1に伝達される。そして、最終的には、図
2の所定角度(θ)だけ回転した位置(ほぼ水平の状
態)で、回転運動は止められ、ベッド1及び金型6は、
図2の実線図示状態にセットされる。この回転運動の間
に、上記注湯容器7に供給された溶湯は、所定の速度で
順次キャビティ8内へと注湯され、その溶湯はキャビテ
ィ8の底の方から順次溜まって行くとともに、凝固して
行く。その結果、キャビティ8内に形成される鋳物は指
向性凝固することとなり、良質なアルミニウム合金鋳物
が形成されることとなる。
は、次のような作用を呈することとなる。すなわち、鋳
型(金型)に溶湯を注湯するにあたっては、まず、図2
に示す如く、ベッド1及び金型6を二点鎖線図示の所定
の位置に移動(回転)させる必要がある。そのために
は、図1において、遠隔操作等により、電動モータ2を
作動させ、ギヤボックス3及びカップリング4を介して
駆動力をベッド1に伝達する。これによって、ベッド1
及び金型6、更には当該金型6に取り付けられている注
湯容器7等が、図2の二点鎖線図示の所定の位置(状
態)に設置(セット)される。このような状態におい
て、当該二点鎖線図示位置の注湯容器7に溶湯が給湯さ
れる。この状態から、次に、図1における電動モータ2
を所定の回転速度にて作動させると、この回転運動はギ
ヤボックス3にて減速されて、更にカップリング4等を
経て、ベッド1に伝達される。そして、最終的には、図
2の所定角度(θ)だけ回転した位置(ほぼ水平の状
態)で、回転運動は止められ、ベッド1及び金型6は、
図2の実線図示状態にセットされる。この回転運動の間
に、上記注湯容器7に供給された溶湯は、所定の速度で
順次キャビティ8内へと注湯され、その溶湯はキャビテ
ィ8の底の方から順次溜まって行くとともに、凝固して
行く。その結果、キャビティ8内に形成される鋳物は指
向性凝固することとなり、良質なアルミニウム合金鋳物
が形成されることとなる。
【0008】なお、このような鋳造工程において、本発
明においては、キャビティ8の底になる部分に、最初に
溶湯が注湯されるようにし、その後、順次各場所に溶湯
が注入されるように鋳型(金型)6及びベッド1を静か
に回転(傾倒)させ、最後に湯口の部分に溶湯が注入さ
れるように、図2における回転角(θ)を設定すること
としている。従って、押湯に相当するものが、最後の注
入口に注湯されるもので足りることとなり、押湯をも含
めた溶湯の量が少なくてすむこととなる。また、ベッド
1及び鋳型(金型)6を傾動(回転)させる動力源とし
ては、電動モータ2を用いることとしているので、注湯
工程内において注湯速度を変化させる等、回転速度(傾
倒速度)の調整を自由に行なうことができる。また、回
転角(θ)の値も、0〜360°の間、自由に選択する
ことができることとなる。
明においては、キャビティ8の底になる部分に、最初に
溶湯が注湯されるようにし、その後、順次各場所に溶湯
が注入されるように鋳型(金型)6及びベッド1を静か
に回転(傾倒)させ、最後に湯口の部分に溶湯が注入さ
れるように、図2における回転角(θ)を設定すること
としている。従って、押湯に相当するものが、最後の注
入口に注湯されるもので足りることとなり、押湯をも含
めた溶湯の量が少なくてすむこととなる。また、ベッド
1及び鋳型(金型)6を傾動(回転)させる動力源とし
ては、電動モータ2を用いることとしているので、注湯
工程内において注湯速度を変化させる等、回転速度(傾
倒速度)の調整を自由に行なうことができる。また、回
転角(θ)の値も、0〜360°の間、自由に選択する
ことができることとなる。
【0009】また、本発明においては、上記ベッド1上
に設置される上記金型6の分割された各部(上下部分を
も含む各パート)61、62、63、64、65等の作
動も、電動モータ52、55及び電動アクチュエータ5
等によって行なわれるようになっており、本鋳造装置の
すべての作動が電動モータにて行なわれるようになって
いるので、作動範囲(θ)の設定及び作動速度の設定に
おいて自由度が高くなる。また、上記作動速度を途中で
変化させる等、自由に制御することができる。また、騒
音問題等作業環境の点においても優れた機能を発揮させ
ることができる。
に設置される上記金型6の分割された各部(上下部分を
も含む各パート)61、62、63、64、65等の作
動も、電動モータ52、55及び電動アクチュエータ5
等によって行なわれるようになっており、本鋳造装置の
すべての作動が電動モータにて行なわれるようになって
いるので、作動範囲(θ)の設定及び作動速度の設定に
おいて自由度が高くなる。また、上記作動速度を途中で
変化させる等、自由に制御することができる。また、騒
音問題等作業環境の点においても優れた機能を発揮させ
ることができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例について、図1及び図2を基
に説明する。本実施例の構成は、図2に示す如く、支持
装置9に傾倒可能なように取り付けられたベッド1と、
当該ベッド1及び当該ベッド1上に設けられた金型6を
任意の角度に傾倒させることができるように上記ベッド
1を回転駆動する電動モータ2と、当該電動モータ2か
らの駆動力(トルク)を受け、上記ベッド1への伝達ト
ルクを増大化させるギヤボックス3と、当該ギヤボック
ス3からの駆動力(トルク)を上記ベッド1に伝達する
カップリング4と、上記ベッド1上に設けられた分割式
の金型6のそれぞれを移動させるアクチュエータ5と、
当該アクチュエータ5を作動させるための駆動力を与え
る電動モータ52、55と、金型6に連続して設けら
れ、当該金型6内のキャビティ8に溶湯を注入する注湯
容器7と、からなることを基本とするものである。
に説明する。本実施例の構成は、図2に示す如く、支持
装置9に傾倒可能なように取り付けられたベッド1と、
当該ベッド1及び当該ベッド1上に設けられた金型6を
任意の角度に傾倒させることができるように上記ベッド
1を回転駆動する電動モータ2と、当該電動モータ2か
らの駆動力(トルク)を受け、上記ベッド1への伝達ト
ルクを増大化させるギヤボックス3と、当該ギヤボック
ス3からの駆動力(トルク)を上記ベッド1に伝達する
カップリング4と、上記ベッド1上に設けられた分割式
の金型6のそれぞれを移動させるアクチュエータ5と、
当該アクチュエータ5を作動させるための駆動力を与え
る電動モータ52、55と、金型6に連続して設けら
れ、当該金型6内のキャビティ8に溶湯を注入する注湯
容器7と、からなることを基本とするものである。
【0011】このような基本構成において、上記ベッド
1上に搭載される金型6は、分割式のものからなるもの
であって、上下部分をも含む各パート61、62、6
3、64、65等はアクチュエータ5及び電動モータ5
2、55によって移動(作動)させられるようになって
いるものである。そして、このアクチェエータ5は、ボ
ール・ネジ・ナット式の回転運動を直線運動に変換する
直線運動機構からなるものであり、その動力源としては
電動モータ52が採用されている構成からなるものであ
る。すなわち、電動モータ52で得られた回転駆動力を
ギヤボックス53で減速し、アクチュエータ5にて直線
運動に変換させ、当該アクチュエータ5に設けられたプ
ランジャ51を直線運動させることによって、金型6を
移動させるようにしているものである。
1上に搭載される金型6は、分割式のものからなるもの
であって、上下部分をも含む各パート61、62、6
3、64、65等はアクチュエータ5及び電動モータ5
2、55によって移動(作動)させられるようになって
いるものである。そして、このアクチェエータ5は、ボ
ール・ネジ・ナット式の回転運動を直線運動に変換する
直線運動機構からなるものであり、その動力源としては
電動モータ52が採用されている構成からなるものであ
る。すなわち、電動モータ52で得られた回転駆動力を
ギヤボックス53で減速し、アクチュエータ5にて直線
運動に変換させ、当該アクチュエータ5に設けられたプ
ランジャ51を直線運動させることによって、金型6を
移動させるようにしているものである。
【0012】なお、本実施例においては、上型65は、
図4に示す如く、電動モータ(反転モータ)55にて直
接反転移動させられるようになっているものである。従
って、上記上型65は、他の金型61、62、63、6
4と異なり、直線駆動用のアクチュエータ5によって移
動させられるものではなく、反転モータ55の回転駆動
力によって直接反転させられるようになっているもので
ある。これによって、上型65の上部空間がオープンス
ペースとなるため、上記上型65を、図4の実線図示の
如く反転させた後、上方から取出しロボット91を作動
させ、上記反転した上型65上に載せられた状態のワー
ク(鋳物)95を容易に取り出すことができるようにな
る。その結果、鋳物(ワーク)95の取り出し作業が効
率化され、鋳造工程全体の作業効率向上が図られること
となる。
図4に示す如く、電動モータ(反転モータ)55にて直
接反転移動させられるようになっているものである。従
って、上記上型65は、他の金型61、62、63、6
4と異なり、直線駆動用のアクチュエータ5によって移
動させられるものではなく、反転モータ55の回転駆動
力によって直接反転させられるようになっているもので
ある。これによって、上型65の上部空間がオープンス
ペースとなるため、上記上型65を、図4の実線図示の
如く反転させた後、上方から取出しロボット91を作動
させ、上記反転した上型65上に載せられた状態のワー
ク(鋳物)95を容易に取り出すことができるようにな
る。その結果、鋳物(ワーク)95の取り出し作業が効
率化され、鋳造工程全体の作業効率向上が図られること
となる。
【0013】このような構成からなる金型6、及び当該
金型6の各パート61、62、63、64、65等を移
動させるアクチュエータ5、更には電動モータ52、5
5等の搭載されるベッド1は、図2に示す如く、支持装
置9に支えられている構造となっている。そして、当該
支持装置9には軸受99が設けられており、当該軸受9
9は上記ベッド1に設けられた回転軸11及び支持軸1
9を回転自在に支持する構成となっている。
金型6の各パート61、62、63、64、65等を移
動させるアクチュエータ5、更には電動モータ52、5
5等の搭載されるベッド1は、図2に示す如く、支持装
置9に支えられている構造となっている。そして、当該
支持装置9には軸受99が設けられており、当該軸受9
9は上記ベッド1に設けられた回転軸11及び支持軸1
9を回転自在に支持する構成となっている。
【0014】上記支持装置9に回転自在に取り付けられ
るベッド1を回転駆動する駆動装置は、図1に示す如
く、回転運動する電動モータ2と、当該電動モータ2か
らの回転速度を適宜回転数に減速するとともに、伝達ト
ルクを増大化させるギヤボックス3と、当該ギヤボック
ス3からの駆動力(トルク)を上記ベッド1に伝達する
カップリング4と、当該カップリング4からの駆動力
(トルク)をベッド1に伝達するとともに、上記軸受9
9に支えられる回転軸11と、からなるものである。従
って、ベッド1は上記回転軸11の中心点(O11)を支
点にして回転運動をすることが可能なようになっている
とともに、当該ベッド1上に搭載される金型6を傾倒さ
せることができるようになっているものである。なお、
これらの電動モータ2、52、55の作動及び制御は、
離れた位置に設けられた制御室(図示せず)からのリモ
ートコントロール(遠隔操作)、あるいは自動制御等に
よって行なわれるようになっている。
るベッド1を回転駆動する駆動装置は、図1に示す如
く、回転運動する電動モータ2と、当該電動モータ2か
らの回転速度を適宜回転数に減速するとともに、伝達ト
ルクを増大化させるギヤボックス3と、当該ギヤボック
ス3からの駆動力(トルク)を上記ベッド1に伝達する
カップリング4と、当該カップリング4からの駆動力
(トルク)をベッド1に伝達するとともに、上記軸受9
9に支えられる回転軸11と、からなるものである。従
って、ベッド1は上記回転軸11の中心点(O11)を支
点にして回転運動をすることが可能なようになっている
とともに、当該ベッド1上に搭載される金型6を傾倒さ
せることができるようになっているものである。なお、
これらの電動モータ2、52、55の作動及び制御は、
離れた位置に設けられた制御室(図示せず)からのリモ
ートコントロール(遠隔操作)、あるいは自動制御等に
よって行なわれるようになっている。
【0015】上記構成からなる本実施例の作動態様等に
ついて説明する。すなわち、鋳型(金型)6に溶湯を注
湯するにあたっては、まず、図2に示す如く、ベッド1
及び金型6を二点鎖線図示の所定の位置に移動(回転)
させる必要がある。そのためには、図1において、遠隔
操作等により、電動モータ2を作動させ、ギヤボックス
3及びカップリング4を介して駆動力(トルク)をベッ
ド1に伝達する。これによって、ベッド1及び金型6、
更には当該金型6に取り付けられている注湯容器7等
が、図2の二点鎖線図示の所定の位置(状態)に設置
(セット)される。このような状態において、当該二点
鎖線図示位置の注湯容器7に溶湯が給湯される。
ついて説明する。すなわち、鋳型(金型)6に溶湯を注
湯するにあたっては、まず、図2に示す如く、ベッド1
及び金型6を二点鎖線図示の所定の位置に移動(回転)
させる必要がある。そのためには、図1において、遠隔
操作等により、電動モータ2を作動させ、ギヤボックス
3及びカップリング4を介して駆動力(トルク)をベッ
ド1に伝達する。これによって、ベッド1及び金型6、
更には当該金型6に取り付けられている注湯容器7等
が、図2の二点鎖線図示の所定の位置(状態)に設置
(セット)される。このような状態において、当該二点
鎖線図示位置の注湯容器7に溶湯が給湯される。
【0016】この状態から、次に、図1における電動モ
ータ2を所定の回転速度にて作動させると、この回転運
動はギヤボックス3にて減速されて、更にカップリング
4等を経て、ベッド1に伝達される。そして、最終的に
は、図2の所定角度(θ)だけ回転した位置(ほぼ水平
の状態)で、ベッド1の回転運動は止められ、ベッド1
及び金型6は、図2の実線図示状態にセットされる。こ
の回転運動の間に、上記注湯容器7に供給された溶湯
は、所定の速度で順次キャビティ8内へと注湯され、そ
の溶湯はキャビティ8の底の方から順次溜まって行くと
ともに、凝固して行く。その結果、キャビティ8内に形
成される鋳物は指向性凝固することとなり、良質なアル
ミニウム合金鋳物が形成されることとなる。
ータ2を所定の回転速度にて作動させると、この回転運
動はギヤボックス3にて減速されて、更にカップリング
4等を経て、ベッド1に伝達される。そして、最終的に
は、図2の所定角度(θ)だけ回転した位置(ほぼ水平
の状態)で、ベッド1の回転運動は止められ、ベッド1
及び金型6は、図2の実線図示状態にセットされる。こ
の回転運動の間に、上記注湯容器7に供給された溶湯
は、所定の速度で順次キャビティ8内へと注湯され、そ
の溶湯はキャビティ8の底の方から順次溜まって行くと
ともに、凝固して行く。その結果、キャビティ8内に形
成される鋳物は指向性凝固することとなり、良質なアル
ミニウム合金鋳物が形成されることとなる。
【0017】ところで、このような鋳造工程において、
本実施例においては、金型6内に形成されたキャビティ
8の底になる部分に最初に溶湯が注湯されるようにし、
その後、順次各場所に溶湯が注入されるように鋳型(金
型)6及びベッド1を静かに回転(傾倒)させ、最後に
湯口の部分に溶湯が注入されるように、図2における回
転角(θ)の値を設定することとしている。従って、押
湯に相当するものが、最後の注入口に注湯されるもので
足りることとなり、押湯をも含めた溶湯の量が少なくて
すむこととなる。
本実施例においては、金型6内に形成されたキャビティ
8の底になる部分に最初に溶湯が注湯されるようにし、
その後、順次各場所に溶湯が注入されるように鋳型(金
型)6及びベッド1を静かに回転(傾倒)させ、最後に
湯口の部分に溶湯が注入されるように、図2における回
転角(θ)の値を設定することとしている。従って、押
湯に相当するものが、最後の注入口に注湯されるもので
足りることとなり、押湯をも含めた溶湯の量が少なくて
すむこととなる。
【0018】また、このように、ベッド1及び鋳型(金
型)6を傾動(回転)させる動力源としては、電動モー
タ2が用いられているので、回転速度(傾倒速度)を自
由に選ぶことができるとともに、鋳造工程(注湯工程)
内において、回転速度(傾倒速度)を変化させることが
できる。例えば、注湯の初期の段階においてはゆっくり
と回転運動させ、キャビティ8内への空気の吸い込みを
防止するようにするとともに、注湯の終わりに近いとこ
ろでは、早く回転運動させて注湯作業を迅速に終わらせ
るようにする。また、回転角(θ)の値も、0〜360
°の間、自由に選択することができる。更に本実施例に
おいては、上記ベッド1上に設置される上記金型6の分
割された各部(上下部分をも含む各パート)61、6
2、63、64、65等の作動も、電動モータ52、反
転モータ55及び電動アクチュエータ5等によって行な
われるようになっている。すなわち、本鋳造装置のすべ
ての作動は電動モータによって行なわれるようになって
いる。従って、作動範囲の設定(θ)及び作動速度の設
定において自由度が高くなると同時に、これらの値の制
御も自由に行なえるようになる。また、油圧装置の作動
に伴う騒音問題も無くなるし、油漏れ等に起因する作業
環境の悪化の点についても改善されることとなる。
型)6を傾動(回転)させる動力源としては、電動モー
タ2が用いられているので、回転速度(傾倒速度)を自
由に選ぶことができるとともに、鋳造工程(注湯工程)
内において、回転速度(傾倒速度)を変化させることが
できる。例えば、注湯の初期の段階においてはゆっくり
と回転運動させ、キャビティ8内への空気の吸い込みを
防止するようにするとともに、注湯の終わりに近いとこ
ろでは、早く回転運動させて注湯作業を迅速に終わらせ
るようにする。また、回転角(θ)の値も、0〜360
°の間、自由に選択することができる。更に本実施例に
おいては、上記ベッド1上に設置される上記金型6の分
割された各部(上下部分をも含む各パート)61、6
2、63、64、65等の作動も、電動モータ52、反
転モータ55及び電動アクチュエータ5等によって行な
われるようになっている。すなわち、本鋳造装置のすべ
ての作動は電動モータによって行なわれるようになって
いる。従って、作動範囲の設定(θ)及び作動速度の設
定において自由度が高くなると同時に、これらの値の制
御も自由に行なえるようになる。また、油圧装置の作動
に伴う騒音問題も無くなるし、油漏れ等に起因する作業
環境の悪化の点についても改善されることとなる。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、支持装置に傾倒可能な
ように取り付けられたベッドと、当該ベッド上に設けら
れた分割式の金型等からなる傾倒式のアルミニウム合金
鋳造装置に関して、上記ベッド上に設けられた金型を任
意の角度に傾倒させることができるように上記ベッドを
回転駆動する電動モータと、当該電動モータからの駆動
力(トルク)を受け、上記ベッドへの伝達トルクを増大
化させるギヤボックスと、当該ギヤボックスからの駆動
力(トルク)を上記ベッドに伝達するカップリングと、
上記ベッド上に設けられた分割式の金型のそれぞれを移
動させるアクチュエータと、当該アクチュエータを作動
させるための駆動力を与える電動モータと、からなる構
成を採ることとしたので、ベッドの回転速度を自由に設
定することができるとともに、その回転角度(θ)を0
〜360°の間自由に設定することができるようになっ
た。従って、当該ベッド上に設置される鋳型(金型)の
傾斜角度等を自由に選択することができるようになり、
複雑な形状を有する複数種類の鋳物の鋳造を1台の鋳造
機にて対応させることができるようになった。また、上
記回転角度(θ)を自由に選択することができるととも
に、回転速度の値を鋳造工程内にて自由に変化させるこ
とができるようになった。また、油圧システムを使わな
いですむようになったので、作動音等の騒音を低減化す
ることができ、静かな作業環境を得ることができるよう
になった。また、油漏れ等の問題点が無くなったので、
作業者の安全性等が確保されるようになった。更に、鋳
造機本体の大きさを小型化することができるとともに、
上型を反転させることによって当該上型の上部空間を利
用してメインテナンス作業を行なうことができるように
なり、メインテナンス費用を含むランニングコストの低
減化を図ることができるようになった。
ように取り付けられたベッドと、当該ベッド上に設けら
れた分割式の金型等からなる傾倒式のアルミニウム合金
鋳造装置に関して、上記ベッド上に設けられた金型を任
意の角度に傾倒させることができるように上記ベッドを
回転駆動する電動モータと、当該電動モータからの駆動
力(トルク)を受け、上記ベッドへの伝達トルクを増大
化させるギヤボックスと、当該ギヤボックスからの駆動
力(トルク)を上記ベッドに伝達するカップリングと、
上記ベッド上に設けられた分割式の金型のそれぞれを移
動させるアクチュエータと、当該アクチュエータを作動
させるための駆動力を与える電動モータと、からなる構
成を採ることとしたので、ベッドの回転速度を自由に設
定することができるとともに、その回転角度(θ)を0
〜360°の間自由に設定することができるようになっ
た。従って、当該ベッド上に設置される鋳型(金型)の
傾斜角度等を自由に選択することができるようになり、
複雑な形状を有する複数種類の鋳物の鋳造を1台の鋳造
機にて対応させることができるようになった。また、上
記回転角度(θ)を自由に選択することができるととも
に、回転速度の値を鋳造工程内にて自由に変化させるこ
とができるようになった。また、油圧システムを使わな
いですむようになったので、作動音等の騒音を低減化す
ることができ、静かな作業環境を得ることができるよう
になった。また、油漏れ等の問題点が無くなったので、
作業者の安全性等が確保されるようになった。更に、鋳
造機本体の大きさを小型化することができるとともに、
上型を反転させることによって当該上型の上部空間を利
用してメインテナンス作業を行なうことができるように
なり、メインテナンス費用を含むランニングコストの低
減化を図ることができるようになった。
【図1】本発明の全体構成を示す平面図である。
【図2】本発明の作動状態を示す立面図である。
【図3】従来例の全体構成を示す立面図である。
【図4】本発明にかかる上型の反転機構の全体構成を示
す斜視図である。
す斜視図である。
【符号の説明】 1 ベッド 11 回転軸 19 支持軸 2 電動モータ 3 ギヤボックス 4 カップリング 5 アクチェエータ(電動アクチュエータ) 51 プランジャ 52 電動モータ 53 ギヤボックス 55 電動モータ(反転モータ) 6 鋳型(金型) 61 金型 62 金型 63 金型 64 金型 65 金型(上型) 7 注湯容器 8 キャビティ 9 支持装置 91 取出しロボット 95 ワーク 99 軸受
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−36060(JP,A) 特開 昭62−28060(JP,A) 実開 昭62−151060(JP,U) 実開 昭57−181455(JP,U) 特公 昭39−27753(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B22D 33/02 B22D 21/04 B22D 23/00 B22D 27/08
Claims (1)
- 【請求項1】 支持装置に傾倒可能なように取り付けら
れたベッドと、当該ベッド上に設けられた分割式の金型
等からなる傾倒式のアルミニウム合金鋳造装置におい
て、上記ベッド上に設けられた金型を任意の角度に傾倒
させることができるように上記ベッドを回転駆動する電
動モータと、当該電動モータからの駆動力を受け、当該
駆動力を増大化させるギヤボックスと、上記ベッド上に
設けられた分割式の金型のそれぞれを移動させるアクチ
ュエータと、当該アクチュエータを作動させるための駆
動力をアクチュエータに与える電動モータと、からなる
ようにするとともに、上記金型の一部である上型をワー
クとともに反転させ、このように反転させられて上型上
に載せられた状態のワークを、上方からロボット等の取
出手段を用いて取り出すようにしたことを特徴とする傾
倒式アルミニウム合金鋳造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6052899A JP2764869B2 (ja) | 1994-02-26 | 1994-02-26 | 傾倒式アルミニウム合金鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6052899A JP2764869B2 (ja) | 1994-02-26 | 1994-02-26 | 傾倒式アルミニウム合金鋳造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07236965A JPH07236965A (ja) | 1995-09-12 |
JP2764869B2 true JP2764869B2 (ja) | 1998-06-11 |
Family
ID=12927704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6052899A Expired - Fee Related JP2764869B2 (ja) | 1994-02-26 | 1994-02-26 | 傾倒式アルミニウム合金鋳造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2764869B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4674141B2 (ja) * | 2005-09-26 | 2011-04-20 | アイシン高丘株式会社 | 可傾鋳造装置 |
US9698650B2 (en) | 2014-06-02 | 2017-07-04 | Regal Beloit America, Inc. | Electric device, gearbox and associated method |
CN114472809A (zh) * | 2022-01-27 | 2022-05-13 | 康普泰克压铸(三明)有限公司 | 一种汽缸盖成型模具 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5736060A (ja) * | 1980-08-13 | 1982-02-26 | Toyota Motor Corp | Juryokuchuzosochi |
JPS57181455U (ja) * | 1981-05-08 | 1982-11-17 | ||
JPS6228060A (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-06 | Suzuki Kenji | アルミニユ−ム合金の重力鋳造方法 |
JPH065012Y2 (ja) * | 1986-03-14 | 1994-02-09 | トヨタ自動車株式会社 | 傾動注湯容器 |
-
1994
- 1994-02-26 JP JP6052899A patent/JP2764869B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07236965A (ja) | 1995-09-12 |
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