JPS62177943A - 多層配線構造の製造方法 - Google Patents

多層配線構造の製造方法

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JPS62177943A
JPS62177943A JP1810486A JP1810486A JPS62177943A JP S62177943 A JPS62177943 A JP S62177943A JP 1810486 A JP1810486 A JP 1810486A JP 1810486 A JP1810486 A JP 1810486A JP S62177943 A JPS62177943 A JP S62177943A
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JP
Japan
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film
wiring
organic film
wiring layer
forming
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JP1810486A
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Inventor
Yasuo Mitsuma
三間 康生
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は半導体装置における多層配線構造の製造方法に
関し、特にエアブリッジ構造を有する多層配線構造の製
造方法に関する。
〔従来の技術〕
近年の半導体装置の微細化、高集積化に伴ない半導体装
置に形成される配線の多層化が進められている。従来こ
の種の多層配線構造では、上、下層の各配線の立体交差
の構成の相違によって大きく分けて2種類の構造が実用
化されている。
第1の構造は、第3図のように半導体装置の絶縁層ll
上に第1配線層12を形成し、その上に層間絶縁膜14
を形成し、更にこの上に第2配線層13を形成し、コン
タクトにおいて相互接続を図るように形成した構造であ
る。この構成の配線構造では、第1、第2の各配線層1
2.13間に存在する層間絶縁膜14の誘電率によって
両配線層間の容量が大きくなり、伝達信号のクロストー
クが生じ易く、素子の微細化に対応することが難しい。
第2の構造は、エアブリッジ構造構造とも称されており
、第4図のように半導体装置の絶縁膜層21上に第1の
配線層22と、その両側位置に第2の配線層23を形成
し、この第1の配線層22を跨ぐように第3の配線層2
4を形成した構造である。この構成の配線構造では第1
の配線層22と第3の配線層24とは誘電率の最も小さ
い空気が絶縁層として構成されるため、再配線層間での
伝達信号のクロストークが非常に小さく、配線容量も小
さくできる。
このエアブリッジ配線構造の製造方法としては、例えば
第1及び第2の配線層22.23を形成した後、第3の
配線層24を形成する箇所に、後の工程で除去可能な架
橋性のある有機物の膜を選択的に形成し、その上でこの
有機物膜の上に第3の配線層24を形成する。そして、
その後にこの有機物膜のみをドライエッチ法やウェット
エッチ法等により選択的に除去してこの部分を空洞化す
る方法が用いられている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のエアブリッジ配線構造の製造方法では、
有機物膜の上に形成した第3の配線層24の幅寸法が、
長さ寸法に比較して大きいと、有機物膜のエツチング時
にエッチャントが第3の配線層に邪魔されてその内側に
まで七分侵入ゼす、第3の配線層の下側に工・7チソグ
されない有機物膜が残存されることがある。特に、従来
の有機物膜は外殻、内部ともに均一6ご架橋反応して硬
化されているため、全体をエツチング除去することは困
難になる。また、完全に除去するにしてもエツチング時
間が長くなる。
このため、残存した有機物膜によって配線層間の誘電率
が初期の空気のみの場合に比較して大きくなり、エアブ
リッジ配線構造本来の効果を得ることができなくなる。
また、エツチング時間が長くなることにより、他の素子
に悪影響を与える恐れが生じ、かつスルーブツトが低下
される。更に、エッチャントを十分に浸透させるために
、第3の配線層の幅寸法に制限を受け、配線抵抗や設計
上の点で不利になることもある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の多層配線構造の製造方法は、有機物膜のエツチ
ングを速やかに行うことを可能とし、これによりスルー
プットの向上を図るとともに素子への影響を無くし、し
かも設計の自由度を向上するものである。
本発明の多層配線構造の製造方法は、エアーブリッジ構
造を形成する際に用いる有機物膜を、少なくとも内部は
硬化せず、外殻のみが硬化するような温度及び時間で加
熱処理し、エアーブリッジ構造の配線層を形成したのち
にこの有機物膜をエツチング除去する工程を備えている
〔実施例〕
次に、本発明を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を製造工程に従って示す図で
あり、(a、)〜(fl)は平面構成図、(a2)〜(
f2)はそのAA線断面構成図である。
先ず、同図(a+)、  (az)のように、GaAs
の半絶縁性基板1の表面上に第1の配線層2及び第2の
配線層3を所定の平面パターンに形成する。これら配線
層2,3は、例えばTi、Pt及びAuを夫々積層して
総計1μm程度の厚さに形成した多層構造としている。
なお、前記基板1は石英ガラス基板やシリコン等の半導
体基板」二に酸化シリコン等の絶縁膜を形成した基板で
もよい。
次いで、同図(bl)、  (bz)のように前記第1
.第2配線層2,3上にシリコン酸化膜等の絶縁膜4を
被着し、かつ選択エツチング法により前記第2の配線層
3の所要箇所、即ち前記第1の配線層を挟むように対向
する位置にスルーホール5を開設する。
次に、有機物膜を全面に被着した後にこれをバターニン
グし、同図(c、)、  (c、)のように後述する第
3の配線層を形成すべき箇所において、前記第1の配線
層2を覆い、かつ前記第2の配線層3に開設したスルー
ホール5は覆わないように有機物膜6を形成する。この
有機物膜6としてここではU R−3640感光性ポリ
イミド(商品名:東し■製)を用いている。そして、こ
の有機物膜6をN2雰囲気中で300℃、30分のボス
トキヱア(加熱処理)を行う。
この加熱処理に際し、有機物膜6にこのUl’1364
0を用いた場合、N2雰囲気、300℃の加熱条件では
、第2図(a)のような膜減特性を有し、またこの場合
における平行平板型ドライエツチング(エツチングガス
に0□を使用)によるエツチングレートは、同図(b)
の特性であることが実験で確認されている。
これを見ると、前記条件でのポストキュアを略10分行
うと、有機物膜の膜減りが無くなるのに対し、エツチン
グレートは約6000人を越えたところで急激に上昇し
ている。このことから、前記ポストキュアでは、有機物
膜は表面約6000人がキュアされて硬い外殻を形成し
、これ以上ポストキュアを行っても内部のキュアが進行
されないことが判る。つまり、前記条件でのポストキュ
アでは、有機物膜6は硬い外殻と柔い内部の二重構造と
されることになる。
次に、同図(d+)、  (d2)のように、例えばス
パッタ法により全面に金属被膜7を被着する。
この金属被膜7としてはTiが使用される。なお、この
金属被膜7は他の金属構成でもよいが、メッキ時におけ
る給電バスとして利用できるように低抵抗の材質である
ことが好ましい。
しかる上で、前記金属被膜7の一部を図外のフォトレジ
スト膜6で覆った上で、同図C8,)。
(e2)のように、金属被膜7表面に選択Auメッキを
行いAuメッキ膜8を形成する。このAuメッキ膜8は
3μm程度の厚さとし、かつ前記第1の配線層2を跨ぎ
しかも両端は前記第2の配線層3のスルーホール5上に
夫に達するように形成する。
そして、同図(ft)、  <ft)のように、前記A
uメッキ膜8を形成した箇所以外の金属被膜5をドライ
エツチング法、例えばイオンミリング法によってエツチ
ング除去する。このとき、必要に応じてAuメッキ膜8
上にフォトレジストをマスクとして形成しておいてもよ
い。これにより前記第1の配線層2に立体交差する上層
側としての第3の配線層9が構成される。
続いて、同図(g+ )、  (gz )のように、例
えば02プラズマアツシヤにて前記有機物膜6を除去し
、第3の配線層9の下側に空洞を形成する。
このアッシャに際しては、有機物膜6は前述のように内
部は完全にキュアされておらず二重構造となっているの
で、外殻をアッシャした以後は極めて容易により内部を
アッシャできる。例えば、前記条件でキュアした有機物
膜は、20μmの幅寸法ならば約1時間の02プラズマ
アツシヤで完全に除去することができる。
以上の工程により、第3の配線層の幅寸法に制限を受け
ることなく有機物膜のエツチング残りのないエアブリッ
ジ配線構造を容易かつ短時間で形成でき、エアブリッジ
配線構造本来の効果を得ることができ、しかもスループ
ットを向上することができる。
ここで、Auメッキ膜8を省略して金属被膜5で第3の
配線層を構成してもよい。この場合には前記選択Auメ
ソキ工程の代わりに金属被膜5上にフォトレジストをパ
ターン形成し、これをマスクにして金属被膜5をパター
ンエツチングすればよい。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、エアーブリッジ構造の配
線層を形成する際に用いる有機物膜を硬い外殻と柔い内
部の二重構造となるような条件で加熱処理を行っている
ので、エアーブリッジとしての配線層を形成した後の有
機物膜の除去をその配線層の幅寸法に制限を受けること
なく確実にかつ短時間でエツチング除去することができ
る。これにより、エアブリッジ配線構造本来の低誘電率
効果を得て伝達信号のクロストークの低減および配線層
間容量の低減を図るとともに、配線構造の製造スループ
ットの向上を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a+ ) 〜(ft ) 、  (at ) 
〜(fz )は本発明方法を工程順に説明するための平
面図及びそのAA線に沿う断面図、第2図(a)は有機
物膜のポストキュア時間と膜厚の特性図、同図(b)は
エツチング特性図、第3図は従来の多層配線構造の一例
の断面図、第4図は従来のエアーブリッジ構造の断面図
である。 ■・・・半絶縁性基板、2・・・第1の配線層、3・・
・第2の配線層、4・・・絶縁膜、5・・・スルーホー
ル、6・・・有機物膜、7・・・金属被膜、8・・・A
uメッキ膜、9・・・第3の配線層(上層側配線層)、
11..2]・・・半絶縁基板、12.22・・・第1
の配線層、13゜23・・・第2の配線層、14・・・
層間絶縁膜、24・・・第3の配線層。 (bl) 第1図 (b2) 3    l   3  1 (el)8 5  d  乏   5 (fl) 35   1    Z    ’)3−渇 (社)           〜 <−」 N        P−0 (LJ、Iy/)     IF−5乙イ子4・°工′
(Oん)       11稟V翻廖−ムイ刹τ5手続
主甫正書(方式) 昭和61年 4月15日

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に形成した配線層上の一部に有機物膜を形
    成する工程と、この有機物膜上に前記配線層と立体交差
    する上層側の配線層を形成する工程と、前記有機物膜を
    除去して前記各配線層をエアーブリッジ構造に構成する
    工程とを備える多層配線構造の製造に際し、前記有機物
    膜を少なくとも内部は硬化せず、外殻のみが硬化するよ
    うな温度及び時間で加熱処理する工程と、前記上層側の
    配線層を形成した後にこの有機物膜をエッチング除去す
    る工程を含むことを特徴とする多層配線構造の製造方法
JP1810486A 1986-01-31 1986-01-31 多層配線構造の製造方法 Pending JPS62177943A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4857481A (en) * 1989-03-14 1989-08-15 Motorola, Inc. Method of fabricating airbridge metal interconnects
JPH02218150A (ja) * 1988-12-16 1990-08-30 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 一対の重畳した部材の間に電気的絶縁媒体を設ける方法及び設けた構造体

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02218150A (ja) * 1988-12-16 1990-08-30 Internatl Business Mach Corp <Ibm> 一対の重畳した部材の間に電気的絶縁媒体を設ける方法及び設けた構造体
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