JPS62177313A - ロ−ラ− - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、繊維強化プラスチツク製円筒状物の表面に金
属被覆処理を施すことにより、軽量で剛性が高く、かつ
、金属製と同じ表面精度と硬さを有するローラーを提供
するものであり、例えばフィルム製造装置のフリーロー
ルのように極めて小さい力で回転することが要求さ扛る
ローラーとして用いることができる〇 Ｌ従従来技術〕 従来、諸機械として使わｎているローラーは金属製のも
のか殆んどであり、その高い剛性。

表面硬度および寸法精度により優ｎた性能全発揮してき
た。

しかし、近年、例えば極薄物フィルムの製造装置などに
用いらｎるローラーとしては、従来のローラーは重すぎ
て不適当であり、アルミ製やさらに複合材料などが用い
ら扛るようになった。繊維強化プラスチックスをローラ
ーとして用いる場曾、すぐｎ几軽量化が達成できるが、
ローラーの表面の平滑さや、耐摩耗性に問題があるため
、表面に金属メッキ金施したものが提案さｎている。本
発明は、この金属メッキを施さｎた繊維強化プラスチッ
クス製ローラーの改良に係るものである。従来の方法に
工れば、素管、すなわち繊維強化プラスチックス製円筒
の外周両端部または両端部に設けらｎている金属製ジャ
ーナルの外周縁部は、直角かまたば小さな丸み付け、ま
たは面取りが施さｎているが、その目的は、作業者が怪
我をしないようにという程度のものである。このような
ローラーは、表面の金属メッキ層か、ローラーの端部か
ら剥離しやすい欠点金もっている。

また、繊維強化プラスチックス製円筒状物の表面に導電
処理剤層を設け、その上に銅またはニッケル層を電解メ
ッキにより設けると、第４図のようになり、ローラーの
端部で軸方向へのはみ出しが生じこｎｔ−仕宋する必要
があるが、はじめに外周部を研削してから、はみ出し部
を削りおとすと、メッキ層が薄い几め加工時に剥離を生
じることが多い。

し発明が解決しようとする問題点〕 本発明は、銅またはニッケル層は５０〜３００μ程度、
硬質クロム層３０〜１５０μ程度の非常に薄いメッキ層
で被覆されてなるローラーの金属メツΦＪ−が、外力に
より剥離するのを防止する方法を提供するものである。

し問題点を解決するための手段〕 即ち本発明の特徴は、繊維強化プラスチックス製円筒状
物の表面が、内層より導電処理剤層、銅ま友はニッケル
層および硬質クロム層にて被覆されてなるローラーにお
いて、該円筒状物の外周両端部ま友は両端部に設けらｎ
ている金属製ジャーナルの外周縁部に１〜５態の丸み（
Ｒ１または１〜５Ｉ＋ＩＩｌの面取、り　（Ｃ１’を設
は九ローラーにある。

以下、図面に従って本発明を説明する。第１図はローラ
ーの外観図を示し、ローラ一本体１と軸部２からなる本
発明が特に関係するのはローラ一本体１の外周端部Ａの
部分の構造であり、Ａ部詳細を第２．３図に示す。

第２図において、繊維強化プラスチックス製円筒１０の
端部に金属製ジャーナル１１が、接着ま九は冷しばめな
どによってとりつけらｎている。このジャーナルの外周
端部には１〜５謔の丸み興が設けらｎており、この上に
導電処理剤層１２、銅ま九はニッケル層１３、硬質クロ
ム層１４が設けらｎる。金属製ジャーナル１１の外周端
部に丸みが設けらｎていることにより銅またはニッケル
層１３が形状効果によりジャーナル１１に喰らいつくの
でメッキ層の剥ａｔ防止することが可能である。この丸
み（８）の定義は第４図に示される通りである。Ｒが１
■未満であるとその効果は認めにくくなり、５ｍを越え
ると加工がしにくくなり、まだローラーの有効長にも影
響してくる。

第３図は、別の例であるか、繊維強化プラスチックス製
円筒１０′がローラーの端部まで米ており、ジャーナル
１１′は繊維強化プラスチックス製円筒１０′の内側に
位置している。この場合には繊維強化プラスチックス製
円筒１０／の外周端部に１〜５１１ＤＩの丸み（Ｒ１が
設けられるが、その他の加工法およびその効果は第２図
で説明したのと同じである。

丸み（８）のかわりに面取り（ｃ）であってもかまわな
いが、その定義は第５図に示す通りである。

次に、本発明によるローラーを製作する場合に加工の順
序が大切である。これを図に従って説明する。

第６図は素管の上に導電処理剤層１２７設けた後、電解
メッキにより銅またはニッケル層を作ったところを示す
。これを第７図に示すように、端部に余分につい次層を
切断節制または研削によって除去する。銅またはニッケ
ル層に加わる力が、この層が薄いと大きな応力になり剥
離する傾向が認めらｎるか、この状態ではまだ銅または
ニッケル層の厚さが厚いので、その危険性が小さい。従
ってこの段階で余分の端部を除去することは好ましいこ
とである。

その後、第８囚に示すように、外周部を研削して仕上げ
、所定の寸法を出す。ま友必要ならこの後、銅またはニ
ッケル層の外周端部に丸み（８）加工、または面取り加
工を行うことも可能である。

銅ま窺はニッケル層金設ける方法は、メッキを用いるの
か最も好ましい方法であるが、溶射法によって銅または
ニッケル層を設けることも可能である。

〔実施例〕

以下本発明全実施例により説明する。

実施例１ 直径４０ｍｍ、長さ１８０門、厚さ２間の炭素繊維強化
プラスチックス製ローラーの外周端部にＲ３加工を施し
た。こＡＫ導電塗料３０μｔぬり、次いで銅メッキを約
３００μ施した。次に端部にはみ出し友部分を旋盤で切
りおとしｔ後、研削により銅厚さ１５０μに仕上げた。

さらに、この上に硬質クロムメッキを施し、研削研摩に
より硬質クロムの厚さ１００μに仕上げた。工程上、機
械加工によるトラブルもなく、艮好な製品を得ることが
でき友。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のローラーの外観図を示す。 第２〜８図は第１因のＡ部全拡大しｍものである。 第２因は完成したローラーの一例の断面全示し、第５図
は別の例全示す。第４図は丸み咀）の寸法の定義を示し
、第５図は面取り（Ｃ１の寸法の定義を示す。第６〜８
図は銅ま之はニッケル層の機械加工の手順全説明するた
めのものでちる。 １・・・ローラー　　２・・・軸　部 １０・・・Ｐｌ、維強化プラスチックス製円面１１・・
・金属製ジャーナル １２・・・導電処理剤層 １３・・・銅またはニッケルＪΔ １４−・串硬質クロム層 す１図 書３　ヅ ＋４０ ÷５　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 繊維強化プラスチックス製円筒状物の表面が内層より導
   電処理剤層、銅またはニッケル層および硬質クロム層に
   て被覆されてなるローラーにおいて、該円筒状物の外周
   両端部または両端部に設けられている金属製ジャーナル
   の外周縁部に１〜５ｍｍの丸み（Ｒ）または１〜５ｍｍ
   の面取り（Ｃ）を設けたことを特徴とするローラー。