JPS62176985A - 液相エピタキシヤル成長方法 - Google Patents

液相エピタキシヤル成長方法

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JPS62176985A
JPS62176985A JP1391986A JP1391986A JPS62176985A JP S62176985 A JPS62176985 A JP S62176985A JP 1391986 A JP1391986 A JP 1391986A JP 1391986 A JP1391986 A JP 1391986A JP S62176985 A JPS62176985 A JP S62176985A
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JP
Japan
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growth
temperature
jig
liquid phase
temp
Prior art date
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Pending
Application number
JP1391986A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsunehiro Unno
恒弘 海野
Mineo Wajima
峰生 和島
Hisafumi Tate
尚史 楯
Taiichiro Konno
泰一郎 今野
Shoji Kuma
隈 彰二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は液相エピタキシャル成長方法に係り、特に徐冷
法を用いた液相エピタキシャル成長方法に関するもので
ある。
[従来の技術] 一般に、液相エピタキシャル法は徐冷法と温度差法とに
大別されるが、炉の構造が簡単である等の長所を有して
いる徐冷法が広く用いられている。
この徐冷法では、まず第6図(a)に示すように成長用
溶液61及び基板62を成長用治具(グラファイトボー
ト)63内に収容し、この成長用治具63を反応管64
内に載置する。そして、電気炉65によって反応管64
を介して成長用溶液61を一旦高温域にまで加熱した後
、炉内の温度を0.5〜b させて成長用溶液61に過飽和度を持たせる。
その後、成長用治具63のスライダ66をスライドする
ことにより成長用溶液61と基板62とを接触させてエ
ピタキシャル成長を行なう。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、炉内の温度を降下させると、反応管64
や成長用治具63等における熱伝導度の影響により、第
6図(b)のように降温量始時には平坦であった炉内の
温度分布が時間と共に炉内中央部に載置された成長用治
具63の位fffiAを中心として次第に炉の長さ方向
に沿って山形の分布に変化し、乱れてしまう。その結果
、このような温度分布の下で基板と成長用溶液とを接触
させて結晶成長を行なった場合には成長用溶液もまた不
均一な温度分布を有しているために成長されるエピタキ
シャル層の膜厚が不均一なものになるという問題があっ
た。
本発明の目的は前記した従来技術の問題点を解消し、均
一な膜厚を有するエピタキシャル層を得ることのできる
液相エピタキシャル成長方法を提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明者らは、徐冷法による液相エピタキシャル成長法
を種々検討した結果、均一な膜厚を右するエピタキシャ
ル層を得るためには成長用治具付近の温度分布が均一に
なるまで持った後にエピタキシャル成長を開始すること
が有効であることを見出した。
すなわち、本発明の液相エピタキシャル成長方法は、成
長用治具内に収容された成長用溶液を降温してこれに所
定の過飽和度を持たせた後、上記成長用治具の温度分布
が均一になってから上記成長用溶液を基板に接触させて
エピタキシャル成長させる方法である。
[作 用] 以上のような成長方法とすることによって、例えば第6
図(a)及び(b)における位置A、B。
Cでの温度が等しくなってから成長用溶液と基板とを接
触させるので、接触時における成長用溶液の温度分布も
均一となっており、基板上に成長されるエピタキシャル
層の膜厚の均一化がなされる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を添付図面に従って説明する。
第1図は本発明の一実施例に係る液相エピタキシャル成
長方法における炉内温度の時間変化を示すグラフであり
、第6図(a)の従来例と同様の成長装置を用いてGa
AS基板上に高純度のGaASエピタキシャル成長を行
なった。成長用治具は3インチ(713,2m++)サ
イズ基板用、反応管は外径140゜のちの、電気炉は3
ゾーン型の哲のを使用した。
まず、成長用治具内にGa 2009 、 GaAs多
結晶15びを収容し、成長用治具を反応管内中央部にセ
ットする。さらに、反応管内の水素ガス置換を行なった
後、電気炉により反応管内をTo = 800’Cに昇
温してGaの純化を行なう。次に、成長用治具において
原料溶液溜に収容されている成長用溶液をスライド操作
により深さ3HRの成長用溶液溜に満たす。
そして、冷却速度0.5℃/m1nt’ T + = 
796℃まで反応管内の温度を降下させる温度プログラ
ム1に従って電気炉の温度を制御して時刻t1に降温を
開始する。炉内の中心温度2は温度プログラム1より時
間遅れを生じながら降下し、温度T1に安定するまで降
温開始の時刻t1から10分間程度を要した。さらに、
成長用治具両端の温度3は温度プログラム1より時間遅
れを生じると共にアンダーシュートを起こし、温度T1
に安定するまでに時刻t1から20分間以上を要した。
このようにして、降温開始から約25分間かかって成長
用治具全域の温度が796℃±0.2℃となり、成長用
溶液に4℃の過飽和度を持たせた。
そこで、時刻t1から25分間後の時刻t2に成長用治
具内のスライダをスライドさせ、成長用溶液と基板との
接触を行なった。このとき、成長用治具は十分に均熱化
されており、その中に収容されている成長用溶液の過飽
和度も一定となっているため、基板面上における成長速
度のばらつきは小さいものとなる。
成長用溶液と基板との接触を2分間行なった後、再び成
長用治具のスライダをスライドさせて成長用溶液とり板
とを分離さじ、成長を終了した。
以上のようにして基板上に成長させたエピタキシャル層
の膜厚を測定したところ、平均3.5虜であり、その面
内のばらつきは±5%以下であった。
また、同様のエピタキシャル成長を複数回実施して複数
個のエピタキシャルウェハを製造したところ、膜厚の平
均値のばらつきも小さく再現性に優れていることが確認
された。
なお、上記実施例では炉内温度をTOからT1まで速度
0.5℃/winで降下させる温度プログラム1を用い
たが、第2図のようにステップ状に降下させる温度プロ
グラム21を用いてもよい。この場合には炉内の中心温
度22及び成長用治具両端の温度23は温度プログラム
21より大きな時間遅れを生じて降下するが、上記実施
例と同様に温度22及び23が安定してから成長を開始
させればよい。
また、温度ToからT1まで0,2℃/win以下とい
う低速度で降下させる温度プログラムを用いれば、炉内
温度は温度プログラムからほとんど時間遅れを生じずに
降下するので上記実施例のように炉の温度をT1に下げ
た後、均熱化するために十分な時間をとらなくても済む
例えば、上記実施例と同様の装置を用い且つ第3図のよ
うに炉内温度を速度0.1℃/ll1inで降下させる
温度プログラム31を用いて徐冷を開始した。
すると、炉内の中心温度32及び成長用治具両端の温度
33はほとんど温度プログラム31と同様に降下し始め
た。このようにして約30分間かけて成長用溶液に3℃
の過飽和度を持たせたところで、すぐに成長用溶液を基
板に2分間接触させ、成長を行なった。以上のようにし
て成長されたエピタキシャル層の膜厚を測定したところ
、平均31IRであり、その面内のばらつきを±5%以
内に押えることができた。
さらに、厚いエピタキシャル層を得るためには、徐冷し
ながら成長を行なう必要がある。この場合には、例えば
第4図の温度プログラム41を用い、始めにステップ状
の降温を行なって成長用溶液に過飽和度を持たせ、炉内
温度42が安定した後に成長を開始してから0.2℃/
1n以下の速度で再び徐冷を始めればよい。
また、第5図のように段階状の温度プログラム51を用
いることにより、各層の膜厚を十分に均一化しながら多
層成長させることもできる。
なお、本発明の方法はGaAsを含む■−v族化合物半
導体、 GaMAs等の混晶化合物半導体、 n−vi
族化合物半導体とその混晶なとの液相エピタキシャル成
長に適用することができる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、次のごとぎ優れた
効果を発揮する。
(1)  成長用治具の温度分布が均一となってから成
長用溶液と基板との接触を開始するので、成長されるエ
ピタキシャル層の膜厚の均一化を図ることができる。例
えば、3インチの大形サイズでありながら膜厚の面内ば
らつきが±5%以内という優れた品質のウェハを得るこ
とができる。
(2)  この均一性はMOCVD法やMBE法により
得られるウェハと同程度の値を示しており、FET用等
のエピタキシャル成長を結晶性に優れた液相エピタキシ
トル法により実施することが可能となる。寸なわら、液
相エピタキシャル法の応用分野が拡大される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係る液相エピタキシャル成
長方法における炉内温度の時間変化を示すグラフ、第2
図ないし第5図はそれぞれ他の実施例における炉内温度
の時間変化を示すグラフ、第6図(a)及び(b)は従
来の問題点を示す説明図である。 図中、1は温度プログラム、2は炉内の中心温度、3は
成長用治具両端の温度である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)成長用治具内に収容された成長用溶液を降温して
    これに所定の過飽和度を持たせた後、上記成長用治具の
    温度分布が均一になつてから上記成長用溶液を基板に接
    触させてエピタキシャル成長させることを特徴とする液
    相エピタキシャル成長方法。
  2. (2)上記成長用溶液に所定の過飽和度を持たせるため
    の温度降下が0.2℃/min以下の速度を有すること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の液相エピタキ
    シャル成長方法。
  3. (3)上記成長用溶液と上記基板との接触が、上記成長
    用溶液の温度を0.2℃/min以下の速度で降下させ
    ながら行なわれることを特徴とする特許請求の範囲第1
    項または第2項記載の液相エピタキシャル成長方法。
JP1391986A 1986-01-27 1986-01-27 液相エピタキシヤル成長方法 Pending JPS62176985A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5231665A (en) * 1975-09-05 1977-03-10 Hitachi Ltd Growing method of semiconductor crystal
JPS52115171A (en) * 1976-03-23 1977-09-27 Sharp Corp Liquid phase epitaxial growing method
JPS53972A (en) * 1976-04-29 1978-01-07 Post Office Method and apparatus for making chemical compound semiconductor
JPS55117231A (en) * 1978-08-08 1980-09-09 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> Growing method of crystal

Patent Citations (4)

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