JPS6217651A - 質量分析装置の定量デ−タ取得法 - Google Patents

質量分析装置の定量デ−タ取得法

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JPS6217651A
JPS6217651A JP60156769A JP15676985A JPS6217651A JP S6217651 A JPS6217651 A JP S6217651A JP 60156769 A JP60156769 A JP 60156769A JP 15676985 A JP15676985 A JP 15676985A JP S6217651 A JPS6217651 A JP S6217651A
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peak
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Kozo Yoshitome
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定の質量のピーク強度をモニタしながら高
分解能の定量データを取得する質量分析装置の定置デー
タ取得法に関するものである。
〔従来の技術〕
第4111は質量分析装置の構成を示すブロック図、第
5図は質量分析装置により得られた試料のスペクトル・
パターンの例を示す図である。
第4図において、lはイオン源、2は電場、3は磁場、
4はコレクタースリット、5は加速電源、6は電場電源
、7は磁場電源、8はプリアンプ、9とlOはDAC,
11はADC,12はディスプレイ、13はデータ処理
装置(CPU)、14はプロファイル・バッファ・メモ
リを示す。
DAC9と10は、データ処理装置13の制御指令に従
ってディジタル信号をアナログ信号に変換して加速電源
5、電場電源6、磁場電源7の各電源を制御するもので
ある。ADCIIは、アナログ信号をデータ処理装置1
3に送るためディジクル信号に変換するものであり、コ
レクタースリット4で検出したマスピーク信号はプリア
ンプ8で増幅され八〇C11でアナログ信号からディジ
タル(3号に変換されてデータ処理装置13に送られる
。データ処理装置13は、DAC9とIOを通して加速
電源5、電場電源6、磁場電源7を制御して測定すべき
磁場強度の設定、分析系電源の微小掃引を行い、コレク
タースリット4で検出されるプロファイル・データをプ
リアンプ8、ADCIIを通して取り込み、プロファイ
ル・バッファ・メモリ14へ格納するものである。
このような質量分析装置に、ガスクロマトグラフから各
成分に分離展開された試料が注入されると、時間と共に
第5図に示すような物質により異なるスペクトル・パタ
ーンが得られる ところで、上記のようなWffi分析装置において、特
定の質量数の検出ピークをモニタしながらそのピーク強
度を測定し、ピーク強度の変化から混合物の濃度の定量
化を行う定量測定法として、SIM(Selected
 Ion Mon1tor)測定法がある・このSIM
fi定法では、第3図に示すように設定した質屋数(M
/Z値)を中心に分析系電源を分析系電圧波形Vで微小
l硝引し、)負出ピークをデータとして順次格納する。
そして、リテンンヨンタイムの経過と共に出現するサン
プルピークを蓄積した定量値を求めている。この31M
測定法による処理の流れを簡単に説明すると、 ■ データ処理装置13は、測定すべき質量数M0の磁
場強度をDACIOで設定する。
■ 質量数M0を中心にしてDAC9で加速電源5、電
場電源6を第3図に示すような分析系電圧波形■により
微小掃引する。この掃引により第3図に示すような質屋
数M0のマスピーク波形PMがプリアンプ8に人力され
る。
■ 積算開始の指示により、掃引中入DC11によりマ
スピーク波形P、Iをサンプリングし、そのプロファイ
ル・データをプロファイル・バッファ・メモ1月4に格
納する。
■ さらに掃引を繰り返し行い、プロファイル・データ
をその都度プロファイル・へソファ・メモ1月4に加算
していく、その結果プロファイル・バッファ・メモ1月
4には、微小掃引が繰り返されると掃引範囲毎にプロフ
ァイル・データが順次加算され積算プロファイル・デー
タが得られる。
■ 積算終了の指示により掃引データの加算をやめ、プ
ロファイル・バッファ・メモリ14の内容をディスプレ
イ12に表示する。
■ その積算プロファイル・データから面積値及び最大
値を求める。すなわち、積算プロファイル・データの面
積値は、コレクタースリット4に受かった全イオン量に
対応し、また、積算プロファイル・データの最大値は、
ピーク最大値データの積算値に対応する。
上述の処理は、通常、低分解能による測定法といわれ、
目的ピークに近接してそれより強い妨害ピークがある場
合には、最大ピークである妨害ピークを捕捉してしまう
。そこで、この妨害ピークを分離して目的ピークを捕捉
するために、高分解能による測定法により、目的ピーク
位置を計算してそこに電場強度及び磁場強度を調整し目
的ピークの強度を捕捉するようにしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、1を屋分析装置からコンピュータにより
高分解能31Mデータを取得するには、得ようとする目
的ピークに非常に近接して他の妨害ピークが存在する場
合に問題となる。すなわち、目的ピークに近接した妨害
ピークがある場合には、この妨害ピークを完全に分離す
る必要があるため、質量分析装置の分解能を高くしなけ
ればならない。
このためピーク波形が非常にシャープとなる。
従来は、この目的ピークを捕捉するのに非常な高精度で
位置決めをし、その目的位置に磁場強度や電場強度を設
定していた。しかし、この手法では、高精度の位置決め
が非常に困難であり、仮に正しく目的ピークを捕捉して
も経時変化により磁場強度がドリフトする等して長時間
目的ピークを高精度で保持し続けることが困難であった
。また、高分解能31Mデータ取得の目的は、そのピー
ク強度を如何に正しく得るかであるが、従来方法では、
目的位置に磁場強度や電場強度を固定するため、真のピ
ークの最高値を捕捉しているか否かは疑問であった。仮
にピークの最高値を正しく捕捉していたとしても上述の
ような磁場ドリフト等があると、位置ずれが生じ、ピー
ク強度を正しく捕らえられず、データ精度の劣化をきた
すという問題があった。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、妨害
ピークが容易に分離できピーク強度を正しく11Mらえ
ることができる質量分析装置の定量データ取得法を提供
することを目的とするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために本発明の¥!t!it分析装五の定量データ
取得法は、目的ピーク位置を中心に電場電圧を微小幅ス
イープして高分解能の定量データを取得するff1分析
装置の定量データ取得法であって、定量データ取得に先
立ち予備測定を行って目的ピーク位置を求めると共に、
該目的ピークと近接する妨害ピークとの分離点を認識し
て該分離点の範囲内でスィープ幅を決定し、しかる後目
的ピーク位置を中心として決定したスィープ幅に従って
電場電圧を微小幅スイープして高分解能の定量データを
取得することを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明の質量分析装置の定量データ取得法では、予備測
定を行うことによって目的ピーク位置と妨害ピークにか
からない範囲のスイープ幅が求められる。そして、その
予備測定の結果に従って電場電圧を微小幅スイープして
高分解能の定量データを取得するので、妨害ピークが分
離され正しいピーク強度が捕らえられる。
〔実施例〕
以下、実施例を図面を参照しつつ説明する。
第1図は本発明の定量データ取得法の1実施例を説明す
るための図、第2図は目的ピークとスィープ範囲を説明
するための図、第3図はスイープと目的ピークとの対応
例を示す図である。
本発明は、目的ピークと妨害ピークとが近接しテアっテ
モ、これら2つのピーク間に当然いくらかの’ntl数
のずれがあり、分離点を認識することが可能であること
に着目したものであり、第1図にその処理の流れを示す
ように、定量データ取得に先立ってまず予備測定を行う
予61i1tl定では、そのスペクトルを表示すること
によって、オペレータが目的ピークP1を指定する。こ
の指定があるとCPUにより、その指定された目的ピー
クの位置を計算し、目的ピーク位置をテーブルに登録す
る。さらに、目的ピークP1と妨害ピークP2との分離
点(ハレイ、A、B)を認識し、ピーク点を中心として
分離点の範囲内でスイープ幅WSを決定し、このスィー
プ幅をテーブルに登録する。しかる後、このテーブルに
登録された目的ピーク位置及びスィープ幅を参照するこ
とによって、本測定を行う、すなわち、第3図に示すよ
うに電場電圧■を微小幅スイープし、これにより得られ
た目的ピークのプロファイル・データ(波形)P、lを
解析し、その最高点のピーク強度r lliを算出する
上述のように本発明では、目的ピーク位置を中心として
電場電圧を微小幅スイープして高分解能の定量データを
取得することにより、データの感度を失うことなくピー
ク強度を得ることができる。
また、目的ピーク位置が磁場のドリフト等により変化し
ても、ピークの最高位置がこの微小幅スィープされる範
囲内のどこかにあればよいので、このような場合でも正
しいピーク強度が得られる。
なお、通常、31Mデータを取得する場合には、同時に
複数チャンネルのデータ測定を行うが、各目的ピークの
質量数が異なると、同時にそれらに対する妨害ピークの
様子も違う、つまり、成るチャンネルでは目的ピークに
非常に近接して妨害ピークがあるが、他のチャンネルで
はこれらの2つのピーク間の質量差がやや大きい等の場
合がある。
このような違いがあっても各チャンネル毎に微小スィー
プ幅を、上述のようにテーブルにそれぞれ登録して可変
にすることによって問題なく目的ピークを取得すること
ができる。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、目的
ピークと妨害ピークとの分離点を認識し、その結果に基
づき目的ピーク位置を中心として電場電圧を微小幅スイ
ープして高分解能の定量データを取得するので、磁場の
ドリフト等があっても目的ピークの捕捉が容易となり、
また、データの感度劣化を防くことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の定量データ取得法の1実施例を説明す
るための図、第2図は目的ピークとスイープ範囲を説明
するための図、第3図はスイープと目的ピークとの対応
例を示す図、第4図は質量分析装置の構成を示すブロッ
ク図、第5図は質量分析装置により得られた試料のスペ
クトル・パターンの例を示す図である。 1・・・イオン源、2・・・電場、3・・・磁場、4・
・・コレクタースリット、5・・・加速電源、6・・・
電場4%源、7・・・磁場電源、8・・・プリアンプ、
9とlO・・・DAClll・・・ADC,12・・・
ディスプレイ、13・・・データ処理装置、14・・・
プロファイル・バッファ・メモリ。 特許出願人  日本電子株式会社 代理人弁理士 阿 部  龍 吉 第1図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)目的ピーク位置を中心に電場電圧を微小幅スィー
    プして高分解能の定量データを取得する質量分析装置の
    定量データ取得法であって、定量データ取得に先立ち予
    備測定を行って目的ピーク位置を求めると共に、該目的
    ピークと近接する妨害ピークとの分離点を認識して該分
    離点の範囲内でスィープ幅を決定し、しかる後目的ピー
    ク位置を中心として決定したスィープ幅に従って電場電
    圧を微小幅スィープして高分解能の定量データを取得す
    ることを特徴とする質量分析装置の定量データ取得法。
  2. (2)予備測定により複数の目的ピーク位置及びスィー
    プ幅をそれぞれテーブルに登録し、該テーブルを参照し
    て目的ピーク位置を中心とする電場電圧の微小幅スィー
    プを行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
    質量分析装置の定量データ取得法。
JP60156769A 1985-07-16 1985-07-16 質量分析装置の定量デ−タ取得法 Granted JPS6217651A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006286210A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Shimadzu Corp 質量分析装置及び質量分析装置用印加電圧設定パラメータデータ
JP2014167484A (ja) * 2008-06-23 2014-09-11 Atonarp Inc 化学物質に関連した情報を取り扱うためのシステム
KR102596876B1 (ko) * 2022-08-18 2023-11-01 주식회사 태경산업 비닐하우스용 내부 차광망 개폐장치

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JP2016156834A (ja) * 2008-06-23 2016-09-01 アトナープ株式会社 化学物質に関連した情報を取り扱うためのシステム
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