JPS62176069A - 密閉型鉛蓄電池の充電方法 - Google Patents
密閉型鉛蓄電池の充電方法Info
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- JPS62176069A JPS62176069A JP61016196A JP1619686A JPS62176069A JP S62176069 A JPS62176069 A JP S62176069A JP 61016196 A JP61016196 A JP 61016196A JP 1619686 A JP1619686 A JP 1619686A JP S62176069 A JPS62176069 A JP S62176069A
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- H01—ELECTRIC ELEMENTS
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は密閉型鉛蓄電池の充電方法に関するものであり
、特に過放電放置後の充電回復性の改善に関するもので
ある。
、特に過放電放置後の充電回復性の改善に関するもので
ある。
従来の技術
従来の密閉型鉛蓄電池の充電方法は一般に定電圧充電、
定電流充′Ｊ１または準定電圧充電法が用いられている
。
定電流充′Ｊ１または準定電圧充電法が用いられている
。
発明が解決しようとする問題点
この場合、通常の充電に関し°Ｃは問題がないが、過放
電放置した電池を充電する際、充電開始後充電電流が微
少にしか流れず、一定時間内での充電回復性が著しく劣
る。この原因として、過放電放置中に陽極板の格子と活
物質界面に形成される高抵抗被膜に帰因する。ところで
最近、密閉型鉛蓄電池はハンディクリーナ、ＶＴＲ、コ
ンパクトデスク等の電源とし°Ｃ使用され、この家電品
の電源への進出は今後ますます増大するものと思われる
。このように家電品の電源に使用された場合、ユーデが
不特定多数となるため、過放電したまま長期間放置する
ケースが多くみられる。その際従来の充電方法では充電
か入らず密閉型鉛蓄電池の大きな問題となる。
電放置した電池を充電する際、充電開始後充電電流が微
少にしか流れず、一定時間内での充電回復性が著しく劣
る。この原因として、過放電放置中に陽極板の格子と活
物質界面に形成される高抵抗被膜に帰因する。ところで
最近、密閉型鉛蓄電池はハンディクリーナ、ＶＴＲ、コ
ンパクトデスク等の電源とし°Ｃ使用され、この家電品
の電源への進出は今後ますます増大するものと思われる
。このように家電品の電源に使用された場合、ユーデが
不特定多数となるため、過放電したまま長期間放置する
ケースが多くみられる。その際従来の充電方法では充電
か入らず密閉型鉛蓄電池の大きな問題となる。
本発明は上記の如く、従来の充電方法では過放電放置し
た電池の容量回復性か著しく劣る点に対し、容量回復性
を向上させる充電方法を目的とする。
た電池の容量回復性か著しく劣る点に対し、容量回復性
を向上させる充電方法を目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は上記の過放電放置電池の充電回復性向上に対し
、充電開始時にまず一定時間、充電方向とは逆の電流を
流し、その後、極性を変えて、従来の定電圧、定電流充
電または準定電圧充電を行なうことを特徴とするもので
ある。
、充電開始時にまず一定時間、充電方向とは逆の電流を
流し、その後、極性を変えて、従来の定電圧、定電流充
電または準定電圧充電を行なうことを特徴とするもので
ある。
作用
過放電放置中に陽極板の格子と活物質界面に形成される
高抵抗被膜はダイオード的な性質を有し、その被膜と格
子の鉛とはオーミックな接触ではない。すなわら整流作
用を有する。過放電放置後の極板を乾燥状態にて電流τ
電圧特性を調査しｔこところ、第３図に示す如く、その
整流作用は、電池の充電方向、すなわら格子の鉛から高
抵抗被膜方向への電流が流れにりく、放電方向、すなわ
ら高抵抗被膜から格子の船方向への電流は流れやすい。
高抵抗被膜はダイオード的な性質を有し、その被膜と格
子の鉛とはオーミックな接触ではない。すなわら整流作
用を有する。過放電放置後の極板を乾燥状態にて電流τ
電圧特性を調査しｔこところ、第３図に示す如く、その
整流作用は、電池の充電方向、すなわら格子の鉛から高
抵抗被膜方向への電流が流れにりく、放電方向、すなわ
ら高抵抗被膜から格子の船方向への電流は流れやすい。
そこで、電流の流れやすい放電方向にまず電流を流すと
、高抵抗被膜の形態が電気化学的な反応により変化し、
整流作用が除去し得ることが判明しＣいる。第４図に放
電方向に電流を流した後の乾燥極板での電流−７１７圧
特性を示す。このように、充電開始時に、充電方向と反
対の放電方向に電流を流すことにより、高抵抗被膜の整
流作用か除去され、その後通常の充電を行った時充ｉｆ
流かすみやかに流れ、充電回復性を大幅に向上すること
ができる。
、高抵抗被膜の形態が電気化学的な反応により変化し、
整流作用が除去し得ることが判明しＣいる。第４図に放
電方向に電流を流した後の乾燥極板での電流−７１７圧
特性を示す。このように、充電開始時に、充電方向と反
対の放電方向に電流を流すことにより、高抵抗被膜の整
流作用か除去され、その後通常の充電を行った時充ｉｆ
流かすみやかに流れ、充電回復性を大幅に向上すること
ができる。
実施例
本発明を実施例にて詳細に説明する。
陽極板として２８ ｗｎｓ Ｘ ２７ ｑｒｍ Ｘ ３
．４篩の極板を２枚、陰極板として２８ ｓ＋ Ｘ ２
７ ｗ Ｘ ２．４ 、ｍの１ｆＩＦＪｉを３枚用い、
１．３ ｒｍのガラス不織布からなるリテーナをセパレ
ータとし°Ｃ使用し、１．２Ａｈ−２Ｖの密閉型鉛蓄電
池を作成した。この時電解液として比重１．３０の硫酸
を１２Ｉｎｌ使用した。この電池を数回充放電をくり返
し、容量の安定した時点で、３００ｍＡｈ！ｔ［を行い
、過放電放置前の容量とした。
．４篩の極板を２枚、陰極板として２８ ｓ＋ Ｘ ２
７ ｗ Ｘ ２．４ 、ｍの１ｆＩＦＪｉを３枚用い、
１．３ ｒｍのガラス不織布からなるリテーナをセパレ
ータとし°Ｃ使用し、１．２Ａｈ−２Ｖの密閉型鉛蓄電
池を作成した。この時電解液として比重１．３０の硫酸
を１２Ｉｎｌ使用した。この電池を数回充放電をくり返
し、容量の安定した時点で、３００ｍＡｈ！ｔ［を行い
、過放電放置前の容量とした。
その後、２．４５ Ｖ定電圧充電５時間行った後、５Ω
の定抵抗放電を３６時間連続で行った。この過放電した
電池をさらに８０日間、２０°Ｃで放置した。第２図に
この過放電放置後の電池を２、４５ Ｖ定電圧充電した
時の電流一時間変化を示す。
の定抵抗放電を３６時間連続で行った。この過放電した
電池をさらに８０日間、２０°Ｃで放置した。第２図に
この過放電放置後の電池を２、４５ Ｖ定電圧充電した
時の電流一時間変化を示す。
第１図に本発明の方法に°〔、まず−２，４５Ｖを１分
間印加し、放電方向に電流を流し、その後２．４５ Ｖ
定電圧充電した時の電流一時間変化を示す。第１図から
解るように、本発明の放電方向に電流を流した電池では
、その時間か１分間であるにもかかわらず、２．４５
Ｖの定電圧光°４シｔこ時の電流値が、放電方向に電流
を流さない従来の２．４５ Ｖ定電圧充電の電流値（第
２図）に比べ数十倍多く充ＮＮ流か流れる。８５図に従
来の２．４５ Ｖ定電圧充電を５時間行った後の容量回
復率と、−２，４５Ｖ印加し放電方向へ１分間電流を流
した後、２．４５Ｖ定電圧充電を５時間行っｔこ本発明
充電方法の容量回復率を示す。
間印加し、放電方向に電流を流し、その後２．４５ Ｖ
定電圧充電した時の電流一時間変化を示す。第１図から
解るように、本発明の放電方向に電流を流した電池では
、その時間か１分間であるにもかかわらず、２．４５
Ｖの定電圧光°４シｔこ時の電流値が、放電方向に電流
を流さない従来の２．４５ Ｖ定電圧充電の電流値（第
２図）に比べ数十倍多く充ＮＮ流か流れる。８５図に従
来の２．４５ Ｖ定電圧充電を５時間行った後の容量回
復率と、−２，４５Ｖ印加し放電方向へ１分間電流を流
した後、２．４５Ｖ定電圧充電を５時間行っｔこ本発明
充電方法の容量回復率を示す。
第５図から明らかなように、本発明充電方法は、従来充
電方法に比べ゛〔回復率か大幅に改善され゛〔いる。と
ころで過放電放置した電池の陽極格子と活物質界面に生
成する抵抗被膜になぜ整流作用がおこり、またなぜ一度
放電方向に電流を流すと、その整流作用が消滅するのか
原因の詳細につい°〔は明らかでないが、第３図に示し
ｔこ硫酸のない乾燥状態では電流方向を変えても整流作
用が消滅しないことより、硫酸中での電気化学的反応に
よって被膜の形態変化がおこり、整流作用が除去される
と考えられる。なお、電池の内部抵抗を測定すると、過
放電放置後では約５００Ω程度であり、−２，４５Ｖ印
加し放電方向へＬ分間電流を流した後では約２Ω程度で
あり、明らかに抵抗被膜の形態変化がおこっ〔いると考
えられるう なお本実施例では、最後の極性を変えて行なう充電は定
電圧充電であったが、準定電圧充電や定電流充電であっ
ても密閉型鉛蓄電池の過放電放置後の充電回復性に前記
定電圧充電のときと同様に著しい効果があることが確認
された。
電方法に比べ゛〔回復率か大幅に改善され゛〔いる。と
ころで過放電放置した電池の陽極格子と活物質界面に生
成する抵抗被膜になぜ整流作用がおこり、またなぜ一度
放電方向に電流を流すと、その整流作用が消滅するのか
原因の詳細につい°〔は明らかでないが、第３図に示し
ｔこ硫酸のない乾燥状態では電流方向を変えても整流作
用が消滅しないことより、硫酸中での電気化学的反応に
よって被膜の形態変化がおこり、整流作用が除去される
と考えられる。なお、電池の内部抵抗を測定すると、過
放電放置後では約５００Ω程度であり、−２，４５Ｖ印
加し放電方向へＬ分間電流を流した後では約２Ω程度で
あり、明らかに抵抗被膜の形態変化がおこっ〔いると考
えられるう なお本実施例では、最後の極性を変えて行なう充電は定
電圧充電であったが、準定電圧充電や定電流充電であっ
ても密閉型鉛蓄電池の過放電放置後の充電回復性に前記
定電圧充電のときと同様に著しい効果があることが確認
された。
発明の効果
以上の如く本発明の密閉型鉛蓄電池の充電方法は過放電
放置後の充電回復性に著しい効果を示し、今後密閉型鉛
蓄電池の過放電放置特性がますます大きな問題となる傾
向にあることがら工業的価値のきわめて大なるものであ
る、
放置後の充電回復性に著しい効果を示し、今後密閉型鉛
蓄電池の過放電放置特性がますます大きな問題となる傾
向にあることがら工業的価値のきわめて大なるものであ
る、
第１図は本発明充電方法による過放電放置電池の充電電
流と充電時間との関係曲線図、第２図は従来充電方法で
ある２、 ４５ Ｖ定電圧充電による過放電放置電池の
充電電流と充電時間との関係曲線図、第３図は過放電放
置後の乾燥極板における電流−電圧特性曲線図、第４図
は過放電放置後の電池を−２，４５Ｖ印加し、放電方向
に１分間電流を流した時の乾燥極板における電流−電圧
特性曲線図、第５図は従来充電方法と本発明充電方法に
よる容量回復率の比較図である。
流と充電時間との関係曲線図、第２図は従来充電方法で
ある２、 ４５ Ｖ定電圧充電による過放電放置電池の
充電電流と充電時間との関係曲線図、第３図は過放電放
置後の乾燥極板における電流−電圧特性曲線図、第４図
は過放電放置後の電池を−２，４５Ｖ印加し、放電方向
に１分間電流を流した時の乾燥極板における電流−電圧
特性曲線図、第５図は従来充電方法と本発明充電方法に
よる容量回復率の比較図である。
Claims (1)
- 密閉型鉛蓄電池の充電において、充電開始時にまず一定
時間、充電方向とは逆の電流を流し、その後、極性を変
えて、定電圧充電、定電流充電または準定電圧充電を行
うことを特徴とする密閉型鉛蓄電池の充電方法。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61016196A JPS62176069A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | 密閉型鉛蓄電池の充電方法 |
| KR870000468A KR870007582A (ko) | 1986-01-28 | 1987-01-21 | 밀폐형 납축전지의 충전 방법 |
| FR8701010A FR2593643B1 (fr) | 1986-01-28 | 1987-01-28 | Procede de charge d'une batterie d'accumulateurs etanche au plomb-acide. |
| DE19873702516 DE3702516A1 (de) | 1986-01-28 | 1987-01-28 | Verfahren zum aufladen eines versiegelten bleiakkumulators |
| IT47578/87A IT1205725B (it) | 1986-01-28 | 1987-01-28 | Metodo per caricare elettricamente accumulatori al piombo di tipo chiuso |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61016196A JPS62176069A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | 密閉型鉛蓄電池の充電方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62176069A true JPS62176069A (ja) | 1987-08-01 |
Family
ID=11909754
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61016196A Pending JPS62176069A (ja) | 1986-01-28 | 1986-01-28 | 密閉型鉛蓄電池の充電方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62176069A (ja) |
| KR (1) | KR870007582A (ja) |
| DE (1) | DE3702516A1 (ja) |
| FR (1) | FR2593643B1 (ja) |
| IT (1) | IT1205725B (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0260074A (ja) * | 1988-08-25 | 1990-02-28 | Shin Kobe Electric Mach Co Ltd | 密閉形鉛蓄電池の充電方法及び充電装置 |
| KR100396490B1 (ko) * | 2000-11-22 | 2003-09-02 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬 설퍼 전지의 충방전 방법 |
| JP2014135259A (ja) * | 2013-01-14 | 2014-07-24 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 電気化学装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55111079A (en) * | 1979-02-20 | 1980-08-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Capacity recovery method in lead acid battery |
Family Cites Families (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| GB1599076A (en) * | 1978-05-24 | 1981-09-30 | Electronic Research Ass Ltd | Apparatus for recharging dry electric power cells |
| JPS57143273A (en) * | 1981-02-27 | 1982-09-04 | Japan Storage Battery Co Ltd | Capacity restoring method for lead acid battery |
| JPS57143272A (en) * | 1981-02-27 | 1982-09-04 | Japan Storage Battery Co Ltd | Capacity restoring method for lead acid battery |
| US4473623A (en) * | 1981-12-28 | 1984-09-25 | Sanyo Electric Co., Ltd. | Lead acid battery and method of storing it |
| JPS59151780A (ja) * | 1983-02-17 | 1984-08-30 | Sanyo Electric Co Ltd | 鉛蓄電池の放電制御装置 |
| JPS60124371A (ja) * | 1983-12-07 | 1985-07-03 | Meidensha Electric Mfg Co Ltd | 二次電池の運転方法 |
-
1986
- 1986-01-28 JP JP61016196A patent/JPS62176069A/ja active Pending
-
1987
- 1987-01-21 KR KR870000468A patent/KR870007582A/ko not_active Application Discontinuation
- 1987-01-28 DE DE19873702516 patent/DE3702516A1/de active Granted
- 1987-01-28 FR FR8701010A patent/FR2593643B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1987-01-28 IT IT47578/87A patent/IT1205725B/it active
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55111079A (en) * | 1979-02-20 | 1980-08-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Capacity recovery method in lead acid battery |
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| KR100396490B1 (ko) * | 2000-11-22 | 2003-09-02 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬 설퍼 전지의 충방전 방법 |
| JP2014135259A (ja) * | 2013-01-14 | 2014-07-24 | Semiconductor Energy Lab Co Ltd | 電気化学装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| FR2593643A1 (fr) | 1987-07-31 |
| FR2593643B1 (fr) | 1994-09-23 |
| IT1205725B (it) | 1989-03-31 |
| DE3702516C2 (ja) | 1989-05-24 |
| IT8747578A0 (it) | 1987-01-28 |
| DE3702516A1 (de) | 1987-09-10 |
| KR870007582A (ko) | 1987-08-20 |
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