JPS62175931A - 磁気記録媒体の製造方法および装置 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法および装置

Info

Publication number
JPS62175931A
JPS62175931A JP1725386A JP1725386A JPS62175931A JP S62175931 A JPS62175931 A JP S62175931A JP 1725386 A JP1725386 A JP 1725386A JP 1725386 A JP1725386 A JP 1725386A JP S62175931 A JPS62175931 A JP S62175931A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic
magnetic field
orientation
magnetic particle
support
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1725386A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Komatsu
和則 小松
Yutaka Chikamasa
近政 裕
Tsunehiko Sato
佐藤 恒彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP1725386A priority Critical patent/JPS62175931A/ja
Publication of JPS62175931A publication Critical patent/JPS62175931A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は磁気記録媒体の製造方法及び装置に関し、とく
に磁気テープ等の長尺帯状の記録媒体の製造方法及びH
置に関す゛るものである。 (従来技術) 磁気テープ等の磁気記録媒体の製造方法としては、長尺
の支持体をその長手方向に連続移送しながら、この支持
体上に強磁性微粒子を分散させてなる塗液を塗着し、次
いでこの塗液を乾燥させる方法が知られている。 そして、このような方法においては、記録媒体の感度及
びS/N比を向上させる目的で磁性粒子を支持体移送方
向に配向する技術が採用されており、この技術としては
例えば特開昭52−141612号公報に掲載されtc
ものが知られている。 この技術は、支持体上に塗着された塗液を乾燥する際に
、支持体の移送方向の磁界により塗液中の磁性粒子をこ
の移送方向に配向せしめ、磁性塗膜の角型比(残留磁束
密度/最大磁束密度)を大ぎくして記録媒体の感度およ
びS/N比を向上させるものである。そして、上記技術
では、乾燥工程での磁界の強さを600エルステッド程
度とげるとともに、この乾燥工程での配向前に支持体を
1000エルステツド程度の磁界中で移送迂しめ、この
磁界により配向性を改善するようにしている。さらに、
上記公報ではこの技術におi′Jる磁界の強さは通常1
00エルステッド以上好ましくは400〜1300エル
ステッド程度としてJ3す、これ以上強くすると弊害の
み助長されるとしている。 しかしながら、近年の磁性材料の急速な進歩に伴ない、
磁気テープ業界等においては、年毎に保持力の高い磁性
材料が使用される傾向にあり、例えば現在よく使用され
る600エルステッド程度の保持力を有する磁性材料を
用いた場合、上述した技術で使用される400〜130
0エルステッド程度の磁界によっては磁性粒子の配向性
を良くすることは困難である。 さらに、本発明者は、一旦塗液中の磁性粒子を配向して
もその後磁界の作用を無くした場合には、配向された1
ift性粒子相互の反発力により磁性粒子がエネルギー
的に安定く
【状態であるランダム状態にbとるというい
わゆる配向のもどり現象が生じることを児い出した。し
たがって、このような現象による問題を解決しなければ
最終的に配向性の良い磁気記録媒体を得ることは困難で
ある。 (発明の目的) 本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、磁気記
録媒体の製造工程において、保持力の高い磁性粒子であ
っても一方向にそろえることができるとともに、いわゆ
る配向のもどり現象の発生を阻止して磁性粒子を上記方
向に保持することができ、これにより配向性に優れた高
特性の磁気記録媒体を製造し得る磁気記録媒体の製造方
法および装置を提供することを目的どするものである。 (発明の構成) 本発明に係る磁気記録媒体の製造方法は、支持体上の塗
液が未乾燥の間に塗液中の磁性粒子に対して1800エ
ルステッド以上の強磁界を作用させ”(この磁性粒子を
一定方向に配向し、この後この磁性粒子に対して400
エルステッド以上の磁界を作用させて磁性粒子の配向を
上記一定方向に保持しながら塗液を乾燥させることを特
徴とするものである。 また、本発明に係る磁気記録媒体の製造装置は、搬送手
段により一定方向に連続移送された塗液塗布後の長尺の
支持体上に、第1の磁界発生手段からの1800エルス
テッド以上の磁界を作用せしめて塗液中の磁性粒子を上
記一定方向に配向し、さらに、この−支持体上に、第1
の磁界発生手段に対して上記一定方向の下流側に配した
第2の磁界発生手段からの400エルステッド以上の磁
界を作用せしめて上記一定方向に配向された磁性粒子を
その方向に保持しながら乾燥手段により塗液を乾燥せし
め、塗液乾燥後の磁性粒子の配向性を向上せしめたこと
を特徴とするものである。 ここで上記「乾燥」とは半乾燥の状態も含むものとする
。 (発明の効果) 本発明に係る製造方法および装置によれば、まず180
0エルステッド以上の強ノコな磁界を磁性粒子に作用u
−シめているから、保磁力の高い磁性材料であってもそ
の磁性粒子を一方向に容易にそろえることができる。 さらに、−n=方向にそろえた磁性粒子に対し400エ
ルステッド以上の磁界を作用させてこの磁性粒子を上記
方向に保持しながら塗液を乾燥さけて配向のもどり現象
の発生を防止しているから、最終的に製)古された磁気
記録媒体の配向特性を向上させることができる。これに
より前述した記録媒体の角型比を大きくづることができ
るので感度特性およびS/N比等の優れた高特性の磁気
記録媒体を製造することができる。 (実施態様) 以下、本発明の実施態様について図面を用いて説明する
。 図面は、本発明の一実施態様による磁気記録媒体の製造
装置を示すものである。 送出ロール1に巻回された長尺、帯状の非磁性支持体2
は、矢印へ方向に連続移送され、巻取[1−ル8に巻取
られるようになっている。移送される非磁性支持体2の
上面に近接して塗布手段3が配されており、この塗布手
段3により非磁性支持体2の表面に磁性塗液4が均一に
塗布される。塗布手段3に対して支持体移送方向Aの下
流側には、互いに同極となる極が対向するように、かつ
支持体2を挾んで互いに反対側に位置するように配され
た2木の棒状永久1に石からなる配向手段5が配設され
ており、この配向手段5により発生された強力な磁界に
よって磁性塗液4中の磁性粒子t、L支持体移送方向へ
にその磁化容易軸方向が一致するようにそろえられる。 この配向手段5のさらに下流側には支持体2に沿って延
びるソレノイドコイルよりなる配向保持手段6が配され
ており、配向手段5により方向のそろえられた磁性粒子
はこの配向保持手段6から発生される磁界によりその配
向状態が保持される。さらに、配向保持手段6による磁
界領域を包むように乾燥手段7が配設されており、磁性
粒子の配向状態が保持されている間に塗液の溶媒を蒸発
させて、磁性粒子をその状態で固定−りる。乾燥手段7
外に搬送された磁気記録媒体は良好な配向特性を有し、
この磁気記録媒体を所定巾で裁断づることにより高特性
の磁気テープを形成することができる。 このにうに、本発明に係る装置番よ磁性粒子を配向する
ための磁界とその配向を保持するための磁Wを機能分離
するようにしたものであるが、両磁界は必ずしも連続的
である必要はなく、未乾燥の塗液が増粘しない稈度であ
れば間隔をおいて形成するようにしてもよい。 また、配向手段5を形成する棒状永久lil&石は複数
対設けるようにしてもよいし、永久磁石の代わりにソレ
ノイドコイルを設りるにうにしてもよい。 なお、上記磁性粒子としては、通常磁気記録媒体の磁性
粒子として使用できるものであればどのようなものであ
ってもよいが、とくに保磁力の高い磁性粒子、例えばコ
バルト含有γ−Fe203等であれば効果が大ぎい。 さらに、上段非磁性支持体としては、例えばポリエチレ
ンテレフタレート(PUT) 、セルロース・トリアセ
テート等通常の磁気テープのベースとして使用されてい
るものであればどのようなものであってもよい。 以下、本発明を実施例により説明する。 実  施  例 厚さ14μmのポリエチレンテレフタレート(PET)
支持体上に下記の塗布組成の混合液を乾燥厚みが4μm
となるように塗布し、この後2極対向永久磁石からの磁
界によって支持体移送方向に配向処理し、さらにソレノ
イドコイルからの磁界によって上記移送方向への配向を
保持しながら混合液を乾燥し、この後支持体を所定11
】に裁断して磁気テープを作った。この場合に、上記永
久磁石からの配向磁界の強さを3000エルステツド、
6000エルステツドと変化させ、その各配向磁界に対
してソレノイドコイルからの配向保持磁界の強さを60
0エルステツド、750エルステツド、3000エルス
テツドと変化さけ、それぞれの場合について磁気テープ
を作った。なJ3、以下の説明にJ5いて部はり゛べて
重量部を示1゜ 塗(1i組成 CO含含有−FOz03       100部(保磁
力600エルステツド) ニトロセルロース          10部ポリウレ
タンにツボラン2304 )     8部ポリイソシ
アネート          8部Cr2O32部 カーボン               2部ステアリ
ン1%1!1部 ステアリン酸ブチル          1部メチルエ
チルケトン         300部比  較  例 次に上記実施例に対する比較例として、配向磁界の強さ
を600エルステツド、 1200エルステツド。 3000エルステツド、 6000エルステツドと変化
させ、その各配向磁界に対してソレノイドコイルからの
配向保持磁界の強さをOエルステッド、300エルステ
ツドと変化させ、それぞれの場合について磁気テープを
作った。さらに、配向磁界の強さと配向保持磁界の強さ
の組合わμが、600エルステッド−600エルステツ
ド、 1200エルステッド−600エルステツド、 
1200エルステッド−750エルステツドの3つの場
合について磁気テープを作った。 なおその他の条件は実施例と同様とした。 以上の実施例と比較例の各磁気テープについてそれぞれ
の磁性層におレノる支持体移送方向の角形比を調べた。 その結果を下表に示す。 上表から明らかなように、本実施例により製造された磁
気テープは全て0.88以上の良好な角型比を示し、感
度、S/Nlt等の磁気特性が良好となる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実tIA態様の磁気記録媒体の製造装
置を示す概略図である。 2・・・非磁性支持体   3・・・塗布手段4・・・
磁性材料 5・・・配向手段(永久磁石) 6・・・配向保持手段(ソレノイドコイル)7・・・乾
燥手段 (自発)手続ネm正書 特許庁長官 殿          昭和61年3月1
3日2、発明の名称 磁気記録媒体の製造方法および装置 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 柱 所   神奈川県南足柄市中沼210番地名 称 
   富士写真フィルム株式会社4、代理人 東京都港区六本木5丁目2番1号 6、補正により増加する発明の数   な  し7、補
正の対象   明細書の「発明の詳細な説明」の欄8、
補正の内容

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)磁性粒子を混練してなる塗液を非磁性支持体上に塗
    布した後この塗液が未乾燥である間に前記支持体上に1
    800エルステッド以上の磁界を作用させて該磁性粒子
    を一定方向に配向し、この後この支持体上に400エル
    ステッド以上の磁界を作用させて前記磁性粒子の配向を
    前記一定方向に保持しながら前記塗液を乾燥させること
    を特徴とする磁気記録媒体の製造方法。 2)非磁性支持体上に、磁性粒子を混練してなる塗液を
    塗布する塗布手段と、塗布後の前記非磁性支持体を一定
    方向に走行させる搬送手段と、前記塗布手段の前記一定
    方向の下流側において、前記支持体上の未乾燥状態の塗
    液に対し1800エルステッド以上の磁界を作用させて
    前記磁性粒子を該一定方向に配向する第1の磁界発生手
    段と、この第1の磁界発生手段の前記一定方向の下流側
    において前記支持体上の塗液を乾燥させる乾燥手段と、
    この塗液を乾燥させる領域において、この塗液に対し4
    00エルステッド以上の磁界を作用させて前記磁性粒子
    の配向を前記一定方向に保持する第2の磁界発生手段を
    備えてなることを特徴とする磁気記録媒体の製造装置。
JP1725386A 1986-01-29 1986-01-29 磁気記録媒体の製造方法および装置 Pending JPS62175931A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1725386A JPS62175931A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 磁気記録媒体の製造方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1725386A JPS62175931A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 磁気記録媒体の製造方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62175931A true JPS62175931A (ja) 1987-08-01

Family

ID=11938789

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1725386A Pending JPS62175931A (ja) 1986-01-29 1986-01-29 磁気記録媒体の製造方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62175931A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03283020A (ja) * 1990-03-30 1991-12-13 Toshiba Corp 磁気記録媒体の製造方法
JPH03288330A (ja) * 1990-04-05 1991-12-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体の製造方法
JPH04319527A (ja) * 1991-04-19 1992-11-10 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録媒体の製造方法
US5413900A (en) * 1993-01-18 1995-05-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic material and a manufacturing method therefor
US5763019A (en) * 1996-02-13 1998-06-09 Kao Corporation Method of manufacturing magnetic recording medium

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613007A (ja) * 1984-06-18 1986-01-09 Hitachi Ltd 形状検出装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS613007A (ja) * 1984-06-18 1986-01-09 Hitachi Ltd 形状検出装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03283020A (ja) * 1990-03-30 1991-12-13 Toshiba Corp 磁気記録媒体の製造方法
JPH03288330A (ja) * 1990-04-05 1991-12-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 磁気記録媒体の製造方法
JPH04319527A (ja) * 1991-04-19 1992-11-10 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録媒体の製造方法
US5413900A (en) * 1993-01-18 1995-05-09 Fuji Photo Film Co., Ltd. Silver halide photographic material and a manufacturing method therefor
US5763019A (en) * 1996-02-13 1998-06-09 Kao Corporation Method of manufacturing magnetic recording medium

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2514828B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH0559490B2 (ja)
US4543551A (en) Apparatus for orienting magnetic particles in recording media
JPS62212933A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS62175931A (ja) 磁気記録媒体の製造方法および装置
JPS61160835A (ja) 磁気記録媒体の製造方法および装置
JPH0341895B2 (ja)
JPS6343811B2 (ja)
JPS5853022A (ja) 磁気記録媒体
US3222205A (en) Recording tape
JPH01300427A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS5942644A (ja) 磁気記録媒体の製造法
JPS62173620A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JP3146906B2 (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH02187923A (ja) 磁気記録媒体の製造方法及びその装置
JPS5812138A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS59168937A (ja) 磁気記録媒体の製造装置
JPS59188838A (ja) 磁気記録媒体の製造法
JPS58203632A (ja) 磁気記録媒体の製法
JPH02263323A (ja) 磁気記録媒体の製造装置
JPH0442439A (ja) 磁気記録媒体の配向装置
JPS62243128A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH01185835A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPH02252121A (ja) 磁気記録媒体の製造方法
JPS59151342A (ja) 磁気記録媒体およびその製造方法