JPS62175492A - N−ホスフイノチオイルアミン誘導体の製造方法 - Google Patents

N−ホスフイノチオイルアミン誘導体の製造方法

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JPS62175492A
JPS62175492A JP61016032A JP1603286A JPS62175492A JP S62175492 A JPS62175492 A JP S62175492A JP 61016032 A JP61016032 A JP 61016032A JP 1603286 A JP1603286 A JP 1603286A JP S62175492 A JPS62175492 A JP S62175492A
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JP
Japan
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acid amide
halide
derivative
formula
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP61016032A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Inazu
敏行 稲津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Noguchi Institute
Original Assignee
Noguchi Institute
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
    • Y02P20/50Improvements relating to the production of bulk chemicals
    • Y02P20/55Design of synthesis routes, e.g. reducing the use of auxiliary or protecting groups

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はN−ホス7イノチオイルアミン誘導体の製造方
法に関する。詳しくはチオホスフィン酸アミド誘導体と
ハロゲン化物を塩基共存下、反応させN−ホスフィノチ
オイルアミン誘導体を製造する方法に関する。
アミン誘導体は天然にも広く存在するばかシか工業原料
としても重要な化合物群である。これらケ゛ を製造する方法としてはハロクン化物とアンモニアを反
応させる方法やアジド誘導体を還元する方法が知られて
いる。しかし、医薬品中間体等としてアミン誘導体を製
造する場合には生成したアミノ基を更に保護する必要が
生じる事が少なくなδ。
しかし、実用上有用な保護基をもつ保護アミンをハロゲ
ン化物から一挙に製造する方法は未だ開発されていない
のが現状である。
ハロゲン化物を保護アミン誘導体に変換する方法として
従来知られているものの中では、Gabrielの方法
[Chem、Ber、 、 20巻、2224頁(18
87年)参照〕が慣用される方法として知られている。
この方法ではフタル酸イミドのカリウム塩とハロゲン化
物を反応させるが、反応温度が高いこと。
反応時間が長いこと、あるいは生成するN−7タロイル
基を除去する際、過酷な条件が要求される事等欠点が多
く、実用的な方法とは言い難い。
本発明者は上記の観点から鋭意研究した結果、特定のリ
ン酸アミド誘導体を用いれば目的を達し得る事を知シ、
本発明に到達した。
すなわち本発明の要旨はチオホスフィン酸アミド誘導体
を塩基共存下ハロゲン化物と反応させ、N−ホスフィノ
チオイルアミン誘導体を製造する方法である。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明方法の原料の1つとして使用されるチオホスフィ
ン酸アミド誘導体としては周知のものを使用できる。具
体的にはジメチルチオホスフィン酸アミド、ジフェニル
チオホスフィン酸アミド。
メチルフェニルチオホスフィン酸アミド、ジブチルチオ
ホスフィン酸アミド等を挙げる事ができる。
本発明方法の他の原料として使用されるハロゲン化物と
しては周知のものを使用できる。具体的には臭化メチル
、ヨー化メチル、臭化エチル、塩化ブチル等の脂肪族ハ
ロゲン化物、クロルベンゼン、臭化ベンジル等の芳香族
ハロゲン化物、臭化アリル等の不飽和ハロゲン化物等を
挙げる事ができる。また、3−ブロモ−2−ブタノール
、臭化β−ヒドロキシ−β−フェニルエチル、糖のハロ
ゲン化物等のオキシハロゲン化物も周知の方法により水
酸基を保護する事によシ使用できる。水酸基の保趨基と
してはアセチル基等のアシル基、イングロピリデン基等
のアセタール基、ベンジル基等のアルキル基等を挙げる
事ができる。同様に周知の方法によシ保膜されたカルボ
キシル基ヲ有スるハロゲン化物等を使用できる事は言う
までもない。
本発明方法に使用される塩基としては周知のものを使用
できる。具体的にはトリエチルアミン。
1z8−ジアザビシクロ−〔5/4〆0〕−ウンデセン
−7等の三級アミン類、金属ナトリウム。
金属リチウム等のアルカリ金属類、水素化ナトリウム、
水酸化ナトリウム、ナトリウムメトキシド。
ブチルリチウム等のアルカリ金属誘導体類等を挙げる事
ができる。また、これらの中では特に水素化ナトリウム
が実用上好ましい。
チオホスフィン酸アミド誘導体とノーロゲン化物を反応
させる方法に特に制限はない。この両者を反応させる際
の両者および塩基のモル比にも特に制限はない。が、通
常チオホスフィン酸アミド誘導体および塩基をハロゲン
化物に対して1〜3当量使用する。好ましくはハロゲン
化物に対しチオホスフィン酸アミド誘導体を2当量程度
、塩基を1当量程度使用する。
本発明方法に使用される有機溶媒としては周知のものを
使用できる。具体的にはジクロルメタン。
クロロホルム、テトラヒドロ7−)ン、ジメチルホルム
アミド、ベンゼン等を挙げる事ができる。が、特にジメ
チルホルムアミドが好ましい。
反応温度にも特に制限はない。すなわち、−100℃〜
100℃の範囲で反応が可能である。が、通常−20℃
〜50℃、特に−10℃〜30℃の範囲が好ましい。
反応時間は数分〜数十時間である。通常30分〜12時
間反応させる。
本発明方法により製造できるN−ホスフィノチオイルア
ミン誘導体のN−ホスフィノチオイル基は緩和な条件下
除去できる事が知られている。
[Bull、Chem、Sac、Jpn、 、 52巻
、 1431頁(1979年) 、 Bull、 Ch
em、Soc、 Jpn、 、 52巻。
2424頁(1979年)参照〕したがって、本発明方
法はハロゲン化物を緩和な条件下、実用的な保護基で保
護された保護アミン誘導体に変換できるという、これま
でにない有利な方法であシ、医薬品農薬等の工業原料の
中間体等を製造する上で有益な手段を提供するものであ
る。
以下に実施例を挙げて本発明を更に具体的に説明するが
、本発明はその要旨を越えない限シ、以下の実施例によ
シ何らの制限も受けるものではない。
実施例1 水素化ナトリウム0.012 f (0,5mmol 
) t−ジメチルホルムアミド(D■’ ) 0.51
ntに懸濁させ、これに水冷下ジフェニルチオホスフィ
ン酸アミド0.2336 f (1mmol )をDM
F 3−を用いて滴下した。1時間撹拌した後、この溶
液を臭化ベンジル0.06 td (0,5mmol 
)のDMF (0,5d )溶液に滴下した。室温で4
時間撹拌した後、反応液に酢酸エチルと水を加え分液し
た。有機層を5%クエン酸水溶液、5%炭酸水素ナトリ
ウム水溶液で洗浄し、無水硫酸ナトリウム上−夜乾燥し
た。酢酸エチルを減圧留去し、調整用シリカゲル薄層ク
ロマトで精製したところ、N−ジフェニルホスフィノチ
オイルベンジルアミンが0.0956r(62チ)得ら
れた。これはベンジルアミンと塩化ジフェニルホスフィ
ノチオイルから別途合成した標品と物性値が一致した。
実施例2 D−グルコピラノシルブロマイドQ、l mmol 、
ジメチルチオホスフィン酸アミド0.0218 t (
0,2m血1)。
水素化ナトリウム0.002 f (0,1mmol 
) 、 DMF−テトラ−0−ベンジル−D−グルコピ
ラノシルアミンが0.0257f(40%)得られ九。
NMRδ(CDCIm ) ” 1.80 (d 、 
3 H、P−C為、J=14比) 、 1.88 (d
 、 3H,P−C為、J=14Hz ) 、 7.0
−7.3 (m 、 20H、Ph )。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、有機溶媒中、一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (R、R′は置換されたあるいは非置換のアルキル基ま
    たはアリール基を示す。) で示されるチオホスフィン酸アミド誘導体とハロゲン化
    物を塩基共存下、反応させる事を特徴とする一般式〔I
    I〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (R、R′、R″は置換されたあるいは非置換のアルキ
    ル基またはアリール基を示す。) で示されるN−ホスフィノチオイルアミン誘導体の製造
    方法。 2、チオホスフィン酸アミド誘導体としてジメチルチオ
    ホスフィン酸アミドを用いる事を特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の製造方法。 3、チオホスフィン酸アミド誘導体としてジフェニルチ
    オホスフィン酸アミドを用いる事を特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の製造方法。 4、塩基として水素化ナトリウムを用いる事を特徴とす
    る特許請求の範囲第1項記載の製造方法。 5、有機溶媒として、ジメチルホルムアミドを用いる事
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の製造方法。
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