JPS6217478A - ニ−ドルバルブ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、各種の気体や液体などの流量を調節するため
に用いるニードルバルブ、詳しくは、バルブ本体の一側
方に第１流路を開口させ、このバルブ本体一側方の外周
に雄ねじを設けるとともに、バルブ本体の他側方に弁座
に当接可能なニードル状の弁体に連結の操作具を設け、
前記第１流路と連通し、かつ、この第１流路にほぼ直交
する第２流路を有する流路部材を前記バルブ本体に外嵌
してなるニードルバルブに関する。

〔従来の技術〕

この種のニードルバルブは、従来より多数存在するが、
バルブ本体に外嵌した流路部材が、このバルブ本体に固
定された構造のものが一般的である。ところが、このよ
うな構造であると、バルブ本体の一側方に設けられた雄
ねじをコネフタなどの機器に螺着した際、流路部材が必
ずしも所望の方向を向くとは限らず、この流路部材に設
けられた第２流路に連通させるためのパイプやチューブ
の取付は施工に手間取る欠点があった。

このような欠点を除去するため、流路部材をバルブ本体
周りに旋回可能に構成したものが出現したが、この従来
公知のものは、バルブ本体の一側方外周に雄ねじを設け
、バルブ本体の他側方に断面形状六角形の回転操作部を
設けて、流路部材をバルブ本体の雄ねじ側から外嵌して
挿入する構造であった。そのため、スパナなどを嵌合さ
せて回転させるための回転操作部と雄ねじ部とが離れて
しまって、雄ねじを各種機器類の雌ねじ部に螺着する際
、両者間にこじれが生じて確実に螺着しにくくなる欠点
があった。

その上、この従来公知のものは、弁座をバルブ本体と別
体に構成して、バルブ本体の雄ねじ側からカチ込む構造
であったがため、弁座をカチ込む際に、雄ねじが若干変
形してねじが不揃いになり、それが原因でさらに一層、
雄ねじを雌ねじ部に確実に螺着しにくくなったり、また
、弁座とバルブ本体との間、あるいは弁座とニードル弁
体との間から漏れが生ずるなど、種々の欠点があった。

〔発明が解決しようとする問題点〕

本発明は、このような従来欠点に着目したもので、流路
部材をバルブ本体周りに旋回できるのは勿論のこと、雄
ねじを各種機器類の雌ねじ部に確実に螺着できるととも
に、弁座とバルブ本体の間、あるいは弁座とニードル弁
体との間からの漏れを確実に防止し得る新規で有用なニ
ードルバルブの提供を目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的を達成するため、本発明によるニードルバルブ
は、バルブ本体一側方外周の雄ねじの他側方側に回転操
作部をバルブ本体と一体的に構成して設けるとともに、
弁座をバルブ本体と一体的に構成し、流路部材をその一
側部が前記回転操作部に当接する状態でバルブ本体に外
嵌し、かつ、この流路部材の他側部をバルブ本体に留め
付けたスナップリングに当接させて、この流路部材をバ
ルブ本体周りに旋回可能に構成してあることを特徴とす
る。

〔作　用〕

このように、弁座をバルブ本体と一体的に構成するもの
であるから、雄ねじ部に何の悪影響も与えず、弁座とバ
ルブ本体との間の漏れを皆無にし、また、弁座とニード
ル弁体との軸心を一致させやすいところから、この弁座
とニードル弁体との間の漏れをも確実に防止できる。そ
れに加えて、回転操作部を雄ねじの他側方側に近接して
設けるものであるから、この雄ねじを雌ねじ部にこじれ
なく確実に螺着できる。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように、本発明のニードルバル
ブによれば、流路部材をバルブ本体周りに自由に旋回さ
せて、パイプやチューブなどの取付は作業を容易に行う
ことができ、その上、雄ねじを各種機器類の雌ねじ部に
確実に螺着させることができるとともに、弁座とバルブ
本体やニードル弁体との間からの流体の漏れをも確実に
防止することができるのである。

〔実施例〕

本発明の実施例を図面にもとづいて説明すると、第１図
に示すように、金属製材料からなるバルブ本体（１）の
一側方には、第１流路（２）が設けられて開口され、か
つ、この一側方の外周には、テーパーねじからなる雄ね
じ（３）が刻設されるとともに、この雄ねじ（３）の他
側方側には、この雄ねじ（３）に近接して、断面形状六
角形の回転操作部（４）がバルブ本体（１）と一体向に
構成されて設けられている。前記第１流路（２）内には
、弁座（５）が突設されているのであるが、この弁座（
５）もバルブ本体（１）と一体向に構成され、かつ、こ
の弁座（５）よりやや他側万雷りには、バルブ本体（１
）の外周面に開口する補助流路（６）が設けられ、この
補助流路（６）に連通ずる環状溝（７）がバルブ本体（
１）の外周に設けられている。

バルブ本体（１）の他側方には、金属製材料から一体的
に形成されたニードル状の弁体（８）と弁棒（９）とが
挿入されて、この弁棒（９）に連結の操作具（１０）が
バルブ本体（１）の外側に位置され、バルブ本体（１）
に螺着のグランドナラｌ−（１１）によって、バルブ本
体（１）に組付けられている。

そして、前記ニードル状弁体（８）の外周には、バルブ
本体（１）側の雌ねじ（１２）に螺合する雄ねじ（１３
）が刻設され、かつ、弁棒（９）とバルブ本体（１）と
の間にはＯリング（１４）が介装されていて、前記操作
具（１０）を正逆回転させることにより、弁座（５）に
弁体（８）を当接させてバルブを閉じたり、あるいはバ
ルブを開けたりできるように構成されている。

さらに、前記バルブ本体（１）には、第１流路（２）に
ほぼ直交する第２流路（１５）を有する金属製の流路部
材（１６）が外嵌され、この流路部材（１６）の一側部
が前記回転操作部（４）に当接されるとともに、その他
側部がバルブ本体（１）に留め付けられたスナップリン
グ（１７）に当接されて、この流路部材（１６）がバル
ブ本体（１）周りに３６０度旋回可能に組付けられてい
る。この組付は状態においては、前記第２流路（１５）
のバルブ本体（１）側の開口部が環状溝（７）に対面し
て、この第２流路（１５）と第１流路（２）とが、環状
溝（７）と補助流路（６）を介して互いに連通されるべ
く構成され、かつ、この流路部材（１６）とバルブ本体
（１）との間からの流体の漏れは、環状溝（７）の両側
に介装されたＯリング（１Ｂ）　、　（１９）によって
防止されるように構成されている。そして、流路部材（
１６）の遊端部には、リング（２０）を介装してリング
ナツト（２１）が螺着されているのである。

以上のように、弁座（５）がバルブ本体（１）と一体的
に構成されているので、当然のことながら、弁座（５）
とバルブ本体（１）との間からの流体の漏れはなく、そ
の上、弁座（５）とニードル状弁体（８）との軸心を一
致させやすいところがら、バルブを閉じた際、この弁座
（５）と弁体（８）との間からの流体の漏れも確実に防
止することができる。また、回転操作部（４）が雄ねじ
（３）に近接して設けられているため、この回転操作部
（４）にスパナなどを嵌合させて、第２図に示すように
、　　・・この雄ねじ（３）を各種の機器（２２）の雌
ねじに螺着する際、こじれのない状態に確実に螺着する
ことができる。そして、その後、流路部材（１６）に各
種のパイプ（２３）やチューブを取付ける際には、この
流路部材（１６）が自由に旋回できるので、流路部材（
１６）を所望の方向に向けて、第２流路（１５）内にパ
イプ（２３）の端部を容易に挿入することができ、挿入
後、リングナラ）　（２１）を締付けることにより、リ
ング（２０）を変形させてパイプ（２３）に噛込ませ、
強固に取付けることができるのである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明に係るニードルバルブの実施例を示し、第
１図は縦断側面図、第２図は取付は状態を示す斜視図で
ある。 （１）・・・・・・バルブ本体、（２）・・・・・・第
１流路、（３）・・・・・・雄ねじ、（４）・・・・・
・回転操作部、（５）・・・・・・弁座、（８）・・・
・・・弁体、（１０）・・・・・・操作具、（１５）・
・・・・・第２流路、（１６）・・・・・・流路部材、
（１７）・・・・スナップリング。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　バルブ本体（１）の一側方に第１流路（２）を開口さ
   せ、このバルブ本体（１）一側方の外周に雄ねじ（３）
   を設けるとともに、バルブ本体（１）の他側方に弁座（
   ５）に当接可能なニードル状の弁体（８）に連結の操作
   具（１０）を設け、前記第１流路（２）と連通し、かつ
   、この第１流路（２）にほぼ直交する第２流路（１５）
   を有する流路部材（１６）を前記バルブ本体（１）に外
   嵌してなるニードルバルブにおいて、前記バルブ本体（
   １）一側方外周の雄ねじ（３）の他側方側に回転操作部
   （４）をバルブ本体（１）と一体的に構成して設けると
   ともに、前記弁座（５）をバルブ本体（１）と一体的に
   構成し、前記流路部材（１６）をその一側部が前記回転
   操作部（４）に当接する状態でバルブ本体（１）に外嵌
   し、かつ、この流路部材（１６）の他側部をバルブ本体
   に留め付けたスナップリング（１７）に当接させて、こ
   の流路部材（１６）をバルブ本体（１）周りに旋回可能
   に構成してあるニードルバルブ。