JP3226510U - 高圧配管用継手 - Google Patents

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吉田 邦秀
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Abstract

【課題】高圧配管の油圧継手として使用可能で、連結用の鰐部を形成していない管体でも簡単に連結できる高圧配管用継手を提供する。【解決手段】高圧配管用継手は、油圧配管の端部にねじ止めする配管継手10と、配管継手の他端側に挿入する接続継手20と、配管継手と接続継手とを連結する固定クランプ30と、を備える。配管継手と接続継手との外側面に嵌合凹部11、21を周設する。固定クランプは、1対のクランプ体で構成され、各嵌合凹部に沿って嵌合する嵌合凸部31Aを各クランプ体に設け、各クランプ体の一端部を揺動自在に連結する連結端部と、各クランプ体の他端部を開閉自在にねじ止めするねじ止め端部と、により継手を固定する。【選択図】図1

Description

本考案は、油圧供給機器等の高圧配管を連結することができる高圧配管用継手に関するものである。
従来、油圧機器等の高圧配管に用いる管継手として、特許文献1に記載の管継手が提案されている。この管継手は、ルーズフランジを用いて連結する構造を成している。
すなわち、連結する管端部相互に、予め連結用の鰐部(フランジ)が設けられている管体を連結するものである。そして、連結時に、この鰐部を重合すると共に、重合した鰐部を挟み込むようにして一対のルーズフランジを配置し、これら一対のルーズフランジと鰐部とを複数のボルトで連結する継手構造である。
重合する鰐部の間には、Oリングなどが介されており、一対のルーズフランジを複数本のボルトで緊締することで、油圧機器等に使用する配管を緊密に連結する構造である。
特開平9−14545号公報
特許文献1に記載の管継手のごとく、一対のルーズフランジを複数本のボルトで連結する継手構造では、各ボルトを締め付ける作業に手間を要する。さらに、連結する管端部相互に、予め連結用の鰐部(フランジ)を設ける必要があるので、連結可能な管体が制限される不都合もある。
そこで本考案は上述の課題を解消すべく創出されたもので、高圧の油圧配管を使用する環境でも継手として使用することが可能になり、予め連結用の鰐部を形成していない管体でも極めて簡単な作業で連結することができる高圧配管用継手の提供を目的とするものである。
本考案の第1の手段は、高圧配管の一方の配管端部に連結する略筒状の配管継手10と、他方の配管端部に連結すると共に、該配管継手10内に挿入して接続する略筒状の接続継手20と、配管継手10と接続継手20との接続部分を固定する固定クランプ30と、を備えた高圧配管用継手であって、配管継手10と接続継手20との境界部分の外周径を同一に形成すると共に、該境界部分の外周に嵌合凹部11、21をそれぞれ周設し、固定クランプ30は、正面半円弧状を成した一対のクランプ体31にて構成され、各クランプ体31に各嵌合凹部11、21に沿って嵌合する一対の嵌合凸部31Aを設け、各クランプ体31の一端部相互を揺動自在に連結する連結端部32と、各クランプ体31の他端部相互を開閉自在にねじ止めするねじ止め端部33と、により固定するように構成したことにある。
第2の手段の前記固定クランプ30の前記連結端部32は、前記各クランプ体31の一端部相互間に連結板32Aを設け、該連結板32Aを介して一対の前記クランプ体31を揺動自在に連結する。
第3の手段の前記固定クランプ30の前記ねじ止め端部33は、前記一方のクランプ体31の他端部に開穿されたねじ挿通孔33Aから、前記他方のクランプ体31の他端部に設けられた雌ネジ部33Bに連結ボルト33Cをねじ止めして一対の前記クランプ体31を連結するように構成したものである。
第4の手段は、前記配管継手10の内部に挿入した前記接続継手20の接続部分の外周に、Oリング22とバックアップリング23とを設けている。
第5の手段は、前記配管継手10の内部に挿入した前記接続継手20の接続部分の外周に、Oリング22を設けたものである。
本考案の請求項1のごとく、各クランプ体31の一端部相互を揺動自在に連結する連結端部32と、各クランプ体31の他端部相互を開閉自在にねじ止めするねじ止め端部33と、を設けたことにより、一か所の連結作業で一対のクランプ体31を固定することかできる。この結果、従来のルーズフランジを使用した継手のように、複数本の連結ボルトを締め付ける作業は不要になった。
しかも、これらのクランプ体31は、配管継手10と接続継手20との境界部分の外周に周設した嵌合凹部11、21に沿って嵌合する一対の嵌合凸部31Aを設けているので、予め連結用の鰐部を形成していない管体でも極めて容易に、かつ強固に連結することができる。
請求項2のように、固定クランプ30の連結端部32は、一方のクランプ体31の他端部に開穿されたねじ挿通孔33Aから、他方のクランプ体31の他端部に設けられた雌ネジ部33Bに連結ボルト33Cをねじ止めして一対のクランプ体31を連結するように構成しているので、固定クランプ30の装着作業が極めて容易になる。
請求項3のごとく、固定クランプ30のねじ止め端部33は、一方のクランプ体31の他端部に開穿されたねじ挿通孔33Aから、他方のクランプ体31の他端部に設けられた雌ネジ部33Bに連結ボルト33Cをねじ止めして一対のクランプ体31を連結するように構成したものであるから、1本の連結ボルト33Cで一対のクランプ体31を確実に連結することができる。しかも、連結ボルト33Cを緩めるだけで接続継手20が回転自在になるので、この接続継手20を自在継ぎ手として使用することも可能になる。
請求項4のように、接続継手20と配管継手10との接続部分にOリング22とバックアップリング23とを備えているので、高圧の油圧配管を使用する環境でも油漏れを確実に防止することかできる。
請求項5のごとく、配管継手10内部に挿入した接続継手20の接続部分の外周に、Oリング22を設けることで、特に、空圧配管を使用する環境に適した使用が可能になる。
このように本考案によると、高圧の油圧配管を使用する環境でも継手として使用することが可能になり、予め連結用の鰐部を形成していない管体でも極めて簡単な作業で連結することができるなどの有益な効果を奏するものである。
本考案の一実施例を示す断面図である。 本考案の一実施例を示す分解斜視図である。 一対のクランプ体を連結した状態を示す正面図である。 一対のクランプ体を開いた状態を示す正面図である。 本考案の他の実施例を示す断面図である。
本考案は、油圧供給機器の高圧配管の継ぎ手部分に連結する配管用継手である。本考案の主要構成は、配管継手10、接続継手20、固定クランプ30にて構成されている(図1参照)。
配管継手10は、一方の配管端部に連結する略筒状の継手部材で、この配管継手10の内部に接続継手20を差し込んで接続する(図1参照)。そして、配管継手10と接続継手20との連結部分となる境界のそれぞれ外周径を同一径に形成している。さらに、接続継手20の境界部分の外周に嵌合凹部11を周設し、この嵌合凹部11に後述する固定クランプ30を固定する。また、図中符号12は、配管継手10の流路を示し、符号13は、一方の配管端部に連結する雄ネジ部を示している。
接続継手20は、他方の配管端部に連結すると共に、配管継手10内に挿入して接続する略筒状の継手部材である。この接続継手20も、連結部分となる境界の外周径を配管継手10の外周径と同一径に形成すると共に、この接続継手20の外周に嵌合凹部21を周設してある。そして、これらの嵌合凹部11、21に、後述の固定クランプ30を装着するものである。また、配管継手10の内部に差し込む接続継手20の先端部側の外周面に、Oリング22とバックアップリング23とを設けている(図1参照)。このとき、Oリング22のみを設けることで、特に、空圧配管を使用する環境に適した使用が可能になるものである(図5参照)。また、図中、符号24は、他方の配管端部を連結する雌ネジ部24であり、符号25は、接続継手20の流路を示している。
固定クランプ30は、配管継手10と接続継手20との接続部分を固定する連結部材である(図1参照)。この固定クランプ30は、正面半円弧状を成した一対のクランプ体31にて構成されている(図2参照)。そして、各クランプ体31内周面に、前述の各嵌合凹部11、21に沿って嵌合する一対の嵌合凸部31Aを設けている。
更に、一対のクランプ体31は、各クランプ体31の一端部に設けた連結端部32と、他端部に設けたねじ止め端部33とで固定クランプ30を固定する構造である(図3参照)。
連結端部32は、各クランプ体31の一端部相互を揺動自在に連結する部位である(図4参照)。すなわち、一方のクランプ体31の一端部と他方のクランプ体31の一端部との相互間に連結板32Aを設けている(図2参照)。そして、この連結板32Aを介して一対のクランプ体31を揺動自在に連結している(図4参照)。
図示の連結端部32は、一対のクランプ体31の他端部相互を約60°の範囲で開くように構成している(図4参照)。このように開くことで、配管継手10や接続継手20を固定クランプ30の内部に設置することが可能になる。
ねじ止め端部33は、一方のクランプ体31の他端部と、他方のクランプ体31の他端部とを開閉自在にねじ止めする部位である(図3参照)。このねじ止め端部33には、ねじ挿通孔33Aと雌ネジ部33Bとが設けられ、連結ボルト33Cにて連結する構成である(図3、図4参照)。
ねじ挿通孔33Aは、一方のクランプ体31の他端部に開穿された部位であり、雌ネジ部33Bは、他方のクランプ体31の他端部に設けられた部位である(図2参照)。そして、ねじ挿通孔33Aに通した連結ボルト33Cを雌ネジ部33Bにねじ止めすることで一対のクランプ体31を連結するように構成している(図3参照)。
尚、本考案の前記構成は、図示例に限定されるものではなく、要旨を変更しない範囲での設計変更は自由である。また、本考案の使用例も実施例に限定されるものではなく、例えば、本考案継手を高圧な油圧供給機器のみならず、一般産業用の工場内の設備機器等の配管継手として使用することなども可能である。
10 配管継手
11 嵌合凹部
12 流路
13 雄ネジ部
20 接続継手
21 嵌合凹部
22 Oリング
23 バックアップリング
24 雌ネジ部
25 流路
30 固定クランプ
31 クランプ体
31A 嵌合凸部
32 連結端部
32A 連結板
32B 連結ピン
33 ねじ止め端部
33A ねじ挿通孔
33B 雌ネジ部
33C 連結ボルト


Claims (5)

  1. 高圧配管の一方の配管端部に連結する略筒状の配管継手と、他方の配管端部に連結すると共に、該配管継手内に挿入して接続する略筒状の接続継手と、配管継手と接続継手との接続部分を固定する固定クランプと、を備えた高圧配管用継手であって、
    配管継手と接続継手との境界部分の外周径を同一に形成すると共に、該境界部分の外周に嵌合凹部をそれぞれ周設し、
    固定クランプは、正面半円弧状を成した一対のクランプ体にて構成され、各クランプ体に各嵌合凹部に沿って嵌合する一対の嵌合凸部を設け、
    各クランプ体の一端部相互を揺動自在に連結する連結端部と、
    各クランプ体の他端部相互を開閉自在にねじ止めするねじ止め端部と、
    により固定するように構成したことを特徴とする高圧配管用継手。
  2. 前記固定クランプの前記連結端部は、前記各クランプ体の一端部相互間に連結板を設け、該連結板を介して一対の前記クランプ体を揺動自在に連結する請求項1記載の高圧配管用継手。
  3. 前記固定クランプの前記ねじ止め端部は、前記一方のクランプ体の他端部に開穿されたねじ挿通孔から、前記他方のクランプ体の他端部に設けられた雌ネジ部に連結ボルトをねじ止めして一対の前記クランプ体を連結するように構成した請求項1記載の高圧配管用継手。
  4. 前記配管継手の内部に挿入した前記接続継手の接続部分の外周に、Oリングとバックアップリングとを設けた請求項1記載の高圧配管用継手。
  5. 前記配管継手の内部に挿入した前記接続継手の接続部分の外周に、Oリングを設けた請求項1記載の高圧配管用継手。


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