JP2006299668A - 作業車輌の油圧システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】メイン油圧ポンプp1からの圧油を走行モータ5と作業車輌に選択的に設けられる油圧アタッチメント26のサービスアクチュエータ27とに供給可能なメイン供給回路Mと、サブ油圧ポンプp2からの圧油をメイン供給回路M内を流通する圧油に合流させてサービスアクチュエータ27に供給する第3接続油路kとを備え、該第3接続油路kに配備されたチェック弁qの上流側には、サブ油圧ポンプp2からの圧油をタンク41にドレンするドレン油路Nが接続され、該ドレン油路Nには、サブ油圧ポンプp2からタンク41にドレンされる圧油の流れを遮断するコックv11が手動操作可能に配備されている。
【選択図】図3
Description
ところで、近年、従来よりも大きな油圧を必要とするサービスアクチュエータを備えた外部着脱式のアタッチメントが開発されてきており、これに伴って、走行モータを非駆動とした場合に、メイン油圧ポンプからサービスアクチュエータに供給される圧油にサブ油圧ポンプからの圧油を合流可能とした油圧システムが提案されている。
例えば特許文献1においては、サブ油圧ポンプからの圧油のメイン油圧ポンプからサービスアクチュエータに供給される圧油への合流/非合流を切り換える切換手段を備え、該切換手段は、サブ油圧ポンプの圧油のメイン油圧ポンプからの圧油への合流とサブ油圧ポンプの圧油のタンクへのドレンとをパイロット圧によって切り換える切換弁と、該切換弁へパイロット圧を供給するパイロット制御回路を断接するコックとを備えている作業車輌の油圧システムが提案されている。
第1に、メイン油圧ポンプからの圧油を走行装置を駆動する油圧式の走行モータと作業車輌に選択的に設けられる油圧アタッチメントに配備されたサービスアクチュエータとに供給可能なメイン供給回路と、サブ油圧ポンプからの圧油をメイン供給回路内を流通する圧油に合流させて前記サービスアクチュエータに供給するサブ供給回路とを備え、該サブ供給回路には、メイン供給回路からの圧油の流入を阻止するチェック弁が配備されると共に、該チェック弁の上流側に、前記サブ油圧ポンプからの圧油をタンクにドレンするドレン油路が接続され、該ドレン油路には、サブ油圧ポンプからタンクにドレンされる圧油の流れを遮断するコックが手動操作可能に配備されている点である。
また、上述の如きサブ油圧ポンプからの圧油のメイン供給回路の圧油への合流/非合流の切換は、コックを有するドレン回路をサブ供給回路に配備する簡易な構成によって形成され、これによって油圧システムの装置構成が大幅に複雑化することはない。
これによれば、メイン油圧ポンプからの圧油に合流させるべきサブ油圧ポンプからの圧油の流量を調整することができる。
第3に、前記コックは、手動操作によって螺進・螺退させることにより、前記ドレン油路を開閉するように構成されている点である。
これによれば、コックを螺進させてドレン油路を閉鎖することにより、サブ油圧ポンプからタンクにドレンされる圧油の流れは遮断される一方、コックを螺退させてドレン油路を開放することにより、サブ油圧ポンプからの圧油はタンクにドレンされることとなる。また、コックを螺進・螺退操作してドレン油路を絞り込むことによって該ドレン油路を通過する圧油の通過流量が制御されることとなり、これによって、サブ油圧ポンプからタンクにドレンされる圧油の流量が調整され、ひいてはサブ油圧ポンプからメイン供給回路に供給される圧油の流量が調整されるのである。
これによれば、流路切換弁が作動することによってサブ油圧ポンプからの圧油が接続油路を介してメイン供給回路内の圧油に合流することとなる。
図8及び図9に示す如く、本実施の形態のバックホー1は、下部の走行装置2と、上部の旋回体3とから構成されている。
走行装置2は、ゴム製覆帯4と該ゴム製覆帯4を駆動させる走行モータ5とを備えた左右一対の走行体を備えており、本実施の形態においてはクローラ式走行装置が採用されている。
また、走行装置2の前部には、ドーザシリンダ6によって動作可能とされたドーザ7が配備されている。
作業装置13は、旋回台12の前部に配備された支持ブラケット16を介して該旋回台12に着脱自在に取り付けられており、支持ブラケット16に上下方向の軸心廻りに左右揺動自在に支持されたスイングブラケット17と、該スイングブラケット17に基部側を左右方向の軸心廻りに揺動自在に支持されたブーム18と、該ブーム18の先端側に左右方向の軸心廻りに揺動自在に支持されたアーム19と、該アーム19の先端側にスクイ・ダンプ動作可能に支持されたバケット20とを備えている。
また、前記バケット20はアーム19から取り外すことができ、該アーム19の先端には、バケット20に代えて図8に示すブレーカ等のアタッチメント26を取り付けることができる。該アタッチメント26には、該アタッチメント26を駆動させるサービスアクチュエータ27が配備されており、該サービスアクチュエータ27に圧油を供給すべく、アーム19の先端には、圧油取出口となるサービスポート28が配備されている。
また、旋回台12の上部には、運転席30が配備されており、該運転席30と、運転席30の両側に配備された一対の操縦ボックス31L、31Rと、運転席30の前方に配備された左右一対の走行レバー32L、32R等とによって運転操縦装置33が構成されている。
なお、本実施の形態においては、便宜上、図1〜図4の実線で示される回路を作動油供給回路c1とし、細目の点線で示される回路をパイロット制御回路c2とし、粗目の点線で示される回路をドレン回路c3とする。
作動油切換部aは、6ポート3位置切換弁によって形成されており、油圧アクチュエータのピストンロッドを一方向に動作させるように圧油を供給する第1圧油供給位置と、油圧アクチュエータを介することなく圧油を通過させる中立位置と、油圧アクチュエータのピストンロッドを他方向に動作させるように圧油を供給する第2圧油供給位置との間で切換自在とされている。
また、SP用制御弁v4、アーム用制御弁v5、ブーム用制御弁v8及びバケット用制御弁v9のパイロット圧切換部bは、図3中にSP用制御弁v4で示す如く、4ポート3位置切換弁によって形成されており、パイロット制御回路c2を遮断する一対の遮断位置と、パイロット制御回路c2内の圧油の流通を許容する中立位置との間で切換自在とされている。
なお、上記制御弁v1〜v9の作動油切換部aとパイロット圧切換部bとは一体となって作動するように構成されており、制御弁v1〜v9を作動させない場合には作動油路切換部aとパイロット油路切換部bは共に中立位置に設定され、制御弁v1〜v9を中立位置から一方に作動させると作動油切換部aが第1圧油供給位置に設定されると共にパイロット圧切換部bが一方の遮断位置に設定され、制御弁v1〜v9を中立位置から他方に作動させると作動油切換部aが第2圧油供給位置に設定されると共にパイロット圧切換部bが他方の遮断位置に設定される。
また、走行用制御弁v6、v7のパイロット制御部bは、該制御弁を第1及び第2圧油供給位置に設定した状態(走行モータをフル駆動とした状態)で、遮断位置に設定されるように構成されている。
流路切換弁v10は、一端がパイロット制御回路c2に接続されたばねオフセットパイロット式の4ポート2位置切換弁として形成されており、作動油供給回路c1を分岐させる作動位置x1と、該作動油供給回路c1を分岐させない中立位置x2の間で切換自在とされている。
また、左側走行用制御弁v6は左側の走行レバー32Lによって操作可能とされ、右側走行用制御弁v7は右側の走行レバー32Rによって操作可能とされている。
また、スイング用制御弁v2はスイングペダルによって操作可能とされ、ドーザ用制御弁v3は運転席30の側方に配備されるドーザレバーによって操作可能とされ、SP用制御弁v4はSPスイッチによって操作可能とされている。
メイン油圧ポンプp1は、可変容量形の油圧ポンプであって、且つ2つの吐出ポートから等しい吐出量が得られる等流量ダブルポンプによって形成されている。また、サブ油圧ポンプp2及びパイロットポンプp3は定容量形のギアポンプ等によって形成されている。
第1供給回路m1は、メイン油圧ポンプp1から圧送される圧油をインレット用ブロックBに供給した後、右側走行用制御弁v7に供給し、その後、ブーム用制御弁v8及びバケット用制御弁v9を経由してドレン回路c3にドレンするように構成されている。
また、サブ供給回路Sは、サブ油圧ポンプp2から供給される圧油を旋回用制御弁v1、スイング用制御弁v2及びドーザ用制御弁v3に供給すると共に、これら制御弁v1〜v3を作動させない状態で流路切換弁v10に流入するように構成されており、該流路切換弁v10を介してメイン供給回路Mに接続されている。
第1接続油路j1は、図1に示す如く、一方の端部が流路切換弁v10に接続されると共に、他方の端部が第1供給回路m1の右側走行用制御弁v7とブーム用制御弁v8の間となる位置に接続されている。
該ドレン油路Nには、サブ油圧ポンプp2からタンク41にドレンされる圧油の流れを遮断するコックv11が配備されており、該コックv11を開くことによって流路切換弁v10から第3接続油路kに流入した圧油がタンク41にドレンされる。また、コックv11を閉じることによって、流路切換弁v10から第3接続油路kに流入した圧油はドレン油路Nに流入することなく第2供給回路m2に流入する。
該弁体51は、一方の端部が油路nに入り込むと共に他方の端部がバルブ本体53の外方に突出しており、螺合機構52を介して該バルブ本体53螺合したプラグ55に螺嵌されている。該螺合機構52は、弁体51の基端部に形成された雄螺子部54と、プラグ55に形成された雌螺子部56とから構成されている。
また、回転工具を操作することによって弁体51の先端部の位置を前記閉鎖状態の位置と連通状態の位置の間の位置に設定することも可能であり、これによって、油路nの開度が調整され、該油路nを通過してタンク41に流入する圧油の油量が調整されるのである。
第3信号油路uは、ドーザ用制御弁v3→スイング用制御弁v2→旋回用制御弁v1をの各パイロット圧切換部bを経た後に、SP用制御弁v4→アーム用制御弁v5→左側走行用制御弁v6→右側走行用制御弁v7→ブーム用制御弁v8→バケット用制御弁v9の各パイロット圧切換部bを経てドレン回路c3に接続されている。
図3に示す如く、左側走行用制御弁v6を作動させない場合、左側走行用制御弁v6は中立位置x2に維持される。このため、メイン油圧ポンプp1からの圧油は左側走行用制御弁v6を通過した後、アーム用制御弁v5を通じてアームシリンダ23に供給されると共に、SP用制御弁v4を通じてサービスアクチュエータ27に供給される。
また、前記弁体51の先端を油路nの中途部に位置させ、該油路nが半開状態に設定されている場合、該油路nの開度に応じた量の圧油が該油路nを通じてタンク41にドレンされる一方、残りの圧油は上述の如く第3接続油路kを通じて第2供給回路m2に流入し、メイン油圧ポンプp1からの圧油に合流することとなる。
このとき、該左走行用制御弁v6のパイロット圧切換部bが遮断位置に設定されることとなり、これによって、第2信号油路tが連通され、第3信号油路uが遮断され、前記分岐油路cも遮断されることとなる。この状態でSP用制御弁v4やアーム用制御弁v5を何れか一方の圧油供給位置(本実施の形態においては第1圧油供給位置)に切り換えた場合、切り換えた制御弁によって第2信号油路tが遮断され、これによって第1信号油路sに圧が立ち、該圧によって流路切換弁v10が中立位置x2から作動位置x1まで移動し、該作動位置x1に切り換えられた流路切換弁v10を通じてサブ油圧ポンプp2からの圧油は第1接続油路j1及び第2接続油路j2に供給されることとなる。
本実施の形態においては、走行用制御弁v6、v7を中立位置に設定している場合、ドレン油路Nのコックv11となる弁体51を螺進させて油路nを閉鎖状態に設定することにより、サブ油圧ポンプp2からの圧油が第3接続油路kを通じて第2供給回路m2に流入し、該第2供給回路m2に供給されているメイン油圧ポンプp1からの圧油と合流することとなる。
また、走行制御弁v6、v7を中立位置に設定し、ドレン油路Nのコックv11となる弁体51を調整して油路nの開度を閉鎖状態と開放状態の状態に設定することにより、サブ油圧ポンプp2からの圧油の一部が第3接続油路kを通じて第2供給回路m2に流入してメイン油圧ポンプp1からの圧油と合流し、残りの圧油はドレン油路Nを通じてタンク41にドレンされる。
したがって、複数種の油圧アタッチメントの何れかをブーム19に取り付けた場合にも、該油圧アタッチメントのサービスアクチュエータに応じた油量を該サービスアクチュエータに供給することができ、選択的に取り付けられる油圧アタッチメントに応じてバルブユニット43を交換する必要はない。
また、油路nを開閉する弁体51は、螺合機構56を介してバルブ本体53に螺進・螺退自在に装嵌されているため、該油路nの開き具合は、回動工具を弁体51に装着し、該回動工具をを手動によって回転させる極めて容易な操作によって調整されるのである。
また、サブ油圧ポンプp2からの圧油の第2供給回路m2への流入/非流入は、ドレン油路Nを第3接続油路kに接続する容易な構成によって形成されることとなり、バルブユニット43の構造が複雑化することはなく、ひいては製造コストが増大する虞もない。
該SP制御弁v4を有するスプールセクション60は、図6に示す如く、棒状に形成されたスプール61と、該スプール61を軸方向に移動自在に挿通する挿通路を有するバルブ本体62と、該バルブ本体62の両端に取り付けられてスプール61の端部を覆う一対のキャップ63とを備えており、該スプール61は、リング状のシールを介してバルブ本体62に挿通されている。
また、前記バルブ本体62とキャップ63との間には、Oリング等からなるキャップシールが配備されており、該シール材の内径側には、スプール61の外周面に沿うスプールシール68が配備されている。また、該スプールシール68は、スプール61の外周面に沿って配備されたワイパ69によってバルブ本体62の壁面に向けて押圧されており、該ワイパ69よりもスプール61の端縁側となる位置には、スプール61の外周面に沿うフランジ70が該スプール61に嵌合している。
また、収容室64には、スプール61の軸心方向に伸縮するばね76が配備されており、該ばね76は、ストッパロッド67のフランジ75とスプール61のフランジ70とによって挟持されている。
上記構成を有するスプールセクション60において、一方のキャップ63の収容室64側にパイロット圧が供給された場合、スプール61が他方のキャップ63に向けてストローク分だけ軸方向に移動すると共に、該他方のキャップ63に配備されたばね76は、一対のフランジ70、75によって挟み込まれ、弾性復帰力を蓄えつつ収縮する。そして、該パイロット圧が収容室64からドレンされると、ばね76の弾性復帰力によって他方のキャップ63内のスプール61の端部及び該スプール61のフランジ70が押圧され、これによってスプール61は元の中立位置に復帰する。他方のキャップ63の収容室64側にパイロット圧油が供給された場合も同様である。
即ち、ストッパロッド67を螺進させ、該ストッパロッド67の収容室側端部を中立位置にあるスプール61の端部に近接させることにより、スプール61のストロークは短小化されることとなり、これによって、該スプール61とバルブ本体62によって形成される作動油供給用の油路wが狭められ、該油路wを通じてサービスアクチュエータ27に供給されることとなる圧油の油量が減じられるのである。この結果、サービスアクチュエータ27に供給される圧油の単位時間あたりの油量が減じられ、SPスイッチ操作に対するサービスアクチュエータ27の作動速度が鈍化されるのである。
この結果、サービスアクチュエータ27に供給される圧油の単位時間あたりの油量が増大し、SPスイッチ操作に対するサービスアクチュエータ27の作動速度が鋭敏なものとなる。
また、該フランジ79とスプールエンド78のフランジ部材77の間にばね76が挟持されている。該ばね76を配備した一方のキャップ63側にパイロット圧が供給された場合、該パイロット圧にスプールエンド78及びフランジ部材77が押圧され、これによってスプール61が他方のキャップ63に向けてストローク分だけ軸方向に移動すると共に、ばね76は弾性復帰力を蓄えつつ収縮する。そして、該パイロット圧が収容室64からドレンされると、ばね76の弾性復帰力によってスプールエンド78のフランジ部材77が押圧され、これによってスプール61は元の中立位置に復帰する。
以上、本発明の実施の形態を詳述したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、コックv11をパイロット圧によって動作可能とした場合にも、本実施の形態と同様の効果を示す。また、全ての制御弁若しくは全ての制御弁の何れかをパイロット操作方式、人力方式又は電磁式とすることも可能である。
2 走行装置
3 旋回体
5 走行モータ
6 ドーザシリンダ
13 作業装置
14 旋回モータ
21 スイングシリンダ
22 ブームシリンダ
23 アームシリンダ
24 バケットシリンダ
26 アタッチメント
27 サービスアクチュエータ
40 油圧システム
41 タンク
42 油圧ポンプユニット
51 弁体
52 螺合機構
c1 作動油供給回路
c2 パイロット制御回路
c3 ドレン回路
p1 メイン油圧ポンプ
p2 サブ油圧ポンプ
p3 パイロット油圧ポンプ
M メイン供給回路
S サブ供給回路
N ドレン油路
v1 旋回モータ用制御弁
v2 スイング用制御弁
v3 ドーザ用制御弁
v4 SP用制御弁
v5 アーム用制御弁
v6 左走行用制御弁
v7 右走行用制御弁
v8 ブーム用制御弁
v9 バケット用制御弁
v10 合流切換弁
v11 コック
j1 第1接続油路
j2 第2接続油路
k 第3接続油路
m1 第1供給油路
m2 第2供給油路
n 油路
Claims (4)
- メイン油圧ポンプ(P1)からの圧油を走行装置(2)を駆動する油圧式の走行モータ(5)と作業車輌に選択的に設けられる油圧アタッチメント(26)に配備されたサービスアクチュエータ(27)とに供給可能なメイン供給回路(M)と、サブ油圧ポンプ(p2)からの圧油をメイン供給回路(M)内を流通する圧油に合流させて前記サービスアクチュエータ(27)に供給するサブ供給回路(S)とを備え、該サブ供給回路(S)には、メイン供給回路(M)からの圧油の流入を阻止するチェック弁(q2)が配備されると共に、該チェック弁(q2)の上流側に、前記サブ油圧ポンプ(p2)からの圧油をタンク(41)にドレンするドレン油路(N)が接続され、該ドレン油路(N)には、サブ油圧ポンプ(p2)からタンク(41)にドレンされる圧油の流れを遮断するコック(v11)が手動操作可能に配備されていることを特徴とする作業車輌の油圧システム。
- 前記コック(v11)は、前記サブ油圧ポンプ(p2)からタンク(41)にドレンされる圧油の流量を調整可能に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の作業車輌の油圧システム。
- 前記コック(v11)は、手動操作によって螺進・螺退させることにより、前記ドレン油路(N)を開閉するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載の作業車輌の油圧システム。
- 前記メイン供給回路(M)は、前記走行モータ(5)をフル駆動させたときにメイン油圧ポンプ(p1)からサービスアクチュエータ(27)への圧油の供給を断つ構成を有し、サブ供給回路(S)には、前記サブ油圧ポンプ(p2)からの圧油を前記ドレン油路(N)の上流側からメイン供給回路(M)内の圧油に合流させる接続油路が設けられると共に、前記走行モータ(5)をフル駆動させた状態でサービスアクチュエータ(27)を作動させたときにサブ油圧ポンプ(S)からの圧油のドレン油路(N)への流れを断つと共に当該圧油を接続油路に流す流路切換弁(v10)が設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の作業車輌の油圧システム。
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