JPS62173953A - ステ−タコアの巻上げ装置 - Google Patents

ステ−タコアの巻上げ装置

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JPS62173953A
JPS62173953A JP1552686A JP1552686A JPS62173953A JP S62173953 A JPS62173953 A JP S62173953A JP 1552686 A JP1552686 A JP 1552686A JP 1552686 A JP1552686 A JP 1552686A JP S62173953 A JPS62173953 A JP S62173953A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A0発明の目的 (1)  産業上の利用分野 本発明は、ステータコア内周のスロットを形成するため
の複数の切欠きを側部に有する帯材を、該帯材を含む平
面に直交する中心線まわりに螺旋状に巻上げてステータ
コアを形成すべり、該帯材を強制的に送り込むための送
り込み機構を備えるステータコアの巻上げ装置に関する
(2)従来の技術 従来、かかる巻上げ装置は、たとえば特公昭58−18
867号公報により公知である。
(3)発明が解決しようとする問題点 上記従来の技術で、帯材は一対のセレーションダイスで
両側から挟圧されて送られる。このため、帯材に圧痕が
残り、厚さが異なって来るだけでなく、セレーションダ
イスの摩耗が大である。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、傷
を生じることなく帯材を送り込むことを可能とし、しか
も、保守を容易としたステータコアの巻上げ装置を提供
することを目的とする。
B1発明の構成 (1)  問題点を解決するための手段本発明によれば
、送り込み機構は、帯材を両側から挟んで案内する帯材
ガイド板と、巻上げ動作に同期して切欠きに噛合する送
り込み歯車とを有する。
(2)作 用 帯材は、両帯材ガイド板間で案内され、送り込み歯車が
切欠きに次々に噛合することにより強制的に送り込まれ
る。
(3)実施例 以下、図面により本発明の一実施例について説明すると
、先ず第1図において、帯材lは、円筒状のケーシング
2にその接線方向に沿って供給され、ケーシング2内で
螺旋状に曲げられて順次マンドレル3に巻上げられ、こ
れによりステータコア4が形成される。
第2図において、帯材1はたとえばけい素鋼などの金属
板を帯状に形成したものであり、この帯材1の一側部に
はステータコア4を巻上げたときにその内周のスロット
5を形成するための複数の第1切欠き6が等間隔に設け
られ、また帯材1の他側部にはステータコア4の外周で
軸線方向に延びる円弧溝7を形成する複数の第2切欠き
8が、第1切欠き6相互間に対応する位置に設けられる
第3図および第4図において、ケーシング2には、図示
しない回転駆動手段により回転駆動される回転軸9が水
平な軸線を有して軸受lOにより回転自在に支承される
。この回転軸9の中間部には駆動輪11がキー12によ
り固定される。駆動輪11には、帯材lの第2切欠き8
に係合し得る複数のピン13が、駆動輪11の半径方向
に沿う制限された範囲での移動と、駆動輪11の軸線方
向に沿う制限された範囲での移動とを可能にして支承さ
れる。すなわち、駆動輪11の半径方向に沿う中間部に
は、半径方向にそって長い複数の長孔14が穿設されて
おり、各ピン13はそれらの長孔14に挿通される。し
かも各ピン13には、駆動輪11の両側でマイクロベア
リング15,16が装着される。したがって、各ピン1
3は長孔14に規定される範囲内で駆動輪11の半径方
向に移動可能であり、両マイクロベアリング15゜16
が駆動輪11に当接する範囲で駆動輪11の軸方向に移
動可能である。
ケーシング2には、駆動輪11を囲繞する円筒体17が
固設されており、この円筒体17の先端(第4図の左端
)には、半径方向内方に張出した鍔18が固設される。
鍔18の端面には、回転軸9の回転方向19に沿って順
に、第1ガイド板20、第2ガイド仮21および第3ガ
イド板22が固設される。また第3ガイド板22には、
回転軸9を囲繞するリング23が鍔18の内周に対向す
るようにして固設される。
第1ガイド板20は、回転軸9の軸線と直交する基準線
!からたとえば85度の中心角αにわたって半月状に形
成されて、鍔18に固設され、第2ガイド板21はたと
えば50度の中心角βにわたる半月状に形成されており
、第1ガイド板20に連なるようにして鍔18に固設さ
れる。さらに、第3ガイド板22は、たとえば180度
の中心角γにわたる半月状に形成されており、第2ガイ
ド板21に連なるようにして鍔18に固設される。
したがって、鍔18には、基4i線lから(α+β+γ
)度たとえば315度の中心角範囲にわたり、第1.第
2および第3ガイド板20.21 22が固設される。
第1ガイド板20および第3ガ、イド板22間で第3ガ
イド板22寄りの部分には、回転軸9の軸線を中心とす
る仮想円24の基準線βに交わる点からの接線25に沿
って帯材1を一直線状に供給するための供給機構26が
設けられる。前記仮想円24は巻上げるべきステータコ
ア4に対応して設定される。
供給機構26はガイド部材27を鍔18に固設すること
により構成される。すなわち、ガイド部材27における
鍔18側の面には前記接線25に沿う溝28が設けられ
ており、このlI28と鍔18およびリング23とによ
り、帯材1が前記接線25に沿って供給される。
供給機構26には、前記接線方向25に沿って延びる送
り込み機構29が連設される。この送り込み機構29は
、帯材1を表裏両面から挟んで案内する帯材ガイド仮3
0.31と、両帯材ガイド板30.31の長手方向中間
部で帯材1の第1切欠き6に噛合する送り込み歯車32
とを備える。
送り込み歯車32は、一対の傘歯車33,34、平歯車
35およびアイドル歯車36を介して平歯車37に連結
されており、この平歯車37は回転軸9に固設される。
したがって送り込み歯車32は回転軸9の作動に同期し
て回転し、帯材lが供給機構26に強制的に送り込まれ
る。
供給機構26から供給された帯材1を仮想円24に沿う
螺旋状に案内するために、鍔18、リング23、第1ガ
イド板20.第2ガイド板21および第3ガイド板22
と、回転軸9に固設される案内リング38とで螺旋案内
機構39が構成される。すなわち第2および第3ガイド
板21.22には、仮想円24に沿って帯材1を案内す
るときの外周を規定する円弧状案内壁40.41が設け
られ、案内リング38は内周を規定するものである。
第5図において、第1ガイド板20には、供給機構26
から供給された帯材1をリング23との間で案内する案
内部42が設けられる。すなわち、供給機構26から供
給された帯材1はリング23および案内部42間を経て
、第2ガイド板21に対応する位置まで案内される。こ
の第2ガイド板21は、リング23を覆うものではな(
、帯材1はリング23に沿って案内される。第3ガイド
板22にはリング23を覆う案内部43が設けられてお
り、この案内部43の第2ガイド板21寄りの部分には
第2ガイド板21側に近付くにつれてリング23側に傾
斜した傾斜部43aが設けられる。したがって第2ガイ
ド板21に対応する位置でリング23に沿って移動して
来た帯材1は傾斜部43aに沿って案内されるようにな
り、リング23の端面とは軸線方向にずれた平面にある
案内部43の外面に沿って移動する。したがって、この
間で帯材1は螺進することになる。
前記案内部43に沿って案内された帯材1は、供給機構
26のガイド部材27に沿ってさらに案内され、これに
より仮想円24に沿って一周することになる。−周後の
帯材1は、供給機構26から供給されている部分と重な
るようにして第1ガイド仮20の案内部42へと導かれ
る。この第1ガイド板20の第2ガイド板21寄りの部
分には、回転方向19に向かうにつれて案内部42から
離反する方向に傾斜した傾斜案内部44aを備える室内
片44が固着されており、案内部42に沿って移動して
来た帯材1は、傾斜案内部44aによりさらに螺進する
ところで、回転軸9には、帯材1を巻回してステータコ
ア4を形成するためのマンドレル3が、第1ガイド板2
0よりも外方位置に取付けられており、傾斜案内部44
aによって案内されて来る帯材1は、回転軸9とともに
回転するマンドレル3に順次巻付けられていく。しかも
マンドレル3の外周には、帯材1の第1切欠き6に嵌合
し得る複数の軸線方向に延びる突条45が、キーを嵌め
込む等により周方向に間隔をあけて設けられており、帯
材1は第1切欠き6を揃えてマンドレル3に巻付けられ
ていく。
ところで、上記螺旋案内機構39は、帯材1を強制的に
曲げて案内するものではなく、仮想円24に沿って強制
的に曲げられて塑性変形を生じた帯材1−’t−案内す
るものであり、帯材1は駆動輪11に支承されているピ
ン13によって強制的に曲げられるものである。このピ
ン13は、供給機構26から供給される帯材1の第2切
欠き8に一定角範囲内でのみ係合して帯材1に塑性変形
を生じせしめるものであり、ピン13を変形せしめるた
めにカム機構46が設けられる。
カム機構46は、ピン13の両マイクロベアリング15
.16に摺接して回転軸9の軸線まわりのピン13の軌
跡を規定する第1および第2外周カム面47.48なら
びに第1および第2内周カム面49.50と、ピン13
の軸方向両端に摺接してピン13の軸方向変位を規定す
るベースカム面51ならびに第1.第2および第3補助
カム面52.53.54とから成る。
第6図において、第1外周カム面47は鍔1Bの内周面
に形成され、第1内周カム面49は第1外周カム面47
に対向してリング23の外周面に形成される。これらの
カム面47.49は供給機構27から供給される帯材1
が基準線lまで進行したときに、ピン13の一端に設け
た係合部55を第2切欠き8に係合せしめ、回転方向1
9に沿って基準線βから角度αまでの範囲では保合状態
を持続したまま帯材lを仮想円24に沿って曲げ得るよ
うにしてマイクロベアリング15に摺接する。また角度
αを過ぎると、両カム面47.49はピン13の係合部
55が帯材1の第2切欠き8への保合状態を離脱して外
方に退避するようにするとともに、その保合離脱状態を
基準線lに達する直前まで持続し、基準線βにおいて再
び係合状態へと復帰するように定められる。
また第2外周カム面48および第2内周カム面50は、
前記第1外周カム面47および第1内周カム面49に対
応して定められ、マイクロヘアリング16が第2外周カ
ム面48および第2内周カム面50に摺接する。
すなわち、円筒体17の内面には、鍔18との間に駆動
輪11を配置するようにして半径方向内方に向けて鍔部
56が全周にわたって突設されており、この鍔部56の
内周面に第2外周カム面4日が形成される。またケーシ
ング2には、回転軸9を囲繞して円筒体17と同心の小
径円筒体57が固設されており、この円筒体57の外周
面に第2内周カム面50が形成される。
このようにして、駆動輪11に支承された複数のピン1
3は、第1外周および内周カム面47゜49ならびに第
2外周および内周カム面48,50によって案内されて
回転軸9の軸線まわりに回転し、回転方向19に沿って
基準線βから角度αまでの範囲で第2切欠き8に係合し
得る軌跡を溝く。しかもピン13は、マイクロベアリン
グ15゜16を介して、第1外周および内周カム面47
゜49ならびに第2外周および内周カム面48.50で
案内されるので、摩Iff if抗が小さく、円滑な作
動が可能である。
第7図を併せて参照して、ベースカム面51はピンI3
の他端に設けられた半球状頭部58に摺接するものであ
り、ケーシング2に固設されたリング状のベース部材5
9に設けられる。このベースカム面51は、基準線lか
ら角度αまでの範囲ではピン13の一端の係合部55を
第2切欠き8に係合させ得る位置にピン13の軸方向位
置を保べく平坦であり、角度αから角度βまでの間では
保合部55を第2切欠き8に係合し得ない位置まで後退
せしめるべく回転方向19に向かうにつれて後方に傾斜
し、さらに角度βから角度Tまての間では後退位置を保
つべく平坦であり、角度βから基卓vAffまでの間に
保合部55を第2切欠き8に係合せしめる位置まで前進
させるべく回転方向19に向かうにつれて前方に傾斜す
るように形成される。
第1、第2および第3補助カム面52. 53゜54は
、ピン13の一端に摺接すべく第1.第2および第3ガ
イド部材20,21.22にそれぞれ設けられるもので
あり、ベースカム面51に対応して形成される。
このようにしてカム機構46で定まる軌跡を描く各ピン
I3は、駆動輪11の回転に応じて基準線lで帯材lの
第2切欠き8に次々に係合し、角度αに達するまで帯材
1を仮想円24に沿って強制的に曲げて塑性変形を生じ
せしめ、角度αを過ぎてからは保合状態を脱することに
なる。
次にこの実施例の作用について説明すると、帯材lは、
第1切欠き6を下方にしかつ第2切欠き8を上方にした
姿勢で送り込み機構29の両帯材ガイド板30.31間
に挟まれて供給機構26に送り込まれる。回転軸9の回
転に同期して回転する送り込み歯車32が帯材1の第1
切欠き6に噛合し、帯材1が供給機構26に強制的に送
り込まれる。
供給機構26では、送り込まれた帯材1が接線25に沿
って基準線lに向けて供給される。
基準線!では、回転軸9とともに駆動輪11が回転する
るに伴い、各ピン13がカム機構46により第2切欠き
8に係合し得る位置まで変位しており、供給機構26か
ら供給される帯材1の第2切欠き8にピン13の係合部
55が次々に係合していく。
帯材1に係合したピン13がカム機構46によって定ま
る軌跡を描くことにより、基準線βから角度αまでの間
に、帯材1が仮想円24に沿って強制的に曲げられて塑
性変形を生じる。したがって、角度αを過ぎてピン13
の係合部55が第2切欠き8との保合状態を脱して後に
、帯材1が元の直線状に復帰することはない。
ところで、第2切欠き8はステータコア4として巻上げ
られたときに、円弧溝7を形成するのであるが、磁損を
低減してステータコア4の電気的性能を向上する上では
円弧溝7すなわち第2切欠き8を極力浅くする方が良い
。ところで、第2切欠き8はピン13を係合して帯材1
を強制的に曲げていくものであり、ピン13を係合して
帯材1を回転させるものでは、第2切欠き8は深い方が
良い。しかるに帯材1は、回転軸9の回転すなわちピン
13の移動に同期して、送り込み機構29により強制的
に送り込まれるものであり、ピン13は帯材1を彎曲さ
せ得る程度に第2切欠き8に係合すればよい。したがっ
て、第2切欠き8すなわち円弧溝7を極力浅くしてステ
ータコア4の電気的性能を向上させることができる。
塑性変形を生じた帯材lは螺旋案内機構39により案内
されて螺旋伏となり、案内片44からマンドレル3側へ
と送られる。これにより回転軸9とともに回転している
マンドレル3に、帯材1が巻取られていく。この際、突
条45が第1切欠き6に嵌合することにより、帯材1は
、第1および第2切欠き6,8を揃えてマンドレル3に
巻取られる。
一定量の帯材1がマンドレル3に巻かれたときに、エア
ー鋏60 (第1図参照)などの工具により帯材1を切
断することにより、螺旋状のステータコア4が形成され
る。
C0発明の効果 以上のように本発明によれば、送り込み機構は、帯材を
両側から挟んで案内する帯材ガイド板と、巻上げ動作に
同期して切欠きに噛合する送り込み歯車とを有するもの
であり、構造が簡単であって帯材に傷が付くこともなく
、しかも送り込み歯車はたとえば熱処理を施しておけば
保守作業に要す第1図 る時間が極めて短くてすむ。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すものであり、第1図は筒
略化して本発明装置の全体を示す切欠き斜視図、第2図
は帯材の拡大正面図、第3図は第1図のm−m線拡大断
面図、第4図は第3図の■−■線断面図、第5図は螺旋
案内機構の内周側から見た展開縦断面図、第6図は鍔お
よびリングの正面図、第7図はカム機構によるピンの軸
方向移動を示すための内周側から見た展開縦断面図であ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ステータコア内周のスロットを形成するための複数の切
    欠きを側部に有する帯材を、該帯材を含む平面に直交す
    る中心線まわりに螺旋状に巻上げてステータコアを形成
    すべく、該帯材を強制的に送り込むための送り込み機構
    を備えるステータコアの巻上げ装置において、送り込み
    機構は、帯材を両側から挟んで案内する帯材ガイド板と
    、巻上げ動作に同期して、切欠きに噛合する送り込み歯
    車とを有することを特徴とするステータコアの巻上げ装
    置。
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