JPH09501112A - 工作機械のための工具タレット装置 - Google Patents

工作機械のための工具タレット装置

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JPH09501112A JP7514767A JP51476795A JPH09501112A JP H09501112 A JPH09501112 A JP H09501112A JP 7514767 A JP7514767 A JP 7514767A JP 51476795 A JP51476795 A JP 51476795A JP H09501112 A JPH09501112 A JP H09501112A
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Abstract

(57)【要約】 工作機械のための工具タレット装置は、タレットヘッドが割出し軸の周りに回転するよう取付けられたタレットヘッド担持装置と、タレットヘッド割出し装置とタレットヘッドのためのロック手段であって、タレットヘッド割出し装置が、タレットヘッドと共に割出し軸の周りに回転可能でタレットヘッドの各工具ステーションのための周面で開口する溝を有するマルタクロスと同様な割出し円盤を有している、タレットヘッド割出し装置とロック手段と、割出し円盤の溝に挿入するための駆動フインガーを備えた回転駆動可能な駆動装置とを具備し、割出し時間を短縮し別のロック手段を省略するため、駆動装置が駆動装置の軸線から等距離で配置された少なくとも2つの駆動フインガーを有し割出し円盤の溝にはその自由端部に溝の幅を外側に向って広げる円弧形状のわん曲部が設けられそれにより駆動装置が割出し円盤を回転しないよう固定する回転領域の角度が、駆動装置が割出し円盤を回転させるために回転する駆動装置の回転領域の角度に接続するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】 工作機械のための工具タレット装置 本発明は工作機械、特に機械旋盤のための工具タレット装置に関し、この工具 タレット装置は、複数の工具ステーションを有するタレットヘッドが割出し軸の 周りに回転するよう取付けられたタレットヘッド担持装置と、工具ステーション の1つが作動位置にある1つの割出し位置から異なる工具ステーションが作動位 置にある異なる割出し位置へとタレットヘッドを回転させるタレットヘッド割出 し装置と、タレットヘッドをその割出し位置に保持しかつ割出し中タレットヘッ ドの回転を解放するためのロック手段とを具備し、タレットヘッド割出し装置が 、マルタクロスと同様な割出し円盤を有し、この割出し円盤が、タレットヘッド と共に割出し軸の周りに回転可能でタレットヘッドに回転しないよう連結され、 タレットヘッドの各工具ステーションのための周面が開口し(割出し円盤の作動 領域の周面に必要とされる)2つの長手方向の斜面が設けられた細長い穴(溝な どの形式が必要とされる)を有し、さらにタレットヘッド割出し装置が駆動装置 を有し、この駆動装置が割出し軸に平行な駆動軸線の周りに回転可能であり駆動 軸線に対して偏心して駆動フインガー(ロッドなどが必要とされる)を担持し、 駆動フインガーが割出し円盤の溝に挿入され割出し円盤を割出しまた割出し円盤 の溝から取外されるようになっている。 工具タレットの目的はタレットヘッドの工具ステーションに保持された複数の 工具を、工作機械において一方が他方の後に続くよう作動位置に迅速かつ精密に 持って来ることである。一般に被加工物はタレットヘッドがさらに割出されてい る(異なる工具を作動位置 に持って来るために)間は機械加工できないので、この型式の非生産的な遊び時 間が生産されるべき被加工物に対しコストを増大させる結果をもたらし、そのた め工作機械の生産者にとってこれらの遊び時間をさらに短縮することが必要とな る。 公知の工具タレット装置においては、その作動に関しては相互に独立している 2つの作用の間を区別しなければならない。すなわち一方において、各場合にタ レットヘッドの工具が作動位置に正しく配置される規定された割出し位置にタレ ットヘッドをロックし又はロック解除し、タレットヘッドのロック作用がタレッ トヘッドの不都合な回転を阻止する作用をする、タレットヘッドのロック又はロ ック解除と、他方においてタレットヘッドを次の又は他の割出し位置の1つに回 転させ又は割出し異なる工具を作動位置に持って来るようにするタレットヘッド の回転又は割出しとの、2つの作用の間の区別をする必要がある。 タレットヘッドをロックし又はロック解除するため、対応の穴に挿入可能な割 出しボルトその他が用いられているが、これらは運動のため間隙を必要とするた めタレットヘッドを間隙なしでロックすることができないという欠点を有し、さ らにこれら割出しボルトは大きな摩耗と破損とを生じまたタレットヘッドの回転 は一方向のみに可能であるという複雑な機械的作動機構を必要としている。他の 公知のロック装置はいわゆるハース型歯装置(ロックされた状態でその歯と相互 に噛み合う歯付き面を有するリング)と共に作動し、このハース型歯装置は2つ の歯付きリングを具備し、一方の歯付きリングが静止し他方の歯付きリングがタ レットヘッドに連結され、ロック又はロック解除のためにはタレットヘッドの軸 方向の変位を必要とし工具を取付けたタレットヘッドの大きな質量のためタレッ トの迅速な割出しには適していないものである。3つの部分からな るハース型歯装置は3つの歯付きリングを具備し、その1つがタレットヘッド割 出し軸の方向に変位可能でありそれによりタレットヘッドに設けた歯付きリング とまた同時に静止した歯付きリングと係合することができるようになっているが 、タレットヘッドをその割出し位置に精密にロックする作用が歯の噛み合いの正 確さに依存しているため、生産と組立てが高価となる。さらにこの2つの型式の ハース型歯装置はタレットヘッド又は3つの歯付きリングの1つを軸方向に変位 させる作動装置を必要とする。 タレットヘッドの回転、すなわち割出しのため、電気的又は油圧式の位置決め 装置が公知の工具タレット装置に用いられている。これらの装置はタレットヘッ ドの迅速な割出しと正確な位置決めが必要とされる時は高度に動的でなければな らずそのため高価となり、さらにまたタレットヘッドをマルタクロス伝動装置に より回転、すなわち割出すことが知られている。両方の場合、タレットヘッドを ロックし又はロック解除するための上記した装置の1つは、しかし、公知の特定 の回転装置がタレットヘッドをその割出し位置に正確に保持することができない ため、公知の工具タレット装置に付加されるものである。これに関連して、加工 がタレットヘッドにおいて工具がタレットヘッドにより担持されて行われた時に 生じる高度の力とトルクを考慮の外におくことができない。 本発明の基礎となる目的は、安価に生産できしかも同時に短い遊び時間が可能 となりすなわちタレットヘッドのロック解除、割出し及びロックに要する時間を 短縮することのできる工具タレット装置をつくり出すことである。 最初に述べた型の公知の工具タレット装置から進めて、この目的は本発明によ れば、駆動装置に駆動装置の駆動軸線から等しい距離でまた相互からある角度の 回転距離で配設された少なくとも2つの 駆動フインガーが設けられ、また関連の溝の長手方向中心線に向って凸面の割出 し円盤のわん曲部が駆動フインガーに当接するよう割出し円盤の各々の各長手方 向の斜面と組合され、前記わん曲部と駆動フインガーとが、タレットヘッド工具 ステーションの1つが作動位置にあり2つの駆動フインガーが隙間なしに2つの 隣接する割出し円盤の溝の2つの隣接するわん曲部に当接している駆動装置の休 止位置から始って、2つの駆動フインガーの第1の一方がこれら2つの割出し円 盤の溝の第1の一方に駆動装置の回転により挿入され、タレットヘッドがそれに よりまた駆動装置のさらなる回転によりその次の割出し位置に回転することがで き、この次の割出し位置で第1の駆動フインガーともう1つの駆動フインガーと が隙間なしで2つの前記わん曲部の一方とこの一方のわん曲部に隣接する次の割 出し円盤の溝のわん曲部とに当接することにより、達成される。 本発明の構造はしたがって、駆動装置が割出し円盤を回転させるための駆動装 置の回転領域の角度の両側に、駆動装置の位置が配され、この位置で割出し円盤 が、2つの駆動フインガーによりロック、すなわち回転しないよう固定されそし てタレットヘッドの作動位置に対応する割出し位置に正確に保持されることを特 徴としている。この点に関し、割出し円盤の溝とこれらの溝に組合されるわん曲 部とは勿論、2つの駆動フインガーの一方が、他方の駆動フインガーが割出し円 盤を回転し始めた時に割出し円盤を解放するような、寸法になっていなければな らない。 割出し円盤の溝はまた細長い凹みの形状とすることができるがまた割出し円盤 の他のつめ状の通路の形状とし、この通路の間に駆動フインガーが係合できまた この通路と駆動フインガーが相互に作用することができるようにする。これらの 溝その他はまた必らずしも真直ぐであることが必要ではなく又は割出し軸に対し 半径方向に延 びることも好ましいが必らずしも必要ではない。駆動フインガーはまた駆動装置 によりその一端においてのみ保持される細長い要素とする必要はない―駆動装置 は例えば相互に対し軸方向に離間して配置されその間に駆動フインガーがロッド の形式で延びロッドが中央領域を有する割出し円盤と相互に作用するようになっ ている2つの円盤の形状を有することができる。特に駆動フインガーが割出し円 盤の溝に係合する例から、これらの溝が割出し円盤の外周面から遠く離れて延び る(割出し円盤を前方から見て)必要はなくまたドラム形状の要素を割出し円盤 に代えることのできることが明らかである。 本発明により構成された工具タレット装置は原則的には次のような利点を有し ている。すなわちタレットヘッド割出し装置は同時に、タレットヘッドをその割 出し位置に精密にロックしまたタレットヘッドをロック解除する手段を形成し、 それにより特別のロック手段を省略できるだけでなくまたこれらロック手段のた めの余分の作動装置を省略することができるようにする。さらに本質的な利点は 、タレットヘッドのロック解除と回転とロックとの間の移行が完全に調和してか つ時間の遅れがなく行われ、非生産的な遊び時間が従来技術ではタレットヘッド のロック解除とロックに必要であるという事実と同じようにより迅速なタレット 割出し操作を達成するのに寄与し、また工作機械とこれに連結された工作機械制 御装置との間の信号伝達をなくすことができるという事実にある。本発明の構造 を従来技術に比較した時、この事実は、公知の構造では短い割出し時間が必要で ある場合はタレットヘッド割出し装置によって生じたタレットヘッドの位置決め 回転の角度が決して正確ではなく、特にタレットヘッドが対応の工具装置により 著しく不均衡となる場合に正確とはならず、またそのためタレットヘッドが例え ばハース型歯 装置によりロックされるまで選択された割出し位置に最後的に回転され又は戻さ れなくなるということを斟酌しなければならなくなる。 本発明はしたがって、工具タレット装置の構造が著しく簡単となりまたそのた めコストが大きく節減されるばかりでなく、またタレットヘッドをさらに割出す のに全く必要な時間的な間隔を明らかに減少することとなる。 割出し円盤の溝は割出し円盤の周面が円形の構造にされなかった場合でも割出 し円盤の周面から離れて一定幅で延びることができ、またそのためわん曲部が割 出し円盤の溝の外端部を越えて半径方向に突出する領域を形成することができる 。しかし、割出し円盤の溝の各々がその開放端部の領域で外側に向って広くされ 割出し円盤の溝が駆動装置を休止位置の1つから外に回転できなくすることがな く割出し円盤に円形の形状を与えることができるようにする実施態様が好ましい 。 タレットヘッドをその割出し位置に隙間なしにロックするためには2つの駆動 フインガーをタレットヘッドの割出し位置に対応する駆動装置の休止位置におい て割出し円盤の2つのわん曲部に隙間なしに当接することだけが必要であり、こ れは例えば楕円又は放物線の一部分に対応するわん曲部によって達成でき、した がって割出し円盤とこれに伴うタレットヘッドとのロックが、駆動装置がその休 止位置の1つに回転された時に急な動きがなくて行われるのを保証する。したが って回転位置の角度に対する複雑な制御が駆動装置又はその回転駆動にとって必 要ではなくなる。しかし、わん曲部は本発明の好適な実施態様では少なくともそ の有効な領域にわたって円弧形状とされ、すなわち2つの隣接する割出し円盤の 溝の2つの対面するわん曲部の円弧が、タレットヘッドとこれに伴う割出し円盤 がその割出し位置の1つを取った時に駆動装置の駆動軸線に対して同心に延びる ようにする。本発明の工具タレット装置のこのような実施態様はしたがってわん 曲部が円弧形状であり一定の長さをもって配置され、それにより駆動装置の休止 位置の1つから始って2つの駆動フインガーがこれら2つのわん曲部に沿って動 きかつこのわん曲部を駆動装置の回転領域の第1の角度にわたって割出し円盤を 回転されることなく当接するようにし、タレットヘッドが第1の割出し円盤の溝 に係合する第1の駆動装置により第1の角度の回転領域に続く駆動装置の第2の 角度の回転領域にわたって、その次の割出し位置に回転され、また第1のもう1 つの駆動フインガーが、これら2つのわん曲部の1つと隣接する次の割出し円盤 の溝のわん曲部とに沿って動き、かつこれらのわん曲部に、第2の角度の回転領 域に続く駆動装置の第3の角度の回転領域にわたって、割出し円盤を回転させる ことなく当接するようにし、それによりタレットヘッドがわん曲部と駆動フイン ガーとにより第1及び第3の角度の回転領域に回転しないよう固定されるように する。このような構造の特殊な特徴はしたがって、一方において駆動装置の回転 運動が割出し円盤の回転運動を生ぜず他方において割出し円盤がロックされるす なわち駆動装置によって回転しないよう固定されしたがってタレットヘッドと共 に割出し位置に精密に保持される駆動装置の回転領域の角度が、駆動装置が割出 し円盤とこれに伴いタレットヘッドとを両側で回転させる駆動装置の回転領域の 角度と接続することである。タレットヘッドをその割出し位置に精密に位置決め するためには、したがって駆動装置のための回転駆動がタレットヘッドを所定の 角度の回転位置に正確に停止させることができるかどうかは重要でなくなるが、 それは駆動装置が割出し円盤とこれに伴うタレットヘッドとを第3の角度の回転 領域内に位置する任意の角の回転位置で 割出し位置の1つに精密にロックするため、駆動装置が第2の角度の回転領域を 通過した後は第3の角度の回転領域のいかなる位置でも停止することができるか らである。駆動装置の回転駆動を行うモーターはしたがって、ブレーキ又は油圧 モーターを有する任意の電気的な伝動モーターが駆動装置を第3の角度の回転領 域内に停止させることができるので、いかなる複雑な位置決め制御装置も必要で なくなる。 本発明の工具タレット装置の好適な実施態様においては駆動装置は2つの駆動 フインガーだけを有している。本発明の工具タレット装置の特に有利な実施態様 の添付された図面を見れば明らかなように、駆動装置が2つの駆動フインガーだ けを有している構造は本発明を最も簡単に理解するために示したものであるが、 駆動装置が2つより多い、例えば3つの駆動フインガーを、工具ステーションの したがってタレットヘッドの割出し位置の数、割出し円盤の溝の形状、割出し軸 に対する駆動装置の駆動軸線の位置、駆動フインガーの駆動装置の駆動軸線から の半径方向の距離と駆動フインガーの相互からの回転距離の角度との大きさに依 存して有する実施態様が考えられ、駆動フインガーの数は変えることができる。 これらの特定のわん曲部は特にフライス加工により割出し円盤に直接加工する ことができる。製造上の理由で、わん曲部が割出し円盤に固定された別の部分に よって形成された時に有利となるが、それはこれらの部分が容易にかつ安価に非 常に精密に製造できるからであり、一方において、この型の別の部分は、これを 割出し円盤上に正確に位置決めされるように固定することのできる特別の手段を 必要とする。 すでに述べたように、駆動フインガーは簡単なロッド、ピンその他とすること ができるが、低い摩耗と破損のもとにさらに容易かつ 静かに走行する割出し装置とさらに精密な運動のサイクルが、駆動フインガーが 駆動装置に取付けられ自由に回転できるようにしているローラによって形成され た時に、もたらされる。 タレットヘッドがさらに割出される時に生じる急な動きと振動をなくすため、 さらに割出すのに効果的な溝の領域の幅が駆動フインガーの直径に一致しそれに より駆動フインガーが横方向の隙間なしで溝の中を走行するようになっている実 施態様が好ましい。 割出し装置の衝撃がなく調和したサイクルの運動を達成するため、割出し装置 は駆動フインガーにとって割出し軸の方向に見て、わん曲部が割出し円盤の溝の 長手方向の斜面の作用領域に連続して合体し、駆動フインガーに関して割出し円 盤の溝の長手方向の斜面が半径方向内側のわん曲端部に対する接線を形成する時 に特に有利となるような構造とすることが推奨される。 タレットヘッドが本発明の割出し装置により位置決めされ種々の割出し位置に ロックされた時にそれ自体完全に十分であり、タレットヘッドにより担持された 工具の使用中極めて大きな機械的な力がタレットヘッドに作用することのあるこ とを考慮すると、本発明の工具タレット装置の安定性は、割出し軸の周りに回転 する部分の1つ、すなわち特にタレットヘッドが好ましくは、タレットヘッド担 持装置の静止部分に対し特にこの担持装置のハウジングに対し圧力媒体により制 御されるように作動されるピストンによって押圧された時に、すなわちタレット ヘッドがその所望の割出し位置に到達した時に、さらに増進される。この圧力媒 体ピストンの行程は最小とすることができ、またそのため例えば油圧オイルのよ うなほとんど任意の圧力媒体がタレットヘッドを止めまた解放するため流れる必 要がありまたその結果非常に短い時間がこれらの操作を行うのに必要となるにす ぎない。この原理は、圧力媒体ピストンが一側におい てのみ(回転部分を静止部分に押しつける方向で)圧力媒体で作動されまた圧力 媒体ピストンに組合された少なくとも1つのシールが圧力解放の間に作動する圧 力媒体ピストンのための戻しばねを形成する時に特に簡単な方法で具体化するこ とができるが、それはこの場合ピストンの他の側への圧力媒体の制御された供給 が圧力媒体ピストンのためのまた別の戻しばねを省くことができるからである。 ピストンが圧力媒体により作動される方法はまた、駆動装置に回転しないよう 連結され圧力媒体ピストンに通じる圧力媒体配管中の圧力媒体弁を制御するカム が設けられた時簡単に制御することができる。 すでに述べたように、本発明の割出し装置の好適な実施態様においては駆動装 置が特定の角度の回転位置で第1又は第3の角度の回転領域内に停止されること は重要ではなく、このことは特別の圧力媒体ピストンの助けをかりて、すなわち 前記の特定のカムが、圧力媒体弁が第1又は第3の角度の回転領域の始めと終わ りの部分で逆に動かされてタレットヘッドを第1及び第2の角度の回転領域の残 りの部分にわたって停止させるような形状に設計されることにより、タレットヘ ッドの停止又は解放のための非生産的な遊び時間をなくすことができるようにす る。 さらに、本発明の工具タレット装置の有利な展開が添付された請求の範囲及び /又は以下の記載と2つの特に有利な実施態様の添付図面とからもたらされる。 図1は本発明の工具タレット装置の第1の実施態様の縦断面であり、そのタレ ットヘッドが例えば8個の工具ステーションとしたがって8個の割出し位置を有 し、図1はタレットヘッドをその割出し位置の1つから次の割出し位置にさらに 割出す操作の半分が行われた後にこれが到着する状態における工具タレット装置 を示している 。 図2は割出し円盤の最大の部分と割出し軸の方向から見た2つの駆動フインガ ーを設けた第1の実施態様の駆動装置とを示し、図2は割出し円盤がタレットヘ ッドの割出し位置に対応するある角度の回転位置(駆動フインガーが割出し円盤 を回転しないで取ることのできる駆動フインガーの付加的な位置は一点鎖線で示 されている)を取った状態を示している。 図3は図2の3−3線による断面図である。 図4は第1の実施態様の駆動装置の前面図であり、作動サイクルを説明するた め、駆動装置の上記した3つの角度の回転領域がタレットヘッドの8つの工具ス テーションの場合において示され、さらにタレットヘッドの固定を制御する作用 をするカムが示されている。 図5は本発明の工具タレット装置の第2の実施態様の一部の縦断面図であり、 図1からの断面に対応しまた図3に対応する図を含んでいる。 図6は図2に対応する第2の実施態様を示す図である。 図1はハウジング本体12とハウジングカバー14とを有するハウジング10の形式 の工具タレット担持装置を示し、このハウジングはねじ16により例えば図示しな い機械工具の工具担持摺動体に取付ることができるようになっている。図示の本 発明の工具タレット装置はさらに、周縁に等距離で配された8個の工具ステーシ ョン20が設けられこのステーションの各々が交換可能な工具ホルダーを設けるこ とのできるタレットヘッド18を含んでいる。図1はこれら工具ステーションのう ちの2つを示し、一方のステーションには回転工具を担持する工具ホルダー22が 設けられ他方のステーションにはドリル28を担持する工具ホルダー26が設けられ る。(回転するよう駆動可 能な工具のための工具タレットは公知であるため、工具ホルダー26とこれを収容 する工具ステーション20とはまたドリル28が被駆動工具として用いることができ るように構成することができる。)タレットヘッド18はタレット割出しシャフト 30の一端に固定され、タレット割出しシャフト30は軸受32によりハウジング本体 12の中で回転するよう取付けられそれにより割出しシャフト30とまたこれと共に タレットヘッド18とが割出し軸34の周りに回転できるようにする。図1の割出し シャフト30の他方の右側端部はその構造と形状が図2に基づいて以下にさらに詳 細に説明される割出し円盤36を担持する。 割出しディスク36は割出し軸34と同軸でタレットヘッド18の工具ステーション 20の数に対応する多数の溝40を有する円盤本体38を有している。これらの溝40は 相互に等しい回転角度距離で配されそして図示の実施態様では円盤本体38にその 一方の端面から加工された溝の形状を有している。本発明によれば、各溝40は、 割出し軸34を含みかつ円盤38の直径平面を表わす中心平面42に対し、鏡像対称と なっている。本発明のもう1つの特徴によれば、各溝40は2つの領域、すなわち 関連の中心平面42に直角に延びる直線44の内側に半径方向に位置する内側の第1 の領域と、直線44の外側に位置する外側の第2の領域とを具備し、また半径方向 内側溝端部に設けられ機能を有しない丸み付けが無視される場合は、内側溝領域 の側壁40aが相互に平行に延びこれに対し外側溝領域の側壁がその形状がさらに 詳細に後述されるわん曲部42bにより区画形成される。 位置決め円盤48が各隣接する溝40の間ですなわちねじ50により(特に図3参照 )円盤本体38に固定され、そして本発明によればこれら位置決め円盤の各々が円 筒形の周面48aを有する扁平な円筒体の断面の形状を有している。図2と3に示 されるように、わん曲部42 bはこれら周面48aの一部によって形成されまた円盤本体38に加工された溝40の 事実上の側壁40aを若干越えて直線44の外側に(割出し円盤36の前方から見て) 、すなわち図3が明瞭に示すように関連の溝に属する中心平面42に向う方向に、 突出する。円盤本体38上の位置決め円盤48の正確な位置は種々の割出し位置にお けるタレットヘッドの位置決めの正確さにとって決定的に重要であるため、位置 決め円盤と円盤本体38の穴に係合する設定ピン52が各位置決め円盤のために設け られる。 工具タレット装置の付加的構造が図1に基づいて以下に詳細に記載される。 割出し円盤36を回転させる作用をする駆動装置58が2つの軸受56によりハウジ ングカバー14に取付けられ駆動装置の駆動軸線60の周りに回転できるようにし、 この駆動装置はハウジングカバー14に取付けられたモーター62により駆動されま たこの目的のためモーターのシャフト64に回転不能に連結されている。切換え装 置66がモーター62に取付けられモーター62をオン及びオフに切換えるようにする 。これは好ましくはモーターのシャフト64を少なくともほぼ所望の角度位置に停 止することができる電気的な切換え装置とする。 図2と3に特に明瞭に示されるように、駆動装置58には割出し円盤36に対面す るその端面に、それぞれが駆動装置58に固定された蝶番ピン72とこのピン上を自 由に回転できる円筒状ローラ74とからなる2つの駆動フインガー68と70が設けら れている。図示の実施態様において、駆動軸線60から等距離で配設された2つの 駆動フインガー68と70の軸線68aと70aとが駆動軸線60に対し相互に反対側に、 すなわち駆動装置58の直径平面上で反対側に位置し、それによりこの2つの駆動 フインガーの間の回転角度距離が180°となるようにしている。 本発明によれば、作動位置に位置したタレットヘッド18の工具ステーション20 と関連するこの位置決め円盤48の円筒形の周面48aの中心が、タレットヘッド18 の各割出し位置で駆動装置の駆動軸線60上に位置している(図2参照)。 本発明のもう1つの特徴によれば、駆動装置の駆動軸線60からの駆動フインガ ー68と70の軸線68aと70aの距離は、駆動フインガーの直径、すなわちローラ74 の直径と図示の実施態様の2つの隣接する溝40の対面するわん曲部42bの間の距 離とに等しく、したがって位置決め円盤48の円筒形周面48aの直径に等しく、そ れにより駆動フインガーがこれらわん曲部42bに隙間なしに当接し図示された好 適の実施態様ではローラ74がしたがってわん曲部42bに沿って隙間なく走行する ようになっている。 さらに、直線44の内側の溝40の幅、すなわち側壁40aの相互からの距離がロー ラ74の特定の場合に駆動フインガーの直径に等しく、又はこの直径より僅かに大 きくなっている。 本発明のさらに他の特徴によれば、カム78が駆動装置58の周縁上に形成され( 図3と4参照)またこれが、ハウジングカバー14に収容されその作用が後述され る弁80を制御する作用をする。 図1から明らかなように、タレットヘッド18の後端面がハウジング本体12の前 端面と直接向き合って位置している。さらに、ハウジング本体12は割出しシャフ ト30を具備するリング形状の圧力媒体ピストン82を収容し、またこのピストンの ため段付き穴と共に圧力媒体室84を形成し、この室84に弁80と連結する圧力媒体 通路86が開口している。本発明によれば、圧力媒体ピストン82は割出し円盤36と 直接向き合って位置し、図示の実施態様では円盤本体38の端面が位置決め円盤48 から離れて対面し、また圧力媒体室84が割出し円盤36から離れて対面する圧力媒 体ピストン82の側に位置している。本発 明によれば圧力媒体ピストン82及び/又はハウジング本体12によって保持された 2つのシールリング88と90とが圧力媒体室84をシールする働きをする。これらの シールリングは、圧力媒体ピストン82が図1の左側に作用する圧力により割出し 円盤36に押しつけられ続いて圧力媒体室84が再び圧力のない状態になったとき、 圧力媒体ピストン82の再設定を行うことができるように軸方向に弾性的に変形す ることができる。 本発明のさらに他の特徴によれば、タレットヘッド18は割出しの間タレットヘ ッドに対面するハウジング本体12の端面上を摺動し又は工具タレット装置のこの 状態で非常に僅かな隙間だけがタレットヘッドとハウジング本体との間に存在す る。タレットヘッド18をハウジング本体12に押しつけそれによりタレットヘッド を静止部分に対し固定するためには、圧力媒体ピストン82のほんの僅かの運動で 十分であり、したがってこのため実際上は圧力媒体を圧力媒体通路86に流入させ る必要がない。 圧力媒体、特に油圧オイルを弁80を介して圧力媒体通路86とハウジングカバー 14に形成された圧力媒体通路92とに供給することができ、また圧力媒体通路94が 圧力媒体室84の圧力を逃がす作用をする。 割出しシャフト30を保持する軸受32の通常の軸方向の間隙はタレットヘッド18 をハウジング本体12に圧力媒体ピストン82の助けをかりて固定するのに全く十分 であるという事実がまた参照されるべきである。 図示の実施態様の駆動フインガー68,70は勿論、これらフインガーが位置決め 円盤48のみでなく円盤本体38に形成された溝40の側壁40aとも相互に作用するこ とができるような長さとなっている。 最後に、図1は中間リング100を示し、このリング100により、 圧力媒体室84を形成するにもかかわらず、圧力媒体ピストン82が、その大きさを 中間リング100の調節によって決定しタレットヘッド18を所定位置に固定するこ とのできるような非常に小さな行程の動きを行うことが保証される。 本発明のタレットヘッド割出し装置の作用とタレットヘッドのさらなる割出し の間の運動サイクルとが特に図2と4に基づいて以下にさらに詳細に記載される 。この点に関し、この記載はタレットヘッドの8個の工具ステーションを有する 図示の実施態様に基づいているが、しかし異なる数の工具ステーションに適用で きる寸法の変更は当業者にとっては自動式にもたらされるものである。 実線と一点鎖線とによって示される駆動フインガー68と70の様々な位置は図2 と4に同じ参照番号、すなわち68′,68,68″又は70′,70,70″によって示さ れている。さらに、駆動装置58の回転領域のいくつかの角度がA,B,C及びD で図4に示されており、8つのステーションを有する図示の好ましい実施態様で は、回転領域Cの角度は45°であり、回転領域Dの角度は135°、CとDの合計 はしたがって180°であり、さらに合計(A+2B)は45°である。6個だけの 等距離の工具ステーションを有するタレットヘッドにおいては、回転領域Dの角 度は好ましくは120°である。 先行する割出し工程の間モーター62は駆動装置58をこの角度の回転位置に停止 しここでその駆動フインガー68と70が図2と4に実線で示される回転位置の角度 を取ることが想定される。 駆動装置58の半分、すなわち約180°にわたる回転によりタレットヘッド18は 1つの割出し位置からこの割出し位置に近接した2つの割出し位置の一方へとさ らに回転され―タレットヘッドは本発明の割出し装置がこの点に関し完全に対称 になっているためこの割出し装置により回転の両方向に回転される。回転領域C の角度の範囲 で、すなわち位置68′と68″又は70′と70″の間で、駆動フインガー68,70はわ ん曲部42bに沿って割出し円盤36の回転とこれに伴うタレットヘッド18の回転と をすることなく動き、これに対しタレットヘッドは回転領域Cの全角度にわたっ てその各割出し位置にロックされる。駆動装置58が図2と4で反時計方向に回転 されることが想定されたならば、駆動フインガー68が回転領域Dの角度の始端で 位置決め円盤48から離れるよう上昇しそして位置決め円盤の周面に隣接する対応 溝40の側壁40aに沿って走行するが、これは駆動フインガー70がこれと関連する 溝40から外れて走行しまた駆動フインガー68が位置決め円盤48を離れた時隣接の わん曲部42bを通り越し、割出し円盤36の回転とこれに伴うタレットヘッド18の 回転とがこの瞬間に開始されるからである。駆動装置が回転領域Dの角度を通過 している間、タレットヘッド18は2つの隣接する工具ステーションの間の角度距 離にわたって、8個の工具ステーションの場合は45°にわたって、さらに回転さ れる。回転領域Dの角度の終端で、すなわち回転領域Cの角度が再び開始された 時、駆動フインガー68は側壁40aの一方から次の位置決め円盤48の周面48a上を 通過し、また同時に駆動フインガー70が次のしかし1つの溝40に入りそして同様 に次の位置決め円盤48に接触する。タレットヘッド18の回転運動は回転領域Dの 角度を通過した後に終了するので、駆動装置58がタレットヘッドを割出す目的で 1つの割出し位置から次の割出し位置へと正確に180°にわたって回転したかど うかは重要でなく、以下に示されるように駆動装置58が回転領域Aの角度内で停 止されそれによりモーター62の始動と停止を制御する切換え装置66を回転の角度 に関する正確な切換えのために設ける必要がなくなることだけが重要である。 弁80を制御するカム78とこれに伴うタレットヘッド18の固定は本 発明によれば、弁80が回転領域Aの角度の両端で逆に動かされるようになってお り、すなわちタレットヘッドを割出す操作の開始時さらに駆動装置58が回転領域 Bの角度にわたって通過している間は回転領域Aの角度にわたって圧力オイルが 作用する圧力媒体室84が圧力なしにされ、一方タレットヘッドが回転された後、 すなわち駆動装置が回転領域DとBの角度にわたって通過した後は圧力媒体ピス トン82が圧力媒体で再び作動されまたタレットヘッド18がハウジング10に固定さ れる一回転領域Bの角度にわたって通過するのに必要な短い時間でタレットヘッ ド18の固定を解除するのに十分である―ようになっている。 しかし、図示された第1の実施態様では、駆動装置58は回転領域Aの角度内で 停止しなければならず、回転領域Cの大きな角度はタレットヘッドを固定するこ となくこの型の工具タレット装置において駆動装置を停止するのに有効である。 一方の駆動フインガーが、他方の駆動フインガーがある角度の回転位置に到達 し、割出し円盤36を回転させ始めた時にわん曲部42bの一方を解放する(わん曲 部42bの一方は終了するので)ことが必要で欠くことのできないものとなる。 図5と6に示される第2の実施態様の各部分は第2の実施態様が第1の実施態 様と相違している場合にのみ以下に本質的に記載され、そして図5と6において は、図1から3におけるのと同一の参照番号が第1の実施態様の各部分と均等の 部分を表わす第2の実施態様の部分に用いられ、但しプライム記号が付けられて いる。 第2の実施態様では、割出し円盤36′がまた、割出し軸34′の周りに回転する ようハウジング本体12′に取付けられたタレット割出しシャフト30′上に設けら れている。この割出し円盤36′はタレットヘッドの各割出し位置のための、縁で 開口し溝として形成されて いる割出し円盤溝40′を有し、この円盤溝の作用領域は相互に平行で半径方向外 側領域で外側に向って広くなっている2つの長手方向の斜面40a′によって形成 されている。図5の割出し円盤36′の右側端面に、位置決め部材48′がフライス 加工によって形成されている。これらの位置決め部材の数は溝40′の数に対応し ており、各位置決め部材は2つの溝40′の間を中心とする回転の角度に関して配 置されまた2つのわん曲部42′を形成し、各位置決め部材48′のこの2つのわん 曲部42′は円筒体の円筒形外面の一部分を形成し、位置決め部材の軸線60″は割 出し軸34′に平行に延びまた2つの隣接溝40′の中心平面42′の間を中心として 正確に回転する角度に関して配置されている。 駆動装置の駆動軸線60′の周りに回転するよう取付けられ歯付き駆動手段62′ によって回転駆動することのできる駆動装置58′にもまた、回転の角度に関し、 180°にわたって相互に対し偏倚した2つの駆動フインガー68′と70′が設けら れている。これらの駆動フインガーの各々は、駆動装置58′に固定されかつ段付 き円筒体として構成されたローラ74′が回転するよう取付けられた蝶番ピン72′ を有している。このローラはロック用ローラ部分74b′と直径がロック用ローラ 部分74b′の直径より小さい割出し用ローラ部分74a′とを形成する。特に図6 から明らかなように、割出し用ローラ部分74a′は溝40′の長手方向の斜面40a ′と相互に作用し、ロック用ローラ部分74b′は位置決め部材48′のわん曲部42 b′と相互に作用する。 図6から同様に明らかなように、駆動装置58′の駆動軸線60′は、タレットヘ ッドがその割出し位置の1つに位置し駆動装置がその2つの休止位置の一方にあ る時有効な位置決め部材48′の軸線60″と一致する。 図5と6の第2の実施態様において、溝40′とわん曲部42b′はまた、2つの 駆動フインガーの一方が割出し円盤36′を回転し始めた時他方の駆動フインガー が割出し円盤を解放するよう構成されかつ配置されている。さらに、割出し円盤 をロックし割出し円盤を割出す操作は調和しまた動揺しないよう相互に組合され るが、その理由は溝40′の長手方向の斜面40a′と位置決め部材48′のわん曲部 42b′とが、駆動装置58′のローラ74′に対しわん曲部42b′が連続して長手方 向の斜面40a′と合体しまた斜面40a′がわん曲部42b′の半径方向内側端に対 する接線を形成する(割出しローラ部分74a′の直径とロック用ローラ部分74b ′の直径が異なりわん曲部42b′が長手方向の斜面40a′に対し横方向に偏倚し ているため)ような長さを有しまたそのように相互に対し配置されているからで ある。この第2の実施態様もまたロック作用をするわん曲部の間の間隙が割出し 作用をする溝の幅と同じ寸法であることを要しないことが明らかである。 したがって、本発明は本質的には次のとおりであることがわかる。工作機械の ための工具タレット装置は、タレットヘッドが割出し軸の周りに回転するよう取 付けられたタレットヘッド担持装置と、タレットヘッド割出し装置とタレットヘ ッドのためのロック手段であって、タレットヘッド割出し装置がタレットヘッド と共に割出し軸の周りに回転できかつタレットヘッドの各工具ステーションのた めの周面が開口する溝を有するマルタクロスと同様な割出し円盤を有している、 タレットヘッド割出し装置とタレットロック手段と、割出し円盤の溝に挿入する ための駆動フインガーを有する回転駆動可能な駆動装置とを具備し、割出し時間 を短縮し別のロック手段を省略するため駆動装置が駆動装置の軸線から等しい距 離で配置された少なくとも2つの駆動フインガーを有し、わん曲部が割出し円盤 の溝とその端部領域で組合され、それにより駆動装置が割出し円盤を回転させる ための駆動装置の回転領域の1つの角度と隣接する部分が第2の角度の回転領域 でありこの領域で駆動装置が、割出し円盤を回転しないよう、すなわち少なくと もこれら第2の角度の回転領域の一部にわたって固定するようにしているもので ある。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1995年7月25日 【補正内容】 条約第34条の規定による補正 請求の範囲 1.工作機械のための工具タレット装置であって、タレットヘッド担持装置( 12′)と、前記担持装置に取付けられ割出し軸(34′)の周りに回転する複数の 工具ステーション(20)を有するタレットヘッド(18)と、タレットヘッド(18 )を、工具ステーション(20)の1つが作動位置にある1つの割出し位置から異 なる工具ステーション(20)が作動位置にある異なる割出し位置へと回転させる タレットヘッド割出し装置(36′,58′)と、タレットヘッド(18)をその割出 し位置に保持し割出し中にタレットヘッドの回転を解放するロック手段(74b′ ,48′)とを具備し、タレットヘッド割出し装置(36′,58′)が、マルタクロ スと同様な割出し円盤(36′)と駆動装置(58′)とを有し、前記割出し円盤が 、タレットヘッドと共に割出し軸線(34′)の周りに回転不能であり、タレット ヘッドに回転不可能に連結され、かつタレットヘッドの各工具ステーション(20 )のための、割出し円盤の周面に開口し2つの長手方向の斜面(40a′)が設け られている溝(40′)を有し、前記駆動装置が、割出し軸(34′)に平行な駆動 軸線(60′)の周りに回転するよう駆動可能であり、また駆動軸線に偏心して、 割出し円盤溝(40′)に挿入され割出し円盤(36′)をさらに割出しかつ割出し 円盤の溝から取出される少なくとも2つの駆動フインガー(68′,70′)を担持 し、前記駆動フインガーが、駆動装置の駆動軸線(60′)から等しい半径方向の 距離でかつ相互からある角度の回転距離で配置されている、工具タレット装置に おいて、駆動フインガー(68′,70′)が、駆動装置(58′)に取付けられ駆動 装置の駆動軸 線(60′)に平行な軸線(68′,70a′)の周りに自由に回転できるローラ(74 ′)によって形成され、各駆動フインガーが、第1の外径を有するロック用ロー ラ部分(74b′)と第2の小さい外径を有する割出し円ローラ部分(74a′)と を有し、前記第2の外径が相互からの割出し円盤の溝(40′)の2つの長手方向 の斜面(40a′)の横方向の距離より小さく、また関連の溝(40′)の長手方向 中心線(42′)に向って凸面のわん曲部(42b′)が割出し円盤の溝(40′)の 各々の各長手方向の斜面(40a′)に組合され、割出し用ローラ部分(74a′) が割出し円盤の溝(40′)に挿入可能であり、ロック用ローラ部分(74b′)が 凸面のわん曲部(42b)に当接するようになっており、前記わん曲部が割出し円 盤の溝の長手方向の斜面(40a′)に対し引込められ割出し軸線(34′)の方向 に互い違いに配置され、溝(40′)、わん曲部(42b′)及び駆動フインガー( 68′,70′)が、タレットヘッド工具ステーション(20)の1つが作動位置にあ り2つの駆動フインガー(68′,70′)のロック用ローラ部分(74b′)が2つ の隣接する割出し円盤の溝(40′)の2つの隣接するわん曲部(42b′)に隙間 なしで当接する、駆動装置(58′)の休止位置から始まって、2つの駆動フイン ガー(68′,70′)の第1の1つの割出し用ローラ部分(74a′)が、駆動装置 (58′)の回転により2つの割出し円盤の溝(40′)の第1の1つに挿入可能と なり、タレットヘッド(18)がそれにより次の割出し位置へと回転可能となるよ うに、構成されかつ配置され、この割出し用ローラ部分(74a′)がその運動方 向でこの第1の溝(40′)の前方の長手方向の斜面(40a′)にのみ当接し、さ らにこの次の割出し位置で第1の駆動フインガー(68′又は70′)のロック用ロ ーラ部分(74b′)と他の駆動フインガー(70′又は68′)のロック用ローラ部 分(74b′)とが、2つの前記わん曲部 (42b′)の1つとこのわん曲部に隣接する次の割出し円盤の溝(40′)のわん 曲部(42b′)とに隙間なしで当接するようになっていることを特徴とする工作 機械のための工具タレット装置。 2.割出し円盤の溝(40′)の各々がその開口端部の領域で外側に向って幅が 広くなっていることを特徴とする請求項1に記載の装置。 3.わん曲部(42b′)が、駆動フインガー(68′,70′)がタレットヘッド (18)の回転の間はわん曲部(42b′)とは接触しないようになっていることを 特徴とする請求項1又は2に記載の装置。 4.わん曲部(42b′)が円弧形状の構造でありまた一定の長さを有して配置 されそれにより駆動装置(58′)の休止位置の1つから始って、2つの駆動フイ ンガー(68′,70′)がこれら2つのわん曲部(42b′)に沿って動きまた駆動 装置(58′)の第1の角度の回転領域(C)にわたって割出し円盤(36)を回転 させずに前記わん曲部に当接するようにし、タレットヘッド(18)が、第1の割 出し円盤の溝(40′)に係合する第1の駆動フインガー(68′又は70′)により 前記第1の角度の回転領域(C)に続く駆動装置(58′)の第2の角度の回転領 域(D)にわたって次の割出し位置へと回転され、第1の他方の駆動フインガー (68′,70′)がこれら2つのわん曲部(42b′)の1つとこれに隣接する次の 割出し円盤の溝(40′)のわん曲部(42b′)とに沿って動きかつ前記第2の角 度の回転領域(D)に続く駆動装置(58′)の第3の角度の回転領域(C)にわ たってこれらわん曲部に当接するようにしそれによりタレットヘッド(18)がわ ん曲部(42b′)と駆動フインガー(68′,70′)とにより第1及び第3の角度 の回転領域(C)に回転しないよう固定されるようにしていることを特徴とする 前記請求項の うちの1つ又はいくつかに記載の装置。 5.わん曲部(42b′)の長さが、第1の角度の回転領域から第2の角度の回 転領域への(それぞれCとD)移行部において、2つの割出し円盤の溝(40′) の1つから動く駆動フインガー(68′又は70′)がこれに近接するわん曲部(42 b′)を通り越すような長さとなっていることを特徴とする請求項3と4に記載 の装置。 6.駆動装置(58′)が2つの駆動フインガー(68′,70′)のみを有してい ることを特徴とする前記請求項のうちの1つ又はいくつかに記載の装置。 7.駆動フインガー(68′,70′)の相互からの回転距離の角度が180°であ ることを特徴とする請求項6に記載の装置。 8.第3の角度の回転領域(C/2,D,C/2)の合計が180°であること を特徴とする請求項4と7に記載の装置。 9.第1及び第3の角度の回転領域(C)が同じ大きさであることを特徴とす る請求項4から8のうちの1つ又はいくつかに記載の装置。 10.第2の角度の回転領域(D)が少なくとも90°で160°よりも小さいこと を特徴とする請求項8と9に記載の装置。 11.第2の角度の回転領域(D)が約135°であることを特徴とする請求項10 に記載の装置。 12.第2の角度の回転領域(D)が約120°であることを特徴とする請求項10 に記載の装置。 13.駆動装置(58′)の休止位置において駆動装置の駆動軸線(60′)が2つ の隣接する溝(40′)の間に延び、これら2つの溝の2つの向き合うわん曲部( 42b′)が駆動装置の駆動軸線(60′)に対し対称となっていることを特徴とす る前記請求項のうちの1つ又はいくつかに記載の装置。 14.溝(40′)が割出し軸(34′)に対し半径方向に向けられまたそれぞれが 割出し軸(34′)を含む中心平面(42′)に対し対称となっていることを特徴と する前記請求項のうちの1つ又はいくつかに記載の装置。 15.2つの隣接する割出し円盤の溝(40′)の向き合うわん曲部(42b′)が 両方のわん曲部に共通の円盤形状の部材(48′)によって形成され、前記部材の 周面が円の少なくとも一部の形状を有していることを特徴とする前記請求項のう ちの1つ又はいくつかに記載の装置。 16.部材(48′)の周面が少なくとも2つの向き合って位置する領域において 円弧形状の構造となっていることを特徴とする請求項15に記載の装置。 17.電気的な伝動装置付きモーター又は油圧モーターとして構成された駆動装 置の駆動モーター(62)を有することを特徴とする前記請求項のうちの1つ又は いくつかに記載の装置。 18.回転の角度によって制御される切換え装置(66)が駆動装置の駆動モータ ー(62)に組合されていることを特徴とする請求項17に記載の装置。 19.割出し円盤の溝(40′)の長手方向の斜面(40a′)がわん曲部(42b′ )の内端に対する接線に平行に延びていることを特徴とする前記請求項のうちの 1つ又はいくつかに記載の装置。 20.割出し軸(34′)の周りに回転可能な部分(18,38′)の1つが圧力媒体 ピストン(82)によりタレットヘッド担持装置(10)の静止部分(12)に当接さ れるようになっていることを特徴とする前記請求項のうちの1つ又はいくつかに 記載の装置。 21.回転可能な部分がタレットヘッド(18)であることを特徴とする請求項20 に記載の装置。 22.圧力媒体ピストン(82)が一側においてのみ一回転可能な部分を静止部分 (12)に押しつける方向で―圧力媒体で作動され、また圧力媒体ピストン(82) に組合された少なくとも1つのシール(88,90)が圧力を解放する間に作動する 圧力媒体ピストンのための戻しばねを形成していることを特徴とする請求項20又 は21に記載の装置。 23.駆動装置(58′)に回転しないよう連結され圧力媒体ピストン(82)に通 じる圧力媒体配管(86,92,94)の中の圧力媒体弁(80)を制御するカム(78) を有することを特徴とする請求項20から22のうちの1つ又はいくつかに記載の装 置。 24.カム(78)が、圧力媒体弁(80)が第1及び第3の角度の回転領域(C) の開始及び終了部分で逆に作動されそれにより第1及び第3の角度の回転領域( C)の残りの部分(A)にわたって回転可能な部分を止めるように、構成されて いることを特徴とする請求項4と23に記載の装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.工作機械のための工具タレット装置であって、タレットヘッド担持装置と 、前記タレット担持装置に取付けられ割出し軸の周りに回転する複数の工具ステ ーションを有するタレットヘッドと、工具ステーションの1つが作動位置にある 1つの割出し位置から異なる工具ステーションが作動位置にある異なる割出し位 置へとタレットヘッドを回転するタレットヘッド割出し装置と、タレットヘッド をその割出し位置に保持しまた割出し中にタレットヘッドの回転を解放するロッ ク手段とを具備し、タレット割出し装置が、マルタクロスと同様な割出し円盤と 駆動装置とを有し、前記割出し円盤が、タレットヘッドと共に割出し軸線の周り に回転可能でありタレットヘッドに回転不能に連結されまたタレットヘッドの各 工具ステーションのため割出し円盤の周面で開口し2つの長手方向の斜面が設け られた溝を有し、前記駆動装置が、割出し軸に平行な駆動軸線の周りに回転する よう駆動可能であり、駆動軸線に偏心して、割出し円盤の溝に挿入され割出し円 盤の溝から取出される駆動フインガーを担持している、工具タレット装置におい て、駆動装置(58)が、駆動装置の駆動軸線(60)から等しい半径方向の距離と 相互からある角度の回転距離で配置された少なくとも2つの駆動フインガー(68 ,70)を有し、また関連の溝(40)の長手方向中心線(42)に向って凸面の割出 し円盤(36)のわん曲部(42b)が、駆動フインガー(68,70)に当接するよう 割出し円盤の溝(40)の各々の各長手方向の斜面(40a)と組合され、溝(40) 、わん曲部(42b)及び駆動フインガー(68,70)が、タレットヘッド工具ステ ーション(20)の1つが作動位置にあり2つの駆動フインガー(68,70)が2つ の隣接する割出し円盤の溝(40)の2つの隣接するわん曲部(42b )に隙間なしで当接する駆動装置(58)の休止位置から始って、2つの駆動フイ ンガー(68,70)の第1の一方が駆動装置(58)の回転によりこれら2つの割出 し円盤の溝(40)の第1の1つに挿入されるように、構成されかつ配置され、タ レットヘッド(18)がそれによりその次の割出し位置に回転されまたこの割出し 位置でこの第1の駆動フインガー(68又は70)と他の駆動フインガー(70又は68 )とが、前記2つのわん曲部(42b)の1つとこの1つのわん曲部に隣接する次 の割出し円盤の溝(40)のわん曲部(42b)とに隙間なしで当接するようにして いることを特徴とする工作機械の工具タレット装置。 2.割出し円盤の溝(40)がその開放端部の領域で外側に向って幅が広くされ ていることを特徴とする請求項1に記載の装置。 3.わん曲部(42b)が、駆動フインガー(68,70)がタレットヘッド(18) の回転中はわん曲部(42b)と接触しないようになっていることを特徴とする請 求項1又は2に記載の装置。 4.わん曲部(42b)が円弧形状の構造でありまた一定の長さを有して配置さ れそれにより駆動装置(58)の休止位置の1つから始まって、2つの駆動フイン ガー(68,70)がこれら2つのわん曲部(42b)に沿って動きかつ駆動装置(58 )の第1の角度の回転領域(C)にわたって割出し円盤(36)を回転させること なくこれらわん曲部に当接するようにし、タレットヘッド(18)が第1の割出し 円盤の溝(40)に係合する第1の駆動フインガー(68又は70)によって前記第1 の角度の回転領域(C)に続く駆動装置(58)の第2の角度の回転領域(D)に わたってその次の割出し位置に回転され、第1の他の駆動フインガー(68,70) がこれら2つのわん曲部(42b)の1つと前記1つのわん曲部に隣接する次の割 出し円盤の溝(40)のわん曲部(42b)とに沿って動きかつ前記第2の角度の回 転領域(D)に続く第3の角度の駆動装置(58)の回転領域(C)にわたって、 割出し円盤(36)を回転させることなく、これらわん曲部に当接するようにされ 、それによりタレットヘッド(18)がわん曲部(42b)と駆動フインガー(68, 70)とにより第1及び第3の角度の回転領域(C)に回転しないように固定され るようにしていることを特徴とする前記請求項中のうちの1つ又はいくつかに記 載の装置。 5.わん曲部(42b)が、第1の角度の回転領域から第2の角度の回転領域へ (それぞれCとD)の移行部分で、2つの割出し円盤の溝(40)の1つを出て動 く駆動フインガー(68又は70)がこれに近接するわん曲部(42b)を通り越すよ うな長さとなっていることを特徴とする請求項3と4に記載の装置。 6.駆動装置(58)が2つの駆動フインガー(68,70)のみを有していること を特徴とする前記請求項のうちの1つ又はいくつかに記載の装置。 7.駆動フインガー(68,70)の相互からの回転距離の角度が180°であるこ とを特徴とする請求項6に記載の装置。 8.回転領域の3つの角度(C/2,D,C/2)の合計が180°であること を特徴とする請求項4と7に記載の装置。 9.第1と第3の角度の回転領域(C)が同じ大きさであることを特徴とする 請求項4から8のうちの1つ又はいくつかに記載の装置。 10.第2の角度の回転領域(D)が少なくとも90°で160°より小さいことを 特徴とする請求項8と9に記載の装置。 11.第2の角度の回転領域(D)が約135°であることを特徴とする請求項10 に記載の装置。 12.第2の角度の回転領域(D)が約120°であることを特徴と する請求項10に記載の装置。 13.わん曲部(42b)が割出し円盤(38)に固定された部分(48)により形成 されていることを特徴とする前記請求項のうちの1つ又はいくつかに記載の装置 。 14.駆動フインガー(68′,70′)が溝(40′)とわん曲部(42b′)とにそ れぞれ相互に作用する異なる直径の領域(74a′,74b′)を有していることを 特徴とする前記請求項のうちの1つ又はいくつかに記載の装置。 15.同じ溝(40′)に対面する隣接わん曲部(42b′)の間の間隙が溝の幅か らはずれていることを特徴とする前記請求項のうちの1つ又はいくつかに記載の 装置。 16.駆動フインガー(68,70)が駆動装置(58)に取付けられ自由に回転でき るローラ(74)により形成されていることを特徴とする前記請求項のうちの1つ 又はいくつかに記載の装置。 17.駆動装置(58)の休止位置において駆動装置の駆動軸線(60)が2つの隣 接する溝(40)の間に延び、これら2つの溝の2つの対面するわん曲部(42b) が駆動装置の駆動軸線(60)に対して対称となっていることを特徴とする前記請 求項のうちの1つ又はいくつかに記載の装置。 18.溝(40)が割出し軸(34)に対し半径方向に向けられるようになっており また各々が割出し軸(34)を含む中心平面(42)に対し対称となっていることを 特徴とする前記請求項のうちの1つ又はいくつかに記載の装置。 19.溝(40)の幅が駆動フインガー(68,70)の直径に一致していくことを特 徴とする前記請求項のうちの1つ又はいくつかに記載の装置。 20.2つの隣接する割出し円盤の溝(40)の向き合うわん曲部( 42b)が両方のわん曲部に共通の円盤形状の部材(48)によって形成され、前記 部材の周面が円の少なくとも一部の形状を有していることを特徴とする前記請求 項のうちの1つ又はいくつかに記載の装置。 21.部材(48)の周面が少なくとも2つの反対方向に位置する領域において円 弧形状の構造となっていることを特徴とする請求項20に記載の装置。 22.電気的な伝動装置付きモーター又は油圧モーターとして構成された駆動装 置の駆動モーター(62)を有していることを特徴とする前記請求項のうちの1項 又はいくつかに記載の装置。 23.回転の角度によって制御される切換え装置(66)が駆動装置の駆動モータ ー(62)に組合されていることを特徴とする請求項22に記載の装置。 24.駆動フインガー(68,70)に対しまた割出し軸(34)の方向に見て、わん 曲部(42b)が割出し円盤の溝(40)の長手方向の斜面(40a)の作用領域に連 続して合体していることを特徴とする前記請求項のうちの1つ又はいくつかに記 載の装置。 25.長手方向の斜面(40a)が内側のわん曲端部に対し接線を形成しているこ とを特徴とする請求項24に記載の装置。 26.割出し軸(34)の周りに回転可能な部分(18,38)の1つが圧力媒体ピス トン(82)によってタレットヘッド担持装置(10)の静止部分(12)に当接され るようになっていることを特徴とする前記請求項のうちの1つ又はいくつかに記 載の装置。 27.回転可能な部分がタレットヘッド(18)であることを特徴とする請求項26 に記載の装置。 28.圧力媒体ピストン(82)が一側においてのみ―回転可能な部分(18)を静 止部分(12)に押しつける方向で―圧力媒体で作動さ れ、圧力媒体ピストン(82)に組合された少なくとも1つのシール(88,90)が 圧力の解放中に作用する圧力媒体のための戻しばねを形成していることを特徴と する請求項26又は27に記載の装置。 29.駆動装置(58)に回転不可能に連結され、圧力媒体ピストン(82)に通じ る圧力媒体配管(86,92,94)の中の圧力媒体弁(80)を制御するカム(78)を 有することを特徴とする請求項26から28のうちの1つ又はいくつかに記載の装置 。 30.カム(78)が、圧力媒体弁(80)が第1及び第3の角度の回転領域(C) の開始及び終了部分でそれぞれ逆に作動されそれにより第1及び第3の角度の回 転領域(C)の残りの部分(A)にわたって回転可能な部分(18)を止めるよう になっていることを特徴とする請求項4と29に記載の装置。
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