JPS6319247B2 - - Google Patents

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Publication number
JPS6319247B2
JPS6319247B2 JP53057001A JP5700178A JPS6319247B2 JP S6319247 B2 JPS6319247 B2 JP S6319247B2 JP 53057001 A JP53057001 A JP 53057001A JP 5700178 A JP5700178 A JP 5700178A JP S6319247 B2 JPS6319247 B2 JP S6319247B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
corrugated
circular tube
corrugating
die
pitch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP53057001A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54148172A (en
Inventor
Masaki Yoshida
Masahiro Tanimoto
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YKK Corp
Original Assignee
Yoshida Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshida Kogyo KK filed Critical Yoshida Kogyo KK
Priority to JP5700178A priority Critical patent/JPS54148172A/ja
Publication of JPS54148172A publication Critical patent/JPS54148172A/ja
Publication of JPS6319247B2 publication Critical patent/JPS6319247B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は平行波つけ管の製造方法ならびにそ
の装置、さらに詳しく言えばたとえばケーブル等
の被覆に用いるいわゆるコルゲート管にして、そ
の外周部にそれぞれ独立した円周溝が互いに平行
に管の軸方向に連設された、平行波つけ管の製造
方法およびその装置に関するものである。
従来、この種の平行波つけ管の製造装置として
は、西ドイツのカーベル・ウント・メタル社「管
に連続的に環状の波形をつける装置」(特公昭49
−43069)が著名である。これは第4図に示すよ
うに加工すべき円管10に対して波つけダイス4
を傾斜させ、かつこれに偏心して配置し、このダ
イス4をダイスホルダ2(一般にフライヤ)によ
つて回転可能に保持し、ダイスホルダ2を回転さ
せると共に円管10を後述する速度をもつてその
軸方向に送るものであつて、この装置においては
ダイスの内周に設けられる少なくとも1ピツチ分
の波つけ突条41が円管10の外周に所望の環状
の溝を形成するものである。円管10の外周に形
成される溝の底部径は当然のことながら波つけ突
条41の内径より小さいから、ダイスホルダ2、
波つけダイス4および円管10の位置関係はその
横断面図でみれば第5図や第6図に示される通り
である。いま従来技術の波つけ工程を第5図ない
し第10図を参照して詳しく説明しよう。
つぎにこの発明の方法によつて円管10の外周
にどのように波つけ加工されるか、すなわちそれ
ぞれ独立した1本、1本の円周溝が円管10の軸
方向に並んで形成されるかを第5図ないし第9図
について説明しよう。第5図a,bはダイスホル
ダ2、波つけダイス4および円管10の位置関係
がちようど第1図に示されるそれと同じになつた
状態を示すものであつて、前記それぞれの上にあ
る注目点P,Q,Rは出発点O(0度)に一致し
ているとする。波つけダイスの波つけ突条41に
について言えば、第5図aに見るように時計回り
して同図bに示すように右方に進むつるまき線状
をなすものとする。
いまダイスホルダ2をO点から出発して時計回
りに90゜回転させたとすると、波つけダイス4は
円管10の外周に沿つて転がり、第6図に示され
るように出発点Oから時計回りに90゜回転した円
管10の外周上の点Q1においてこれと内接する。
この移動の間に円管10上の4分の1円周に相当
する弧RQ1の部分には波つけ突条41の弧QQ1
部分が押しつけられてその対応した形の溝が形成
される。この過程でもし円管10を軸方向に動か
さないとすると、円管10の外周には第5図bに
破線RSによつて示すように波つけ突条41のつ
るまき線と同一の進みを持つように軸方向に傾斜
した溝が形成されることになるのであるが、この
発明においては形成される溝が軸方向に傾斜しな
いでほぼ直角をなすように円管10を同図におい
て右方に送り続けるのである。
この円管10を送る速度については後に詳しく
説明するとして、ダイスホルダ2がさらに90゜回
転した第7図a,bの状態を説明しよう。このと
きは波つけダイス4と円管10とは出発点Oと反
対側の真下の点Q2において接触する。出発から
ここまでの間に円管10の2分の1円周に相当す
る弧RQ2の部分に溝が形成される。もちろん図中
弧QQ2の長さは弧RQ2の長さに等しい。つぎにさ
らに90゜ダイスホルダ2が同方向に回転すると第
8図に示す状態となり、ダイスホルダ2が最初の
第5図の状態からちようど1回転すると第9図に
示す状態となり、円管10に外周にはちようど1
周分の円周溝が形成される。このときダイスホル
ダ2上の点Pはもちろん出発点Oの位置にもどる
けれども、波つけダイス4上の点Qは出発点Oに
は戻つていない。しかして前述の1周分の円周溝
形成に関与した波つけ突条41の部分は第9図の
優弧QQ2Q4の部分であつて劣弧QQ4の部分はいま
だ円管10の外周に接触すらしていないのであ
る。波つけ突条41の劣弧QQ4の部分は優弧
QQ2Q4の部分によつて形成された1周完結した
円周溝をあとでなぞつて仕上げ、こうしてつるま
き線状の波つけ突条41の1ピツチ分が完全に円
管10の外周のまわりに転動し終えたときに、そ
の次の瞬間からはじめて円管10上に次の円周溝
の加工がはじまるのである。この新しい円周溝の
加工開始の状態は第10図に示される。しかして
第5図bの状態から第10図の状態に至る間に円
管10は波つけ突条41のちようど1ピツチpだ
け等しい速さで送られるのである。
加工される円管10の溝の底部の直径をd、波
つけダイスの波つけ突条41の内径をDとする
と、第9図を参照して QQ2Q4⌒=πd したがつて Q4Q⌒=πD−πd よつて回転量=πD−πd/πD=D−d/D回転 つまり第5図に示す状態から第9図に示す状態ま
での間にダイスホルダが1回転すると波つけダイ
スはD−d/D回転だけ回転する。いまダイスホル ダ2の回転速度をNr.p.mとし波つけ突条41の
ピツチを既に述べたようにpとすれば、単位時間
(1分間)に波つけダイスはD−d/D・N回転し、 円管10は単位時間に軸方向にD−d/D・p・N の速さで送らねばならない。これがこの装置の運
転条件である。たとえばD=2dの場合はD−d/D =1/2となるから第5図ないし第9図においてダ イスホルダ2の1回転で波つけダイス4は1/2回
転する。したがつてこの場合波つけダイスの波つ
け突条41の半ピツチ分によつて円管10の1周
分の円周溝が形成され、波つけ突条41の残り半
ピツチ分はこの形成された円周溝のあとをなぞつ
て仕上げる。つまりダイスホルダ2の2回転ごと
に1本の円周溝の形成、仕上げが行なわれるので
ある。以上が従来技術の工程ならびにこれによる
円周溝形成の能率である。
以上の説明からわかるように従来技術において
は、波つけダイスを保持するダイスホルダあるい
は一般にフライヤが1回転しても波つけダイスは
D−d/D回転しかしないのでこれだけ円周溝の形 成の能率が低いことがわかる。この点特公昭49−
43069号明細書、3ページ、(5)らん、38行〜42行
の記載に見られるように円管の送りをp・Nとし
たことは正確ではなく、正確には以上に詳細に分
析したように因子D−d/Dが掛けられ、それだけ 能率が低いものである。
この発明は正にこの従来技術の低い能率を改善
するためになされたものであつて、その一実施例
を第1図および第2図について説明しよう。第1
図において4は内周部に少なくとも1ピツチ分の
長さを有するつるまき線状の波つけ突条41の形
成された波つけダイスであつて、この波つけダイ
ス4はダイスホルダ2に軸受を介して取りつけら
れると共に、その円管10の通路となる中心部分
を避けた周縁部の一点においてダイスホルダ2以
外の固定部分、たとえば図示のように固定された
前部円管案内管3の中心を通つて延びるスリツト
51にピン6を介して該前部内管案内管3のひと
つの直径方向に滑動可能に設けられる。もちろん
このため波つけダイス4は前記ピン6のまわりに
回動可能である。なお5はスリツト51を形成す
る1対の部材であり前部円管案内管3に固着され
る。
次にこの発明装置の作動を従来技術のそれと比
較しながら第3図a,b,c,dによつて説明し
よう。第3図a,b,c,dはそれぞれ従来技術
の第5図a、第6図、第7図a、第8図に対応す
るものである。まず出発位置を示す第3図aにお
いてはダイスホルダ2、波つけダイス4、円管1
0上の点P,Q,Rに着目し、これらが一線に並
んでいるものとする。ダイスホルダ2が90゜時計
回りに回動すると波つけダイス4上の点Qは第1
図のピン6に近い点であるから、スリツト51に
案内されて円管10の直径上を中心から離れる方
向に押し上げられ、同時に波つけ突条41は円管
10の外周部を滑りながら転動して第3図bの状
態に至る。さらにダイスホルダ2が90゜回転する
と、波つけダイス4はさらに上方に押し上げられ
波つけダイス4のひとつの直径に沿う反対側の点
Q′が円管10の外周部に食い込む。これが第3
図cの状態である。ダイスホルダ2がさらに90゜
回転するとこんどは同図dの状態になり、またさ
らに90゜回転すると再び同図aの状態に戻る。以
上に述べたダイスホルダ2の1回転に際して波つ
けダイス4はピン6により抑止されて全く回転し
ていないが、その波つけ突条41は全内周部が円
管10の外周に押圧されてその上に円周溝を形成
する作業に関与していることに注目されたい。円
管10の外周は波つけ突条41の1周分、すなわ
ち1ピツチ分の長さより短かいけれどもこれら長
さの異なる部分がダイスホルダ2の1回転の間に
過不足なく接触し合うのである。つまり長さの長
い方の波つけ突条41が円管10の外周壁上を滑
りながら転動してゆき、結局あまることなく、ま
た不足することなくちようど対応するわけであ
る。
この場合の円管10の軸方向の送りは既に述べ
た従来例からも明白なようにダイスホルダ2の1
回転についてp、単位時間についてはp・Nであ
つて、1より小さい係数D−d/Dが乗じてないこ とを十分理解すべきである。すなわちこの発明の
方法の能率は従来方法とくらべてD/D−d倍、た とえばD=2dのときは能率は2倍になるという
ことであり、この発明の効果がいかに顕著である
かがわかるであろう。なおこの発明の装置は従来
技術の装置をもとにしてそれからの改造も比較的
容易であり、この点もまたひとつの利点である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例装置を示す簡略側
断面図、第2図は第1図のA矢視図、第3図a,
b,c,dはこの発明の工程を説明する簡略横断
面図、第4図は従来技術の一例を示す側断面図、
第5図ないし第10図は従来技術の作動原理を示
す略図である。 2……ダイスホルダ、4……波つけダイス、4
1……波つけ突条、51……スリツト、6……ピ
ン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも1ピツチ分の長さを有するつるま
    き線状の波つけ突条を波つけ加工すべき円管の外
    周壁に押圧しつつ滑りながら転動させ、その外周
    壁の一周に対して該波つけ突条の1ピツチ分を過
    不足なく対応させる工程と、前記円管をその軸方
    向に前記波つけ突条のつるまき線の進みに相当す
    る速度をもつて送る工程とを有し、これによつて
    前記円管の外周部にそれぞれ独立した円周溝が前
    記波つけ突条のピツチに等しいピツチをもつて軸
    方向に並んで形成されることを特徴とする平行波
    付管の製造方法。 2 波つけ加工すべき円管10が送給案内される
    円柱状の案内孔と、この案内孔の中心軸線のまわ
    りに回転駆動されるダイスホルダ2と、中空円柱
    状をなしな内周壁につるまき線状の波つけ突条4
    1が形成された波つけダイス4とを有し、前記波
    つけダイス4はその周縁部の一点において前記ダ
    イスホルダ以外の固定部分に回動可能に、かつ前
    記案内孔のひとつの直径方向に滑動可能に、前記
    案内孔に対して偏心して設けられることを特徴と
    する、平行波付管の製造装置。
JP5700178A 1978-05-13 1978-05-13 Production of parallel wave pipe and apparatus for making same Granted JPS54148172A (en)

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JPS54148172A JPS54148172A (en) 1979-11-20
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JPS6310028A (ja) * 1986-06-28 1988-01-16 Tookoo Seiki Kk フレキシブルチユ−ブの製造方法
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JPS4933261A (ja) * 1972-07-27 1974-03-27
JPS4943069A (ja) * 1972-08-29 1974-04-23
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