JPS62173569A - 物体の表面形状データ作成装置 - Google Patents

物体の表面形状データ作成装置

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JPS62173569A
JPS62173569A JP61015396A JP1539686A JPS62173569A JP S62173569 A JPS62173569 A JP S62173569A JP 61015396 A JP61015396 A JP 61015396A JP 1539686 A JP1539686 A JP 1539686A JP S62173569 A JPS62173569 A JP S62173569A
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Tetsuzo Kuragano
哲造 倉賀野
Atsushi Kikuchi
敦 菊池
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A産業上の利用分野 B発明の概要 C従来の技術 り発明が解決しようとする問題点 E問題点を解決するための手段(第5図)F作用(第5
図) G実施例 (Gl)三辺形パッチ接続の原理(第1図〜第3図)(
G2)三辺形パッチの2次元的接!(第4図)(G3)
接平面連続の条件で接続されていることの確認 (G4)内部制御点の設定の仕方(第5図)(G5)パ
ッチ接続処理手順(第6図)(G6)他の実施例(第7
図) H発明の効果 A産業上の利用分野 本発明は自由曲面作成方法に関し、例えばCAD(co
mputer aided design) 、または
CA M (cowputer aided manu
facturing)などにおいて、自由曲面をもった
形状を生成する場合に適用して好適なものである。
B発明の概要 本発明は、枠組み空間に所定のベクトル関数で表される
パッチを張ることにより、自由曲面を生成するようにな
された自由曲面作成方法において、三辺形枠組み空間に
、その3つの辺に対応させてそれぞれ接平面連続の条件
の下に接続することができるような3つのサブパッチを
生成し、これらの3つのサブパッチを重ね合わせ合成す
るようにしたことにより、当該三辺形パッチに隣接する
パッチを容易に2次元的に接続し得る。
C従来の技術 例えばCADの手法を用いて自由曲面をもった物体の形
状をデザインする場合軸1o11etoric mod
eling)、一般にデザイナは、曲面が通るべき3次
元空間における複数の点(これを節点と呼ぶ)を指定し
、当該指定された複数の点を結ぶ境界向vA網を所定の
関数を用いてコンピュータによって演算させることによ
り、いわゆるワイヤフレームで表現された曲面を作成す
る。かくして境界曲線によって囲まれた多数の枠組み空
間を形成することができる(このような処理を以下枠組
み処理と呼ぶ)。
かかる枠組み処理によって形成された境界曲線網は、そ
れ自体デザイナがデザインしようとする大まかな形状を
表しており、各枠組み空間を囲む境界曲線を用いて所定
のベクトル関数によって表現できる曲面を補間演算する
ことができれば、全体としてデザイナがデザインした自
由曲面(2次関数で規定できないものをいう)を生成す
ることができる。ここで各枠組み空間に張られた曲面は
全体の曲面を構成する基礎要素を形成し、これをパッチ
と呼ぶ。
従来この種のCADシステムにおいては、境界曲線網を
表現するベクトル関数として、計算が容易な例えばベジ
ェ(Bezier)式、Bスプライン(B−aplin
s)式でなる3次のテンソル積が用いられており、例え
ば形状的に特殊な特徴がないような自由曲面を数式表現
するには最適であると考えられている。
すなわち形状的に特殊な特徴がないような自由曲面は、
空間に与えられた点をXY平面上に投影したとき、当該
投影された点が規則的にマトリクス状に並んでいること
が多く、この投影点の数がmxnで表されるとき、当該
枠組み空間を3次のベジェ式で表される四辺形パッチを
用いて容易に張ることができることが知られている。
D発明が解決しようとする問題点 しかしこの従来の数式表現は、形状的に特徴がある曲面
(例えば大きく歪んだ形状をもつ曲面)に適用する場合
には、パッチ相互間の接続方法に困難があり、高度な数
学的演算処理を実行する必要があるため、コンピュータ
による演算処理が複雑かつ膨大になる問題があった。
特に極端に歪んだ形状をもつ曲面が枠組みされたときに
は、はとんどの場合当該指定された点の配列は規則性を
もっておらず、従って枠組み空間に四辺形パッチを張る
ような従来の手法では、滑らかな自由曲面を形成するこ
とは実際上極めて困難であった。
本発明は以上の点を考慮してなされたもので、枠組み処
理によって指定された点の配列が規則性をもたないラン
ダムに配置されているときにも、滑らかな自由曲面を張
ることができるようにした自由曲面作成方法を提案しよ
うとするものである。
E問題点を解決するための手段 かかる問題点を解決するため本発明においては、枠組み
処理によって境界曲線で囲まれた多数の枠組み空間を形
成し、当該枠組み空間に所定のベクトル関数で表される
パッチを張ることにより、自由曲面を生成するようにな
された自由曲面作成方法において、枠組み空間として、
第1の境界曲線、第2の境界曲線及び第3の境界曲線で
囲まれた三辺形枠組み空間を含むように枠組み処理を実
行し、この三辺形枠組み空間に張る三辺形パッチ” (
un VI Iを、第1の境界曲線を共有境界COM 
1として隣接する第1の隣接パッチT。、v、2に接平
面連続の条件を満足するように接続する第1のサブパッ
チα(u、 v) T + (un v) I と、第
2の境界曲線を共有境界C0M2として隣接する第2の
隣接パッチT (un V) 3に接平面連続の条件を
満足するように接続する第2のサブパッチβ(LI+ 
V) T t (Il、 III 1と、第3の境界曲
線を共有境界C0M3として隣接する第3の隣接パッチ
T (u、 v) 4に接平面連続の条件を満足するよ
うに接続する第3のサブパッチr(u+ν) T 3 
(un vl + とを重ね合わせ合成することにより
生成するようにする。
F作用 枠組み処理によって形成された三辺形枠組み空間に張る
三辺形パッチT (un vl +は、その3つの辺に
よって形成される共有境界COMI、C0M2、C0M
3において接平面連続の条件を満足するような制御点に
よって設定される3つのサブパッチα(Ll+ V) 
T r (un vl I %β(LI+ V)Tz(
u、v++ % T (u。
V) T 2 (u、vl 1を重ね合わせ合成するこ
とによって生成される。
かくして三辺形パッチT (un v、Iは、その3つ
の辺において接平面連続の条件で2次元的に接続するよ
うな曲面を容易に生成し得る。
G実施例 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(G1)三辺形パッチ接続の原理 本発明においては、第1図に示すように、ランダムに指
定された節点P1〜P14に基づいて、互いにより近い
節点相互間を結ぶ境界曲線によって枠組み処理を実行し
、これにより境界曲線網によって表される立体曲面を全
体として三辺形の枠組み空間によって形成するようにす
る。
かくして枠組み処理された枠組み空間の境界を表す境界
曲線、及び各枠組み空間に張られるパッチを次式 %式% のように、3次のベジェ式でなるベクトル関数T (u
n vl を用いて表現する。  (1)式においてP
、。。、は、第2図に示すように、隣合う2つの枠組み
空間に張られた曲面、すなわち第1の三辺形パッチT 
(un w) +及び第2の三辺形パッチT (u、v
l tが共に保有している境界(これを共存境界と呼ぶ
)の一端の位置を表す位置ベクトルでなり、他端の位置
ベクトルP、。3.と、第1のパッチT (III V
) 1の位置ベクトルP(3゜、1と第2のパッチT 
(u、 V) 2の位置ベクトルP13゜、2と共に、
枠組み処理の際に指定される接点を構成する。
かくして、第1及び第2のパッチT fur vl +
及びT (un w)zがそれぞれ節点P (+l1l
J  P +30) l−P (031P ()+11
及びP (60)  P (zo+ z −P (11
31−P(。。、の3つの境界曲線によって囲まれてい
ることが分かる。
これらの共有境界のうち節点P、。。、及びP、。3゜
間の境界曲線は共有境界COMを構成し、2つの制御点
P(。I、及びP、。2.によって3次のベジェ式を規
定している。
これに対して、第1のパッチT (u、 vl 1の節
点P((101及びPL、ll、、1間の境界曲線、P
(tol+及びP、。35間の境界曲線は、それぞれ2
つの制御点(P (+01 I % P (2011)
、 (P (2111、P nz目)によって規定され
ている。 また、第2のパッチ” +Ill V) 2
の節点P+oo+及びP(3012間の境界曲線、P(
1゜、2及びP、。11間の境界曲線は、  2つの制
御点(P no、t % P +to、z )、  C
Ptzl、z、P(+z+z)によって規定されている
また、(1)式において、E及びFはU方向及びV方向
のシフト演算子で、 パッチT(un V) l及びT
 (u+v□上の位置ベクトルで表される制御点P(i
、jl に対して次式、 E ’ P (t、j)  = P (i*+t jl  (i、j=0.1.2)・・
・・・・(2) F′P(ム1) = P (五・ j・n    (t−j=0  ・  1
 ・  2 )・・・・・・(3) の関係をもつ。ここで U≧0            ・・・・・・(4)■
≧0            ・・・・・・(5)u+
v≦1          ・・・・・・(6)である
さらに(1)式において、U及びVはU方向及びV方向
のパラメータで、第2図に示すように、第1及び第2の
パッチT (un vl l及びT (un vl 、
に対してそれぞれ節点P、。。、から横方向にU軸を取
り、かつ縦方向にV軸を取った座標(u、v)を用いて
パッチ” (un vl +及びT(Ilo vl を
内の自由曲面上の座標を表すことができる。
このように定義した場合共有境界00M上の各点におい
て第1のパッチT (all v)lをU方向に取った
接線ベクトルは、(1)式をパラメータUについて1階
偏微分することにより、 U ・・・・・・(7) で表される。ここでa、は節点P(。。、から制御点P
(1@11に向かう制御辺ベクトルを示し、シフト演算
子Fと共に第1のパッチ” (an vl 1について
、次式 %式%) によって制御辺ベクトルaj  (j=o、1.2)を
表すことができる。ここで31は共有境界COMの制御
点P、。5.から第1のパッチT(un vl 1の制
御点P+I11+へ向かう制御辺ベクトルを示し、また
、azは同様にして制御点P、。2.から制御点P<I
z++へ向かう制御辺ベクトルを示す。
同様にして共有境界C0M上において、第2のパッチT
 (u、 v、tのU方向に向かう接線ベクトルは、(
1)式をパラメータUについて1階偏微分することによ
り、 ・・・・・・(9) で表される。ここで00は、節点P、。。、から第2の
パッチT (u + V )□の制御点P0゜、2に向
かう制御辺ベクトルを示し、シフト演算子Fと共に第2
のパッチT (un V)□について、次式0式%) によって制御ベクトルCj  (j=0.1.2)を表
すことができる。ここでC,は共有境界COMの制御点
P、。1.から第2のパッチT (un vl gの制
御点Pill)2へ向かう制御辺ベクトルを示し、C2
は同様にして制御点P、。2.から制御点P(12)!
へ向かう制御辺ベクトルを示す。
さらに共有境界C0M上の各点における第1のパッチT
 (un vl l側のV方向の接線ベクトルは、(1
)式をパラメータVについて1階偏微分することにより
、 ・・・・・・(11) で表される。ここです、は、節点P(。。、から制御点
P、。、)へ向かう制御辺ベクトルを示し、シフト演算
子Fと共に共有境界COMについて、次式bj = P
 (ojl  P <o=−I、(J = 1.2.3
)・・・・・・(12) によって制御辺ベクトルbJ (j=1.2.3)を表
すことができる。ここでb2は制御点P、。1)からP
、。2.へ向かう制御辺ベクトルを示し、b。
は同様にして制御点P、。2.から節点P、。1.へ向
かう制御辺ベクトルを示す。
ところで枠組み処理によって形成された隣合う2つの枠
組み空間に三辺形パッチT tar w> I及びT。
、v、2を張った場合、その共有境界COMにおける曲
面は一般に滑らかにはならない、そこで本発明において
は、共有境界COMを有する2つのパッチT(un v
l 1及びT (un v) tを共有境界COMにお
いて滑らかに接続するように、各パッチT (un v
□及びT (u、vl gの内部の制御点P utz 
、P nI、tを設定し直して、これらの内部の制御点
を用いてパッチに張るべき自由曲面を補間演算し直す。
かくすることにより、境界曲線網で枠組みされた曲面全
体に亘って全てのパッチを滑らかに接続して行くことが
できることにより、多くの物体の外形形状を自然に表現
できる。
この共有境界COMにおける滑らかな接続は接平面連続
の条件を満足するような制御辺ベクトルao 〜21z
 、bl 〜b3 、C5〜Gzを求めることにより実
現される。
共有境界00M上の各点において接平面連続の条件が成
り立つためには、第1のパッチT (un vl lに
ついてそのU方向の接線ベクトル((7)式によって表
される)と、第2のパッチT (un vl zにおけ
るU方向の接線ベクトル((9)式によって表される)
と、第1のパッチT(un V) IのV方向の接線ベ
クトル((11)式によって表される)とが、同一平面
上にあることであり、これを実現するためには次式 の条件を満足させるようにパラメータを設定し直せば良
い。
ここでλ (V)、μ(V)、ν (V)は、スカラ関
数で、 λ (V) −(1−v)  +v    ・・・・・
・(14)u (v) −に+(1−v)  +xz 
v””” (15)J/  (V) =η+(t  v
) + 771 V・”・” (16)に選定される。
そこで(14)弐〜(16)式を(13)式に代入する
と共に、(7)式、(9)式、(11)式を(13)式
に代入し、その結果(13)式が成り立つように未知数
に1、にZ及びη1、η2を選定すれば、接平面連続の
条件を満足しながら、2つのパッチT (un vl 
I及びT (un v)□を接続することができること
になる。
実際上(7)式、(9)式、(11)式と、(14)弐
〜(16)弐とは、(1−v)の項及び■の項を持って
いるので、(13)式の左辺及び右辺は、(1−V)’
、V(1−V)”、v”(1−v)  、V3の項の和
の形に展開整理できる。従って展開式の各項ごとに係数
部が互いに等しいという条件を立てれば、 C(1=に+ ao + 771 b+    −−(
17)2c、+c、=’lにl a、 ”Kt a6+
2ηl b、+η2b1 ・・・・・・(18)(t 
+ ’I C+ 8K + a z + 2 K z 
a I+η、b、+2ηz b、  ・・・・・・(1
9)(t=に2 a= +η2b3   ・・・・・・
(20)で表される連立方程式が得られ、かくして4つ
の未知数に1、に2及びη5、η2を解くことができる
ここで接平面とは、共有境界COMの各点でのU方向及
びV方向の接線ベクトルによって形成される平面を称し
、従って共有境界COMの各点においエパッチT、。、
9,1及びT (u、v) tの接平面が同−のとき接
平面連続の条件が成り立つ。
例えば、一方の節点で成る制御点P、。。、についての
接平面連続の条件は、第3図に示すように決められる。
すなわちパッチT fu+ vl 1について、共有境
界COMを横断する方向(すなわちU方向)の接線ベク
トルall、及び共存境界COMに沿う方向(すなわち
V方向)の接線ベクトルb、の法線ベクトルn、は、 n、=a0×b1        ・・・・・・(21
)で表され、またパッチT (Il、 V) 2につい
て、共有境界COMを横断する方向の接線ベクトルC0
及び共有境界COMに沿う方向の接線ベクトルblの法
線ベクトルn2は、 nz = Co X b +         −−(
22)で表される。
このような条件のもとに、接平面連続というためには、
接線ベクトル” O、b 1及びCo 、b。
が同一平面に存在しなければならず、その結果法線ベク
トルn、及びn2は同一方向に向くことになる。
なおこのようにして共有境界C0M上の各点において接
平面連続の条件が成り立つように制御辺ベクトルを設定
した場合において、共有境界c。
MからパッチT (un vl I及びT (ITl 
v□の方向に向かう接線ベクトルをそれぞれ次式 (G2)三辺形パッチの2次元的接続 第2図について上述した手法によって、隣接する2つの
三辺形パッチを接平面連続の条件を満足するように接続
することができるが、この手法を用いて、第1図につい
て上述したように、ランダムに取った節点に基づいて形
成された多数の三辺形枠組み空間のように、任意の方向
に拡がって行くような(すなわち2次元的に拡がって行
くような)枠組み空間に、三辺形パッチを張ることを考
える。
このようにランダムに配置されている三辺形パッチ相互
間を接続するには、1つの三辺形パッチの3辺を同時に
接平面連続の条件を満足させながら隣接する3つの三辺
形パッチに接続する必要がある。このような接続方法を
2次元的な接続方法と呼ぶ。
本発明においては、1つの三辺形パッチを構成する3つ
の辺について、それぞれ隣接する三辺形パッチに対して
第2図について上述した手法によって接平面連続の条件
を満足するような3枚のサブパッチを生成し、この3枚
のサブパッチを互いに重ね合わせるようなベクトル関数
表現を用いることによって1つのパッチに合成する。こ
のようにして3枚のサブパッチを重ね合わせることによ
って、3つの辺にそれぞれ隣接する3つの三辺形パッチ
に同時に接平面連続の条件を満足するように2次元的に
接続し得る自由曲面を作成することができる。
例えば第1図において、節点P s  P q  P 
l !−P、によって囲まれる三辺形パッチに着目し、
第4図に示すように、この三辺形パッチT (un v
) 。
の3つの辺を構成する境界曲線でなる共有境界COMI
、C0M2、C0M3を介して隣接する3つのパッチT
(un vl Z、T (un ITl 3、T(IT
l V14を2次元的に接続する場合についてその接続
方法を説明する。
第4図において、先ず第1のパッチT (un v) 
lにおいて節点P、2を基準として共有境界C0M1及
びC0M2に沿う方向にパラメータV及びUの座標軸を
割当てる。これと一致するように共有境界C0M1及び
C0M2を介して隣接する第2及び第3のパッチT f
u、v、2及びT Tu+ vl ffのV及びUの座
標軸を節点P1□を基準にして選定する。これに対して
共有境界C0M3を介して隣接する第4のパッチP (
un vl 4は、共有境界C0M3と対向する節点P
6を基準にしてU軸及びV軸を選定する。
かくして共有境界COMIは、第1及び第2のパッチT
 (un VI I及びT(un vl Zについて、
パラメータUをu=0に設定したときの位置ベクトル(
すなわち境界曲線)を表す。また共有境界C0M2は、
第1及び第3のパッチT(un vl 1及びT (u
n Vl 3について、パラメータVをV=Oに設定し
たときの位置ベクトル(すなわち境界曲線)を表す。こ
れに対して共有境界C0M3は、第1及び第4のパッチ
T (u、vl 1及びT(un vl 4について、
パラメータU及びVをu+v=1に設定したときの位置
レベル(すなわち境界曲線)を表す。
このような座標系を設定したとき、三辺形枠組み空間に
張る第1のパッチT(un vl 1を次式%式%) によって表されるベクトル関数によって定義する。
(25)式において第1項α(LI+ V) T I 
(un v) 1 は、共有境界COMIを介して第2
のパッチT(111912と接平面連続の条件を満足す
るように設定された第1のサブパッチを表す。また(2
5)式の第2項β(un v) T 2 (Il、 V
l 1 は共有境界C0M2を介して第3のパッチT 
(il、 vl 3と接平面連続の条件を満足するよう
に設定された第2のサブパッチを表す。
さらに(25)式の第3項r (u、 v) T 3 
Tu+ vl 1は、共有境界C0M3を介して第4の
パッチT +III ITl <と接平面連続の条件を
満足するように設定された第3のサブパッチを表す。
かくして(25)式は、第1のパッチT (ur V)
 lが、3つの辺を形成する共有境界C0M1、C0M
2、C0M3を介して接続すべき三辺形パッチT(Il
l V) z、T 1u8v) 3、T (un V)
4との関係において、それぞれ接平面連続の条件を満足
するような3枚のサブパッチを互いに重ね合わせるよう
なベクトル関数によって表現され1枚のパッチを示して
いる。
(25)式においてα(u、 v)、β(u、 v)、
γ(unV)は、それぞれパラメータU及び■を変数と
じて表されるスカラ関数で、 α(u、 v)= u”(1−u−v)”+v”(1−u−y)2+ut 
y”・・・・・・(26) β(u+ν)= u”(l−u−v)”+v”(1−u−v)”tu” 
 v”・・・・・・(27) γ(u、ν)= u2(1−u−v)”+v”(1−u−v)2+u2 
v”・・・・・・(28) によって定義する。
(25)弐〜(28)式は、第1のパッチT lil+
 vl Iについての定義を述べたが、 この第1のパ
ッチT(un V) 1に接続される3つのパッチT 
(u、 vl t〜T (un IT) 4についても
全(同様にしてT (III V) t =α(u、 
v) T + tu、 vl z+β(u、 v) T
 z (un vl t+ r  (LI+  V) 
T ff (un vl 2    ・・・・・・ (
29)T (un Vl 3 =α(u、 v) T 
l III、 V) 3+β(u、 v) T 2 (
Il、 Vl :1+γ(u+ν) T 3 (Il、
 V) ff  ・・・・・・(30)T (un v
) 4 =α(u、ν) T + fun vl m+
β(un v) T z (un vl a+ r (
u、ν、) T 、t−、v、4− ・” (31)に
よって定義する。
(G3)接平面連続の条件で接続されていることの確認 (25)弐〜(31)式によって互いに接続すべき4つ
の三辺形パッチを表現すれば、第1のパッチT (u、
V) Iの内部に、3つの共有境界COMI、C0M2
、C0M3の全てについて接平面連続の条件式を満足さ
せるような制御点P(II)l(第2図)を(25)式
によって設定することができる。このことは、次のよう
にして確認し得る。
先ず第4図の三辺形パッチT (II+ vl lの第
1の共存境界C0M1について、この共有境界COMI
は、(25)式においてvmQと置くことよって求める
ことができる。ところがvm0の時、(26)式、(2
7)式、(28)式からcr(u、 v)−1、β(u
v)=r(u、 v)=Oになる。この条件を(25)
式に代すると共に、サブパッチを(1)式によって表せ
ば、第1のサブパッチは、 T (un vl I l vm。=T I (Il+
 V) 1= (l  u + u E)’P (11
+1)  −・・・(32)で表されるように、第1の
共有境界COMIに対応する接平面連続の式によって表
される。
同様にして第2のパッチT(un V) lは、(29
)式%式%) で表される曲線になる。(32)式及び(33)式にお
いて、第4図の共有境界COMIの場合、第2図の節点
P、。。、として、 第1及び第2のパッチT(mu 
II) l及びT (Il+ IT) tに共通な節点
PI!が用いられ、かくして(32)式及び(33)式
は同一の曲線を描くことにより Tt−、vlt l v−o −T(u、v>z l 
v−6・旧” (34)が成り立つ、このことは、y 
w QのときのパッチT (an IT) l及びT 
(w、vl tの曲線は、同じ位置ニアルことを表して
いる。
次に共有境界C0M1について、第1及び第2のパッチ
T(@r W) I及びT(w+ v) zのU方向(
すなわち共有境界COMIに沿う方向)の接線ベクトル
を(1)式に基づいて求めると、 −31unuE)” (E  1) P(0111・・
・・・・(35) =3 (1unuE)” (E  1) P(alll
・・・・・・(36) になる。従って(35)式及び(36)弐から、・・・
・・・(37) が成り立つことにより、共有境界COMIに沿う方向の
パッチT (u、 v) 、及びT (u、v) tの
接線ベクトルが互いに等しいことが分かる。
さらに、第1及び第2のパッチT (un vl l及
びT 、、、 v) 、のvmQにおけるV方向(すな
わち共有境界COMIを横断する方向)の接線ベクトル
H□及びH1zを求めれば、 −3(1−unuE)(F−1)P(60+・・・・・
・(38) =3 (1−unuE)(F−1) P+oo+・・・
・・・(39) になる。従って第1及び第2のパッチT (ll+ v
l l及びT (un V) ZのV方向(すなわち横
断方向)の接線ベクトルH2,及びHl、は Htr=14rt               ・・
・・・・ (40)のように同一となる。
従って(32)弐〜(40)式から明らかなように、(
25)式及び(29)式によって表された隣接する2つ
のパッチT (un IT) I及びT (un vl
 gは、共有境界C0M1において接平面連続の条件を
満足するようなパッチであることを確認し得る。
次に、第1のパッチT (un v> を及び第3のパ
ッチTju+ Vl 3間の共有境界C0M2について
、(32)弐〜(34)式に対応させて(41)弐〜(
43)式に示すように、2つのパッチT (un Il
l +及びT (III V) 3についてuwQのと
きの曲線を表す位置ベクトルは互いに等しくなる。
T lu+ vl r l use = Tt (Il
l V) 1” (1v + v F)”P too+
   ・=・= (41)T (un yl 2 l 
un+6 ” Tl (un IT) 2= (1−v
 + v F)’P (001”” (42)T (u
nν) I l u−0=T (&I+ II)り1.
、、。・・・・・・ (43)従って2つのパッチの境
界曲線は同じ位置にあることが分かる。
次に(35)弐〜(37)式に対応させて、(44)弐
〜(46)式に示すように、 2つのパッチT (un
 v) l及びT (u、 vl 3のu=0における
V方向の接線ベクトルは互いに等しくなる。
”3 (1vlvF)(F  1) Ptoo+・・・
・・・(44) ””3 (l  vlvF)(F−1)P(001・・
・・・・(45) ・・・・・・ (46) さらに(38)弐〜(40)式に対応させて(47)弐
〜(49)式に示すように、 2つのパッチT (up
 vl l及びT (un IT) 2のu=Qにおけ
るU方向(すなわち横断方向)の接線ベクトルH31、
Hl、は互いに等しくなる。
=3  (1−vlvF)” (E  1) P(11
6)・・・・・・(47) =3 (1−v十vF)” (E−1) P(001・
・・・・・(48) ・・・・・・ (49) このような(41)弐〜(49)式の演算結果から、第
1のパッチT <un vl +及び第3のパッチT 
(an vl sは共有境界C0M2において接平面連
続の条件を満足するように接続されていることが分かる
さらに第1のパッチ” (un w、1及び第4のパッ
チT (an ?) 4間の共有境界C0M3について
、u+v=1における曲線を(32)弐〜(34)式に
対応させて(50)弐〜(52)式に示すように求める
と、2つのパッチT(Ill v) l及びT (u、
 w、4の境界曲線は互いに等しくなる。
T +II+Vll l use、I  =Tff(u
nv)l  l unv*1= (u E + v F
 )’P C601−−(50)T (IllV14 
+ 1149”l =T3(unlT13  l ue
v*1= (u E + v F)3P (601・”
・” (51)T (IllVll l unV”l 
 ”T(u、v)4 l unv+1・・・・・・ (
52) 従って2つのパッチの境界曲線は互いに同じ位置にある
ことが分かる。
次に(35)弐〜(40)式に対応させて(53)弐〜
(58)式に示すように、2つのパッチT 、、、 v
l 。
及びT (Ill V) 4のu+v=lにおけるU方
向及びV方向の接線ベクトルが互いに等しいことが分か
る。
=3 (uE+vF)” (E  1) P(661・
・・・・・(53) −3(uE+vF)” (E  1)P(00)・・・
・・・ (55) ”3  (uE+vF)”  (F   1)P(00
1・・・・・・ (56) =3  (uE+vF)”  (F−1)P+ou・・
・・・・ (57) このように、 2つのパッチT (Ill VI I及
びT (u、 vl 4のu+v=lにおける曲線のU
方向及びV方向の接線ベクトルが互いに等しいことは、
当該境界曲線に沿う方向の接線ベクトルが互いに等しい
ことを表していると共に、u+v=lにおける境界曲線
を横断する方向の接線ベクトル841及びHI3も互い
に等しいことを表している。
従って第1のパッチ” (un vl 1及び第4のパ
ッチT Iu* vl 4は、共有境界C0M3におい
て接平面連続の条件を満足するように接続されているこ
とが分かる。
(G4)  内部制御点の設定の仕方 第4図について上述したように、第1のパッチ” (u
n vl 1は、(25)式で示すように、3つの辺に
対応する3つのサブパッチα(un v) T I(u
n v) I、β(u、 v) ’r z (un v
l I 、γ(u+ν) T ff (un v) l
 で表される式の和のベクトル関数によって表現される
1枚のパッチを張ることにより、それぞれ3つの辺の位
置にある共存境界COMI、C0M2、C0M3におい
て、接平面連続の条件を満足するように2次元的に隣接
する三辺形パッチと接続することができる。
このようなパッチを三辺形枠組み空間に張る場合、三辺
形パッチの境界を表す境界曲線は、第2図について上述
したように、3つの節点P(。。1、P(1゜+l、P
(。コ)と、各節点間の2つの制御点(P (+6)l
 % P(1611) s  (P+ztz % P(
+211 ) −。
(P(。2.、P(。、)によって枠組み処理を実行す
る際に一義的に決められている。
これに対してパッチT(un v) 1の内部に設定す
る制御点P、II、l は、実際上(25)式のベクト
ル関数においては、3つの辺についてそれぞれ接平面連
続の条件が成り立つように、各項ごとに制御点を設定す
る。 かくして、内部に3つの制御点P(II>+  
(これをQ+ 、Q、 、a、で表す)をもつことがで
きることになり、これにより大きい自由度で三辺形パッ
チを2次元的に接続し得る。
いま、内部の制御点Ql、Q1、G3をそれぞれ共通の
位置ベクトルP(I11+で表すとすると、(25)式
に(1)式、(26)式、(27)式、(28)式を代
入して展開すれば、次式 T (un vT I = (α十β+r ) W’ 
P (+101+(α+β+r ) −3w:lu P
 (11111+(α十β+T )  3 wu” P
 ttox+(α十β+γ)u3P+3o目 +(α+β+1 ) 3 W” V P (61)+(
α十β+T)6uvwPt++z +(α十β+r)3u” vp(zl11+(α+β+
1 )  3 w v” P cot++(α+β+7
)3uv” P(+z、l+ (α + β + γ 
>   v’  p  toコ)・・・・・・(59) が得られる。ただしパラメータu、vに関連して、(2
5)弐〜(28)式において次式 1− u −v = w         ・・・・=
 (60)によってパラメータWを導入する。その結果
(1)式は T (unvl  = (w + u E + v F
)’P (1)l))・・・・・・(61) のように表現し得、また(26)弐〜(28)式は、・
・・・・・(62) ・・・・・・(63) u” v’ +v’ w’ 十w’ u’・・・・・・
 (64) のように表現し得る。
(59)式において、制御点P(II)lの項を除く他
の節点及び制御点に対応する項は、枠組み処理のHbこ
指定された固定点についてのベクトル成分を表しており
、従って(25)弐の3つの項についてそれぞれ3つの
辺に対応して接平面連続の条件を満足するような制御点
P(1゜I (ずなわちQ、、Qz 、Q:l )を求
める際においても固定した値として演算し得る項である
これに対して制御点1”Hl、tに対応する項(すなわ
ち第6項)は、パッチT (LIIV□の内部に設定す
る3つの制御点Q、 、Qt、Q、を実質上の内容とし
てもっている。
従って(59)式において第6項を除く他の項の係数(
α+βトγ)は α+β+r=1         ・・・・・・(65
)としてfi算して良いのに対して、 (59)式の第
6項は (α+β+r) 6uvwp、、、、、 =α 6uv
wQ、   + β 5uvwQz+ 75 u v 
w Q、        −(66)と置き換えて演算
すべき内容をもち、第4図において第1のパッチTく工
、v)1を囲む3つの共有境界COMI、C0M2、C
0M3に対応する制御点Q+ 、QZ 、Qsの係数に
それぞれα、β、Tを乗算するような演算をする必要が
あり、かがる演算をすることによってベクトル合成され
て得られた1つの制御点が内部の制御点P(1111に
なることを表している。
従って制御点P(1+11 は、(66)式から、P(
Il11=αQ、  +βQz +γQ3・・・・・・
(67) のように3つの制御点Ql 、Qz 、Q、xによって
表すことができる。そして(67)式に(62)式〜(
64)式を代入することにより、三辺形パッチを2次元
的に接続した場合に、内部に設定される制御点P(目)
1は・ P(II)I” u”  v’  +v”  w”  +w   u・・
・・・・ (68) によって決めることができる。
従って実際上制御点P(11□を設定するには、第5図
に示すように、三辺形パッチの共有境界COMI、C0
M2、C0M3について接平面連続の条件を満足するよ
うな制御点Q1、G2、G3を設定すれば良いことにな
る。
(G5)パッチ接続処理手順 第2図及び第4図について上述した三辺形パッチの2次
元的な接続は、これをコンピュータによって第6図に示
す処理手順を実行することにより実現し得る。
第6図において、ステップSP1において接続処理手順
が開始されると、コンピュータはステップSP2におい
てパッチデータを読み込む。このパッチデータは例えば
デザイナが自由曲面をデザインする際に、別途3次元空
間に境界曲線網を枠組みすることにより得られる。この
枠組み処理に異常がなければ、境界曲線によって囲まれ
ている隣合うパッチは共有境界COMをもっており、従
って以下に述べる接続処理によってこの共有境界COM
において各パッチを接平面連続の条件の下に滑らかに接
続することができる。
コンピュータはステップSP2においてパッチデータを
読み込んだとき、3次のベジェ式で表される曲面を対応
する境界曲線上に張る際に必要とされる6個の制御点(
各辺に2個ずつ)を設定して三辺形枠組み空間の頂点に
ある節点と共に、パッチ内の補間演算を実行する。
この補間演算は、例えば第4図について上述したように
、(25)弐〜(31)式で表されるようなサブパッチ
をそれぞれ設定することを意味する。
続いてコンピュータは、次のステップSP3において、
 接続すべき4つのパッチT (、、v) l〜T(u
n vl 4を指定した後、ステップSP4に移る。
このステップSP4は、第1のパッチT(工+ N を
及びこれに接続しようとする第2〜第4のパッチT (
un vl K−T (lJ+ V)4について、共有
境界COM 1〜C0M3の両端にある節点P、。。1
、P(3゜)9、P、。、)において、制御辺ベクトル
が同一平面上にあるかどうかを調べる。すなわち節点P
、。。、において制御辺ベクトルao 、b+ 、Co
が同一平面になければ、接平面連続の条件が成り立たな
いことになる。同様に節点P、。3)及びP、。、にお
いて制御辺ベクトルが同一平面になければ接平面連続の
条件が成り立たないことになる。
そこでコンピュータはステップSP4において肯定結果
が得られたときには次のステップSP5に進み、これに
対して否定結果が得られたときには、ステップSP6に
おいて同一平面にない制御辺ベクトルを回転させること
によって同一平面上に修正した後、次のステップSP5
に進む。
このステップSP5は、三辺形パッチT ((In v
l Iにある3枚のサブパッチの作成順序を指定し、か
くして第2、第3、第4の三辺形パッチT (un v
l !、T (+J+ IF) !、T (un IT
) aの順序で、共有境界COMI、C0M2、C0M
3における接平面連続の条件を求めることができるよう
にする。
続いてコンピュータは、ステップSP7に移って当該所
定の順序で三辺形パッチT 、u、 、、 、の内部に
設定すべき制御点Q、 、Q、 、Q、+を求める。
かくして第4図の三辺形パッチT (un vl (に
ついてその3つの辺を共有境界として隣接する3つの三
辺形パッチT (u、Vl ’l〜T (un vl 
4に滑らかに接続する1つの三辺形パッチを作成するこ
とができる。
その後、コンピュータは、次のステップSP8に移って
全てのパッチを接続したか否かの判断をし、否定結果が
得られたとき上述のステップSP3に戻って新たに接続
すべき三辺形パッチを指定することによって上述のサブ
パッチの作成処理を繰返し実行する。
やがて全てのパッチの接続が終了して、上述のステップ
SP8において肯定結果が得られると、コンピュータは
ステップSP9に移って表示装置を用いて各パッチを囲
む境界曲線の各点における法線ベクトル及びパッチ内の
等直線を表示することにより、パッチの接続が滑らかで
あるか否かをオペレータが目視確認できるように表示す
る。
この表示を見てオペレータは次のステップ5P10にお
いて、共有境界C0M1〜C0M3上の法線ベクトルが
隣接する三辺形パッチについて互いに一致しているか否
かを確認でき、一致していない場合にはステップ5PI
Iにおいてその原因を調べ、必要に応じて数値的な修正
を行う。かくして一連のパッチ接続処理手順をステップ
5PI2において終了する。
(G6)他の実施例 なお上述の実施例においては、枠組み空間に3次のベジ
ェ式で表されるパッチを張る場合について述べたが、数
式の次数はこれに限らず4次以上にしでも良い。
さらに上述の実施例においては、ベジェ式によって表さ
れるパッチを張るようにした場合について述べたが、こ
れに限らず、スプライン式、クーンズ(Coons)式
、フオーガソン(Purgason)式などの他のベク
トル関数を用いるようにしても良い。
また、上述の実施例においては、三辺形パッチT (w
+ IT) lの3つの辺に三辺形パッチT (un 
vl t〜T (Il+ V) 4を接続した場合の実
施例について述べたが、三辺形パッチT (i++ v
) 、の3つの辺に接続するパッチの形状は、三辺形に
限らず、例えば四辺形等の他の形状であっても良(、こ
のようにしても三辺形パッチT (an wl +の3
つの辺を共存境界として接平面連続の条件を満足するよ
うな2次元的な接続を実現し得る。
この場合には、第7図に示すように、四辺形枠組み空間
の間に、三辺形枠組み空間が混在する場合にも、これを
2次元的に容易に接続することができることを意味して
おり、かくして例えば物体の角部の形状として丸味を帯
びた自由曲面を生成する場合に有効に適用し得る。
[(発明の効果 以上のように本発明によれば、枠組み処理によって2次
元的に任意の方向に拡がる境界面′!IA網に自由曲面
を張るにつき、空間にランダムに設定された節点に基づ
いて三辺形枠組み空間によって境界曲線綱を形成した場
合に、1つの三辺形パッチを囲む3つの共有境界につい
て、接平面連続の条件を満足するような3つの制御点を
設定し、当該3つの制御点によって制御される三辺形パ
ッチを張るようにしたことにより、2次元的に順次拡が
って行く枠組み空間に対して大きい自由度で実用上十分
に滑らかに接続された自由曲面を容易に作成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は(1意の方向に三辺形枠組み空間が拡がる境界
曲線IVJilを示す路線図、第2図は2つの三辺形パ
ッチの接続方法を示す路線図、第3図は接平面連続の条
件の説明に供する路線図、第4図は3近影パッチの各辺
の接続関係を示す路線図、第5図は三辺形パッチ内に設
定される3つの制御点の説明に供する路線図、第6図は
パッチ接続処理手順を示すフローチャート、第7図は本
発明の詳細な説明に供する路線図である。 T (un V) l〜T(un vl 4・・・・・
・三辺形パッチ・a(1〜ax 、l)+ ”b2 、
C6”’C2・・・・・・制御辺ベクトル% P (@
@)、 P (63)、 P (3o) I % P 
(3(+12−−節点、 P(1111、P<ot+、
P (1+1) I ”’ P (!111 %P (
toll 〜P (tI)t % P (目11 % 
P (1112−−制御点、COM、COMI−C0M
3・・・・・−共有境界。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 枠組み処理によつて境界曲線で囲まれた多数の枠組み空
    間を形成し、上記枠組み空間に所定のベクトル関数で表
    されるパッチを張ることにより、自由曲面を生成するよ
    うになされた自由曲面作成方法において、 上記枠組み空間として、第1の境界曲線、第2の境界曲
    線及び第3の境界曲線で囲まれた三辺形枠組み空間を含
    むように枠組み処理を実行し、上記三辺形枠組み空間に
    張る三辺形パッチを、上記第1の境界曲線を共有境界と
    して隣接する第1の隣接パッチに接平面連続の条件を満
    足するように接続する第1のサブパッチと、上記第2の
    境界曲線を共有境界として隣接する第2の隣接パッチに
    接平面連続の条件を満足するように接続する第2のサブ
    パッチと、上記第3の境界曲線を共有境界として隣接す
    る第3の隣接パッチに接平面連続の条件を満足するよう
    に接続する第3のサブパッチとを重ね合わせ合成するこ
    とにより生成することを特徴とする自由曲面作成方法。
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WO1991010965A1 (en) * 1990-01-21 1991-07-25 Sony Corporation Free surface data preparation method
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