JPS6217288Y2 - - Google Patents

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JPS6217288Y2
JPS6217288Y2 JP1980121449U JP12144980U JPS6217288Y2 JP S6217288 Y2 JPS6217288 Y2 JP S6217288Y2 JP 1980121449 U JP1980121449 U JP 1980121449U JP 12144980 U JP12144980 U JP 12144980U JP S6217288 Y2 JPS6217288 Y2 JP S6217288Y2
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JP
Japan
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case
section
box
heat
sound insulation
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JP1980121449U
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JPS5746010U (ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、例えば自動車の空気調和装置に用い
るクーリングボツクス等の空気調和装置用ボツク
スに関する。
従来、この種のクーリングボツクスは、第1図
に示すように鋼板からなる凸処3に穴4を設けた
アツパーケース1と鋼板からなるロアーケース2
とを係合させたもので、エンジン音等の外部雑音
がボツクス内に入り込んで車室内に到達しないよ
うにする所謂遮音の目的で、あるいは冷気を外部
へ放射させないようにする、即ち保温の目的で、
第2図に示すように発泡スチロールの如き遮音保
温板5をケース1,2が係合係止する係止係り合
部6及び係止ボルトナツト締付部7の内面を除く
ケース1,2の内面に設けている。これによりク
ーリングボツクスの遮音効果及び保温効果は充分
であると考えていた。しかし、時折外部雑音、主
としてエンジン音がこのクーリングボツクスを通
して車室内に伝達され、そのために快適な環境と
は言えなかつた。また保温も不充分で当然車室内
温度の面から快適な環境とは言えなかつた。
そこで、種々検討し実験の結果、第3図及び第
4図の拡大断面図で示すように、ボツクスの係止
係り合部6の掛け側6aと受け側6bとの間のほ
んのわずかな隙間9aあるいは係止ボルトナツト
締付部7のボルトナツト8で締付けた両断面L字
状支持部7a,7bの間のわずかな隙間9bから
エンジン音等の外部雑音及び外気が入り込み車室
内まで時折達することがわかり、また当然のこと
ながら、冷却効果も不充分であつた。
本考案はこの事を考慮して考え出されたもので
あり、二つのケースの気密性を良好にすることに
より、もつて充分な遮音効果が得られ、しかも充
分な保温効果が得られる空気調和装置用ボツクス
を提供することを目的とするものである。
本考案に係る空気調和装置用ボツクスの基本構
成は、二つのケースが係合して一つの空気調和装
置用ボツクスを構成する各ケース内に遮音保温板
を設け、夫々の遮音保温板の両端に断面L字状部
を設けて該断面L字状部同士が相互に密着して両
ケースが係合している構成で、以下図面に基づい
て詳細に説明する。
第5図は本考案に係るクーリングボツクスの一
実施例を示すものである。
アツパーケース10とロアーケース11からな
るクーリングボツクスの外観は、第1図に示す如
きクーリングボツクスと同じ外形々状を有する。
アツパーケース10及びロアーケース11の各ケ
ースは、U字状溝12を多数平行に模様状に設け
た筐体(勿論U字状溝12を設けない筐体でもよ
い)からなり、そのケース内部には例えば発泡ス
チロール等からなる遮音保温板13,14を張設
している。そして、遮音保温板13又は14とケ
ース10又は11との間に空間部15を設けたア
ツパーケース10とロアーケース11とが係合
し、係止係り合部16及び係止ボルトナツト締付
部17で係止して一つのクーリングボツクスを構
成している。
ボツクス内部は各ケース10,11内に設けた
遮音保温板13,14の両端部に設けた断面L字
状部18,19が相互に広い面で密着し合つて充
分な気密性が保持されている。従つて、本考案に
係るクーリングボツクスは完全かつ充分な遮音効
果及び保温効果が得られるものである。係止係り
合部16における気密保持は、第6図の拡大図に
示す如く、ロアーケース11の端部の受け側16
bにアツパーケース10の掛け側16aが係り合
つて係止し、遮音保温板13の断面L字状部18
と遮音保温板14の断面L字状部19とが密着
し、ロアーケース11側の遮音保温板14の断面
L字状部19の一部を延長させて受け側16bと
掛け側16aとが係り合う間を通り抜けて掛け側
16aの外部を覆つた構成で、係止係り合部16
における充分な気密性が図られている。係止ボル
トナツト締付部17における気密保持は、第7図
に示す如く遮音保温板13の断面L字状部18と
遮音保温板14の断面L字状部19同士を密着し
た状態で、アツパーケース10の端に設けたスペ
ース片部20を有する断面L字状支持部17aと
ロアーケース11側の断面L字状支持部17bと
の間に挾み、ボルトナツト21で係止した構成
で、この場合、一定の弾力的保持が得られ、係止
ボルトナツト締付部17における一層の気密性が
図られる。また、他の係止ボルトナツト締付部1
7における気密保持は、遮音保温板13の断面L
字状部18の端面に凹部22を形成し、一方遮音
保温板14の断面L字状部19の端面に凹部22
に対応する凸部23を形成して断面L字状部1
8,19同士を密着させ、その外側をアツパーケ
ース10とロアーケース11の断面L字状支持部
17c,17d同士をボルトナツト24で締付け
た構成であり、当然他の係止ボルトナツト締付部
17における気密性が図られ、従つて各係止部分
における気密性は充分となり、良好な遮音効果及
び保温効果が得られるものである。また、アツパ
ーケース10及びロアーケース11と遮音保温板
13及び14の間に空間部15があり、空間部1
5の透過防止の面からも遮音効果及び保温効果が
得られ一層の遮音及び冷却効果が期待できる。
尚、上記実施例は自動車の空気調和装置に用い
るクーリングボツクスを挙げたが、本考案は勿論
遮音及び保温を必要とする空気調和装置用ボツク
スに利用でき、エンジンルーム内に限らずその他
トランクルームに設置してもよいことは言うまで
もなく、その場合にも同様有効に作用するもので
ある。
以上実施例で述べたような本考案によれば、二
つのケースが係合する各ケース内に遮音保温板を
設け、夫々遮音保温板の両端に断面L字状部を設
けて相互に密着させ断面L字状部同士を広い面積
で密着させるので一層の気密性保持ができ、充分
な遮音効果及び保温効果が得られるものである。
従つて、空気調和装置用ボツクスを通してエンジ
ン音等の外部雑音が車室内まで達するというよう
なことは皆無となり、しかも充分な冷却効果が得
られ車室内を常に快適な雰囲気にすることができ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のクーリングボツクスの斜視図、
第2図は第1図のA−A線に沿つた拡大断面図、
第3図は第2図のB部の斜め方向からの拡大断面
図、第4図は第2図のC部の拡大断面図、第5図
は本考案に係るクーリングボツクスの拡大断面
図、第6図は第5図のD部の斜め方向からの拡大
断面図、第7図は第5図のE部の拡大断面図、第
8図は第5図のE部の他の拡大断面図である。 1,10……アツパーケース、2,11……ロ
アーケース、5,13,14……遮音保温板、
6,16……係止係り合部、6a,16a……掛
け側、6b,16b……受け側、7,17……係
止ボルトナツト締付部、7a,7b,17a,1
7b,17c,17d……断面L字状支持部、1
8,19……断面L字状部、20……スペース片
部、22……凹部、23……凸部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のケースが係合して一つの空気調和装置用
    ボツクスを構成する各ケース内に遮音保温板を設
    け、夫々の遮音保温板の両端に断面L字状部を設
    けて該断面L字状部同士を相互に密着させると共
    に各ケースがその接合面で上記密着部を挾持して
    いることを特徴とする空気調和装置用ボツクス。
JP1980121449U 1980-08-26 1980-08-26 Expired JPS6217288Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1980121449U JPS6217288Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980121449U JPS6217288Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26

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Publication Number Publication Date
JPS5746010U JPS5746010U (ja) 1982-03-13
JPS6217288Y2 true JPS6217288Y2 (ja) 1987-05-02

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ID=29482113

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JP1980121449U Expired JPS6217288Y2 (ja) 1980-08-26 1980-08-26

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Families Citing this family (5)

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KR20000032363A (ko) * 1998-11-13 2000-06-15 황한규 공기조화기의 흡음재
JP6281292B2 (ja) * 2013-07-30 2018-02-21 キョーラク株式会社 ダクト及びその製造方法
JP6442848B2 (ja) * 2014-03-28 2018-12-26 キョーラク株式会社 ダクト及びその製造方法
JP6233626B2 (ja) * 2013-04-08 2017-11-22 キョーラク株式会社 ダクトの製造方法、及びダクト
EP2985541B1 (en) * 2013-04-08 2019-12-25 Kyoraku Co., Ltd. Duct and method for manufacturing same

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JPS5746010U (ja) 1982-03-13

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