JPS621726A - 感光性ポリアミド酸組成物 - Google Patents

感光性ポリアミド酸組成物

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JPS621726A
JPS621726A JP14020185A JP14020185A JPS621726A JP S621726 A JPS621726 A JP S621726A JP 14020185 A JP14020185 A JP 14020185A JP 14020185 A JP14020185 A JP 14020185A JP S621726 A JPS621726 A JP S621726A
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JP
Japan
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polyamic acid
anhydride
diamine
tricarboxylic
parts
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JP14020185A
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Hozumi Tanaka
穂積 田中
Yoshiaki Takenaka
義彰 竹中
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Toyo Ink SC Holdings Co Ltd
Original Assignee
Toyo Ink Mfg Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/09Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers
    • G03F7/095Photosensitive materials characterised by structural details, e.g. supports, auxiliary layers having more than one photosensitive layer
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は特定の感光性ポリアミド酸組成物に関する。さ
らに詳しくは、露光により架橋させることができ、また
、加熱により耐熱性の良いポリイミドを与えることがで
きる感光性ポリアミド酸組成物に関する。
(従来の技術) ポリイミドは、その高い耐熱性と耐放射線性のため、電
子材料分野で、固体素子の絶縁層やパッシベーション層
などに広く用いられている。
しかし、非感光性のポリイミドを用いる場合には。
その上にレジストを設けてから強アルカリでエツチング
をする必要があり、工程が極めて煩雑であった。
これを改良するために種々のエツチング加工方法が試み
られたが、単純な工程でしかも低コスト、短時間で加工
できる方法を得るには至らなかった。
従来の非感光性のポリイミドの加工面での欠点を改良す
るために1種々の感光性ポリアミド酸が提案された。こ
れらの感光性ポリアミド酸は、露光の後。
感光性ポリアミド酸を熔解する溶媒にて現像し、さらに
加熱処理して不溶部(露光部)を耐熱性のよいポリイミ
ドに変化させるものである。
例えば、特公昭49−17374号公報にみられルヨウ
に、非感光性ポリアミド酸に重クロム酸塩を混合して感
光性ポリアミド酸とする方法が提案された。しかし、こ
の方法では重クロム酸塩を用いるために1作業環境上、
また現像排水の処理など環境保全面での問題があった。
また、保存安定性が悪く。
数時間でゲル化するため、使用直前にポリアミド酸に重
クロム酸塩を混合して用いる必要があり1作業性がきわ
めて悪いものであった。露光、加熱処理後。
重クロム酸塩が残るため、絶縁層の信頼性に劣るという
欠点もあった。
これらの欠点を改良するために、特開昭49−1155
41号公報、特開昭54−145794号公報、あるい
は特開昭55−45746号公報などにみられるように
、ポリアミド酸のカルボキシル基にアリル基を導入した
形の感光性ポリアミド酸が提案された。しかし、この方
法では、従来のポリアミド酸の製造工程に加え、アリル
基を導入するという難しい反応工程が増え、ポリマーの
精製もきわめて難しく、その結果、得られた感光性ポリ
アミド酸の価格が極めて高いものとなり、限られた用途
にしか用いることができないという致命的な欠点をもっ
ていた。また、この感光性ポリアミド酸は、二重結合を
もっているために長期の保存安定性に劣り、60℃暗所
で2週間未満しか保存できないという欠点をも有してい
た。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は従来の感光性ポリアミド酸のもつ上記の種々の
欠点を改良し、安価で、保存安定性が良好で。
作業上や環境保全上の問題もない感光性ポリアミド酸組
成物を提供するものである。
〔発明の構成〕
(問題を解決するための手段) 本発明は、脂肪族ジアミンおよび(または)脂環式ジア
ミン、必要に応じて芳香族ジアミンおよび(または)複
素環ジアミン、カルボニル基を有するテトラカルボン酸
二無水物および(または)トリカルボン酸無水物および
(または)トリカルボン酸無水物誘導体、および必要に
応じてカルボニル基を有さないテトラカルボン酸二無水
物および(または)トリカルボン酸無水物および(また
は)−トリカルボン酸無水物誘導体を反応させて得られ
るポリアミド酸(A)と、ジアミン、およびテトラカル
ボン酸二無水物および(または)トリカルボン酸無水物
および(または)トリカルボン酸無水物誘導体を反応さ
せて得られるポリアミド酸(B)とからなることを特徴
とする感光性ポリアミド酸組成物である。
本発明において脂肪族ジアミンとしては特に制限はなく
1例えば、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、1
.4−ジアミノブタン、ヘキサメチレンジアミン、■、
8−ジアミノオクタン、m−キシリレンジアミン、p−
キシリレンジアミン、0−キシリレンジアミンなど、あ
るいはこれらの混合物を用いることができる。
脂環式ジアミンとしては特に制限はなく何でもよいが1
代表的なものとしては1,4−ジアミノシクロヘキサン
を例示することができる。
本発明において、芳香族ジアミンとしては特に制限はな
く9例えば、2,4−ジアミノトルエン、2゜6−ジア
ミノトルエン、■、8−ジアミノーp−メンタン、1.
8−ジアミノナフタレン、2.6−ジアミツアントラキ
ノン、3,5−ジアミノ安息香酸。
2.5−ジアミノベンゼンスルホン酸、0−フェニレン
ジアミン、m−フェニレンジアミン、p−フェニレンジ
アミン、3.3−ジアミノベンジジン、4゜4−ジアミ
ノフェニルエーテル、3.3’−ジアミノフェニルエー
テル、4.4−ジアミノフェニルスルホン、3,3〜ジ
アミノフエニルスルホン、  4. 4’−ジアミノフ
ェニルメタン、3.3’−ジアミノフェニルメタンなど
、あるいはこれらの混合物を用いることができる。
複素環ジアミンとしては特に制限はな(何を用いでもよ
いが2代表的なものとしては、2,6−ジアミノピリジ
ン、2,5−ジアミノピリジン、3,5−ジアミノ−1
,2,4−トリアゾールなど、あるいはこれらの混合物
を例示することができる。
本発明においてトリカルボン酸無水物誘導体とはトリカ
ルボン酸無水物モノエステル、トリカルボン酸無水物ア
ミドであり、トリカルボン酸無水物アミドはトリカルボ
ン酸無水物クロライドと3級アミンとの反応で得られた
ものでもよい。
本発明において、カルボニル基とは、C−C−C結合の
カルボニル基をさす。        0本発明におい
て、カルボニル基を有するテl−ラヵルボン酸二無水物
および(または)トリカルボン酸無水物および(または
)トリカルボン酸無水物誘導体としては特に制限はなく
、カルボニル基を有する。
脂肪族、脂環式、芳香族および複素環式のテトラカルボ
ン酸二無水物、トリカルボン酸無水物、トリカルボン酸
無水物誘導体およびこれらの炭素水素基の水素がアルキ
ル基、アリール基、脂環基、複素環基。
ハロゲン基、ニトロ基、スルホン基に置換された置換体
から選ばれる1種または2種以上であり1代表的なもの
としては、無水3.3.4.4−ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸、無水1,2,4.5−ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸、無水1,2,6゜7−キサンドンテトラ
カルボン酸、無水1,2,6゜7−チオキサドンテトラ
カルポン酸、無水1,236.7−アントラキノンテト
ラカルボン酸など、あるいはこれらの混合物を例示する
ことができる。
本発明においてカルボニル基を有さないテトラカルボン
酸二無水物および(または)トリカルボン酸おび(また
は)トリカルボン酸無水物誘導体としては特に制限はな
く、カルボニル基を有さない、脂肪族、脂環式、芳香族
および複素環式のテトラカルボン酸二無水物、トリカル
ボン酸無水物、トリカルボン酸無水物誘導体およびこれ
らの炭素水素基の水素がアルキル基、アリール基、脂環
基、複素環基、ハロゲン基、ニトロ基、スルホン基に置
換された置換体から選ばれる1種または2種以上であり
1代表的なものとしては、無水ピロメリット酸、無水シ
クロヘキサンテトラカルボン酸、無水メタンテトラ酢酸
1.4,5.8−ナフタレンテトラカルボン酸二無水物
、2,2,6.6−ビフェニルテトラカルボン酸二無水
物、ベリレンチl−ラカルボン酸二無水物。
L  4,5−ナフタレントリカルボン酸無水物、無水
トリメリット酸1無水トリメリツト酸アミド、1゜4.
5−ナフタレントリカルボン酸無水物アミドなど、ある
いはこれらの混合物をあげることができる。
本発明において、ポリアミド酸(A)は単一物質であっ
ても混合物であってもよい。
本発明において、ポリアミド酸(A)の構成成分である
ジアミンと酸無水物との比率には特に制限はなく、所望
の分子量と末端基を有するポリアミド酸(A)とするた
め適宜調節することができる。
本発明において、ポリアミド酸(A)は所望の分子量と
末端基を得るために1反応時にジアミン成分と酸無水物
成分との他に、モノアミンまたは(および)ジカルボン
酸無水物を併用することができる。
このようなモノアミンとしては、プロピルアミン。
・イソプロピルアミン、ブチルアミン、アミルアミン。
ヘキシルアミン、シクロプロピルアミン、シクロブチル
アミン、シクロペンチルアミン、シクロヘキシルアミン
、アニリン、o−hルイジン1m−トルイジン、  p
−)ルイジン、ベンジルアミン、ナフチルアミンなど、
あるいはこれらの混合物があり、ジカルボン酸無水物と
しては、無水コハク酸、無水グルタル酸、無水シクロヘ
キサンジカルボン酸、無水フタル酸、など、あるいはこ
れらの混合物がある。
本発明において、ポリアミド酸(B)の構成成分のジア
ミンとしては、特に制限はなく、上記の脂肪族ジアミン
、脂環式ジアミン、芳香族ジアミン、複素環ジアミン、
またはこれらの混合物を用いることができる。ポリアミ
ド酸(B)の構成成分のテトラカルボン酸二無水物およ
び(または)トリカルボン酸無水物および(または)ト
リカルボン酸無水物誘導体としては、特に制限はなく、
カルボニル基を有していてもいなくてもよく、上記のカ
ルボニル基を有するテトラカルボン酸二無水物および(
または)トリカルボン酸無水物および(または)トリカ
ルボン酸無水物誘導体、カルボニル基を有さないテトラ
カルボン酸無水物および(または)トリカルボン酸無水
物および(または)トリカルボン酸無水物誘導体、また
はこれらの混合物を用いることができる。
本発明の感光性ポリアミド酸組成物の耐熱性を高めるた
めには、ポリアミド酸(B)の構成成分のジアミンまた
はテトラカルボン酸二無水物および(または)トリカル
ボン酸無水物および(または)トリカルボン酸無水物誘
導体のいずれか一方が芳香族。
複素環式あるいはこれらの置換体であることが好ましい
本発明において、ポリアミド酸(B)は単一物質であっ
ても混合物であってもよい。
ポリアミド酸(B)の構成成分であるジアミンと酸無水
物との比率には特に制限はなく、所望の分子量と末端基
を有するポリアミド酸(B)とするため適宜調節するこ
とができる。
本発明において、所望の分子量と末端基を有するポリア
ミド酸(B)を得るために1反応時に上記モノアミンお
よび(または)ジカルボン酸無水物を併用することがで
きる。
本発明の感光性ポリアミド酸組成物が、それ自体でフィ
ルム形成能を有するためには、ポリアミド酸(A)およ
び(B)の少なくともいずれか一方が。
その構成成分ジアミン1モルに対して酸無水物0.9〜
1.1モルの割合で反応させて得られたものであること
が望ましい。
また9本発明の感光性ポリアミド酸組成物は、フィルム
形成能を有する他の樹脂と混合して用いることもできる
本発明の感光性ポリアミド酸組成物は、ポリアミド酸(
A)および(B)の他に、必要に応じて、溶剤、顔料1
体質顔料、消泡剤、滑剤、充填剤などの自体公知の各種
添加剤や、熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂、感光性樹脂な
ど他の樹脂を含んでもよい。
(作 用) 本発明に係わる感光性ポリアミド酸組成物は、紫外線、
X−線、電子線、α−線、β−線、γ−線などの放射線
を照射することにより光架橋させ、ポリアミド酸の溶媒
として通常用いられるジメチルアセトアミド、メチルセ
ロソルブなどの有機溶剤やアルカリ水溶液に対して不溶
化させることができる。さらに、これを加熱することに
より閉環させ、耐熱性。
耐溶剤性に優れたポリイミドとすることができる。
本発明の感光性ポリアミド酸組成物は、放射線照射後、
上記の有機溶剤またはアルカリ水溶液で現像し、さらに
加熱することにより耐熱性、耐溶剤性に優れたものとす
ることができる。
(実 施 例) 以下、実施例により本発明を説明する。例中2部とは重
量部を表わす。
(実施例1) ジメチルアセトアミド150部にm−キシリレンジアミ
ン13.6部を溶解し、これに無水3,3,4゜4−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸32.2部を加え、常温
で30分間よく攪拌し、ポリアミド酸(A)溶液を得た
得られたポリアミド酸(A)溶液50部に、芳香族系ポ
リアミド酸(B)溶液、バイヤーMLRC−5057(
デュポン社製、固形分重量17%)50部を混合し、得
られた感光性ポリアミド酸組成物をガラス板上に塗布し
、80℃で1時間乾燥した後。
80℃で1時間真空乾燥して得られた厚さ10μmの塗
膜に強度8Q W / cm、 ライン速度2m/分に
て5回紫外線を照射した。照射後の塗膜はジメチルアセ
トアミドに溶けないものであった。紫外線照射前後の赤
外線吸収スペクトルを比較すると、照射後では1400
 cm  近辺の吸収が弱くなっていることから−CH
2−のプロトンが引きぬかれ架橋反応が起っていること
が確認できた。
紫外線照射後の塗膜をさらに200℃にて30分間加熱
処理をした。得られたフィルムを熱重量分析したところ
、400℃まで重量減少がなく、耐熱性が極めて高いこ
とがわかった。加熱処理前後の赤外線吸収スペクトルを
比較すると、加熱処理後には。
1550cm  のアミドの吸収が消滅し、  179
0cn+−’のイミドの特異吸収が出現していることか
ら、ポリイミドが生成したことが確認できた。
なお、得られた感光性ポリアミド酸溶液は60℃で1ケ
月保存しても粘度の増大はなく、経時安定性のよいもの
であった。
(実施例2) ジメチルアセトアミド150部にm−キシリレンジアミ
ン9.5部とへキサメチレンジアミン3.5部とを熔解
し、これに無水3,3,4.4−ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸32.2部を加え、常温で30分間よく攪拌
し、ポリアミド酸(A)溶液を得た。
得られたポリアミド酸(A)溶液50部に、バイヤーM
LRC−505750部を混合し、得られた感光性ポリ
アミド酸組成物をガラス板上に塗布し。
80℃で1時間乾燥して得られた厚さ10μmの塗膜に
強度80 W / cm、ライン速度2m/分にて2回
紫外線を照射した。照射後の塗膜はジメチルアセトアミ
ドに不溶であった。紫外線照射後の塗膜をさらに180
℃で30分間加熱処理して得られたフィルムは強靭で、
しかも耐熱性が高く、熱重量分析の結果でも400℃ま
で重量減少は認められなかった。
また、得られた感光性ポリアミド酸組成物を銅板上に塗
布し、80℃で1時間乾燥した後、80℃で1時間真空
乾燥して得られた厚さ10μmの塗膜の上にストファー
社製イメージフィルムを載せ9石英板でカバーをして、
その上から強度80 W / cm、うイン速度2m/
分にて2回紫外線を照射した。ついで、ジメチルアセト
アミドで現像し、不溶部を200℃で30分間加熱処理
して精密かつ鮮明なパターン像を得た。テープ剥離テス
トを行なってもこのパターン像は銅板からはがれず、ま
たジメチルアセトアミドに浸漬してもこのパターン像は
溶解も膨潤もしなかった。
(実施例3) ジメチルアセトアミド150部にm−キシリレンジアミ
ン4.1部と3,3−ジアミノフェニルスルホン17.
4部とを溶解し、これにさらに無水3,3゜4.4′−
ベンゾフェノンテトラカルボン酸32.2部を加え、常
温で30分間はげしく攪拌した後、メチルセロソルブ1
00部を加えポリアミド酸(A)溶液を得た。得られた
ポリアミド酸(A)溶液80部に、バイヤーMLRC−
505720部を混合し。
得られた感光性ポリアミド酸組成物をガラス板上に塗布
し、80℃で1時間乾燥した後、80℃で1時間真空乾
燥して得られた厚さ10μmの塗膜に強度8Q W /
 cm、  ライン速度2m/分にて5回紫外線を照射
した。紫外線照射後の塗膜はメチルセロソルブには溶け
なくなっていた。さらにこれを200℃で30分間加熱
処理をして得られた塗膜は高い耐熱性と耐溶剤性を示し
、熱M量分析でも400℃まで重量減少が認められなか
った。
(実施例4) ジメチルアセトアミド150部にm−キシリレンジアミ
ン4.1部と3,3−ジアミノフェニルスルホン17.
4部とを溶解し、これにさらに無水3,3゜4.4−ベ
ンゾフェノンテトラカルボン酸16.1部と無水ピロメ
リット酸10.9部とを加え、常温で30分間よ(攪拌
してポリアミド酸(A)溶液を得た。
得られたポリアミド酸(A)溶液80部に、バイヤーM
LRC−505720部を混合し、得られた感光性ポリ
アミド酸組成物をガラス板上に塗布し。
80℃で1時間乾燥した後、80℃で1時間真空乾燥し
て厚さ10μmの塗膜を得、これに強度80W/cm、
 ライン速度2m/分にて2回紫外線を照射した。照射
後の塗膜はジメチルアセトアミドに溶けなくなっていた
。さらにこれを200℃で30分間加熱処理をして得ら
れた塗膜は、極めて高い耐熱性と耐溶剤性を示した。
(実施例5) ジメチルアセトアミド150部に1m−キシリレンジア
ミン13.6部とトリエチルアミン10.1部とを溶解
し、これにさらに無水トリメリット酸クロライド21部
を水冷下で加え、30分間よく攪拌し、その後室温でさ
らに30分間攪拌した。得られた反応溶液を水中にあけ
、ろ別後、固形分をメタノ溶解し、ポリアミド酸(X)
溶液を得た。一方、ジメチルアセトアミド150部に4
,4−ジアミノフ二二ルエーテル20部を溶解し、無水
3.3,4゜4′−ベンゾフェノンテトラカルボン酸3
2.2部を加え30分間よく攪拌し、ポリアミド酸OO
溶液を得た。得られたポリアミド酸(B)溶液100部
にポリアミド酸(A)溶液100部を混合し、感光性ポ
リアミド酸組成物溶液を得た。
得られた感光性ポリアミド酸組成物溶液をガラス板上に
塗布し、80’Cで1時間乾燥した後、ao’cで1時
間真空乾燥して厚さ10μmの塗膜を得、これに強度8
0 W/ c m、  ライン速度2m/分にて2回紫
外線を照射した。照射後の塗膜はジメチルアセトアミド
に熔けなくなっていた。さらにこれを200℃で30分
間加熱処理をして得られた塗膜は、きわめて高い耐熱性
と耐溶剤性を示した。熱重量分析の結果でも400”C
まで重量減少は認められなかった。
〔発明の効果〕
本発明により、保存安定性が良好で1作業上や環境保全
上の問題もない感光性ポリアミド酸組成物を提供するこ
とが可能となった。また1本発明の感光性ポリアミド酸
組成物は、二重結合を導入する工程なしで製造できるた
め、極めて安価であり、また。
原料ジアミン成分として脂肪族ジアミンなど安価なジア
ミンの量を増やすことによりさらに安価に製造すること
ができる。二重結合を導入した感光性ポリアミド酸と異
なり1本発明の感光性ポリアミド酸組成物は、増感剤を
必要とせず低分子量物もなく9重クロム酸塩の残存もな
いため、電子材料や光学材料ることにより極めて高い耐
熱性と耐溶剤性を付与できるので、ICやLSI用の材
料やプリント基板用に利用でき、また耐熱性の優れた感
光性接着剤、塗料などとしても用いることができる。
本発明において、ポリアミド酸(A)および(、B)の
組合せを適宜選択することによって、所望の物性を有す
るポリイミドを自由に得ることができるようになった。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 脂肪族ジアミンおよび(または)脂環式ジアミン必要に
    応じて芳香族ジアミンおよび(または)複素環ジアミン
    、カルボニル基を有するテトラカルボン酸二無水物およ
    び(または)トリカルボン酸無水物および(または)ト
    リカルボン酸無水物誘導体、および必要に応じてカルボ
    ニル基を有さないテトラカルボン酸二無水物および(ま
    たは)トリカルボン酸無水物および(または)トリカル
    ボン酸無水物誘導体を反応させて得られるポリアミド酸
    (A)と、ジアミン、およびテトラカルボン酸二無水物
    および(または)トリカルボン酸無水物および(または
    )トリカルボン酸無水物誘導体を反応させて得られるポ
    リアミド酸(B)とからなることを特徴とする感光性ポ
    リアミド酸組成物。
JP14020185A 1985-06-28 1985-06-28 感光性ポリアミド酸組成物 Pending JPS621726A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02294362A (ja) * 1989-05-08 1990-12-05 Asahi Chem Ind Co Ltd 新しいポリアミド酸組成物
US5104966A (en) * 1989-06-13 1992-04-14 E. I. Du Pont De Nemours And Company Polyimide insulation with improved arc track resistance
US6364465B1 (en) 1995-07-06 2002-04-02 E. I. Du Pont De Nemours And Company Ink jet heads having photoresist layer containing poly (amic acid)
JP2013256642A (ja) * 2012-05-17 2013-12-26 Jfe Chemical Corp コーティング剤組成物及びコーティング膜形成方法
US11516602B2 (en) 2015-12-30 2022-11-29 Earlens Corporation Damping in contact hearing systems

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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