JPS6217231A - 法面のアンカ−ピンの補強方法 - Google Patents

法面のアンカ−ピンの補強方法

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JPS6217231A
JPS6217231A JP15414285A JP15414285A JPS6217231A JP S6217231 A JPS6217231 A JP S6217231A JP 15414285 A JP15414285 A JP 15414285A JP 15414285 A JP15414285 A JP 15414285A JP S6217231 A JPS6217231 A JP S6217231A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slope
bags
reinforcing
bag
anchor pin
Prior art date
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Pending
Application number
JP15414285A
Other languages
English (en)
Inventor
Kiyoshi Yamamoto
清 山本
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Oyo Kikaku KK
Original Assignee
Oyo Kikaku KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Oyo Kikaku KK filed Critical Oyo Kikaku KK
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Publication of JPS6217231A publication Critical patent/JPS6217231A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Piles And Underground Anchors (AREA)
  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 C産業上の利用分野〕 この発明は法面上に物体を固定するためのアンカーピン
の補強方法にかかわる。
〔従来の技術〕
法面にネットや法枠などを固定する場合、一般には太さ
9〜32φ長さ15〜100 cm程度の鉄丸棒のアン
カーピンが用いられている。
〔発明は解決しようとする問題点〕
しかしこのような細く短いアンカーピンは支持力が乏し
く、特に盛土法面では効果が少ない。
切土法面でも岩盤では所望の個所に所望の深さのアンカ
ーピンの打て雇い問題がある。
この発明はこのような従来のアンカーピンの問題を解決
することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
この目的を達成するため、この発明では乾燥゛ した砂
・砂利などの骨材にセメントを混合してよく混ぜた水和
硬化性混合物を、水を加えないで可撓性と透水性のある
袋に充填してアンカー補強用の袋を形成する。この水和
硬化性混合物は構造物の建造に用いるコンクリートとは
異なり、大きな強度を要求されるものではなく100k
g / cn!程度の貧配合のものでもよく、所謂たた
きの程度で充分である。袋は混合物を施工するまでの容
器であるから、内容物がもれたり簡単に破れてしまった
りしない程度の強度があればよい。
凹凸のある法面になじんだり、穴に埋め込む   ゛ご
ともあるので袋には可撓性が必要である。
又、水和反応を起こさすため雨などの水を外部から吸収
する必要があるので、袋には透水性が要求される。
このようないくつかの要求をみたすには紙袋でも差支え
ないが、一般的には合繊の織布や不織布を素材にした袋
が用いられる。
袋の形・大きさは使用目的で様々であるが、内容重量が
数百グラムから数キログラムのものが一般的である。形
も桟状・長袋状などが一般的である。
保管中に吸湿して使用前の水和効果を防ぐために、使用
まではプラスチックフィルムの外袋に密封しておくこと
が望ましい。
このような補強袋を法面のアンカーピンを打つ個所に、
法面上に直接設置したり、盛土法面の場合に地山を少し
堀り込んで補強袋を埋め込む。水和して硬化する前に袋
を貫通して地山にアンカーピンを打ち込む。設置後すぐ
に強度の必要な場合には袋の設置後撒水して硬化を促進
させる。通常は雨水・湧水など自然の水和を待つ。
〔作用〕
次にこの補強の作用を説明する。アンカーピン1の支持
力は第1図aで示す谷側の投影面積SL (斜線で示す
部分)に依存する。アンカーピンの直径を16φ、地中
の長さを50cm、土の支持力を5 kg / cff
lとして単純計算すれば、支持力=1.6 cmx50
cmX 5 kg/cnt=400 kgである。
この発明の補強袋2を用いた場合の支持力は第1図すの
投影面積S2である。補強袋の有効面積を30X15C
m、アンカーピンの有効長は5O−15=35、として 袋の支持力=30cm X 15cm X 5 kg 
= 2250kgアンカー =1.6 X35cmx 
5 kg= 280kg支持力合計         
2530kgとなり、単純比較ではあるが、補強袋を使
用した場合の支持力は飛躍的に大きくなる。
又、岩盤法面に補強袋を使用した場合には、補強袋と岩
盤との摩擦力が働く。
〔実施例〕
この発明の実施例を゛図面について説明する。
第2図は盛土法面3に軽量法枠4を施工した例である。
法枠の交点毎に法面に穴を堀り、穴に補強袋2を埋め、
法枠を止めるアンカーピン1を補強袋を貫通して打つ。
法枠の中には客土5を行い、表面は張芝6を施工する。
補強袋は透水性のある不織布を用い、内容物重量は2 
kgである。
第3図は岩盤法面7の上に落石防止ネット8を展張した
例である。補強袋2を岩盤法面の上の適宜個所に設置し
、短く細い補助アンカーピン11を用いて補強袋を岩盤
に取りつける。落石防止ネット8を展張した後ネットの
上からフック付きアンカーピン12を補助袋を貫通して
地山に打ち付ける。
〔発明の効果〕
この発明は上記のように構成されているので次のような
特長を有している。
■ 補強袋は取扱が非常に簡単で作業が楽である。
■ 補強袋を貫通してアンカーピンを打つことも簡単で
ある。
■ 補強袋のセメントは雨水等で硬化し、貫通したアン
カーピンと一体となり支持力を発揮する。
■ 経済的で且つ効果が大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図はアンカーピンの支持力を示す側面説明図、第2
図並びに第3図はこの発明の補強袋を設置した状況を示
す側面断面図である。 1・・アンカーピン、11・・補助アンカーピン、12
・・フック付きアンカーピン、2・・補強袋、3・・盛
土法面、4・・軽量法枠、5・・客土、6・・張芝、7
・・岩盤法面、8・・落石防止ネット。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. セメントと骨材とを不可欠要素とする水和硬化性混合物
    を可撓性と透水性のある袋状物に充填して補強袋を形成
    し、該補強袋を法面上にないしは堀り込んで設置し、該
    補強袋を貫通してアンカーピンを法面に打ち込むことを
    特徴とした法面のアンカーピンの補強方法。
JP15414285A 1985-07-15 1985-07-15 法面のアンカ−ピンの補強方法 Pending JPS6217231A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013199785A (ja) * 2012-03-26 2013-10-03 Tensho:Kk 補強法面の補修方法
JP2022009828A (ja) * 2016-04-30 2022-01-14 日本植生株式会社 斜面保護用具及び斜面保護方法
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5265908A (en) * 1975-11-25 1977-05-31 Tenryu Giken Kk Sheathing for midslope of a mountain and so on with cement bag retaining wall

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