JPS6216989Y2 - - Google Patents

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JPS6216989Y2
JPS6216989Y2 JP1984025348U JP2534884U JPS6216989Y2 JP S6216989 Y2 JPS6216989 Y2 JP S6216989Y2 JP 1984025348 U JP1984025348 U JP 1984025348U JP 2534884 U JP2534884 U JP 2534884U JP S6216989 Y2 JPS6216989 Y2 JP S6216989Y2
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JP
Japan
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jacket
steam
cylindrical member
kettle
main body
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JP1984025348U
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JPS60137920U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は練餡、主としてつぶし餡を作るため
に工夫された餡練蒸気釜に関する。
従来、餡練釜には大別して蒸気式のものとガス
式のものとがあるが、前者は釜本体のジヤケツト
にスチームパイプを直結するものであるため、釜
本体は前後に傾斜調節できる以外は固定式で、攬
拌羽根のみが自転しながら釜内に倣つて公転させ
る形式のものであつた。
しかし、この方式では作動中、攬拌羽根が練餡
から受ける抵抗が大きく、その駆動ギヤ機構に過
負荷を生じて円滑性を失い、また機構損傷により
作動障害を起すおそれがあつた。
また一方において、良質のつぶし餡を作るに
は、いわゆる練り過ぎを避けて粒餡を温存する必
要があり、そのためには、攬拌抵抗をできる限り
少くすることが秘訣となる。
本考案は、このような要請に応えるためになさ
れたもので、蒸気式でありなら釜自体の水平回転
を可能とし、且つその釜内の偏心位置に攬拌羽根
を釜と同一方向に回転させられるように配設し
て、両回転動作の協働によりつぶし餡に適した餡
練りが円滑且つ確実に行える蒸気釜を提供しよう
とするものである。
以下図面の実施例によつて説明すると、 第1図乃至第3図において、1が左右の支軸2
0間に前後方向に傾斜調節可能に軸架された支持
板であり、その傾斜調節は、一端の支軸20に固
着したウオームホイール21と噛合わせたウオー
ム22の回転軸23のハンドル24を操作するこ
とにより行われる。
3が側部より底部にかけてスチームジヤケツト
5を形成した釜本体で、その上端鍔4を前記支持
板1上端に一体的に設けた環状受板2に軸受6を
介して載置してある。また釜本体3の底部中心下
方にはジヤケツト5と連通して蒸気供給路を形成
するためジヤケツト5底壁に設けた開口5aの縁
部に固着した円筒状部材7をスラスト軸受8を介
して支持板1に支承させてある(その詳細は第4
図)。
そしてさらにその円筒状部材7には、下方より
内側同心円状に蒸気供給管13を配設したドレン
管12を円筒状部材7の水平回転とは無関係に挿
通支持させてある。即ち、第4図に示すように釜
本体3のジヤケツト5は、その底部中心において
その水平回転とは無関係のドレン管12と連通し
さらにその中心部の蒸気供給管13とも連通して
いる。なお同図中25は蒸気拡散板である。
また前記上縁鍔4の下面には所定間隔に噛合穴
9を回設して、これにモーターM1に減速スプロ
ケツト26を介して駆動されるスプロケツト10
を噛合わせてその回転速度に相応して釜本体3を
水平回転させられるようになつている。
さらにまた釜本体3内には、その偏心位置に上
方よりモーターM2、減速機Cに駆動される縦回
転軸14を臨ませ、その縦回転軸14の下端に釜
本体1の湾曲状内側面に倣う攬拌羽根15を、ま
たそれより上位に攬拌補助羽根16を取付けてあ
る。
今、以上の構成の本考案蒸気釜によつてつぶし
餡を製造するには、まず釜本体1内に所要量の水
を入れた上、蒸気供給管13よりジヤケツト5内
へ蒸気を送込む。そして水が沸謄したら所定量の
餡材料と砂糖(以下両者をひつくるめて「原料」
という)を投入し、モーターM1とM2を始動させ
る。即ちモーターM1により減速スプロケツト2
6を介してスプロケツト10が駆動されてこれと
噛合う釜本体1の上縁鍔4が支持板1に対し軸受
6を介して円滑にスロー回転を始め、他方モータ
ーM2により減速機Cを介して縦回転軸14が回
転し、その下端の攬拌羽根15を釜本体3の偏心
位置において釜本体3と同一方向へ回転させる。
すると、その攬拌羽根15によつて釜本体3内の
原料が熱湯を媒体として攬拌混合され、このとき
釜本体3自身も同一方向へスロー回転するから、
釜本体3の一回転ごとに原料が攬拌羽根15に向
けて運ばれて混練が繰返される。従つて攬拌羽根
15が原料から受ける抵抗は極めて些少であり、
その回転軸14の駆動機構に過負荷を生じること
なく、きわめて円滑に作動する。原料の練り工合
も、上記動作の結果としてよく粒餡を温存してつ
ぶし餡にふさわしい粘結度と風味が保持される。
かくして餡練りが完了したらモーターM1及び
M2を停止させた上、ウオームギヤ22のハンド
ル24を回わして支持板1を支軸20を中心に適
宜角度傾斜調節して製餡を取出す。
本考案は以上のようで、従来の蒸気式釜に比
べ、釜本体3と攬拌羽根15とが共に回転させら
れるので、攬拌羽根が受ける攬拌抵抗が少く、前
記のように駆動機構は常に円滑に作動し、且つ攬
拌羽根15は釜本体3内の定位置(偏心位置)で
回転するだけであるから、その取付構造が簡潔で
故障もなく、大型の釜の設計が可能である。また
これによつて攬拌羽根15の回転数が少なくて済
む。考案者の度重なる実験の結果、釜本体1の回
転速度毎分2回転に対し攬拌羽根15のそれは毎
分10回転ぐらいが望ましいことが確認された。
製品効果の面でも、先に述べたように良質のつ
ぶし餡を得られるものとしてまことに有益であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本案の実施例を示すもので、第1図は要
部縦断正面図、第2図は釜本体のみの底面図、第
3図は側面図、第4図は釜本体の底部中心支承部
の拡大縦断正面図である。 1……支持板、2……環状受板、3……釜本
体、4……上縁鍔、5……スチームジヤケツト、
5a……その底壁開口、6……軸受、7……円筒
状部材、8……スラスト軸受、9……噛合穴、1
0……スプロケツト、12……ドレン管、13…
…蒸気供給管、14……縦回転軸、15……攬拌
羽根、20……支軸、M1……モーター、M2……
モーター。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 左右の支軸20間に前後方向に傾斜調節可能な
    支持板1を軸架し、その支持板1の上端に環状受
    板2を一体的に設けてその環状受板2にスチーム
    ジヤケツト5を形成した釜本体3の上縁鍔4を軸
    受6を介して載置し、また釜本体3の底部中心下
    方には、ジヤケツト5と連通して蒸気供給路を形
    成するためジヤケツト5底壁に設けた開口5aの
    縁部に固着した円筒状部材7を支持板1に装着し
    たスラスト軸受8を介して支承させ、さらにその
    円筒状部材7には下方より内側同心円状に蒸気供
    給管13を配設したドレン管12を円筒状部材7
    の水平回転と無関係に挿通支持させ、さらにまた
    釜本体3の前記上縁鍔4の下面には所定間隔に噛
    合穴9を回設してこれにモーターM1に駆動され
    るスプロケツト10を噛合わせ、釜本体3内の偏
    心位置には上方よりモーターM2に駆動される縦
    回転軸14を臨ませてその下端に攬拌羽根15を
    取付けて成る水平回転式餡練蒸気釜。
JP1984025348U 1984-02-24 1984-02-24 水平回転式▲あん▼練蒸気釜 Granted JPS60137920U (ja)

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JP1984025348U JPS60137920U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 水平回転式▲あん▼練蒸気釜

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JP1984025348U JPS60137920U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 水平回転式▲あん▼練蒸気釜

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Publication Number Publication Date
JPS60137920U JPS60137920U (ja) 1985-09-12
JPS6216989Y2 true JPS6216989Y2 (ja) 1987-04-28

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ID=30520340

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JP1984025348U Granted JPS60137920U (ja) 1984-02-24 1984-02-24 水平回転式▲あん▼練蒸気釜

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2588298Y2 (ja) * 1993-11-25 1999-01-06 株式会社サムソン 加工釜

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Publication number Publication date
JPS60137920U (ja) 1985-09-12

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