JPH0520426Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0520426Y2 JPH0520426Y2 JP14456988U JP14456988U JPH0520426Y2 JP H0520426 Y2 JPH0520426 Y2 JP H0520426Y2 JP 14456988 U JP14456988 U JP 14456988U JP 14456988 U JP14456988 U JP 14456988U JP H0520426 Y2 JPH0520426 Y2 JP H0520426Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blade
- tank
- mixing
- type mixing
- blades
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004898 kneading Methods 0.000 claims description 17
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 10
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000007790 scraping Methods 0.000 description 1
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Mixers Of The Rotary Stirring Type (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は低粘度から高粘度までの物質を混合分
散する混練機に関する。
散する混練機に関する。
(従来の技術)
この種混練機として従来処理槽内に2個の混合
翼を位置させて、これを槽内で公転させつつ自転
させて混合分散作業を行なう混練機はすでに周知
である。
翼を位置させて、これを槽内で公転させつつ自転
させて混合分散作業を行なう混練機はすでに周知
である。
(考案が解決しようとする課題)
上記従来のものにおいて2個の混合翼は円形処
理槽内において中心部から偏位して直径線の対称
位置に設けるを一般とし、従つて両混合翼の各両
側には夫々空間部が形成され、両混合翼が公転し
つつ自転するとしても該空間部は作用上デツトス
ペースとなり易く、このため槽内全域において均
一な混練分散ができない不利があつた。
理槽内において中心部から偏位して直径線の対称
位置に設けるを一般とし、従つて両混合翼の各両
側には夫々空間部が形成され、両混合翼が公転し
つつ自転するとしても該空間部は作用上デツトス
ペースとなり易く、このため槽内全域において均
一な混練分散ができない不利があつた。
(課題を解決するための手段)
本考案は上記デツトスペースによる混練分散作
用の不均一を解消して槽内全域での混練作用を均
一化したもので、円形処理槽内において、槽内中
心部に対し夫々偏位して2個のブレード型混合翼
を間隔を存して位置されると共に該間隔の1個所
に槽内中心部に対し偏位させてブレード型混合翼
よりも高速回転する剪断型混合翼を位置させ、こ
れら3個の混合翼を槽内において公転させつつ自
転させるようにしたことを特徴とし、更に処理槽
の軸線と混合翼の回転軸を傾斜させて成る。
用の不均一を解消して槽内全域での混練作用を均
一化したもので、円形処理槽内において、槽内中
心部に対し夫々偏位して2個のブレード型混合翼
を間隔を存して位置されると共に該間隔の1個所
に槽内中心部に対し偏位させてブレード型混合翼
よりも高速回転する剪断型混合翼を位置させ、こ
れら3個の混合翼を槽内において公転させつつ自
転させるようにしたことを特徴とし、更に処理槽
の軸線と混合翼の回転軸を傾斜させて成る。
(作用)
本考案の混練分散機は、円形処理槽1内に2個
のブレード型混合翼2,2と、その間隔部に剪断
型混合翼3を位置させ、槽1内においてこれら3
個の混合翼2,2,3を公転させつつ自転させて
混練分散作業を行なうから該3個の混合翼2,
2,3の公転により両ブレード型混合翼2,2間
のデツトスペースは剪断型混合翼3の存在により
解消され、従つて槽内全域において均等な混練分
散が行なわれ、又剪断形混合翼3はブレード型混
合翼2,2に比し高速回転させるからその速度差
を有する自転によつて混練分散作用を向上させ得
る。又、上記の混練分散機において処理槽の軸線
と混合翼の回転軸を傾斜させて少量の混練物処理
に適応させ得る。
のブレード型混合翼2,2と、その間隔部に剪断
型混合翼3を位置させ、槽1内においてこれら3
個の混合翼2,2,3を公転させつつ自転させて
混練分散作業を行なうから該3個の混合翼2,
2,3の公転により両ブレード型混合翼2,2間
のデツトスペースは剪断型混合翼3の存在により
解消され、従つて槽内全域において均等な混練分
散が行なわれ、又剪断形混合翼3はブレード型混
合翼2,2に比し高速回転させるからその速度差
を有する自転によつて混練分散作用を向上させ得
る。又、上記の混練分散機において処理槽の軸線
と混合翼の回転軸を傾斜させて少量の混練物処理
に適応させ得る。
(実施例)
本考案の実施例を図面について説明する。
図面で1は円形の処理槽で、混練機本体Aから
突設した受片4に支持させる。
突設した受片4に支持させる。
該処理槽1の上方に位置して2個のブレード型
混合翼2,2と、その中間に形成される空間部に
位置させて剪断型混合翼3を設け、これら3個の
混合翼2,2,3を処理槽1内に突入させて処理
槽1内に収容した処理物質の混練分散を行なう
が、図示するものでは処理槽1を保持する前記受
片4を機本体Aに対し上下に可動式として、その
上下動により槽1を上記混合翼2,3に対し進
出、後退させるようにしたが、この場合混合翼
2,3を上下に可動式としてもよい。
混合翼2,2と、その中間に形成される空間部に
位置させて剪断型混合翼3を設け、これら3個の
混合翼2,2,3を処理槽1内に突入させて処理
槽1内に収容した処理物質の混練分散を行なう
が、図示するものでは処理槽1を保持する前記受
片4を機本体Aに対し上下に可動式として、その
上下動により槽1を上記混合翼2,3に対し進
出、後退させるようにしたが、この場合混合翼
2,3を上下に可動式としてもよい。
円形処理槽1内に対する混合器の位置は第2図
で示すように、3個の混合翼2,2,3は夫々槽
内中心部に対し偏位し、2個のブレード型混合翼
2,2の空間部の1個所に剪断型混合翼3を位置
させ、且つこれらは互に回転作動に支障ない範囲
で互に近接させて3個の混合翼2,2,3間に作
用上のデツトスペースを生じないようにすること
が望ましいが、その配置間隔に制限はなく、これ
ら3個の混合翼2,2,3の槽1内での公転によ
つて槽内全域での混練分散は均一に行なわれる。
で示すように、3個の混合翼2,2,3は夫々槽
内中心部に対し偏位し、2個のブレード型混合翼
2,2の空間部の1個所に剪断型混合翼3を位置
させ、且つこれらは互に回転作動に支障ない範囲
で互に近接させて3個の混合翼2,2,3間に作
用上のデツトスペースを生じないようにすること
が望ましいが、その配置間隔に制限はなく、これ
ら3個の混合翼2,2,3の槽1内での公転によ
つて槽内全域での混練分散は均一に行なわれる。
尚、図示例でブレード型混合翼2としては2本
のブレード2aを枠形に構成したものを示し、又
剪断型混合翼3としては、円板3の周縁に撹拌羽
根3bを形成したものを示したが、これら混合翼
2,3は夫々の任意形式のものを採用し得る。
のブレード2aを枠形に構成したものを示し、又
剪断型混合翼3としては、円板3の周縁に撹拌羽
根3bを形成したものを示したが、これら混合翼
2,3は夫々の任意形式のものを採用し得る。
次にこれら混合翼2,3の公転および自動作動
を第3図並びに第4図で説明する。
を第3図並びに第4図で説明する。
固定部材5から下方に突設した軸筒6に管軸7
を回転自在に挿通し、更に該管軸7内を挿通して
回転自在に軸杆8を設け、管軸7にはこれと一体
に回転筐9を取付けると共にその上端にベベルギ
ヤー10を設け、該ベベルギヤー10に減速機構
付の下変速モータ11で連動されるベベルギヤー
12を噛合せ、回転筐9には前記ブレード型混合
翼2,2と一体の回転軸13,13と、剪断型混
合翼3と一体の回転軸14を夫々回転自在に軸架
し、回転軸13,13に夫々固着した歯車15,
15を固定軸筒6と一体の大歯車16に噛合せ、
管軸7を挿通した軸杆8は可変速モータ17から
伝動機構18を介して回転させるようにし、該軸
杆8の下部に固着した歯車19に回転軸15に固
着した歯車20を噛合せた。
を回転自在に挿通し、更に該管軸7内を挿通して
回転自在に軸杆8を設け、管軸7にはこれと一体
に回転筐9を取付けると共にその上端にベベルギ
ヤー10を設け、該ベベルギヤー10に減速機構
付の下変速モータ11で連動されるベベルギヤー
12を噛合せ、回転筐9には前記ブレード型混合
翼2,2と一体の回転軸13,13と、剪断型混
合翼3と一体の回転軸14を夫々回転自在に軸架
し、回転軸13,13に夫々固着した歯車15,
15を固定軸筒6と一体の大歯車16に噛合せ、
管軸7を挿通した軸杆8は可変速モータ17から
伝動機構18を介して回転させるようにし、該軸
杆8の下部に固着した歯車19に回転軸15に固
着した歯車20を噛合せた。
かくて可変速モータ11からベベルギヤー1
2,8を介し管軸7を回転させて、これと一体の
回転筐9を回転させることにより、該回転筐9に
軸架した回転軸13,13,14従つて2個のブ
レード型混合翼2,2とその中間に位置する剪断
型混合翼3とは槽1内において公転し、且つ2個
のブレード型混合翼2,2は、その公転運動に伴
なつて各回転軸13,13に固着した歯車15,
15が、固定軸筒6と一体の大歯車16に対し惑
星歯車として噛合いつつその周囲を回動すること
によつて自転し、又剪断型混合翼は可変モータ1
7に連動する軸杆8の回転により歯車19,20
の噛合いで自転させ、該剪断型混合翼3の自転速
度をブレード型混合翼2の自転速度より高速回転
とし、該両者相互の回転速度比は各可変速モータ
11,17の調整により自由に設定し得る。
2,8を介し管軸7を回転させて、これと一体の
回転筐9を回転させることにより、該回転筐9に
軸架した回転軸13,13,14従つて2個のブ
レード型混合翼2,2とその中間に位置する剪断
型混合翼3とは槽1内において公転し、且つ2個
のブレード型混合翼2,2は、その公転運動に伴
なつて各回転軸13,13に固着した歯車15,
15が、固定軸筒6と一体の大歯車16に対し惑
星歯車として噛合いつつその周囲を回動すること
によつて自転し、又剪断型混合翼は可変モータ1
7に連動する軸杆8の回転により歯車19,20
の噛合いで自転させ、該剪断型混合翼3の自転速
度をブレード型混合翼2の自転速度より高速回転
とし、該両者相互の回転速度比は各可変速モータ
11,17の調整により自由に設定し得る。
図中21は回転筐9の下面から突設した掻取り
刃を示し、回転筐9の回転により槽1の内壁面に
付着する粘着物質を剥ぎ取つて混合翼2,3によ
る混練分散域内に送り込むようにした。22は処
理物質の塔入口兼覗き窓、23は処理槽1の移送
を便利にしたキヤスターを示す。
刃を示し、回転筐9の回転により槽1の内壁面に
付着する粘着物質を剥ぎ取つて混合翼2,3によ
る混練分散域内に送り込むようにした。22は処
理物質の塔入口兼覗き窓、23は処理槽1の移送
を便利にしたキヤスターを示す。
尚、本考案においては第5図で示すように処理
槽1と混合翼2,3の回転軸線を傾斜させて使用
する場合にも適用され、この場合同図点線で示す
ように少量の混練物に対し好適となる。
槽1と混合翼2,3の回転軸線を傾斜させて使用
する場合にも適用され、この場合同図点線で示す
ように少量の混練物に対し好適となる。
(考案の効果)
本考案によるときは、円形処理槽内において、
中心部と偏位して位置する2個のブレード型混合
翼の間隔空間のデツトスペースを埋めるように剪
断型混合翼を位置させたので、該デツトスペース
による混練分散の不均一の発生素因を取り除くこ
とができ処理槽内全域における作業効率を均一化
し、従つて混練作業時間を短縮し、又2個のブレ
ード型混合翼の中間に位置する剪断型混合翼の回
転速度を高速化したので、隣接する混合翼との回
転速度差によつて混練分散作用を向上させて良質
の製品を得られる効果を有する。
中心部と偏位して位置する2個のブレード型混合
翼の間隔空間のデツトスペースを埋めるように剪
断型混合翼を位置させたので、該デツトスペース
による混練分散の不均一の発生素因を取り除くこ
とができ処理槽内全域における作業効率を均一化
し、従つて混練作業時間を短縮し、又2個のブレ
ード型混合翼の中間に位置する剪断型混合翼の回
転速度を高速化したので、隣接する混合翼との回
転速度差によつて混練分散作用を向上させて良質
の製品を得られる効果を有する。
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
本考案の混練機の斜視図、第2図は要部截断平面
図、第3図は作動機構部の截断側面図、第4図は
同伝動系統の平面線図、第5図は他の実施例を示
す側面図である。 1……円形処理槽、2……ブレード型混合翼、
3……剪断型混合翼。
本考案の混練機の斜視図、第2図は要部截断平面
図、第3図は作動機構部の截断側面図、第4図は
同伝動系統の平面線図、第5図は他の実施例を示
す側面図である。 1……円形処理槽、2……ブレード型混合翼、
3……剪断型混合翼。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 円形処理槽1内において、槽1内中心部に対
し夫々偏位して2個のブレード型混合翼2,2
を間隔を存して位置させると共に該間隔の1個
所に槽1内中心部に対し偏位させてブレード型
混合翼2よりも高速回転する剪断型混合翼3を
位置させ、これら3個の混合翼2,2,3を槽
1内において公転させつつ自転させるようにし
て成る混練分散機。 2 処理槽1の軸線と混合翼の回転軸を傾斜させ
て成る請求項1記載の混練分散機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14456988U JPH0520426Y2 (ja) | 1988-11-05 | 1988-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14456988U JPH0520426Y2 (ja) | 1988-11-05 | 1988-11-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0266229U JPH0266229U (ja) | 1990-05-18 |
JPH0520426Y2 true JPH0520426Y2 (ja) | 1993-05-27 |
Family
ID=31412390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14456988U Expired - Lifetime JPH0520426Y2 (ja) | 1988-11-05 | 1988-11-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0520426Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022033716A (ja) * | 2020-08-17 | 2022-03-02 | 弘▲ぎょく▼機械工業有限公司 | 三軸プラネタリーミキサー |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4986929B2 (ja) * | 2008-05-20 | 2012-07-25 | 日工株式会社 | 攪拌装置 |
JP5868588B2 (ja) * | 2010-11-30 | 2016-02-24 | 株式会社北川鉄工所 | 造粒物の製造装置及び製造方法 |
JP5849085B2 (ja) * | 2013-06-04 | 2016-01-27 | 中井機械工業株式会社 | 電気加熱式の竪型ミキサー |
JP5873857B2 (ja) * | 2013-08-21 | 2016-03-01 | 中井機械工業株式会社 | 竪型二軸式の食材ミキサー |
-
1988
- 1988-11-05 JP JP14456988U patent/JPH0520426Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022033716A (ja) * | 2020-08-17 | 2022-03-02 | 弘▲ぎょく▼機械工業有限公司 | 三軸プラネタリーミキサー |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0266229U (ja) | 1990-05-18 |
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