JP3080887B2 - 混合攪拌装置 - Google Patents

混合攪拌装置

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JP3080887B2 JP08228081A JP22808196A JP3080887B2 JP 3080887 B2 JP3080887 B2 JP 3080887B2 JP 08228081 A JP08228081 A JP 08228081A JP 22808196 A JP22808196 A JP 22808196A JP 3080887 B2 JP3080887 B2 JP 3080887B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、混合攪拌装置に関
し、より詳細には衛生的且つ均一な攪拌及び/ 又は加熱
を可能にし、さらには洗浄も容易に行うことができる混
合攪拌装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】攪拌原
料を容器に収容して攪拌するための攪拌装置は、例えば
実開昭57-76726号公報に開示されている。この攪拌装置
は、軸線方向に関して回転対称な攪拌容器と、該攪拌容
器の軸線に沿って延びる回転駆動軸と、円周方向に180
°の角度間隔を隔てた状態で該回転駆動軸にそれぞれ連
結され、前記軸線を中心として一体として公転する掻き
取り羽根及び攪拌羽根とを有し、前記掻き取り羽根は、
外縁が前記攪拌容器の内周面に接触するように配置さ
れ、前記公転によって該外縁が前記内周面上を摺接し、
前記攪拌羽根は、所定の攪拌半径を有し、前記軸線と略
平行な回転軸線を中心として自転することにより前記攪
拌容器内に攪拌領域を形成するように構成されている。
しかし、かかる攪拌装置にあっては、攪拌中に攪拌容器
の内周面に付着又は停留する攪拌原料は、掻き取り羽根
によって掻き取られるが、掻き取られた攪拌原料はその
まま掻き取り羽根に連られて、案内或いは同伴され、掻
き取り羽根と共に攪拌容器内を回転する傾向にある。そ
の結果、掻き取られた攪拌原料が、掻き取り羽根から18
0 °の位相差に位置する攪拌羽根によって攪拌されるこ
とが困難となり、それによって、攪拌羽根を公転させて
攪拌容器内全体を攪拌しても、攪拌容器内に攪拌の不均
一を生じる。
【0003】又、掻き取り羽根の外縁が攪拌容器の内周
面上を摺接することによって付着原料を掻き取るので、
時間経過とともに掻き取り羽根及び/又は攪拌容器の内
面が磨耗する。特に攪拌原料が食品原料である場合に
は、攪拌中に磨耗粉が食品原料に混入する恐れがあり、
衛生上の問題を引き起こす。その一方、非接触方式にて
容器内周面に付着した原料を掻き取るのは一般に困難で
ある。さらに、掻き取り羽根は、攪拌容器の内周面上を
常に摺接できるように揺動可能となっているため、その
構造が複雑となり、ボルト等により取り付けられた掻き
取り羽根と当該ボルトの間には原料が残留し、洗浄処理
が困難であった。そこで、本発明の目的は、かかる課題
に鑑み、衛生的且つ均一な混合攪拌及び/又は加熱を可
能にし、さらには洗浄も容易に行うことができる混合攪
拌装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の混合攪拌装置にあっては、軸線方向に関
して回転対称な攪拌容器と、該攪拌容器の軸線に沿って
延びる回転駆動軸と、該回転駆動軸にそれぞれ連結さ
れ、前記軸線を中心として一体として公転する掻き取り
羽根及び攪拌羽根とを有し、前記掻き取り羽根は、前記
攪拌容器の内周面に付着した原料を掻き取り、前記攪拌
羽根は、前記軸線と略平行な攪拌軸を中心として自転す
ることにより、前記攪拌容器内に攪拌領域を形成する混
合攪拌装置において、前記掻き取り羽根は、前記公転方
向に向いた掻き取り原料受け面を前記公転方向進み側に
有し、前記掻き取り原料受け面の外縁と前記攪拌容器の
内周面との間に所定のクリアランスが設けられ、前記外
縁によって形成される前記攪拌容器の掻き取り部近傍
に、前記攪拌領域を位置決めする構成としてある。
【0005】又、前記攪拌容器は、円筒形状の胴部と、
該胴部の下部周縁から同延な鏡板形状の底部とを有し、
前記掻き取り羽根は、前記胴部から前記底部に亘る延び
方向に対して、前記公転方向進み側が截頭された三角形
横断面を備え、前記攪拌容器の前記内周面に沿って延び
る対向面と、該対向面に対して所定鋭角をなす斜向面と
を有し、該截頭面が前記掻き取り原料受け面を形成し、
さらに前記底部において前記斜向面が掻き取り原料すく
い上げ面を形成するのが好ましい。さらに、前記攪拌羽
根の前記攪拌軸は、前記掻き取り羽根の公転方向進み側
に設置されているのが好ましい。さらに又、前記攪拌領
域の最外部は、前記攪拌容器の内周面に略接するのがよ
い。
【0006】
【作用】以上の構成を有する本発明の混合攪拌装置によ
れば、軸線方向に関して回転対称な攪拌容器内に混合攪
拌処理物を入れ、攪拌容器の軸線に沿って延びる回転駆
動軸に連結された掻き取り羽根を軸線を中心として公転
させると、攪拌容器の内面付近にある原料は公転方向に
向いた掻き取り原料受け面に受け取られ、掻き取り羽根
の外縁まわりに堆積する。このように、外縁から内面に
向かって堆積した原料が、掻き取り羽根の外縁に代わっ
て内面の掻き取り作用を行うことができるので、内面の
磨耗によって生じる磨耗粉が攪拌原料に混入することな
く、容器内面にある原料を非接触方式にて衛生的に掻き
取ることが可能になる。
【0007】このとき、攪拌羽根を、軸線を中心として
掻き取り羽根と一体で公転させ、且つ軸線と略平行な攪
拌軸を中心としてさらに自転させることにより、攪拌容
器内に攪拌領域が形成されて、この攪拌領域が攪拌容器
内で軸線を中心して公転する。攪拌軸の攪拌容器内の位
置及び自転半径を適宜選択することにより、攪拌領域を
掻き取り羽根の外縁によって形成される攪拌容器の掻き
取り部近傍に位置決めすることが可能となり、それによ
って掻き取られた混合攪拌処理物を、掻き取り羽根に連
れることなく、そのまま残らず攪拌領域に導いて混合攪
拌させることが可能となり、以て処理物の均一な混合攪
拌及び/ 又は加熱を達成することができる。さらに、掻
き取り羽根は一体成型されたもので、その構造が極めて
単純であることから、洗浄を確実にかつ容易に行うこと
ができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を添付図面を参照
して以下に詳細に説明する。図1及び図2はそれぞれ、
本発明の実施例に係る混合攪拌装置の側面図及び図1の
線II-II における水平断面図である。図1で、参照番号
10は混合攪拌装置で、混合攪拌装置10は、攪拌容器
12と、この攪拌容器12の軸線A-A に沿って鉛直方向
に延びる回転駆動軸14と、この回転駆動軸14にそれ
ぞれ連結された掻き取り羽根16及び攪拌羽根18と、
この回転駆動軸14を回転させるための回転駆動手段2
0とから概略構成されている。攪拌容器12は、軸線A-
A 方向に関して回転対称な形状を有する薄肉容器で、円
筒胴部12a と、円筒胴部12a の下方に取り付けられ
た鏡板部12b とからなり、攪拌容器12の上部開口22
から容器12内に攪拌混合処理物を充填して、攪拌混合
及び/又は加熱するようになっている。なお、混合攪拌
中の異物混入防止の観点から上蓋46が設けられてい
る。回転駆動軸14は、攪拌容器12の上方から攪拌容
器12内に向かって下方に延び、上端は後に説明する回
転伝達機構24に、下端は後に説明する掻き取り羽根1
6の回転水平部材26にそれぞれ固設されている。回転
水平部材26は、回転駆動軸14の攪拌容器12の軸線
A-A を中心とする回転によって、攪拌容器12内で水平
旋回運動するように構成されている。
【0009】2つの掻き取り羽根16はそれぞれ、前述
の回転水平部材26の両端に連結された、円筒胴部12
a から鏡板部12bに向かって延びる細長板部材からな
り、一方は、円筒胴部12aの内周面に沿って略鉛直下
方に胴部12a下端まで延び、他方は、円筒胴部12a
及び鏡板部12bの内周面に沿って攪拌容器12の最底
部まで延びる。各掻き取り羽根16は、この延び方向に
対して公転方向進み側が截頭された三角形横断面60を
備え、攪拌容器の内周面に沿って延びる対向面62と、
この対向面62に対して所定鋭角、例えば約45°をな
す斜向面64とを有する。かかる截頭面には、公転方向
に向いた掻き取り原料受け面66が形成され、この掻き
取り原料受け面66の外縁27と攪拌容器12の内周面
との間に所定のクリアランスが設けられ、掻き取り羽根
16の公転の際、掻き取り羽根16が攪拌容器12の内
周面に接触しないように構成されている。図3に示すよ
うに、斜向面64は、鏡板部12bにおいて掻き取った
原料を容器上方にすくい上げて、攪拌領域内に案内する
機能を果たす。なお、軸線A-A から偏心した回転水平部
材26の中間位置には、一方の掻き取り羽根16と略平
行に延びる鉛直部材28が取り付けられ、先端に温度セ
ンサー( 図示せず) が取付けられている。
【0010】攪拌羽根18は、攪拌容器12内に2基配
置され、各羽根18は、軸線A-A と略平行に鉛直方向に
延びる攪拌軸30と、この攪拌軸30の下端に固設され
た攪拌部32とを有し、各攪拌軸30の上端は、軸線A-
A から所定距離偏心した位置で後に説明する回転伝達機
構24に連結されている。2つの攪拌軸30は、図2に
示すように、円周方向に180°の角度間隔を隔てて配
置され、各攪拌軸30は、掻き取り羽根16の公転方向
進み側に回転水平部材26と円周角30°の角度間隔を
隔ててそれぞれ位置決めされている。各攪拌部32は、
図1に示すように、その攪拌直径は攪拌容器12の半径
より小さく、攪拌軸30の軸線に関して非対称なヘラ状
の外形を有し、外縁40は、攪拌容器12の内周面に沿
って延び、内縁42は軸線A-A と略平行に延びる。各攪
拌部32には、攪拌時の流動抵抗低減の観点から開口4
4が形成されている。このように、攪拌部32が図2に
示すように、攪拌軸30を中心として自転することによ
り、攪拌容器12内に少なくとも自転半径Rより大きな
攪拌領域(図示せず)を形成し、且つ攪拌領域は外縁2
7によって形成される攪拌容器12の内周面の掻き取り
部34近傍に形成される。攪拌領域の最外部は、図2に
示すように攪拌容器12の内周面に略接し、攪拌領域は
攪拌羽根18の公転によって攪拌容器12の内部全体に
亘ってカバーするようになっている。
【0011】回転駆動手段20は、周知のタイプの駆動
モータからなり、混合攪拌容器12の上部に配置され、
モータの回転シャフトは回転伝達機構24に連結され、
モータの回転力によって攪拌羽根18及び掻き取り羽根
16を攪拌容器12の軸線A-A を中心として公転させ、
且つ各攪拌羽根18を攪拌軸30を中心として自転させ
ることができるように構成されている。即ち、単一の駆
動モータによって攪拌羽根18と掻き取り羽根16とを
一体で公転させつつ、攪拌羽根18を自転させることが
できるようになっている。回転伝達機構24について簡
単に説明すれば、歯車機構及びベアリング機構等の周知
の組み合わせ機構からなり、駆動モータの回転力を歯車
機構を介して各攪拌軸30に間接的に伝達して、各攪拌
羽根18をそれぞれの攪拌軸30を中心として自転させ
る一方で、回転伝達機構24に直接伝達された回転力に
よって攪拌軸30のまわりに配置されたベアリング機構
によって攪拌軸30を自転フリーとしつつ、回転伝達機
構24に偏心配置された各攪拌軸30を軸線A-A を中心
として公転させることができるようになっている。以上
の構成を有する混合攪拌装置10について、図4を参照
して、以下にその作用を説明する。
【0012】先ず、混合攪拌容器12内に処理物を充填
し、次いで駆動モータ20を駆動させて、それぞれ図2
の矢印に示す方向に、攪拌羽根18及び掻き取り羽根1
6を軸線A-A を中心として一体で公転させるとともに、
それぞれの攪拌軸30を中心として各攪拌羽根18を自
転させる。攪拌羽根18及び掻き取り羽根16の公転方
向と攪拌羽根18の自転方向は、同方向でも逆方向でも
よい。このとき、混合攪拌容器12の内周面にある処理
物のうち容器内方にクリアランス以上の高さを有するも
のは、掻き取り羽根16の外縁27が直接接触すること
によって最初に掻き取られ、掻き取られた原料は公転方
向に向いた掻き取り原料受け面66によって受け取ら
れ、そこに、堆積する。次いで、処理物が、次第に容器
12の内周面に向かって堆積し、即ちクリアランスが小
さくなり、それによって掻き取り羽根16に代わって、
堆積した処理物が、容器12の内周面にある処理物を掻
き取るようになる。従って、掻き取り羽根16の外縁と
容器12の内周面との間に所定のクリアランスが設けら
れていても、非接触方式にて掻き取ることが可能にな
る。なお、かかるクリアランスは、攪拌原料の量、物
性、特に粘度等との関係で適宜選定すればよい。
【0013】さらに図4に示すように掻き取り部34の
すぐ近傍に攪拌領域が形成される、即ち攪拌領域の最外
部が掻き取り部34のすぐ近くを通過するので、掻き取
られた処理物は自転する攪拌羽根18の攪拌領域内にそ
のまま取り込まれ或いは導かれ、十分に攪拌される。
又、鏡板部12bにおいて、公転する斜向面64が掻き
取った原料を容器上方に向かってすくい上げて、攪拌領
域に案内する。また、円筒胴部12aにおいても、公転
する斜向面64が掻き取った原料を容器内方に流し込
み、攪拌領域に案内する。以上の動作が各羽根16、1
8の一体的な公転によって混合攪拌容器12の内面全周
に亘って行われるので、攪拌羽根18の自転によって形
成される攪拌領域は、攪拌容器12の内部全体をカバー
することが可能になり、攪拌容器12内の場所による処
理物の攪拌効果の偏りを防止することが可能になる。こ
こに、処理物は、掻き取り羽根の原料受け面によって受
け取られ、そこに滞留し得る物性のものであればよく、
例えばルウ、ドウ、餡、練りわさび等の練り香辛料等の
食料品原料が挙げられるが、これらに限定されることは
ない。特に粉体原料が結着したドウ様状の物性の処理物
に有効である。
【0014】この混合攪拌容器12を外壁部にジャケッ
ト機構を設け加熱容器として使用する場合には、均一な
攪拌だけでなく、加熱の均一化をも達成することが可能
になる。従って、これまで焦げが発生し易かった上記粉
体原料が結着したドウ様状の物性の原料を焦がすことな
く均一に混合攪拌加熱することが可能になる。以上、本
発明の好ましい実施例を説明したが、本発明の範囲又は
精神に逸脱することなく、特許請求の範囲に記載された
技術的事項の範囲内において開示した実施例に種々の変
更をすることができる。例えば、攪拌軸の位置調整とと
もに自転半径Rを増減させることによって、掻き取り部
の近傍に攪拌領域を位置決めする限り、攪拌軸30と掻
き取り羽根16とのなす円周方向角度は30°に限定さ
れることはない。又、本実施例では、攪拌羽根18及び
掻き取り羽根16の組を円周方向に180°の角度間隔
を隔てて2組配置するが、処理物の性状、特に粘性、或
いは混合攪拌容器12の内容積等を考慮して、1組或い
は3組以上を適宜選択すればよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の混合攪拌装置によれば、掻き取り原料受け面を公転方
向進み側に設けて、攪拌容器の内周面にある攪拌原料を
掻き取って受取り、掻き取り部近傍に形成される攪拌領
域に案内することにより、掻き取った原料をそのまま残
らず攪拌領域に導いて攪拌させることができるので、攪
拌原料の一様な攪拌及び/ 又は加熱を達成することが可
能になる。又、攪拌容器の内面と非接触方式で容器内面
にある攪拌原料を掻き取ることができるので、特に食品
原料にあっては衛生的に攪拌及び/ 又は加熱を行うこと
ができる。さらに、掻き取り羽根は、容器内周面に摺接
させなくてもよいため、その構造を単純化させることが
できるため、洗浄を確実にかつ容易に行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る混合攪拌装置の側面図で
ある。
【図2】図1の線II−IIにおける水平断面図である。
【図3】図1の矢視III から見た掻き取り羽根の断面図
である。
【図4】掻き取り羽根の掻き取り作用を示す概略平面図
である。
【符号の説明】
10 混合攪拌装置 12 混合攪拌容器 14 回転駆動軸 16 掻き取り羽根 18 攪拌羽根 20 駆動モータ 22 上部開口 24 回転伝達機構 26 回転水平部材 27 外縁 28 鉛直部材 30 攪拌軸 32 攪拌部 34 掻き取り部 40 外縁 42 内縁 44 開口 46 上蓋 60 截頭三角形横断面 62 対向面 64 斜向面 66 掻き取り原料受け面
フロントページの続き (72)発明者 黒川 通夫 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内 (72)発明者 潮田 一款 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内 (56)参考文献 特開 昭51−60067(JP,A) 実開 昭57−47230(JP,U) 実開 昭51−119310(JP,U) 実開 平6−48828(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B01F 7/00 - 7/32 A21C 1/00 - 1/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸線方向に関して回転対称な攪拌容器
    と、 該攪拌容器の軸線に沿って延びる回転駆動軸と、 該回転駆動軸にそれぞれ連結され、前記軸線を中心とし
    て一体として公転する掻きとり羽根及び攪拌羽根とを有
    し、 前記掻き取り羽根は、前記攪拌容器の内周面に付着した
    原料を掻き取り、 前記攪拌羽根は、前記軸線と略平衡な攪拌軸を中心とし
    て自転することにより、前記攪拌容器内に攪拌領域を形
    成する混合装置において、 前記掻き取り羽根は、前記公転方向に向いた掻き取り原
    料受け面を前記公転方向進み側に有し、前記掻き取り原
    料受け面の外縁と前記攪拌容器の内周面との間に所定の
    クリアランスが設けられ、 前記外縁によって形成される前記攪拌容器の掻き取り部
    近傍に、前記攪拌羽根の自転により形成される、前記攪
    拌軸を中心とする回転対称領域を位置決めすることを特
    徴とする混合攪拌装置。
  2. 【請求項2】 前記攪拌容器は、円筒形状の胴部と、該
    胴部の下部周縁から同延な鏡板形状の底部とを有し、 前記掻き取り羽根は、前記胴部から前記底部に亘る延び
    方向に対して、前記公転方向進み側が截頭された三角形
    横断面を備え、前記攪拌容器の前記内周面に沿って延び
    る対向面と、該対向面に対して所定鋭角をなす斜向面と
    を有し、 該截頭面が前記掻き取り原料受け面を形成し、さらに前
    記底部において前記斜向面が掻き取り原料すくい上げ面
    を形成する請求項1に記載の混合攪拌装置。
  3. 【請求項3】 前記攪拌羽根の前記攪拌軸は、前記掻き
    取り羽根の公転方向進み側に設置されている請求項1又
    は請求項2に記載の混合攪拌装置。
  4. 【請求項4】 前記攪拌領域の最外部は、前記攪拌容器
    の内周面に略接する請求項1乃至請求項3のいずれか1
    項に記載の混合攪拌装置。
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