JPS62169751A - 2−アミノ−1,3−プロパンジオ−ルの製造法 - Google Patents

2−アミノ−1,3−プロパンジオ−ルの製造法

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JPS62169751A
JPS62169751A JP61011503A JP1150386A JPS62169751A JP S62169751 A JPS62169751 A JP S62169751A JP 61011503 A JP61011503 A JP 61011503A JP 1150386 A JP1150386 A JP 1150386A JP S62169751 A JPS62169751 A JP S62169751A
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JP
Japan
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propanediol
catalyst
amino
compound
solvent
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JP61011503A
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Yoshio Iguchi
井口 義男
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Koei Chemical Co Ltd
Original Assignee
Koei Chemical Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P20/00Technologies relating to chemical industry
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    • Y02P20/52Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts

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  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は2−アミノ−1,8−プロパンジオールの製造
法に関する。
さらに詳しくは、ジヒドロキシアセトンダイマーとアン
モニアとを溶媒の存在下、水素化触媒を用いて反応する
ことを特徴とする2−アミノ−1,8−プロパンジオー
ルの製造法である。
本発明により得られた2−アミノ−1,8−プロパンジ
オールは医薬中間体、特にX線造影剤の原料として有用
なものである。
(従来技術並びに本発明が解決しようとする問題点) 2−アミノ−1,8−プロパンジオールを得る方法とし
ては、2−ニトロ−1,3−プロパンジオールを接触水
素化還元するヨーロッパ特許第71087記載の方法が
知られている。該方法によれは、溶媒としてメタノール
を用い塩化アンモニウムの存在下、5%パラジウムカー
ボン触媒を用いて、2−ニトロ−1+ 8−フc’パン
ジオールNa塩を還元して2−アミノ−1゜3−プロパ
ンジオールを得ている。しかしながら、該方法では使用
する原料2−ニトロ−1゜8−プロパンジオールが他の
ニトロアルコール類と同様に熱的に非常に不安定であり
、比較的低温でも激しい分解が生じ、場合によっては爆
発する危険性があることか知られている。特にアルカリ
塩ではそれが顕著である。このようなことから、上記方
法では原料の安定性に問題があり、工業的規模の製造法
には適さない。又他の方法としてはドイツ特許公開公報
第2829916号記載の方法がある。該方法はジヒド
ロキシアセトンモノマーとアンモニアとを溶媒の存在下
、水素化触媒を用いて接触水素還元して2−アミノ−1
,8−プロパンジオールを得ている。しかしながら該方
法は、その実施例をみると触媒としてラネーニッケル触
媒を使用する場合、100〜200Vυ の高圧を必要
とし、触媒量も原料に対し60%以上と多量に使用して
おり、溶媒量も原料の約8倍と多い。又パラジウム触媒
、白金触媒を使用する例も記載されており、これら貴金
属触媒を用いるとB lWc52  の低圧で反応が進
行している。しかし、これら貴金属触媒は最も汎用され
るラネーニッケルやラネーコバルト等の触媒に較べ非常
に高価であり、使用量も多いことから、貴金属触媒の使
用は有利とは言えない。これらのことから、上記方法は
工業的規模の製造法としては充分とは言えず又収率の記
載がないjこめ経済的メリットは不明である。さらにジ
ヒドロキシアセトンモノマーは工業的に得難く入手が困
難であり、これを使用することには問題がある。
(問題を解決するための手段) 本発明は斯る現状に鑑み、2−アミノ−1゜3−プロパ
ンジオールを工業的に有利に製造する方法を開発すべく
鋭意研究を重ねた結果、入手の容易なジヒドロキシアセ
トンダイマーから収率良く、2−アミノ−1,3−プロ
パンジオールを得る方法を確立した。
ジヒドロキシアセトンタイマーの構造式はf) であり、その構造式からは目的物である2−アミノ−1
,8−プロパンジオールを得ることは予測されにくい。
しかし、ジヒドロキシアセトンダイマーを水等の溶媒に
溶解させ、この溶液をアンモニアと水素化触媒の共存下
接触水素化還元を行なうと、おどろくべきことに2−ア
ミノ−1,8−プロパンジオールを得ることを見いだし
、本発明を完成するに至った。即ち、本発明は溶媒の存
在下、ジヒドロキシアセトンダイマーとアンモニアとを
水素化触媒を用いて接触水素化還元することを特徴とす
る2−アミノ−1,8−プロパンジオールの製造法に係
る。
本発明に使用される溶媒はジヒドロキシ1セトあり、特
に好ましいのは水である。溶媒量としては、ジヒドロキ
シアセトンダイマーを溶解させるの“°゛に必要な最小
量でよく、経済性を考慮すると、原料と同jl〜5倍(
重量比)が好ましい。
使用するアンモニア量としては、ジヒドロキシアセトン
ダイマーに対し、2倍〜10倍モルが適当であり、好ま
しくは4倍モル〜6倍モルである。本発明に使用される
水素化触媒としてはもつとも汎用されるラネーニッケル
、ラネーコバルト等であり、その使用量は原料に対し5
〜80%(重量比)が好ましい。
反応温度としては通常40〜150℃好ましくは60〜
100℃である。
反応圧力は高くても差し支えないが、100Kf/−以
下で充分であり、20〜40 Kg/am  の範囲が
実用的である。
本発明に従えば、水素化は1〜5時間で反応が完結する
。反応液からの後処理方法については特に限定はなく、
どんな方法でもよいが、例えば反応終了後触媒を炉別し
、そのr液を蒸留により分離精製を行なえば容易に高純
度の2−アミノ−1,3−プロパンジオールが得られる
収率としては、81〜86%と非常に高い値を得ること
ができる。ジヒドロキシアセトンモノマーを使用して同
様の反応を行なった場合、2−アミノ−1,3−プロパ
ンジオールの収率は68%とダイマー使用の場合より低
く、本発明が収率的に非常に有利であることがわかる。
(発明の効果) 第一に比較的入手容易なジヒドロキシアセトンダイマー
を用いることができる。
第二に収率が81〜86%と高い。
第三に溶媒、触媒、アンモニアの使用量が少ない。
第四に沸点が近似の不純物が生成しないため、簡単な蒸
留により高純度の目的物を得ることができる。
このように本発明は非常に工業的に有利な製造法である
(実施例〕 以下実施例により説明するが本発明はこれに限定される
ものではない。
(実施例−1) 内容積1000−のステンレス製電磁攪拌式オートクレ
ーブにジヒドロキシアセトンダイマー2005’、25
%アンモニア水溶液878?、通常の方法で展開して得
たラネーニッケル触媒80?を入れ、それに水素を導入
して圧力を80Kf/1m  1温度90℃にて水素添
加反応を行なった。反応が進行するにつれ水素圧力は減
少するので逐次水素を追加した。2時間80分で水素吸
収はなくなり反応が完結した。室温まで冷却後、水素及
びアンモニアを追い出し触媒をt別後、蒸留を行ない2
 mb’F11で沸点180〜182℃の2−アミノ−
1,8−プロパンジオール174F(収率86%、GO
,II度99%)を得た。
(実施例−2) 実施例−1において、ラネーニッケル触媒のかわりにラ
ネーコバルト触媒15Pを入れそれに水素を導入して圧
力を89Kg/am、温度90℃にて水素添加反応を行
なった。2時間で水素吸収はなくなり反応が完結した。
室温まで冷却後、水素及びアンモニアを追い出し触媒を
t別後、蒸留を行ない2−アミノ−1,8−プロパンジ
オール161’(収率81%)を得た1、(実施例−3
) 内容積1000−のステンレス製電磁攪拌式オートクレ
ーブにジヒドロキシアセトンダイマー100f!−11
5%アンモニアメタノール溶液8781、通常の方法で
展開して得られたラネーニッケル触媒15g−を入れ、
それに水素を導入して圧力を3 Q Kgl−2、温度
90℃にて水素添加反応を行なった。
2時間で水素吸収はなくなり反応が完結した。
室温まで冷却後、水素及びアンモニアを追い出し触媒を
戸別後、蒸留を行ない、2−アミノ−1,8−プロパン
ジオール86P(収率85%)を得た。
(比較例−1) 実施例−8においてジヒドロキシアセトンダイマーのか
わりに、ジヒドロキシアセトンモノマーを用い他は実施
例−8と同様に反応を行なった。
1時間50分で水素吸収はなくなり反応が完結した。同
様の後処理を行ない、2−アミノ−1゜8−プロパンジ
オール69P(18168%)を得た。
特許出願人  広栄化学工業株式会社 (9完)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水又は有機溶媒の存在下ジヒドロキシアセトンダイマー
    とアンモニアとを水素化触媒を用いて水素で接触還元す
    ることを特徴とする2−アミノ−1,3−プロパンジオ
    ールの製造法。
JP61011503A 1986-01-21 1986-01-21 2−アミノ−1,3−プロパンジオ−ルの製造法 Granted JPS62169751A (ja)

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Publications (2)

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JPS62169751A true JPS62169751A (ja) 1987-07-25
JPH0558618B2 JPH0558618B2 (ja) 1993-08-27

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ID=11779823

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE4412065A1 (de) * 1994-04-11 1995-10-19 Pfeifer & Langen Verfahren zur Herstellung von Hydroxyaminen
WO2000053567A1 (en) * 1999-03-09 2000-09-14 Sk Corporation Method for the production of serinol
WO2000015600A3 (en) * 1998-09-17 2002-01-10 Abbott Lab Process for production of 2-amino-1,3-propanediol

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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DE4412065A1 (de) * 1994-04-11 1995-10-19 Pfeifer & Langen Verfahren zur Herstellung von Hydroxyaminen
WO2000015600A3 (en) * 1998-09-17 2002-01-10 Abbott Lab Process for production of 2-amino-1,3-propanediol
WO2000053567A1 (en) * 1999-03-09 2000-09-14 Sk Corporation Method for the production of serinol

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JPH0558618B2 (ja) 1993-08-27

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