JPS62169717A - 頭髪化粧料 - Google Patents

頭髪化粧料

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JPS62169717A
JPS62169717A JP1124586A JP1124586A JPS62169717A JP S62169717 A JPS62169717 A JP S62169717A JP 1124586 A JP1124586 A JP 1124586A JP 1124586 A JP1124586 A JP 1124586A JP S62169717 A JPS62169717 A JP S62169717A
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dandruff
vitamin
hair cosmetic
hydroxycholecalciferol
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Tetsuo Sakamoto
哲夫 坂本
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は頭髪化粧料に関し、更に詳しくはビタミンD3
またはその誘導体を配合してなるふけ防止頭髪化粧料に
関する。
[従来の技術] 一般に、ふけは皮脂腺の分泌物、汗腺の分泌物、表皮層
の剥離物等からなり、通常は皮脂腺等の分泌昂進により
発生するが、皮膚に細菌や酵母が感染すると、ふけの発
生は病的に助長きれると言われている。このため、従来
から抗菌剤を添加した頭髪化粧料がふけ防止のために使
用されてきた。例えば、従来からジンクピリチオン・ト
リクロサン等の抗菌剤がふけ防止用薬剤として用いられ
てきたが、これは前述の細菌や酵母の生育を抑制したり
あるいは完全に死滅させるために用いられているもので
ある。しかし、これらの抗菌剤のふけ防止効果は未だ満
足できるものではなかった。またこれ等の抗菌剤の中に
は安全性に問題がある物もあり、多量に使用することは
できるだけ避けることが好ましいと考えられている。
更に、例えば、ジンクピリチオンは0.3重量%以上、
また同様にふけ防止用殺菌剤であるヒノキチオールは0
.3重量%以上、トリクロサンは0.1重量%以上から
ふけ防止効果が認められるときれているが、しかしこれ
等を多量に配合した頭髪化粧料は上記の安全性に問題が
発生するのみならず、分散系あるいは溶解系での安定性
に問題を派生することが、しばしば起こることから、こ
の種の物質の大量の使用はできるだけ避けるに越したこ
とはない。
[発明が解決しようとする問題点] 本発明者らは、このような実情に鑑み、ふけ防止効果に
優れ、安定性、安全性の面からも満足できる物質を得る
べく鋭意研究を重ねた結果ビタミンD3およびその誘導
体からなる群から選ばれた一種又は二種以上を配合する
と、ふけ防止に対して極めて有用であり、更に安全性、
安定性についても改善できることを見出し、本発明を完
成するに至った。
[問題点を解決するための手段] すなわち、本発明は、ビタミンD3およびその誘導体か
らなる群より選ばれた一種又は二種以上を配合してなる
頭髪化粧料である。
次に本発明の構成について詳述する。
本発明に用いられるビタミンD3は別名、コレカルシフ
ェロールであり、ビタミンD3誘導体としては25−ヒ
ドロキシコレカルシフェロール、1α−ヒドロキシコレ
カルシフェロール、5.6−trans −25−ヒド
ロキシコレカルシフェロール、1α−25−ジヒドロキ
シコレカルシフェロール、ジヒドロタキステロール等が
挙げられる。
これ等ビタミンD3又はビタミンD3認導体は全て白色
の結晶で無臭である。また、これ等はエタノール・クロ
ロホルムなどの有機溶媒に溶けやすく、脂肪油にやや溶
けやすく、水にはほとんど溶けない物質である。
かかるビタミンD3又はその誘導体の頭髪化粧料への配
合量は頭髪化粧料全量中特に限定はされないが、通常は
I X 10−8重量%以上、I X 10−3重量%
未満である。I X 10−6重量%未満では、ふけ防
止効果が乏しくなる傾向があり、逆に、I X 10−
3重量%を越えて配合しても効果の大きな増加は望めな
い。
また、これ等ビタミンD3またはその誘導体は、197
1年にDeLucaら及びKodicekらによりほぼ
同時に発見され、医薬品としてビタミンD代謝異常に伴
う諸症状(低カリウム血症、テタニー、骨癌、骨病変等
)の改善に使用きれてきている。しかし、これ等ビタミ
ンD3またはその誘導体の使用は全て内服剤としての医
薬品であって、外用としての使用例は全く認められない
ものである。
本発明の頭髪化粧料には、上記した必須成分の他、一般
の頭髪化粧料に配合される通常の成分、例えば油分、紫
外線吸収剤、界面活性剤、防腐剤、保湿剤、香料、水、
アルコール、増粘剤、色材等を必要に応じて適宜配合す
ることができる。
本発明に於ける頭髪化粧料とは、頭皮ないし頭髪に使用
するものを広く指し、例えば、ヘアシャンプー、ヘアリ
ンス、ヘアトニック、ヘアリッキド、頭皮用の乳液、ヘ
アクリーム、ヘアスプレー等を言う。
[実施例] 次に実験例及び実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明
する。本発明はこれにより限定されるものではもちろん
ない。配合量は重量%である。
実験例 ビタミンD3として1α−25−ジヒドロキシコレカル
シフェロール0.0009重量%を、ヘアシャンプーに
配合してふけ抑制効果を測定した。
精製水79.9991gに、ラウリル硫酸トリエタノー
ルアミン15g1ヤシ油脂肪酸ジエタノールアマイド5
g11α−25−ジヒドロキシコレカルシフェロール0
.0009g及び香料・色素を適量、順次添加し加熱後
冷却してヘアシャンプーを得た。
(ふけ防止効果測定法) 対象者として28〜42才で、ふけの比較的多い男性7
名を選びテストを行った。
試験開始前にビタミンD3の無添加のシャンプーで洗髪
し、洗髪後、2日間に累積したふけを採取し、採取した
ふけ中の蛋白質量を測定した(コントロール期)。
次いで、1α−25−ジヒドロキシコレカルシフェロー
ルを添加したシャンプーを1ケ月間使用させ、その間、
コントロール期と同様にふけを採取し蛋白質量を測定し
た(試料期) コントロール期の1ケ月間の平均ふけ蛋白質量と試料期
の後半2週間の平均ふけ蛋白質量とを比較し、ふけの減
少率が 50%以上であった場合・・・・・・・A30%以上、
50%未満の場合・・・・・B20%以上、30%未満
の場合・・・・・020%未満の場合・・・・・・・・
・・Dとランク付けをした。
この結果を第1表に示した。
この結果、1α−25−ジヒドロキシコレカルシフェロ
ールを配合したものは優れたふけ防止効果を有すること
が認められた。
(以下余白) 第1表 (以下余白) 以下に本発明の実施例を示す。一 実施例1 次の配合組成よりなるヘアシャンプーを調製した。製造
法は実験例に準じる。
ラウリルサルフェート争N a        5.0
ラウリルサルフエート トリエタノールアミン      5.0ラウリルジメ
チルアミノ酢酸ベタイン   6.0エチレングリコー
ル脂肪酸エステル    2.0ポリエチレングリコー
ル         5.01α−ヒドロキシコレカル
シフェロール 0.0003香料          
        0.3水             
      残余実施例2 次の配合組成よりなるヘアシャンプーを調製した。製造
法は実験例に準じた。
ラウロイルトメチルタウリン争N a      10
.Oラウリン酸ジェタノールアミノ酢酸ベタイン8.0
ラウリン酸ジエタノールアミド       4.0エ
チレングリコール脂肪酸エステル    1.5ポリエ
チレングリコール          5.025−ヒ
ドロキシコレカルシフェロール 0.00001香料 
                  0.3水   
                残余実施例3 次の配合組成よりなるヘアシャンプーを調製した。製造
法は実験例に準じた。
ココイルメチルタウリンaNa10.0アルキル(C1
l)イミダゾリニウム ベタイン型両性イオン活性剤   6.0ヤシ油脂肪酸
ジエタノールアミド      4.0ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレンブロツクポリマー 5.0 5.6− trans −25−ヒドロキシコレカルシ
フェロール 0.000005香料         
         0.3水            
       残余実施例4 次の配合組成よりなるヘアリンスを調製した。
製造法は常法によった。
ジプロピレングリコール         4.0ステ
アリルトリメチル アンモニウムクロライド  2.0 ステアリルアルコール          1.0ポリ
オキシエチレン(60モル付加) 硬化ヒマシ油    0.5 グリセリンステアリン酸エステル     0.5コレ
カルシフエロール        0.00005水 
                  残余実施例5 エチルアルコール55gにポリオキシエチレン(8モル
付加)オレイルアルコールエーテル2g及び1α−25
−ジヒドロキシコレカルシフェロール0.0002g1
香料を適量加え、室温下に溶解させてアルコール相を得
た。別に精製水37.9998gにグリセリン5gを加
えて溶解させた。冷却後色素を適量加えこの水相部にア
ルコール相を加えて可溶化してふけ防止効果のあるヘア
トニックを得た。
実施例6 エチルアルコール52.5gにポリオキシプロピレンブ
チルエーテル20g1スクワラン2g11α−ヒドロキ
シコレカルシフェロールO,00005g及び香料を適
量加え室温下に溶解させたアルコール相に、精製水25
.49995gに、色素を適量加えた部分を添加し攪拌
して、ふけ抑制効果のあるヘアリッキドを得た。
実施例7 ステアリン酸2g、セチルアルコール1.5g、ワセリ
ン3g、流動パラフィン12g1ポリオキシエチレン(
10モル付加)モノオレイン酸エステル2gs 1α−
25−ジヒドロキシコレカルシフェロール0.0008
g、及び香料適量を混合し80℃に加熱し、油相を得た
。別にプロピレングリコール5g1トリエタノールアミ
ンIg、及び精製水73 、4992gを80℃に加熱
し、前記油相部を攪拌しながら徐々に加え、冷却してふ
け防止効果のある頭皮用乳液を得た。
実施例8 ステアリン酸2g1ステアリルアルコール7g。
オクチルドデカノール6g、ポリオキシエチレン(10
モル付加)セチルエーテル3g、 25−ヒドロキシコ
レカルシフェロールO,00005g及び香料を適量加
えて80℃に加熱して油相を得た。別に、プロピレング
リコール5g及び精製水76.99995gを80℃に
加熱し、この水相に前記油相を攪拌しつつ徐々に加え乳
化し、冷却して、ふけ抑制効果のあるヘアクリームを得
た。
実施例9 ポリエチレングリコール1.5003.5g、  トリ
エタノールアミン1gを精製水74.499999gに
加温溶解し70℃に保った。ステアリン酸2.5g1セ
チルアルコール1.5g、ワセリン5gsスクワラン1
0g1ポリオキシエチレン(10モル付加)モノオレイ
ン酸エステル2g15.6−trans−25−ヒドロ
キシコレカルシフェロール0.000001gを加温溶
解し70℃に保ち水相部に加えた。予備乳化後、ホモミ
キサーで均一に乳化し徐冷してふけ防止効果のある頭髪
用乳液を調製した。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ビタミンD_3およびその誘導体からなる群より選ばれ
    た一種又は二種以上を配合してなる頭髪化粧料。
JP61011245A 1986-01-22 1986-01-22 頭髪化粧料 Expired - Lifetime JPH0667819B2 (ja)

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JPH0667819B2 JPH0667819B2 (ja) 1994-08-31

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ID=11772554

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0711558A1 (en) * 1994-10-21 1996-05-15 Unilever Plc Compositions for topical application to skin, hair and nails
JP2008110992A (ja) * 2008-01-29 2008-05-15 Mandom Corp 抗菌性組成物及び皮膚外用剤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60174705A (ja) * 1984-02-21 1985-09-09 Shiseido Co Ltd 白髪予防、治療剤
JPS61183206A (ja) * 1985-02-09 1986-08-15 Lion Corp 化粧料

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