JPS62168325A - 荷電粒子線走査型分析装置 - Google Patents

荷電粒子線走査型分析装置

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JPS62168325A
JPS62168325A JP60281560A JP28156085A JPS62168325A JP S62168325 A JPS62168325 A JP S62168325A JP 60281560 A JP60281560 A JP 60281560A JP 28156085 A JP28156085 A JP 28156085A JP S62168325 A JPS62168325 A JP S62168325A
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Yuji Mori
森 優治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ、産業上の利用分野 本発明は電子線マイクロアナライザ等の荷電粒Fn走査
型分析装置により、試料面上に複数の分析点を指定して
、自動的に順次分析を行って行く場合の分析位置調整装
置に関する。
口、従来の技術 微粒子が散在している試料で、それらの微粒子について
電子線マイクロアナライザ等を用いて分析を行う場合、
それらの微粒子について、各微粒子を含む微小領域を粒
子毎に指定して自動的に順次分析して行く。この領域指
定は各領域の中心の座標値のデータをメモリに格納する
ことによって行うが、分析を続けていると電子照射によ
る試料温度の上昇その他の原因で分析点の位置がずれて
来ることがあり、極端な場合、指定された座標位置に分
析粒子が存在しないで分析が出来ないこともある。試料
上の複数の分析点につき分析する場合、試料を移動させ
る方法と、電子ビームを偏向させる方法とあるが、電子
ビームを偏向させる場合を例に従来方法を説明すると、
試料上に基準上なる粒子を決め、試料表面像を映出する
CRT上にウィンドウフレームを設定して、上記基準粒
子がウィンドウフレームの中心に来るようにして、その
ときの電子ビームの走査範囲の中心を基準にして他の分
析位置を決め、分析中時々電子ビームを基準粒子の位置
に戻して、基準粒子の像がCRT−1−のウィンドウフ
レーム内に表れるか否・かチLツクし、若し基準粒子の
像がウィンドウフレームから外れていたら、電子ビーム
の位置を再調整するようにしていた。
ハ9発明が解決しようとする問題点 上述した従来方法では、オペレータによる監視が必要で
完全な自動分析はできず、分析位置の再調整は面倒で位
置調整の誤差も生じ易いと云う問題がある。本発明はこ
のような問題点を解消しようとするものである。
二0問題点解決のための手段 試料上に複数の分析点を指定して順次分析を行っていく
際、一つの分析点の分析を終わって次の分析点に移る場
合、予め設定されたデータによって電子ビームを次の分
析点に移動させ、CR1画像信号上でその分析微粒子の
像の中心を検出して、検出された中心位置と予想中心位
置とのずれを算出し、この算出されたずれ量を更に次の
分析点の位置指定データに補正量として加算するように
した。
ホ0作用 試料上に複数の分析点を指定して順次分析を行う際、各
分析微粒子毎に指定された位置のデータに基いて偏向さ
せた電子ビームの中心と分析微粒子の中心とのずれを検
出して、そのデータを次の分析点の位置指定データの補
正値とするのであるが、一つの粒子の分析から次の粒子
の分析までの間における試料上の各点の位置ずれは比較
的小さいから、分析の度の試料位置の補正を行うことベ
レータによる監視再調整の必要なしに、自動分析を継続
することができるのである。つまり分析中に試料位置が
ずれるのは、試料全体格々一様で、試料上の比較的近い
任意の2点間の距離が不規則に変化するものではないの
で、各分析点毎に毎回位置補正をして、その適正量を次
の分析点の位置指定データに加えれば、各分析点毎に小
さな誤差で位置設定ができることになる。他方分析微粒
子の中心を画像信号から検出する場合、検索範囲を余り
広くとると、分析微粒子でない粒子の像を分析粒子と間
違うことがあるので、分析粒子の中心検出のための検索
範囲は余り広(は設定できず、このため位置のずれが大
きいと分析微粒子が検索範囲から外れてしまって粒子の
検出が不能となり、自動分析ができな(なる。従って分
析毎に位置補正を行って、毎回位置誤差を小さくするこ
とによってオペレータによる監視なしの自動分析が可能
となるのである。
へ、実施例 図は本発明の一実施例を示す。eは電子ビーム、Kx、
Kyは電子ビームをX方向、X方向に偏向させる偏向コ
イル、Sは試料である。1はX方向、X方向の走査信号
発生回路で、その出力は偏向コイルKx、Kyの励磁電
源2及び表示用CRTの偏向コイルに印加される。励磁
電源2では走査信号にcJ!、uから入力されるX方向
、X方向の偏向信号を加算して偏向コイルKx、Kyに
出力している。Dは試料から放出される2次放射を検出
する検出器で、この検出器の出力はCRTに送られると
共に、CPUに取込まれる。
上述した構成により、電子ビームeによる試料面の走査
とCR7表示面の走査が同期して行われ、2次放射によ
る試料面の画像がCRTに表示される。CPUから偏向
コイル励磁電源2に出力されるX方向、X方向の偏向信
号X、Yが共に0の場合、電子ビームeによる試料面の
走査範囲は電子ビームeを形成する電子光学系の光軸を
中心としている。偏向信号X、Yを任意に設定すると、
電子“ビームeの試料面走査範囲の中心はこのX、Yの
値に応じた分x、yだけ電子光学系の光軸よりずれる。
オペレータはまず、偏向コイル励磁電源2に人力する偏
向信号X、Yを0にしてCRTに映出される試料像によ
り、分析すべき微粒子像を観察して、操作パネル3によ
りCR7画面上でカーソルを移動させ分析すべき微粒子
像に合わせる。第2図はCRT画面で、a、b、c、d
・・・が分析ずべき微粒子の像であり、Cがカーソルで
、成る面債を囲むウィンドウフレームになっている。オ
ペレータがこのカーソルで粒子像を囲み、操作パネルで
入力操作を行う4:、CPUはCRT画面中心、即ち試
料上の電子光学系光軸との交点を原点としてノ1−ツル
中心の座標データを読込み記、憶する。
以上の動作をa、b、c、dの各激粒子像について行う
と、分析位置の指定が完了する。4は加算回路で、CR
Tに送られる画像信号つまり検出器りの出力信号にCP
Uから出力されるカーソル信号を加算してCRTに印加
するものである。
以上で分析位置の指定が終わり、オペレータがCPUに
自動分析の司令を与えると、CPUは次の動作を行う。
分析は微粒子a、b、c、dの順に行われ、各微粒子に
つき上述動作でCPUに入力された位置のデータをXa
、Ya、Xb、Yb等とする。CPUはまず励磁電源2
に偏向信号Xa、Xbを出力する。電子ビームeの走査
範囲の中心は粒子aの中心付近に来る。こ\でCPUは
検出器りにより得られる画像信号に対して次のような解
析動作を行う。その動作を第3図によって説明する。こ
の図でOはCRT画面の中心で、CはOを中心とするカ
ーソルである。粒子像aは本来ならその中心O′がOと
一致している筈であるが位置指定の誤差及び試料の全体
的な位置ずれ(電子ビームとの相対的関係であるから機
械的原因だけでなく、電子光学系側の原因もある)によ
り、0と0゛とは一致しない。CPUはカーソルC内の
画像信号をレベル選別して粒子aの内部と外部とに弁別
し、粒子aのY方向幅H,X方向幅Wの各両端座標η、
η゛及びξ、ξ′を検出し、ΔXa= (ξ−ξ’ )
 、、z 2、ΔYa=(η−η′)/2 を算出する。このΔXa、ΔYaはO慨を原点とするO
゛点の座標で、CPUは上述解析を終わってXa、Ya
に夫々ΔXa、ΔYaを加えて励磁電源2に出力する。
このようにしてO゛点が0点に一致する。こ\でCPU
は電子ビームの試料面走査を中止し、微粒子aに電子ビ
ームを当てて所定の分析用2次放射例えばX線を検出器
Doで検出してその出力信号を取込む。このとき、電子
ビームをカーソルCに対応する範囲で掃引する場合もあ
る。以上のようにして粒子aの分析が終って、粒子すの
分析に移る場合、CPUは偏向信号Xb、Ybに粒子a
の分析に先立ちR出したΔXa、ΔYaを補正値として
加えた xb ’ =xb+ΔXa Yb ’ =Yb+Δya なるXb’、Yb’を補正された粒子すの位置指定デー
タとして励磁電源2に出力し、以下粒子aについて行っ
たのと同じ動作で補正データΔXb、ΔYbを算し、粒
子Cの位置指定データをXc’=Xc+ΔXa±ΔXb Yc ’ =Yc+ΔYa+ΔYb 七する。以下同様にしてd、e・・・と分析を進めて行
くのである。
上述実施例は試料を動かさず、電子ビームの方を偏向さ
せて複数点の分析を行うものであるが、本発明が試料を
移動させて分析点を変えて行く場1′Yにも適用できる
ものであることは云うまでもない。また分析微粒子の中
心位置検出の解析手段も任意である。
ト、効果 本発明によれば試料上の多数の点について分析を行う場
合でも各点毎に位置適正を行っているから、一つの分析
点から次の分析点へ移る際の位置の誤差は小さく、分析
点が所定位置から大きく外れてしまって分析不能となる
ようなことが起こらず、人間による監視の必要のない完
全自動分析が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例装置のブロック図、第2図は
同実施例におけるCRT画面の図、第3図は同実施例に
おけろCPUによる分析微粒子の中心位置検出動作の説
明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 試料上の指定された複数の点の位置のデータを取込み、
    順次分析位置を変えて行く制御手段を備え、同制御手段
    に指定された位置のデータに基いて一つの分析点を分析
    位置に位置させたとき、その分析点の実位置と予定位置
    とのずれを検出し、このずれ量を次の分析点の位置のデ
    ータに補正値として加算する動作を付加したことを特徴
    とする荷電粒子線走査型分析装置。
JP60281560A 1985-12-13 1985-12-13 荷電粒子線走査型分析装置 Expired - Fee Related JP2666251B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04166753A (ja) * 1990-10-30 1992-06-12 Shimadzu Corp X線分光分析装置
JP2001281170A (ja) * 2000-03-29 2001-10-10 Nagoya Electric Works Co Ltd 視野移動方法
JP2002365247A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Shimadzu Corp 観察像制御装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001281170A (ja) * 2000-03-29 2001-10-10 Nagoya Electric Works Co Ltd 視野移動方法
JP2002365247A (ja) * 2001-06-07 2002-12-18 Shimadzu Corp 観察像制御装置

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