JPS62167039A - 化粧シ−トの防虫化法 - Google Patents

化粧シ−トの防虫化法

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JPS62167039A
JPS62167039A JP61008784A JP878486A JPS62167039A JP S62167039 A JPS62167039 A JP S62167039A JP 61008784 A JP61008784 A JP 61008784A JP 878486 A JP878486 A JP 878486A JP S62167039 A JPS62167039 A JP S62167039A
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JP
Japan
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insect repellent
printing
layer
printing ink
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP61008784A
Other languages
English (en)
Inventor
西條 孝俊
三小田 国光
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Kyodo Printing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kyodo Printing Co Ltd filed Critical Kyodo Printing Co Ltd
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
  • Building Environments (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は建具、家具、クロゼットその他の表面材として
用いられる化粧シートの防虫化法の改良に関し、高価な
防虫薬剤の使用量を減少して経済性を向上させると共に
、シート表面の表面物性の低下を防止するようにしたも
のである。
(従来の技術) 建材や家具その他種々の合板に用いられる化粧シートは
これまでに種々のものが開発されている。
たとえば特開昭57−66905号に開示されたものは
、「防腐防虫処理合板の製造方法」に関し、防虫剤を添
加混合した接着剤を用いて単板を接着することにより合
板の防虫化をはかるようにしたものであって、この種の
方法は合板の量産化に適するところから比較的多用され
ている。
またこのほかに基材表層部に防虫薬剤を含浸させる方法
や、基材表面に防虫薬剤を混合させた樹脂類、あるいは
防虫薬剤を単独でコーティングすることにより防虫化を
はかる方法等も開発されている。
さらに化粧紙の表面物性を向上させる目的から化粧紙の
上面に施した印刷層の上面に二液硬化型の樹脂を用いた
オーバープリント層を施し、しかも該オーバープリント
層内に防虫薬剤を添加混合することも研究されている。
(発明の解決すべき問題点) しかしながら基材の表層部に防虫薬剤を含浸させ、ある
いは基材表面に防虫薬剤を混合させた樹脂類、又は防虫
薬剤を単独でコーティングする場合にあってはいずれも
表面物性に劣り、たとえばケトンやエステル、アルコー
ル等の有機溶剤を用いて表面をふいた場合の耐久性の面
に問題がある。
さらに化粧紙の表面物性を向上させるために二液硬化型
の樹脂を用いたオーバープリント層を施し、該オーバー
プリント層内に防虫薬剤を添加混合する場合にあっては
、コーテイング後の残存した樹脂が硬化して以後使用不
能となる結果、高価な薬剤使用量のムダが多く、必然的
にコスト高となる欠点がある。
(問題点を解決するための手段) 本発明は上記した従来技術における種々の問題点を解決
すべく研究の未案出されたものであり、具体的には紙、
フィルム、合成紙、不織布、その他の基材表面に防虫剤
を内在させた印刷層を施し、さらに該印刷層の上面にオ
ーバープリン)J5を施すようにしたことを特徴とし、
また上記の基材表面に施された印刷層は、防虫剤を添加
混合させた印刷インキにより印刷され、あるいは防虫剤
を添加混合させた印刷インキにより下地印刷する工程と
、該下地印刷の上面に防虫剤を含まない印刷インキによ
り上塗り印刷する工程とからなり、または防虫剤を含ま
ない印刷インキにより下地印刷する工程と、該下地印刷
の上面に防虫剤を添加混合させた印刷インキにより上塗
り印刷する工程とによって形成されることをも特徴とす
るものである。
以下において本発明の具体的な内容を図示の実施例をも
とにして説明すると、■は基材、2は防虫剤を添加混合
させた印刷インキにより印刷されたインキ層、3は防虫
剤を含まない印刷インキにより印刷されたインキ層を示
す。
基材1はたとえば23〜30g/m程度の薄葉紙又はフ
ィルム、合成紙、不織布等のシート状物が用いられ、必
要に応して上面側にはアンダーコートあるいはヘース印
刷が施される。アンダーコートされた基材1の上面には
防虫剤を添加混合させた印刷インキによりインキ層2が
形成され、さらに該インキ層2の上面にはオーバープリ
ント層4が基材1の全面にわたり施される。
インキ層2の形成に用いられる印刷インキについてはラ
ッカー系(硝化綿糸)ホワイトがとくによ(、またこれ
に添加混合される防虫剤としては、天然又は合成ピレト
リン、合成ピレスロイド系、低毒性有機リン殺虫剤、昆
虫忌避剤等をはじめ広範囲の種類のものが用いられる。
上記のうち合成ピレスロイド系の殺虫剤とじては、アレ
スリン、フェノトリン、ペルメトリン、フタルスリン、
フラメトリン、レスメトリン、エキスリン、プロパルト
リン、フエンバレラート、パーメトリン等の1種又は2
種以上の使用が考えられる。さらに共力剤として0ct
achlorodipropyletherの添加が有
効である。
また低毒性有機リン殺虫剤としては、たとえばカルタロ
ホス、ジクロルボス、ナレド、チオホスフェート系、ダ
イアジノン、テメホス、フェンクロホス、フェニトロチ
オン、フェンチオン、シアホス、ブロキホス、ジチオホ
スフェート系、トリクロルホン、DDVP等の使用が考
えられる。
上記防虫剤の印刷インキに対する添加金は7〜10%程
度が経済的に望ましい。
さらに昆虫忌避剤としては、ディート、ジエチル、トリ
アミド、その他の使用が考えられ、いずれ7〜10%の
添加により十分な効果が得られる。
上記した各薬剤に対しては種々の効力増強剤を添加して
殺虫作用を一層向上させることもでき、また、たとえば
共力剤としてOc tach Iorod 1prop
y 1etherの添加が有効である。
さらに上記防虫剤、忌避剤等を混合した印刷インキの塗
布量については30〜60μ版を使用し、Dry塗布量
2.5〜6g/イ(薬剤骨0.5〜2g/m含存)程度
が適当である。
インキ層2は基材1の表面に対し、模様印刷として施し
、あるいは全面にわたるベタ刷りをしてもよい。
第2図には本発明の別の実施例が示されており、基材1
の上面に先ず防虫剤を添加混合させた印刷インキにより
下地印刷して印刷層2を形成し、さらに該下地印刷層2
の上面に防虫剤を含まない印刷インキにより上塗り印刷
して印刷層3を形成した後、その上にオーバープリント
層4が施されている。
またこの場合、逆に基材1の上面に先ず防虫剤を含まな
い印刷インキにより下地印刷を施した後、その上面に防
虫剤を添加混合させた印刷インキにより上塗り印刷をす
るようにしてもよい。
このような印刷方式を採用すや場合においては基材の上
面に施された印刷層の強度を増すことができ、防虫効果
を向上させることができる。
尚、オーバープリント層形成のための材料としてはアク
リルウレタン、塩ビウレタン等のウレタン系樹脂やアミ
ノアルキッド系樹脂が用いられ、塗布量は2.5〜5g
/mが好ましい。
(実施例) A、基材:23g/耐の薄葉紙 印刷材料:下地印刷インキ配合 ラッカー系インキ(ホ
ワイト)10重量部 フェノトリン     1重量部 0ctachlorodipropylether1重
量部 塗布量:(45μ版使用) 約4g/i (Dry )  (内薬剤分0.8g+0
.8g/m) 柄印刷用インキ二うソカー系インキ オーバープリントニス:アクリルウレタン系B、基材:
Aと同じ 印刷材料:下地印刷インキ配合 ラッカー系インキ(ホ
ワイト)10重量部 フェノトリン     1重量部 2.3,4.5−bis tetrahydrofur
ura11重量部 塗布量:(45μ版使用) 約4g/r& (Dry )  (内薬剤分0.6g+
0.6g/n() 柄印刷用インキ:ラッカー系インキ オーバ°−プリントニス:アクリルウレタン系C9基材
:Aと同じ 印刷材料:下地印刷インキ配合 ラッカー系インキ(ホ
ワイト)10重量部 フェノトリン     0.5重量部 2.3,4.5−bis tetrahydrofur
ura11重量部 塗布量:(45μ版使用) 約4g/m (Dry )  (内薬剤分0.4g+0
.8g/m) 柄印刷用インキ:ラッカー系インキ オーバープリントニス:アクリルウレタン系上記A−C
の検体をイガ成虫に対する殺虫力試験に供した結果を表
1に、またヒメカツオブシ幼虫に対する殺虫力試験に供
した結果を表2に示す。
表1 ※37°Cの温度条件下で1ケ月放置した。 0■売階
触法による)表2 (継続接触法による) また本発明法により得られた上記検体A−Cの化粧シー
トに対し、有機溶剤を含浸させたガーゼにより表面を払
拭し、印刷面が侵される直前迄の往復回数を試験したと
ころ以下の通りであった。
(発明の効果) 本発明は上記したように、紙、フィルム、合成紙、不織
布、その他の基材表面に防虫剤を内在させた印刷層を施
し、その上にオーバープリント層を施すようにしたもの
であるために、防虫剤を接着剤中に添加混合して用いる
場合に比して基材の材質管理上の難しさが全くなく、ま
た基材の表層部に防虫薬剤を含浸させ、あるいは基材表
面に防虫薬剤を混合させた樹脂類、又は防虫薬剤を単独
でコーティングする場合に比して薬剤に直接接触するこ
とがないのできわめて安全であるばかりでなく、基材の
表面物性がよく、たとえばケトンやエステル、アルコー
ル等の有機溶剤を用いて表面をふいた場合においても著
しく耐久性が向上した。
さらに二液硬化型の樹脂を用いたオーバープリント層内
に防虫剤を混入させる場合に比しても、コーティングし
た後の残存した樹脂が硬化して以後使用不能となる結果
、高価な薬剤使用量のムダを生ずるというようなことが
なくなるためにコストの低減をはかることができ、しか
も表面物性を向上させることができるほか、オーバープ
リント層の塗布層厚を変えることで防虫剤揮散の速度を
適宜調節したりあるいは防虫効果の有効期間を調整する
ことが可能となる等種々の有益な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法の一実施例をあられした化粧シート
の要部拡大断面図、 第2図は本発明方法の別の実施例をあられした化粧シー
トの要部拡大断面図である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)紙、フィルム、合成紙、不織布、その他の基材表
    面に防虫剤を内在させた印刷層を施し、さらに該印刷層
    の上面にオーバープリント層を施すようにした化粧シー
    トの防虫化法。
  2. (2)特許請求の範囲第1項に記載のものにおいて、基
    材表面に施された印刷層は、防虫剤を添加混合させた印
    刷インキにより印刷されたものであるところの化粧シー
    トの防虫化法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項に記載のものにおいて、基
    材表面に施された印刷層は、防虫剤を添加混合させた印
    刷インキにより下地印刷する工程と、該下地印刷の上面
    に防虫剤を含まない印刷インキにより上塗り印刷する工
    程とからなるものであるところの化粧シートの防虫化法
  4. (4)特許請求の範囲第1項に記載のものにおいて、基
    材表面に施された印刷層は、防虫剤を含まない印刷イン
    キにより下地印刷する工程と、該下地印刷の上面に防虫
    剤を添加混合させた印刷インキにより上塗り印刷する工
    程とからなるものであるところの化粧シートの防虫化法
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0436205A (ja) * 1990-06-01 1992-02-06 Daiwa Kagaku Kogyo Kk 衛生害虫の忌避方法
JP2013056431A (ja) * 2011-09-07 2013-03-28 Dainippon Printing Co Ltd 抗アレルゲン機能及びダニ忌避機能を有する化粧シート

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6032303B2 (ja) * 1977-06-27 1985-07-27 日本電気株式会社 マグネトロンの製造方法

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