JPS62166237A - 空気調和装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、主として複数枚のブレードを配設してなる遠
心羽根車と、この羽根車の外側に配設した熱交換器と金
有する空気調和装置に関するもでである。

従来の技術 従来、遠心羽根車全有する空気調和装置は、例えば第３
図、第４図に示すように、遠心羽根車の外側に、矩形、
あるいは円状に熱交換器が配設されており、少なくとも
一方向の吹出口から、ＩＪ’前記熱交換器によって熱交
換された空気が室内へ吹出す構成となってい之。

すなわち、ｒＪ！Ｊ而パネ面１に形成さねた吸込口３よ
り矢印入方向で吸込まれた室内の空気は、ベルマクス４
を通過し、ファンモータ６によす駆動された羽根車５に
より加速、加圧され熱交換器７により熱交換され吹出外
壁８と熱交換器７との間の吹田通路９を通過し、吹出口
１０から再び同室内に吹出芒れる。

尚、側壁２の内ｆｌｌｌｌ　Ｋ　ｌ’ｅ設しである吹田
外壁８および吹出口１０け、−ｔｉぞバ返付を防止する
ため、断熱材１３ａ、ＩＱａでおおわれている。１１は
、熱交換時に生じたドレン水をためておく水受皿で元１
」１が解決しよフと丁Ｑ時徂７μ しかし、熱交換器７には、配管７ａおよび配管７ｂが配
設さｔ′Ｌなければならず、羽根車５に対して全周に渡
って熱交換器７が配置さバることは惟しい。従って、第
４図に示すように、空気が通過しない壁１２が必要とな
る。さらに、この壁１２を設けることにより生じた空間
１３は、電源板あるいはドレンポンプ等の設置場所とし
て有効に利用される場合が多い。しかし、この壁１２は
、羽根車５から吹出された空気が１百接接触するため、
壁１２近傍では乱流騒音が発生し易く、またその結果と
して送風機効率を劣下させるものである。

これに対して、この乱流騒音およびそれに伴って生じる
送風機効率の劣下を解消するため、いろいろな試みが従
来から行なわハており、その代表的な例として、第５図
に示きれているような一対策案例がある。′ｔなわち、
羽根車５から吹出された空気は、自由空間へ投は出され
るに１祭して第２図に示したように自由渦巻運！ＶＪ金
行う。従って、この空気の流れにそった壁全寮内壁とし
て外側に設け！″Ｌば、空気の運動をさまたげることな
く、その結果として摩擦等による流れの乱れが生じなく
、エネルギ損失の少ない効率のよい空気流れをｒυるこ
とが出来る。

ここで壁１４は羽根車５中心に対して、スパイラル状に
形成されており、羽根車５から吹出された自由渦巻運動
を行っている空気は、０１■記壁１４にそって減速さ′
ｒＬながら圧力全回復し、熱交換器７の方へ導かれる。

ｑ゛、６図は、騒音特性を調べるための説明図である。

羽根車５のまわりに、羽根車の中心に対して９０°の角
度金持って曲率半径Ｒ２３０＋１１１１１の壁１４が配
設されている。点Ｑは固定されてあ・す、従って羽根車
５の外径部と点Ｑとの距雛ｔ！２ｒ／′ｉ一定としてい
る。この実験条件で点Ｐの位置を変えることにより騒音
特性を調べた。

結果は第８図の１としてグラフに示すように、ｅ１＝４
５ｇの近傍で最小値が表われる。これは、自由渦巻運！
ＩＩＪを行っている空気流れの条件とほぼ合致しており
、この壁１４近傍に於ける流れがスムーズに行なわれて
いることを示すものである。

しかし、この対策案では第５図に流ける１３！１４の風
上側の端面１４　ａで、羽根車５より吹出された空気が
衝突して特異音が新たに発生する。この７′ 特異音は、その周波数が羽根車５のブレード５ａ　Ｘ　
ｚ の枚数Ｚと、毎分口伝＆　ｎ　ｒｐｍの積τＨＨ２とそ
の倍音で現われ、通常羽根ピッチ音と呼ばれる。

−ｔにブレード５ｄの枚数が多い程、羽根ピッチ音の周
波数が高く、＠感的に笛を吹くような音色として非常に
うるさく感じられる。

本発明は、」二記従来の問題点を解消し、騒音特に」１
記した羽根ピッチ音のきわめて少ない空気調和装置（ｉ
ｌ−提供するものである。

問題点を解決するための手段 そこで、上記従来例の問題点である乱流騒音の発生と対
策案により新たに生じた羽根ピッチ音の発生？解消する
本発明の技術的な手段は、羽根車の外ｆｌｌ１１に配し
ているスパイラル状の壁の空気流れに対して上流側の端
面を鋭角に形成するものである。

作　　用 この技術的手段による作用は次のようＫなる。

すなわち、第５図に於いてスパイラル状の壁１４の端面
１４ａで発生する羽根ピッチ音は、各ブレードと端面と
の接近による空気圧の変動により生じると考えられる。

従って、この端面の形状全鋭角にし、空気流れの端面へ
の街ＩＰ′を小さくすることにより、空気圧の変動幅が
小さくなり羽根ピッチ音が減少されることになる。

実施例 以下、不発り−１の実施例全添付図面に基ついて説明す
る。尚、従来例および対策案例と同じものについては同
じ符号全行して説明は省略する。

第１図は、本発明の一実施例を示している。同図に於い
ての空気流れは、従来例および対策案例で説シーシた通
りであり、説明は省略する。

ここで壁１４はスパイラル状であり、その風上し 側の端面１４気は、鋭角に形成されており羽根車５から
吹出された自由渦巻連動全行っている空気は、端面１４
ｂで二方向に分流され一方は、ｎ１１記壁１４にそって
減速されながら圧力を回復し、熱交換器７の方へ導かれ
、他方は熱交換器側に端面の他の一方の壁にそって直接
熱交換器に棉かれる第７図は本発明の効果を調べるため
に、行った実験である。実験条件は前述の対策案の実施
例に示したものに於いて壁の風上側に鋭角状の端面を取
付けて行った。すなわちｌ！２＝７０顧で固定し珍≠ｉ
点Ｒ一点Ｐ問および点Ｒ一点Ｓ間は平面で形成芒れてお
り、距離１１と距離１３は等しく、角ＰＲ３は４５°、
点Ｒ一点Ｐ間の長さは７０ｒＩｔＩｌトして実験全行っ
た。

結果は第８図に示すように、ｇｌ　＜−ｅ３）＝３５８
から１！１　（＝ｅ３　）＝５５ｇＫ致るまでほぼ同じ
レベルで低い騒音性を示しており、この壁１４の風上側
端面１４ｂ全鋭角に形成することで空気流ｒＬをスムー
ズに行う最適値の幅が拡がっていることが分かる。

尚、本実施例は熱交換器が単体で、羽根車まわりに円弧
状に配向されている場合であるが、第９図に示すように
、複数の熱交換器によって羽根車まわりに配されていて
も、或は、熱交換器の形状が円弧状でなくても良い。

発明の効果 以上のように、本発明の壁の端面を用いることにより、
聴感的にすぐれた静寂な空気調和装置を提供出来、それ
に伴い今迄騒音により制限されていた送風機効率を著し
く改善することが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の空気調和装置の断面平面図、第２図は
羽根単１わりの空気流れ全示す原理図、第３図、第４図
は従来例の空気調和装置の断面側面図と断面平面図、第
５図および第６図は別の従来例の断面平面図とそれに伴
い行った実験内容を示す説明図、第７図は不発９］に伴
い行った実験内容を示す説明図、第８図は従来例と本発
明の実験結果を示した騒音特性図、第９図は本発明の別
の実施例である空気調和装置の断面平面図である。 １・・・・・・ｌ１ｆｆ而パネル、２・・・・・・側壁
、３・・・・・・吸込グリル、４・・・・・・ベルマク
ス、５・・・・・・羽ｉ車、５ａ・・・；レード、６　
ファンモータ、７・　熱交換器、８・・・・・・吹出外
壁、８ａ・・・・・断熱材、９・・・・・・吹出通路、
１０・・・・・吹出口、１０ａ・・・・・・断熱材、１
１・・・・・水受皿、１２・・・・・壁、１３・・・・
・空間、１４・・・・・・壁。 代Ｐ１１人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名
５−−一羽服車 ／　−２−前面ノずネル ３−−一版込グリル ４−ｍ−ベルマウス ８−　次出外夏 第３図　　　　　　　８ｃｔ−＠熱材 ｑ　−−一吹出ｉ路 １０−　　吹出口 １０久−−−断熱材 ／／　−−一水受皿 第６図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数個のブレードを有する遠心羽根車と、この羽根車を
   駆動するためのファンモータと、前記羽根車の外側に、
   羽根車と所定の間隔を持って配設された単体もしくは複
   数の熱交換器と、前記羽根車の駆動により運ばれた空気
   を室内に吹出す吹出口と、前記羽根車の外側の前記熱交
   換器の端面間に羽根車と所定の間隔を持った壁とを備え
   、前記壁の形状を羽根車中心に対してスパイラルとし、
   前記スパイラル状の壁の空気流れに対して上流側を鋭角
   に形成した空気調和装置。