JPS6216532Y2 - - Google Patents

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JPS6216532Y2
JPS6216532Y2 JP1981187714U JP18771481U JPS6216532Y2 JP S6216532 Y2 JPS6216532 Y2 JP S6216532Y2 JP 1981187714 U JP1981187714 U JP 1981187714U JP 18771481 U JP18771481 U JP 18771481U JP S6216532 Y2 JPS6216532 Y2 JP S6216532Y2
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JP
Japan
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shift
gear
groove
shift rod
reverse gear
Prior art date
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JP1981187714U
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English (en)
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JPS5891054U (ja
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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車の歯車変速機の変速操作機構に
関するものである。
[従来の技術] 実公昭56−38579号公報には、第5速段用シフ
トロツドと、後進段用シフトロツドとが、極めて
操作量の少ない共通のシフトブロツクによりそれ
ぞれ別個に操作される変速操作機構が提案されて
いる。すなわち、第1図に示すように、並列に配
設した第5速段用シフトロツド16および後進段
用シフトロツド17に、両者が共に中立位置にあ
る時互いに対向する切欠16a,17aをそれぞ
れ設け、かつ両シフトロツド16,17に摺動可
能に外嵌したシフトブロツク11の溝11aに、
一端が切欠16a,17aのいずれか一方に係合
している時、他端が他方の切欠から離脱している
係合片31を、シフトロツド16,17と平行な
支軸32をもつて回動可能に支持し、この係合片
31およびシフトブロツク11をコントロールロ
ツド8に固定したシフトアーム9の端部で操作す
るようになつている。
このような変速機は、第2図に実線で示すよう
に、第5速段Vと後進段Rとが接近したシフトパ
ターンに構成することが可能である半面、第5速
段Vへセレクト(矢印×方向の操作)する際に、
シフトアーム9が後進段Rへ行き過ぎてしまう
と、第5速段へシフトすることができない。
従来、このような難点を解消するために、第5
速段へのセレクト位置と後進段へのセレクト位置
との間の部位aにばね4、ボール2およびくぼみ
21からなるデイテント機構を設け、後進段Rへ
セレクトする場合はばねの力に抗してデイテント
機構を乗り越えなければ操作できないように構成
されている。しかし、このようなデイテント機構
を設けると、後進段へのセレクト操作が非常に重
くなり、操作性を著しく損うという問題がある。
[考案が解決しようとする問題点] そこで、本考案の目的は、上述したような従来
の変速操作機構において、変速レバーないしシフ
トアームを後進段までセレクトした場合であつて
も、そのセレクト位置から第5速段へ円滑にシフ
トすることができ、しかも第5速段からシフトダ
ウンする場合には、後進段へミスシフトすること
がないようにした歯車変速機の変速操作機構を提
供することにある。
[問題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本考案の構成は所
定の変速段用シフトロツドと後進段用シフトロツ
ドとに摺動可能に支持したシフトブロツクに、通
常は所定の変速段用シフトロツドの溝にそれぞれ
ばねにより付勢係合されているがばねに抗する外
力により後進段用シフトロツドの溝に切換え係合
する第1、第2の係合片を回動可能に支持し、第
1の係合片にセレクト操作により衝合するシフト
アームを備え、第1の係合片が係合する後進段用
シフトロツドの溝の側壁に、所定の変速段用シフ
トロツドの所定の変速段へのシフト方向運動に対
して第1の係合片が外れる傾斜面を形成するとと
もに、第2の係合片が係合する所定の変速段用シ
フトロツドの溝の側壁に、後進段用シフトロツド
の後進段へのシフト方向運動に対して第2の係合
片が外れる傾斜面を形成したものである。
[作用] シフトアーム9を後進段へセレクトすると、第
1の係合片31がばねに抗して回動され、溝38
から外れて溝39に係合する。この状態からシフ
トブロツク11を後進段へセレクトすると、係合
片31により後進段用のシフトロツド17が後進
段へシフトされる。この時第2の係合片41は溝
48から傾斜面48aに乗り上げ、溝49へ切換
え係合する。
後進段から中立位置へ戻す時、第2の係合片4
1と溝38の係合によりシフトロツド17が戻さ
れる。
後進段へのセレクト位置にあつても、シフトブ
ロツク11を第5速段へシフトすると、溝48に
係合する第2の係合片41により第5速段用のシ
フトロツド16が第5速段へシフトされる。この
時第1の係合片31は溝39から傾斜面39aに
乗り上げ、溝38へ切換え係合する。
第5速段から中立位置へ戻す時、第1の係合片
31と溝38の係合によりシフロツド16が戻さ
れる。
[考案の実施例] 第3図に示すように、シフトブロツク11には
第5速段用シフトロツド16と後進段用シフトロ
ツド17とが摺動可能に嵌合され、かつ中立位置
でシフトブロツク11に設けた溝11aの内部へ
臨む溝38,39がそれぞれ設けられている。こ
れらの溝38,39に選択的に係合される係合片
31が支軸32をもつてシフトブロツク11に支
持される。支軸32に巻き付けられ、一端をシフ
トブロツク11に、他端を係合片31にそれぞれ
係止したばね36の力により、通常は係合片31
がシフトロツド16の溝38に係合される。係合
片31にはばね36を巻き付けるための窪み35
が設けられている。
第4図に示すように、シフトブロツク11には
前述した溝11aと並列に溝11bが設けられて
おり、これに支軸32をもつて係合片41が支持
される。窪み45のところで支軸32に巻き付け
られ、一端をシフトブロツク11に、他端を係合
片41にそれぞれ係止したばね46により、通常
は係合片41がシフトロツド16の溝に付勢係合
される。
第5図に示すように、係合片41が係合する溝
48,49がシフトロツド16,17にそれぞれ
設けられる。後進段用のシフトロツド17の溝3
9の一側壁、詳しくは、第5速段シフト方向側の
側壁に傾斜面39aが設けられる。また、第5速
段用のシフトロツド16の溝48の後進段シフト
方向側の側壁に傾斜面48aが設けられる。
なお、シフトロツド16は中立位置において、
ケースの停止壁6に衝合して後進段側へはシフト
できないようになつており、また、シフトロツド
17は停止壁7に衝合して第5速段側へのシフト
できないようになつている。
本考案は上述のように構成することにより、第
5速段へ変速する場合に、シフトアーム9のセレ
クト操作により、第3図に示すうに、シフトブロ
ツク11の溝11aへ浅く係合した場合はもちろ
ん、深く係合した場合にも、第5速段へのシフト
が可能となる。
すなわち、シフトアーム9を後進段までセレク
トすると、係合片31がばね36に抗して支軸3
2を中心として反時計方向に回動され、第5図に
鎖線で示すように、シフトロツド17の溝39に
係合する。この状態で右方へシフトすると、溝4
8に係合する係合片41によりシフトロツド16
が右方へ押され、シフトロツド16が第5速段へ
シフトされる。係合片31は溝39の傾斜面39
aにより押し戻されて溝38に係合する。
第5速段からシフトダウンする場合には、係合
片31と溝38との係合により、シフトロツド1
6が左方へ戻され、停止壁6に衝合したところで
中立位置となり、行き過ぎによる後進段へのミス
シフトが防止される。
なお、後進段へシフトする場合には、シフトア
ーム9を溝11aの内部へ深くセレクト操作した
状態、すなわち第5図に鎖線で示す状態から、左
方へシフトすると、係合片31が溝39の係合に
よりシフトロツド17が左方へ押され、後進段へ
変速される。この場合に、係合片41は傾斜面4
8aに乗り上げて溝48から外れ、溝49へ係合
する。
後進段から中立位置へ戻す場合には、係合片4
1と溝49との係合によりシフトロツド17が右
方へ戻され、停止壁7に衝合したところで中立位
置となる。
そして、シフトアーム9を他の変速段へセレク
トすると、ばね36,46の力により係合片3
1,41が押し戻され、第5図に実線で示す状態
となる。
[考案の効果] 本考案は上述のように、第5速段用シフトロツ
ドと後進段用シフトロツドとに共通のシフトブツ
ロクに摺動可能に支持されており、該シフトブロ
ツクに軸支持した2つの係合片の内の一方が第5
速段用と後進段用のシフトロツドに選択的に係合
されるようになつているので、シフトアームの僅
かな操作量で、第5速段または後進段へのセレク
ト操作ができ、かつ第5速段からシフトダンウン
する場合に後進段へのミスシフトを防止すること
ができるのはもちろん、従来難点とされた後進段
へセレクトした状態からでも第5速段へシフトす
ることができ(第2図に破線bで示す)、従来の
ようなデイテント機構が不要となり、運転者は第
5速段と後進段のセレクト位置を格別認識して操
作する必要がないので操作が容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の変速操作機構についての側断面
図、第2図は同操作機構の作動説明図、第3図は
本考案に係る変速操作機構の左側断面図、第4図
は同正面図、第5図はシフトブロツクを省略して
示す正面図である。 8:コントロールロツド、9:シフトアーム、
11〜13:シフトブロツク、14〜17:シフ
トロツド、31,41:係合片、32:支軸、3
6,46:ばね、38,39:溝、39a,48
a:傾斜面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定の変速段用シフトロツドと後進段用シフト
    ロツドとに摺動可能に支持したシフトブロツク
    に、通常は所定の変速段用シフトロツドの溝にそ
    れぞればねにより付勢係合されているがばねに抗
    する外力により後進段用シフトロツドの溝に切換
    え係合する第1、第2の係合片を回動可能に支持
    し、第1の係合片にセレクト操作により衝合する
    シフトアームを備え、 第1の係合片が係合する後進段用シフトロツド
    の溝の側壁に、所定の変速段用シフトロツドの所
    定の変速段へのシフト方向運動に対して第1の係
    合片が外れる傾斜面を形成するとともに、 第2の係合片が係合する所定の変速段用シフト
    ロツドの溝の側壁に、後進段用シフトロツドの後
    進段へのシフト方向運動に対して第2の係合片が
    外れる傾斜面を形成したことを特徴とする歯車変
    速機の変速操作機構。
JP18771481U 1981-12-16 1981-12-16 歯車変速機の変速操作機構 Granted JPS5891054U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18771481U JPS5891054U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 歯車変速機の変速操作機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18771481U JPS5891054U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 歯車変速機の変速操作機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5891054U JPS5891054U (ja) 1983-06-20
JPS6216532Y2 true JPS6216532Y2 (ja) 1987-04-25

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ID=29990754

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18771481U Granted JPS5891054U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 歯車変速機の変速操作機構

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JP (1) JPS5891054U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638579U (ja) * 1979-08-31 1981-04-11

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5638579U (ja) * 1979-08-31 1981-04-11

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JPS5891054U (ja) 1983-06-20

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