JPH0451251Y2 - - Google Patents

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JPH0451251Y2
JPH0451251Y2 JP1985013464U JP1346485U JPH0451251Y2 JP H0451251 Y2 JPH0451251 Y2 JP H0451251Y2 JP 1985013464 U JP1985013464 U JP 1985013464U JP 1346485 U JP1346485 U JP 1346485U JP H0451251 Y2 JPH0451251 Y2 JP H0451251Y2
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JP
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gear
lever
noise prevention
shifter
shift
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JP1985013464U
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Priority to US06/812,406 priority patent/US4745824A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は車両の動力伝達手段として用いる手動
変速機の後退段選択時に発生するギヤ鳴りを防止
する機構に関するものである。
(従来の技術) 手動変速機は通常、セレクト操作時フオークロ
ツドの1個に選択的に係合するシフタを具え、シ
フト操作時該シフタが選択した1個のフオークロ
ツドを対応方向へ移動させることで所定の変速段
を得るように構成するのが普通である、 ところで、後退段を選択するに当たつては、前
進段間での変速と異なり、車両を一旦停止させ、
出力軸の回転を止めた状態で、後退段選択操作を
行なわない限り、後退段を選択し得ない。しかし
これによつても、エンジンと変速機との間のクラ
ツチを遮断して間もなくである場合は、入力軸が
慣性により回転しており、この状態のまま後退段
選択操作を行なうとギヤ鳴りを生じてしまい、後
退段の選択困難又は選択不能の事態すら招く。
この問題解決のため従来、特開昭57−137747号
公報に記載の如く、後退段選択シフト操作の途中
迄、前進高速段(第4速)選択用フオークロツド
をばね負荷ピン及びカム面を介しシフタに追従移
動させて前進高速段選択用同期噛合機構を一時的
に作用させ、これを介し、停車のための回転を止
められている出力軸により入力軸を制動し、後退
段選択ギヤ鳴り防止すると共に後退段への投入を
確実に行なえるようにする技術が従来提案され
た。
(考案が解決しようとする課題) しかし、かかる従来の技術では、前進高速段選
択用フオークロツドの上記追従自動を後退段選択
シフト操作の途中迄に限る当り、上記カム面が上
記のばね負荷ピンをばねに抗して押込む迄とする
こととしたから、急速な後退段へのシフト操作を
行うと、高速段選択用同期噛合機構の上記作用が
得られないうちにばね負荷ピンが押込まれて、後
退段選択ギヤ鳴り防止効果が得られないというお
それがあつた。
本考案はこのような問題を生じない別の手段に
より後退段選択ギヤ鳴りを防止することを目的と
する。
(課題を解決するための手段) 本考案はこの目的のため、セレクト操作時フオ
ークロツドの1個に選択的に係合するシフタを具
え、シフト操作時該シフタが回動して前記選択し
た1個のフオークロツドを対応方向へ移動させる
ことで所定の変速段を得るようにした手動変速機
において、前記シフタにギヤ鳴り防止アームを一
体結合し、該シフタを後退段選択用フオークロツ
ドに係合したセレクト操作位置で後退段選択シフ
ト操作方向に回動する間、一体回動する前記ギヤ
鳴り防止アームにより当初係動されて前進高速段
選択用同期噛合機構が必ず一時的に作用する前進
高速段選択用フオークロツドを移動させるレバー
を該前進高速段選択用フオークロツドに設け、こ
のレバーを、後退段選択位置からの戻りシフト操
作にともなうギヤ鳴り防止アームの戻り回動中は
このギヤ鳴り防止アームにより回動されるよう枢
設した構成に特徴づけられる。
(作用) シフタを後退段選択用フオークロツドに係合し
たセレクト操作位置で後退段選択シフト操作方向
に回動させると、シフタは後退段選択用フオーク
ロツドを対応方向に移動させ、後退段への投入を
実行する。ところで、当初シフタはこれと共に回
動するギヤ鳴り防止アーム及び当初これにより係
動されるレバーを介し前進高速段選択用フオーク
ロツドを追従移動させ、これに係わる高速段選択
用同期噛合機構の一時的な作用により入力軸を制
動して、後退段への上記投入をギヤ鳴りをともな
うことなしに可能ならしめる。なお、その後はギ
ヤ鳴り防止アームが上記レバーを係動しない位置
まで回動しているため、上記のフオークロツドが
それ以上追従移動することはなく、変速機がイン
ターロツク状態になるのを防止し得る。
なお、後退段選択位置からの戻りシフト操作に
当つては、これにともなつて戻り回動するギヤ鳴
り防止アームは上記のレバーを回動させつつ戻り
回動し得るため、このレバーが上記の戻りシフト
操作を阻害することはない。
ところで、上記の後退段選択ギヤ鳴り防止機構
を上述の特異なギヤ鳴り防止アーム及びレバーに
より行うことから、後退段選択方向シフト操作が
いかに速い場合でも確実にギヤ鳴り防止を達成す
ることができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に説
明する。
第1図及び第2図は本考案一実施の態様で、図
中1はコントロールシヤフト、2〜4は夫々1−
2フオークロツド、3−4フオークロツド(前進
高速段選択用フオークロツド)、後退段選択用フ
オークロツドを示す。コントロールシヤフト1は
適当なリンケージを介し図示せざる運転席の変速
レバーに連節され、この変速レバーをセレクト操
作する時コントロールシヤフト1はその軸線方向
に変位され、変速レバーをシフト操作する時コン
トロールシヤフト1はその軸線周りに回転するも
のとする。又、1−2フオークロツド2は第1図
中右行時1速選択用同期噛合機構(図示せず)を
介し前進第1速を選択し、同図中左行時2速選択
用同期噛合機構(図示せず)を介し前進第2速を
選択するものとする。又、3−4フオークロツド
3は第1図中右行時3速選択用同期噛合機構(図
示せず)を介し前進第3速を選択し、同図中左行
時4速選択用同期噛合機構(図示せず)を介し前
進第4速(前進高速段)を選択するものとする。
更に、後退段選択用フオークロツド4は第1図の
位置から左行する時図示せざるリバースアイドラ
ギヤを変速機入出力軸に設けたリバースギヤに
夫々噛合させ、後退段を選択するものとする。
フオークロツド2〜4の端部に夫々シフトブラ
ケツト5〜7を結着し、これらシフトブラケツト
に整列溝5a,6a,7aを形成する。そして、
コントロールシヤフト1にはピン8によりシフタ
9をかんぬき結合し、このシフタに整列溝5a,
6a,7aに沿つて移動可能なシフトアーム10
を一体成形する。シフタ9には更に、ギヤ鳴り防
止アーム11を一体に設け、これをシフトアーム
10が溝7a内にある時シフトブラケツト7から
遠いシフトブラケツト5の側に位置するよう配置
する。
ギヤ鳴り防止アーム11と同一面内に配して2
腕レバー16を設け、該レバーの中心を軸17に
よりブラケツト6に枢支する。レバー16の一腕
を捩りコイルばね18により第1図中反時針方向
に付勢し、同方向回転限位置をブラケツト6に植
設したストツパピン19により決定する。この回
動限位置でレバー16の他端はその先端面16a
がギヤ鳴り防止アーム11の先端と係合するが、
後退段選択シフト操作ににともなうギヤ鳴り防止
アーム11の第1図中時針方向の回動が或る程度
進むと、アーム11の先端はレバー先端面16a
と係合しなくなるものとする。
上記実施例の作用を次に説明する、運転者のセ
レクト操作によりコントロールシヤフト1はシフ
タ9をともなつて第1図中図面直角方向へ変位
し、シフトアーム10は溝5a,6a,7aの選
択された1個に係合する。シフトアーム10が溝
5aに係合した状態で、運転者のシフト操作によ
りコントロールシヤフト1を回転すると、シフト
アーム10も一体的に回動し、シフトブラケツト
5を介しフオークロツド2を第1図中左右方向へ
変位させ、右方変位時1速用同期噛合機構を介し
前進第1速を、又左方変位時2速用同期噛合機構
を介し前進第2速を選択し得る。シフトアーム1
0が溝6aに係合した状態で、運転者のシフト操
作によりコントロールシヤフト1を回転すると、
シフトアーム10はシフトブラケツト6を介シフ
オークロツド3を第1図中左右方向へ変位させ、
右方変位時3速用同期噛合機構を介し前進第3速
を、又左方変位時4速用同期噛合機構を介し前進
第4速を選択し得る。シフトアーム10が溝7じ
ゃに係合した状態で、運転者の後退段選択シフト
操作によりコントロールシヤフト1を第1図中時
針方向へ回転すると、シフトアーム10はシフト
ブラケツト7を介しフオークロツド4を第1図中
左方へ変位させ、リバースアイドラギヤの対応変
位により後退段を選択することができる。
ところでこの後退段選択シフト操作中当初は、
コントロールシヤフト1と共に第1図中時針方向
へ回動するギヤ鳴り防止アーム11が当初レー1
6の端面16aに係合してこのレバー16及び軸
17を介しブラケツト6、従つてフオークロツド
3を第1図及び第2図中左方(第4速選択方向)
に変位させる。これがため4速選択用同期噛合機
構の作用により入力軸は制動され、当該後退段へ
の投入をギヤ鳴りをともなうことなしに行なうこ
とができる。
その後はギヤ鳴り防止アーム11が回動の進行
によつてレバー端面16aから外れるため、フオ
ークロツド3の一層の変位は行なわれず、変速機
がインターロツク状態になるのを防止し得る。な
お、逆方向のシフト操作により後退段から中立状
態にする時、ギヤ鳴り防止アーム11はばね18
に抗しレバー16を第2図中得針方向へ回動させ
つつ図示位置に回動復帰するため、その後の変速
に支障をきたすことなない。
ところで、上記の後退段選択ギヤ鳴り防止作用
を同期容量の大きな4速(高速段)選択用同期噛
合機構の活用により得るから、入力軸の制動能力
が十分となつて十分なギヤ鳴り防止効果を達成で
きると共に、後退段選択シフト操作力が大きくな
ることもない。そして、後退段選択ギヤ鳴りを防
止するレバー16が前記特異な配置であるため、
このレバーはアーム11からどんなに大きな力を
入力されていも第1図中反時針方向に回動するこ
とがなく、従つて後退段選択操作がいかに速い場
合でも、レバー16はギヤ鳴り防止作用を確実に
達成することができる。
(考案の効果) かくして本考案機構は上述の如く、高速段(図
示例では第4速)選択用の同期容量が大きな同期
噛合機構を活用して入力軸を制動し、後退段選択
時のギヤ鳴りを防止する構成としたから、入力軸
の制動力が十分とあなつて確実なギヤ鳴り防止効
果を達成することができると共に、後退段選択シ
フト操作力が大きくなることもなくなるのに加
え、ギヤ鳴り防止を特異なレバー16とアーム1
1との共働により行う構成としたら、後退段シフ
ト操作がいかに速い場合でも、ギヤ鳴り防止作用
が得られなくなることはなく、この作用を確実に
達成することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案機構の一実施例を示す側面図、
第2図は第1図の−断面図である。 1……コントロールシヤフト、2……1−2フ
オークロツド、3……3−4フオークロツド(高
速段選択用フオークロツド)、4……後退段選択
用フオークロツド、5……1−2シフトブラケツ
ト、6……3−4シフトブラケツト、7……リバ
ースシフトブラケツト、5a〜7a……整列溝、
9……シフタ、10……シフトアーム、11……
ギヤ鳴り防止アーム、16……2腕レバー、17
……枢支軸、18……捩りコイルばね、19……
ストツパピン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 セレクト操作時フオークロツドの1個に選択的
    に係合するシフタを具え、シフト操作時該シフタ
    が回動して前記選択した1個のフオークロツドを
    対応方向へ移動させることで所定の変速段を得る
    ようにした手動変速機において、 前記シフタにギヤ鳴り防止アームを一体結合
    し、該シフタを後退段選択用フオークロツドに係
    合したセレクト操作位置で後退段選択シフト操作
    方向に回動する間、一体回動する前記ギヤ鳴り防
    止アームにより当初係動されて前進高速段選択用
    同期噛合機構が必ず一時的に作用するような前進
    高速段選択用フオークロツドを移動させるレバー
    を該前進高速段選択用フオークロツドに設け、こ
    のレバーを、後退段選択位置からの戻りシフト操
    作にともなうギヤ鳴り防止アームの戻り回動中は
    このギヤ鳴り防止アームにより回動されるような
    枢設したことを特徴とする手動変速機の後退段選
    択ギヤ鳴り防止機構。
JP1985013464U 1985-01-25 1985-02-01 Expired JPH0451251Y2 (ja)

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JP1985013464U JPH0451251Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01
US06/812,406 US4745824A (en) 1985-01-25 1985-12-23 Manual transmission with mechanism for preventing reverse gear shift noise
DE19863600185 DE3600185A1 (de) 1985-01-25 1986-01-07 Schaltgestaenge fuer ein getriebe

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JP1985013464U JPH0451251Y2 (ja) 1985-02-01 1985-02-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57137747A (en) * 1981-02-17 1982-08-25 Toyota Motor Corp Synchronizing device for speed changing gear

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JPS57137747A (en) * 1981-02-17 1982-08-25 Toyota Motor Corp Synchronizing device for speed changing gear

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JPS61129961U (ja) 1986-08-14

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