JPS62164696A - HTLV−3gag遺伝子の発現 - Google Patents

HTLV−3gag遺伝子の発現

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JPS62164696A
JPS62164696A JP62000334A JP33487A JPS62164696A JP S62164696 A JPS62164696 A JP S62164696A JP 62000334 A JP62000334 A JP 62000334A JP 33487 A JP33487 A JP 33487A JP S62164696 A JPS62164696 A JP S62164696A
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プレムクマー レディ
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F Hoffmann La Roche AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
発明の背頽 レト「1ウイルスI」T L V −I[[および本ウ
ィルス近縁の変異種LAVおよび△RVは侵天性免疫不
全症候群(AIDS)の原因物体と考えられる( Ba
rr6−3inoussiら、5cience   2
20 巻、868−871頁(1983年);Levy
ら、5cience225巻、840−842頁(19
84年);HOntagniOrら、It、  C,G
a1lo 、H,Es5cxおよび[。 Gross編集I T−Cell Leukemia 
/Lymphoma VirusJ(Cold Spr
ing Habor  、  New York: C
o1d Springllabor にfi究所突所、
363−370頁(1984年) HPopOViCら
、5cience 224巻、497−500頁(19
84年):Ga1loら、5CienC0224巻、5
00−503頁(1984年);5cbiipbach
ら、5cience  224巻、503−505頁(
1984年)〕。AIDSとHTLV−■に対する抗体
との間には強い関連性がある。さらに、リンパ腺症候群
患者の85−95%、AIDS流行地域の無症候性男性
同性愛者の多くの人がHT L V −I[[に対する
抗体を血液中に保有しているC 5chjpbachら
、前述、を参照〕。 HTLV−I[1の抗体は汚染した注射側による薬剤静
脈注射により本疾患にかかった患者や、静脈血液生成物
の投与を受けた血友病患者にも広く検出される。現時点
の予想ではおよそ100万人のアメリカ人がこのウィル
スに感染しており、その中のおよそ10%がこの致死性
疾患にかかつていると考えられる。 HTLV−IIIおよびその変異種の分子クローニング
およびJ!i 基配列分析にJ:す、本ウィルスゲノム
は鳥類および哺乳類のレトロウィルスの構造特色の多く
 ヲ示t Cl1atUOrら、Nature  31
3巻、277−284頁(1985年) : 5anc
hez−Pascadorら、5cience  22
7 i、48/l−/192頁(1985年) ; M
ain−11obsonら、Ce1l  40巻、9−
17頁(1985年)およびH,Huesingら、N
ature  313巻、450−458頁(1985
年)参照)。即ち、本ウィルス遺伝子は全てのレトロウ
ィルスの特徴である3つの遺伝子<QaQ、E)07お
よびenv)を含有している。 それに加えて、HTLV−III遺伝子は未だ機能がわ
かっていない2つの短い翻訳フレームを含有している。 AIDSの効果的封じ込めは、HT L V −DIに
接触あるいは感染した個人を判定Jるための感度が長く
迅速な方法およびウィルスの複製を阻害する療法剤の6
1発に依存している。ウィルス遺伝子の一つQaCJは
ウィルス粒子の成熟期にたん自分解作用を受けて核たん
白となる前駆体をコードしている。DNA配列および単
離したウィルス蛋白質の分析から、HTLV−10aG
前駆体は56Kdであり、およそ24.16および14
Kdの分子種にプロセスされると考えられる( Rat
ncrら、前述; 5anchez−Pescador
ら、前述: Wain−11absonら、前述;J3
よびHuesingら、前述)。このプロセスに関与す
るプロテアーゼはレトロウィルスゲノムにより]−ドさ
れる典型的なものである。この遺伝子は鳥類レトロウィ
ルスでは08g3Ff伝子の3′末端に、哺乳類レトロ
ウィルスではpoI遍伝子の5′末端に存在する( D
icksonら、“Protein Biosynth
esis and Assembly  (たん白質生
合成と集合):”R,^、 Weiss 、 N、’H
。 reich 、 Il、 E、 varmusJ3よび
J、 H,Coffln編集”Mo1ecular 8
iolooy or丁umor Viruses (ガ
ンウィルスの分子生物学) ”  (CC01dSpr
in l1arbor(J)突所;Co1d Spri
ng l1arbor、 N、 Y、 513−64Z
貞(1982年)の総説参照のこと〕。少なくちと哺乳
類しI・
【」ウィルスの一種、モ[に−・ネズミ白血病
ウィルス(MuLV)では、このプロテアーゼは(Ja
Q−polの連続翻訳生成物である。本プロテアーゼを
阻害できる療法剤はウィルスの繁殖を阻止するであろう
。従ってl−I T L V −■ゲノム上でこのプロ
テアーゼ領域を決定し、gag道伝子前駆体の蛋白質分
解能を調べられる系をfd発することが重要である。 1−I T L V−1ゲノムは既に分子りU−ニング
されている。(Shawら、5cience 226巻
、1165−1171頁(1984年)〕。また、14
−r L V −1[[のプロウィルスゲノムの全ON
 A Iu基配列も決定されている(RatllOrら
、+ia 31 :おにび5anchcz−Pesca
dorら、前述〕。 AIDSの原因物質を決定するのが困難である一つの理
由は、種々のレトロウィルス抗原とAIDS患者の血清
試料との反応性にある。例えば、AIDStM?j(7
)血清試料ハHr L V−1d3よびトIIIの抗原
と反応することがわかっている(HTLV−I :Es
5exら、”Antibodiesto Ce1l M
embrane Autigcns As5ociat
ed withtluman T−call  Leu
kemia Virus in Patients w
ithAIDS(AIDS患台中の、ヒトT−細胞白血
病ウィルスに関連した細胞膜抗原に対する抗体) ” 
、5cience 220巻、859−862頁(19
83年)  ; HT L V −m : Sarng
adharanら、“八ntibodies  Rea
ctive  with  Iluman  T−Ly
n+photropic !1etroviruscs
 (HT L V −m ) 1nthe Serum
 or Patients with  A I D 
S 。 (AIDS患者血清中の、ヒトT−型内リンパ性しトロ
ウィルス(HT L V−1>に反応性の抗体) ’ 
、5cience 224巻、506−508頁(19
84年)〕。+1T L Vの遺伝子産物は成人T−細
胞白面病患者からの血清中抗体と反応性のアル抗原性を
示した(Kiyokawaら、”Envelopepr
oteins  of  Iluman  T−cel
l  leukemia  virus:[XpreS
SiOn in Eschcrichia coli 
and 1tsapplica口on to 5tud
ies of cnv gene functions
(ヒト丁−細胞白血病ウイルスの外被たん白:大賜菌で
の発現とenvll伝i能の研究への応用)”、PNA
S (LJSA)、810.6202−6206頁(1
984年)〕。成人ニー細胞白血病(A T L ’)
と後天性免疫不全症候群(A IDS>、!:はHTL
V−Iが’r−細胞の悪性化を起す、即ら、■−細胞の
非制御繁殖を起ず点で異なる。AIDSにおいては細胞
増殖ではなく、細胞死滅が起る。事実、1]T L V
 −1[1のこの細胞病変の特徴は本病のし1〜ロウイ
ルスの特定原因を究極的に決定するのに重要であった。 即ち、AIDSの原因物質は、AIDS患各から?II
IIIIIシたΔ108に特有の細胞病変レトロウィル
スに感染した死滅ヒト新形成ニー細胞株(HT)を使用
して単離された。本ウィルスを用いた血清疫学的検査の
結果、AIDSとHT L V−Ill抗IGtニ対す
る抗体の存在とが完全に相関していることがわかった(
 Sarngadharanら、前述(1984年):
5chjipbachら、前述〕。その上、リンパ腺症
候群のほとんど85%の患者およびAIDS流行地域の
無症候性男性同性愛者の多くの人が血液中にHTLV−
II[の抗体を有することもわかった。これらの事より
、11 T L V −1[[がAIDSの起固体であ
ると言える。 ト1−9細胞株を用いたAIDSウィルスの培養に成功
するまではAIDSウィルスのQaQたん白質の単離、
特徴づけおよび合成はされていない。 これは主としてウィルスが細胞応性を示し、従ってウィ
ルスの単離ができなかったことに起因する(H,Pop
OViCら、前述〕。ひと度ウィルスの細胞毒性に抵抗
性を示すヒトT−細胞株が見つかったため、プロウィル
スDNAの分子クローン化が出来たのである。 ヒト血液のAIDS診断のための感度が高く迅速な方法
およびワクチンにJ:るAIDSの予防の必要性は多大
である。現在用いられている全ての測定/試験法はl;
りに満らている。事実、Centerfor Dise
ase Control (CD C、疾患コントロー
ルセンター)は現在用いられている試験は血液単位のH
T L V −1[[に対する抗体をスクリーニングす
るためのみのらのであるとしている。CDCはさらに、
現在使用されているELISAテス1−は危険性の高い
集団の一般的スクリーニングやAIDSの診断テストに
は使用できないと述べている(Federal Reg
ister  50巻(48号)、9909頁、198
5年3月12日)。誤りというのはAIDSの起固体に
特有の抗原性たん白質を用いていない点に起因する。従
来使用されている蛋白質はウィルスの溶解抽出物に由来
するものである。この抽出物はウィルスに感染したヒト
細胞、即ち、ウィルスを増殖するのに用いた細胞、がら
調製しているため抽出物はウィルス蛋白質のみでなくヒ
ト蛋白質も含イiしている。従ってウィルス蛋白質の純
粋な抗原を調製するのは非常に困難である。使用した抗
体は偽陽性、偽陰性の結果を早り゛る( S、 Bud
iansky、△l DS  Screening 、
 raIsc Te5t Re5ults Ra1se
 DouMs  (A I D Sのスクリーニング、
誤った試験結果は疑問〉、Nature  312巻、
583頁(198/I年)〕。 このような抽出蛋白質/ペプチドの使用により起る誤り
はAIDS構体と結合させるのに非AIDS型蛋白質の
混在しない成分を用いることで防ぐことができる。実質
的に純粋なAIDS0aG−たん白質の成分を抗原とし
て用いることができる。 発明の要約 本発明にJ:ると発明者らは組換え技術を用いることに
より11丁mV−IIIgagたん白質の前駆体の免疫
的活性部分おにびこのga9たん白質に山来覆る天然型
蛋白分解前駆体の免疫的活性部分く以下1−I T L
 V −1[1のqao−蛋白質生成物に免疫学的に同
等なポリペプチドとも叶ぶ)を製造した。さらに発明者
らは、これらの全てのたん白質を発現することのできる
種々の発現ベクターを用いてこれらのたん白質/ポリペ
プチドを発現することの出来る組換え微生物を構築した
。本発明による組換え技術により、QaQの56Kd蛋
白質前駆体のアミノ酸末端のN−末端コトンを除去し、
しかも天然のgagたん白前駆体と同じ免疫活性を有す
ものを11する。前駆体を上述の改変することにより、
そのたん自分前生成物である14Kdのυag蛋白質ら
天然型14Kd  QaQ蛋白質のアミノ酸末端で改変
している。しかしながら、この改変gag蛋白質も天然
型と同じ免疫活性を右°する。本発明によるとまた、(
JaQ蛋白質の天然前駆体と同じ免疫活性を有する新し
いp48蛋白質が生産される。本発明による方法により
生産される16Kdのたん自分前生成物はSbawら(
前)ホ)により報告されている16Kd  gag蛋白
質分解生成物とアミノ酸構造に変異がある。24 Kd
の蛋白質分解生成物は天然に存在する24Kd蛋白質分
解物と同じである。 本発明により生産される55kd、24.16および1
4Kd  QaGたん白質は夫々対応1゛る天然のga
g蛋白質と同じ免疫活性を有する。これらは対応する天
然蛋白質と同じ抗体と反応する同じエピトープを有Jる
。同じエピトープを有する。 2kR明によると、56Kd(7)IITLV−III
aaO蛋白負J3よびそれに由来J°る分解蛋白質、1
1ち、それぞれ24.16および14Kdの蛋白質を生
産するために組換えDNA技術を利用して(Xる。本発
明の最初のステップでは、HTLV−![[レトロウィ
ルスとして知られている遺伝子から1]T L V −
IIのpapたん白質をコードするDNA配列を含む部
分を単離し、この部jk h’らトITLV−IIIの
gagたん白質をコードするDNA配列がこのDNA配
列を発現させることの出来るプロモーターと機能的に連
結した遺伝子を構築し、本遺伝子を発現ベクターまたは
プラスミドに挿入し、そのベクターまたはプラスミドを
適当な微生物、好ましくはFli母細胞、に導入し、H
TLV−IIIのqaq蛋白質の活性部分を発現できる
微生物を作成】る。本発明によれば、組換え微生物は天
然QaCJたん白前駆体と免疫学的に同等な蛋白質を発
現するのみでなく、1)4駆休蛋白質で発現覆るたIυ
自分解酵素により処即された蛋白質分子種す発現する。 本発明にはさらに、本発明による組換え微生物の変異に
より生成する56.48.24.16および14に(1
蛋白質の配列のアミノ酸着換体をも包3する。これらの
たん白質の配列中のアミノhす置換体は、それぞれ改変
を受
【)た基のたん白質と免疫学的に同等の改変たん白
質である。これらのアミノ酸置換体は文献の記載されて
おり(H。 NeurathおよびR,L、  1lill、” T
he Proteins (1:ん白質)″、^cad
emic Press、 Naw Work (197
9年)〕、特にA1頁の第6図に記載されて6する。 最も頻繁に見られるアミノ酸置換番よ、Aj!a/Se
r、Va1/17e、Asp/GJ!u、Thr/Se
r、A1a/G1@、Aj!a/Thr、Ser/As
n、Aj!a/Van!、Ser/GJ!!、 Tyr
/Phe。 Aj!a/Pro、LVS/Ar01ASr:)/A 
S n 、 L e LJ / I 1 e 、 L 
e U / V a It 。 A1 a/GA u、As O/G11およびそ。逆、
ある。 本発明はさらに、ヒト血液につ0てgaq蛋白質および
その分解蛋白質に対する抗体の存在をテストする診斯法
に係わるものである。木兄III1のこの点により、従
来のAIDS血液テストの11■題点を解決できる。A
IDSウィルスを試験管内で検出する時の一つの問題点
は、AIDSの起因物?1のみに出来していないたん白
質やペプチドを含まない成分を供給する点である。ga
9蛋白質の活性部分またはその分解蛋白質を用いた成分
を使用することにより、従来のテストや測定の非特宍性
を解決できる。しかも、本発明ではヒト血液中の抗原を
検出および/または測定する方法をも提供する。 本発明のもう一つの態様は、組換えgag蛋白質もしく
はそれに由来する分解蛋白質を抗原として用い、ヒト検
体試料についてAIDSを検出できる抗体を提供するこ
とである。 本発明のもう一つの態様として、組換えQaQ蛋白質も
しくはそれに由来する分解蛋白質をAIDSウィルスに
対する保護免疫を誘発できるワクチンとして用いること
がある。投与方法、抗原品、投与回数などは個々に箕な
るが、他のウィルス感染に対する免疫法で用いられてい
る方法に準する。ワクチンは公知の方法によって調製で
きる。ワクチン成分は便宜的に、生理的に容認できる担
体物!1と混ぜられる。ワクチン成分はアジュバントあ
るいは他の免疫応答促進剤を含有できる。 さらに、ワクチン成分はAIDSに加えて他の疾患に対
する免疫を誘発する他の抗原を含むこともできる。 ヒト血液についてAIDSウィルスまたはAIDSウィ
ルスに対する抗体の存在をテストする方法は、本発明に
より提供される組換え98g蛋白質またはそれに由来す
る本発明により提供される分解蛋白質、或いは本発明の
これらのたん白質により誘導されるAIDSウィルスに
対する抗体を容器に含む適当なキットを用いて行なうこ
とができる。 図面の簡潔な記述 第1Δ図はHTLV−1ウイルスの遺伝子クローンとし
て知られるλHXB−3の制限w9素切断部位と、木遣
信子の08g領域を拡大して前駆体(p56)およびそ
の天然分解生成たん白質(p24、p16およびp14
)、さらにその変異たん白(p48)を示す。 第1B図はHTLV−IIIのgag−m信子およびプ
ロモーターを含み、後にプラスミドにhF入する遺伝子
の構築を示ず。 第2図はDYE72/QaQ1を含む酵母培養物から冑
られた抽出物の免疫プロット分析である。 カラム1は高りん酸培地中で培養した細胞から、カラl
x 2はりん酸鼻含有培地で培養した細胞からのらので
ある。分子aマーカーの分子量を数字で示しである。 第3図はCJaQプラスミドpYE72/QaQ1を保
有する酵母細胞を358−メチオニン中の培4物の免疫
法でん抽出後SDSゲルオートラジAグラフの経時的変
化である。カラム八かららGはチェイス時間の変化を表
わす。カラム1」はpYE72/FaQ1を保有する酵
母細胞を32po4存在下で培養し、45分後に集菌し
た抽出物の結果を示し、カラム■はカラムGとf’;I
じ操作をgag遺伝子を持たないプラスミドを保有りる
酵母細胞につき行なった結果である。 第4図はgag遺伝子の各種変異により得られた酵母抽
出物の免疫ブに1ット分析である。免疫プロットは破砕
1−I T L V −IIIに対り゛るウリ1ニ抗体
(第4図へ)あるいはAIDS患者の血清(第4図B)
に対して行なった。A、B共、カラム1はDYE72/
QaQ1で誘導したllIII1からの抽出物、カラム
2はpYE72/CJaQ2により誘導した細胞からの
抽出物、カラム3はpYE72/QaQ3により誘導し
た細胞抽出物の結果を示す。 第5図はλHXB3のQao/po1重複領域のDNA
配列である。gaりのカルボキシル末端のコード領域お
よびpOiのアミノ末端のコード領域を示す。他の9a
Qプ【コテアーゼと一致する領域[rohら、Natu
rc315巻、691頁(1985年)]を下線で示す
。po1遺伝子がBCj!I充填によりシフトした翻訳
1ツクを矢印で示す。図中のピリオド(r、J)は翻訳
終了部位を示す。 第6A図はDYE72/gaqlで誘導した酵母細胞抽
出物により調製した抗原を用いた免疫プロット分析を示
ず。各カラムは米国東海岸に住む異なるAIDS患者か
らの血液試料である。 第6B図は第6−A図同じもので米国西海岸の患者の試
料である。 第7図は本発明により生産される56KdQaQ蛋白質
前駆体を]−ドするO N A I’ii! uJを示
す。 第8図は本発明により生産される56Kdqag蛋白質
前駆体のアミノ酸配列を示す。 第9図は本発明により生産される蛋白質分解24 Kd
  CJ a CJ m白質ヲコードするDNA配uJ
を示す。 第10図は本発明により生産される24KdICん自分
WCJaCJ蛋白質のアミノ酸配列を示寸。 第11図は本発明により生産されるたん自分前16Kd
  (JaCJ蛋白質をコードするDNA配ダ配合1す
。 第12図は本発明により生産される16Kd/こIυ自
分解gag蛋白質のアミノ酸配列を承り。 第13図は木、発明により生産される蛋白t1分解14
Kd  gaO蛋白質をコードするD N A Fii
l! uJを、示す。 第14図は本発明により生産される14Kd蛋白質分解
gaり蛋白質のアミノ酸配列を示す。 第15図は本発明によりq:産される48Kd分解Qa
f;J蛋白質をコードするDNA配列を示す。 第16図は本発明により生産される48Kdたん自分解
gag蛋白質のアミノ酸配列を示す。 本発明の詳細な記述 記載中用語は以下の定義による: ヌクレオチド:糖部分(ペントース)、りん酸およびプ
リンまたはピリミジン塩基(含窒ヘテロ環)より成るD
NAの単量体ユニット。塩基は糖部分とグリコシド炭素
(ペントースの第−iA素)を介して結合している。塩
基と糖の組合Uをヌクレオチドと呼ぶ。ヌクレオチドは
その塩基により性質が決まる。四つの塩基はアデノシン
(「A」)、グアニン(「G」)、シトシン(rCJ)
およびチミン(rTJ )である。 4:隣接するペントースの3′および 5′炭素の間のりん酸ジエステル結合により互いに連結
するヌクレオチドの一次配列。 コドン:mRNAを通して個々のアミノ酸、翻訳開始シ
グナルまたは翻訳終了ジグプルをコードする3ヌクレオ
ヂド(トリブレット)のDNA配列。例えば、ヌクレオ
チドトリブレットTTへ、TTG、CTT、CTC1C
T△およびCTGはアミノ酸ロイシン(rLeuJ )
をコードする。 TAG、TAAおよびTGAは翻訳終了シグナル、ΔT
Gは翻訳開始シグナルである。 翻訳ワク: m RNAのアミノ酸配列への翻訳の過程
でのコドンのグループ。vA訳中では適当な翻訳ワクが
保持されなくてはならない。例えば、配列GCTGGT
TGrA八Gは三種のII翻訳ワク翻訳され1!t、夫
々1“シなったアミノ酸配列を示1”:ボリベプヂド:
隣接するアミノ酸のα−アミノL!どカルボ1シル!:
4の間のベブブド結合によりnいに連結するアミノ酸の
一次配列。 ゲノム:細胞或いはウィルスの全DNA。オペレーター
、プロモーターおよびリボゾーム結合配列、シャインー
ダルガーノ配列のような配列を含む相互作用配列はもと
より、特に物質ポリペプチドをコードする構造遺伝子を
含む。 1及1血ユニ鋳型或いはメツセンジャーRNA (mR
NA)を介して特定ポリペプチドに特有のアミノ酸配列
をコードするDNA配列。 L¥:構造遺伝子からmRNAを生成する過程。 11謂:mRNAからポリペプチドを生成する過程。 象コニ構造遺伝子がポリペプチドを生成するまでの過程
で、転写と翻訳の組合せである。 ム之λユ上:微生物の主染色体の一部ではない環状二重
鎖DNA分子であり、特定の抗生物質に対する耐性の遺
伝子を含む。プラスミドが甲細胞生物に挿入されるとそ
の生物の性質がプラスミドDNAの結果として変化、ま
たは転換する。例えば、テトラサイクリン耐性遺伝r 
(Tetll)を保有覆るプラスミドはテトラリイクリ
ン感受竹細胞を耐性なill胞に変換する。プラスミド
により変換した細胞を「形質転換株」と貯ぶ。 クローニングベクター:宿主細胞中で御製可能であり、
−個または数個の制限酵素部位を有し、その部位でDN
Aが切断されても必須な生物機能、例えば複製や外膜た
ん白金酸、の欠失、或いはプロモーターや結合部位の欠
失が起らず、形質転換細胞を確認するのに利用できるマ
ーカー、例えばテトラサイクリン耐性またはアンピシリ
ン耐性、をイiするプラスミド、ファージDNA或いは
他のDNA配列。クローニングベクターはよくベクター
と呼ばれる。 クローニングニ一つの微生物または一つの配列から微生
物またはDNA配列の集団を無性生殖で得ること。 組換えDNA分子または箱秤DNA :生絹外で末端同
志結合した責なるゲノムからのDNA断片より成る分子
で、ある宿主細胞に感染してその中に保持される能力を
有すもの。 ペプチドまたはたん白を定義するのに用いる命名はお通
の方法により、N−末端のアミノ基が左側に、C−末端
のカルボニ1シル基が右に記される。 AJ!a、Vaj!、leu、+1e、3er。 1−hrlt−ys、Arg、Asp、 Asn。 Gj!uSG1n、Cys、Met、Phe、TyrS
Pro、Trpおよび)(isより成る。 アミノ酸に責性体が存在する際には、記載しない限りL
−型を表わす。さらにアミノ酸を以下のアルファベット
文字によって命名している:A=アラニン;D=アスパ
ラギンlNN−アスパラギン:C=システィン;E−グ
ルタミン酸;F−フェニルアラニン;G=ニブリシンH
=ヒスチジン;1=イソロイシン;に=リジン:L=ロ
イシン;M=メチAニン:P=ニブロリンQ−グルタミ
ン:R−アルギニン:S=セリン:T=スレオニン;V
−バリン;W−トリプトファン:Y−チロシン。 本発明によると、後天性免疫不全症候群(AIDS)の
原因となる蛋白質を検索した結果、AIDSウィルスの
プロウィルス遺伝子の配列を単離した。本発明によって
、AIDSのp想される原因物質であるリンパ腺症関連
ウィルス(LAV) 、A ID5fll連レトロウイ
ルス(ARV)およびヒトニー細胞白山病/リンパ腫/
向リンパ性ウィルス(Hす L V−1)が同じウィル
スの変異株であることをはじめて明らかにした。本発明
および特許請求の範囲の目的において、水引lff1中
ではAIDSを起重ウィルスをHTLV−IIIウィル
スと叶ぶ。HT L V −IIIウィルスはAIDS
の原因物質として考えられている変異株、即ら、LAV
おにびARVを包含するものである。 第1図に水型ようにl−I T L V −IIIのゲ
ノム、即らλII X B −3、は知られており、Q
 a Q−蛋白質、pol−蛋白質、5or−蛋白質お
よび1ンベロープ(env)−蛋白質をコードする領域
を含んでいる。gag−蛋白質をコードするゲノム領域
は5.5kbのEcoRI1gi片領域、もっと詳しく
はGlaIからBCJ! Iまでの領域に存在する。 本発明による蛋白τ1を得る目的で、本発明においては
HT L V −1[[遺伝子を一個またはそれ以上の
fl、II限解素で切断し、QaQ蛋白質をコードする
遺伝子を含む断片を得た。得られる断11をプロモータ
ーと連結してプロモーターがgaq蛋白質をコードする
DNA配列と機能的に結合して存在する遺伝子を作成す
る。この結合の際に、後に宿主中で発現した時に蛋白質
のアミノ末端に改変が生じるようになる。次に、プロモ
ーターとトI T L V−mのqaq蛋白質をコード
するDNA配列を有する遺伝子をプラスミド或いは適当
な宿主微生物中で複製可能な発現ベクターに挿入し、プ
ロモーターとI−I T L V−IIIのqaa−蛋
白質をコードするDNA配列とを機能的に連結して保有
する。プラスミド或いは発現ベクターを作製する。 現在の技術では、本発明に適切な多くのプロモーター系
および適当な微生物宿主が入手可能である。また、H丁
LV=I[IのOa Q蛋白質を=1−ドする遺伝子を
挿入することのできる各秤プラスミドらある。一般には
、宿主細胞と適合性のある種に由来する複製および調節
配列を有するプラスミド発現ベクターをその宿主と組合
せて用いる。例えば、E、coliはE、coli山来
の由来スミドo B R322を用いて形質転換するこ
とが多い。酵母を用いる場合、例えばS、ccrcvi
siaeではpYE 7の、ようなプラスミドが通常利
用される。 本発明によれば、使用りる宿主およびプラスミドと適合
したどんなプロし一ターでも利用できる。 E、coliでの組換えDNA構築に用いるプロモータ
ーとしては、Chan(Jら、NaLurc275巻;
615頁(1978年)、板0ら、5cience 、
 198巻:1056頁(1977年)に記載されてい
るβ−ラクタマー44(ペニシリナーピ)およびラクト
ースプロモーター、Audcrscnら、Ho1.Ce
1.Biol、3巻: 562−569頁(1983年
)に記載されているプロモーター系、およびGOedd
(j lら、Nucleic Ac1ds Ites、
8巻:4057頁(1980イ1)おJ:びEPOPO
3Ho、0036776に記載されているトリプトファ
ンプロモーターなどがある。AWIの場合はBroac
lrらのExperimentalManipulat
ion or Gene [xpression (1
983年)中、[8,Inouye m集、Acade
mic I’ress:NewYork、N、Y ] 
83−117頁に総説されているADCl、GALl、
GALIO1r’HO5、PGKlおよびGAPIなど
が用いられるが、これらに限定されるものではない。以
上に挙げたもオヂド配列も報告されていて関連技術に熟
練している名はそれらを機能的に連結して形質転換ベク
ター中で遺伝子と相互作用できるように作成することが
出来る[5ibenlistら、Ce1l、 2Off
、269頁(1980年)]。 二重鎖DNAをクロ−ニグするためには広い範囲の宿主
/クローニングベクターの組合ゼを用いる。例えば、有
用なりローニングベクターとは、例えばpBR322の
ようなE、coliプラスミド、ファージDNA、ファ
ージDNAを使用するよう改変したプラスミドのような
プラスミドとファージDNA組合せに由来するベクター
、他の発現調節配列或いは酵母プラスミドなど、染色体
DNA、非染色体DNAおよび合成りNA配列より成る
。 有用な宿1としては微生物、動物IIO胞、植物細胞等
が含まれる。中でも微生物および動物細胞が好ましく使
用される。好ましい微生物としては、S、 ccrcv
isiaeのような1fflおよびEscherich
iacoli、Bacillus 5ubtilis、
Bacillus 5tcar。 thermophi IusおよびAct 1voai
yccsのようなバクテリアがある。上述のベクターお
よび宿↑は本発明で生物的に得られる遺伝子から蛋白質
を生産】るためにb利用される。勿論、全ての宿主/ベ
クターの組合せが同等に有効な訳ではない。宿主/ベク
ターの特定の組合せの選択は技術に熟練した者が本発明
の範囲から逸脱することなく原理に先りづき思ぢして行
なうらのである。 さらに、個々のクローニングベクターの中で二重鎖ON
への挿入部位として多くの1n所を選択できる。それら
の部位は通常切断する制限酵素名で命名される。例えば
、pBR322にJ3いてE CORI部位はアンピシ
リン耐性を]−ドする遺伝子のりぐ外側に(を置してい
る。いろいろな部位が多くの人によりその組換え体合成
設計に用いられてきている。その技術に熟練している者
にとってはいくつかの部位はよく精通している。勿論本
発rglに有効なりローニングベクターは選択したDN
A断片を挿入するのに必ずしも制限酵素切断部位を有す
る必要はない。その代りにベクターと断片とを別の方法
で結合する。 ベクター或いはり0−ニングベクター、および特に組換
えDNA分子を作成するための選択したDNAlli片
挿入の部位は神々の因子により決定する。例えば、特定
の制限酵素の切断部位の数、発現しようとする蛋白71
の大きさ、宿主細胞酵素による蛋白分解に対する目的蛋
白質の感受性、発現J−る蛋白質の、ll’j製中分製
置分離困難細胞由来蛋白質による汚染、開始および終了
コドンのベクター配911中での相対的位置など発現の
特性、a3よびその他技術に熟練した者が理解する要因
などがある。ベクターと特定遺伝子挿入の位置の選択は
これらの要因のバランスにより決定されるもので各ケー
スににり全での選択が同等に有効な訳ではない。 ONΔNA配列ローニングベクターに挿入して組換えD
NAを作成するため木兄1月で有用な公知の方法がいく
つかある。例えば、直接結合、合成リンカ−1制限酵素
およびポリメラーゼ連動外複反応と続く結合反応、また
はDNA!’lをDNAポリメラーゼと適当な−Φ鎖鋳
型とで延長してからの結合反応などである。 勿論、クローニングベクターの選択部位に挿入するDN
A断片のヌクレオチド配列は目的のポリペプチド/蛋白
質に対する実際の構造遺伝子でないヌクレオブトを含む
事も、或いは目的蛋白質の全構造遺伝子の断片のみ含む
石もあるのはFJ! Mされることである。どのような
りNA配列が挿入されようども、形質転換宿主細胞がA
IDSQaQ−蛋白質に対する免疫活性を有する蛋白質
/ペプチドを生成すること、或いはDNANA配列れ自
体がAIDSaaa−蛋白11に対する免疫活性を有す
ポリペプチド/蛋白質の生産に有用なりNA配列を含有
するクローンを選択するハイブリダイゼーションプロー
ブとして有用であることのみが必要ぐある。 異秤遺伝子を含むり0−ニングベクターまたはベクター
を用いて宿主を形質転換し、宿主に組換えDNAがコー
ド1゛る蛋白質またはその一部を発現させる。適当な宿
主の選択もその技術で叩解される多くの要因により支配
される。例えば、選んだベクターとの適合性、組換えプ
ラスミドによりコードされる蛋白質の毒性、目的蛋白質
の回収の容易さ、発現特性、生物安全性およびIf費な
どが挙げられる。これらの要因のバランスがIfであり
、従って特定の組換えDNA分子に対して全ての宿主が
同じように有効ではない。 qaalt伝子の発信子行なうことのできる微生物が作
成されれば、本発明の工程はaaa;II伝信子発現ベ
クターの構築の性状や宿主の生育特例によりいろいろな
方法により実行できる。典型的には、宿主微生物を多聞
のIIIJllを生産するのに都合の良い条件下で培養
する。多聞の細胞が蓄積したら、培地中の適当な誘導剤
または抑制剤が遺伝子配列中に存在するプロモーターを
介してコード配列の転写および翻訳を活性化する。組換
え細胞により生産される蛋白質はこの技術で周知の普通
の方法により溶菌抽出される。溶菌抽出の方法は使用す
る宿主に依存する。 本発明の好ましい実施態様では、l−I T L V 
−IIIQaQ’ll伝子をりん酸培地信子は活性化さ
れないプロモーターを有Jる酵母発現ベクターに挿入す
る。そのようなプロモーター1;1Thill ら、H
ol。 Ce1l Biol、3巻、570−579頁(198
3年)に記載されているP H05より得られる。qa
q逍伝遺伝l−I T L V−1[1りn −ンλH
X B −3[Shawら、5cience  226
巻、1165−1171頁(1984年)]からの5.
5kbEcoR1断片より得られる。これは第1−A図
に示す1」丁L V −1[1ゲノムのFc o Rr
 Igi片である。 第1−[3図にPHO5プロし一ターおよび第1Δ図の
gag遺伝子断片を含有する雑種遺伝子の作成を図示す
る。酵母プロモーターJ3よび翻訳開始部位は、抑i!
+lI型酸竹)A°スファクーピの遺伝子、PHO5、
に由来する560bpの88mHIからAhaIIIま
での制限酵素断片上にある。制限hデ素AhaIIIl
は第1−8図からもわかるように、P H05の二番目
のコドンの直ぐ後ろで平滑末端を作る。5.5KdのE
C0RI断片中)a a a遺伝子をPHO5に由来す
る3 a m I−I IからAhalffまでの断片
から(9られるプロモーターと結合する。HTLV−I
IIクローンからのEcoRIfIi片はqaa全道伝
子信子びaaa3m伝子と異信子読みワクで重複してい
るpoIi伝子の信子の部分を含lυでいる( Rat
uerら、前述;5anchez−Pescadorら
、前述: Main−110bsOnら、前述:および
HuO3inQら、前述)、EcoRI断片@qaa遺
伝子のアミノ末端の近くでClaIIJJ所し、得られ
る5′の一本鎖をDNAポリメラーゼの大断片で柊復し
てアルギニンのコドンで始まる平滑末端DNA分子を作
成する。この末端をr’ H05断片のAhaI[l末
端と結合することにJ、すP H05のプロモーターと
最初の二つのコドンをgaq遺伝子の15コドンと融合
したことになる。 上述のようにして調製した融合遺伝子は次に酵母および
E、coliの両方で複製可能なベクター、pYF7ベ
クターに挿入する。この組換えプラスミドをpYE72
/cxaalと命名した。得られたプラスミドを用いて
酵母を形質転換した。 プロモーターをQaQ′M伝子に融信子るこの結合反応
を行なうにはいかなる周知の結合方払でも利用できる。 QaQ遺伝子を発現する組換え微生物を創製するには、
例えば酵母のような微生物をプラスミドで形質転換する
周知の方法が利用できる。 pYE7210aQ1と命名したプラスミド中のPHO
5プロモーターはりん酸非含石培地で培養することによ
り酵母細胞中で誘導され、細胞抽出物について破砕ウィ
ルスに対するウリギボリク0−ナル抗血清を用いた免疫
プロット分析によりQaQ−特異蛋白質の存在を調べた
結果が第2図のどおりである。第2図中でカラム1と記
しているのは高濃度りんM培地で培養した1)YE72
/(38m1保右細胞、カラム2はpYE72/gag
1保有細胞をりん酸非含有培地中でJ8差した細胞の結
果である。記載しである分子量は反応した蛋白質の大き
さを決定するのに用いた。第2図からもわかるように、
プロモーターが(jaQ蛋白質を生産するよう活性化さ
れないりん酸含有培地中ではQaQ遺伝子は発現してい
ない。逆に同じ細胞をりん酸鼻含有培地で培養すると、
細胞抽出物中に98g蛋白質およびそれに由来する種々
の分解蛋白質に対応する免疫反応性の蛋白質が生産され
ている。 第2図のカラム2に見られるように、生産された主要免
疫反応性蛋白質はその大きさがウィルス粒子中で同定さ
れるl−l T L V −m p24 G a Q 
(5白質に相当し、公知のDNA配列からその大きさも
推定される。pl4およびp16蛋白質で予想される大
きさの反応性分子種も検出される。およそ56Kdの大
きさの全QaQ蛋白質に相当する大分子間蛋白質および
蛋白分解中間体のおよそ40Kdのいくつかの分子種も
生産されている。 組換えHTLV−fflaag蛋白質が酵母中で実際に
蛋白分解プロセスを受けてウィルス特有の分解蛋白質を
生産するのかどうか調べるため、DYE72/QaQ1
で形質転換した酵母の細胞抽出物から得た蛋白質で33
5−メチオニンまたは32po4をもちいてパルス追跡
実験を行なった。 第3図はその結果を示し、それぞれのカラムは追跡時間
を表わす:A)0分、B)2分、C)5分、D)10分
、E)20分、F)30分、 G)45分である。いず
れにしても56Kdの完全なQaC)蛋白質の放射活性
が先ず検出される。第2図で見られたおよそ25Kdの
蛋白質も24Kd蛋白質の前に検出されるため、その直
接の前駆体であろう。16Kdと考えられる移動を示す
蛋白質も検出される。Qag逍伝子のp14部位はメチ
オニンを含有しない。従って本蛋白質を検出できないと
いう事【よその山東が予想通りであることを支持する。 酵母で生産される組換えQ a Q蛋白質のりん酸化を
調(るためpYE72/qaglで形質転換した酵母細
胞を PO2を含む低りん酸培地で培養した。第3図の
カラムHおよびIがウサギHTLV−III抗体と免疫
沈殿した放射性蛋白質のゲル分析結果である。形質転換
酵母を用いたカラム1−1では56Kd140Kd中間
体の一つ、25Kd、24Kdおよび16Kdの分子棒
金てが放射性であった。高濃度ゲルで分析した時14K
dバンドの位置に放射活性を検出できなかった。従って
p24 J3よびpl 6QaCJ蛋白質は酵母中でり
ん酸化されると考えられる。形質転換しない酵母からは
カラムIに示す通りQaQ蛋白質は検出されない。 第1A図でわかるとおり、Qa(JM伝信子コード領域
のカルボ4シル末端近くにBCJI II制限部位が存
在することにより、5.5KdEcotLT断片中にあ
るp16コード領域のおよそ半分およびほとんどのpO
1遺伝子を除去することができる。 多くのレトロウィルスでQagポリプロティンのカルボ
ニル末端部分および/またはpO1逍伝遺伝アミノ末端
領域がプロセスのためのプロテアーゼをコードしている
ことがわかっている(例えばDiCkSOnら、前述、
を参照のこと)。 組換え08g蛋白質からプロテアーゼを除去するために
HTLV−IIIゲノムのEC0RI所片からBaJI
IからECoRI部分を除去した(第1B図参照)。g
ag遺伝子の除去した部分が大ぎい組換えQag蛋白質
を種々の成熟蛋白質種に変換するプロテアーゼをコード
していると考えられる。従って、遺伝子またはプラスミ
ドをBQIlnで処理することにより第1B図のB a
 m HI −EcoRI遺伝子を切断し、本遺伝子か
らBQj! [−EcoRI断片を除去することが出来
る。発現プラスミドpYE72/gao1を用いる場合
にはBamH工と1301Mで洞化することによりこの
プラスミドをkm ’FAできる。このEC0RI断片
のB a m l−11からDalTIまでの部分が1
qられたら、使用とする微生物により適当なプラスミド
に挿入できる。この遺伝子断片をプラスミドに挿入する
にはこの断片に目的プラスミドに挿入できるDNA塩塁
を結合することが必要である。pYE7を用いる場合に
は、B a m HIからBaIIIまでの断片とpB
R322からの375bpBamHI−II−EcoR
I断片を連結してpYE 7に挿入し、pYE7210
aa2を構築する。 本発明のもう一つの実施態様としてgag遺伝子の他の
変異をpO1遺伝子のga9のすぐ下流のBCI工υ1
限部位に導入したpYE72/QaQ3がある。本′R
′AはBcオニ部位に4塩基を導入するもので、それに
より第5図に示すようにpolの読みワクにフレームシ
フ1−が起る。第5図にaao遺伝子のカルボニル末端
コード領域およびpOfm伝子のツード領域のアミノ末
端を示す。この図の中で他のQaQブロテアーピと相同
性のある部分に下線を施しである。BCj!I部位のm
塁挿入により出来た読みワクを矢印で記した。 ピリオドは翻訳終了部位を示す。t=i挿入により起っ
たフレームシフトによりaaaffi白質を蛋白分解す
るプロテアーゼの生産を不活化する。 完全な組換えgag道伝子信子び切断aaai伝から生
成する産物を第4図に示す。第4図のカラム1はpYE
72/Qag1により誘導した細胞の抽出物からの免疫
プロットである。第4図のカラム2はpYE72/aa
a2で誘導した細胞抽出物の免疫プロットであり、カラ
ム3はpYE72/(Ja(Jaにより誘導した細胞抽
出物の免疫プロットである。明らかなとおり、pYE7
2/Q a Q 1および3は大蛋白質p56を生産す
る。 pYE72/gag3では免疫反応性を示ず主要蛋白質
バンドはおよそ56Kdであり、pYE72/Qag1
で誘導した細胞で見られる予想前駆体と同じ移動度を示
した。しかし、変異の結果、この組換えQag前駆体の
プロセシングが阻止されているしのと思われる。削除変
異ではpYE7210aq1で誘導した細胞で見られる
蛋白質と比較してp24蛋白質のvdが少ない。56K
d生成物および低分子秤に加えて、フレームシフ1〜変
異ではおよそ60Kdのバンドが検出される。この大き
さはBCIT挿入の結果11成されるgaC1/pOl
融合生成物が第5図に示す翻訳終了で出来たものと一致
する。 AIDS血清のスクリーニング 抗HTLV−1抗体はAIDsffi者の90%以上に
検出されるため、微生物により合成したqaa遺伝子生
成子生成物ような抗体を検出するための診断用道具とし
て使用できる。本分析のためには第6A図および第6B
図に見られるように、pYE7210aalで誘導した
醇母IoIllからの全細胞蛋白質を5DS−PAGE
で分画し、ウェスタンブロッティング法を用いてニドO
セルロースフィルターに移す。転写した蛋白質を含有す
るフィルターを1000倍希釈したヒト血清と反応させ
、抗原−抗体複合体の生成はフィルターを125−沃素
標識の5taphylococcus aureusプ
ロティン八とインキへベートした後、オートラジオグラ
フィーにより検出する。AIDS症候mlからの血清を
用いると56Kd124Kd、16Kdおよび14Kd
?5白質に対する抗体の反応に対応した顕著なバンドが
必ず観察される。東部海岸の患者からの11個の血清試
料の分析結果の一例が第6A図に、西部海岸の患者から
の11試料の同様な結果が第6B図に示しである。陰性
対照(示してないが)としては正常と]・血液を用いた
。健康人からの血清では反応は全く観察されなかった。 従って、組換えaaq遺伝子産物は、IDs関連の抗体
を検出する診断試薬として利用できると考えられる。本
発明の組換えgaq遺伝子産物は蛋白質分子の大部分を
包含するものであって分子の保存された部分および変化
した部分の両方を含むものである。HTLV−IIIお
よびARV−2の配列の間には違いがあるにも拘らず、
本発明によるバクテリアにより生成した組換えQaQ蛋
白質産物は米国の両側に位置する所からのAIDS患者
血清両方に反応する。試験したAIDStJt者血清(
米国東海岸からの11名、カリフォルニアからの11名
を含む22人の試Fl >の100%が高い反応性を示
した。この事は分子中に保存されているエピトープが存
在し、それに対して免疫系が抗体反応をのせることが出
来るという事の強い証拠である。ヒト免疫系はgag蛋
白質分子の保存性エピトープに対してAl08tl!l
?lr血清の反応性により免疫応答を示しているのであ
ろう。 これらの発見に基づいて、後天性免疫不全症候群(Al
l)S)についての血液検索の実施に際して本発明にJ
:るAI DSII換え98g蛋白質生成物が利用でき
るという事を提言できる。本発明の蛋白質産物を利用し
てヒト血液についてAIDSウィルスに対する抗体の存
在を検索できる。本方法も他の方法も容易に限定される
。本発明の前述およびその他の目的、特徴および利点は
以下に示す本発明の好ましい実施態様の例から明かであ
る。 実施例中の[、coli  MC1061株はCa5a
dabanらにより、J、Ho1.Biol、  13
8巻、179−207頁<1980年)に記載されてい
るものと同じである。非メチル化DNAWA’!!に用
いたE、coli  GM 119株はArrajらニ
ヨP)J。 Bact、 1533.562−563頁(1983年
)中に記載されているものである。E、coli  M
 C1061株および0M119株はAn+erica
n TypeCulture Co11ection 
(A T CC>に1985年11月26日付けでそれ
ぞれ寄託番号ATCC53338および△TCC533
39として寄:[されている。実施例5で使用J8酵母
発現プラスミドpYE 7は参考文献として引用したヨ
ーロッパ特許出Ji’iNo、 0124824 (7
)実/J!MJ5にヒ第6図に記載されているものと同
じである。使用した酵母はS、cerevisiae2
 OB −12(△TC020626)である。WJ母
の形質転換は旧nnenらによりProc、 Nat、
Acad、Sci、 、 LJSA、 75巻、192
9−1934頁(1978年)に記載されているとおり
行なった。プロモーター作成に利用したP H05M転
子はAndersenらによりHo1.Ce1lBio
13i、562−569′rA(1983年)に記載さ
れているプラスミドpAP20から調製した。使用した
λI−I X B −3は5haWらにより5cien
c0226巻、1165−1171頁(1984年)に
記載されている通りである。 実施例1 pYF72/gaq1のff1M 制限酵素およびDNA修飾醇索は供給元の指示通りに使
用した。制限酵素による消化は全て37℃で1時間、0
.5−1.0単位の酵素を用い、5018  NaCl
、10mHトリス塩酸、117.4.10m14  M
QCJ!  、11Mジチオスライト−ル(DTT)中
で行なった。PHO5プロモーターおよび翻訳開始領域
を有する560bpのBamHIからAhal[Iまで
の断片はプラスミドpAP20から得られ、aao/p
oj!領域を含有するClaIからEC0RIまでの断
片はλト3のClaI−3より得られた。5.5kbの
EC0RI断片はpBR322にサブクローンされ、E
、coli  GM 119で増幅させた。ClaI−
EcoRI断片のCj!aI5’末端は4種ノテオキシ
リボヌクレAヂド50μMの存在下、E、coliD 
N Aボリメラーゼエのフレナラ断片5ユニットを用い
16℃2時間、上述の制限酵素消化で用いたと同じ緩衝
液中で埋める。 およそ等量のBamHI−Ahal[[PHO5断片と
Cl!aI(充1i )  E CORI Q a Q
 /p01断片とを1.0単位のT 4. D N A
リガーゼで16℃16時間、50fflHトリス塩酸、
rlH7,8,10mHVIOC! 、20mHDTT
。 1 n+Hd A T P中で処理する。生成物をBa
mHIおよび[EC0RTで切断し、PHO5−ga(
j/p01融合体を予めB a m HIとEC0RI
で切断したpYE 7にライゲーションにより挿入する
。得られた発現プラスミドをpYE72/aaa1で命
名する。 実施例2 pYE7210aa2の調製 QaQのカルボキシル末端部分およびpOlの全てを除
去した欠失を0YE72/QaにJ1を3 a m H
IおよびBQJ IIにより消化し、PHO5−oaq
断片を中麺することにより性成した。 これをp[[322からの375bl)BamHI−E
coRI断片とBgj! II部位で、BQI IIと
Q a m l−I Iの5′末端が同一であることに
より結合した。この断片をpYE 7に挿入してDYE
 72/にI a Q 2を1きノだ。 実施例3 pYE72/CJaQ3の調製 qaaのすぐ”F流のpoI遺伝子信子)Bcl1部位
に伯の変異を導入した。BCj! Iはメブル化DNA
を切断しないため、pYE72/QaQ1を[、col
i  GM 119に導入し、それからDNAを調製し
てBC1■で切断した。5′末端を上述のとおりフレナ
ラ断片で二重鎖とし、平滑末端ライゲージコンによりプ
ラスミドを121y:Iシた。i9られたBcl I部
位4bl)GATC挿入を有するプラスミドをpYE7
2/CJag3と命名しIζ。 酵母菌株S、ccrevisiac20 B −12の
gaq発現プラスミド含有株および挿入遺伝子を持たな
いベクター含有株を別々にy CA D Ja地中で生
nし、KramerらによりProc、Natl、^c
ad、Sci、  U SA、81巻、367−370
頁(1984年)に記載されるようにりん酸鼻含有培地
で誘導した。りん酸鼻含有培地に移してからおよそ6時
間後に細胞を遠心分離により集め、ブ七う−ピ6000
(T、Kaneko、に、に1tan+Ura 、およ
びY、 YalllalllOtO,八gr。 8io1.Chem、 37 サ、2295頁(197
3年))によりスフエロプラスとを調製し、集めたスフ
ェロプラストは通常−20℃に保存して分析に供した。 蛋白質の精製にはスフェロプラストの代りに全細胞を集
めて凍結した。 実施例5 絹換えoaQ蛋白質生成物の精製 均一な組換えqaq蛋白質またはその蛋白質分解生成物
は以下の方法で精製できる。誘々WIN櫂胞を標rl(
の物理的方法で破砕づる。即ら、フレンチプレスを通す
またはBead Beater  (ビーズビータ−)
 、Dyna−III<ダイナミル)或いはeraun
llomogenizer  (ブラウンホ七ジナイI
J”−)のような撹拌機の中でガラス粒子と速く撹拌J
るなどである。上記いずれの場合でt)細胞ベーストを
およそ2倍音ω(#I胞ペーストに対して)の5QmH
りん酸ブトリ・クム(Na3[)04)緩衝液pH7,
4に再懸濁する。ガラス粒子による破砕の場合には等容
品の0.5#ガラスピーズを加える。 破砕はフレンチプレスを20.0OOp、s、iで3回
通ηか、或いは撹拌機の製造元の指示するようにして完
了する。細胞破砕は顕鎖により追跡できる。 細胞破砕に続いてm胞残渣(およびガラス粒子)を60
0X910分間の遠心分子1fi2回で除去する。 続<12,0OOXり、20分間の遠心分離によりミト
コンドリアを除去する。次に蛋白質を100.0OOX
g105間の遠心分離によりペレット(ミクロゾーム画
分)と上ill液(可溶性画分)とに分画する。CJa
Q蛋白質がミクロゾーム画分にある場合には精製の前に
各種イA°ン竹J3よび/または非イオン竹界面活性剤
或いは尿素或いはグアニジン塩酸のJ、うな不活化剤に
よる可溶化が必要である。 標へ1的クロマトグラフイ一手法によりざらにl11製
を行なうことができる。グル濾過、イAン交換クロマト
グラフィー、および/またはアフイニデイクロマトグラ
フイーによる分画にいろいろな担体が利用できる。ga
g蛋白質は核酸に結合するので一小鎖DNAセルロース
アフイニアイクロマトグラフイーが0用であろう。 最後の精製ステップとして逆相高速液体クロマトグラフ
ィー(I」P L C)が使用できる。 HP L、 Cステップにより前駆体gag蛋白質++
3 J:びそれに由来する天然型分解蛋白質を実質10
0%の純度で得られる。また前駆体QaQ蛋白質および
天然型分解蛋白質に対するqaqポリクローナルまたは
モノクローナル抗体を利用したモノクローナル抗体アフ
イニテイクロマトグラフイーカラムもl(P L Cの
代りに使うことができると考えられる。 上述の精製工程により以下の生成物が得られる。 第8図に示す構造を有する56Kd蛋白質。 第10図に示す構造を有す24Kd蛋白質。 第12図に示す構造を有す16Kd蛋白質。 第14図に示ず構造を有する14Kd蛋白質。 第16図に示す構造を有す48Kd蛋白質。 第2図、第3図、第4図、第6A図および第6B図の免
疫プロット分析には、スフェロプラストベレット(およ
そ108個の細胞)を等量の2倍15 Hf11−ae
mm I i緩衝液(Lacnmli、 ” Clea
vage ofStructural  protei
ns  Durin(l  the As5en+bl
y ofthe  1lcad  of  Bacte
riophage  T 4 ”  、Nature2
27巻、6B−685頁、1970年)に再けん濁する
ことによりlll1I胞を溶菌し、95℃5分間インキ
ュベートする。細胞残渣を遠心分離により沈澱し、透明
な抽出液を5O8−PAGE分析にか番ノる。ウェスタ
ンプロット分析にはアクリルアミドゲルの蛋白質を0.
1μmのニトロセルロースW;! (5chleich
erおよび5(hucll )に12.5mHトリス、
95mNグリシン、20%メタノール、0.01%SD
S中pH7,5,50Vで16時間電気プロットを行な
う。プロットの処理はTowb i nらにより“El
ectro−phoretic Transfer o
rProteins From Polyacryla
mide Ge1s t。 N1trocellulose 5heet : Pr
ocedure and 5O1e^pplicati
ons ” 、 Proc、Na11.Acad、Sc
i、 LISA176巻、4350−4354頁(19
79年)中に記載されている方法を用いて行なった。ヒ
ト血清の処理には、プロットを抗体緩衝液(0,5MN
aC1,1%BSAおよび0.05%rween 20
含右の20mMりん酸ナトリウム緩衝液、p117.5
)で100018に希釈したヒ1〜血清と2〜6時間イ
ンキュベー1・する。次にプロットを0.05%Twe
en 20含有のりん酸緩衝塩溶液で2回洗滌し、続い
てさらに1時間125−I−標識の5tapl+ylo
coccus aurcus△蛋白質とインキュベート
する。次にブロワi−をP B S −1’wacn 
20状衝液で2回洗滌し、乾燥侵オートラジオグラフィ
ー分析する。 実施例7 細胞の標識 第3図に示ケパルスチェース免疫沈澱のために細胞を3
5s−メブAニンパルスブT−スまたは32ρ04にJ
:り次の/J法で標識した。 S−メチAニンにJ、る
バルスブエースには500mCiの353−メチオニン
を生n培地に添加した。各時間経過1127)細胞を集
めて溶菌し、つ1ツギ抗体を用いて免疫沈澱してから溶
菌抽出物を5DS−PAGEおよびオートラジオグラフ
ィー分析を行なう。チェースの時間は次のとおりである
。A)0分、B)2分、C)5分、口)10分、E)2
0分、[)30分、G)45分。カラムト1および■に
示す32PO4−標識には、lrr+C+の PO4を
培地、32 に添加した。標識は30℃で30分間行ない、細胞を集
菌して溶菌抽出物について上述と同様に免疫沈澱処理を
した。抽出物は1)YE72/QaQ1(H)を含む細
胞からのものとgaq311仏子を含まない同じような
プラスミドを含有する細胞(1)からのものである。 実施例8 AIDS診断テスト 本発明による組換え前駆体gaO蛋白!1およびイれに
由来する天然型分解蛋白質がA[DS関連抗体検出のた
めの診断試薬として使用できることは明らかである。ま
たこの技術を知る者には組換えgag前駆蛋白71また
は蛋白分解生成物に対するポリクローナル或はモノクロ
−フル抗体を用いたAIDSの診断測定によりヒト血液
中のAIDSウィルスの存在を検出できることも明らか
である。一つの実施態様として、血液試料中の抗原物質
、こ)ではAIDSウィルス、が既知品の標識抗原、こ
の場合は標識したAIDS組換えgag前駆蛋白質また
はそれに由来する分解蛋白質、と限られた抗体結合部位
に対して競合する競合免疫アッセイが利用される。即ち
、抗体に結合した標識抗原の#dは試料中の抗原量に反
比例する。 もう一つの実施態様としては、抗原結合抗体と複合体形
成する標識AIDSQaQ抗体が血液試料中抗原(AI
DSウィルス)のhlと比例している免疫測定法がある
。血液中のAI[)Sウィルス存在を判定Jるf15車
なプラス−マイナス測定では固体支持体について標識抗
体の自照を検出する。またもう一つの実施態様としては
、組換え前駆体AIDSQag蛋白質またはそれに由来
する天然型分解蛋白質に対するモノクローン抗体を免疫
測定に使用する。イのようなモノクローン抗体は文献で
よく知られるli法、特にMilstcinおよびにo
hlerによりNature256 W、495−49
71ff(1975年)に報告されている手法により調
製される。本測定に用いる抗原はII換えqaq前駆体
蛋白質またはそれに由来する分解蛋白質の純品或いはそ
れらの混合物である。 免疫測定法(よ以下の通りである。測定は二連で行ない
、アガロースに固定した100μmの抗体懸濁液を10
0μlの血清および100μmの可溶性  I−標識抗
体と混合する。15分から24時間の間の決まった時間
混合する。インキュベーション時間終了後アガロース粒
子を!aIFi液を加えて洗い、遠心分離する。洗滌液
を吸引により除去した後、残ったアガロース粒子につい
て結合した125■−eA識抗体を測定覆る。複合体の
各測定値を対照値と比較する。
【図面の簡単な説明】
第1Δ図はλHXB−I X B −3クローンの制限
酵素切断部位およびgag領域の模式図である。第1B
図はQaQ遺伝子の構築を示す模式図である。第2図は
pYE72/gaolにより生成する蛋白質の免疫プロ
ット分析を示す電気泳動図である。 第3図はpYE72/aaalにより生成する蛋白質の
経時変化を示す電気泳動図である。第4図はqacl!
伝子の食信子よる生成蛋白質の免疫プロット分析を示す
電気泳動図である。第5図はλHXB−3のgag/p
01重複領域(7)DNA配列を示す模式図である。第
61よび6B図はpYE72/gag1生成蛋白質を抗
原としたAll’)S患省の!i11液の免疫プロット
分析を示す電気泳動図である。第7図は56Kd  O
aQ蛋白質前駆体をコードするI) N A配列を示す
模式図である。第8図は56Kd  gag前駆体蛋白
質のアミノ酸配列を示す模式図である。第9図は2 /
I Kdgag分解蛋白質をコードするDNA配列を水
型模式図である。第10図は24Kdgaり分解?Ji
白質のアミノ酸配列を示す模式図である。第11図は1
6Kdq;ig分解蛋白′(1をコードするDNA配列
を示す模式図である。第12図は1(5Kd  gap
分解蛋白質のアミノ酸配列を示す模式図である。第13
図は14Kdgag分解蛋白質をコードするDNA配列
を示す模式図である。第14図は14Kd  gag分
解蛋白質のアミノ酸配列を示ず模式図である。第15図
は48KdOag分M蛋分質蛋白質ドするDNA配列を
示す模式図である。第16図は48Kd  gag分解
蛋白質のアミノ酸配列を示す模式図である。

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第8図または第16図に示されるアミノ酸配列を
    有するHTLV−IIIのgag蛋白質生成物、或いはそ
    の14Kd、16Kdまたは24Kdの蛋白質分解ポリ
    ペプチド断片、もしくは該ポリペプチドを産生する組換
    え宿主細胞の変異により起る該ポリペプチドのアミノ酸
    置換体である上記いずれかのポリペプチドに関連したポ
    リペプチド、と免疫学的に同等なポリペプチド。
  2. (2)以下のアミノ酸配列を有す56Kd前駆体である
    特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド。 【アミノ酸配列があります】
  3. (3)以下のアミノ酸配列を有する14Kdの蛋白質分
    解断片である特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド
    。 【アミノ酸配列があります】
  4. (4)以下のアミノ酸配列を有する48Kdの蛋白質分
    解断片である特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド
    。 【アミノ酸配列があります】
  5. (5)以下のアミノ酸配列を有する16Kdの蛋白質分
    解断片である特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド
    。 【アミノ酸配列があります】
  6. (6)以下のアミノ酸配列を有する24Kdの蛋白質分
    解断片である特許請求の範囲第1項記載のポリペプチド
    。 【アミノ酸配列があります】
  7. (7)酵母細胞中で発現したHTLV−IIIのgag−
    たん白質生成物と免疫学的に同等なポリペプチド。
  8. (8)特許請求の範囲第1項から第6項のいずれかに記
    載のポリペプチドをコードするDNA配列を、該DNA
    配列を発現できるプロモーターと機能的に連結して有す
    る遺伝子部分を含む遺伝子。
  9. (9)遺伝子部分がλHXB−3ゲノムの ClaI−EcoRI切断断片である特許請求の範囲第
    8項記載の遺伝子。
  10. (10)プロモーターがPHO5のBamHI−Aha
    III切断断片である特許請求の範囲第9項記載の遺伝子
  11. (11)遺伝子部分がλHXB−3ゲノムのClaIー
    EcoRI断片のうちのClaI−BglIII切断断片
    である特許請求の範囲第8項記載の遺伝子。
  12. (12)プロモーターがPHO5のBamHI−Aha
    III切断断片である特許請求の範囲第11項記載の遺伝
    子。
  13. (13)遺伝子部分がλHXB−3のClaI−Eco
    RI切断断片であり、該ClaI− EcoRI断片のBclI部位がGATCの塩基配列で
    うめてある特許請求の範囲第8項記載の遺伝子。
  14. (14)プロモーターがPHO5のBamHI−Aha
    III切断断片である特許請求の範囲第13項記載の遺伝
    子。
  15. (15)HTLV−IIIのgag−たん白質生成物と免
    疫学的に同等なポリペプチドをコードするDNA配列を
    、そのDNA配列を酵母細胞中で発現させることが出来
    るプロモーターと機能的に連結して有する遺伝子部分を
    含有する遺伝子。
  16. (16)特許請求の範囲第1項から第6項までのいずれ
    か一つに記載のポリペプチドをコードするDNA配列を
    発現させることの出来るプロモーターと機能的に連結し
    て該DNA配列を有する遺伝子部分を含み、該ポリペプ
    チドを発現させることが出来る組換え発現ベクター。
  17. (17)遺伝子部分がλHXB−3ゲノムのClaI−
    EcoRI切断断片である特許請求の範囲第16項記載
    のベクター。
  18. (18)プロモーターがPHO5のBamHI−Aha
    III切断断片である特許請求の範囲第17項記載のベク
    ター。
  19. (19)遺伝子部分がλHXB−3ゲノムのClaI−
    EcoRI断片の中のClaI−BglII切断断片であ
    る特許請求の範囲第16項記載のベクター。
  20. (20)プロモーターがPHO5のBamHI−Aha
    III切断断片である特許請求の範囲第19項記載のベク
    ター。
  21. (21)遺伝子部分がλHXB−3のClaI−Eco
    RI切断断片であり、該ClaI− EcoRI断片のBclI部位がGATCの塩基配列で
    うめてある特許請求の範囲第16項記載のベクター。
  22. (22)プロモーターがPHO5のBamHI−Aha
    III切断断片である特許請求の範囲第21項記載のベク
    ター。
  23. (23)pYE72/gag1である特許請求の範囲第
    18項記載のベクター。
  24. (24)pYE72/gag2である特許請求の範囲第
    20項記載のベクター。
  25. (25)pYE72/gag3である特許請求の範囲第
    22項記載のベクター。
  26. (26)HTLV−IIIのgag−たん白質生成物に免
    疫学的に同等なポリペプチドを酵母で発現させることが
    出来、HTLV−IIIgag−たん白質をコードするD
    NA配列を、該DNA配列の発現を可能にするプロモー
    ターと機能的に連結して有する遺伝子部分を含む組換え
    発現ベクター。
  27. (27)特許請求の範囲第16項から第25項のいずれ
    か一つに記載のベクターを持つ形質転換細胞。
  28. (28)酵母細胞である特許請求の範囲第27項記載の
    形質転換細胞。
  29. (29)S.cerevisiae(サツカロミセス・
    セレビシエ)細胞である特許請求の範囲第28項記載の
    形質転換細胞。
  30. (30)S.cerevisiae(サツカロミセス・
    セレビシエ)20B−12である特許請求の範囲第29
    項記載の形質転換細胞。
  31. (31)特許請求の範囲第26項記載のベクターを保有
    する形質転換酵母細胞。
  32. (32)ワクチンの成分としての特許請求の範囲第1項
    から第7項までのいずれか一つに記載のポリペプチド。
  33. (33)抗原としての特許請求の範囲第1項から第7項
    までのいずれか一つに記載のポリペプチド。
  34. (34)特許請求の範囲第16項から第25項までのい
    ずれか一つに記載の発現ベクターで宿主細胞を形質転換
    し、該宿主細胞を培養して蛋白質生成物を発現させ、該
    蛋白質生成物を抽出して単離することより成る特許請求
    の範囲第1項から第6項までのいずれか一つに記載のポ
    リペプチドを生産する方法。
  35. (35)宿主細胞が酵母細胞である特許請求の範囲第3
    4項記載の方法。
  36. (36)酵母細胞がS.cerevisiae(サツカ
    ロミセス・セレビシエ)細胞である特許請求の範囲第3
    5項記載の方法。
  37. (37)特許請求の範囲第26項記載の発現ベクターで
    酵母細胞を形質転換し、その酵母細胞を培養してたん白
    質生成物を発現させ、該たん白質生成物を抽出して単離
    することより成るHTLV−IIIのgag−たん白質生
    成物と免疫学的に同等なポリペプチドの生産方法。
  38. (38)特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれ
    か一つに記載のポリペプチドを含有する組成物もしくは
    その混合物とヒト血液資料とを混合し、該たん白質また
    はその天然たん白分解物のいずれか、或いはそれらの混
    合物が血液資料中に存在するAIDS抗体と結合するか
    どうかを調べることより成る、ヒト血液におけるAID
    Sのウィルス性起因物質に対する抗体の存在の試験方法
  39. (39)特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれ
    か一つに記載のポリペプチドおよび生理的に容認できる
    担体を含むワクチン。
  40. (40)特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれ
    か一つに記載のポリペプチドに対して形成した抗体。
  41. (41)モノクロナール抗体である特許請求の範囲第4
    0項記載の抗体。
  42. (42)特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれ
    か一つに記載のポリペプチドを保護免疫ワクチンの調製
    へ利用すること。
  43. (43)特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれ
    か一つに記載のポリペプチドをAIDSウィルスに対す
    る抗体の調製に利用すること。
  44. (44)特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれ
    か一つに記載のポリペプチドをヒト血液のAIDSウィ
    ルス存在有無試験に利用すること。
  45. (45)特許請求の範囲第34項から第37項までのい
    ずれか一つに記載の方法により調整された、特許請求の
    範囲第1項から第7項までのいずれか一つに記載のポリ
    ペプチド。
  46. (46)特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれ
    か一つに記載のポリペプチドを容器に含有するAIDS
    ウィルスに対する抗体の測定試験キット。
  47. (47)特許請求の範囲第1項から第7項までのいずれ
    か一つに記載のポリペプチドにより形成したAIDSウ
    ィルスに対する抗体を容器に含むAIDSウィルス測定
    用の試験キット。
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