JPS62162343A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPS62162343A
JPS62162343A JP62001804A JP180487A JPS62162343A JP S62162343 A JPS62162343 A JP S62162343A JP 62001804 A JP62001804 A JP 62001804A JP 180487 A JP180487 A JP 180487A JP S62162343 A JPS62162343 A JP S62162343A
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JP
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film
groove
insulating film
oxidation
substrate
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JP62001804A
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Hiroshi Iwai
洋 岩井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は半導体装置の製造方法に係り、特にMO3L
SI  (Metal  0xide  SemLco
nductor  Large  ScaleInte
grated  C1rcuit)の素子間分離技術の
改良に関する。
従来、MO3LSIの素子分離法として所謂選択酸化法
が一般に用いられてきたが、集積度か高くなるにつれて
種々の欠点が生じてきた。
以下、この欠点について第5図を参照して説明する。同
図は、シリコン基板(例えばP型、結晶方位:  (1
00))1に酸化膜2を成長させ、窒化膜3を堆積し、
パターニングしてフィールド部に不純物を添加し反転防
止領域4を形成した後、フィールド酸化を行いフィ−ル
ド最小幅5を形成した直後の状態を示している。
選択酸化法の高集積化に対する欠点としては、まず第1
にフィールド酸化時にフィールド酸化膜5が窒化膜3下
に食い込んで成長する所謂バードビーク効果がある。す
なわち第5図に示すようにバードビークの長さをB(例
えば1.)とすれば、窒化膜3の最小スペーシング(写
真蝕刻法の技術限界で決定される)をA(例えばlu)
としてもフィールド最小幅CはC−2A+B(例えば3
 tnn )となってしまい、フィールドの幅をこれ以
下にすることは不可能である。最近、窒化膜を厚くし、
窒化膜の下の酸化膜2を薄くしたり、フィールド酸化膜
5を薄くしたりしてバードビークを抑制する方法が試み
られている。しかしながら、前者にはフィールド端部で
のストレスが大きくなり欠陥が生じやすくなる問題点、
後者にはフィールド反転電圧低下などの問題点があり、
選択酸化法を用いた素子の集積化は次第に困難になって
いる。第2の問題として、チャンネルスト・ンパー用に
イオン注入したボロンがフィールド酸化中に横方向にも
拡散し素子形成領域(第5図でDの部分)がP中領域と
なることにより、実効的な素子領域が狭くなってしまう
ことがある。この結果、トランジスタ電流が減少したり
、しきい値電圧が上ってしまうなどのナロウチャンネル
効果が生じる。これらは素子の微細化とともに次第に問
題となりつつある。さらに、P中領域が横方向に広がる
ことにより素子領域のn十層と基板間の浮遊キャパシタ
ンスも素子が小さくなるに従い無視できなくなっている
このような従来の欠点を解消するために、本出願人は第
6図(a)〜(f)に示すような新規なフィールド領域
形成手段による半導体装置の製造方法を提供した。以下
、この方法について説明する。
(i)まず、シリコン基板(P型、結晶方位:(100
))11上に光蝕刻法により溝部形成予定部が除去され
たレジスタパターン12を形成する(第6図(a))。
(N)次に、レジスタパターン12をマスクとしてシリ
コン基板11をRIE (リアクティブ・イオン・エツ
チング)などによりエツチングし、垂直に近い壁面をを
し、例えば幅1.cm、深さ2pの溝13を形成する(
第6図(b))。
(iii)次に、レジストパターン12をマスクとして
基板11と同電導型の不純物であるボロンを、例えば加
速電圧50KeV、  ドーズ量 5×1012/dの
条件でイオン注入した後、熱処理を施して溝13の底部
にチャンネルストッパ領域としてのP中領域14を形成
する (第6図(C))。
(tv)次に、レジストパターン12を除去した後5i
02膜15をCVD (Chemica IVapou
r  Deposition)法により溝13の開口部
の幅Sの半分(0,5u)以上の厚さく例えば0.6M
)に堆積する (第6図(d) ’) 、 :(7)と
き、CVD−5i 02膜15は基板11及び溝13内
壁面に徐々に堆積され、溝13の開口部まで十分埋め込
まれる。なお、この堆積時においては選択酸化法の如く
高温、長時間の熱酸化処理が解消されることにより、P
中領域14の再拡散は殆んど起きない。
(v)次に、CVD−3i02膜15を高化アンモンで
溝13以外のシリコン基板11部分が露出するまで全面
エツチングする。このとき、基板11」−のCVD−5
i02膜15部分の膜厚分だけ除去され満13内にのみ
CVD−3i02膜か残留し、これによって基板11内
に埋め込まれたフィールド領域16が形成される (第
6図(e ) ) 。
(vi)その後、通常の工程によりフィールド領域16
で分離された島状の素子形成領域にゲート酸化膜17を
介してエツチングからなるゲート電極18を形成し、砒
素拡散を行なってソース、ドレインのn十領域19を形
成し、層間絶縁膜20を堆積し、さらにコンタクトホー
ル21を開け、At配線22を設けることによりLSI
の主要な工程を終える(第6図(f))。
以上のような工程をとることによって選択酸化法の欠点
は取り除くことができる。すなわち、(1)  フィー
ルドの最小幅Sは溝13の最小幅Sによって決まり、選
択酸化法のときのような所謂バードビークは発生するこ
とがないので、溝13の幅を小さくすることができる限
り、いくらでも集積化が可能である。
(2)  フィールド幅を短、か(すると、従来の選択
酸化法では寄生MOS)ランジスタのチャンネル長が短
くなり、ショートチャンネル効果によりフィールドの反
転電圧が下り、フィールド間のリーク電流が流れやすく
なる傾向にあったが、この方法を用いれば寄生MOSト
ランジスタのチャンネル長は溝13の深さを深くすれば
いくらでも長くすることが可能であり、フィールドのシ
ョートチャンネル効果を容易に防ぐことができる。
(3)  フィールド反転防止のためP中領域14は溝
13の下部にあるため、溝13を深くすれば素子形成領
域まで拡散してくることがなく、前述のナロウチャンネ
ル効果などによる素子特性の劣化、及びn十層とP+領
域との接合によるn十層と基板間の浮遊容量の増大がな
くなる。
(4)  選択酸化法のようなフィールド酸化がないの
で、フィールド酸化膜が窒化膜の下に食い込むときに生
ずるストレスによって発生するシリコン基板11の欠陥
がない。
(5)選択酸化法ではフィールド領域と素子領域の間に
段差が生ずるが、この方法ではフィールド領域間を全く
平坦にすることが可能であり、マイクロリソグラフィー
に極めて適した構造となっている。
以上のようにこの方法には多くの利点がある。
しかしながら、すべて幅の狭いフィールド領域でLSI
を形成する場合はよいが、幅の広いフィールド領域を形
成する場合は多少の困難がある。すなわち、フィールド
領域の幅Sは溝13の幅Sによって決まってしまい、溝
13に絶縁膜を残すためには絶縁膜を膜厚Te1/2S
としなければならず、フィールド領域の幅が広いときに
は絶縁膜も堆積しなければならない。例えば20−幅の
フィールドを形成するには絶縁膜の膜厚を1011In
以上としなければならず、堆積時間、膜厚精度、クラッ
クの発生しない条件など困難な問題が多い。さらに、2
001m幅のフィールド(例えば、AIポンディングパ
ッドの下部など)などはこの方法で形成することが非常
に困難となる。このため、幅の広いフィールドを必要と
する場合は、第7図に示すように、まず前述の方法に従
って幅の狭いフィールド領域16を埋め込んだ後、例え
ば5i02の絶縁膜23を堆積し、写真蝕刻法によりこ
の絶縁膜23を部分的に残し、幅の広いフィ−ルド領域
24を形成するような方法をとっていた。
この方法では幅の広いフィールド酸化膜の形成が可能で
、なおかつ選択酸化法の欠陥の大部分を克服できるが、
場合によっては1つ大きな欠点が発生する。すなわち、
第7図の幅の広いフィールド領域24の端部で段差が生
じ、平坦性が失われることである。選択酸化法の場合は
、フィールド膜の半分はシリコン基板に埋まるが、この
方法ではフィールド膜厚がそのまま段差となるので、選
択酸化法の場合以上の段差が生じる。このため、幅の広
いフィールド膜近傍でマイクロリソグラフィーを必要と
する場合には大きな障害となっていた。
この発明は上記実情に鑑みてなされたもので、その目的
は、従来の素子分離技術の問題点を解消し、LSIの高
集積化及び高性能化を可能とする半導体装置の製造方法
を提供することにある。
以下、図面を参照してこの発明の一実施例をnチャンネ
ルMOSLSIの製造工程に適用した場合について説明
する。
(i)  まず、シリコン基板(P型、結晶方位。
(100))31に写真蝕刻法などを用いてレジスト膜
32のパターニングを行う (第1図(a))。
(ji)次に、レジスト膜32をマスクとして、エツチ
ングを行い、垂直又は垂直に近い側面をもった幅の狭い
溝33を形成する。この溝33の深さは例えば2pとす
る。また、エツチングの方法は、イオンエツチングやり
アクティブイオンエツチングであってもよい(第1図(
b))。
(fii)次に、レジスト膜32をマスクとして例えば
ボロンを加速電圧50KeV、ドーズ量5×1012/
cdの条件でイオン注入し、溝33の底部にP十領域(
チャンネルストッパー領域)34を形成する(第1図(
C))。
(iv)次に、レジスト膜32を剥離した後、溝33の
幅の半分以上の膜厚(例えば溝33の幅が1、o、+の
ときは0.5−以上の膜厚として例えば0.6.)の絶
縁膜(例えばCV D S i O2膜又はSi3N4
膜)35を堆積し溝33を埋める(第1図(d))。
(V)次に、絶縁膜35をシリコン基板31が露出する
までエツチングする。これにより溝33部にのみ埋込み
フィールド絶縁膜36□、36□。
363が残る(第1図(e))。
(vi)次に、シリコン基板31上に薄い絶縁膜(例え
ば500人の熱酸化膜)37を形成し、この絶縁膜37
上に耐酸化性MC例えば3000AのSi3N4膜)3
8を堆積する (第1図(f))。
(v目)次に、写真蝕刻法を用いて埋込みフィールド絶
縁膜361,362.363上に境界の全部又は一部が
くるようにレジスト膜39をバターニングする。そして
、このレジスト膜39をマスクにして耐酸化性膜38を
エツチングし、薄い絶縁膜37をエツチングし、さらに
シリコン基板31をエツチングし溝40を形成する。こ
のシリコン基板31をエツチングするときには、埋込み
フィールド絶縁膜36..362,363が全くエツチ
ングされないか、又は殆んどエツチングされないように
する(第1図(g))。なお、薄い絶縁膜37又はシリ
コン基板31をエツチングする前にレジスト膜39を剥
離してその後のエツチングは耐酸化性膜38をマスクに
して行ってもよい。
また、シリコン基板31のエツチング深さは後の酸化条
件などによっても変るが、ここでは例えば5000人と
する。
(viii)次に、レジスト膜39((vii)でレジ
スト膜39を剥離した場合は耐酸化性膜38)をマスク
にして例えばボロンを加速電圧50KeV。
ドーズml x 10” /ciでイオン注入し溝40
の底部にP十領域41を形成する (第1図(h))。
(1x)次に、レジスト膜39を剥離した後、耐酸化性
膜38をマスクとしてフィールド酸化を行い、埋込みフ
ィールド絶縁膜362.363の間にフィールド酸化膜
42を例えば膜厚1pで形成し、幅の広いフィールド絶
縁膜を形成する。ここで、シリコン基板31のエツチン
グ深さの2倍のフィ−ルド酸化膜42を形成すれば、素
子形成領域と平坦な幅の広いフィールド絶縁領域を形成
することができる (第1図(i))。このとき、埋込
みフィールド絶縁膜362,363としてSi3N4膜
などを用いれば、フィールド酸化時におけるフィールド
酸化膜42の横方向への食い込み(バードビーク)は原
理的に全く生じないし、また埋込みフィールド絶縁膜3
62,363として5i02膜を用いた場合もバードビ
ークは殆んど問題とならない。
(x)  次に、耐酸化性11638及びその下の薄い
絶縁膜37をエツチング除去する (第1図(j))。
(xi)最後に、ゲート酸化膜43、ゲート電極(例え
ば多結晶シリコン)44を設け、例えば砒素を拡散して
ソース、ドレインとなるn中領域45を形成し、層間絶
縁膜 (例えば CVD5 i O2膜)46を堆積し
、コンタクトホール47を開け、例えばAIの配線48
を施し、LSIの主要な工程を終える(第1図(k))
以上のような工程を用いることにより、前述の選択酸化
法を用いた場合の種々の欠点を克服することができると
共に、段差を有しない任意の幅のフィールド絶縁領域を
形成することが可能となる。
従って、LSIの高集積化及び高性能化に大いに貢献す
ることができる。
次に、この発明の他の種々の実施例について説明する。
(1)  シリコン基板31に溝33を形成する場合、
第1図(a)〜(k)に示した実施例ではレジスト膜3
2をマスクにして開けたが、これは写真蝕刻法を行う前
にシリコン基板31に絶縁膜(例えば5i02膜)49
を成長させる(第2図(a))。
その後、写真蝕刻法を用いレジスト膜50をマスクにし
て絶縁膜49、及びシリコン基板31をエツチングして
溝33を形成してもよい(第2図(b))。
また、この絶縁膜49をパターニングした(第2図(C
))後、この絶縁膜49をマスクにしてエツチングを行
い、溝33を形成してもよい(第2図(d))。
(2)第1図(a)〜(k)に示した実施例ではイオン
注入してP中領域(チャンネルストッパ領域)34を形
成するようにしたが、シリコン基板31の濃度等の条件
によってはこのP中領域34は必ずしも必要ではなくイ
オン注入を行わなくてもよい。またイオン注入のマスク
はレジスト膜32に限らず、絶縁膜49などでもよい 
(第2図(d))。
(3)  満33に絶縁膜35を埋め込む前に予め溝3
3の内部に絶縁膜51を成長させておいてもよい(第3
図)。この絶縁膜51は例えばシリコン基板31を酸化
して形成してもよいし、CVD膜などを堆積してもよい
。なお、このとき溝33の開口部の幅は絶縁膜51の膜
厚の2倍分だけ狭くなっている。
(4)絶縁膜35をエツチングして溝33部にのみ埋め
込みフィールド絶縁膜 36..362 。
363を残すとき、このフィールド絶縁膜361゜36
2.363がシリコン基板31の表面から落ち込むよう
な構造をとってもよい。
(5)  埋込みフィールド絶縁膜36□、36□。
363の深さはそれぞれ異なっていてもよい。
(6)溝33部に絶縁膜35を堆積し、溝33部を完全
に塞いだ後、この上に低溶融性絶縁膜(例えば、ボロン
硅化ガラスBSG、リン硅化ガラスPSG、砒素硅化ガ
ラスAs SG等)を堆積し、これを溶融させてから絶
縁膜35をエツチングして溝33部に絶縁膜を埋め込ん
でもよい。
(7)絶縁膜35の代りに上記低溶融性絶縁膜を用いて
もよい。また、溶融する膜と溶融しない膜の2層構造で
もよい。
(8)第1図(a)〜(k)に示した実施例では、耐酸
化性膜38としてSi3N4膜を用いたが、シリコン基
板31の酸化を抑えることのできる膜なら何でもよく、
例えばAl2O3膜あるいは厚い5i02膜でもよい。
(9)第1図(a)〜(k)に示した実施例では、耐酸
化性膜38を堆積してから写真蝕刻法を用い耐酸化性膜
38及びシリコン基板31をエツチングしたが、始めに
シリコン基板31をエツチングして溝40を設け、後で
耐酸化性膜38を堆積し、写真蝕刻法を用いて溝40部
の耐酸化性膜38をエツチングした後でフィールド酸化
を行ってもよい。
(10)第1図(a)〜(k)に示した実施例では、耐
酸化性膜38をエツチングした後シリコン基板31をエ
ツチングして溝40を設けてからフィールド酸化を行っ
ていたが、耐酸化性膜38をエツチングした後シリコン
基板31をエツチングせずにフィールド酸化を行っても
よい(第4図(a)。
(b))。この場合はフィールド領域と素子領域の=+
1坦性は多少犠牲となるが、チャンネルストッパ用P十
領域34の素子領域への拡散を抑制する効果は大きい。
このとき、絶縁膜37は必ずしも堆積しなくてもよい。
また、絶縁膜37が5i02膜のように基板上に残置さ
れても下の基板(例えばシリコン基板31)がフィール
ド酸化時に酸化されるものであれば、第4図(a)に示
すようにではなく、薄い絶縁膜37をエツチングせずに
フィールド酸化を行ってよい。
(11)  (10)の実施例において、耐酸化性膜3
8をマスクとしてフィールド酸化膜42をエツチングし
て平坦な構造としてもよい(第4図(C))。
(12)  (11)の実施例は、(10)の実施例の
ようにシリコン基板31をエツチングせずにフィールド
酸化を行ったもののみならず、シリコン基板31をエツ
チングしてフィールド酸化を行ったものについても適用
される。これは、シリコン基板31をエツチングしたに
もかかわらず、フィールド酸化膜42が厚(つきシリコ
ン基板31表面より上に出て平坦性が損われている場合
に有効である。
(13)以上の実施例はnチャンネル MO5LSIの
製造工程について説明したが、PチャンネルMO8LS
Iの製造工程についても適用できることは勿論である。
以上説明したようにこの発明によれば、従来の選択酸化
法を用いた場合の種々の欠点を克服することカミできる
と共に、段差を有しない任意の幅のフィールド絶縁領域
を形成することができ、もってLSIの高集積化及び高
性能化を図ることのできる半導体装置の製造方法を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)ないしくk)はこの発明の一実施例に係る
nチャンネルMO8LSIの製造工程を示す断面図、第
2図(a)ないしくd)、第3図、第4図(a)ないし
くC)それぞれはこの発明の他の実施例を示す断面図、
第5図は従来の選択酸化法による問題点を説明するため
の断面図、第6図(a)ないしくf)は本出願人が既に
提案した方法によるnチャンネルMO3LSIの製造工
程を示す断1m図、第7図は第6図(a)ないしくf)
の変形手段によりフィールド領域を形成した状態を示す
断面図である。 31・・・シリコン基板、32・・・レジスト膜、33
・・・1M 、’ 34・・・P中領域 (チャンネル
ストッパ領域)、35・・・絶縁膜、361.362.
363・・・埋込みフィールド絶縁膜、37・・・薄い
絶縁膜、38・・・耐酸化性膜、39・・・レジスト膜
、40・・・溝、41・・・P中領域、42・・・フィ
ールド酸化膜、43・・・ゲート酸化膜、44・・・ゲ
ート電極、45・・・n+領領域ソース、ドレイン)、
46・・・層間絶縁膜、47・・・コンタクトホール、
48・・・At配線。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1図 LQ 第2図 第2図 第3図

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体基板の所望部分に第1の溝部を複数設ける
    工程と、上記第1の溝部に絶縁膜を少なくとも第1の溝
    部の開口部の最小の幅の半分以下の厚さとなるように堆
    積する工程と、上記絶縁膜をエッチングして上記第1の
    溝部内に絶縁膜を残置させる工程と、上記絶縁膜の残置
    した半導体基板の主面に耐酸化性膜を選択的に堆積する
    工程と、境界の少なくとも一部が上記第1の溝部間に位
    置するように上記耐酸化性膜を選択的に除去する工程と
    、上記耐酸化性膜をマスクに上記基板を酸化して第1の
    溝部間にフィールド領域を形成する工程とを具備したこ
    とを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. (2)前記絶縁膜の残置した基板主面に耐酸化性膜を堆
    積した後、この耐酸化性膜及び基板の前記第1の溝部間
    を選択的にエッチングすることにより、前記第1の溝部
    に残置した絶縁膜を少なくとも側面の一部に有する第2
    の溝部を設け、しかる後、耐酸化性膜をマスクとしてフ
    ィールド酸化を行なうようにした特許請求の範囲第1項
    に記載の半導体装置の製造方法。
  3. (3)前記半導体基板に第1の溝部を設けた後、基板全
    面又は少なくとも溝部の一部を酸化又は窒化処理して第
    1の溝部が塞がれない程度の酸化膜又は窒化膜を成長せ
    しめるようにした特許請求の範囲第1項又は第2項のい
    ずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  4. (4)前記半導体基板に第1の溝部を設けた後、又は基
    板に第2の溝部を設けた後に、基板と同一導電型の不純
    物を各溝部の下部又は側部の基板の一部に選択的にドー
    ピングするようにした特許請求の範囲第1項又は第2項
    のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  5. (5)前記第1の溝部を設けた半導体基板に前記絶縁膜
    を堆積した後、この絶縁膜の全体もしくは一部に低溶融
    性絶縁膜を堆積し、この低溶融性絶縁膜を溶融させた後
    、絶縁膜をエッチングするようにした特許請求の範囲第
    1項又は第2項のいずれかに記載の半導体装置の製造方
    法。
  6. (6)前記絶縁膜の残置した基板の第1の溝部間を選択
    的にエッチングすることにより前記第1の溝部に残置し
    た絶縁膜を少なくとも側面の一部に有する第2の溝部を
    設けた後、基板全面に耐酸化性膜を堆積し第2の溝部の
    耐酸化性膜をエッチングし、しかる後この耐酸化性膜を
    マスクとしてフィールド酸化を行なうようにした特許請
    求の範囲第1項に記載の半導体装置の製造方法。
  7. (7)前記フィールド酸化後に耐酸化性膜をマスクとし
    てフィールド酸化膜の一部をエッチングして表面が平坦
    となるようにした特許請求の範囲第1項、第2項、第6
    項のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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JPS619737A (ja) * 1984-06-25 1986-01-17 Hitachi Ltd デ−タベ−ス処理方法および装置

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