JPS6216211A - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS6216211A JPS6216211A JP15418585A JP15418585A JPS6216211A JP S6216211 A JPS6216211 A JP S6216211A JP 15418585 A JP15418585 A JP 15418585A JP 15418585 A JP15418585 A JP 15418585A JP S6216211 A JPS6216211 A JP S6216211A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- face
- magnetic
- core
- tape
- magnetic head
- Prior art date
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- Pending
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- Magnetic Heads (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[技術分野]
本発明は磁気ヘッドに係り、さらに詳細には単結晶フェ
ライトから成るコア半体を磁気ギャップ位置で突き合せ
て構成される磁気ヘッドに関する。
ライトから成るコア半体を磁気ギャップ位置で突き合せ
て構成される磁気ヘッドに関する。
[従来技術]
従来家庭用VTRヘッドのコア材としては単結晶フェラ
イトが広く用いられてきたが、近年開発されたメタルテ
ープなとの高保磁力媒体を磁化するには磁束密度をもっ
と向上させる必要がある。
イトが広く用いられてきたが、近年開発されたメタルテ
ープなとの高保磁力媒体を磁化するには磁束密度をもっ
と向上させる必要がある。
単結晶フェライトコアの磁束密度は通常のγ−Fe2O
3やCOドープ7−Fe2O3テープを磁化するために
は5000G程度あれば充分であったが、高保磁力の媒
体に対しては少なくとも6000G以上の磁束密度が必
要になる。
3やCOドープ7−Fe2O3テープを磁化するために
は5000G程度あれば充分であったが、高保磁力の媒
体に対しては少なくとも6000G以上の磁束密度が必
要になる。
フェライトの磁束密度は最大で6000〜6800G程
度望めるが、従来の組成の単結晶フェライトでは磁気歪
が大きいため、ヘッド化してテープを摺動させると大き
な摺動ノイズを発生する欠点がある。磁束密度が大きく
摺動ノイズの低いコア材としてはセンダストやアモルフ
ァスなどがあげられるが、材質、製法にコストがかかる
上、VTRで扱う周波数帯域、テープとの相対速度を考
えると、透磁率や対摩耗性が充分でない。
度望めるが、従来の組成の単結晶フェライトでは磁気歪
が大きいため、ヘッド化してテープを摺動させると大き
な摺動ノイズを発生する欠点がある。磁束密度が大きく
摺動ノイズの低いコア材としてはセンダストやアモルフ
ァスなどがあげられるが、材質、製法にコストがかかる
上、VTRで扱う周波数帯域、テープとの相対速度を考
えると、透磁率や対摩耗性が充分でない。
[目 的コ
本発明は以上の問題点に鑑みてなされたもので、簡単で
安価な構造により、高保磁力の記録媒体を充分に磁化で
き、摺動ノイズが小さくまた耐久性に優れた磁気ヘッド
を提供することを目的とする。
安価な構造により、高保磁力の記録媒体を充分に磁化で
き、摺動ノイズが小さくまた耐久性に優れた磁気ヘッド
を提供することを目的とする。
[発明の構成]
本発明では以上の目的を達成するために、単結晶フェラ
イトから成るコア半体を磁気ギャップ位置で突き合せて
構成される磁気ヘッドにおいて、結晶面の配置方向に関
して前記コア半体の主磁路形成面を(110)面、記録
媒体摺動面を(110)面、前記突き合せ面を(100
)面とした構成を採用した。
イトから成るコア半体を磁気ギャップ位置で突き合せて
構成される磁気ヘッドにおいて、結晶面の配置方向に関
して前記コア半体の主磁路形成面を(110)面、記録
媒体摺動面を(110)面、前記突き合せ面を(100
)面とした構成を採用した。
[実施例]
以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を詳・ 細に
説明する。
説明する。
M n Z n単結晶フェライトのF e 203、Z
nO1M n Oの組成と、Bto (looec7
)磁界中における磁束密度)の関係を第1図に示す。
nO1M n Oの組成と、Bto (looec7
)磁界中における磁束密度)の関係を第1図に示す。
図においてaは結晶異方性定数に1=0のライン(破線
)、bは磁気全入s=0のライン(実線)を示している
。
)、bは磁気全入s=0のライン(実線)を示している
。
同図に見るように、BloはFe203の多い組成はど
大きくなるが、入s=0のラインから離れていることが
わかる。
大きくなるが、入s=0のラインから離れていることが
わかる。
ここで第1図に符号1〜6で示した組成の単結晶フェラ
イトにより第2図に示すような磁気ヘッドを作成し、周
波数0.7MHzにおける摺動ノイズの測定を行なった
結果を第3図に示す。第2図において符号Cは単結晶フ
ェライト、dは磁気ギャップとなる突き合せ面に設けた
ガラスである。単結晶フェライトによるコアは、従来家
庭用VTRなどに用いられている磁気ヘッドと同様に、
左右のコア半体の磁化容易軸方向と突き合せ面が角度θ
により斜交するように突き合せた。
イトにより第2図に示すような磁気ヘッドを作成し、周
波数0.7MHzにおける摺動ノイズの測定を行なった
結果を第3図に示す。第2図において符号Cは単結晶フ
ェライト、dは磁気ギャップとなる突き合せ面に設けた
ガラスである。単結晶フェライトによるコアは、従来家
庭用VTRなどに用いられている磁気ヘッドと同様に、
左右のコア半体の磁化容易軸方向と突き合せ面が角度θ
により斜交するように突き合せた。
第3図に示すように、Bloの大きい組成はど摺動ノイ
ズが大きくなる。摺動ノイズは、一般にテープから磁気
ヘッドに伝わった振動が逆磁歪現象を生じ、コア内に磁
気的変化をもたらすために起きるものである。したがっ
て、BIOが大きく磁気全入の大きな組成はど摺動ノイ
ズを発生しやすい。ここで第1図の符号2.4.6の組
成の磁気全入Sとλ<u+)、入(+00)の絶対値を
第4図に示しておく。
ズが大きくなる。摺動ノイズは、一般にテープから磁気
ヘッドに伝わった振動が逆磁歪現象を生じ、コア内に磁
気的変化をもたらすために起きるものである。したがっ
て、BIOが大きく磁気全入の大きな組成はど摺動ノイ
ズを発生しやすい。ここで第1図の符号2.4.6の組
成の磁気全入Sとλ<u+)、入(+00)の絶対値を
第4図に示しておく。
上記のように、摺動ノイズは逆磁歪現象によるコアの磁
気歪現象であるから、磁歪λSと結晶異方性エネルギー
Ekに大きく依存すると考えられる。そこで第3図の従
来構造における結晶異方性エネルギーEkと誘導磁気異
方性エネルギーE26を求めてみると、 EX =に1 s i n2θ・cos2θ、Eλ6=
醤入ρ、f・ (α22 γ22+α32γ3 2
j)、+3人77.σ(α2 α3 γ2 γ3)とな
る、ここでσは外部応力、α2、α3は飽和磁化の方向
余弦、γ2、γ3は外部応力の方向余弦を示す。このこ
とから入 λ の絶対値を小<1’)”
(用ン さくとれば摺動ノイズを低減できることがわかる。これ
は第3図、第4図の実験結果と対応する。なお異方性エ
ネルギーEkに関しては異方性定数に1〉0となってい
た方がよい。
気歪現象であるから、磁歪λSと結晶異方性エネルギー
Ekに大きく依存すると考えられる。そこで第3図の従
来構造における結晶異方性エネルギーEkと誘導磁気異
方性エネルギーE26を求めてみると、 EX =に1 s i n2θ・cos2θ、Eλ6=
醤入ρ、f・ (α22 γ22+α32γ3 2
j)、+3人77.σ(α2 α3 γ2 γ3)とな
る、ここでσは外部応力、α2、α3は飽和磁化の方向
余弦、γ2、γ3は外部応力の方向余弦を示す。このこ
とから入 λ の絶対値を小<1’)”
(用ン さくとれば摺動ノイズを低減できることがわかる。これ
は第3図、第4図の実験結果と対応する。なお異方性エ
ネルギーEkに関しては異方性定数に1〉0となってい
た方がよい。
以上からBIOの大きな単結晶フェライトを用いる場合
には磁気型入s (=5−λ(u1)” gλ(Ioo
?は大きいが入〈贈は小さいのでこれを利用すれば摺動
ノイズの小さい磁気ヘッドを得ることができると考えら
れる。
には磁気型入s (=5−λ(u1)” gλ(Ioo
?は大きいが入〈贈は小さいのでこれを利用すれば摺動
ノイズの小さい磁気ヘッドを得ることができると考えら
れる。
そこで、本実施例においては、テープ接触の際の上下運
動による磁気的変化をコアに与えないようにするため、
第5図に示すように単結晶フェライトによるコア半体の
(110)面内の磁化容易軸方向をテープ摺動面と垂直
方向にとった磁気ヘッドを作製した。ここで、結晶面の
配置方向は前記コア半体の主磁路形成面が(tio)面
、記録媒体摺動面が(110)面、前記突き合せ面が(
100)面となっている。なおこの際のEX6はE
=3人 ・(CO52θ−5) λ62100σ と示され、入(100)が小さければEえ、は小さくな
るはずである。
動による磁気的変化をコアに与えないようにするため、
第5図に示すように単結晶フェライトによるコア半体の
(110)面内の磁化容易軸方向をテープ摺動面と垂直
方向にとった磁気ヘッドを作製した。ここで、結晶面の
配置方向は前記コア半体の主磁路形成面が(tio)面
、記録媒体摺動面が(110)面、前記突き合せ面が(
100)面となっている。なおこの際のEX6はE
=3人 ・(CO52θ−5) λ62100σ と示され、入(100)が小さければEえ、は小さくな
るはずである。
ここで第1図の符号6の組成を用いた第2図の従来構成
によるBt o =6300Gのヘッド、同じく符号6
の組成による同じBloの第5囚の構成を有するヘッド
、および符号4の組成によるBlo=5200Gの従来
構造によるヘッドの摺動ノイズおよび記録再生特性をそ
れぞれ符号6A、6B、6Cで示す(第6図、第7図)
。第6図に示すように、第5図の構成によればBIOの
高いフェライトを用いても摺動ノイズは従来の5200
Gのヘッドと同等のレベルに抑えることができた。また
、第7図に示すように、磁化効率がBIOの上昇により
向上するので、従来の5200Gのヘッドから大きく記
録再生特性を向上させることができた。これは従来構造
による高磁束密度のヘッドと同等の特性であった。
によるBt o =6300Gのヘッド、同じく符号6
の組成による同じBloの第5囚の構成を有するヘッド
、および符号4の組成によるBlo=5200Gの従来
構造によるヘッドの摺動ノイズおよび記録再生特性をそ
れぞれ符号6A、6B、6Cで示す(第6図、第7図)
。第6図に示すように、第5図の構成によればBIOの
高いフェライトを用いても摺動ノイズは従来の5200
Gのヘッドと同等のレベルに抑えることができた。また
、第7図に示すように、磁化効率がBIOの上昇により
向上するので、従来の5200Gのヘッドから大きく記
録再生特性を向上させることができた。これは従来構造
による高磁束密度のヘッドと同等の特性であった。
第5図の構造は符号6の組成に限定されることなく、B
IOの低い組成でも実施できるのはもちろんであるが、
メタルテープなどの高保持力媒体に向いた6000〜6
500Gの組成は第1図のに1=O(7)ラインに沿っ
たF e 203が60〜65mo 1%、M n O
が20〜30 m o 1%。
IOの低い組成でも実施できるのはもちろんであるが、
メタルテープなどの高保持力媒体に向いた6000〜6
500Gの組成は第1図のに1=O(7)ラインに沿っ
たF e 203が60〜65mo 1%、M n O
が20〜30 m o 1%。
ZnOが5〜15mol%の範囲のものである。
[効 果]
以上の説明から明らかなように、本発明によれば単結晶
フェライトから成るコア半体を磁気ギャップ位置で突き
合せて構成される磁気ヘッドにおいて、結晶面の配置方
向に関して前記コア半体の主磁路形成面を(110)面
、記録媒体摺動面を(110)面、前記突き合せ面を(
100)面とした構成を採用しているため、簡単安価な
フェライトを用いた構成により摺動ノイズが小さく、耐
摩耗性に優れしかも摺動ノイズの小さな優れた磁気ヘッ
ドを提供することができる。
フェライトから成るコア半体を磁気ギャップ位置で突き
合せて構成される磁気ヘッドにおいて、結晶面の配置方
向に関して前記コア半体の主磁路形成面を(110)面
、記録媒体摺動面を(110)面、前記突き合せ面を(
100)面とした構成を採用しているため、簡単安価な
フェライトを用いた構成により摺動ノイズが小さく、耐
摩耗性に優れしかも摺動ノイズの小さな優れた磁気ヘッ
ドを提供することができる。
第1図は単結晶フェライトの組成と磁束密度の関係を示
した線図、第2図は従来の磁気ヘッドの構造を示した斜
視図、第3図は第1図の各組成の摺動ノイズを示した線
図、第4図は第1図の組成の1部の磁歪を示した表図、
第5図は本発明による磁気ヘッドの構造を示した斜視図
、第6図、第7図は本発明および従来例の磁気ヘッドの
摺動ノイズおよび記録再生特性をそれぞれ示した線図で
ある。 C・・・単結晶フェライト d・・・ガラス第4図 第5図 <IQO>
した線図、第2図は従来の磁気ヘッドの構造を示した斜
視図、第3図は第1図の各組成の摺動ノイズを示した線
図、第4図は第1図の組成の1部の磁歪を示した表図、
第5図は本発明による磁気ヘッドの構造を示した斜視図
、第6図、第7図は本発明および従来例の磁気ヘッドの
摺動ノイズおよび記録再生特性をそれぞれ示した線図で
ある。 C・・・単結晶フェライト d・・・ガラス第4図 第5図 <IQO>
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)単結晶フェライトから成るコア半体を磁気ギャップ
位置で突き合せて構成される磁気ヘッドにおいて、結晶
面の配置方向に関して前記コア半体の主磁路形成面を(
110)面、記録媒体摺動面を(110)面、前記突き
合せ面を(100)面としたことを特徴とする磁気ヘッ
ド。 2)前記単結晶フェライトの組成がFe_2O_3が6
0〜65mol%、MnOが20〜30mol%、Zn
Oが5〜15mol%の範囲にあることを特徴とする特
許請求の範囲第1項に記載の磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15418585A JPS6216211A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15418585A JPS6216211A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 磁気ヘツド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6216211A true JPS6216211A (ja) | 1987-01-24 |
Family
ID=15578693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15418585A Pending JPS6216211A (ja) | 1985-07-15 | 1985-07-15 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6216211A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03124313U (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-17 |
-
1985
- 1985-07-15 JP JP15418585A patent/JPS6216211A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03124313U (ja) * | 1990-03-30 | 1991-12-17 |
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